JP2002111385A - 表面実装型圧電発振器 - Google Patents

表面実装型圧電発振器

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JP2002111385A
JP2002111385A JP2000300662A JP2000300662A JP2002111385A JP 2002111385 A JP2002111385 A JP 2002111385A JP 2000300662 A JP2000300662 A JP 2000300662A JP 2000300662 A JP2000300662 A JP 2000300662A JP 2002111385 A JP2002111385 A JP 2002111385A
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recess
chip component
circuit board
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wiring pattern
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JP2000300662A
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Kyo Horie
協 堀江
Tomohiro Tamura
智博 田村
Masayuki Sakai
雅行 酒井
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ部品の実装高さを増大させずに占有面
積を低減することができ、プリント基板の狭面積化、搭
載部品数の増大を実現できる。 【解決手段】 プリント基板上に凹所を形成してチップ
部品の狭面積側の一側面を下向きにして嵌合し、チップ
部品両端の電極をプリント基板上面の配線パターンと半
田接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電振動素子と、
発振回路を構成する回路部品とを備えた圧電発振器にお
いて、搭載部品の占有面積及び実装高さを低減して発振
器全体の狭面積化及び低背化を実現した表面実装型圧電
発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の移動体通信機器の普及に
伴う低価格化及び小型化の急激な進展により、これらの
通信機器において周波数制御デバイスとして使用される
水晶発振器等の圧電発振器に対しても、低価格化、小型
化、及び薄型化の要請が高まっている。このような要請
に対しては、水晶振動子の他に、周波数調整回路、周波
数温度補償回路等を含む発振回路を集積化、IC化した
回路部品を一つの表面実装用プリント基板上に搭載して
コンパクト化を図っている。図5は従来の表面実装型圧
電発振器の概略構成を示す縦断面図であり、ガラスエポ
キシ等の絶縁材料から成る表面実装用プリント基板(以
下、プリント基板、という)1上の配線パターン2上
に、パッケージ化された水晶振動子3、チップ部品とし
ての回路部品4を実装し、該各部品を含むプリント基板
上面を蓋5により包囲した構成を有する。チップ部品と
しての回路部品4は、直方体等の6面体であり、長手方
向両端部の電極4aを配線パターン2上に載置して半田
6により接続される。このタイプの圧電発振器は、プリ
ント基板1の平坦な上面に各種部品3、4をそのまま実
装するため、個々の部品3、4の占有面積と部品間のク
リアランスを含めた合計の占有面積が部品数の増大に伴
って増大し、その結果プリント基板2の面積及び圧電発
振器全体の占有面積が大型化する。特に、チップ部品4
は、図示のごとく面積が広い面を下向きにした正規の搭
載姿勢でプリント基板上に搭載されるので部品の実装高
さを低減して薄型化に貢献する一方で、この搭載姿勢は
部品の占有面積を大きくする原因となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、表面実装用プリント基板上に、圧
電振動子と、周波数調整回路、周波数温度補償回路等を
含む発振回路を構成するチップ状の回路部品とを搭載し
た圧電発振器において、プリント基板上に搭載すべき部
品点数が増大したとしても、プリント基板の面積を拡大
する必要をなくして圧電発振器全体の占有面積の増大を
防止、或は該占有面積を減少させることを可能とした表
面実装型圧電発振器を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、表面実装用プリント基板上に圧
電振動子と、発振回路を構成する回路部品を搭載した表
面実装型圧電発振器において、前記表面実装用プリント
基板上面に凹所を形成し、該凹所内に、広面積の面を下
向きにした正規の搭載姿勢ではなく狭面積の一側面を下
向きにしてチップ部品を嵌合することにより、該凹所の
対向し合う2つの端縁にチップ部品の両端部の電極を対
面させ、前記凹所の周縁に相当するプリント基板上に形
成した配線パターンを該チップ部品の両端部の電極と半
田により導通接続したことを特徴とする。請求項2の発
明は、表面実装用プリント基板上に圧電振動子と、発振
回路を構成する回路部品を搭載した表面実装型圧電発振
器において、前記表面実装用プリント基板上面に、内部
に下部配線パターンを備えた凹所を形成して該凹所内に
チップ部品を嵌合し、該チップ部品の両端部の電極を該
下部配線パターンと半田接続し、前記凹所の周縁に相当
するプリント基板上に形成した上部配線パターンを前記
チップ部品の両電極と半田接続したことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記チップ部品の少なくとも一方の
電極が対面する前記凹所の内壁に半スルーホールを形成
し、半スルーホール内の導体膜と該電極との間を半田に
より接続したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1(a)(b)及び(c)は本
発明の第1の実施形態に係る表面実装型圧電発振器の斜
視図、及び要部縦断面図である。この表面実装型圧電発
振器は、例えば水晶発振器10であり、ガラスエポキシ
等の絶縁材料から成る表面実装用プリント基板(以下、
プリント基板、という)11上の配線パターン12上に
パッケージ化された水晶振動子13を搭載すると共に、
プリント基板11の上面に形成した凹所14内にチップ
部品としての回路部品15を嵌合して実装し、該各部品
13、15を含むプリント基板上面を蓋16により包囲
して該蓋16の裾部をプリント基板周縁等に固定した構
成を有する。なお、回路部品15は、周波数調整回路、
周波数温度補償回路等を含む発振回路を構成する。この
実施形態に係る水晶発振器の特徴は、表面実装用プリン
ト基板11上面に凹所14を形成して該凹所14内にチ
ップ部品15を正規の搭載姿勢ではなくその一側面(狭
面積の側面)を下向きにして嵌合することにより凹所1
4の対向し合う2つの端縁にチップ部品の両端部の電極
15aを対面させ、更に凹所14の周縁に相当するプリ
ント基板上に形成した配線パターン12を該チップ部品
15の両端部の電極15aと半田18により導通接続し
た構成にある。凹所14の深さは、図示のような姿勢に
てチップ部品15を嵌合させた時に、プリント基板上面
より突出するチップ部品15の突出高さが水晶振動子1
3その他の表面実装部品を越えない程度に設定する。チ
ップ部品15の突出高さは、凹所の深さを調整すること
により、種々調整可能である為、従来の搭載方法に比べ
て部品の突出高さを低減することが可能となる。プリン
ト基板上面より突出したチップ部品15の電極15aと
配線パターン12との間を半田18により接続すること
により電気的機械的に十分な接続強度を確保できる。
【0006】次に、図2はプリント基板上に設けた凹所
14内にチップ部品15を嵌合した場合にチップ部品1
5の両電極15aとプリント基板側の配線パターンとの
導通を確保するための他の構成例を示す断面図である。
この接続方法は、凹所14内底面に設けた2つの下部配
線パターン20上に各電極15aを一対一で対応させた
状態で載置した上で、両者15a,20を半田21によ
って接続するものである。しかし、この接続方法は、半
田21の広がりが凹所14の内壁によって阻害されるた
め、下部配線パターン20と半田21との接触面積、接
着力が十分に確保できず、導通不良、部品の脱落等が発
生しやすい。図3(a)(b)はこのような不具合を解消する
為の他の実施形態に係る圧電発振器の縦断面図及び平面
図であり、プリント基板11の上面に設けた凹所14の
内底面に下部配線パターン20を配置してチップ部品1
5の両端に位置する電極15aを半田21によって接続
する構成の水晶発振器(圧電発振器)10において、凹
所14の周縁に相当するプリント基板上面に設けた上部
配線パターン12を、凹所14からプリント基板上に突
出した電極15aの上部に対して半田21を用いて電気
的機械的に接続するようにした構成が特徴的である。こ
のように凹所14の内底面において電極15aの下部を
下部配線パターン20と接続するのみならず、凹所14
外においても電極15aの上部を上部配線パターン12
と半田21を用いて接続することにより接続に使用する
半田量を増大して確実な接続強度を確保できる。なお、
この実施形態は、チップ部品15の広面積面を下向きに
して凹所14内に嵌合した場合は勿論、狭面積の側面を
下向きにして凹所内に嵌合する場合にも同様に適用する
ことができる。
【0007】図4(a)及び(b)は図3の実施形態の変形例
に係る圧電発振器の要部縦断面図、及び平面図であり、
この実施形態に係る水晶発振器(圧電発振器)は、凹所
14内に嵌合配置されたチップ部品15の少なくとも一
方の電極15aが対面する凹所の内壁に半スルーホール
25を形成し、半スルーホール25内の導体膜25bに
半田21を付着させることによりチップ部品の電極15
aと下部配線パターン20、或は上部配線パターン12
との接続強度の強化を図ったことが特徴的である。半ス
ルーホール25は、凹所内壁内に形成した円弧状の切欠
き穴25aの内壁に導体膜25bをメタライズした構成
を備え、半スルーホール25内に半田21を充填して導
体膜25bと各電極15aとを接続することにより、図
3の実施形態よりも半田による接続面積を増大して、半
田フィレットが形成され易くし、接続強度を高めること
ができる。この為、チップ部品の電極15aとプリント
基板側の配線パターンとの間の接続不良、部品の脱落を
確実に防止することが可能となる。特に、図3の実施形
態では、凹所14内壁には、ガラスエポキシ等の半田と
接合しにくい材質が露出している為、電極15aはその
上部と下部のみが各配線パターン12、20と接合し、
中間部は接合していない状態にある。これに対して、本
実施形態では半スルーホール25を介して電極15aの
全体が半田と接合されるので、接合強度が大幅に向上す
る。なお、半スルーホール25の形成位置、形成個数は
任意である。例えば、一方の電極15aと対面する凹所
内壁だけに配置してもよい。また、半スルーホールを利
用したチップ部品の電極との接続力強化は、図1に示し
たタイプの接続構造にも適用が可能である。即ち、内底
面に下部電極を有しない凹所内にチップ部品を収容した
場合においても、チップ部品の電極と対面する凹所内に
半スルーホールを形成することによって接続強度を高め
ることは可能である。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表面実装
用プリント基板上に、圧電振動子と、周波数調整回路、
周波数温度補償回路等を含む発振回路を構成するチップ
状の回路部品とを搭載した圧電発振器において、プリン
ト基板上に凹所を形成してチップ部品の狭面積側の一側
面を下向きにして嵌合し、チップ部品両端の電極をプリ
ント基板上面の配線パターンと半田接続したので、部品
の実装高さを増大させずに占有面積を低減することがで
き、プリント基板の狭面積化、搭載部品数の増大を実現
できる。該チップ部品の上面に他のチップ部品を積み重
ねて電極同士を接続し、更にプリント基板側の配線パタ
ーンとの導通を確保したので、実装高さを増大させずに
多数のチップ部品をプリント基板上に搭載することが可
能となる。更に、凹所内に設けた下部配線パターンに対
してチップ部品の電極下部を半田接続するのみならず、
凹所から上方に突出した電極上部をプリント基板上の上
部配線パターンと半田接続したので、接続強度を更に向
上できる。更に、凹所内壁に半スルーホールを設け、半
スルーホールを構成する導体膜をチップ部品の電極と半
田接続させるようにしたので、接続強度が更に増強さ
れ、接続不良による不良品発生率を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係る表面実装型圧
電発振器の斜視図、(b)は縦断面図、(c)は他の縦断面
図。
【図2】凹所内にチップ部品を搭載する場合の接続例を
示した縦断面図。
【図3】(a)(b)は他の実施形態に係る圧電発振器の縦断
面図及び平面図。
【図4】(a)及び(b)は図3の実施形態の変形例に係る圧
電発振器の要部縦断面図、及び平面図。
【図5】従来例の説明図。
【符号の説明】
10 水晶発振器、11 表面実装用プリント基板、1
2 配線パターン(上部配線パターン)、13 水晶振
動子、14 凹所、15 回路部品、15a 電極、1
6 蓋、18 半田、20 下部配線パターン、21
半田。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 雅行 神奈川県高座郡寒川町小谷二丁目1番1号 東洋通信機株式会社内 Fターム(参考) 5J079 AA04 BA43 HA06 HA25 KA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面実装用プリント基板上に圧電振動子
    と、発振回路を構成する回路部品を搭載した表面実装型
    圧電発振器において、 前記表面実装用プリント基板上面に凹所を形成し、該凹
    所内に、広面積の面を下向きにした正規の搭載姿勢では
    なく狭面積の一側面を下向きにしてチップ部品を嵌合す
    ることにより、該凹所の対向し合う2つの端縁にチップ
    部品の両端部の電極を対面させ、 前記凹所の周縁に相当するプリント基板上に形成した配
    線パターンを該チップ部品の両端部の電極と半田により
    導通接続したことを特徴とする表面実装型圧電発振器。
  2. 【請求項2】 表面実装用プリント基板上に圧電振動子
    と、発振回路を構成する回路部品を搭載した表面実装型
    圧電発振器において、 前記表面実装用プリント基板上面に、内部に下部配線パ
    ターンを備えた凹所を形成して該凹所内にチップ部品を
    嵌合し、該チップ部品の両端部の電極を該下部配線パタ
    ーンと半田接続し、 前記凹所の周縁に相当するプリント基板上に形成した上
    部配線パターンを前記チップ部品の両電極と半田接続し
    たことを特徴とする表面実装型圧電発振器。
  3. 【請求項3】 前記チップ部品の少なくとも一方の電極
    が対面する前記凹所の内壁に半スルーホールを形成し、
    半スルーホール内の導体膜と該電極との間を半田により
    接続したことを特徴とする請求項1又は2記載の表面実
    装型圧電発振器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008034782A (ja) * 2006-06-29 2008-02-14 Kyocera Corp 電子部品収納用パッケージおよび電子装置

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