JP2002110555A - プラズマcvd装置および薄膜の製造方法 - Google Patents

プラズマcvd装置および薄膜の製造方法

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JP2002110555A
JP2002110555A JP2000296847A JP2000296847A JP2002110555A JP 2002110555 A JP2002110555 A JP 2002110555A JP 2000296847 A JP2000296847 A JP 2000296847A JP 2000296847 A JP2000296847 A JP 2000296847A JP 2002110555 A JP2002110555 A JP 2002110555A
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reaction chamber
plasma
container
susceptor
bell jar
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JP2000296847A
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Kazuyuki Toyoda
一行 豊田
Yasuo Kunii
泰夫 国井
Masuo Suzuki
増雄 鈴木
Hisayoshi Yamoto
久良 矢元
Hideo Yamanaka
英雄 山中
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Sony Corp
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応室壁面への水分付着を低減することによ
り、被処理基板に形成される成膜中に混入する酸素濃度
を低減する。 【解決手段】 プラズマCVD装置を構成する反応容器
は、気密構造の金属製の外容器3と、外容器3の内側に
設けられて反応室1を内部に形成する誘電体製の内容器
2とから構成される。外容器3と内容器2との間に誘導
結合型プラズマ源43を設けて反応室を無電極構造とす
る。誘導結合型プラズマ源43を構成するRFコイル2
1は、内容器2上部の外周上にうず巻き状に配設し、内
容器2上部の内周上に環状のプラズマ27を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマCVD装
置および薄膜の製造方法に係り、特にシリコン基板やガ
ラス基板表面にプラズマを用いて薄膜を形成するプラズ
マCVD装置および薄膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマCVD装置で最もよく用
いられているのが図5に示す平行平板型プラズマCVD
装置である。反応室1は金属(ステンレス、アルミ等)
からなる反応室壁3aで気密に構成され、反応室1内に
は上電極50と下電極となるサセプタ29が対向してし
て設けてある。上電極50を反応室1内に支持する上電
極50の上部には、反応性ガス導入口52が設けてあ
り、矢印で示すように反応性ガスをガスシャワー板51
から反応室1内に供給できるようになっている。反応室
1内に供給された反応性ガスは、反応室壁3aに設けた
排気管54より排気するようになっている。
【0003】また、上電極50の上部は、絶縁ブロック
57で反応室壁3aと絶縁され、発振器56が出力する
高周波電力を整合器55を介して上電極50に供給でき
るようになっている。下電極となるサセプタ29の内部
にはヒータ53が埋設されて、サセプタ29上に載置さ
れたシリコン基板やガラス基板などの被処理基板28を
所定温度に加熱できるようになっている。
【0004】次に本プラズマCVD装置の動作を説明す
る。図示しない排気ポンプによって排気管54から反応
室1内部を排気した後、ガス導入口52から一定流量の
反応性ガスを導入する。反応室1内の圧力が所定の値に
達して安定した後、上電極50に発振器56の出力する
高周波電力を整合器55を介して供給する。この供給に
より、反応室1内にプラズマ27が生成され、サセプタ
29に載置された被処理基板28に薄膜が形成される。
【0005】図5に示した平行平板型プラズマCVD装
置は大型基板の成膜に適しているので、例えばLCD
(Liquid Cristal Display)用の薄膜としてガラス基板
上にアモルファスシリコン膜を形成する際に用いられ
る。アモルファスシリコン膜の形成条件の一例は、40
cm×50cmの大きさのガラス基板の場合、以下の通
りである。
【0006】 モノシラン(SiH4)ガス:100[sccm] 水素(H2) :100[sccm] 圧力 :133[Pa] RF電力 :100[W](13.56[MHz]) 電極間隔 :30[mm] ガラス基板温度 :290[℃] 上記条件で成膜を行うと400〜500[オングストロ
ーム/min]の成膜速度が得られる。
【0007】図5に示した平行平板型プラズマCVD装
置でアモルファスシリコンの成膜を行うと膜中にいろい
ろな不純物が混入する。不純物のうち、特に酸素濃度が
高いと膜特性が劣化する。また酸素濃度がばらつくと膜
特性もばらつく。このため酸素の混入を極力押さえ、か
つ所定の基準レベルに保つ必要がある。
【0008】図6、図7は、図5に示した平行平板型プ
ラズマCVD装置で形成したアモルファスシリコン膜中
の不純物濃度をSIMS(Secondary Ionization Mass
Spectrometer)で測定した結果である。横軸はアモルフ
ァスシリコン膜表面からの深さ[μm]、縦軸は各元素
の濃度を1cm3当たりの原子数[atoms]で表し
たものである。
【0009】図6は3000オングストロームの膜厚の
アモルファスシリコン膜中のH(水素)、O(酸素)、
N(窒素)、およびC(炭素)の濃度を示している。図
7は図6と異なる成膜条件でアモルファスシリコン膜を
5000オングストローム形成してO(酸素)について
測定した結果である。いずれも膜中の酸素濃度が表面に
近づくにしたがって増加していることがわかる。
【0010】このことから反応室の金属壁(ステンレ
ス、アルミ等)がプラズマ放電によって次第に暖まり、
反応室の壁面に付着あるいは吸着していた酸素や水分が
離脱して、アモルファスシリコン膜中に取り込まれる酸
素の量が膜の成長とともに次第に増加することがわか
る。
【0011】ところで、酸素混入の主な原因は、反応室
を開いて内部の清掃等の作業を行う際、反応室壁面や電
極等の各種部材表面に付着した水分が成膜時に離脱し、
プラズマ中で分解して酸素を生じ、この酸素がアモルフ
ァスシリコン膜中に取り込まれるためである。
【0012】これを抑制するには反応室を開放してメン
テナンス作業した後、反応室を再び排気する際、反応室
壁面や電極等の部材表面に付着した水分を十分な時間を
かけて蒸発させる。このとき反応室壁面や部材表面の温
度を上げると水分の蒸発を早めることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示す平
行平板型プラズマ装置の反応室は、反応室内壁や電極等
の部材がアルミなどの金属で構成されているため、それ
らの表面積が大きく、その表面近傍に付着する水分の量
が多い。このため水分を蒸発させるのに相当の時間がか
かる。したがって、アモルファスシリコン膜中の酸素濃
度を所定の基準値に抑えながら処理しようとする場合
は、反応室の清掃などのメンテナンス開始から再び処理
を開始するまでの時間が長くなり装置の稼働率が悪化す
る。
【0014】また、プラズマCVD装置の場合、反応室
壁面や部材表面の温度は成膜時に反応室内に生成される
プラズマによって上昇する。このため、反応室壁面や部
材表面に付着していた水分はそれらの温度上昇で蒸発し
やすくなり、膜中に酸素が取り込まれやすい。
【0015】本発明の課題は、反応室内の水分付着を低
減することにより、上述した従来技術の問題点を解消し
て、被処理基板に形成される成膜中に混入する酸素濃度
を低減することが可能なプラズマCVD装置および薄膜
の製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、気密
構造の外容器と、該外容器の内側に設けられて反応室を
内部に形成する誘電体製の内容器と、前記外容器と前記
内容器との間に設けられ、前記反応室内にプラズマを生
成するプラズマ源とを備え、前記反応室内に生成される
プラズマを用いて被処理基板上に薄膜を形成するプラズ
マCVD装置である。
【0017】本発明によれば、外容器の内側に非金属の
内容器を組み込み、容器を二重構造として反応室の内壁
を非金属化したものであり、外容器を気密構造とするこ
とで、内容器の簡素化を図っている。また、プラズマ源
を反応室内にではなく、外容器と内容器との間に設ける
ようにして、反応室内の構造を更に簡素化して反応室内
の表面積を小さくしている。反応室の被処理基板を取り
囲む壁は、誘電体で構成しているので、金属で構成した
場合に比して表面近傍に付着する水分の量が少なくな
り、内容器壁への水分付着を低減できるため、成膜中の
水分放出も少なくなり、膜中に混入する酸素濃度を低減
できる。また、内容器の内部が無電極となり、反応室内
の水分付着を一層低減できるため、膜中に混入する酸素
濃度をより低減できる。
【0018】ここで用いるプラズマ源としては比較的狭
い空間に設置できるコイル状のアンテナを用いた誘導結
合型や、板状電極の容量結合型が良いが、0.1mTorr
〜数十Torrの広範囲な反応室内圧力で放電できる前者の
誘導結合型が好適である。この他にもスポーク状のアン
テナにUHF帯やVHF帯の高周波電力を印加するタイ
プやマイクロ波を用いたECR(Electron Cycrotron R
esonance)型、誘導結合型の一種であるヘリコン波型な
ども利用できる。
【0019】請求項2に記載の発明は、前記プラズマ源
を誘導結合型プラズマ源で構成し、該誘導結合型プラズ
マ源を前記内容器上部の外周上に配置し、前記内容器上
部の内周上に環状のプラズマを生成した請求項1に記載
のプラズマCVD装置である。
【0020】誘導結合型プラズマ源を用いたので、高密
度プラズマを広い面積にわたって均一に作ることがで
き、低圧で成膜することにより、より緻密な膜が形成で
きる。
【0021】請求項3に記載の発明は、薄膜の製造方法
において、気密構造の外容器と、該外容器の内側に設け
られて反応室を内部に形成する誘電体製の内容器と、前
記外容器と前記内容器との間に設けられ、前記反応室内
にプラズマを生成するプラズマ源とを備えたプラズマC
VD装置を用いて、前記反応室内に生成されるプラズマ
を用いて被処理基板上に薄膜を形成する薄膜の製造方法
である。
【0022】本発明によれば、外容器の内側に非金属の
内容器を組み込み、容器を二重構造として反応室の内壁
を非金属化したものであり、外容器を気密構造とするこ
とで、内容器の簡素化を図っている。また、プラズマ源
を反応室内にではなく、外容器と内容器との間に設ける
ようにして、反応室内の構造を更に簡素化して反応室内
の表面積を小さくしている。反応室の被処理基板を取り
囲む壁は、誘電体で構成しているので、金属で構成した
場合に比して表面近傍に付着する水分の量が少なくな
り、内容器壁への水分付着を低減できるため、成膜中の
水分放出も少なくなり、膜中に混入する酸素濃度を低減
できる。また、内容器の内部が無電極となり、反応室内
の水分付着を一層低減できるため、膜中に混入する酸素
濃度をより低減できる。
【0023】請求項4に記載の発明は、前記プラズマ源
を誘導結合型プラズマ源で構成し、該誘導結合型プラズ
マ源を前記内容器上部の外周上に配置し、前記内容器上
部の内周上に環状のプラズマを生成する前記プラズマC
VD装置を用いて薄膜を形成する請求項3に記載の薄膜
の製造方法である。
【0024】誘導結合型プラズマ源を用いたので、高密
度プラズマを広い面積にわたって均一に作ることがで
き、低圧で成膜することにより、より緻密な膜が形成で
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0026】[第1の実施の形態]図1、図2を用いて
本発明を誘導結合型プラズマCVD装置に適用した第1
の実施の形態を説明する。図5の従来例と共通の部材に
は同じ番号を付してある。図1はサセプタ上昇時の側面
断面図であり、図2はサセプタ下降時の側面断面図であ
る。被処理基板は矩形のガラス基板とする。反応室の平
断面形状はここでは円形とするが、ガラス基板に合わせ
て矩形としてもよい。
【0027】本実施の形態の特徴は、外容器3の内部に
内容器としての誘電体製のインナベルジャ2を設けるこ
とにより反応容器を二重壁構造にして、反応容器の内壁
を非金属の誘電体で構成するようにしたものである。以
下詳述する。
【0028】上部も下部も閉じた円筒形の外容器3は、
アルミやステンレスなどからなる金属製の反応室壁3a
で気密に構成される。反応室壁3aの内側に、上部も下
部も閉じた円筒形をした誘電体製のインナベルジャ2が
組み込まれている。インナベルジャ2は上下に二分割さ
れて、上部が閉じ下部が開口した上インナベルジャ2a
と、上部が開口し下部が閉じた下インナベルジャ2bと
から構成される。上下インナベルジャ2a、2bはそれ
ぞれ一体的に構成される。
【0029】上インナベルジャ2aは、外容器3と同軸
に配置され、隙間の狭い空間16を空けて反応室壁3a
に固定され、インナベルジャシール12で全周にわたっ
てシールされている。
【0030】上インナベルジャ2aと反応室壁3aとで
囲まれる空間16の圧力は空間圧力計18で測定し、反
応室1側の圧力は反応室圧力計19で測定する。上イン
ナベルジャ2aは通常石英製であるため、上インナベル
ジャ2aと反応室壁3aとで囲まれる空間16の圧力
と、反応室1側との圧力差が大きくなると破損してしま
う。そこで図示しない制御系に、それらの圧力を常に入
力して差圧を計算し、差圧が基準値以上になった場合
は、それが小さくなるようにガスの導入や排気を制御す
る機能を持たせている。
【0031】下インナベルジャ2bは、上インナベルジ
ャ2aと異なり、反応室壁3aに固定されてはおらず、
ベース板13上に載りベース板13とともに上下動する
ようになっている。ベース板13は、被処理基板28を
載置するサセプタ29を支えるサセプタ軸32に一体的
に連結される。サセプタ軸32は図示しない駆動系で上
下に昇降できるようになっている。このベース板13に
前述した下インナベルジャ2bが載置されている。この
載置の形態は、下インナベルジャ2bをベース板13上
に単に載せるのではなく、ベース板13に対して下イン
ナベルジャ2bがずれないように適当な手段によって固
定するとよい。
【0032】サセプタ29はヒータ4を内蔵し、サセプ
タ29上の被処理基板28を例えば600℃まで加熱で
きるようになっている。サセプタ29の外周には排気コ
ンダクタンスを絞るために部分的に穴30aを空けた石
英リング30が設けてある。この石英リング30を設け
たのは、部分的に空けた穴30aでガス流速を高めてサ
セプタ29の裏側からのガスの逆拡散を防ぐためであ
る。
【0033】反応室壁3aの側面には被処理基板28の
搬送用のゲート17が設けてあり、反応室1と被処理基
板28の搬送系との気密はゲート弁20で保持してい
る。また、反応室1への反応性ガスの供給は2つのガス
導入部15、34で行う。ガス導入部15、34は、例
えば、2本の直状の石英管を外容器3の底部の異なる2
点から反応室1の中心軸と平行に挿入し、ベース板13
及び下インナベルジャ2bを貫き、石英リング30を通
って反応室1の中央部近くにまで達して構成され、その
ガス導入部先端のガスの吹出し口26から反応性ガスを
反応室1の中心に向かって吹き出すようになっている。
ガス導入部15、34が2つある理由は反応室1へ導入
する前に、2種のガスが反応してしまうのを防ぐためで
ある。反応しないガス同士であれば同一のガス導入部か
ら導入することは可能である。なお、ガス導入部15、
34の先端を、被処理基板28よりも大径なリング状の
石英管と連結し、このリング状石英管の内周に沿って多
数のガス吹出し口を形成し、これらのガス吹出し口から
反応室1の中心軸に向かって反応性ガスを均一に吹き出
すように構成するのが良い。
【0034】上述したようにガスの供給をリング状の石
英管のノズルから吹出す構造にした場合、例えばアモル
ファスシリコン等の成膜時、ガス吹出しのノズル(吹出
し穴)の数や、ノズル径のバラツキによってガスの吹出
し量にバラツキが生じて、被処理基板に成膜した膜厚に
バラツキが生じることがある。このような時は、サセプ
タを回転しながら成膜すると膜厚のむらを著しく改善で
きる。
【0035】図1の実施の形態でサセプタ29を回転す
る場合は、ガス導入口15、34をサセプタ29から遠
ざけて設置し、サセプタ29と共に回転する石英リング
30と干渉しないようにし、またウェハピン14もサセ
プタ29と干渉しないようにサセプタ29の下端から抜
けた形に構成する。また、サセプタ軸32を磁気シール
等で回転可能に気密を保持した状態でベローズ31下端
から外へ出し、このサセプタ軸32を図示しない回転機
構部に連結することにより、サセプタを回転することが
できる。
【0036】上インナベルジャ2aと反応室壁3aとで
囲まれる前述した空間16はメインバルブ9、ターボ分
子ポンプ10、ドライポンプ11からなる空間排気系4
1で排気される。インナベルジャ2内に形成された反応
室1は、メインバルブ5、可変コンダクタンスバルブ
6、ターボ分子ポンプ7、ドライポンプ8の反応室排気
系42で排気される。ベース板13及び下インナベルジ
ャ2bには、これらを共通に貫通する排気口39が設け
てあり、前述した反応室排気系42によって、反応室1
内部のガスは排ガスの流れ(点線矢印)33に示すよう
な経路で外部に排気される。このように反応室1を排気
する反応室排気系42と、空間16を排気する空間排気
系41とを分離独立させることにより、前記空間ないし
反応室外部から反応室1内部へ不純物を含んだガスが流
れ込むことを抑制している。
【0037】サセプタ軸32の下端部が出入りする反応
室壁3aの底部には、サセプタ軸32を覆うベローズ3
1が設けられ、サセプタ軸32の直線軸方向の運動をシ
ールして、反応室1内の気密を保持している。また、反
応室壁3aの底板には、複数本のウェハピン14がサセ
プタ29を貫通するように設けてあり、サセプタ29上
に被処理基板28を搬送する際、サセプタ29の表面か
ら出没して被処理基板28をウェハピン14上に保持す
る構造となっている。
【0038】ところで、前記反応室1内にプラズマを生
成するプラズマ源は誘導結合型プラズマ源43で構成
し、この誘導結合型プラズマ源43を上インナベルジャ
2a上部の外周上に配置し、反応室1の上部の内周上に
環状のプラズマを生成して、被処理基板28の近傍でプ
ラズマが均一になるようにしている。
【0039】具体的には、図1に示すように、上インナ
ベルジャ2aの上部の外周部に位置する反応室壁3a部
分に外側に凸となる凸部3bを形成して、上インナベル
ジャ2aと反応室壁3aとの間の前記部分に環状の空隙
部44を設ける。凸部3bは反応室壁3a側に設けるの
で、上インナベルジャ2aの上部形状は変らず、内部表
面積の増大もない。前記環状の空隙部44にICP(In
ductively Coupled Plasma)放電用のRFコイル21を
うず巻き状に配設する。RFコイル21の隙間はアルミ
ナ等の絶縁材23で埋める。反応室壁3aの凸部3bか
ら外部に引き出すRFコイル21の端部は、RFコイル
シール22で反応室壁3aと絶縁すると共に気密を保つ
構造とする。
【0040】外部に引き出したRFコイル21の両端に
は高周波発振器25の出力する高周波電力を整合器24
を介して印加できるようになっている。高周波電力の周
波数は通常13.56[MHz]で良いが、その他の周
波数でも良い。RFコイル21に高周波電力を印加する
とRF電流によってRFコイル21の温度が上昇して整
合がずれる。そこで安定に高周波電力を印加できるよう
にするために、RFコイル21を例えばパイプで構成し
て、内部に冷却水を循環するとよい。
【0041】反応室壁3a及びベース板13には、それ
らの表面を加熱するためのヒータ4と、冷却するための
液体循環路38とを設けてあり、それらの表面の温度を
常時制御できるようになっている。石英製のインナベル
ジャ壁にはヒータや液体循環路を埋め込めないが、金属
製の外容器には埋め込める。
【0042】次に本実施の形態の動作を説明する。
【0043】反応室1と、上インナベルジャ2a及び反
応室壁3aで囲まれる空間16とのそれぞれを反応室排
気系42、空間排気系41で同時に所定の圧力まで排気
する。この際、上インナベルジャ2aと反応室壁3aと
で囲まれる空間16の圧力が反応室1側の圧力よりも低
い方が好ましい。また排気中はヒータ4により反応室壁
3a、ベース板13、サセプタ29の温度を上げてお
き、各部材表面に付着した水分の蒸発を促進させる。
【0044】被処理基板28が処理できる状態となった
ら被処理基板28を、次のようにサセプタ29上に搬送
する。被処理基板28の搬送は、サセプタ29を図1の
位置から図2に示す位置まで下降させて、ウェハピン1
4がサセプタ29の上に突き出た状態で行う。サセプタ
29の下降に伴い下インナベルジャ2bは上インナベル
ジャ2aから離れ、反応室1が開放される。サセプタ2
9が下降して上インナベルジャ2aと下インナベルジャ
2bとが離れた状態では、CVD装置の外部から不純物
を含んだガスが反応室1内に拡散してくるため、ガス導
入部15または34により反応室1内を窒素でパージし
て水分濃度を下げることが好ましい。これにより反応室
壁面への水分の付着も低減できる。
【0045】ゲート弁20を開き、図示しないロボット
室に内蔵された搬送ロボットが被処理基板28をゲート
17から反応室1内に挿入し、サセプタ29の上でロボ
ットアームを下降させて被処理基板28をウェハピン1
4上に載置する。ロボットアームはそのまま後退し、ゲ
ート弁20を閉め、サセプタ29を上昇させる。サセプ
タ29が所定の位置に上昇すると、図1のように被処理
基板28はウェハピン14からサセプタ29上に移載さ
れる。この状態で被処理基板28を載置したサセプタ2
9は上インナベルジャ2aと下インナベルジャ2bとで
囲まれた形となり、閉じた反応室1内に収容される。
【0046】サセプタ29の収容後、反応性ガスをガス
導入部16とガス導入部34から導入する。可変コンダ
クタンスバルブ6と反応室圧力計19とのクローズドル
ープ制御により反応室1内部の圧力を所定の値に設定す
る。反応室1の圧力が所定の圧力になったらRFコイル
21の両端に高周波発振器25の出力する高周波電力を
整合器24を介して印加する。この印加により反応室1
内部にプラズマ27が発生する。プラズマ27は内容器
1上部の被処理基板28と対向する内周上に環状に生成
され、被処理基板28の近傍で均一になる。
【0047】ここで、アモルファスシリコン膜を形成す
るときのプロセス条件の一例を、40cm×50cmの
大きさのガラス基板の場合で示せば、以下の通りであ
る。
【0048】 モノシラン(SiH4)ガス:100[sccm] 水素(H2) :100[sccm] 圧力 :1.0[Pa] RF電力 :2000[W][13.56MHz] 電極間隔 :30[mm] ガラス基板温度 :300[℃] 上インナベルジャ2aの表面温度は成膜中に変化しない
方が良く、そのためには反応室壁3aの温度を下げる方
向に制御するのが良い。下インナベルジャ2bも同様で
ある。
【0049】図8は本実施の形態のプラズマCVD装置
で形成した膜厚3000[オングストローム]のアモル
ファスシリコン膜中のH(水素)、O(酸素)、C(炭
素)、N(窒素)の各濃度についてSIMS測定した結
果である。各元素の濃度は成膜中に変化していないこと
がわかる。このことから、反応室壁3a内に表面積の小
さい無電極のインナベルジャ2を設けたことにより、水
分の放出が抑制され、膜中に取り込まれる酸素原子の量
が抑制できたことがわかる。また、成膜中に反応室壁面
温度を制御することにより、反応室壁面や部材表面から
の水分放出も低減して膜中の酸素濃度を低減できること
もわかる。
【0050】上述したように第1の実施の形態によれ
ば、プラズマを用いて薄膜を形成するプラズマCVD装
置において、反応室壁とインナベルジャとの間にプラズ
マ源を設置し、インナベルジャの内側にプラズマを生成
し、このプラズマを用いて薄膜を形成するようにしたの
で、反応室内の表面積が小さく、その表面近傍に付着す
る水分の量が少なく、水分を蒸発させるのに時間がかか
らない。したがって、アモルファスシリコン膜中の酸素
濃度を所定の基準値に押さえながら処理する場合、反応
室の清掃などのメンテナンス開始から再び処理を開始す
るまでの時間が短くなり装置の稼働率が向上する。ま
た、インナベルジャの温度は成膜時に反応室内に生成さ
れるプラズマによって上昇するが、インナベルジャ内壁
面に付着している水分はもともと少ないので、それらの
温度上昇で蒸発しても、膜中に酸素が取り込まれ難い。
【0051】プラズマ生成するためのプラズマ源をイン
ナベルジャ上部の外周上に配置し、インナベルジャ内の
上部に環状のプラズマを生成したので、被処理基板の近
くでプラズマを均一にすることができる。また、プラズ
マ生成用のプラズマ源をICPとして、反応室内部で無
電極放電を行なわせているので、高密度プラズマを広い
面積にわたって一様に作ることができる。また、低圧で
成膜するので、より緻密な膜が形成できる。
【0052】インナベルジャ内部と、インナベルジャと
反応室壁間の排気系を分離したので、インナベルジャ外
部からインナベルジャ内部へ不純物を含んだガスの流れ
込みを抑制でき、反応室を清浄に保つことができる。
【0053】サセプタ下部にサセプタと連動して昇降可
能にベース板を設け、ベース板の上に石英製インナベル
ジャを載置し、被処理基板をサセプタに搬送後、サセプ
タ29とベース板13が連動して昇降し、サセプタをイ
ンナベルジャが上下から囲んで挟み込むようにしたの
で、反応室の外部から反応室内部に不純物を含んだガス
が混入し難くなる。
【0054】インナベルジャ内部とインナベルジャと反
応室外壁との間の空間の圧力を測定し、あらかじめ設定
した値以上の圧力差が生じないようインタロック機構を
設けたので、インナベルジャを破壊から保護することが
できる。
【0055】反応室壁にヒータ及び冷却用の液体循環路
を設け、室温から300℃までの範囲で、反応室壁の温
度を所定の温度に設定できるようにしたので、反応室壁
を介して成膜中はインナベルジャ表面の温度を一定にす
るなど、表面温度を最適に制御できる。
【0056】サセプタ周辺部に排気コンダクタンスを小
さくするような石英リングを設けたので、排ガスの流速
を上げて反応室排気系側からの逆拡散を抑制することが
できる。
【0057】[第2の実施の形態]ところで、被処理基
板28上に形成される薄膜の膜厚や膜質均一性は、被処
理基板28とガス吹出し部26と生成プラズマ27の位
置関係で変化する。したがってサセプタ29の高さを反
応室1内で調整できるようにすると良い。第1の実施の
形態では、駆動系(図示せず)が共通しているうえ、下
インナベルジャ2bを載置したベース板13とサセプタ
29とが一体となって昇降するため、サセプタ29の高
さを反応室1内で変化させることはできない。そこで、
ここで説明する第2の実施の形態は、サセプタ29の高
さを反応室1内で変化できるようにしたものである。
【0058】図3に示した第2の実施の形態の構造で
は、サセプタ29を昇降支持するサセプタ軸32とは別
に、下インナベルジャ2bを載置したベース板13を昇
降支持するベース板軸35を設ける。ベース板軸35を
中空にし、その内部にサセプタ軸32を挿通する。ベー
ス板13とサセプタ29を昇降する駆動系(図示せず)
をそれぞれ独立して設け、ベース板駆動系とサセプタ駆
動系とを同時に駆動して、下インナベルジャ2bをサセ
プタ29と共に上昇させて反応室1を閉じる。その後、
ベース駆動系を止めサセプタ駆動系を駆動して、サセプ
タ29のみを反応室1内の任意の位置まで上昇できるよ
うにしている。ベース板軸35の下端部が出入りする反
応室壁3aの底部とベース板軸フランジ35a間には、
ベース板軸35を覆うベローズ31が設けられ、さらに
サセプタ軸32の下端部が出入りするベース板軸35の
フランジ35aとサセプタ軸フランジ32a間には、サ
セプタ軸32を覆うベローズ37が設けられ、ベース板
軸35及びサセプタ軸32の直線軸方向の運動をそれぞ
れシールして、反応室1内の気密を保持している。
【0059】反応室1内上部でプラズマ27は環状に生
成されるため、プラズマ27の密度は上の方では周辺部
が高くなり下の方では中央部が高くなる。ある高さのと
ころにプラズマ密度が均一になる場所が存在することに
なる。したがって、サセプタ29を上下に移動可能と
し、この近傍にサセプタ29を移動させれば、薄膜の膜
厚や膜質が比較的均一な処理ができ、またプラズマダメ
ージを軽減できる。なお、反応性ガスの吹出し口26の
位置も被処理基板28の均一性に大きく影響するため、
図示しない駆動系で高さ方向に移動できる構造とするこ
とが好ましい。
【0060】このように本実施の形態では、サセプタを
上下に移動可能とし、被処理基板に形成した薄膜の膜厚
や膜質の均一性が良くなる位置へ被処理基板を移動して
成膜可能としている。
【0061】[第3の実施の形態]図4は本発明の第3
の実施の形態を説明するプラズマCVD装置の側面断面
図である。図4のものは、図1の構造からインナベルジ
ャシール12と、メインバルブ9、ターボ分子ポンプ1
0、ドライポンプ11の空間排気系41とを取り去り、
排気系を反応室排気系42の1系統としたものである。
【0062】この構成では、被処理基板28の搬送時、
下インナベルジャ2bが下降し、上インナベルジャ2a
と反応室壁3aとで囲まれる空間16から不純物を含ん
だガスが反応室1内部に拡散する。これを抑制するため
に、被処理基板28の搬送時は反応室1内部を窒素でパ
ージする。本構成では上インナベルジャ2aと反応室壁
3aとの隙間が狭く排気コンダクタンスが小さいため、
反応室1を大気開放後、大気圧から排気する場合は反応
室1と、上インナベルジャ2aと反応室壁3aとで囲ま
れる空間16との差圧が大きくなる。このため反応室1
の排気はスロー排気が必要である。
【0063】図4の構成は図1と比較して反応室1への
不純物混入が若干増えるが、装置コストが相当低減でき
るというメリットがある。本構成は図3の構成にも適用
できる。
【0064】このように本実施の形態では、基板を搬送
する際、インナベルジャの外側から反応室内に不純物を
含んだガスが拡散しないように反応室内部を窒素パージ
しているので、インナベルジャシール、空間排気系を取
り去っても、反応室への不純物混入の増加を抑制するこ
とができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、誘電体製の内容器を外
容器内に設けたことにより反応室壁面への水分付着を低
減できるので、成膜中の水分放出も少なくなり、膜中に
混入する酸素濃度を低減できる。また、プラズマ源を室
外に配置して反応室を無電極構造としたので、成膜後の
膜中への水分吸収をより低減できる。その結果、被処理
基板上に形成される薄膜の膜厚や膜質の均一性を向上で
きる。
【0066】また、本発明によれば、プラズマ源に誘導
結合型プラズマ源を用いて低圧で成膜するようにしたの
で、より緻密な膜が形成できる。また、反応室内に環状
のプラズマを生成するようにしたので、被処理基板の近
傍でプラズマを均一にすることができる。その結果、被
処理基板上に形成される薄膜の膜厚や膜質の均一性を一
層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるプラズマCVD装置
(サセプタ上昇時)を説明する側面断面図。
【図2】第1の実施の形態によるプラズマCVD装置
(サセプタ下降時)を説明する側面断面図。
【図3】第2の実施の形態によるプラズマCVD装置を
説明する側面断面図。
【図4】第3の実施の形態によるプラズマCVD装置を
説明する側面断面図。
【図5】従来例によるプラズマCVD装置を説明する側
面断面図。
【図6】従来例によるプラズマCVD装置で形成したア
モルファスシリコン膜中の不純物濃度を示す説明図。
【図7】従来例によるプラズマCVD装置で形成したア
モルファスシリコン膜中の不純物濃度を示す説明図。
【図8】第1の実施の形態によるプラズマCVD装置で
形成したアモルファスシリコン膜中の不純物濃度を示す
説明図。
【符号の説明】
1 反応室 2 インナベルジャ(内容器) 3 外容器 43 誘導結合型プラズマ源 27 プラズマ 28 被処理基板 44 誘導結合型プラズマ源を収納する環状の空隙部
フロントページの続き (72)発明者 国井 泰夫 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 鈴木 増雄 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 矢元 久良 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山中 英雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4G075 AA24 AA62 BA05 BC04 BD14 CA05 CA48 CA63 EC23 ED08 FB06 4K030 AA06 AA17 BA30 CA04 CA06 FA04 KA08 KA30 5F045 AA08 AB04 AC01 AD06 AD07 AE15 AF07 BB14 DP04 DQ05 EC05 EF04 EF20 EH11 EH17 EJ05 EK09 EM10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密構造の外容器と、 該外容器の内側に設けられて反応室を内部に形成する誘
    電体製の内容器と、 前記外容器と前記内容器との間に設けられ、前記反応室
    内にプラズマを生成するプラズマ源とを備え、前記反応
    室内に生成されるプラズマを用いて被処理基板上に薄膜
    を形成するプラズマCVD装置。
  2. 【請求項2】前記プラズマ源を誘導結合型プラズマ源で
    構成し、 該誘導結合型プラズマ源を前記内容器上部の外周上に配
    置し、 前記内容器上部の内周上に環状のプラズマを生成した請
    求項1に記載のプラズマCVD装置。
  3. 【請求項3】薄膜の製造方法において、 気密構造の外容器と、該外容器の内側に設けられて反応
    室を内部に形成する誘電体製の内容器と、前記外容器と
    前記内容器との間に設けられ、前記反応室内にプラズマ
    を生成するプラズマ源とを備えたプラズマCVD装置を
    用いて、前記反応室内に生成されるプラズマを用いて被
    処理基板上に薄膜を形成する薄膜の製造方法。
  4. 【請求項4】前記プラズマ源を誘導結合型プラズマ源で
    構成し、該誘導結合型プラズマ源を前記内容器上部の外
    周上に配置し、前記内容器上部の内周上に環状のプラズ
    マを生成する前記プラズマCVD装置を用いて薄膜を形
    成する請求項3に記載の薄膜の製造方法。
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