JP2002110040A - 画像表示装置の製造法及び製造装置 - Google Patents

画像表示装置の製造法及び製造装置

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JP2002110040A JP2000298027A JP2000298027A JP2002110040A JP 2002110040 A JP2002110040 A JP 2002110040A JP 2000298027 A JP2000298027 A JP 2000298027A JP 2000298027 A JP2000298027 A JP 2000298027A JP 2002110040 A JP2002110040 A JP 2002110040A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示装置の製造における各工程時間の短
縮化を図り、もって製造効率を向上させる。 【解決手段】 画像表示装置のパネルを形成するパネル
部材101、102を、それぞれ温度制御手段を備える
複数の処理室に順次搬送し、温度制御しながらパネル部
材に複数の処理を施して画像表示装置を製造するに際
し、各処理室の温度制御手段により、当該処理室におけ
るパネル部材101、102の温度を、搬送過程におけ
る前の処理室における当該パネル部材の温度以下に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置、特に
表示パネルの表示面を構成するフェースプレートと、該
フェースプレートと間隔をおいて対向配置されて該表示
パネルの背面を構成するリアプレートとを、封着するこ
とにより形成される表示パネルを有する画像表示装置の
製造法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子放出素子としては、大別
して熱電子放出素子と冷陰極電子放出素子の2種類のも
のが知られている。冷陰極電子放出素子には、電界放出
型(以下、FE型という)、金属/絶縁層/金属型(以
下、MIM型という)、表面伝導型電子放出素子などが
ある。
【0003】FE型の例としては、W.P.Dyke
& W.W.Dolan,”Field Emissi
on”,Advance in Electron P
hysics,8,89(1956)、あるいはC.
A.Spindt,”PHYSICAL Proper
ties of thin−film field e
mission cathodes with mol
ybdenum cones”,J.Appl.Phy
s.,47,5248(1976)などに開示されたも
のが知られている。
【0004】MIM型の例としては、C.A.Mea
d,”Operation of Tunnel−Em
ission Devices”,J.Appl.Ph
ys.,32,646(1961)などに開示されたも
のが知られている。
【0005】表面伝導型電子放出素子型の例としては、
M.I.Elinson,Radio Eng.Ele
ctron Phys.,10,1290(1965)
などに開示されたものがある。
【0006】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことに
より電子放出が生ずる現象を利用するものである。この
表面伝導型電子放出素子としては、前記エリンソン等に
よるSnO2薄膜を用いたもの、Au薄膜によるもの
[G.Dittmer:”Thin Solis Fi
lms,”9,317(1972)]、In23/Sn
2薄膜によるもの[M.Hartwell and
C.G.Fonstad:”IEEE Trans.E
D Conf.”,519(1975)]、カーボン薄
膜によるもの[荒木久他:真空、第26巻、第1号、2
2頁(1983)]などが報告されている。
【0007】上記のような電子放出素子を用いた画像表
示装置の製造には、これら電子放出素子をマトリクス配
置した電子源基板(リアプレート)を用意すると共に、
電子線の励起を受けて発光する蛍光体を設けた蛍光体基
板(フェースプレート)を用意し、電子放出素子と蛍光
体とが内側となるようにして、且つ、間に真空シール構
造を提供する外囲器及び耐大気圧構造を提供するスペー
サを配置して、これらフェースプレートとリアプレート
とを対向配置してから、フリットガラスなどの低融点物
質を封着材として用いて内部をシールし、予め設けてお
いた真空排気管から内部を真空排気した後、真空排気管
を封止して表示パネルとする製造工程が用いられてい
る。
【0008】上記した従来技術による製造法は、1枚の
表示パネルを製造するのに、非常に長時間を必要とし、
また、例えば、内部を10-6Pa以下の圧力とするよう
な表示パネルの製造には適していないものであった。
【0009】この従来技術の問題点は、例えば、特開平
11−135018号公報に記載された方法によって解
消された。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平11−13
5018号公報に記載された方法は、単一の真空室内
で、FPとRPとを位置合わせした後、この2枚の基板
を封着する工程のみが用いられているので、上記した表
示パネルを作成する上で必要な他の工程であるベーク処
理、ゲッタ処理や電子線クリーニング処理などの工程
は、やはり各々単一の真空室での処理を施すことが必要
となる。このため製造工程時間が長くなっていたため、
製造工程時間の大幅な短縮が求められていた。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、画像表示装置の製造における各工程時間の
短縮化を図り、もって製造効率を向上させることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】まず、第1の本発明は、
画像表示装置のパネルを構成するパネル部材を、それぞ
れ温度制御手段を備える減圧された複数の処理室に順次
搬送し、温度制御しながら前記パネル部材に複数の処理
を施してパネルを形成する画像表示装置の製造方法であ
って、前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークす
るベーク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部
材が搬送され、封着される封着処理室とを含み、前記複
数の処理室における各処理は、当該処理室における前記
パネル部材の温度を、前記搬送過程における前の処理室
での当該パネル部材の温度以下に設定して行われること
を特徴とする画像表示装置の製造方法である。
【0013】また、第2の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室
と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、
封着される封着処理室とを含み、前記複数の処理室にお
ける各処理は、当該処理室における前記パネル部材の温
度を、前記搬送過程における前の処理室での当該パネル
部材の温度以下に設定して行われることを特徴とする画
像表示装置の製造方法である。
【0014】上記第2の本発明においては、前記ゲッタ
処理室において、更に、ゲッタ処理室内のゲッタ処理が
行われること、あるいは、前記複数の処理室は、前記ベ
ーク処理室でのベーク処理後、前記ゲッタ処理室への搬
送前に前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室
と隣接した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室
内は、10-4Pa以下に設定されていること、が好まし
い。
【0015】また、第3の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材の表面を浄化する表面浄化処理室と、前
記表面浄化処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記
パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前
記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、封着さ
れる封着処理室とを含み、前記複数の処理室における各
処理は、当該処理室における前記パネル部材の温度を、
前記搬送過程における前の処理室での当該パネル部材の
温度以下に設定して行われることを特徴とする画像表示
装置の製造方法である。
【0016】また、上記第3の本発明においては、前記
ゲッタ処理室において、更に、ゲッタ処理室内のゲッタ
処理が行われること、あるいは、前記複数の処理室は、
前記ベーク処理室でのベーク処理後、前記ゲッタ処理室
への搬送前に前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ
処理室と隣接した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ
処理室内は、10-4Pa以下に設定されていること、あ
るいは、前記複数の処理室は、前記表面浄化処理室での
表面浄化処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記パ
ネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接した前
室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4
Pa以下に設定されていること、あるいは、前記表面浄
化処理室は、前記ゲッタ処理室と隣接しており、前記表
面浄化処理室及び前記ゲッタ処理室は、10-4Pa以下
に設定されていること、が好ましい。
【0017】また、第4の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材の表面を浄化する表面浄化処理室と、前
記表面浄化処理の後、前記パネル部材が搬送され、当該
処理室内のゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室と、
前記予備ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室
と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、
封着される封着処理室とを含み、前記複数の処理室にお
ける各処理は、当該処理室における前記パネル部材の温
度を、前記搬送過程における前の処理室での当該パネル
部材の温度以下に設定して行われることを特徴とする画
像表示装置の製造方法である。
【0018】また、上記第4の本発明においては、前記
複数の処理室は、前記表面浄化処理室での表面浄化処理
後、前記予備ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材
が搬送される、前記予備ゲッタ処理室と隣接した前室を
含み、該前室内、予備ゲッタ処理室内及びゲッタ処理室
内は、10-4Pa以下に設定されていること、あるい
は、前記表面浄化処理室は、前記予備ゲッタ処理室と隣
接しており、前記表面浄化処理室内、前記予備ゲッタ処
理室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されていること、が好ましい。
【0019】また、上記第3〜第4の本発明において
は、前記表面浄化処理は、前記パネル部材の表面に電子
線を照射して前記パネル部材の表面を浄化する処理であ
ること、あるいは、前記表面浄化処理は、前記パネル部
材の表面にイオンを照射して前記パネル部材の表面を浄
化する処理であること、あるいは、前記表面浄化処理
は、前記パネル部材の表面に紫外線を照射して前記パネ
ル部材の表面を浄化する処理であること、あるいは、前
記表面浄化処理は、前記パネル部材の表面にプラズマを
照射して前記パネル部材の表面を浄化する処理であるこ
と、が好ましい。
【0020】また、第5の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
当該処理室内のゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室
と、前記予備ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送さ
れ、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理
室と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送さ
れ、封着される封着処理室とを含み、前記複数の処理室
における各処理は、当該処理室における前記パネル部材
の温度を、前記搬送過程における前の処理室での当該パ
ネル部材の温度以下に設定して行われることを特徴とす
る画像表示装置の製造方法である。
【0021】また、上記第5の本発明においては、前記
複数の処理室は、前記ベーク処理室でのベーク処理後、
前記予備ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が搬
送される、前記予備ゲッタ処理室と隣接した前室を含
み、該前室内、予備ゲッタ処理室内及びゲッタ処理室内
は、10-4Pa以下に設定されていること、が好まし
い。
【0022】また、上記第1〜第5の本発明において
は、前記封着処理室における前記パネル部材の封着処理
の温度は、前記ベーク処理室におけるパネル部材のベー
ク処理の温度よりも低い温度に設定して行われること、
あるいは、前記ゲッタ処理室における前記パネル部材の
ゲッタ処理の温度は、前記ベーク処理室におけるパネル
部材のベーク処理の温度よりも低い温度に設定して行わ
れること、が好ましい。
【0023】また、第6の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記冷却処理
の後、前記パネル部材が搬送され、封着される封着処理
室とを含み、前記複数の処理室における各処理は、当該
処理室における前記パネル部材の温度を、前記搬送過程
における前の処理室での当該パネル部材の温度以下に設
定して行われることを特徴とする画像表示装置の製造方
法である。
【0024】また、第7の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記冷却処理
の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材にゲ
ッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理の
後、前記パネル部材が搬送され、封着される封着処理室
とを含み、前記複数の処理室における各処理は、当該処
理室における前記パネル部材の温度を、前記搬送過程に
おける前の処理室での当該パネル部材の温度以下に設定
して行われることを特徴とする画像表示装置の製造方法
である。
【0025】また、上記第7の本発明においては、前記
ゲッタ処理室において、更に、ゲッタ処理室内のゲッタ
処理が行われること、あるいは、前記複数の処理室は、
前記冷却処理室での冷却処理後、前記ゲッタ処理室への
搬送前に前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理
室と隣接した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理
室内は、10-4Pa以下に設定されていること、あるい
は、前記冷却室は、前記ゲッタ処理室と隣接しており、
前記冷却処理室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4
a以下に設定されていること、あるいは、前記冷却処理
室において、更に、冷却処理室内のゲッタ処理が行われ
ること、あるいは、前記冷却処理室において、更に、前
記パネル部材の表面浄化処理が行われること、が好まし
い。
【0026】また、第8の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記冷却処理
の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材の表
面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面浄化処理の
後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材にゲッ
タ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理の
後、前記パネル部材が搬送され、封着される封着処理室
とを含み、前記複数の処理室における各処理は、当該処
理室における前記パネル部材の温度を、前記搬送過程に
おける前の処理室での当該パネル部材の温度以下に設定
して行われることを特徴とする画像表示装置の製造方法
である。
【0027】また、上記第8の本発明においては、前記
複数の処理室は、前記表面浄化処理室での表面浄化処理
後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材が搬
送される、前記ゲッタ処理室と隣接した前室を含み、該
前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されていること、あるいは、前記表面浄化処理室は、
前記ゲッタ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室
内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定さ
れていること、あるいは、前記ゲッタ処理室において、
更に、ゲッタ処理室内のゲッタ処理が行われること、が
好ましい。
【0028】また、第9の本発明は、画像表示装置のパ
ネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段を
備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制御
しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネルを
形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数の
処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記冷却処理
の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材の表
面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面浄化処理の
後、前記パネル部材が搬送され、当該処理室内のゲッタ
処理が行われる予備ゲッタ処理室と、前記予備ゲッタ処
理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材に
ゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理
の後、前記パネル部材が搬送され、封着される封着処理
室とを含み、前記複数の処理室における各処理は、当該
処理室における前記パネル部材の温度を、前記搬送過程
における前の処理室での当該パネル部材の温度以下に設
定して行われることを特徴とする画像表示装置の製造方
法である。
【0029】また、上記第9の本発明においては、前記
複数の処理室は、前記表面浄化処理室での表面浄化処理
後、前記予備ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材
が搬送される、前記予備ゲッタ処理室と隣接した前室を
含み、該前室内、予備ゲッタ処理室内及びゲッタ処理室
内は、10-4Pa以下に設定されていること、あるい
は、前記表面浄化処理室は、前記予備ゲッタ処理室と隣
接しており、前記表面浄化処理室内、前記予備ゲッタ処
理室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
定されていること、が好ましい。
【0030】また、上記第8〜第9の本発明において
は、前記表面浄化処理は、前記パネル部材の表面に電子
線を照射して前記パネル部材の表面を浄化する処理であ
ること、あるいは、前記表面浄化処理は、前記パネル部
材の表面にイオンを照射して前記パネル部材の表面を浄
化する処理であること、あるいは、前記表面浄化処理
は、前記パネル部材の表面に紫外線を照射して前記パネ
ル部材の表面を浄化する処理であること、あるいは、前
記表面浄化処理は、前記パネル部材の表面にプラズマを
照射して前記パネル部材の表面を浄化する処理であるこ
と、が好ましい。
【0031】また、第10の本発明は、画像表示装置の
パネルを構成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段
を備える減圧された複数の処理室に順次搬送し、温度制
御しながら前記パネル部材に複数の処理を施してパネル
を形成する画像表示装置の製造方法であって、前記複数
の処理室は、前記パネル部材をベークするベーク処理室
と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬送され、
前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記冷却処理
の後に、前記パネル部材が搬送され、当該処理室内のゲ
ッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室と、前記予備ゲッ
タ処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部
材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッタ
処理の後、前記パネル部材が搬送され、封着される封着
処理室とを含み、前記複数の処理室における各処理は、
当該処理室における前記パネル部材の温度を、前記搬送
過程における前の処理室での当該パネル部材の温度以下
に設定して行われることを特徴とする画像表示装置の製
造方法である。
【0032】また、上記第10の本発明においては、前
記複数の処理室は、前記冷却処理室でのベ冷却処理の
後、前記予備ゲッタ処理室への搬送前に前記パネル部材
が搬送される、前記予備ゲッタ処理室と隣接した前室を
含み、該前室内、予備ゲッタ処理室内及びゲッタ処理室
内は、10-4Pa以下に設定されていること、あるい
は、前記冷却処理室は、前記予備ゲッタ処理室と隣接し
ており、前記冷却処理室内、前記予備ゲッタ処理室内及
びゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されている
こと、が好ましい。
【0033】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材の封着に用いられる封着材は、前記
搬送過程において、前記封着処理室の前の処理室での前
記パネル部材の温度以下の融点を有する封着材であるこ
と、あるいは、前記封着材は、ガリウム−インジウム系
合金、ガリウム−錫系合金、アルミニウム−ガリウム系
合金のいずれかであること、が好ましい。
【0034】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、前記パネルの表示面を構成する
フェースプレートを有し、該フェースプレートと間隔を
おいて対向配置されて前記パネルの背面を構成するリア
プレートと封着されること、あるいは、前記リアプレー
ト側には、前記パネル部材との封着をなす第1の封着材
が設けられていること、あるいは、前記リアプレート側
には、第2の封着材で固定された前記パネルの側面を構
成する外枠と、該外枠に配置された前記パネル部材との
封着をなす第1の封着材とが設けられていること、ある
いは、前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもそ
の融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低
融点金属あるいはその合金であること、あるいは、前記
第2の封着材は、フリットガラスであること、が好まし
い。
【0035】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、更に、前記フェースプレートに
配置された第1の封着材を有し、前記リアプレートと前
記第1の封着材で封着されること、あるいは、前記リア
プレート側には、第2の封着材で固定され前記パネルの
側面を構成する外枠が設けられていること、あるいは、
前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもその融点
が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低融点金
属あるいはその合金であること、が好ましい。
【0036】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、更に、前記フェースプレートに
第2の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する
外枠を有し、前記リアプレートと封着されること、ある
いは、前記リアプレート側には、前記パネル部材との封
着をなす第1の封着材が設けられていること、あるい
は、前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもその
融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低融
点金属あるいはその合金であること、あるいは、前記第
2の封着材は、フリットガラスであること、が好まし
い。
【0037】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、更に、前記フェースプレートに
第2の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する
外枠と、該外枠に配置された第1の封着材とを有し、前
記リアプレートと前記第1の封着材で封着されること、
あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着材より
もその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材
は、低融点金属あるいはその合金であること、あるい
は、前記第2の封着材は、フリットガラスであること、
が好ましい。
【0038】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、前記パネルの表示面を構成する
フェースプレートと間隔をおいて対向配置されて前記パ
ネルの背面を構成するリアプレートを有し、前記フェー
スプレートと封着されること、あるいは、前記フェース
プレート側には、前記パネル部材との封着をなす第1の
封着材が設けられていること、あるいは、前記フェース
プレート側には、第2の封着材で固定された前記パネル
の側面を構成する外枠と、該外枠に配置された前記パネ
ル部材との封着をなす第1の封着材とが設けられている
こと、あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着
材よりもその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封
着材は、低融点金属あるいはその合金であること、ある
いは、前記第2の封着材は、フリットガラスであるこ
と、が好ましい。
【0039】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、更に、前記リアプレートに配置
された第1の封着材を有し、前記フェースプレートと前
記第1の封着材で封着されること、あるいは、前記フェ
ースプレート側には、第2の封着材で固定され前記パネ
ルの側面を構成する外枠が設けられていること、あるい
は、前記第2の封着材は、前記第1の封着材よりもその
融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材は、低融
点金属あるいはその合金であること、あるいは、前記第
2の封着材は、フリットガラスであること、が好まし
い。
【0040】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、更に、前記リアプレートに第2
の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠
を有すること、あるいは、前記フェースプレート側に
は、前記パネル部材との封着をなす第1の封着材が設け
られていること、あるいは、前記第2の封着材は、前記
第1の封着材よりもその融点が高いこと、あるいは、前
記第1の封着材は、低融点金属あるいはその合金である
こと、あるいは、前記第2の封着材は、フリットガラス
であること、が好ましい。
【0041】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記パネル部材は、更に、前記リアプレートに第2
の封着材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠
と、該外枠に配置された第1の封着材とを有し、前記フ
ェースプレートと前記第1の封着材で封着されること、
あるいは、前記第2の封着材は、前記第1の封着材より
もその融点が高いこと、あるいは、前記第1の封着材
は、低融点金属あるいはその合金であること、あるい
は、前記第2の封着材は、フリットガラスであること、
が好ましい。
【0042】また、上記第1〜第10の本発明において
は、前記フェースプレートは、蛍光体を有すること、あ
るいは、前記フェースプレートは、蛍光体とメタルバッ
クとを有すること、あるいは、前記リアプレートは、蛍
光体励起手段を有すること、あるいは、前記蛍光体励起
手段は、電子放出素子を有すること、が好ましい。
【0043】また、第11の本発明は、画像表示装置の
パネルを形成するパネル部材を、それぞれ温度制御手段
を備える複数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら
前記パネル部材に複数の処理を施して画像表示装置を製
造する画像表示装置の製造装置であって、前記各処理室
の温度制御手段は、当該処理室における前記パネル部材
の温度を、前記搬送過程における前の処理室における当
該パネル部材の温度以下に設定する手段であることを特
徴とする画像表示装置の製造装置である。
【0044】また、上記第11の本発明においては、前
記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベーク
処理室と、前記ベーク処理室でのベーク処理の後前記パ
ネル部材が搬送され、封着される封着処理室とを含むこ
と、あるいは、前記複数の処理室は、前記パネル部材に
ゲッタ膜を形成するゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理室
でのゲッタ処理の後前記パネル部材が搬送され、封着さ
れる封着処理室とを含むこと、あるいは、前記複数の処
理室は、前記パネル部材の表面を浄化する表面浄化処理
室と、前記表面浄化処理室での表面浄化処理の後前記パ
ネル部材が搬送され、前記パネル部材にゲッタ膜を形成
するゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理室でのゲッタ処理
の後前記パネル部材が搬送され、封着される封着処理室
とを含むこと、あるいは、前記複数の処理室は、前記パ
ネル部材の表面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面
浄化処理室での表面浄化処理の後前記パネル部材が搬送
され、予備ゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室と、
前記予備ゲッタ処理室での予備ゲッタ処理の後前記パネ
ル部材が搬送され、前記パネル部材にゲッタ膜を形成す
るゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理室でのゲッタ処理の
後前記パネル部材が搬送され、封着される封着処理室と
を含むこと、あるいは、前記各処理室の前に前記パネル
部材が搬送され、前記パネル部材をベークするベーク処
理室を含むこと、あるいは、前記封着処理室で用いられ
る封着材は、ガリウム−インジウム系合金、ガリウム−
錫系合金、アルミニウム−ガリウム系合金のいずれかで
あること、あるいは、前記各処理室間には熱遮蔽部材が
設けられていること、あるいは、前記熱遮蔽部材は、反
射性金属により形成されていること、あるいは、画像表
示装置のパネルを形成するパネル部材は、蛍光体励起手
段を配置した基板を含む第1のパネル部材と、蛍光体を
配置した基板を含む第2のパネル部材との2個の構成部
材であること、あるいは、前記第1のパネル部材は、蛍
光体励起手段を配置した基板と外枠とを有すること、あ
るいは、前記第1のパネル部材は、蛍光体励起手段を配
置した基板とスペーサとを有すること、あるいは、前記
第1のパネル部材は、蛍光体励起手段を配置した基板
と、外枠と、スペーサとを有すること、あるいは、前記
第2のパネル部材は、蛍光体を配置した基板と外枠とを
有すること、あるいは、前記第2のパネル部材は、蛍光
体を配置した基板とスペーサとを有すること、あるい
は、前記第2のパネル部材は、蛍光体を配置した基板
と、外枠と、スペーサとを有すること、あるいは、前記
蛍光体励起手段は、電子線放出素子を有すること、が好
ましい。
【0045】以上述べた本発明においては、複数の異な
る処理を連続して行う画像表示装置の製造方法および製
造装置において、各処理室におけるパネル部材の温度
を、搬送過程における前の処理室における当該パネル部
材の温度以下に設定するため、温度制御、とりわけ昇温
に要する時間が短縮され、製造工程時間を短縮すること
ができる。
【0046】また、以上述べた本発明においては、極端
な再昇温、とりわけ、封着処理時の再昇温などにより、
パネル部材からガスが再放出され、雰囲気の真空度を低
下させるといった不都合を解消することができる。
【0047】また、以上述べた本発明において、ゲッタ
処理されるパネル部材の温度が、ベーク処理されるパネ
ル部材の温度よりも低い温度に設定されてゲッタ処理さ
れることは、前記パネル部材に形成されるゲッタ膜の熱
による劣化を大幅に低減することができる。
【0048】また、以上述べた本発明において、ゲッタ
処理室と隣接した、前室内あるいは前の処理室内が、1
-4Pa以下、更に好ましくは、10-5Pa以下の減圧
状態に設定されることは、ゲッタ処理室へ部材を搬送し
た際のゲッタ処理室内の真空度の極端な低減を防ぐこと
ができ、ゲッタ処理室へ部材を搬送してからゲッタ処理
までの待機時間を短縮することができる。
【0049】また、以上述べた本発明において、封着工
程時における加熱温度が、ゲッタ処理されるパネル部材
の温度以下にて封着処理されることは、前記パネル部材
に形成されたゲッタ膜の熱による劣化を大幅に低減する
ことができる。
【0050】また、以上述べた本発明において、冷却処
理がなされる処理室内で、第1または第2の部材の表面
浄化処理を行うことは、ベーク処理工程などの前の工程
における余熱を前記部材の表面浄化に利用することがで
き、表面浄化処理をより効率的に行うことができる。
【0051】また、以上述べた本発明において、冷却処
理、あるいは、冷却処理室を有することは、パネル部材
の極端な降温による破損を防げるほか、ベーク処理工程
とゲッタ処理工程の間に設けることで、前記部材に形成
されるゲッタ膜の熱による劣化を大幅に低減することが
できる。
【0052】また、以上述べた本発明において、ベーク
処理室とゲッタ処理室との間に熱遮蔽部材を設けること
は、ゲッタ膜の熱による劣化を大幅に低減することがで
きる。
【0053】また、以上述べた本発明において、各処理
室間に熱遮蔽部材を設けることは、各処理室間の熱の移
動を最小限にし、各処理室の温度制御に要する時間が大
幅に短縮され、製造工程時間を大幅に短縮することがで
きる。
【0054】また、以上述べた本発明において、フェー
スプレートあるはリアプレートに外枠を、高融点の第2
の封着材を用いて固定しておくことは、封着処理室にお
ける第1の封着材の封着処理温度での前記第2の封着材
の軟化による前記プレートと外枠との位置ずれを防ぐこ
とができる。
【0055】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明に係る製造装
置を模式的に示した図、図1(b)は画像表示装置のパ
ネル部材、即ち、画像表示装置のパネルを形成する部材
の温度を示す温度プロファイル、図1(c)は製造装置
内の圧力を示す圧力プロファイルである。以下、これら
に基づいて本発明に係る製造方法と製造装置について、
とりわけ、複数の電子放出素子がマトリクス配線された
電子源とかかる電子源からの電子の照射により発光する
蛍光体とをパネル内に具備する電子線画像表示装置を例
に挙げ説明する。
【0056】図1(a)において、101はパネル部材
であるところのリアプレート(以後RPと表記する)で
あり、蛍光体励起手段として、複数の電子放出素子がマ
トリクス配線された電子源が形成されている。102は
パネル部材であるところのフェィスプレート(以後FP
と表記する)であり、蛍光体、メタルバックなどが形成
されている。103はパネル部材であるところの外枠で
ありRP101とFP102の間に配置され、RP10
1及びFP102とともに気密容器であるパネルを構成
する。104はスペーサであり、RP101とFP10
2との間隔を維持するものである。本実施形態では外枠
103とスペーサ104は事前にRP101上に配置固
定されている場合を図示している。
【0057】105は前室、106はベーク処理室、1
07は表面浄化処理室、108は予備ゲッタ処理室(チ
ャンバーゲッタ処理室)、109はゲッタ処理室(パネ
ルゲッタ処理室)、110は封着処理室、111は冷却
室であり、順次搬送方向(図中の矢印145)に従って
配列接続され、それぞれ不図示の真空ポンプで排気され
て、真空雰囲気が形成されている。
【0058】ここで、上記表面浄化処理室107は、R
P、FP、あるいは外枠、スペーサなどの部材の表面に
電子線、イオン、紫外線、あるいは、プラズマを照射す
ることでかかる部材表面を浄化する処理室であり、本実
施形態においてこの表面浄化処理室107は、電子線照
射手段が設けられたエレクトロン・ビーム照射処理室
(以後EB照射処理室と表記)となっている。
【0059】また、上記予備ゲッタ処理室(チャンバー
ゲッタ処理室)108は、処理室内に配置されたパネル
構成部材以外の部材に対してゲッタ膜を形成する処理室
であって、処理室内の真空度を上げ、次のゲッタ処理室
109にパネル部材が搬入される際にかかるゲッタ処理
室内の真空度の低下を防ぐ目的で設けられている。ま
た、ゲッタ処理室(パネルゲッタ処理室)109は、パ
ネル部材の封着後、パネル容器内の真空度を維持する目
的で、パネルを構成する部材自体にゲッタ膜を形成する
処理室である。
【0060】また、大気および、各処理室間はゲートバ
ルブ112、113、114、115、116、11
7、118、119で隔てられており、パネル部材であ
るRP101、FP102、外枠103、スペーサ10
4は、まず、ゲートバルブ112の開閉により前室10
5に搬入され、順次、処理室へ各ゲートバルブの開閉に
よって移動する。120はパネル部材の各処理室への移
動用のための搬送ローラーである。
【0061】また、121、123、127、132、
136はRP101および、これに固定された外枠10
3とスペーサ104の温度を制御するためのホットプレ
ートである。一方、122、124、128、133、
137はFP102の温度を制御するためのホットプレ
ートである。
【0062】125はEB照射処理室107内でEB照
射するための電子銃、126は電子銃125から照射さ
れたエレクトロン・ビームである。
【0063】チャンバーゲッタ処理室108内におい
て、129はチャンバーゲッタフラッシュ装置、130
はチャンバーゲッタフラッシュ装置から発生されるチャ
ンバーゲッタフラッシュであり、Baなどの材料を瞬間
的に蒸発させたものである。131はチャンバーゲッタ
板であり、チャンバーゲッタフラッシュ130が被着
し、チャンバーゲッタとして排気作用を行う、即ち、チ
ャンバーゲッタ処理室108内の真空度を上げることが
できる。
【0064】パネルゲッタ処理室109において、13
4はパネルゲッタフラッシュ装置、135はパネルゲッ
タフラッシュ装置134から発生されるパネルゲッタフ
ラッシュであり、Baなどの材料を瞬間的に蒸発させた
ものであり、FP102に被着される。
【0065】138、139、140、141、142
は昇降機であり、それぞれ、ホットプレート121、1
23、127、132、136を支持しており、RP1
01を各処理工程に必要な高さに昇降させる機能を有す
る。
【0066】図1(b)はその横軸が、図1(a)の製
造装置における各処理室での工程を示し、縦軸が各処理
室での工程におけるパネル部材の温度である。この温度
プロファイルは、RP101、FP102の温度状態を
示すものである。また、図1(c)はその横軸が、図1
(a)の製造装置における各処理室での工程を示し、縦
軸が各処理室内の圧力である。
【0067】RP101とFP102、外枠103、ス
ペーサ104は、搬送手段である搬送ローラ120の駆
動によって、順次、矢印145方向に各処理室を通過
し、この通過中に各種の処理が施される。
【0068】本実施形態においては、まず、前室105
の真空雰囲気下に、電子源が配置されたRP101、外
枠103、及び、スペーサ104からなる第1の部材
と、蛍光体及びメタルバックが配置されたFP102か
らなる第2の部材とが用意され、ベーク処理室106に
おけるベーク処理、EB照射処理室107における電子
線照射、チャンバーゲッタ処理室108におけるチャン
バーゲッタ処理による高真空到達、パネルゲッタ処理室
109におけるパネルゲッタ処理によるパネルへのゲッ
タフラッシュ、封着処理室110における加熱封着及び
冷却室111における冷却処理の各工程が直列された一
ライン上で行われ、かかるライン上に画像表示装置のパ
ネルを形成する部材の複数が順次、搬入、搬送、搬出さ
れることにより画像表示装置を製造するものとなってい
る。
【0069】図1(a)に図示した製造装置の各処理室
間には、前述の通り、ゲートバルブ112、113、1
14、115、116、117、118、119が配置
されており、各処理室は不図示の真空排気系で真空排気
される。本実施形態においては、ゲートバルブ112、
113、114、115、116、117、118、1
19を各処理室間毎に配置したが、このゲートバルブ配
置は図1(c)に図示する圧力プロファイルの圧力が相
違する処理室間および装置外大気間のみでよく、例え
ば、チャンバーゲッタ処理室108、パネルゲッタ処理
室109、封着室110の間のゲートバルブ116、1
17は省略することも可能である。
【0070】上記のように隣接した処理室間にゲートバ
ルブがなく、しかも各処理工程におけるパネル部材の温
度が異なる場合は、該処理工程間には、例えばアルミニ
ウム、クロム、ステンレスなどの反射性金属によって形
成した熱遮蔽部材(板形状、フィルム形状など)が配置
されていることが好ましい。この熱遮蔽部材は、図1
(b)に図示するパネル部材の温度プロファイルの温度
が相違する処理室間、例えば、ベーク処理室106とパ
ネルゲッタ処理室109との間の何処かに配置するのが
好ましい。また、該熱遮蔽部材は各処理室間毎に配置し
てもよい。上記熱遮蔽部材は、上に載置したFP102
とRP101とが各処理室間を移動する際には、障害を
与えないように設置される。
【0071】また、本実施形態では、前室105に搬入
する前のRP101に、予め、真空構造をシールする外
枠103及び耐大気圧構造を形成するスペーサ104を
固定設置してあるがこれに限るものではない。例えば、
外枠103にスペーサ104を事前に固定し(例えば外
枠103内を横切る板状スペーサ104として、その両
端を外枠103に固定。)、これを単独の構成部材とし
てRP101やFP102とは別に本装置内に投入し、
各処理工程を行い、最終的に封着処理工程でパネルの構
成部材として、所望の位置に配置固定することも、ま
た、外枠103をFP102側に予め固定設置しておく
ものであっても良い。
【0072】尚、RP101側あるいはFP102側に
外枠103を予め固定設置しておく場合には、その固定
を後述する封着材143よりもより高い融点をもつ封着
材を用いて行うことが好ましい。例えば、後述する封着
材143がインジウムなどの低融点金属又はその合金で
あれば、フリットガラスを用いて外枠103をRP10
1あるいはFP102に予め固定しておくことが好まし
い。
【0073】図1(a)において143は前述の如く封
着材であり、RP101に配置された外枠103のFP
102側端部に事前に設けることができるが、封着材1
43の配置はこれに限るものではなく、外枠103が接
触固定されるFP102上の部分に配置しておいても良
い。さらには、外枠103を単独の構成部材として独立
して、本装置内に投入する場合は、外枠103のRP1
01側端部及びFP102側端部に封着材143を設け
ても良い。また、封着材143は、外枠103が接触固
定されるRP101およびFP102上の部分に配置さ
れても良い。上記封着材143を設ける部分は、外枠1
03の端部と、この外枠103の端部が接触固定される
RP101およびFP102上の部分の少なくともいず
れか一方に設けてあれば良い。
【0074】ここで、本実施形態において用いられる封
着材143は、100℃程度の比較的低温にて溶融、封
着が可能な、ガリウム−インジウム系合金、あるいは、
ガリウム−錫系合金、アルミニウム−ガリウム系合金な
どの封着材である。これらの封着材は、上記2元素の混
合比率を変えることにより、その融点を調整することが
可能である。
【0075】上記のように構成された装置において、パ
ネルを真空排気して封着する工程を以下に示す。尚、以
下の工程は1枚のパネルを封着する場合を示す場合であ
るが、連続して複数のパネルを連続的に処理して封着す
る場合は、各処理工程の処理時間が異なる場合があり、
処理時間の長い工程については他の処理工程時間と調整
するように、処理工程を複数の処理室に分割すること、
あるいは同一の処理室に処理のための構成要素を、例え
ば、ホットプレート等を複数配置して、同時に処理を行
うことよって可能となる。
【0076】まず、外枠103およびスペーサ104が
事前に固定され、封着材143も事前に配置されたRP
101と、FP102を前室105に搬入する。ここ
で、外枠103およびスペーサ104はRP101にフ
リットガラスを用いて固定されており、封着材143と
してはGa−In合金が用いられる。搬入に際しては搬
送用の治具に上記のRP101とFP102とを配置
し、構造上、両者の基板に間隔が形成されるようにして
ある。尚、搬入、搬送は治具を用いることに限るもので
はなく、RP101、FP102の基板をそのまま、装
置本体側の支持搬送ユニットで搬送することも可能であ
る。
【0077】搬入が終了したら、搬入口であるゲートバ
ルブ112を遮蔽し、この前室105の内部を真空排気
する。この間、ベーク処理室106以降の処理室は各々
の真空度と温度プロファイルに設定されている。以降、
RP101、FP102の基板の搬送に際して、対応す
る処理室間のゲートバルブ113〜119を順次、開
放、遮断する。
【0078】上記前室105が10-5Pa台の圧力状態
に達したとき、ゲートバルブ113を開放し、RP10
1とFP102とを前室105から搬出してベーク処理
室106に移動し、この移動終了後にゲートバルブ11
3を遮断する。
【0079】大気に曝されることなくベーク処理室10
6に移動されてきたRP101とFP102は、このベ
ーク処理室106内で、ホットプレート121、122
による加熱処理(ベーク処理)が施される。このベーク
処理によって、RP101とFP102に含有、吸着さ
れている水素、酸素、水などの不純物をガス排出させる
ことができる。このベーク処理は、ベーク処理室106
の温度制御手段であるホットプレート121、122に
よりパネル部材の温度を300℃〜400℃、好ましく
は350℃〜380℃に設定して行われ、本実施形態に
おいてはパネル部材が380℃となるよう上記ホットプ
レート121、122の温度が設定される。また、この
ときのベーク処理室内の圧力は約10-4Paである。
【0080】ベーク処理を終了したRP101とFP1
02とをEB照射処理室107に移動させ、RP101
をホットプレート123に固定し、昇降機139によっ
てEB照射処理室107の上部へ移動させる。この間、
一時的にRP101とFP102は加熱源であるベーク
処理室106のホットプレート121、122から離れ
ることになるが、急激な温度低下を発生しないようにし
てEB照射処理室107のホットプレート123、12
4に固定し、加熱することで、穏やかに降温を行う。こ
の降温状態の基板温度域において、電子銃125からE
B126を任意の領域へ放出してEB照射処理を行う。
このEB照射処理は、EB照射処理室107に配置され
た温度制御手段であるホットプレート123、124に
よりパネル部材の温度を、前の処理室であるベーク処理
処理室106におけるパネル部材の設定温度以下、好ま
しくは、さらに以降の各処理室におけるパネル部材の設
定温度以上の温度範囲に設定して行われる。また、この
時のEB照射処理室内の圧力は約10-4Paから10-5
Paになる。ここで、EB照射処理室107のようなパ
ネル部材の表面浄化処理室内は10-4Pa以下、より好
ましくは、10-5Pa以下の真空状態となるように設定
されていることが好ましい。
【0081】EB照射処理はRP101、FP102へ
の照射による吸着不純物のガス脱離による基板クリーニ
ング等の効果がある。また、上述の通り、この際、ベー
ク処理工程での余熱を利用することができるので上記ク
リーニング効果は一層向上する。また、EB照射はRP
101、FP102の両方、または、いずれか一方のみ
の処理でも良い。
【0082】また、EB照射はRP101、FP102
に限らず、EB照射工程チャンバー内の任意の領域に照
射しても良い。EB照射処理は、基板クリーニング以外
に、チャンバー空間にEB照射することにより、ベーキ
ング、EB照射基板クリーニングによって脱離したガス
をEB照射によりイオン化し、後工程のゲッタフラッシ
ュ処理工程で、よりゲッタへの吸着を促進することがで
きる効果もある。
【0083】また、以上述べたEB照射処理室107、
あるいは、このEB照射処理室107と後述する予備ゲ
ッタ処理室108(チャンバーゲッタ処理室)とは、ベ
ーク処理を終了したRP101及びFP102の降温を
行う、冷却処理室としての機能をも果たすものである
が、ベーク処理室106とEB照射処理室107との間
に別個、冷却処理室を設けることも好ましい形態の一つ
である。
【0084】このような冷却処理室においては、ベーク
処理時のパネル部材温度からの急激な温度低下を発生し
ないように、RP101及びFP102のパネル部材は
それぞれホットプレートに固定され、穏やかに降温を行
う。この時のパネル部材の温度域は、以降の処理室にお
けるパネル部材の設定温度以上であって、且つ、前の処
理室であるベーク処理室におけるパネル部材の設定温度
よりも低い温度の範囲で設定される。また、この時の冷
却処理室内の圧力は10-4Pa以下、より好ましくは、
10-5Pa以下となるように設定される。
【0085】EB照射処理が終了した後、昇降機139
を降下させ、ホットプレート123からRP101を取
り外し、FP102と共に、チャンバーゲッタ処理室1
08へ移動する。このとき、RP101とFP102
は、チャンバーゲッタ処理室108に大気に曝すことな
く移動される。チャンバーゲッタ処理室108内の真空
状態は10-5Pa以下となるように設定されている。こ
のチャンバーゲッタ処理室では、チャンバーゲッタフラ
ッシュ装置129内に内蔵させていた蒸発型ゲッタ材
(例えば、バリウムなどのゲッタ材)を抵抗加熱などの
方法で加熱蒸発させてチャンバーゲッタフラッシュ13
0を生じさせ、パネル部材以外のチャンバー内に配置さ
れたチャンバーゲッタ板131の表面にバリウム膜など
からなるゲッタ膜(図示せず)を被着せしめる。この際
のパネルゲッタの膜厚は、一般的に5nm〜500n
m、好ましくは10nm〜200nm、より好ましく
は、20nm〜200nmである。このチャンバーゲッ
タ処理工程により、チャンバーゲッタ板131に被着し
たゲッタ膜がチャンバー内のガスを吸着排気して、チャ
ンバーゲッタ処理室内の圧力は10-6Pa台に到達す
る。このチャンバーゲッタ処理室108のRP101、
FP102の温度調節手段であるホットプレート12
7、128は、これらのパネル部材の温度を、ベーク処
理室106におけるパネル部材の設定温度よりも低く、
前の処理室であるEB照射処理室107におけるパネル
部材の設定温度以下であって、且つ、以降の各処理室に
おけるパネル部材の設定温度以上の温度範囲に設定され
て行われ、本実施形態においては、パネル部材の温度が
100℃となるようにホットプレート127、128の
温度が設定されて当該処理が行われる。なお、チャンバ
ーゲッタフラッシュ130によって、ゲッタ材が蒸発す
るため、一時的にチャンバー内の真空度は低下するが、
真空排気により、高真空へと移行する。尚、以上述べた
チャンバーゲッタ処理は、本実施の形態のようにチャン
バーゲッタ処理室を独立して設けて行うに限らず、チャ
ンバーゲッタ処理室を特に設けずに、以降述べるパネル
ゲッタ処理室内で行われるものであっても良い。
【0086】次に、RP101とFP102とをパネル
ゲッタ処理室109に移動させ、RP101をホットプ
レート132に固定し、昇降機141によってパネルゲ
ッタ処理室109の上部へ移動させる。パネルゲッタ処
理室は事前に10-6Pa台に真空排気されている。この
真空度に到達するためには、一般的な真空排気ポンプの
他に、上記、蒸発型ゲッタ材のフラッシュによる排気、
非蒸発ゲッタ材の加熱活性化による排気などによる補助
排気手段を用いることもできる。上記10-6Pa台に真
空排気方法は、以下に述べる封着処理室110、冷却処
理室111にも用いることができる。
【0087】パネルゲッタ処理室109ではパネルゲッ
タフラッシュ装置134内に内蔵させている蒸発型ゲッ
タ材(例えば、バリウムなどのゲッタ材)を抵抗加熱な
どの方法で加熱蒸発させてパネルゲッタフラッシュ13
5を生じさせ、FPの表面にバリウム膜などからなるゲ
ッタ膜(図示せず)を被着せしめる。この際のパネルゲ
ッタの膜厚は、一般的に5nm〜500nm、好ましく
は10nm〜200nm、より好ましくは、20nm〜
200nmである。ここで、ゲッタ膜が被着されるパネ
ル部材の温度が、ベーク時におけるパネル部材の温度よ
りも低い温度とされることは、パネル部材に被着される
ゲッタ膜の熱による劣化を大幅に低減することができ
る。よって、パネルゲッタ処理室にはRP101、FP
102の温度制御手段であるホットプレート132、1
33が配置されており、このホットプレート132、1
33によりパネル部材の温度を、ベーク処理室における
パネル部材の設定温度よりも低く、前の処理室であるチ
ャンバーゲッタ処理室108におけるパネル部材の設定
温度以下であって、且つ、以降の各処理室におけるパネ
ル部材の設定温度以上の温度範囲に設定して、かかるパ
ネルゲッタ処理がなされる。本実施形態においては、パ
ネル部材の温度が100℃となるようにホットプレート
132、133の温度が設定されて当該処理が行われ
る。また、成膜された蒸発型ゲッタは、当該処理工程の
チャンバーが10-6Paの高真空であるためにガス吸着
による劣化は小さく、十分にゲッタ真空排気能力を維持
したまま、次の封着処理工程へ移される。
【0088】図1(a)ではFP102上にゲッタ膜を
被着、形成したが、形成する部材はこれに限るものでは
なく、RP101等に形成することも可能である。ただ
し、ゲッタ材は一般に導電性であるため、封着されたパ
ネルの画像表示駆動時に大きなリーク電流の発生や、駆
動電圧の耐圧が維持できないなどの問題が発生する場合
がある。例えば、図1(a)のRP101にパネルゲッ
タフラッシュを行うと、外枠103、スペーサ104に
も導電性のゲッタ膜が成膜されるために、駆動時の電気
的な問題が発生する場合がある。この様な場合には、ゲ
ッタ膜を被着成膜してはならない部分をメタル薄板の成
膜マスクで覆い、ゲッタ膜が被着形成されないようにし
ながらRP101の必要な部分にのみゲッタ膜を成膜さ
せることができる。なお、パネルゲッタフラッシュによ
って、ゲッタ材が蒸発するため、一時的にチャンバー内
の真空度は低下するが、真空排気により、高真空へと移
行する。
【0089】パネルゲッタ処理工程が終了した後、昇降
機141を降下させた後、ホットプレート132からR
P101を取り外し、FP102と共に、封着処理室1
10へ移動する。
【0090】RP101、FP102を事前に10-6
a台まで真空排気した封着処理室110へ移動させ、R
P101、FP102を各々ホットプレート136、1
37に固定する。この時、RP101に配置固定された
枠103上の封着材143とスペーサ104はFP10
2と接触せず、わずかに間隔を有して固定される。また
この固定時にRP101とFP102のパネル封着時の
相対位置が決定される。相対位置の決定は突き当てピン
による端面基準で行うことができるがこれに限るもので
はない。
【0091】この後、昇降機142を下降させて、RP
101に配置固定された外枠103をFP102に接
触、押圧させながら、図1(b)の温度プロファイルに
示すように、封着処理室110におけるパネル部材の温
度を、前の処理室であるパネルゲッタ処理室109にお
けるパネル部材の設定温度よりも上げることなく、R
P、FP両基板を加熱して、封着材143が軟化、また
は溶解状態でピーク温度で10分間保持し、その後、基
板温度を降温させて、封着材料が接着固定される。これ
により外枠103に形成された封着材143により外枠
103とFP102が接着された後、封着材143が硬
化して固定される。このとき封着処理室内の圧力は10
-6Pa台を維持しており、本工程で封着されたパネル内
も10-6Pa台の真空度となる。ここで、本実施形態に
おいては、上記封着処理時のパネル部材の温度が100
℃となるようホットプレート132及び133の温度を
設定した。
【0092】本実施形態のように、100℃程度の比較
的低温にてパネル部材の封着を可能ならしめるために
は、封着材143として、例えば、ガリウム−インジウ
ム系合金、ガリウム−錫系合金、アルミニウム−ガリウ
ム系合金などの比較的低温にて溶融可能な封着材を用い
れば良い。
【0093】本実施形態においては、Ga−In合金
(Ga:In=26:74(重量比))を封着材143
として用いた。Ga−In合金は融点が80℃であり、
接着固定温度は、加熱ピーク温度を100℃、硬化固定
温度を80〜70℃に設定とした。
【0094】封着材の硬化固定温度以下に温度が下がっ
た時点で、封着処理が終了し、この後、ホットプレート
136からRP101部を取り外し、昇降機142を上
昇さる。ホットプレート137からFP102部を取り
外しRP101、FP102外枠103、スペーサ10
4で構成された封着パネル144を、冷却処理室111
へ移動する。この時、冷却処理室111は封着処理室の
真空度を維持するために、10-6Pa台に真空排気され
ている。封着パネル144は封着材の硬化固定温度でホ
ットプレートから取りはずされ、冷却処理室111で冷
却される。冷却手段(温度制御手段)としては、水冷に
よる温度制御機能を有する冷却プレートなどが用いられ
るがこれに限るものではなく、封着パネル144の急激
な温度降下による基板損傷などが発生しなければ、冷却
処理室111内で自然冷却を行っても良い。
【0095】封着パネル144の温度が室温、あるいは
室温に近い温度まで降下した段階で、冷却処理室111
の真空リークを行い処理室を大気圧にする。その後、装
置外大気側のゲートバルブ119を開放し、封着パネル
144を装置外へ搬出する。
【0096】本実施形態の製造装置は、上記封着処理室
110と冷却室111との間に、ゲートバルブ118と
を設け、該ゲートバルブの開放時に封着処理室110か
ら表示パネルを搬出させ、冷却室111に搬入後、該ゲ
ートバルブを遮蔽し、ここで冷却後、搬出口119を開
放し、表示パネルを冷却室111から搬出させ、最後に
該搬出口119を遮蔽して、全工程を終了する。また、
次の工程の開始前に、冷却室111の内部を独立配置し
た真空排気系(図示せず)によって、真空状態に設定し
ておくのがよい。
【0097】本実施形態では、上述した、蒸発型ゲッタ
材のほかに、RP101又はFP102上に、予め、チ
タン材などからなる非蒸発型ゲッタ膜又は非蒸発型ゲッ
タ部材を設けておいてもよい。
【0098】また、上述のホットプレート121、12
3、127、132、136は、RP101が脱落する
ことなく十分な力で固定することができる機材、例え
ば、機械的に基板周辺をつかむツメによるチャック方
式、静電チャック方式や真空着チャック方式を利用した
機材を用いることができる。
【0099】上記の例は各処理工程の組み合わせの一例
であるが、各処理工程の組み合わせによって、幾つかの
処理室の変形例を挙げることができる。
【0100】すなわち、とりわけ、ベーク処理から封着
処理までの過程においては、第1の変形例として、前室
105における真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理
室106におけるベーク処理、封着処理室110におけ
る加熱封着の順に工程を進めるように各処理室を直列さ
せる例が挙げられる。
【0101】第2の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、パネルゲッタ処理室109におけるパ
ネルゲッタ処理、封着処理室110における加熱封着の
順に工程を進めるように各処理室を直列させる例が挙げ
られる。
【0102】第3の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、EB照射処理室107におけるEB照
射処理などの表面浄化処理、パネルゲッタ処理室109
におけるパネルゲッタ処理、封着処理室110における
加熱封着の順に工程を進めるように各処理室を直列させ
る例が挙げられる。
【0103】第4の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、EB照射処理室107におけるEB照
射処理、チャンバーゲッタ処理室108におけるチャン
バーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109におけるパ
ネルゲッタ処理、封着処理室110における加熱封着の
順に工程を進めるように各部屋を直列させる例が挙げら
れる。
【0104】第5の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、チャンバーゲッタ処理室108におけ
るチャンバーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109に
おけるパネルゲッタ処理、封着処理室110における加
熱封着の順に工程を進めるように各部屋を直列させる例
が挙げられる。
【0105】第6の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、封着処理室110における加熱封着の順に工程を
進めるように各処理室を直列させる例が挙げられる。
【0106】第7の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、パネルゲッタ処理室109におけるパネルゲッタ
処理、封着処理室110における加熱封着の順に工程を
進めるように各処理室を直列させる例が挙げられる。
【0107】第8の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、EB照射処理室107におけるEB照射処理など
の表面浄化処理、パネルゲッタ処理室109におけるパ
ネルゲッタ処理、封着処理室110における加熱封着の
順に工程を進めるように各処理室を直列させる例が挙げ
られる。
【0108】第9の変形例としては、前室105におけ
る真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106にお
けるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷却
処理、チャンバーゲッタ処理室108におけるチャンバ
ーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109におけるパネ
ルゲッタ処理、封着処理室110における加熱封着の順
に工程を進めるように各処理室を直列させる例が挙げら
れる。
【0109】第10の変形例としては、前室105にお
ける真空雰囲気下での用意の後、ベーク処理室106に
おけるベーク処理、冷却処理室におけるパネル部材の冷
却処理、EB照射処理室107におけるEB照射処理な
どの表面浄化処理、チャンバーゲッタ処理室108にお
けるチャンバーゲッタ処理、パネルゲッタ処理室109
におけるパネルゲッタ処理、封着処理室110における
加熱封着の順に工程を進めるように各処理室を直列させ
る例が挙げられる。
【0110】次に構成部材であるRP101、FP10
2、外枠103、スペーサ104の搬送と装置導入の変
形例として、第1の変形例としては、RP101と、F
P102と、外枠103へ固定配置したスペーサ104
との3個の構成部材として本装置内に投入することもで
きる。この場合、外枠103の本装置内での封着処理に
よる封着面はRP101、FP102側両面となるため
に、それぞれの封着面に対して封着材を事前に形成して
おくことが必要である。
【0111】第2の変形例としては、RP101と、F
P102へ外枠103を、あるいは外枠103とスペー
サ104とを接着固定配置した2個の構成部材として本
装置に投入することもできる。この場合、外枠103の
本装置内での封着処理による封着面はRP101側面と
なるために、封着面に対して封着材を事前に形成してお
くことが必要である。
【0112】次に上記構成部材の変形例に対して、個々
の構成部材ごとに装置の処理室を個別に一列のライン状
に並べて、封着処理工程ですべての構成部材がひとつの
処理室に合流して封着処理が行われる装置構成の変形例
として、第1の変形例としては、RP101と、FP1
02と、外枠103へ固定配置したスペーサ104との
3個の構成部材として、前室105以降、パネルゲッタ
ラッシュ処理室109までの各処理室を3ライン並べ、
上記3個の構成部材を別々に各々の装置へ投入し、3つ
のパネルゲッタ処理室がひとつの封着処理室に合流する
ように接続され、該封着処理室で3個の構成部材を封着
処理を行い、冷却処理を行う装置構成が挙げられる。
【0113】第2の変形例としては、FP102とRP
101へ接着固定した外枠103、あるいは、FP10
2とRP101に接着固定したスペーサ104及び外枠
103の2個の構成部材、あるいは、RP101とFP
102へ接着固定した外枠103、あるいは、RP10
1とFP102へ接着固定した外枠103及びスペーサ
104の2個の構成部材として、前室105以降、パネ
ルゲッタラッシュ処理室109までの各処理室を2ライ
ン並べ、上記2個の構成部材を別々に装置へ投入し、2
つのパネルゲッタ処理室がひとつの封着処理室に合流す
るように接続され、該封着処理室で2個の構成部材の封
着処理を行い、冷却処理を行う装置構成が挙げられる。
尚以上の第1及び第2の変形例においては、ゲッタ処理
は3個あるいは2個の構成部材のうちのいずれか一つに
なされれば良い場合をも含んでいる。
【0114】更に上述の実施態様の説明ではパネルの封
着時の真空度を10-6Pa台に設定していたが、本発明
はこの数値に限るものではない。すなわち、パネル封着
時の真空度を一般の真空排気ポンプで到達可能な10-5
Pa台に設定することもできる。この場合、処理室内の
到達真空度を上げるために行われるチャンバーゲッタ処
理室140と当該ゲッタ処理工程の省略が可能である。
また10-6Pa台に到達するための補助的なゲッタポン
プによる真空排気も省略することができる。
【0115】以上の処理工程を行った封着パネル144
は、Baなどの蒸発型ゲッタ材が、例えばFP上に成膜
形成されているにも関わらず、従来の封着パネルで存在
していた蒸発型ゲッタ材の蒸発源である主に高周波加熱
によってゲッタフラッシュを行うゲッタリングや主に抵
抗加熱でゲッタフラッシュするゲッタラインが封着パネ
ル内に残留しないという構成上の特徴を有している。
【0116】また、以上の処理工程と装置は、パネルゲ
ッタフラッシュ処理工程と連続した封着工程が異なった
処理室で構成されているという特徴を有している。
【0117】図2は、本実施形態の製造装置及び製造方
法を用いて作成した画像表示装置の一部を示す断面図で
ある。
【0118】図中、図1と同一符号は、同一部材であ
る。上記装置及び方法によって作成した画像表示装置
は、RP101とFP102と外枠103とによって真
空容器又は減圧容器が形成されている。上記減圧容器内
には、アルゴンガス、ネオンガスなどの不活性ガス又は
水素ガスを減圧下で含有することができる。
【0119】また、真空容器の場合には、10-5Pa以
上、好ましくは、10-6Pa以上の高真空に設定するこ
とができる。
【0120】上記真空容器又は減圧容器内には、スペー
サ104が配置されて耐大気圧構造を形成している。本
発明で用いたスペーサ104は、無アルカリガラスなど
の無アルカリ絶縁物質からなる本体311と、該本体3
11の表面を覆って配置した高抵抗物質で成膜された高
抵抗膜309と両端に設けた金属(タングステン、銅、
銀、金、モリブデンやこれらの合金など)膜310とを
有し、配線306上に導電性接着剤308を介して電気
的に接続接着されている。スペーサ104は、上記前室
105に搬入する際には、前もってRP101に接着剤
308によって接着固定され、封着処理室110におい
て処理が終了した時点で、上記スペーサ104のもう一
方の端部とFP102とは電気的に接続されて接して配
置される。
【0121】RP101は、ガラスなどの透明基板30
4と、ナトリウムなどのアルカリの侵入を防止するため
の下地膜(SiO2、SnO2など)305と、XYマト
リクス配列した複数の電子線放出素子312とが配置さ
れている。配線306は、電子線放出素子と接続したカ
ソード側XYマトリクス配線の一方のカソード側配線を
構成する。
【0122】本発明は、蛍光体励起手段又は画像表示素
子部材として用いた電子線放出素子312に変えて、プ
ラズマ発生素子を用いることができる。この際、容器内
には、アルゴンガス、ネオンガスなどの不活性ガス又は
水素ガスを減圧下で含有させる。
【0123】FP102は、ガラスなどの透明基板30
1と蛍光体層302とアノード源(図示せず)に接続し
たアノード金属(アルミニウム、銀、銅など)膜303
とが配置されている。
【0124】また、本発明は、上記プラズマ発生素子を
用いた際には、画像表示用部材として用いた蛍光体に変
えて、カラーフィルターを用いることができる。
【0125】外枠103は、上記前室105に搬入する
際には、前もってRP101にフリットガラスなどの低
融点接着剤307によって接着固定しておき、上記封着
処理室110における処理工程で、より低融点の封着材
143によって固定接着されている。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、電子線放出素子やプラ
ズマ発生素子をXY方向に100万画素以上のように大
容量で設け、且つこの大容量画素を対角サイズ30イン
チ以上の大画面に設けた画像表示装置を製造するに当た
って、製造工程時間を大幅に短縮することができた。
【0127】また、画像表示装置を構成する真空容器を
10-6Pa以上のような高真空に達成させることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造装置内のパネル部材の温度プロファイル及
び製造装置内の各室間の圧力プロファイルと共に本発明
に係る製造装置を模式的に示した図である。
【図2】本発明の製造装置及び製造方法を用いて作成し
た画像表示装置の一部を示す断面図である。
【符号の説明】
101 リアプレート(RP) 102 フェィスプレート(FP) 103 外枠 104 スペーサ 105 前室 106 ベーク処理室 107 表面浄化処理室(EB照射処理室) 108 予備ゲッタ処理室(チャンバーゲッタ処理室) 109 ゲッタ処理室(パネルゲッタ処理室) 110 封着処理室 111 冷却室 112〜119 ゲートバルブ 120 搬送ローラー 121,123,127,132,136 ホットプレ
ート(RP用) 122,124,128,133,137 ホットプレ
ート(FP用) 125 電子銃 126 エレクトロン・ビーム(EB) 129 チャンバーゲッタフラッシュ装置 130 チャンバーゲッタフラッシュ 131 チャンバーゲッタ板 134 パネルゲッタフラッシュ装置 135 パネルゲッタフラッシュ 138〜142 昇降機 143 封着材 144 封着パネル 145 搬送方向を示す矢印 301 透明基板 302 蛍光体層 303 アノード金属膜 304 透明基板 305 下地膜 306 配線 307 低融点接着剤 308 金属膜 309 高抵抗膜 310 金属膜 311 本体 312 電子線放出素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 俊彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C012 AA05 BC03 BC04 BD04

Claims (104)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置のパネルを構成するパネル
    部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複数
    の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル部
    材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装置
    の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、封着される封着処理室とを含み、前記複数の処
    理室における各処理は、当該処理室における前記パネル
    部材の温度を、前記搬送過程における前の処理室での当
    該パネル部材の温度以下に設定して行われることを特徴
    とする画像表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 画像表示装置のパネルを構成するパネル
    部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複数
    の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル部
    材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装置
    の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ
    処理室と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送
    され、封着される封着処理室とを含み、前記複数の処理
    室における各処理は、当該処理室における前記パネル部
    材の温度を、前記搬送過程における前の処理室での当該
    パネル部材の温度以下に設定して行われることを特徴と
    する画像表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲッ
    タ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする請
    求項2に記載の画像表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の処理室は、前記ベーク処理室
    でのベーク処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記
    パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接した
    前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10
    -4Pa以下に設定されていることを特徴とする請求項2
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 画像表示装置のパネルを構成するパネル
    部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複数
    の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル部
    材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装置
    の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材の表面を浄化する表面浄化処理
    室と、前記表面浄化処理の後、前記パネル部材が搬送さ
    れ、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理
    室と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送さ
    れ、封着される封着処理室とを含み、前記複数の処理室
    における各処理は、当該処理室における前記パネル部材
    の温度を、前記搬送過程における前の処理室での当該パ
    ネル部材の温度以下に設定して行われることを特徴とす
    る画像表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲッ
    タ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする請
    求項5に記載の画像表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の処理室は、前記ベーク処理室
    でのベーク処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記
    パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接した
    前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10
    -4Pa以下に設定されていることを特徴とする請求項5
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の処理室は、前記表面浄化処理
    室での表面浄化処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に
    前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接
    した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、
    10-4Pa以下に設定されていることを特徴とする請求
    項5に記載の画像表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記表面浄化処理室は、前記ゲッタ処理
    室と隣接しており、前記表面浄化処理室及び前記ゲッタ
    処理室は、10-4Pa以下に設定されていることを特徴
    とする請求項5に記載の画像表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材の表面を浄化する表面浄化処理
    室と、前記表面浄化処理の後、前記パネル部材が搬送さ
    れ、当該処理室内のゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処
    理室と、前記予備ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ
    処理室と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送
    され、封着される封着処理室とを含み、前記複数の処理
    室における各処理は、当該処理室における前記パネル部
    材の温度を、前記搬送過程における前の処理室での当該
    パネル部材の温度以下に設定して行われることを特徴と
    する画像表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の処理室は、前記表面浄化処
    理室での表面浄化処理後、前記予備ゲッタ処理室への搬
    送前に前記パネル部材が搬送される、前記予備ゲッタ処
    理室と隣接した前室を含み、該前室内、予備ゲッタ処理
    室内及びゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定され
    ていることを特徴とする請求項10に記載の画像表示装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記表面浄化処理室は、前記予備ゲッ
    タ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室内、前記
    予備ゲッタ処理室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4
    Pa以下に設定されていることを特徴とする請求項10
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面に電子線を照射して前記パネル部材の表面を浄化
    する処理であることを特徴とする請求項5〜12のいず
    れかに記載の画像表示装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面にイオンを照射して前記パネル部材の表面を浄化
    する処理であることを特徴とする請求項5〜12のいず
    れかに記載の画像表示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面に紫外線を照射して前記パネル部材の表面を浄化
    する処理であることを特徴とする請求項5〜12のいず
    れかに記載の画像表示装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面にプラズマを照射して前記パネル部材の表面を浄
    化する処理であることを特徴とする請求項5〜12のい
    ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、当該処理室内のゲッタ処理が行われる予備ゲッ
    タ処理室と、前記予備ゲッタ処理の後、前記パネル部材
    が搬送され、前記パネル部材にゲッタ処理がなされるゲ
    ッタ処理室と、前記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が
    搬送され、封着される封着処理室とを含み、前記複数の
    処理室における各処理は、当該処理室における前記パネ
    ル部材の温度を、前記搬送過程における前の処理室での
    当該パネル部材の温度以下に設定して行われることを特
    徴とする画像表示装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記複数の処理室は、前記ベーク処理
    室でのベーク処理後、前記予備ゲッタ処理室への搬送前
    に前記パネル部材が搬送される、前記予備ゲッタ処理室
    と隣接した前室を含み、該前室内、予備ゲッタ処理室内
    及びゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されてい
    ることを特徴とする請求項17に記載の画像表示装置の
    製造方法。
  19. 【請求項19】 前記封着処理室における前記パネル部
    材の封着処理の温度は、前記ベーク処理室におけるパネ
    ル部材のベーク処理の温度よりも低い温度に設定して行
    われることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記
    載の画像表示装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記ゲッタ処理室における前記パネル
    部材のゲッタ処理の温度は、前記ベーク処理室における
    パネル部材のベーク処理の温度よりも低い温度に設定し
    て行われることを特徴とする請求項1〜19のいずれか
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記
    冷却処理の後、前記パネル部材が搬送され、封着される
    封着処理室とを含み、前記複数の処理室における各処理
    は、当該処理室における前記パネル部材の温度を、前記
    搬送過程における前の処理室での当該パネル部材の温度
    以下に設定して行われることを特徴とする画像表示装置
    の製造方法。
  22. 【請求項22】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記
    冷却処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル
    部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッ
    タ処理の後、前記パネル部材が搬送され、封着される封
    着処理室とを含み、前記複数の処理室における各処理
    は、当該処理室における前記パネル部材の温度を、前記
    搬送過程における前の処理室での当該パネル部材の温度
    以下に設定して行われることを特徴とする画像表示装置
    の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲ
    ッタ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする
    請求項22に記載の画像表示装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記複数の処理室は、前記冷却処理室
    での冷却処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前に前記パ
    ネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣接した前
    室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4
    Pa以下に設定されていることを特徴とする請求項22
    又は23に記載の画像表示装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 前記冷却室は、前記ゲッタ処理室と隣
    接しており、前記冷却処理室内及び前記ゲッタ処理室内
    は、10-4Pa以下に設定されていることを特徴とする
    請求項22又は23に記載の画像表示装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記冷却処理室において、更に、冷却
    処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする請求
    項25に記載の画像表示装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記冷却処理室において、更に、前記
    パネル部材の表面浄化処理が行われることを特徴とする
    請求項22〜26のいずれかに記載の画像表示装置の製
    造方法。
  28. 【請求項28】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記
    冷却処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル
    部材の表面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面浄化
    処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル部材
    にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッタ処
    理の後、前記パネル部材が搬送され、封着される封着処
    理室とを含み、前記複数の処理室における各処理は、当
    該処理室における前記パネル部材の温度を、前記搬送過
    程における前の処理室での当該パネル部材の温度以下に
    設定して行われることを特徴とする画像表示装置の製造
    方法。
  29. 【請求項29】 前記複数の処理室は、前記表面浄化処
    理室での表面浄化処理後、前記ゲッタ処理室への搬送前
    に前記パネル部材が搬送される、前記ゲッタ処理室と隣
    接した前室を含み、該前室内及び前記ゲッタ処理室内
    は、10-4Pa以下に設定されていることを特徴とする
    請求項28に記載の画像表示装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 前記表面浄化処理室は、前記ゲッタ処
    理室と隣接しており、前記表面浄化処理室内及び前記ゲ
    ッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されていること
    を特徴とする請求項28に記載の画像表示装置の製造方
    法。
  31. 【請求項31】 前記ゲッタ処理室において、更に、ゲ
    ッタ処理室内のゲッタ処理が行われることを特徴とする
    請求項28〜30のいずれかに記載の画像表示装置の製
    造方法。
  32. 【請求項32】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記
    冷却処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル
    部材の表面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面浄化
    処理の後、前記パネル部材が搬送され、当該処理室内の
    ゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室と、前記予備ゲ
    ッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記パネル
    部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前記ゲッ
    タ処理の後、前記パネル部材が搬送され、封着される封
    着処理室とを含み、前記複数の処理室における各処理
    は、当該処理室における前記パネル部材の温度を、前記
    搬送過程における前の処理室での当該パネル部材の温度
    以下に設定して行われることを特徴とする画像表示装置
    の製造方法。
  33. 【請求項33】 前記複数の処理室は、前記表面浄化処
    理室での表面浄化処理後、前記予備ゲッタ処理室への搬
    送前に前記パネル部材が搬送される、前記予備ゲッタ処
    理室と隣接した前室を含み、該前室内、予備ゲッタ処理
    室内及びゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定され
    ていることを特徴とする請求項32に記載の画像表示装
    置の製造方法。
  34. 【請求項34】 前記表面浄化処理室は、前記予備ゲッ
    タ処理室と隣接しており、前記表面浄化処理室内、前記
    予備ゲッタ処理室内及び前記ゲッタ処理室内は、10-4
    Pa以下に設定されていることを特徴とする請求項32
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  35. 【請求項35】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面に電子線を照射して前記パネル部材の表面を浄化
    する処理であることを特徴とする請求項28〜34のい
    ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  36. 【請求項36】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面にイオンを照射して前記パネル部材の表面を浄化
    する処理であることを特徴とする請求項28〜34のい
    ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  37. 【請求項37】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面に紫外線を照射して前記パネル部材の表面を浄化
    する処理であることを特徴とする請求項28〜34のい
    ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  38. 【請求項38】 前記表面浄化処理は、前記パネル部材
    の表面にプラズマを照射して前記パネル部材の表面を浄
    化する処理であることを特徴とする請求項28〜34の
    いずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  39. 【請求項39】 画像表示装置のパネルを構成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える減圧された複
    数の処理室に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル
    部材に複数の処理を施してパネルを形成する画像表示装
    置の製造方法であって、 前記複数の処理室は、前記パネル部材をベークするベー
    ク処理室と、前記ベーク処理の後、前記パネル部材が搬
    送され、前記パネル部材を冷却する冷却処理室と、前記
    冷却処理の後に、前記パネル部材が搬送され、当該処理
    室内のゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室と、前記
    予備ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、前記
    パネル部材にゲッタ処理がなされるゲッタ処理室と、前
    記ゲッタ処理の後、前記パネル部材が搬送され、封着さ
    れる封着処理室とを含み、前記複数の処理室における各
    処理は、当該処理室における前記パネル部材の温度を、
    前記搬送過程における前の処理室での当該パネル部材の
    温度以下に設定して行われることを特徴とする画像表示
    装置の製造方法。
  40. 【請求項40】 前記複数の処理室は、前記冷却処理室
    でのベ冷却処理の後、前記予備ゲッタ処理室への搬送前
    に前記パネル部材が搬送される、前記予備ゲッタ処理室
    と隣接した前室を含み、該前室内、予備ゲッタ処理室内
    及びゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設定されてい
    ることを特徴とする請求項39に記載の画像表示装置の
    製造方法。
  41. 【請求項41】 前記冷却処理室は、前記予備ゲッタ処
    理室と隣接しており、前記冷却処理室内、前記予備ゲッ
    タ処理室内及びゲッタ処理室内は、10-4Pa以下に設
    定されていることを特徴とする請求項39に記載の画像
    表示装置の製造方法。
  42. 【請求項42】 前記パネル部材の封着に用いられる封
    着材は、前記搬送過程において、前記封着処理室の前の
    処理室での前記パネル部材の温度以下の融点を有する封
    着材であることを特徴とする請求項1〜41のいずれか
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  43. 【請求項43】 前記封着材は、ガリウム−インジウム
    系合金、ガリウム−錫系合金、アルミニウム−ガリウム
    系合金のいずれかであることを特徴とする請求項42に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  44. 【請求項44】 前記パネル部材は、前記パネルの表示
    面を構成するフェースプレートを有し、該フェースプレ
    ートと間隔をおいて対向配置されて前記パネルの背面を
    構成するリアプレートと封着されることを特徴とする請
    求項1〜43のいずれかに記載の画像表示装置の製造方
    法。
  45. 【請求項45】 前記リアプレート側には、前記パネル
    部材との封着をなす第1の封着材が設けられていること
    を特徴とする請求項44に記載の画像表示装置の製造方
    法。
  46. 【請求項46】 前記リアプレート側には、第2の封着
    材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠と、該
    外枠に配置された前記パネル部材との封着をなす第1の
    封着材とが設けられていることを特徴とする請求項44
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  47. 【請求項47】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項46に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  48. 【請求項48】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項45〜47
    のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  49. 【請求項49】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項46又は47に記載の画
    像表示装置の製造方法。
  50. 【請求項50】 前記パネル部材は、更に、前記フェー
    スプレートに配置された第1の封着材を有し、前記リア
    プレートと前記第1の封着材で封着されることを特徴と
    する請求項44に記載の画像表示装置の製造方法。
  51. 【請求項51】 前記リアプレート側には、第2の封着
    材で固定され前記パネルの側面を構成する外枠が設けら
    れていることを特徴とする請求項50に記載の画像表示
    装置の製造方法。
  52. 【請求項52】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項51に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  53. 【請求項53】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項50〜52
    のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  54. 【請求項54】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項51又は52に記載の画
    像表示装置の製造方法。
  55. 【請求項55】 前記パネル部材は、更に、前記フェー
    スプレートに第2の封着材で固定された前記パネルの側
    面を構成する外枠を有し、前記リアプレートと封着され
    ることを特徴とする請求項44に記載の画像表示装置の
    製造方法。
  56. 【請求項56】 前記リアプレート側には、前記パネル
    部材との封着をなす第1の封着材が設けられていること
    を特徴とする請求項55に記載の画像表示装置の製造方
    法。
  57. 【請求項57】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項56に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  58. 【請求項58】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項56又は5
    7に記載の画像表示装置の製造方法。
  59. 【請求項59】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項55〜58のいずれかに
    記載の画像表示装置の製造方法。
  60. 【請求項60】 前記パネル部材は、更に、前記フェー
    スプレートに第2の封着材で固定された前記パネルの側
    面を構成する外枠と、該外枠に配置された第1の封着材
    とを有し、前記リアプレートと前記第1の封着材で封着
    されることを特徴とする請求項44に記載の画像表示装
    置の製造方法。
  61. 【請求項61】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項60に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  62. 【請求項62】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項60又は6
    1に記載の画像表示装置の製造方法。
  63. 【請求項63】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項60〜62のいずれかに
    記載の画像表示装置の製造方法。
  64. 【請求項64】 前記パネル部材は、前記パネルの表示
    面を構成するフェースプレートと間隔をおいて対向配置
    されて前記パネルの背面を構成するリアプレートを有
    し、前記フェースプレートと封着されることを特徴とす
    る請求項1〜43のいずれかに記載の画像表示装置の製
    造方法。
  65. 【請求項65】 前記フェースプレート側には、前記パ
    ネル部材との封着をなす第1の封着材が設けられている
    ことを特徴とする請求項64に記載の画像表示装置の製
    造方法。
  66. 【請求項66】 前記フェースプレート側には、第2の
    封着材で固定された前記パネルの側面を構成する外枠
    と、該外枠に配置された前記パネル部材との封着をなす
    第1の封着材とが設けられていることを特徴とする請求
    項64に記載の画像表示装置の製造方法。
  67. 【請求項67】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項66に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  68. 【請求項68】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項65〜67
    のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  69. 【請求項69】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項66又は67に記載の画
    像表示装置の製造方法。
  70. 【請求項70】 前記パネル部材は、更に、前記リアプ
    レートに配置された第1の封着材を有し、前記フェース
    プレートと前記第1の封着材で封着されることを特徴と
    する請求項64に記載の画像表示装置の製造方法。
  71. 【請求項71】 前記フェースプレート側には、第2の
    封着材で固定され前記パネルの側面を構成する外枠が設
    けられていることを特徴とする請求項70に記載の画像
    表示装置の製造方法。
  72. 【請求項72】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項71に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  73. 【請求項73】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項70〜72
    のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  74. 【請求項74】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項71又は72に記載の画
    像表示装置の製造方法。
  75. 【請求項75】 前記パネル部材は、更に、前記リアプ
    レートに第2の封着材で固定された前記パネルの側面を
    構成する外枠を有することを特徴とする請求項64に記
    載の画像表示装置。
  76. 【請求項76】 前記フェースプレート側には、前記パ
    ネル部材との封着をなす第1の封着材が設けられている
    ことを特徴とする請求項75に記載の画像表示装置の製
    造方法。
  77. 【請求項77】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項76に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  78. 【請求項78】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項76又は7
    7に記載の画像表示装置の製造方法。
  79. 【請求項79】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項75〜78のいずれかに
    記載の画像表示装置の製造方法。
  80. 【請求項80】 前記パネル部材は、更に、前記リアプ
    レートに第2の封着材で固定された前記パネルの側面を
    構成する外枠と、該外枠に配置された第1の封着材とを
    有し、前記フェースプレートと前記第1の封着材で封着
    されることを特徴とする請求項64に記載の画像表示装
    置の製造方法。
  81. 【請求項81】 前記第2の封着材は、前記第1の封着
    材よりもその融点が高いことを特徴とする請求項80に
    記載の画像表示装置の製造方法。
  82. 【請求項82】 前記第1の封着材は、低融点金属ある
    いはその合金であることを特徴とする請求項80又は8
    1に記載の画像表示装置の製造方法。
  83. 【請求項83】 前記第2の封着材は、フリットガラス
    であることを特徴とする請求項80〜82のいずれかに
    記載の画像表示装置の製造方法。
  84. 【請求項84】 前記フェースプレートは、蛍光体を有
    することを特徴とする請求項44〜83のいずれかに記
    載の画像表示装置の製造方法。
  85. 【請求項85】 前記フェースプレートは、蛍光体とメ
    タルバックとを有することを特徴とする44〜83のい
    ずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
  86. 【請求項86】 前記リアプレートは、蛍光体励起手段
    を有することを特徴とする請求項44〜85のいずれか
    に記載の画像表示装置の製造方法。
  87. 【請求項87】 前記蛍光体励起手段は、電子放出素子
    を有することを特徴とする請求項86に記載の画像表示
    装置の製造方法。
  88. 【請求項88】 画像表示装置のパネルを形成するパネ
    ル部材を、それぞれ温度制御手段を備える複数の処理室
    に順次搬送し、温度制御しながら前記パネル部材に複数
    の処理を施して画像表示装置を製造する画像表示装置の
    製造装置であって、 前記各処理室の温度制御手段は、当該処理室における前
    記パネル部材の温度を、前記搬送過程における前の処理
    室における当該パネル部材の温度以下に設定する手段で
    あることを特徴とする画像表示装置の製造装置。
  89. 【請求項89】 前記複数の処理室は、前記パネル部材
    をベークするベーク処理室と、前記ベーク処理室でのベ
    ーク処理の後前記パネル部材が搬送され、封着される封
    着処理室とを含むことを特徴とする請求項88に記載の
    画像表示装置の製造装置。
  90. 【請求項90】 前記複数の処理室は、前記パネル部材
    にゲッタ膜を形成するゲッタ処理室と、前記ゲッタ処理
    室でのゲッタ処理の後前記パネル部材が搬送され、封着
    される封着処理室とを含むことを特徴とする請求項88
    に記載の画像表示装置の製造装置。
  91. 【請求項91】 前記複数の処理室は、前記パネル部材
    の表面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面浄化処理
    室での表面浄化処理の後前記パネル部材が搬送され、前
    記パネル部材にゲッタ膜を形成するゲッタ処理室と、前
    記ゲッタ処理室でのゲッタ処理の後前記パネル部材が搬
    送され、封着される封着処理室とを含むことを特徴とす
    る請求項88に記載の画像表示装置の製造装置。
  92. 【請求項92】 前記複数の処理室は、前記パネル部材
    の表面を浄化する表面浄化処理室と、前記表面浄化処理
    室での表面浄化処理の後前記パネル部材が搬送され、予
    備ゲッタ処理が行われる予備ゲッタ処理室と、前記予備
    ゲッタ処理室での予備ゲッタ処理の後前記パネル部材が
    搬送され、前記パネル部材にゲッタ膜を形成するゲッタ
    処理室と、前記ゲッタ処理室でのゲッタ処理の後前記パ
    ネル部材が搬送され、封着される封着処理室とを含むこ
    とを特徴とする請求項88に記載の画像表示装置の製造
    装置。
  93. 【請求項93】 前記各処理室の前に前記パネル部材が
    搬送され、前記パネル部材をベークするベーク処理室を
    含むことを特徴とする請求項89〜92のいずれかに記
    載の画像表示装置の製造装置。
  94. 【請求項94】 前記封着処理室で用いられる封着材
    は、ガリウム−インジウム系合金、ガリウム−錫系合
    金、アルミニウム−ガリウム系合金のいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項89〜93のいずれかに記載の画
    像表示装置の製造装置。
  95. 【請求項95】 前記各処理室間には熱遮蔽部材が設け
    られていることを特徴とする請求項88〜94のいずれ
    かに記載の画像表示装置の製造装置。
  96. 【請求項96】 前記熱遮蔽部材は、反射性金属により
    形成されていることを特徴とする請求項95に記載の画
    像表示装置の製造装置。
  97. 【請求項97】 画像表示装置のパネルを形成するパネ
    ル部材は、蛍光体励起手段を配置した基板を含む第1の
    パネル部材と、蛍光体を配置した基板を含む第2のパネ
    ル部材との2個の構成部材であることを特徴とする請求
    項88〜96のいずれかに記載の画像表示装置の製造装
    置。
  98. 【請求項98】 前記第1のパネル部材は、蛍光体励起
    手段を配置した基板と外枠とを有することを特徴とする
    請求項97に記載の画像表示装置の製造装置。
  99. 【請求項99】 前記第1のパネル部材は、蛍光体励起
    手段を配置した基板とスペーサとを有することを特徴と
    する請求項97に記載の画像表示装置の製造装置。
  100. 【請求項100】 前記第1のパネル部材は、蛍光体励
    起手段を配置した基板と、外枠と、スペーサとを有する
    ことを特徴とする請求項97に記載の画像表示装置の製
    造装置。
  101. 【請求項101】 前記第2のパネル部材は、蛍光体を
    配置した基板と外枠とを有することを特徴とする請求項
    97に記載の画像表示装置の製造装置。
  102. 【請求項102】 前記第2のパネル部材は、蛍光体を
    配置した基板とスペーサとを有することを特徴とする請
    求項97に記載の画像表示装置の製造装置。
  103. 【請求項103】 前記第2のパネル部材は、蛍光体を
    配置した基板と、外枠と、スペーサとを有することを特
    徴とする請求項97に記載の画像表示装置の製造装置。
  104. 【請求項104】 前記蛍光体励起手段は、電子線放出
    素子を有することを特徴とする請求項97〜103のい
    ずれかに記載の画像表示装置の製造装置。
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