JP2002109137A - アンケート質問票作成方法及びシステム - Google Patents

アンケート質問票作成方法及びシステム

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JP2002109137A
JP2002109137A JP2000302747A JP2000302747A JP2002109137A JP 2002109137 A JP2002109137 A JP 2002109137A JP 2000302747 A JP2000302747 A JP 2000302747A JP 2000302747 A JP2000302747 A JP 2000302747A JP 2002109137 A JP2002109137 A JP 2002109137A
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question item
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JP2000302747A
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Nobuhiro Yamazaki
伸宏 山▲崎▼
Manabu Ueda
学 植田
Kazutaka Hayashi
千登 林
Masamichi Takahashi
正道 高橋
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Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回答率の高いアンケートの作成を支援する装
置を提供する。 【解決手段】 予備アンケートを行って、当初用意した
各質問項目ごとの回答率をアンケート集計手段106で
算出し、その回答率の値を各質問項目ごとにアンケート
格納手段102に記録する。そして、本番のアンケート
では、予備アンケートで回答率が所定の閾値(例えば5
0%)を超えた質問項目のみをアンケート作成手段10
3で選んで質問票を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
パソコン通信などの電子メディアを利用して、アンケー
トを実施する手法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の人手によって実施するアンケート
方法では、時間とコストがかかっていた。アンケートを
実施する際には、例えば質問項目の設計、留め置き法な
どによるアンケート質問票の配布、郵送によるその回
収、手作業によるアンケート回答のデータ入力など、各
々のステップにそれぞれ時間とコストがかかり、さらに
豊富な経験がなければ質の高いアンケートの実施は容易
ではなかった。
【0003】しかし、近年情報技術の発展に伴ってコン
ピューター・ネットワークを利用したアンケート調査が
よく利用されるようになってきた。コンピューター・ネ
ットワークの利用によって、紙媒体を利用する必要がな
くなり、これまでの多くの課題が解決された。例えば、
アンケート配布の段階では、従来の訪問や郵送の必要が
なく、ネットワークを通じて質問票を回答者の端末に送
付するだけでよい。回収の段階でも、回答を電子的にそ
のまま調査者側に送付でき、しかもその回答のデータは
ほとんどそのまま集計・分析処理プログラムに渡すこと
ができるので、回収やデータ入力の時間とコストは大き
く改善された。
【0004】以上はアンケート実施段階での効率化に関
するものであるが、アンケートの設計に関しても部分的
に自動化する手法が提案されている。例えば特開平11
−282828号公報『自動適正アンケート項目作成装
置及び媒体』には、質問項目の回答選択肢を、集計され
る回答の状況によって動的に詳細化することで、より効
果の高いアンケートを自動的に作成する手法を提案して
いる。この手法によって、経験がなくてもより適切な選
択肢の構成を備えたアンケートの設計が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、コン
ピューター・ネットワークを利用したアンケートによっ
て、既存の多くの問題が解決された。しかし細かい言い
回しなどが問題となるアンケートの設計に関しては、旧
来通り経験に頼った手法を用いらざるを得ず、その点に
おいて課題は解決されていない。
【0006】前述の特開平11−282828号公報の
手法によれば、確かにアンケート設計における選択肢の
適正化は可能である。しかし、質問項目の中には内容や
選択肢の言い回しなどによりそもそも回答しにくいもの
もあり、そのような質問項目はアンケート調査の有効性
を減ずる原因の一つになる。上記公報の技術は、このよ
うな観点については考慮を払っておらず、部分的な課題
を解決しているに過ぎない。
【0007】また、アンケート設計には、人手に頼らざ
るを得ない従来からの様々な課題が存在する。質問項目
が理解しにくい、質問項目が多すぎる、回答に時間がか
かるといった問題である。
【0008】これらはアンケートの回収率や回答の信頼
性に影響する重大な問題である。質問項目が多すぎるア
ンケートの場合は、回答者が途中で正当な回答をする意
欲を無くし、よく考えずに回答していくという可能性に
つながる。質問項目が理解しにくいという場合も回答の
信頼性や、各質問項目の回答率、さらには全体の回答率
にも影響する。
【0009】アンケートの設計におけるこれらの重要な
問題に対処するための、自動的なアンケート設計・調整
の手法は提案されておらず、未だに経験を有する者によ
る、時間とコストをかけた対応が必要となっている。
【0010】本発明は、このような従来のアンケートを
設計するに際して、経験に頼り、時間とコストがかかる
という課題を考慮し、経験がなくても低コストで短時間
にアンケートを設計する手法及びシステムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係る方法は、複数の質問項目を含んだ
アンケート質問票を、ネットワークを介して回答者に提
示し、それら各質問項目に対する回答をネットワークを
介して受け付ける予備アンケートステップと、この予備
アンケートステップでの各質問項目の回答難易度を算出
するステップと、算出した各質問項目の回答難易度に基
づき、所定の基準値よりも回答難易度が低い質問項目の
みを採用して正式なアンケート調査で用いるアンケート
質問票を作成するステップと、を含む。
【0012】ここで、回答難易度とは、回答者にとって
の質問項目の回答し易さ、し難さの度合いを表す指標値
である。例えば、予備アンケート調査で回収した回答群
の中での当該質問項目の回答率(例えば全回答者数のう
ちで当該質問項目に対して有効な回答をした人の数)
や、回答者がその質問項目の回答を行うに要した回答時
間などを、回答難易度として用いることができる。な
お、「回答難易度が低い」とは、回答しやすいというこ
とであり、回答率の場合は「回答率が高い」、回答時間
の場合は「回答時間が短い」に相当する。「回答難易度
が高い」はこの逆である。
【0013】この発明によれば、予備アンケートステッ
プにて通信ネットワークを介したアンケート調査を自動
的に実施し、その回答から各質問項目の回答難易度を求
め、その難易度により各質問項目の採用・不採用を自動
的に判定するので、回答者にとって回答しにくい質問項
目を除いた質問票を自動的に再構成できる。
【0014】本発明の好適な態様では、各質問項目の採
用・不採用の判断の基準値を、各質問項目ごとに設定可
能とすることにより、調査者側から見た個々の質問項目
の価値などを反映して、正式質問票への各項目の採否を
制御することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態(以下
「実施形態」という)の構成を図面を参照して説明す
る。
【0016】図1において、アンケート入力手段101
は、キーボード等の入力装置を用いてアンケートの質問
票に載せる質問項目を入力する手段である。アンケート
設計者は、質問票に採用する1以上の質問項目をこの入
力手段101から入力する。アンケート格納手段102
は、入力された質問項目を格納する手段であり、質問項
目を格納するための記憶装置を備えている。この格納手
段102は、質問項目ごとに回答率の情報を関連付けて
記憶する機能を備え、予備アンケートにより得られた各
質問項目の回答率を記憶する。アンケート作成手段10
3は、アンケート格納手段102に格納されている質問
項目及び回答率の情報を利用してアンケート質問票を作
成する手段である。アンケート質問票をWWWのウェブ
ページで提供するシステム構成をとった場合、質問票
は、CGIなどを用いてユーザの入力を取得できる文書
として作成される。アンケート実施手段104は、アン
ケート作成手段103で作成したアンケート質問票を、
インターネット108などのネットワークを利用してユ
ーザに提供し、その質問票に対するユーザの回答をネッ
トワークを介して回収することでアンケートを実施する
手段である。アンケート回答手段105は、アンケート
回答者たるユーザの使用するコンピュータであり、アン
ケート実施手段104によって配布されたアンケート質
問票を表示したり、その質問票に対するユーザの回答の
入力を受け付け、インターネット108を介してアンケ
ート実施手段104に返したりする機能を備える。アン
ケート回答手段105のこの機能は、例えばWWWのブ
ラウザを組み込んだパーソナルコンピュータで実現でき
る。なおこのアンケート回答手段105は複数存在でき
る。アンケート集計手段106は、アンケート実施手段
104によって回収されたユーザからの回答を質問項目
毎に集計する手段である。各質問項目ごとの回答率はこ
の集計手段106により算出される。アンケート結果出
力手段107は、アンケート集計手段106によって集
計された結果を表示装置などに表示したり、電子ファイ
ルなどに格納したりして、アンケートの集計結果を参照
できるようにする手段である。
【0017】次に、本実施例の全体の流れについて、図
2のフローチャートを用いて簡単に説明する。
【0018】まずステップ1001で処理を開始する。
次に、ステップ1002で、アンケート設計者が、アン
ケート質問票に用いる各質問項目をアンケート入力手段
101を用いて入力する。このとき、設計者は、効率的
なアンケートということをあまり意識せずに質問項目を
作成していってよい。アンケート設計者が質問票に載せ
たいと思うすべての質問項目を入力し終わると、ステッ
プ1003にて、アンケート作成手段103が、それら
入力されたすべての質問項目を載せたアンケート質問票
を作成する。次に、ステップ1004で、アンケート実
施手段104が、そのアンケート質問票を用いて1回目
の予備アンケートを実行する。この予備アンケートは、
設計者が入力した質問項目のなかで、調査に悪影響を及
ぼす可能性のあるものを除去するために行う、比較的小
規模なアンケートである。アンケート実施手段104
は、アクセスしてきたユーザに対し、インターネット1
08上のHTTPサーバーを通じてアンケート質問票の
データを配布する。
【0019】ステップ1005では、配布したアンケー
ト質問票の各質問項目に対してユーザが入力した回答の
データをアンケート実施手段104が取得する。これも
HTTPサーバーを通じて行われる。
【0020】ここでは、予備アンケートは、回答の回収
件数が100を超えるか、所定の回収期間(例えば配布
開始後10日など、アンケート実施側が予め設定した期
間)が経過するかした場合に、終了するように設定して
いる。ステップ1006では、アンケート実施手段10
4が、一回目の予備アンケートの終了条件を判定してい
る。その終了条件が満足されれば、ステップ1007に
進み、そうでなければ引き続きアンケートの回収を行
う。
【0021】第1回の予備アンケートの終了条件が満足
されると、ステップ1007にて、アンケート集計手段
106が回収したアンケート回答の集計を行う。この集
計処理では、各質問項目毎に回答結果(例えば各回答者
による選択肢の選択結果)が集計されると共に、各質問
項目毎にその回答率が計算される。質問項目の回答率
は、例えば「(当該質問項目に対する有効回答数)÷
(予備アンケートの全有効回答数)」である。この集計
処理の結果は、アンケート格納手段102に格納され
る。
【0022】第1回の予備アンケートの結果集計が終わ
ると、ステップ1008にて、二回目の予備アンケート
の質問票を作成する。ここでは、アンケート作成手段1
03が、アンケート格納手段102に格納された各質問
項目の情報を参照し、第1回の予備アンケートにおいて
回答率が50%以上の質問項目のみを採用してアンケー
ト質問票を構成する。すなわち、この例は、回答率50
%を質問項目採用の判断基準としたものである。この基
準回答率未満の質問項目は、何らかの理由で多くの回答
者が回答を忌避した不適切な質問項目として採用を取り
止める。なお、この50%という判定基準はあくまで一
例であり、本実施形態の装置では、アンケート設計者・
実施者などが自由にその値を設定できる構成とする。第
2回の予備アンケートの質問票が作成されると、次にス
テップ1009でこの質問票を配布し、ステップ101
1で第2回の予備アンケートの終了条件が満足されるま
でステップ1010で回答の回収を繰り返し、終了条件
が満足されるとステップ1012で回答集計を行う。こ
のステップ1009〜1012の処理は、第1回の予備
アンケートにおけるステップ1004〜1007と同様
の処理内容でよい。なお、この例では第2回の終了条件
を第1回と同じにしたが、これは必須ではない。
【0023】第2回の予備アンケート及びその回答集計
が終わると、ステップ1013で、3回目のアンケート
の質問票の作成を行う。このとき作成する質問票は、ス
テップ1008の時と同様、前回(第2回)の予備アン
ケートにおいて、予め設定した基準回答率(この例では
50%)以上の回答率があった質問項目のみを掲載した
ものとする。
【0024】なお、この例では、この3回目のアンケー
トを本番のアンケートとして取り扱う。すなわち、この
アンケートでは、調査・分析のために十分な数を目標に
回答を集め、その回答群によって所定の分析を行う。今
回のアンケートはこの目標に従って回答回収の終了判断
の基準となる回収件数や回収期間を設定するので、その
件数や期間は予備アンケートのものより大幅に大きくな
る(ステップ1016参照)。なお、その前に行った第
1回及び第2回の各予備アンケートでは、それよりもか
なり少ない数の回答を集めるに止めることにより、全体
としての作業効率を確保する。
【0025】このステップ1013における本番アンケ
ートの質問票作成では、ステップ1008の場合と同様
に、第2回の予備アンケートの集計結果から、回答率が
50%を超える質問項目のみを採用し、アンケートを作
成する。ここでも、回答率50%を質問項目の「適切
さ」の判断基準として用い、それを切る回答率しかなか
った項目は、何らかの理由で回答者にとって答えにくい
質問項目であると判断して質問票に組み入れないように
する。このように、この図2の処理の例では、2回の予
備アンケートにより質問項目の取捨選択を行うので、1
回しか予備アンケートを行わない場合より、より適切な
質問票が得られる。なお、予備アンケートを2段階行う
のはあくまで一例に過ぎない。1回の予備アンケートだ
けでも十分な質問票の練り上げができる場合も多々あ
る。また、予備アンケートを3段階以上行うようにする
ことも可能である。
【0026】さて、このようにして本番アンケートの質
問票が完成すると、次にアンケートを配布(ステップ1
014)し、所定の回収終了条件が満足されるまでその
回収(ステップ1015)を繰り返す(ステップ101
6)。この流れは予備アンケートの場合と同じである
が、前述したように回収終了条件だけは、終了条件は回
収件数が1000件に達するか、3回目のアンケート配
布開始後30日が経過するか、といった具合に、予備ア
ンケートの場合よりも多くの回答を集める条件となって
いる点が異なる。この終了条件を満たすことで、一連の
アンケート回答収集処理はステップ1017で終了す
る。
【0027】なお、図2の処理手順においては、アンケ
ート結果の詳細な分析の実施などについては記述してい
ないが、アンケート実施中及び実施後に適宜結果の分析
を行うことも可能である。
【0028】次に、このような実施形態のシステムの動
作を、具体的なアンケート事例を用いて詳細に説明す
る。この例では図2に示したように、アンケート配布及
び回収を予備段階も含めて合計3回実施するが、それぞ
れのアンケート実施の流れについて順を追って説明す
る。
【0029】まずアンケート入力手段101を用いてア
ンケートの内容を入力する。事例に用いるアンケートの
質問票の定義データの一例を図3に例示する。図3に示
すように、アンケート質問票の内容は、項目ごとに分割
されており、まずアンケートのタイトルの開始を示すラ
ベル201が記述され、その後にアンケートのタイトル
202が記述され、更にその後に各々の質問項目の内容
が記述される。各質問項目の内容は、質問項目の始まり
を示すラベル203、質問文204、選択肢の始まりを
示すラベル205、及びその質問項目に対する回答とし
て用意した複数の選択肢206〜210という形式で構
成される。各質問項目ごとに、この質問項目のラベル2
03、質問文204、選択肢のラベル205及び複数の
選択肢206〜210という形式の記述が繰り返され
る。
【0030】アンケート入力手段101で入力された図
3に示したような質問票定義データをもとに、アンケー
ト格納手段102には、その定義データに含まれる各質
問項目の管理情報が生成される。図4は、アンケート格
納手段102に格納された質問項目の管理情報の例を示
す。図4に示すように、管理情報には、質問票定義デー
タに含まれる各質問項目ごとにレコードが用意され、そ
れら各質問項目ごとに、当該質問項目の通し番号を示す
質問番号303、質問文301、及びその質問項目の回
答率302というデータ項目が設けられている。ここで
回答率302は、予備アンケート実施後に回答の集計結
果の一部として得られる回答率が入力される欄として用
意されている。ここに入力された回答率は、前述したよ
うに、その予備アンケートの結果に応じて、各々の質問
項目の継続的な採用に関する判断を行う際に参照する。
予備アンケート実施前の段階ではこの領域302には何
も格納されない。
【0031】また、アンケート格納手段102には、各
質問項目に対応する選択肢も、図5に示すように格納さ
れる。図5において、質問番号901は、図4に示した
質問文と選択肢の対応を示す質問番号と同じものであ
る。選択肢内容902は、質問番号901によって一意
に特定される質問項目に対応する各選択肢の内容を示
す。選択肢内容902は、各質問項目ごとに、その質問
項目に設けられた選択肢の数だけ格納される。
【0032】次に、アンケート作成手段103におい
て、アンケート格納手段102に格納されている質問項
目を組み合わせて第1回予備アンケートの質問票を作成
する。アンケート作成手段103は、アンケート格納手
段102に格納されている質問項目と選択肢を順次読み
取り、インターネット108で配信でき、回収しやすい
形式の質問票データに変換する。例えば質問票データに
は、公知の技術であるCGI(コモン・ゲートウェイ・
インタフェース)の機能を埋め込んだHTMLファイル
の形式等を用いることができる。
【0033】図3の質問票定義データから作成された第
1回予備アンケートの質問票の画像例を図6に示す。図
6において、タイトル401はアンケート全体の簡単な
ガイドとなる文であり、これは図3の定義データのタイ
トル202に由来するものである。また、質問文402
及びそれに付随する選択肢403は、それぞれ、図3の
定義データの質問文204及び各選択肢内容206〜2
10に由来するものである。また、図6において、各選
択肢の左隣に表示された“◎”印は、この部分を回答者
側のパーソナル・コンピューターに接続されているマウ
スのようなポインティング・デバイスによってクリック
することで、対応する選択肢を選択するための領域(す
なわち、いわゆるラジオボタン)である。送信ボタン4
04は、アンケートの回答終了後に、回答者がアンケー
ト回答内容の送信を指示するために用いるGUIボタン
である。このボタンをマウスなどでクリックすること
で、インターネット108を利用した回答データの送信
が実行される。クリアボタン405は、アンケートへの
回答を最初からやりなおす機能を実現するためのボタン
である。回答者がこのボタンをマウスなどでクリックす
ることにより、今まで選択した選択肢を何も選択されて
いない状態に戻すことができる。
【0034】このように作成されたアンケート質問票を
アンケート実施手段104によって配布する。ここで
は、HTMLファイル形式で表現された質問票データを
インターネット108上のHTTPサーバーに格納し、
回答者に公開することでアンケートの配布を実現する。
【0035】アンケート対象者(すなわち回答者)は、
アンケート回答手段105によってその質問票データを
受け取り、その質問票の各質問項目に対して回答を入力
した上で、その回答結果をアンケート実施手段104に
送信する。具体的にはインターネット108で公開され
た質問票を、回答者がパーソナル・コンピューター上の
ウェブ・ブラウザによって閲覧し、回答入力し、最後に
送信ボタン404を押すことでアンケートの回答データ
をアンケート実施者側の実施手段104に送信する。ア
ンケート実施手段104は回答者による送信データを前
記HTTPサーバーを用いて受け取る。
【0036】この例では、この第1回の予備アンケート
への回答が100件に達するか、当該アンケート質問票
の配布開始後10日間経過するかした場合に、アンケー
ト回答の回収を終了する。そのどちらかの条件が満たさ
れたら、アンケート集計手段106が、回収した回答デ
ータの集計を行う。アンケート集計手段106は、各質
問項目への有効な回答の数を集計し、回収した質問票の
総数のうち、当該質問項目について有効な回答が記述さ
れているものの割合を求め、その割合を百分率で表した
数値を、アンケート格納部102に備えた各質問項目の
回答率302の領域に格納する。
【0037】また、アンケート集計手段106は、アン
ケート結果の分析に有効となるような集計も実施する。
例えば各質問項目ごとに、各選択肢が選択された数を集
計する。アンケート結果出力手段107は、アンケート
集計手段106によって得られた集計結果をディスプレ
イなどの表示手段に出力する。このようにして第1回の
予備アンケートが終了する。
【0038】次にアンケート作成手段103によって第
2回の予備アンケート実施のためのアンケート質問票を
作成する。今回は第1回目のアンケート作成とは異な
り、アンケート格納手段102に格納されている質問項
目に加え、それぞれの質問項目に対応して格納されてい
る回答率302を利用して各々の質問項目を利用するか
どうかを決定する。
【0039】この例では、質問項目の採用の基準となる
回答率の閾値を50%とする。つまり、各々の質問項目
の回答率が50%を下回っている場合は、その質問項目
をそれ以降のアンケートに採用しないということであ
る。この基準に従い、順にそれら各質問項目の回答率を
判定して各質問項目の採否を決定する。
【0040】図7は、第1回の予備アンケートの集計結
果として得られた回答率を格納したアンケート格納手段
102の管理情報の例を示す。質問番号503と質問項
目501は図4と同様である。回答率502に第1回の
アンケートの集計結果から得られた各質問の回答率が格
納されている。この管理情報において、例えば質問番号
1の質問項目の回答率は76%であり閾値の50%を超
えているので2回目の予備アンケートに採用される。こ
れに対し、質問番号3の質問項目は、回答率が30%で
あり閾値の50%を下回っているので、2回目の予備ア
ンケートには採用されない。このように2回目の予備ア
ンケート質問票の作成処理では、質問項目の取捨選択を
実施する。これ以外の点は、1回目の予備アンケートの
質問票作成とまったく同様でよい。このようにして作成
された第2回の予備アンケートの質問票を図8に示す。
図8に示した質問票は、図6の質問票の3番目の質問項
目410の表示がなくなっている以外は、図6の質問票
とまったく同じである。
【0041】このように作成された2回目の予備アンケ
ートの質問票をアンケート実施手段104によって配布
する。質問票の配布、回答および回収も1回目の予備ア
ンケートと同様に実施する。2回目の予備アンケート
も、1回目同様、回答が100件に達するか、アンケー
ト配布開始後10日間経過した場合に終了する。
【0042】そして、この2回目の予備アンケートにお
いて、上記どちらかの終了条件が満たされると、アンケ
ート集計手段106によって回答データの集計が行われ
る。ここでも、1回目の予備アンケートの場合と同様
に、アンケート集計手段106は、各質問項目への有効
な回答の数を集計し、有効な回答のパーセンテージを回
答率として、アンケート格納手段102に備えた各質問
項目の回答率302の領域に格納する。この回答率の格
納処理は、1回目の予備アンケートで格納した回答率の
データに対し、今回求めたパーセンテージの値を上書き
することで行う。この場合、今回(第2回)の予備アン
ケートで実施しなかった質問項目(質問番号3)の回答
率については変更は行われない。また、アンケート集計
手段106は1回目の予備アンケートと同様に分析のた
めの集計を実施し、その結果をアンケート結果出力手段
107によって表示装置などに出力する。このようにし
て2回目の予備アンケートを終了する。
【0043】図9は、この結果得られたアンケート格納
手段102の各質問項目の管理情報を示す。図9の例で
は、今回の予備アンケートで、新たに質問番号5の質問
項目の回答率が閾値50%を下回ったことがわかる。し
たがって、次に行う本番のアンケートでは、第1回の予
備アンケートで削除した質問番号3の項目に加え、この
質問番号5の項目も、アンケート質問票から削除する。
アンケート作成手段103は、このようにして、質問番
号3と5の質問項目を除いた質問票を作成する。
【0044】図10は、このようにして作成された本番
アンケート用の質問票の画像例を示す。この質問票で
は、図8の質問票では表示されていた質問番号5の質問
項目610が削除されている。これ以外の点は、図10
の質問票は、図8の質問票と同じである。
【0045】次に、このように作成された本番(この例
では予備アンケートを含めて3回目)のアンケートをア
ンケート実施手段104によって配布する。配布、回答
および回収も1回目、2回目の予備アンケートと同様に
実施する。この本番のアンケートは、回収できた回答の
数が1000件に達するか、今回の質問票の配布開始後
30日が経過するかしたら終了する。
【0046】この本番のアンケートへの回答回収状況が
上記の終了条件を満たすと、アンケート集計手段106
によって回答データの集計が行われる。この集計処理に
おいて、アンケート集計手段106は、各質問項目への
有効な回答の数を集計し、有効な回答のパーセンテージ
を回答率として、アンケート格納手段102に備えた各
質問項目の回答率302の領域に格納する。この回答率
の格納は、これまでのアンケートで格納した各質問項目
の回答率のデータに対し、新たな回答率のデータがあれ
ばそれを上書きすることで行う。したがって、今回のア
ンケートで実施しなかった質問項目の回答率は変更され
ない。なお、前述した第1回、第2回の予備アンケート
で求めた回答率は、後続のアンケート質問票の質問項目
の調整に用いられたが、今回のアンケート結果の集計処
理で求めた回答率は、それとは意味合いが異なり、純粋
にアンケート回答の分析結果の一つとして求められ、利
用されるものである。
【0047】また、アンケート集計手段106は、各質
問項目の回答率以外にも、各質問項目における各選択肢
の被選択数や被選択率など、各種分析のための集計・計
算処理を実施し、その結果をアンケート結果出力手段1
07によって表示装置などに出力する。このようにして
本番のアンケートの回答集計が終了する。
【0048】ここまでに示したように、本実施形態で
は、予備アンケートを行って回答率の低い質問項目を判
定し、その質問項目を削除した質問票を作成して改めて
アンケートを行う。特に上述の例では、第1回の予備ア
ンケートの結果に応じて質問項目の取捨選択を行った上
で更に第2回の予備アンケートを行い、その第2回の予
備アンケートの結果に応じて本番アンケート用の質問項
目の取捨選択を行うという二段構えにより、より適切な
(すなわち高い回答率が得られると期待される)質問項
目のみを残したアンケート質問票を作成している。
【0049】このように、本実施形態の仕組みによれ
ば、高い回答率が期待できる質問項目のみに絞ったアン
ケート質問票を自動的に作成し、アンケート調査を行え
るようになる。したがって、質問票設計者の経験がそれ
ほど豊富でなくても、予め多めの質問項目を作成してお
き、本実施形態のシステムを利用することで、短時間か
つ低コストで効果的なアンケート実施が可能となる。
【0050】なお、以上では、質問項目の取捨選択の判
断に用いる回答率の閾値は、同一質問票の全質問項目に
ついて同じであったが、この閾値を質問項目ごとに個別
に指定することも可能である。
【0051】また、以上では、質問項目取捨選択の基準
とする回答率の閾値は固定値であったが、これをアンケ
ート全体の回答率によって動的に変化させるように指定
することも可能である。すなわち、アンケート全体の回
答率は、例えば回収した有効回答数を質問票の配布数で
除することにより求められるが、この全体回答率に応じ
て、質問項目の取捨選択基準の回答率の閾値を変えるこ
ともできる。例えば、全体回答率が高ければ、質問項目
の取捨選択の判断閾値を低くするなどが考えられる。
【0052】また、上記の例では、各質問項目につい
て、回答率のみで質問票への採否を判断したが、これ以
外のパラメータを考慮して採否を判定することも好適で
ある。各質問項目に対して採用優先度を指定し、予備ア
ンケートでの当該質問項目の回答率と採用優先度の両方
を考慮して、その項目の採否を判定するなどである。例
えば、採用優先度が高いほど、質問項目として採用する
ための最低回答率(前述の閾値)を低くするなど、採用
優先度ごとに採否判断の回答率の閾値を変えるなどの方
式が考えられる。また、各質問項目ごとに、予備アンケ
ートでの回答率の値に対し、採用優先度に応じた重み付
けを行った上で、閾値と比較するようにする方法も考え
られる。更には、個別の質問項目の回答率の代わりに、
質問票全体の回答率が所定の閾値より低い場合に、採用
優先度の低い質問項目を所定数個削除して再度予備アン
ケートを行うような方法も可能である。
【0053】また、アンケートの質問項目には、例示し
たような単純な質問だけでなく、1つの質問項目が複数
のサブ質問項目によって構成されるようなものもある。
このような場合、個々のサブ質問項目ごとに、予備アン
ケートでの回答率により、採否を判断するようにするこ
とも可能である。また、ある質問項目のサブ質問項目群
のうちある割合のものが削除と判定された場合に、その
質問項目自体を削除するというような自動判定も可能で
ある。
【0054】さらに、アンケートの作成時に、質問項目
の回答率によらず常に利用する質問項目を指定できるよ
うにすることも可能である。この指定がなされた質問項
目は、予備アンケートでの回答率の数値によらず、削除
せずに残すようにする。
【0055】また、以上の例では、質問票を構成する質
問項目群の情報をいったん二次記憶装置に格納した後
に、格納した質問項目を利用して新しくアンケートを作
成するという手順を採用したが、この代わりに、インタ
ーネットのWWW上で直接アンケートを作成する場合の
ように、質問項目のために特別な格納領域を用いない手
法も考えられる。その場合は、アンケートの回答回収終
了条件や各質問項目の採否の判断条件となる閾値など
を、例えばJavaスクリプトなどを利用して質問票の
データの中に埋め込むこと、さらにはそのような管理情
報のみをアンケート質問票と関連付けて別の格納領域に
格納しておくこと、により上記の例と同様の処理が実現
可能となる。
【0056】さらに、上記の例では、質問票の各質問項
目の情報をアンケート格納手段102の一つの格納領域
に格納した後に、その手段に格納した情報を利用して新
しくアンケートを作成するという手順を採用したが、各
質問項目の情報を複数の領域に分散して格納し、質問票
の作成の際にはそれらを収集するようなことももちろん
可能である。
【0057】さらに、この例では各アンケート実施の終
了条件として、回収した回答の数とアンケート配布開始
からの経過日数を用いたが、それ以外でも様々な終了条
件の設定方法が考えられる。例えば、アンケート実施者
の判断により、手動でアンケート終了することも可能で
ある。また、アンケート配布の母集団における回収率、
最終的な期待回収数に対する回収率、配布や回収で利用
される通信データ量、二つの質問項目の結果における相
関係数などの統計的な基準、特定の質問項目に対する回
答数なども、アンケート実施の終了条件として利用可能
である。さらには以上に述べた終了条件の組み合わせを
利用することも可能である。
【0058】さらに、以上の例では、質問票再構成の際
の質問項目の採否の判断に、予備アンケートにおける各
質問項目の回答率の値を用いたが、これ以外の情報を採
否判断に用いることも可能である。一例としては、各質
問項目の回答時間が考えられる。この場合、回答者が質
問票に対して回答する際に、各質問項目ごとに回答に要
した時間を計測することが必要である。これには、例え
ば回答者がWWW上で選択肢を選択するごとにHTTP
サーバーに通知を行い、HTTP側でその通知に従って
各質問項目の回答時間を記録する、などの処理機能を実
装する必要がある。すなわち、例えば、質問項目を1項
目ずつ回答者に見せるように、質問票を構成するウェブ
ページ群を設計し、質問項目についての回答を回答者が
入力し送信するごとに、HTTPサーバ側でその回答を
受け取った時刻を記録するなどの構成を採ることによ
り、各質問項目ごとの回答者の回答時間が割り出せる。
この回答時間の全回答者の平均などの代表値を求め、こ
れが予め指定しておいた閾値より長いか短いかで当該質
問項目の採否を判断する。回答時間が長いほど、その質
問項目は、回答者にとって「難しい」質問項目と考えら
れるので、あまりに回答時間の長い質問項目は採用しな
いようにする。
【0059】なお、本実施形態では、複数の質問項目を
含むアンケート質問票を質問票単位で配布及び回収し、
回収終了のタイミングも質問票単位で決定したが、これ
も必須ではなく、質問票内の個々の質問項目ごとに別々
に配布し、その回答の回収終了のタイミングも質問項目
ごとに別々に設定することも可能である。具体的には、
質問項目ごとに回収終了条件を設定している場合に、あ
る質問項目がその終了条件を満たしたら、その時点で、
その後のアンケートにおいてその質問項目を採用するか
否か判定し、質問項目単位でアンケートの再構成を実施
するなどといった例があげられる。
【0060】また以上の例では、予備アンケートの結果
は、基本的には次のアンケート質問票作成の際の質問項
目採否の判断のみに用いるものであったが、予備アンケ
ートにおける各質問項目の回答選択肢の集計結果を残し
ておき、本番のアンケートの結果に組み入れることも可
能である。これにより、予備アンケートで得られた情報
の有効利用が図れる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回答難易度の高い(すなわち回答者にとって回答がしに
くい)質問項目を採用しないように自動的に質問票の構
成を修正することによって、アンケートを短くかつ回答
しやすくすることができる。さらにそのことによって、
全体のアンケートへの回答率が向上し、かつ回答の信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアンケート調査システムの全体
の構成を示す図である。
【図2】 上記システムによるアンケート処理の手順の
一例を示すフローチャートである。
【図3】 具体的な質問票データの一例を示す図であ
る。
【図4】 アンケート格納手段における回答率の管理情
報のデータ構造の一例を示す図である。
【図5】 アンケート格納手段における各質問項目の選
択肢の情報のデータ内容の一例を示す図である。
【図6】 具体事例の説明における第1回の予備アンケ
ートの質問票の外観を示す図である。
【図7】 具体事例における第1回予備アンケート結果
から求めた回答率の格納結果を示す図である。
【図8】 具体事例の説明における第2回の予備アンケ
ートの質問票の外観を示す図である。
【図9】 具体事例における第2回予備アンケート結果
から求めた回答率の格納結果を示す図である。
【図10】 具体事例の説明において、第2回の予備ア
ンケートの結果に基づき最終的に作成した正式のアンケ
ートの質問票の外観を示す図である。
【符号の説明】
101 アンケート入力手段、102 アンケート格納
手段、103 アンケート作成手段、104 アンケー
ト実施手段、105 アンケート回答手段、106 ア
ンケート集計手段、107 アンケート結果出力手段、
108 インターネット。
フロントページの続き (72)発明者 林 千登 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 高橋 正道 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB00 GG09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の質問項目を含んだアンケート質問
    票を、ネットワークを介して回答者に提示し、それら各
    質問項目に対する回答をネットワークを介して受け付け
    る予備アンケートステップと、 この予備アンケートステップでの各質問項目の回答難易
    度を算出するステップと、 算出した各質問項目の回答難易度に基づき、所定の基準
    値よりも回答難易度が低い質問項目のみを採用して正式
    なアンケート調査で用いるアンケート質問票を作成する
    ステップと、 を含むアンケート質問票作成方法。
  2. 【請求項2】 前記回答難易度は、前記予備アンケート
    ステップにおける当該質問項目の回答率から算出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記回答難易度は、前記予備アンケート
    ステップにおいて回答者が当該質問項目の回答に要した
    時間から算出することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 正式アンケート調査で用いる質問票への
    採用に関する前記所定の基準値を、各質問項目ごとに設
    定可能としたことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 当該質問票全体に関する回答率を求める
    ステップを更に含み、 正式アンケート調査で用いる質問票への採用に関する前
    記所定の基準値を、質問票全体に関する回答率に応じて
    制御することを特徴とする請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 各質問項目ごとに採用優先度の設定を受
    け付けるステップを更に備え、 前記各質問項目の回答難易度と採用優先度との総合判断
    により、正式アンケート調査の質問票に採用する質問項
    目を決定することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 アンケート質問票に含まれる各質問項目
    について採用優先度の指定を受け付けるステップと、 そのアンケート質問票を、ネットワークを介して回答者
    に提示し、それら各質問項目に対する回答をネットワー
    クを介して受け付ける予備アンケートステップと、 予備アンケートステップにおける当該質問票全体の回答
    難易度を求めるステップと、 求めた質問票全体の回答難易度が所定の基準値よりも高
    い場合、前記採用優先度の低い質問項目を削除して質問
    票を再構成した上で前記予備アンケートステップを繰り
    返し、前記回答難易度が所定の基準値よりも低くなった
    場合、その時の質問票を正式アンケート調査の質問票と
    して採用するステップと、 を含むアンケート質問票作成方法。
  8. 【請求項8】 複数の質問項目を含んだアンケート質問
    票を、ネットワークを介して回答者に提示し、それら各
    質問項目に対する回答をネットワークを介して受け付け
    るアンケート実施手段と、 このアンケート実施手段により受け付けた回答から、前
    記各質問項目の回答難易度を算出するアンケート集計手
    段と、 算出した各質問項目の回答難易度に基づき、所定の基準
    値よりも回答難易度が低い質問項目のみを採用してアン
    ケート質問票を再構成するアンケート作成手段と、 を備えるアンケート質問票作成システム。
  9. 【請求項9】 前記回答難易度は、前記アンケート実施
    手段で得た回答者群からの回答における当該質問項目の
    回答率から算出することを特徴とする請求項8記載のシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記回答難易度は、前記アンケート実
    施手段によるネットワークを介したアンケート調査にお
    いて回答者が当該質問項目の回答に要した時間から算出
    することを特徴とする請求項8記載のシステム。
  11. 【請求項11】 正式アンケート調査で用いる質問票へ
    の採用に関する前記所定の基準値を、各質問項目ごとに
    記憶する手段を備え、前記アンケート作成手段は、各質
    問項目ごとに、それぞれ対応する前記基準値とその項目
    の回答難易度とを比較することにより、当該項目の質問
    票への採否を決定することを特徴とする請求項8記載の
    システム。
  12. 【請求項12】 前記各質問項目のうち、回答難易度に
    よらず常に質問票に採用する固定質問項目の指定を受け
    付ける手段を備え、前記アンケート作成手段は、前記固
    定質問項目については質問票再構成の際に常に質問票に
    採用することを特徴とする請求項8記載のシステム。
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