JP2002108798A - データ転送方法、変換基板、デバイス、データ転送装置及びデータベリファイ装置 - Google Patents

データ転送方法、変換基板、デバイス、データ転送装置及びデータベリファイ装置

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JP2002108798A
JP2002108798A JP2000300241A JP2000300241A JP2002108798A JP 2002108798 A JP2002108798 A JP 2002108798A JP 2000300241 A JP2000300241 A JP 2000300241A JP 2000300241 A JP2000300241 A JP 2000300241A JP 2002108798 A JP2002108798 A JP 2002108798A
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Tadaaki Kase
忠明 加瀬
Akitaka Nomoto
明敬 野本
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Hoei Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送作業の全体の処理時間を短縮す
る。 【解決手段】 本発明は、ホスト装置に対してデイジー
チェーン接続された各デバイスに対応する変換基板ごと
に区別して、各変換基板に対応する各デバイスのレジス
タに対し、所定のコマンドを書き込む工程と、前記工程
により、データ転送のライトコマンドが所定のレジスタ
に書き込まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板
について、変換基板の選択コマンドを無視するマルチモ
ード状態に制御する工程とを具備する。従って、マルチ
モード状態の変換基板に対応する全てのデバイスのデー
タレジスタに対し、当該デバイスに装填される記録媒体
に書き込むべきデータを同時に転送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路を介して結
ばれたホスト装置とデバイスとの間でデータを転送する
技術に関し、より詳しくは、複数のデバイスに対して、
データを同時に転送することを可能とするデータ転送方
法、変換基板、デバイス、データ転送装置及びデータベ
リファイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATA仕様又はATAPI仕様のインタ
ーフェースでは、ホスト装置からデバイスに対してデー
タを転送する場合、図5に示したように、例えば、デー
タを書き込むに当たって、まず、デバイスを特定した
後、当該デバイスの所定のレジスタにライトコマンドを
送り、その後、デバイスからの「転送準備OK」の割り
込みが発生したならば、当該デバイスに対して書き込む
べきデータをホスト装置から転送している。そして、1
台目(マスタ側:デバイス0)のデバイスに対して、デ
ータ転送が完了したならば、2台目(スレーブ側:デバ
イス1)に対して、1台目と同様の制御をしてデータを
転送する。すなわち、デバイスごとに個別に同じデータ
を転送する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな転送方式では、ホスト装置から異なるデバイスに対
して同じデータを複数回転送しなければならなず、デー
タ記録済み記録媒体の製作枚数が増えるに従い、さらに
同じ作業を繰り返さなければならない。このため、デー
タ記録済みの記録媒体を複数枚製作する際の製造時間を
短縮できるデータ転送方法の開発が望まれていた。
【0004】一方、ATA仕様又はATAPI仕様のイ
ンターフェースによりホスト装置と接続されるIDEデ
バイス(ATAデバイス、ATAPIデバイス)は、通
常、1台のホスト装置に対し、マスタ側とスレーブ側と
で最大2台である。ホスト装置においてプライマリとセ
カンダリの2系統のIDEポートを装備している場合で
も、それぞれにマスタとスレーブを対応させて接続可能
なIDEデバイスは最大4台である。すなわち、ATA
仕様又はATAPI仕様のインターフェースでは、接続
可能なIDEデバイスは、1系統のIDEポートに対
し、最大2台と、その台数が限られている。
【0005】これは、IDEデバイスの有する16個の
レジスタに対する読み込みと書き込みの32通りのホス
ト装置からの制御(レジスタの特定と、データ内容の読
み込み又は書き込み)を1回の工程で実行させるため、
ATA仕様又はATAPI仕様のバス(フラットケーブ
ル)では、アドレス線を3本、CS(チップセレクト)
線を2本装備した複雑な構成を有しており、ノイズの影
響を回避すべくケーブル長が規格上0.46m以内と限
られていることによるものである。
【0006】このため、同じデータを記録させた記録媒
体(CD−ROM、CD−RW、DVD−ROMなど)
を複数製造(複写)する場合等においては、従来、CD
−ROMドライブなどのデバイスを1系統のIDEポー
トに2台しか接続できないことから、所定のデータを記
録させた記録媒体は、一度に2枚ずつしか製作(複写)
することができなかった。しかも上記のデータ転送方式
の問題も相俟って、かかる記録媒体を所定枚数製作(複
写)するのに、非常に時間がかかるという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、複数枚のデータ記録済みの記録媒体を製作(複写)
する場合等における全体の処理時間を従来よりも短縮す
ることができ、また、ホスト装置に装備された1系統の
ポートに対し、3台以上のデバイスを接続可能とするデ
ータ転送方法、変換基板、デバイス、データ転送装置及
びデータベリファイ装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】複数台のデバイスに対し
て処理を行う場合、最も時間がかかるのは、記録媒体に
記録すべきデータを転送する時間である。これに対し、
デバイスの特定やコマンドの書き込み等に要する処理時
間はそれほどかからない。上記した課題を解決するに当
たって、本発明者は、かかる事項にまず着目した。すな
わち、コマンドの書き込みを予め複数台のデバイスに対
して全て行っておくことで、その後、記録媒体に記録さ
せるデータを一斉に転送可能とすれば、処理時間の短縮
化が図れることに着目した。
【0009】また同時に、デバイスにおけるレジスタの
特定と、コマンドや記録媒体に記録させるデータなどの
データ内容の読み込み又は書き込みとを1回の工程では
なく、2回の工程に分けることにより、データ伝送路で
あるバスの構造を簡素化することができ、すなわち制御
線の配線数を減らすことができ、これにより、ノイズ問
題を解消してケーブル長を長くし、ホスト装置に装備さ
れた1系統のポート当たりに3台以上のデバイスを接続
可能とすることができることに着目した。
【0010】すなわち、請求項1記載の本発明では、複
数のデバイスを、それぞれ変換基板を介して伝送路によ
りデイジーチェーン接続し、各デバイスに対してホスト
装置からデータを転送する方法であって、各デバイスに
対応する変換基板ごとに区別して、各変換基板に対応す
る各デバイスのレジスタに対し、所定のコマンドを書き
込む工程と、前記工程により、データ転送のライトコマ
ンドが所定のレジスタに書き込まれた2以上のデバイス
に対応する各変換基板について、変換基板の選択コマン
ドを無視するマルチモード状態に制御する工程と、マル
チモード状態の変換基板に対応する全てのデバイスのデ
ータレジスタに対し、当該デバイスに装填される記録媒
体に記録すべきデータを同時に転送する工程とを具備す
ることを特徴とするデータ転送方法を提供する。
【0011】請求項2記載の本発明では、複数のデバイ
スを、それぞれ変換基板を介して伝送路によりデイジー
チェーン接続し、各デバイスに対してホスト装置からデ
ータを転送する方法であって、各デバイスに対応する変
換基板ごとに区別して、各変換基板に対応する各デバイ
スのレジスタを選択する工程と、前記工程により、各デ
バイスにおける選択されたレジスタに対し、所定のコマ
ンドを書き込む工程と、前記工程により、データ転送の
ライトコマンドが所定のレジスタに書き込まれた2以上
のデバイスに対応する各変換基板について、変換基板の
選択コマンドを無視するマルチモード状態に制御する工
程と、マルチモード状態の変換基板に対応する全てのデ
バイスのデータレジスタに対し、当該デバイスに装填さ
れる記録媒体に記録すべきデータを同時に転送する工程
とを具備することを特徴とするデータ転送方法を提供す
る。
【0012】請求項3記載の本発明では、前記データレ
ジスタにデータを転送する工程後、各デバイスに対応す
る変換基板ごとに区別して、各デバイスにおける一のレ
ジスタに対し、データ読み込みのリードコマンドを書き
込む工程と、前記工程により、リードコマンドが所定の
レジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応する各
変換基板について、ベリファイモードをONに制御する
と共に、変換基板の選択コマンドを無視するマルチモー
ド状態に制御する工程と、マルチモード状態の変換基板
に対し、前記各デバイスのデータレジスタに書き込んだ
データと同じデータを転送すると共に、前記各デバイス
のデータレジスタからデータを読み込み、変換基板に設
けたベリファイ用コンペア回路において両者を衝突させ
てベリファイさせる工程とを具備することを特徴とする
請求項1又は2記載のデータ転送方法を提供する。
【0013】請求項4記載の本発明では、前記データレ
ジスタにデータを転送する工程後、各デバイスに対応す
る変換基板ごとに区別して、各変換基板に対応する各デ
バイスのレジスタを選択する工程と、前記工程により、
各デバイスにおける選択された一のレジスタに対し、デ
ータ読み込みのリードコマンドを書き込む工程と、前記
工程により、リードコマンドが所定のレジスタに書き込
まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板につい
て、ベリファイモードをONに制御すると共に、変換基
板の選択コマンドを無視するマルチモード状態に制御す
る工程と、マルチモード状態の変換基板に対し、前記各
デバイスのデータレジスタに書き込んだデータと同じデ
ータを転送すると共に、前記各デバイスのデータレジス
タからデータを読み込み、変換基板に設けたベリファイ
用コンペア回路において両者を衝突させてベリファイさ
せる工程とを具備することを特徴とする請求項1又は2
記載のデータ転送方法を提供する。
【0014】請求項5記載の本発明では、複数のデバイ
スを、伝送路を介してデイジーチェーン接続し、各デバ
イスに対してホスト装置からデータを転送するに当た
り、前記各デバイスと伝送路との間に介在される変換基
板であって、所定のコマンドを、各デバイスの所定のレ
ジスタに書き込む際には、自己の選択信号を識別可能な
状態に制御され、前記コマンドが書き込まれた2以上の
デバイスに装填される記録媒体に記録すべきデータを転
送する際には、自己の選択信号を無視するマルチモード
状態に制御されるモード制御部を具備することを特徴と
する変換基板を提供する。
【0015】請求項6記載の本発明では、対応するデバ
イスに対し、デバイス制御のためのコマンドを書き込む
当該デバイスのレジスタを特定するデータ内容が書き込
まれるアドレスレジスタを備え、ホスト装置から該アド
レスレジスタに対して前記データ内容が書き込まれた
後、このアドレスレジスタにより特定されたデバイスの
レジスタに対して、前記デバイス制御のためのコマンド
を書き込むことを可能とするものであることを特徴とす
る請求項5記載の変換基板を提供する。
【0016】請求項7記載の本発明では、さらに、ベリ
ファイ用コンペア回路を備えていることを特徴とする請
求項5又は6記載の変換基板を提供する。
【0017】請求項8記載の本発明では、請求項5〜7
のいずれか1に記載の変換基板が接続されていることを
特徴とするデバイスを提供する。
【0018】請求項9記載の本発明では、CPU、メモ
リ及び外部バスコントロール回路を備えたホスト装置
と、請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、前
記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換基
板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、前記変換基
板に接続されるデバイスとを具備して構成され、前記ホ
スト装置からの指令に基づき、前記変換基板及びデバイ
スを制御し、各デバイスに対応する変換基板ごとに区別
して、各変換基板に対応する各デバイスのレジスタに対
し、所定のコマンドを書き込む工程と、前記工程によ
り、データ転送のライトコマンドが所定のレジスタに書
き込まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板につ
いて、変換基板の選択コマンドを無視するマルチモード
状態に制御する工程と、マルチモード状態の変換基板に
対応する全てのデバイスのデータレジスタに対し、当該
デバイスに装填される記録媒体に記録すべきデータを同
時に転送する工程とを実行可能であることを特徴とする
データ転送装置を提供する。
【0019】請求項10記載の本発明では、CPU、メ
モリ及び外部バスコントロール回路を備えたホスト装置
と、請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、前
記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換基
板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、前記変換基
板に接続されるデバイスとを具備して構成され、前記ホ
スト装置からの指令に基づき、前記変換基板及びデバイ
スを制御し、各デバイスに対応する変換基板ごとに区別
して、各変換基板に対応する各デバイスのレジスタを選
択する工程と、前記工程により、各デバイスにおける選
択されたレジスタに対し、所定のコマンドを書き込む工
程と、前記工程により、データ転送のライトコマンドが
所定のレジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応
する各変換基板について、変換基板の選択コマンドを無
視するマルチモード状態に制御する工程と、マルチモー
ド状態の変換基板に対応する全てのデバイスのデータレ
ジスタに対し、当該デバイスに装填される記録媒体に記
録すべきデータを同時に転送する工程とを実行可能であ
ることを特徴とするデータ転送装置を提供する。
【0020】請求項11記載の本発明では、CPU、メ
モリ及び外部バスコントロール回路を備えたホスト装置
と、請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、前
記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換基
板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、前記変換基
板に接続されるデバイスとを具備して構成され、前記ホ
スト装置からの指令に基づき、前記変換基板及びデバイ
スを制御し、各デバイスに対応する変換基板ごとに区別
して、各変換基板に対応する各デバイスにおける一のレ
ジスタに対し、データ読み込みのリードコマンドを書き
込む工程と、前記工程により、リードコマンドが所定の
レジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応する各
変換基板について、ベリファイモードをONに制御する
と共に、変換基板の選択コマンドを無視するマルチモー
ド状態に制御する工程と、マルチモード状態の変換基板
に対し、前記ホスト装置からデータを転送すると共に、
前記各デバイスのデータレジスタからデータを読み込
み、変換基板に設けたベリファイ用コンペア回路におい
て両者を衝突させてベリファイさせる工程とを実行可能
であることを特徴とするデータベリファイ装置を提供す
る。
【0021】請求項12記載の本発明では、CPU、メ
モリ及び外部バスコントロール回路を備えたホスト装置
と、請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、前
記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換基
板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、前記変換基
板に接続されるデバイスとを具備して構成され、前記ホ
スト装置からの指令に基づき、前記変換基板及びデバイ
スを制御し、各デバイスに対応する変換基板ごとに区別
して、各変換基板に対応する各デバイスのレジスタを選
択する工程と、前記工程により、各デバイスにおける選
択された一のレジスタに対し、データ読み込みのリード
コマンドを書き込む工程と、前記工程により、リードコ
マンドが所定のレジスタに書き込まれた2以上のデバイ
スに対応する各変換基板について、ベリファイモードを
ONに制御すると共に、変換基板の選択コマンドを無視
するマルチモード状態に制御する工程と、マルチモード
状態の変換基板に対し、前記ホスト装置からデータを転
送すると共に、前記各デバイスのデータレジスタからデ
ータを読み込み、変換基板に設けたベリファイ用コンペ
ア回路において両者を衝突させてベリファイさせる工程
とを実行可能であることを特徴とするデータベリファイ
装置を提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態に基づき、更に詳しく説明する。図1は、本実施形
態にかかるデータ転送装置を示す概念図であり、ホスト
装置1、デバイス2、変換基板3、データ伝送路である
外部バス4を有して構成されている。
【0023】ホスト装置1は、図2に示したように、C
PU11と、CPUバス12で接続されたRAM13、
ROM14などのメモリと、外部バスコントロール回路
15とを備えている。外部バスコントロール回路15に
はポートが設けられ、外部バス4が接続されている。
【0024】デバイス2は、ATA又はATAPI仕様
のインターフェースに接続可能なIDEデバイスであ
り、例えば、ハードディスク、CD−ROMドライブ、
CD−RWドライブ、DVD−ROMドライブなどが用
いられる。デバイス2は、次述の変換基板3を介して、
外部バス4によりデイジーチェーン接続されており、ホ
スト装置1の1系統のポートに対して複数台接続され
る。後述のように、本実施形態では、外部バス4の長さ
を従来よりも長くでき、かつ複数台のデバイス2に対し
て記録媒体に書き込むべきデータを一斉に転送可能なデ
ータ転送方式を用いているため、1系統のポートに対し
て、デイジーチェーンにより、多数接続可能である。従
って、従来のATA又はATAPI仕様のように2台に
限定されるものではなく、3台以上接続することができ
る。なお、最後に接続されるデバイス2に対しては、変
換基板3を介してターミネーション基板5が接続され
る。
【0025】変換基板3は、図3に示したように、外部
バス4が接続される外部バスインターフェース31と、
デバイス2に接続されるIDEインターフェース32と
を備えている。外部バスインターフェース31とIDE
インターフェース32との間には、データバスによって
双方向バス緩衝回路33が接続されており、外部バス4
又はデバイス2から送られるデータ内容は、この双方向
バス緩衝回路33を経由して外部バスインターフェース
31とIDEインターフェース32との間を伝送され
る。
【0026】外部バスインターフェース31とIDEイ
ンターフェース32との間にはまた、ベリファイ時に使
用されるベリファイ用コンペア回路34が設けられてい
る。ホスト装置1からベリファイ実行のコマンドが送ら
れた場合には、IDEインターフェース32を介してデ
バイス2から読み込まれたデータと、ホスト装置1から
外部バスインターフェース31を介して転送されるデー
タとが、このベリファイ用コンペア回路34で衝突し、
ベリファイされる。ベリファイの結果、エラー(不一
致)が発生した場合には、その値が変換基板3に実装さ
れたベリファイエラーカウンタ35によりカウントされ
る。例えば、1バッファのデータ転送内に何回のエラー
があったかを最大15回程度カウントできる機構が用い
られる。
【0027】外部バスインターフェース31とIDEイ
ンターフェース32との間には、さらに、基板コントロ
ール回路36が搭載されている。この基板コントロール
回路36は、変換基板3における各部品の制御を行う回
路であり、外部バスインターフェース31とは制御線
(アドレス線(A0,A1)、WR(書き込み)線、R
D(読み込み)線、RES(リセット)線、RDY(レ
ディ)線)とデータバスによって接続され、IDEイン
ターフェース32とはデータバス以外のその他の制御線
(アドレス線(A0,A1,A2)、CS1線、CS3
線、WR線、RD線、IORDY線、INT線)によっ
て接続されている。
【0028】また、この基板コントロール回路36は、
アドレスレジスタとコントロールレジスタの2つのレジ
スタを装備しており、さらに、双方向バス緩衝回路33
とベリファイ用コンペア回路34との制御、ベリファイ
エラーカウンタ35の制御を行う。また、変換基板3に
は、自己のID番号を割り当てるための4ビットのスイ
ッチを備えたIDスイッチ37が設けられており、基板
コントロール回路36は、該IDスイッチ37の読み取
りを行う機能も備えている。
【0029】また、上記のアドレスレジスタには、ホス
ト装置1から送られてくる変換基板3のID番号が所定
のデータ内容と共に書き込まれる。これにより、ホスト
装置1からデータ内容を転送する変換基板3が特定され
る。
【0030】コントロールレジスタは、マルチモードの
ON/OFFを切り替えるデータ内容(基板制御コマン
ド)を書き込み可能なモード制御部となっている。変換
基板3は、複数のデバイス2に対応して、複数設けられ
ており、マルチモードがOFF状態となっている場合に
は、特定の変換基板3のID番号の信号がホスト装置1
から送られてくると、該ID番号の信号を識別し、選択
された変換基板3においてのみ、ホスト装置1に従って
制御がなされる。これに対し、マルチモードがON状態
(マルチモード状態)となっている場合には、ID番号
の選択信号を無視する。この結果、ホスト装置1から外
部バス4を介して転送されてくるデータ内容(データ)
は、マルチモード状態となっている全ての変換基板3に
おいて受け入れられることになる。
【0031】また、コントロールレジスタは、ベリファ
イモードのON/OFFを切り替えるデータ内容(基板
制御コマンド)を書き込み可能となっている。ベリファ
イモードONのときには、ベリファイを実行し、ベリフ
ァイモードOFFのときには、ホスト装置1からのデー
タ転送など、ベリファイ以外の動作を実行する。なお、
ベリファイモードがONになっている場合には、上記の
ベリファイ用コンペア回路34、ベリファイエラーカウ
ンタ35が動作する。
【0032】次に、上記したデータ転送装置を用いたデ
ータ転送方法の制御例を図4に基づき説明する。図4
は、デバイス2として、ATAPI仕様のドライブを用
い、これを外部バス4に2台接続し、2048バイト
(1024ワード)のデータを転送した場合の制御例を
示すものである。
【0033】なお、「レジスタ名」欄における「アドレ
ス」及び「コントロール」は、上記した変換基板3の基
板コントロール回路36に設けられたレジスタを指し、
「IDE」は、基板コントロール回路36を経由せず
に、外部バスインターフェース31から双方向バス緩衝
回路33を経て、IDEインターフェース32からデバ
イス2のレジスタに直接書き込まれる状態を指す。ま
た、「データ内容」欄では、ホスト装置1から「レジス
タ名」を特定した上で転送する具体的なデータ内容を示
している。より詳しくは、レジスタ名「アドレス」に対
しては、変換基板3のID番号(iXT0又はiXT
1)と、当該変換基板3に対応するデバイス2において
データ内容を書き込む対象となるレジスタ名とがセット
で転送され、レジスタ名「コントロール」に対しては、
マルチモード又はベリファイモードの状態制御のデータ
内容が転送される。また、レジスタ名「IDE」では、
特定されたデバイス2におけるレジスタに書き込むコマ
ンド又はデータが転送される。
【0034】まず、ホスト装置1では、1台目の変換基
板3の基板コントロール回路36におけるアドレスレジ
スタに対し、当該1台目の変換基板3のID番号(iX
T0)と共に、1台目のデバイス2における「ドライブ
セレクト」レジスタを選択する旨のデータ内容を書き込
む(工程100)。この情報は、IDEインターフェー
ス32を通じてデバイス2に伝送される。
【0035】次に、ホスト装置1では、双方向バス緩衝
回路33を通じて「デバイス0」という情報を送り、上
記により選択された「ドライブセレクト」レジスタに書
き込む(工程101)。
【0036】次に、上記と同様に、変換基板3のアドレ
スレジスタに、デバイス2における「コマンド」レジス
タを選択する旨のデータ内容を書き込み(工程10
2)、続いて、双方向バス緩衝回路33を通じて、デバ
イス2の「コマンド」レジスタに「ATAPIパケット
コマンド」を書き込む(工程103)。この「ATAP
Iパケットコマンド」は、これから「コマンドパケッ
ト」を送るという合図のためのコマンドであり、ATA
仕様のものとは異なるATAPI仕様のデバイス特有の
手順である。
【0037】そして、「転送準備OK」の割込みがデバ
イス2から入ったならば(工程105)、ホスト装置1
では、変換基板3のアドレスレジスタに、デバイス2に
おける「データ」レジスタを選択する旨のデータ内容を
書き込む(工程106)。次に、双方向バス緩衝回路3
3を通じて、選択された「データ」レジスタに、データ
転送のためのライトコマンドを、12バイトで一つのコ
マンドを形成するコマンドパケットとして、2バイトず
つ6回転送する(工程107)。
【0038】なお、デバイス2がATAPI仕様の場合
には、上記のように「ATAPIパケットコマンド」を
デバイス2の「コマンド」レジスタに転送し、「コマン
ドパケット」をデバイス2の「データ」レジスタに転送
するが、デバイス2がATA仕様のハードディスク等の
場合には、当該ATAデバイスの「コマンド」レジスタ
に、データ転送のライトコマンドを書き込むことにな
る。
【0039】次に、ホスト装置1では、2台目の変換基
板3のアドレスレジスタに対し、当該2台目の変換基板
3のID番号(iXT1)と共に、2台目のデバイス2
における「ドライブセレクト」レジスタを選択する旨の
データ内容を書き込み(工程108)、続いて、双方向
バス緩衝回路33を通じて「デバイス1」という情報を
送り、上記により選択された「ドライブセレクト」レジ
スタに書き込む(工程109)。
【0040】そして、上記1台目の変換基板3及びデバ
イス2に対する操作と同じことを繰り返し、「転送準備
OK」の割込みが2台目のデバイス2から入ったならば
(工程113)、ホスト装置1では、2台目の変換基板
3のアドレスレジスタに、2台目のデバイス2における
「データ」レジスタを選択する旨のデータ内容を書き込
み(工程114)、さらに、双方向バス緩衝回路33を
通じて、選択された「データ」レジスタに、データ転送
のためのライトコマンドを、12バイトで一つのコマン
ドを形成するコマンドパケットとして、2バイトずつ6
回転送する(工程115)。
【0041】なお、本実施形態では、2台のデバイス2
に対してデータを転送するだけであるが、3台以上のデ
バイス2に対してデータを転送する場合には、上記のコ
マンドパケットの転送工程を、さらに繰り返すことはも
ちろんである。
【0042】そして、全てのデバイス2に対してコマン
ドパケットを転送したならば、ホスト装置1は、各変換
基板3からの割込発生を待ち、各デバイス2の「転送準
備OK」のステータスを読み込む(工程116〜11
9)。
【0043】次に、各変換基板3のID番号を指定し、
各デバイス2の「バイトカウントH」レジスタ、「バイ
トカウントL」レジスタ、「割込要因」レジスタから所
定のデータ内容を読み込む(工程120〜131)。
【0044】次に、1台目の変換基板3のID番号(i
XT0)を指定すると共に、1台目のデバイス2におけ
る「データ」レジスタを指定する(工程132)。これ
により、ホスト装置1からのデータの転送先が指定され
ることになる。しかしながら、本実施形態では、次に、
1台目の変換基板3のコントロールレジスタに対して
「マルチモードON」のデータ内容を書き込む(工程1
33)。この結果、工程132で指定されたID番号
(iXT0)の選択が無視される。
【0045】次に、2台目の変換基板3のID番号(i
XT1)を指定し、1台目と同様に、2台目のデバイス
2における「データ」レジスタを選択する一方で(工程
134)、2台目の変換基板3のコントロールレジスタ
に対して「マルチモードON」のデータ内容を書き込む
(工程135)。これにより、工程134で指定された
ID番号(iXT1)の選択が無視される。
【0046】次に、ホスト装置1から各デバイス2に装
填された記録媒体に書き込むデータを転送するが、上記
のように、変換基板3の選択が無視されるマルチモード
ONの状態となっているため、転送されるデータは、こ
のマルチモード状態となっている変換基板3に対応する
全てのデバイス2の「データ」レジスタに対して、外部
バスインターフェース31、双方向バス緩衝回路33及
びIDEインターフェース32を通じて、同時に転送さ
れることになる(工程136)。転送は、本実施形態で
は2バイトずつ行われるため、合計で1024回「デー
タ」レジスタに対する書き込みがなされる。
【0047】従って、本実施形態によれば、各デバイス
における転送準備までの工程は、変換基板3及びデバイ
ス2ごとに行わなければならないが、記録媒体に書き込
むデータを転送する際は、マルチモードON状態の変換
基板3及びデバイス2に対して同時に実行される。この
ため、トータルの作業時間は、全ての工程をデバイス別
に行っていた従来の方式と比較して大幅に短縮される。
【0048】なお、この際のデータ転送モードには、D
MAモードとPIOモードがあるが、DMAモードの場
合には、デバイスからのREQ信号を見ながら転送を行
う。これに対し、PIOモードの場合には、一旦デバイ
スから転送要求が来たならば、ホスト装置1が自己のタ
イミングで連続的に転送を行うことが可能である。転送
速度の点ではDMAモードの方が優れるものの、複数台
に対して同時転送するに当たっては、REQ信号を見な
がら行う必要のないPIOモードでの転送が好ましく、
DMAモードよりも高い処理能力が得られる。
【0049】ホスト装置1からのデータ転送が終了した
ならば、各変換基板3におけるコントロールアドレスを
マルチモードOFF状態に制御し(工程137〜14
0)、各変換基板3からの割り込み発生を待ち、各デバ
イス2の「ステータス」レジスタから正常終了のデータ
内容を読み込み(工程141〜144)、一連の作業が
終了する。
【0050】本実施形態のデータ転送方法によれば、デ
バイス2におけるレジスタの特定とデータ内容(コマン
ドやデータ)の転送を同時に行うのではなく、変換基板
3における基板コントロール回路36を通じての、デバ
イス2におけるレジスタの特定を行った後に、双方向バ
ス緩衝回路33を介して、特定されたデバイス2のレジ
スタに対し、データ内容(コマンドやデータ)の転送を
行っている。すなわち、レジスタの特定とデータ内容の
転送とを2工程に分けて行っている。
【0051】この結果、ホスト装置1と各変換基板3に
おける外部バスインターフェース31との間に配設され
る伝送路である外部バス4としては、2本のアドレス線
を装備していれば、これによって特定される変換基板3
の基板コントロール回路36におけるレジスタを介し
て、デバイス2におけるレジスタの特定が可能である。
これに対し、従来のATA仕様又はATAPI仕様のバ
スでは、3本のアドレス線と2本のチップセレクト線を
使用してレジスタの特定を行うものであり、本実施形態
の転送方法を採用することにより、外部バス4の構造を
簡素化できる。このため、従来よりもバス長(ケーブル
長)を長くしても、ノイズの影響を受けにくく、複数台
のデバイスを接続するのに適する。
【0052】なお、ベリファイを行う場合には、次のよ
うな手順で行う。すなわち、上記したデータ転送時と同
様に、まず、各変換基板3を特定して、各変換基板3及
びデバイス2ごとにコマンドパケットを転送する。この
際には、各デバイス2の「データ」レジスタのデータを
読み込むリードコマンドを書き込む。次に、「転送準備
OK」の割り込みが発生したならば、各変換基板3にお
けるコントロールレジスタに対し、マルチモード及びベ
リファイモードを共にON状態にするよう、ホスト装置
1から指令を転送する。そして、ベリファイを実行す
る。
【0053】ベリファイが実行されると、各デバイス2
の「データ」レジスタのデータがIDEインターフェー
ス32を通じて読み込まれると共に、ホスト装置1から
は、この読み込んだデータと同じデータが外部バスイン
ターフェース31を通じて転送される。読み込んだデー
タと転送されたデータとは、ベリファイ用コンペア回路
34において衝突し、ベリファイされる。その結果、不
一致のデータ、すなわちエラーが発生した場合には、ベ
リファイエラーカウンタ35によってカウントされる。
カウントされたエラー数は、基板コントロール回路36
におけるコントロールレジスタに書き込まれる。この結
果、ホスト装置1は、このコントロールレジスタにアク
セスすることにより、エラーの発生状況を把握すること
ができる。
【0054】本実施形態によれば、このようなベリファ
イ時にも、マルチモードをON状態にすることにより、
ホスト装置1からのデータ転送が複数のデバイス2(変
換基板3)に対して同時に行われる。従って、ベリファ
イに要する作業時間も従来と比較して短縮することがで
きる。
【0055】なお、ここでいうベリファイとは、まず、
ホスト装置1からデバイス2に対して記録媒体に記録さ
せるデータを転送する作業を行い、その後、引き続き、
ベリファイする場合はもちろんのこと、データ転送作業
とは切り離した状態で、例えば、データ転送作業を行う
装置とは異なるホスト装置に接続されたベリファイ専用
のデバイスに対してベリファイ対象となる記録媒体を装
填してベリファイ作業を行う場合も含むものである。す
なわち、本発明は、後者のようなデータベリファイ装置
に応用することも可能である。
【0056】また、上記した説明では、デバイスごとに
変換基板を一つずつ設けているが、変換基板のベース板
を一つとする一方で、基板コントロール回路36、外部
インターフェース31及びIDEインターフェース32
等を複数搭載し、見かけ上、一つの変換基板として複数
のデバイスを制御する構成とすることも可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明は、コマンドの書き込みを予め複
数台のデバイスに対して全て行っておくと共に、デバイ
スに対応する変換基板の選択コマンドを無視するマルチ
モード状態に制御できる機能を備えている。従って、記
録媒体に記録させるデータをホスト装置から一斉に転送
することが可能であり、処理時間の短縮化を図ることが
できる。
【0058】また同時に、デバイスにおけるレジスタの
特定と、コマンドや記録媒体に記録させるデータなどの
データ内容の読み込み又は書き込みとを1回の工程では
なく、2回の工程に分けることにより、データ伝送路で
あるバスの構造を簡素化することができ、すなわち制御
線の配線数を減らすことができ、これにより、ノイズ問
題を解消してケーブル長を長くし、ホスト装置に装備さ
れた1系統のポート当たりに3台以上のデバイスを接続
可能とすることができる。しかも、このように3台以上
のデバイスを接続した場合でも、上記したように各変換
基板のマルチモード状態に制御してデータを転送できる
ことから、1回のデータ転送で製造可能なデータ記録済
みの記録媒体の製造量を従来よりも大幅に向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一の実施形態にかかるデータ
転送装置を示す概念図である。
【図2】図2は、上記実施形態にかかるホスト装置を示
す概念図である。
【図3】図3は、上記実施形態にかかる変換基板を示す
概念図である。
【図4】図4は、上記データ転送装置を用いたデータ転
送方法を説明するための制御例を示す図である。
【図5】図5は、従来のデータ転送方法を説明するため
の制御例を示す図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 2 デバイス 3 変換基板 31 外部バスインターフェース 32 IDEインターフェース 33 双方向バス緩衝回路 34 ベリファイ用コンペア回路 35 ベリファイエラーカウンタ 36 基板コントロール回路 37 IDスイッチ 4 外部バス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイスを、それぞれ変換基板を
    介して伝送路によりデイジーチェーン接続し、各デバイ
    スに対してホスト装置からデータを転送する方法であっ
    て、 各デバイスに対応する変換基板ごとに区別して、各変換
    基板に対応する各デバイスのレジスタに対し、所定のコ
    マンドを書き込む工程と、 前記工程により、データ転送のライトコマンドが所定の
    レジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応する各
    変換基板について、変換基板の選択コマンドを無視する
    マルチモード状態に制御する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対応する全てのデバイス
    のデータレジスタに対し、当該デバイスに装填される記
    録媒体に記録すべきデータを同時に転送する工程とを具
    備することを特徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 複数のデバイスを、それぞれ変換基板を
    介して伝送路によりデイジーチェーン接続し、各デバイ
    スに対してホスト装置からデータを転送する方法であっ
    て、 各デバイスに対応する変換基板ごとに区別して、各変換
    基板に対応する各デバイスのレジスタを選択する工程
    と、 前記工程により、各デバイスにおける選択されたレジス
    タに対し、所定のコマンドを書き込む工程と、 前記工程により、データ転送のライトコマンドが所定の
    レジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応する各
    変換基板について、変換基板の選択コマンドを無視する
    マルチモード状態に制御する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対応する全てのデバイス
    のデータレジスタに対し、当該デバイスに装填される記
    録媒体に記録すべきデータを同時に転送する工程とを具
    備することを特徴とするデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 前記データレジスタにデータを転送する
    工程後、各デバイスに対応する変換基板ごとに区別し
    て、各デバイスにおける一のレジスタに対し、データ読
    み込みのリードコマンドを書き込む工程と、 前記工程により、リードコマンドが所定のレジスタに書
    き込まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板につ
    いて、ベリファイモードをONに制御すると共に、変換
    基板の選択コマンドを無視するマルチモード状態に制御
    する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対し、前記各デバイスの
    データレジスタに書き込んだデータと同じデータを転送
    すると共に、前記各デバイスのデータレジスタからデー
    タを読み込み、変換基板に設けたベリファイ用コンペア
    回路において両者を衝突させてベリファイさせる工程と
    を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のデー
    タ転送方法。
  4. 【請求項4】 前記データレジスタにデータを転送する
    工程後、各デバイスに対応する変換基板ごとに区別し
    て、各変換基板に対応する各デバイスのレジスタを選択
    する工程と、 前記工程により、各デバイスにおける選択された一のレ
    ジスタに対し、データ読み込みのリードコマンドを書き
    込む工程と、 前記工程により、リードコマンドが所定のレジスタに書
    き込まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板につ
    いて、ベリファイモードをONに制御すると共に、変換
    基板の選択コマンドを無視するマルチモード状態に制御
    する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対し、前記各デバイスの
    データレジスタに書き込んだデータと同じデータを転送
    すると共に、前記各デバイスのデータレジスタからデー
    タを読み込み、変換基板に設けたベリファイ用コンペア
    回路において両者を衝突させてベリファイさせる工程と
    を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のデー
    タ転送方法。
  5. 【請求項5】 複数のデバイスを、伝送路を介してデイ
    ジーチェーン接続し、各デバイスに対してホスト装置か
    らデータを転送するに当たり、前記各デバイスと伝送路
    との間に介在される変換基板であって、 所定のコマンドを、各デバイスの所定のレジスタに書き
    込む際には、自己の選択信号を識別可能な状態に制御さ
    れ、 前記コマンドが書き込まれた2以上のデバイスに装填さ
    れる記録媒体に記録すべきデータを転送する際には、自
    己の選択信号を無視するマルチモード状態に制御される
    モード制御部を具備することを特徴とする変換基板。
  6. 【請求項6】 対応するデバイスに対し、デバイス制御
    のためのコマンドを書き込む当該デバイスのレジスタを
    特定するデータ内容が書き込まれるアドレスレジスタを
    備え、ホスト装置から該アドレスレジスタに対して前記
    データ内容が書き込まれた後、このアドレスレジスタに
    より特定されたデバイスのレジスタに対して、前記デバ
    イス制御のためのコマンドを書き込むことを可能とする
    ものであることを特徴とする請求項5記載の変換基板。
  7. 【請求項7】 さらに、ベリファイ用コンペア回路を備
    えていることを特徴とする請求項5又は6記載の変換基
    板。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか1に記載の変換
    基板が接続されていることを特徴とするデバイス。
  9. 【請求項9】 CPU、メモリ及び外部バスコントロー
    ル回路を備えたホスト装置と、 請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、 前記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換
    基板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、 前記変換基板に接続されるデバイスとを具備して構成さ
    れ、前記ホスト装置からの指令に基づき、前記変換基板
    及びデバイスを制御し、 各デバイスに対応する変換基板ごとに区別して、各変換
    基板に対応する各デバイスのレジスタに対し、所定のコ
    マンドを書き込む工程と、 前記工程により、データ転送のライトコマンドが所定の
    レジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応する各
    変換基板について、変換基板の選択コマンドを無視する
    マルチモード状態に制御する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対応する全てのデバイス
    のデータレジスタに対し、当該デバイスに装填される記
    録媒体に記録すべきデータを同時に転送する工程とを実
    行可能であることを特徴とするデータ転送装置。
  10. 【請求項10】 CPU、メモリ及び外部バスコントロ
    ール回路を備えたホスト装置と、 請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、 前記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換
    基板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、 前記変換基板に接続されるデバイスとを具備して構成さ
    れ、前記ホスト装置からの指令に基づき、前記変換基板
    及びデバイスを制御し、 各デバイスに対応する変換基板ごとに区別して、各変換
    基板に対応する各デバイスのレジスタを選択する工程
    と、 前記工程により、各デバイスにおける選択されたレジス
    タに対し、所定のコマンドを書き込む工程と、 前記工程により、データ転送のライトコマンドが所定の
    レジスタに書き込まれた2以上のデバイスに対応する各
    変換基板について、変換基板の選択コマンドを無視する
    マルチモード状態に制御する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対応する全てのデバイス
    のデータレジスタに対し、当該デバイスに装填される記
    録媒体に記録すべきデータを同時に転送する工程とを実
    行可能であることを特徴とするデータ転送装置。
  11. 【請求項11】 CPU、メモリ及び外部バスコントロ
    ール回路を備えたホスト装置と、 請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、 前記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換
    基板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、 前記変換基板に接続されるデバイスとを具備して構成さ
    れ、前記ホスト装置からの指令に基づき、前記変換基板
    及びデバイスを制御し、 各デバイスに対応する変換基板ごとに区別して、各変換
    基板に対応する各デバイスにおける一のレジスタに対
    し、データ読み込みのリードコマンドを書き込む工程
    と、 前記工程により、リードコマンドが所定のレジスタに書
    き込まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板につ
    いて、ベリファイモードをONに制御すると共に、変換
    基板の選択コマンドを無視するマルチモード状態に制御
    する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対し、前記ホスト装置か
    らデータを転送すると共に、前記各デバイスのデータレ
    ジスタからデータを読み込み、変換基板に設けたベリフ
    ァイ用コンペア回路において両者を衝突させてベリファ
    イさせる工程とを実行可能であることを特徴とするデー
    タベリファイ装置。
  12. 【請求項12】 CPU、メモリ及び外部バスコントロ
    ール回路を備えたホスト装置と、 請求項5〜7のいずれか1に記載の変換基板と、 前記ホスト装置の外部バスコントロール回路と前記変換
    基板とをデイジーチェーン接続する伝送路と、 前記変換基板に接続されるデバイスとを具備して構成さ
    れ、前記ホスト装置からの指令に基づき、前記変換基板
    及びデバイスを制御し、 各デバイスに対応する変換基板ごとに区別して、各変換
    基板に対応する各デバイスのレジスタを選択する工程
    と、 前記工程により、各デバイスにおける選択された一のレ
    ジスタに対し、データ読み込みのリードコマンドを書き
    込む工程と、 前記工程により、リードコマンドが所定のレジスタに書
    き込まれた2以上のデバイスに対応する各変換基板につ
    いて、ベリファイモードをONに制御すると共に、変換
    基板の選択コマンドを無視するマルチモード状態に制御
    する工程と、 マルチモード状態の変換基板に対し、前記ホスト装置か
    らデータを転送すると共に、前記各デバイスのデータレ
    ジスタからデータを読み込み、変換基板に設けたベリフ
    ァイ用コンペア回路において両者を衝突させてベリファ
    イさせる工程とを実行可能であることを特徴とするデー
    タベリファイ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004145866A (ja) * 2002-10-03 2004-05-20 I-O Data Device Inc ハードディスク管理装置
JP2005258806A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Clarion Co Ltd データ転送装置、データ転送装置の制御方法、制御プログラム及び記録媒体
JP2014154157A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Lsi Corp 連鎖された拡張可能な記憶装置
WO2024024516A1 (ja) * 2022-07-29 2024-02-01 ソニーグループ株式会社 通信装置、駆動装置、表示装置、及び通信方法

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