JP2002108725A - メモリバックアップ方式 - Google Patents

メモリバックアップ方式

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JP2002108725A
JP2002108725A JP2000297740A JP2000297740A JP2002108725A JP 2002108725 A JP2002108725 A JP 2002108725A JP 2000297740 A JP2000297740 A JP 2000297740A JP 2000297740 A JP2000297740 A JP 2000297740A JP 2002108725 A JP2002108725 A JP 2002108725A
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power supply
unit
storage unit
sdram
data storage
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JP2000297740A
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English (en)
Inventor
Hideaki Hosoi
秀明 細井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 制御部2は、電源供給部4のオン・オフ
を検出する電源オン・オフ検出手段を備え、この電源オ
ン・オフ検出手段が電源供給部4のオフを検出した後、
データ格納部(SDRAM)1をセルフリフレッシュ状
態とし、電源供給部4のオンを検出するまでの間動作停
止状態を継続する。 【効果】 電源供給部4が非稼動状態のとき制御部2
は、無処理状態継続を維持し、SDRAMはセルフリフ
レッシュ状態とすることでその分小型で安価な電池を用
いてデータ格納部に格納されているデータを長時間保持
することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロナスダイ
ナミックランダムアクセスメモリを搭載する電子機器の
メモリバックアップ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器では、ランダムアクセス
メモリ(RAM)として、高速アクセス可能なシンクロ
ナスダイナミックランダムアクセスメモリ(以後SDR
AMと記す)が採用される場合が多い。このSDRAM
は、1個のトランジスタと1個のコンデンサから構成さ
れるメモリセルの集合体である。データは電荷としてコ
ンデンサに蓄積されるので、一定時間経過すると漏れ電
流によって電位が低下し、時にはデータが消滅してしま
う。これを防ぐために一定周期でデータの再書き込みが
実行される。この処理は、通常リフレッシュ処理と呼ば
れる。このリフレッシュ処理には電源が必要になる。更
に、電源がオフされている場合の代替え電源も必要にな
ってくる。通常代替え電源として、電池が採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
リフレッシュ処理では、電源オフ時にマイクロコントロ
ーラ、ROM(リードオンリメモリ)、SDRAM等に
よる消費電流が大きかった。その結果、長時間データを
保持するためには供給電力容量の大きい高価な電池が必
要とされていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉データ格納部(SDRAM)と、このデータ
格納部(SDRAM)のセルフリフレッシュ処理を制御
する制御部と、上記セルフリフレッシュ処理の手順を格
納する制御手順格納部(ROM)と、これらの全てに動
作電源を供給する電源供給部と、上記動作電源に代えて
補助動作電源を供給する補助電源部とを備えるメモリバ
ックアップ方式であって、上記制御部は、上記電源供給
部のオン・オフを検出する電源オン・オフ検出手段と、
所定の時間動作停止状態を継続する無処理状態継続手段
とを有し、上記電源供給部のオフを検出したとき、前記
データ格納部(SDRAM)をセルフリフレッシュ状態
とした後、動作停止状態となり、上記電源供給部のオン
を検出するまでの間動作停止状態を継続することを特徴
とするメモリバックアップ方式。
【0005】〈構成2〉データ格納部(SDRAM)
と、このデータ格納部(SDRAM)のセルフリフレッ
シュ処理を制御する制御部と、上記セルフリフレッシュ
処理の手順を格納する制御手順格納部(ROM)と、こ
れらの全てに動作電源を供給する電源供給部と、上記動
作電源に代えて補助動作電源を供給する補助電源部とを
備えるメモリバックアップ方式であって、上記制御部及
び上記制御手順格納部(ROM)と、上記補助電源部と
の間に、両者を接続又は切断する補助電源供給スイッチ
部が配置され、上記制御部は、上記電源供給部のオン・
オフに従って上記補助電源供給スイッチ部をオフ・オン
させる補助電源オン・オフ手段を有し、上記電源供給部
のオフを検出したとき、上記データ格納部(SDRA
M)をセルフリフレッシュ状態とした後、上記補助電源
供給スイッチ部をオフさせることを特徴とするメモリバ
ックアップ方式。
【0006】〈構成3〉構成1又は構成2に記載のメモ
リバックアップ方式を有するファクシミリ装置であっ
て、上記ファクシミリ装置に備えるメモリ受信用記憶部
又はメモリ送信用記憶部は、上記データ格納部(SDR
AM)からなることを特徴とするファクシミリ装置。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1の構成〉図1は、具体例1のメモリバックア
ップ方式のブロック図である。図1より、具体例1のメ
モリバックアップ方式は、データ格納部(SDRAM)
1と、制御部2と、制御手順格納部(ROM)3と、電
源供給部4と、補助電源部5と、ダイオードスイッチ6
によって構成される。
【0008】データ格納部(SDRAM)1は、メモリ
バックアップ方式によってリフレッシュされるディジタ
ルデータが格納されているシンクロナスダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(SDRAM)である。通常1個
のトランジスタと1個のコンデンサから成るメモリセル
の集合体によって構成されている。データは電荷として
コンデンサに蓄積されている。従って、一定時間放置す
ると漏れ電流により電位が低下してデータは消滅してし
まう。これを防止するために一定周期ごとの再書き込み
が必要とされる。この処理はリフレッシュ動作と呼ばれ
る。外部から指示されるタイミングによってリフレッシ
ュ動作を行うことをオートリフレッシュといい、外部の
指示に関係なくSDRAM自身によって行うことをセル
フリフレッシュという。このセルフリフレッシュ期間中
は外部からの読み出し、書き込みは中止される。また、
セルフリフレッシュ動作中は、SDRAMの消費電力が
通常動作中よりも低下するのが一般的である。
【0009】制御部2は、所定のプログラムに従ってメ
モリバックアップ方式を制御する部分であり、中央処理
装置(CPU)22とメモリコントローラ23とリフレ
ッシュコントローラ24とを含むマイクロコントローラ
21と、このマイクロコントローラ21を所定の時期に
リセットするリセット回路25とを備える。後に説明す
る電源供給部4のオン・オフを検出する電源オン・オフ
検出手段と、上記データ格納部(SDRAM)1のセル
フリフレッシュの開始を指示する開始コマンドを出力し
てから、セルフリフレッシュの停止を指示する停止コマ
ンドを出力するまでの所定の時間動作停止状態を継続す
る無処理状態継続手段とを備える部分である。この制御
手段の詳細については動作の項で再度詳細に説明する。
【0010】制御手順格納部3は、セルフリフレッシュ
の手順を格納するリードオンリメモリ(ROM)であ
る。上記制御部2が備える制御手段を所定のプログラム
として格納する部分である。電源供給部4は、メモリバ
ックアップ方式の動作電源を供給する部分である。補助
電源部5は、上記動作電源に代えて補助動作電源を供給
する部分である。通常電池52と電流を制限する抵抗5
1を備える。
【0011】ダイオードスイッチ6は、上記電源供給部
4の稼動時は、動作電源を出力し、上記電源供給部4の
非稼動時には、上記動作電源に代えて補助動作電源を出
力する部分である。ここで電源供給部4の出力電圧をV
pu、電池52の出力電圧をVbat(但しVpu≧V
bat)、ダイオードスイッチ6の出力電圧をVccと
おいたとき以下の関係に定められる。 (1)電源供給部4の稼動時は、Vcc=Vpu−(ダ
イオードD−1の順方向電圧降下)と定める。 (2)電源供給部4の非稼動時は、Vcc=Vbat−
(抵抗51の降下電圧)−(ダイオードD−2の順方向
電圧降下)と定める。
【0012】〈具体例1の動作〉具体例1の動作につい
て説明する前に、本発明の改良点を鮮明にするために比
較例を挙げて、その動作について説明する。比較例と、
具体例1との構成の差異は、図1において比較例では電
源供給部4からCPU22へ向かう信号INTREQ−
N(図上2重線)が存在しないことのみである。従っ
て、比較例の説明は図1を用いて行う。
【0013】図2はリセット回路のタイムチャートであ
る。図の上から順に、a入力は、電源供給部4(図1)
の出力、b入力は、ダイオードスイッチ6(図1)の出
力、c出力はリセット回路の出力をそれぞれ表してい
る。図より、a入力がLレベルからHレベルに変化する
とc出力は一定時間Lレベルを出力した後、Hレベルに
変化する。又b入力がHレベルの時にa入力がHレベル
からLレベルに変化してもc出力はLレベルを出力しな
い。更に、a入力がLレベルのときにb入力がLレベル
に変化するとc出力がLレベルを出力する。
【0014】図3は、コマンド説明図である。一例とし
て1048576×8ビット×2バンクで構成されるS
DRAMの場合の例である。上から順に説明する。RE
ADは、中央処理装置22(図1)がデータ格納部1
(図1)からデータを読み出すためのコマンドである。
WRITは、中央処理装置22(図1)がデータ格納部
1(図1)にデータを書き込むためのコマンドである。
ACTVは、データ格納部1(図1)内部のバンクとR
OWアドレスとを指定するためのバンクアクティブコマ
ンドである。REFは、オートリフレッシュ動作を指示
するためのオートリフレッシュコマンドである。SEL
Fは、セルフリフレッシュ動作の開始を指示するための
セルフリフレッシュエントリーコマンドである。SEL
FXは、セルフリフレッシュ動作の終了を指示するため
のセルフリフレッシュイグジットコマンドである。
【0015】図4は、コマンドのタイミングチャート
(その1)である。図4の縦軸上に並ぶCLK、CK
E、CS1−N、RAS−N、CAS−N、WR−Nの
各信号は、それぞれ図1上のメモリコントローラ23が
出力する同符号と同じ信号を表している。図4の横軸上
に並ぶコマンド名RFF、ACTV、READ、ACT
V、WRIT、REF、SELF、SELFXは、図3
の同名のコマンドを表している。制御部2(図1)は、
縦軸上に並ぶ信号のレベルを制御することによって横軸
上に並ぶコマンドを自由に生成する。
【0016】ここで留意すべき点は以下の通りである。
制御部2(図1)がセルフリフレッシュ動作の開始を指
示(SELF)した後セルフリフレッシュ動作の終了を
指示(SELFX)するまではCKE信号以外の信号は
全て任意レベルである。即ち、制御部2(図1)がCK
E信号をLレベルにしてSELFコマンドを出力し、次
にCKE信号をHレベルにしてSELFXコマンドを出
力するまでの間は、他の信号を一切出力する必要は無い
ということである。
【0017】しかしながら、比較例の動作では、上記留
意点にも関わらず制御部2(図1)がCKE信号をLレ
ベルにしてSELFコマンドを出力して次にCKE信号
をLレベルにしてSELFXコマンドを出力するまでの
間であっても、データ格納部1(図1)、制御部2(図
1)、制御手順格納部3(図1)の全てに電源供給部4
(図1)又は補助電源部5(図1)からダイオードスイ
ッチの出力電圧Vccが供給されている。更に、図2か
ら分かるようにa入力(図2)がLレベルになってもc
出力はLレベルにならないのでマイクロコントローラ2
は動作を継続し続けている。従って、電源供給部4(図
1)が非稼動時には補助電源部5(図1)に過大な負荷
が、課せられることになる。この弊害を取り除くために
具体例1のメモリバックアップ方式は以下のように動作
する。
【0018】図5は、具体例1のメモリバックアップ方
式の動作説明図である。(a)は、無処理状態継続手段
に入るルーチンを、(b)は、無処理状態継続手段から
出るルーチンを表している。
【0019】ステップS1〜ステップS5に従って具体
例1のメモリバックアップ方式の動作を説明する。ここ
で注意すべき点は、既に説明したように、具体例1のメ
モリバックアップ方式は図1において比較例と異なり電
源供給部4からCPU22へ向かう信号INTREQ−
N(図上2重線)が存在する。
【0020】ステップS1 電源供給部4(図1)が非稼動状態になると電源供給部
4の出力電圧VpuがHレベルからLレベルに変化す
る、この変化はINTREQ−N信号となって中央処理
装置22へ割り込み入力される。このとき制御部2(図
1)は、電源供給部が非稼動状態になったことを検出す
る。このステップを電源オン・オフ検出手段と定義す
る。
【0021】ステップS2 制御部2(図1)は、メモリコントローラ23からデー
タ格納部1(図1)に向けてSELFコマンド(図4)
を出力する。その結果データ格納部1(図1)は、セル
フリフレッシュ処理状態に入る。 ステップS3 制御部2(図1)は、何も処理を行わない状態に入る。
電源供給部4(図1)が稼動状態になるまで、この状態
を継続する。このステップを無処理状態継続手段と定義
する。
【0022】次に電源供給部4(図1)が稼動状態に戻
った場合について説明する。 ステップS4 電源供給部4(図1)が稼動状態になると、電源供給部
4の出力電圧VpuがLレベルからHレベルに変化す
る。この変化はリセット回路のa入力へ入力され、c出
力がHレベルからLレベルへ変化し、一定時間後、再度
Hレベルへ変化する。この時、制御部2(図1)は、電
源供給部が稼動状態になったことを検出する。 ステップS5 制御部2(図1)は、メモリコントローラ23からデー
タ格納部1(図1)に向けてSELFXコマンド(図
4)を出力する。その結果データ格納部1(図1)は、
セルフリフレッシュ処理状態を終了して読み出し、書き
込みが可能になる。
【0023】〈具体例1の効果〉以上説明した具体例1
のメモリバックアップ方式によれば、電源供給部が非稼
動状態のとき制御部2(図1)は、無処理状態継続を維
持し、SDRAMはセルフリフレッシュ状態とする事が
可能となるので、その分小型で安価な電池を用いてデー
タ格納部に格納されているデータを長時間保持すること
が可能になる。
【0024】〈具体例2の構成〉図6は、具体例2のメ
モリバックアップ方式のブロック図である。図6より、
具体例2のメモリバックアップ方式は、データ格納部
(SDRAM)1と、制御部32と、制御手順格納部
(ROM)3と、電源供給部4と、補助電源部5と、ダ
イオードスイッチ6と、補助電源供給スイッチ部33に
よって構成される。
【0025】以下、具体例1との差異のみについて説明
する。制御部32は、所定のプログラムに従ってメモリ
バックアップ方式を制御する部分であり、中央処理装置
(CPU)22とメモリコントローラ23とリフレッシ
ュコントローラ24とを含むマイクロコントローラ21
と、このマイクロコントローラ21を所定の時期にリセ
ットするリセット回路76とを備える。後に説明する電
源供給部4のオン・オフを検出する電源オン・オフ検出
手段と、上記データ格納部(SDRAM)1のセルフリ
フレッシュの開始を指示する開始コマンドを出力した
後、セルフリフレッシュの停止を指示する停止コマンド
を出力するまで、所定の時間動作停止状態を継続する無
処理状態継続手段と、電源供給部4のオン・オフに従っ
て後に説明する補助電源供給スイッチ部33をオフ・オ
ンさせる補助電源オン・オフ手段とを備える部分であ
る。この制御手段の詳細については動作の項で再度詳細
に説明する。
【0026】補助電源供給スイッチ部33は、制御部3
2からPOW−CNT信号を受け入れて制御部32と制
御手順格納部3に供給する補助供給電源をオン・オフす
る部分であり、オアゲート34、トランジスタ35、抵
抗36を備える。その他の構成部分は全て具体例1と同
様なので説明を割愛する。
【0027】〈具体例2の動作〉図7は、具体例2のメ
モリバックアップ方式の動作説明図である。(a)は、
無処理状態継続手段に入るルーチンを、(b)は、無処
理状態継続手段から出るルーチンを表している。図8
は、具体例2の処理ステップのタイミングチャートであ
る。図8の縦軸に並ぶ電源ユニット出力、POW−CN
T、2入力オアゲート出力、エミッタ端子出力、リセッ
ト回路出力は、それぞれ、図6の電源ユニット出力7
1、POW−CNT72、2入力オアゲート出力73、
エミッタ端子出力74、リセット回路出力75、を表し
ている。横軸には図7のステップS1〜ステップS7の
タイミングを表している。
【0028】図7のステップS1〜ステップS7に従っ
て具体例2のメモリバックアップ方式の動作を説明す
る。 ステップS1 電源供給部4(図6)が非稼動状態になると電源供給部
4の出力電圧VpuがHレベルからLレベルに変化す
る、この変化はINTREQ−N信号となって中央処理
装置22へ割り込み入力される。このとき制御部32
(図6)は、電源供給部が非稼動状態になったことを検
出する。このステップを電源オン・オフ検出手段と定義
する。
【0029】ステップS2 制御部32(図6)は、メモリコントローラ23からデ
ータ格納部1(図6)に向けてSELFコマンド(図
4)を出力する。その結果データ格納部1(図6)は、
セルフリフレッシュ処理状態に移行する。 ステップS3 制御部32(図6)は、補助電源供給スイッチ部33
(図6)へPOW−CNT72信号(HレベルからLレ
ベルに変化)を出力して補助電源供給スイッチ部33
(図6)をオフする。その結果補助電源供給スイッチ部
はオフされ制御部32(図6)と制御手順格納部3への
補助動作電源の供給が停止される。このステップを補助
電源供給オン・オフ手段と定義する。
【0030】ステップS4 制御部32(図6)は、何も処理を行わない状態に入
る。電源供給部4(図6)が稼動状態になるまで、この
状態を継続する。このステップを無処理状態継続手段と
定義する。
【0031】次に電源供給部4(図6)が稼動状態に戻
った場合について説明する。 ステップS5 電源供給部4(図6)が稼動状態になると電源供給部4
の出力電圧VpuがLレベルからHレベルに変化し、や
や遅れてリセット回路出力がHレベルになる。制御部3
2(図6)は、電源供給部が稼動状態になったことを検
出する。
【0032】ステップS6 制御部32(図6)は、メモリコントローラ23からデ
ータ格納部1(図6)に向けてSELFXコマンド(図
4)を出力する。その結果データ格納部1(図6)は、
セルフリフレッシュ処理状態を終了して読み出し、書き
込みが可能になる。 ステップS7 制御部32(図6)は、補助電源供給スイッチ部33
(図6)へPOW−CNT72信号(LレベルからHレ
ベルに変化)を出力して、次に電源供給部4(図6)が
非稼動状態になり、VpuがHレベルからLレベルに変
化しても補助電源供給スイッチ部33(図6)がオンし
続けるようにしておく。このステップを補助電源供給オ
ン・オフ手段と定義する。
【0033】〈具体例2の効果〉以上説明した具体例2
のメモリバックアップ方式によれば、電源供給部が非稼
動状態のとき補助動作電源はデータ格納部のみに供給さ
れるので、より一層小型で安価な電池を用いてデータ格
納部に格納されているデータを長時間保持することが可
能になる。
【0034】〈具体例3の構成〉具体例3は、上記具体
例1又は具体例2で説明したメモリバックアップ方式を
ファクシミリ装置に採用した場合について説明する。図
9は、具体例3の構成のブロック図である。図9より、
具体例1又は具体例2で説明したメモリバックアップ方
式を採用したファクシミリ装置は、マイクロコントロー
ラ61と、ROM62と、SDRAM63と、符号化/
復号化部64と、MODEM(モデム)65と、網制御
部66を備える。
【0035】マイクロコントローラ61は、装置全体の
動作を制御する部分であり、具体例1及び具体例2にお
ける制御部2(図1)又は制御部32(図6)を兼務す
る部分である。ROM62は、マイクロコントローラ6
1によって実行される制御プログラムを格納する部分で
ある。具体例1及び具体例2における制御手順格納部3
(図1)を兼務する部分である。
【0036】SDRAM63は、相手方ファクシミリ装
置との間で送受される画像データを一時的に記憶し、画
像データの送受信バッファの機能を有する部分である。
具体例1及び具体例2におけるデータ格納部1(図1)
に相当する部分である。符号化/復号化部64は、送信
される画像データを圧縮・復元する部分である。MOD
EM(モデム)65は、送信信号の変調と受信信号の復
調を行う部分である。網制御部66は、電話回線に接続
され相手方ファクシミリ装置との接続及び切断を制御す
る部分である。
【0037】〈具体例3の動作〉具体例1又は具体例2
で説明したメモリバックアップ方式を採用したファクシ
ミリ装置の動作について図9を用いて送信時と受信時に
分けて説明する。
【0038】(1)送信時の動作 スキャナ67によって読み込まれた原稿の画像データ
は、符号化/復号化部64で符号化され順次SDRAM
63(具体例1又は具体例2のデータ格納部に相当する
部分)に格納される。このデータは順次読み出されMO
DEM65に入力される。ここで所定のITU勧告に従
って変調され、網制御部66から回線を経由して相手方
ファクシミリ装置へと送信される。
【0039】リアルタイム送信では、原稿読み取り、符
号化、SDRAM63への蓄積と、SDRAM63から
の読み出し、変調、送信が並行して行われる。メモリ送
信では、全ての原稿の読み取り、符号化、SDRAM6
3への蓄積が完了した後、SDRAM63からの読み出
し、変調、送信が行われる。時刻指定メモリ送信では、
ユーザによって指定された時刻まで送信データはメモリ
に蓄積されたままになる。
【0040】(2)受信時の動作 相手方ファクシミリ装置より回線経由で送られてくる変
調された符号化データは、網制御部66からMODEM
65へ入力され、変調されて順次SDRAM63に蓄積
される。このSDRAM63に蓄積されたデータは、順
次読み出され、符号化/復号化部64で画像データへ復
号化された後、プリンタ68へ送られて記録紙に印刷さ
れる。
【0041】リアルタイム受信では、復調、SDRAM
63への蓄積と、SDRAM63からの読み出し、復号
化、印刷が並行して行われる。即ち、受信しながら印刷
が行われる。メモリ受信では、受信したデータを復調し
SDRAM63に蓄積されるが、印刷は行われない。プ
リンタ68において印刷未準備の場合(例えば、記録紙
無し、トナー無し、等を検出した場合)に自動的に行わ
れる。メモリ受信したことは、操作/表示パネル69に
表示され、ユーザによって印刷未準備状態が解除(記録
紙、トナーの補給等)されると、SDRAM63からの
読み出し、復号化、印刷が行われる。印刷未準備状態が
解除されるまで受信データはメモリに蓄積されたままと
なる。
【0042】〈具体例3の効果〉以上説明したように本
発明によるメモリバックアップ方式をファクシミリ装置
に採用することによって、停電等によって電源がオフさ
れてもSDRAM63に格納されている受信内容又は送
信内容は消滅することなく保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のメモリバックアップ方式のブロック
図である。
【図2】リセット回路のタイムチャートである。
【図3】コマンド説明図である。
【図4】コマンドのタイミングチャート(その1)であ
る。
【図5】具体例1のメモリバックアップ方式の動作説明
図である。
【図6】具体例2のメモリバックアップ方式のブロック
図である。
【図7】具体例2のメモリバックアップ方式の動作説明
図である。
【図8】コマンドのタイミングチャート(その2)であ
る。
【図9】具体例3の構成のブロック図である。
【符号の説明】
1 データ格納部 2 制御部 3 制御手順格納部 4 電源供給部 5 補助電源部 6 ダイオードスイッチ 22 中央処理装置 23 メモリコントローラ 24 リフレッシュコントローラ 25 リセット回路 51 抵抗 52 電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 G11C 11/34 371G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ格納部(SDRAM)と、このデ
    ータ格納部(SDRAM)のセルフリフレッシュ処理を
    制御する制御部と、前記セルフリフレッシュ処理の手順
    を格納する制御手順格納部(ROM)と、これらの全て
    に動作電源を供給する電源供給部と、前記動作電源に代
    えて補助動作電源を供給する補助電源部とを備えるメモ
    リバックアップ方式であって、 前記制御部は、 前記電源供給部のオン・オフを検出する電源オン・オフ
    検出手段と、所定の時間動作停止状態を継続する無処理
    状態継続手段とを有し、前記電源供給部のオフを検出し
    たとき、前記データ格納部(SDRAM)をセルフリフ
    レッシュ状態とした後、動作停止状態となり、前記電源
    供給部のオンを検出するまでの間動作停止状態を継続す
    ることを特徴とするメモリバックアップ方式。
  2. 【請求項2】 データ格納部(SDRAM)と、このデ
    ータ格納部(SDRAM)のセルフリフレッシュ処理を
    制御する制御部と、前記セルフリフレッシュ処理の手順
    を格納する制御手順格納部(ROM)と、これらの全て
    に動作電源を供給する電源供給部と、前記動作電源に代
    えて補助動作電源を供給する補助電源部とを備えるメモ
    リバックアップ方式であって、 前記制御部及び前記制御手順格納部(ROM)と、前記
    補助電源部との間に、両者を接続又は切断する補助電源
    供給スイッチ部が配置され、 前記制御部は、 前記電源供給部のオン・オフに従って前記補助電源供給
    スイッチ部をオフ・オンさせる補助電源オン・オフ手段
    を有し、前記電源供給部のオフを検出したとき、前記デ
    ータ格納部(SDRAM)をセルフリフレッシュ状態と
    した後、前記補助電源供給スイッチ部をオフさせること
    を特徴とするメモリバックアップ方式。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のメモリバ
    ックアップ方式を有するファクシミリ装置であって、 前記ファクシミリ装置に備えるメモリ受信用記憶部又は
    メモリ送信用記憶部は、前記データ格納部(SDRA
    M)からなることを特徴とするファクシミリ装置。
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