JP2002107681A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JP2002107681A
JP2002107681A JP2000301490A JP2000301490A JP2002107681A JP 2002107681 A JP2002107681 A JP 2002107681A JP 2000301490 A JP2000301490 A JP 2000301490A JP 2000301490 A JP2000301490 A JP 2000301490A JP 2002107681 A JP2002107681 A JP 2002107681A
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light
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Shogo Yamauchi
掌吾 山内
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Fujitsu Quantum Devices Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通基板上に光変調器と受光装置とを集積化
した光半導体装置を提供する。 【解決手段】 共通基板上、光変調器と受光装置との間
に、光スポット変換部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体装置に
係り、特に光信号から光クロック信号を抽出する光半導
体装置に関する。
【0002】光通信技術の分野においては、光ファイバ
中を伝送される光信号に光クロック信号を重畳するのが
一般的であり、光ファイバに接続された中継装置あるい
は受信装置においては、受信した光信号から光クロック
を再生する必要がある。
【0003】
【従来の技術】図1は、かかる光信号から光クロックを
再生するのに使われる公知のクロック抽出光検波装置1
00の構成を示す。
【0004】図1を参照するに、前記クロック抽出光検
波装置100は、入力端101Aから出力端101Bへ
と周波数がf0の光信号を伝送する光ファイバ101に
光結合された光カプラ11を備え、前記光ファイバ10
1中の光信号は前記光カプラ11により分岐され、光変
調器12に導入される。光変調器12は電圧制御発振器
16からの周波数がfclkの駆動信号により駆動され、
前記光カプラ11により分岐された光信号をさらに変調
する。前記光変調器12により変調された光信号は次い
で受光装置13において光検波され、周波数がf0−m
clkの出力信号が形成される。
【0005】前記受光装置13の出力信号は位相比較器
15に供給され、基準信号源14からの周波数がf1
基準周波数信号と位相比較される。前記位相比較器15
は前記受光回路13の出力信号と基準周波数信号との位
相差を表す電圧信号を形成し、この電圧信号を前記電圧
制御発振器16に供給することにより、前記駆動信号の
周波数fclkを、前記位相差が減少するように制御す
る。すなわち前記位相比較器15は前記電圧制御発振器
16をフィードバック制御する。
【0006】すなわち、かかるフィードバックループ動
作の結果、前記位相差は実質的にゼロに制御され、その
状態における前記電圧制御発振器16の出力周波数信号
102が、前記光信号中の光クロックに同期したクロッ
ク信号として取り出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
クロック抽出検波装置100においては、従来は光変調
器12と受光装置13とを個別の要素により構成し、両
者の間を光ファイバにより接続することが行われてい
た。しかし、このような構成は大掛かりであり、また光
変調器12と受光装置13とを損失なく結合するのが困
難である問題点を有していた。
【0008】これに対し、前記光変調器12と受光装置
13とを共通の基板上にモノリシックに形成し、これら
を前記共通基板上に同様にモノリシックに形成した導波
路により結合する集積化光変調/受光装置を形成するこ
とも考えられるが、光変調器に対する要求と受光装置に
対する要求とは異なっているため、光変調器12と受光
装置13とがいずれも導波路を基本として構成されるも
のであっても、これらの間に効率的な光結合を実現する
ことは困難であり、このような構成は試みられていなか
った。ただしかかるクロック抽出光検波装置100にお
いて光変調器12は光導波路の一部を構成する活性層を
有し、前記活性層中に電圧信号に応じた屈折率変化を誘
起することにより、あるいは光吸収を誘起することによ
り、前記活性層中を通過する光ビームを変調する。一方
受光装置13は光吸収層を有し、入来光ビームが前記光
吸収層により吸収されることにより励起される光キャリ
アを検出することにより、光信号を検出する。そこで、
前記光変調器12と受光装置13とを共通基板上にモノ
リシックに形成された光導波路により接続する場合に
は、前記光導波路は前記活性層と前記光吸収層とを効率
的に光結合することが要求される。
【0009】ところで、前記光変調器12をY型あるい
はマッハ・ツェンダ型の光干渉器を基本とする高速干渉
型光変調器により実現する場合には、前記光変調器12
をシングルモード動作させることが、十分な消光比を実
現するのに不可欠の条件である。
【0010】図2は前記光変調器12の活性層に対して
要求される厚さdと幅Wとの間の関係を示す。
【0011】図2を参照するに、図2の曲線をf(W)
とすれば、前記光変調器12の活性粗言うはd<f
(W)の場合にはシングルモード導波路を構成するもの
の、d>f(W)の場合にはマルチモード導波路として
作用する。そこで、前記光変調器12をシングルモード
で動作させる場合には、例えば幅Wが広い場合は厚さd
を小さく、例えば幅wが狭い場合には厚さdを大きくす
ることが好ましい。これら幅Wおよび厚さdは、図2の
関係を保つ限り、例えば前記光変調器12の形成プロセ
スが最も簡単になるように選択されればよい。これに対
し、図3は受光装置13の動作周波数帯域fと光吸収層
の厚さdとの関係を示す。
【0012】図3よりわかるように、光吸収層の厚さが
大きいと、光励起キャリアが電極に到達するまで光吸収
層中を移動する距離、従って時間が長くなるため、受光
装置13の動作周波数帯域fは低くなってしまう。そこ
で、受光装置13の応答特性を向上させる観点からは、
前記光吸収層の厚さを薄く形成するのが好ましいことが
わかる。受光装置13においては、光吸収層中において
光ビームがシングルモードである必要はない。
【0013】一方、このように光吸収層の厚さが薄い場
合には、光ビームが十分に吸収されるように、光吸収層
の長さLを図4に示すように増大させなければ、十分な
受光感度を実現することができない。あるいは、光吸収
層の断面積を増大すべく、幅を増大させる必要がある。
しかし、光吸収層の断面積を、厚さを増大させずに増大
させるには幅を増大させるしかないが、このように光吸
収層の幅を増大させると光吸収層の平面積が増大してし
まい、寄生容量が増大する。かかる寄生容量の増大は、
図5に示すように受光装置13の動作周波数帯域fの減
少、従って応答速度の減少をもたらす。従って、受光装
置13の光吸収層は図3〜5を考慮して、周波数帯域・
受光感度が適切になるように設計しなければならず、光
変調器12の活性層の形状に比べて制約が大きい。
【0014】このように、光変調器12の活性層の形
状、特にアスペクト比に対する要請と受光装置13の光
吸収層のアスペクト比に対する要請とは異なっており、
このためこれらを単なる光導波路で接続しても、所望の
光結合は実現することができない。このため、図1の構
成において前記光変調器12と受光装置13とを共通基
板上に集積化しようとすると、前記光変調器12と受光
装置13との間において実質的な光損失が避けられなか
った。
【0015】そこで、本発明は上記の課題を解決した、
新規で有用な光半導体装置を提供することを概括的課題
とする。
【0016】本発明のより具体的な課題は、共通基板上
に光変調器と受光装置とを、光学的に高い効率で結合し
た状態で一体的に集積化した光半導体装置を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を、
請求項1に記載したように、基板と、前記基板上に形成
され干渉型光変調器を構成する光導波路と、前記基板上
に前記干渉型光変調器に光結合されて形成され、受光装
置を構成する光吸収層と、前記基板上において前記光導
波路の出射端と前記光吸収層の入射端との間に介在する
ように形成され、光ビームのスポット径を、前記干渉型
光変調器と前記受光装置との間で変換する光スポット変
換部とを備えたことを特徴とする光半導体装置により、
または請求項2に記載したように、前記干渉型光変調器
は、Y分岐型光変調器よりなることを特徴とする請求項
1記載の光半導体装置により、または請求項3に記載し
たように、前記干渉型光変調器は、マッハ・ツェンダ型
光変調器よりなることを特徴とする請求項1記載の光半
導体装置により、または請求項4に記載したように、前
記光スポット変換部は前記基板上、前記干渉型光変調器
の導波路と前記受光装置の光吸収層との間に形成された
光導波路パターンよりなり、前記光導波路パターンは、
前記干渉型光変調器の光導波路に接続される第1の端部
において、前記光導波路の幅に対応する第1の幅を有
し、前記受光装置の光吸収層に接続される第2の端部に
おいて、前記光吸収層の幅に対応する第2の幅を有し、
前記光導波路パターンは、前記第1の端部と前記第2の
端部との間で幅を変化させることを特徴とする請求項1
〜3のうち、いずれか一項記載の光半導体装置により、
または請求項5に記載したように、前記光導波路パター
ンの幅は、前記第1の端部から前記第2の端部に向かっ
てテーパ状に、連続して変化することを特徴とする請求
項4記載の光半導体装置により、または請求項6に記載
したように、前記光導波路パターンの幅は、前記第1の
端部から前記第2の端部に向かって階段状に変化するこ
とを特徴とする請求項4記載の光半導体装置により、ま
たは請求項7に記載したように、前記光スポット変換部
は前記基板上、前記干渉型光変調器の導波路と前記受光
装置の光吸収層との間に形成された光導波路パターンと
よりなり、前記光導波路パターンは、前記干渉型光変調
器の光導波路に接続される第1の端部において、前記光
導波路の厚さに対応する第1の厚さを有し、前記受光装
置の光吸収層に接続される第2の端部において、前記光
吸収層の厚さに対応する第2の厚さを有し、前記光導波
路パターンは、前記第1の端部と前記第2の端部との間
で厚さを変化させることを特徴とする請求項1〜3のう
ち、いずれか一項記載の光半導体装置により、または請
求項8に記載したように、前記光導波路パターンの厚さ
は、前記第1の端部から前記第2の端部に向かってテー
パ状に、連続して変化することを特徴とする請求項7記
載の光半導体装置により、または請求項9に記載したよ
うに、前記光導波路パターンの厚さは、前記第1の端部
から前記第2の端部に向かって階段状に変化することを
特徴とする請求項7記載の光半導体装置により、または
請求項10に記載したように、前記光スポット変換部は
前記基板上、前記干渉型光変調器の導波路と前記受光装
置の光吸収層との間に形成された光導波路パターンより
なり、前記光導波路パターンは、前記干渉型光変調器の
光導波路に接続される第1の端部において、前記光導波
路の幅および厚さにそれぞれ対応する第1の幅と第1の
厚さを有し、前記受光装置の光吸収層に接続される第2
の端部において、前記光吸収層の幅および厚さにそれぞ
れ対応する第2の幅と第2の厚さを有し、前記光導波路
パターンは、前記第1の端部と前記第2の端部との間で
幅および厚さを変化させることを特徴とする請求項1〜
3のうち、いずれか一項記載の光半導体装置により、ま
たは請求項11に記載したように、前記光導波路パター
ンの幅および厚さは、前記第1の端部から前記第2の端
部に向かってテーパ状に、連続して変化することを特徴
とする請求項10記載の光半導体装置により、または請
求項12に記載したように、前記光導波路パターンの幅
および厚さは、前記第1の端部から前記第2の端部に向
かって階段状に変化することを特徴とする請求項10記
載の光半導体装置により、または請求項13に記載した
ように、前記光導波路パターンの幅および厚さは、その
一方が前記第1の端部から前記第2の端部に向ってテー
パ状に、連続的に変化し、その他方が前記第1の端部か
ら前記第2の端部に向って階段状に変化することを特徴
とする請求項10記載の光半導体装置により、または請
求項14に記載したように、さらに前記干渉型光変調器
を構成する光導波路は、前記出射端に対向する入射端に
入射光スポット変換部を有することを特徴とする請求項
1〜14のうち、いずれか一項記載の光半導体装置によ
り、または請求項15に記載したように、前記入射光ス
ポット変換部は、前記光導波路の幅を、前記入射端に向
って変化させることを特徴とする請求項14記載の光半
導体装置により、または請求項16に記載したように、
前記光導波路の幅は、前記入射光スポット変換部におい
て、前記入射端に向ってテーパ状に、連続的に変化する
ことを特徴とする請求項15記載の光半導体装置によ
り、または請求項17に記載したように、前記光導波路
の幅は、前記入射光スポット変換部において、前記入射
端に向って階段状に変化することを特徴とする請求項1
5記載の光半導体装置により、または請求項18に記載
したように、前記入射光スポット変換部は、前記光導波
路の厚さを、前記入射端に向って変化させることを特徴
とする請求項14記載の光半導体装置により、または請
求項19に記載したように、前記光導波路の厚さは、前
記入射光スポット変換部において、前記入射端に向って
テーパ状に、連続的に変化することを特徴とする請求項
18記載の光半導体装置により、または請求項20に記
載したように、前記光導波路の厚さは、前記入射光スポ
ット変換部において、前記入射端に向って階段状に変化
することを特徴とする請求項18記載の光半導体装置に
より、または請求項21に記載したように、前記入射光
スポット変換部は、前記光導波路の幅および厚さを、前
記入射端に向って変化させることを特徴とする請求項1
4記載の光半導体装置により、または請求項22に記載
したように、前記光導波路の幅および厚さは、前記入射
光スポット変換部において、前記入射端に向ってテーパ
状に、連続的に変化することを特徴とする請求項21記
載の光半導体装置により、または請求項23に記載した
ように、前記光導波路の幅および厚さは、前記入射光ス
ポット変換部において、前記入射端に向って階段状に変
化することを特徴とする請求項21記載の光半導体装置
により、または請求項24に記載したように、前記光導
波路の幅および厚さは、その一方が前記入射スポット変
換部において、前記入射端に向ってテーパ状に、連続的
に変化し、その他方が前記入射光スポット変換部におい
て、前記入射端に向って階段状に変化することを特徴と
する請求項21記載の光半導体装置により、または請求
項25に記載したように、基板と、前記基板上に形成さ
れ、干渉型光変調器を構成する光導波路と、前記基板上
に形成され、前記干渉型光変調器の前記光導波路に光結
合される光検出器を構成する光吸収層とを備えたことを
特徴とする光半導体装置により、解決する。 [作用]図6は本発明の原理を説明する図である。ただ
し図6中、先に説明した部分には同一の参照符号を付
し、説明を省略する。
【0018】図6を参照するに、基板1上には前記干渉
型光変調器12を構成する光干渉器120と受光装置1
3を構成する光吸収層130とがモノリシックに形成さ
れており、前記光干渉器120と前記光吸収層130と
の間には、前記基板1上に同様にモノリシックに形成さ
れた光スポット変換部10が形成されている。
【0019】より詳細に説明すると、前記光干渉器12
0は入射端で二つに分岐し出射端で合流する光導波路1
20Aおよび120Bよりなり、前記光スポット変換部
10は前記光干渉器120の出射端を前記光吸収層13
0の入射端に接続する光導波路よりなる。前記光干渉器
120を構成する光導波路120Aおよび120Bは、
先に図2で説明したようにd<f(W)の関係を満たす
シングルモード導波路よりなり、前記干渉器120の入
射端に入来した光信号は、前記光導波路120Aおよび
120Bの一方あるいは両方に形成された図6で図示を
省略した電極による電界印加により、前記光導波路12
0A中を伝搬する光信号の位相が光導波路120B中を
伝搬する光信号の位相に対して変化させられ、この二つ
の光信号の干渉により効率的に変調される。
【0020】これに対し前記受光装置13を構成する光
吸収層130は、先に図3〜5で説明したように、前記
光導波路120Aあるいは120Bとは異なる最適な幅
および厚さを有しており、前記光スポット変換部10
はその幅または厚さ、あるいはその両方を、前記光干渉
器120の出射端に対応する第1の端部から前記光吸収
層130の入射端に対応する第2の端部までの間に、前
記光導波路120A,120Bの幅および厚さに対応し
た第1の幅および第1の厚さから、前記光吸収層の幅お
よび厚さに対応した第2の幅および第2の厚さまで変化
させる。
【0021】かかる構成によれば、共通の基板上に光変
調器と受光装置とを集積化した光半導体装置において、
シングルモード動作が要求される光変調器と高速応答お
よび高感度動作が要求される受光装置との間に光スポッ
ト変換部を設けることにより、前記光変調器と受光装置
とを高い光効率で結合することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図7は、本発明の
第1実施例による光半導体装置20の構成を示す。
【0023】図7を参照するに、前記光半導体装置20
はn型InPバッファ層(図示せず)を形成されたn型
InP基板21上に形成されており、前記InP基板2
1上には入射側光導波路22Aおよび出射側光導波路2
2Bと、前記入射端側光導波路22Aで二つに分岐し出
射端光導波路22Bで再び合流する第1および第2の光
導波路22Cおよび22Dとが、非ドープInGaAs
Pによりエピタキシャルに形成されている。前記第1お
よび第2の光導波路22Cおよび22Dは、前記入射側
光導波路22Aおよび出射側光導波路22Bと共に、前
記InP基板21上においてモノリシックな光干渉器を
形成する。
【0024】前記基板21上には前記光干渉器の出射端
22Bに連続して、非ドープInGaAsPパターンよ
りなり後述する光スポット変換部を構成する光導波路2
3が、前記光干渉器の出射端22Bに連続する入射端か
ら対向する出射端まで厚さおよび/または幅を変化させ
ながらエピタキシャルに形成され、さらに前記基板21
上には、前記光導波路23の出射端に連続して、非ドー
プInGaAsよりなる光吸収層24がエピタキシャル
に形成される。前記光吸収層24上にはp型InP層2
6がさらにエピタキシャルに形成され、さらに前記In
P基板21上に前記光導波路22C,22d、光導波路
23および光吸収層24を埋め込むように高抵抗InP
層21Aを形成する。
【0025】前記高抵抗InP層21A上にはさらに前
記導波路22Aを覆うようにマクロストリップ型の電極
26が形成され、さらに前記p型InP層26上にはp
型電極パターン27Aが形成される。また前記InP基
板21の下主面上には、前記光吸収層24に対応する位
置にn型電極パターン27Bが形成される。
【0026】かかる光半導体装置20では、前記マイク
ロストリップ型電極26に変調電圧信号を供給すること
により、前記光導波路22C中を伝搬する光信号の位相
が変化し、前記出射端22Bにおいて前記光導波路22
C中の光信号と前記光導波路22D中の光信号とを干渉
させることにより、所望の光変調がなされる。すなわ
ち、前記光導波路22A〜22Dおよび変調器電極26
は、干渉型光変調器を構成する。以下では、かかる干渉
型光変調器を符号26で示すことにする。
【0027】このようにして光変調器26で変調された
光信号は前記光導波路23を介して光吸収層24に導波
されるが、このようにして導波された光信号は前記光吸
収層24中においてキャリアを励起し、かかる光励起さ
れたキャリアは前記電極27A,27Bの間に逆バイア
スを印加しておくことにより、電圧信号として検出され
る。すなわち、前記n型InP基板21、光吸収層2
4、p型InP層26および電極27A,27Bはフォ
トダイオード27を形成する。
【0028】前記干渉型光変調器26においては、明瞭
な消光比が検出できるように前記光導波路22A〜22
Dはシングルモード導波路を形成することが好ましく、
このため前記光導波路22A〜22Dは、先に図2で説
明した関係に従って、例えば1.0μmの幅と0.1μ
mの厚さを有するように形成される。これに対して前記
フォトダイオード27では前記光吸収層24は最大の応
答速度と最大の受光感度が得られるように、例えば6.
0μmの幅と0.5μmの厚さを有するように形成され
る。
【0029】そこで、前記光スポット変換部23は、前
記光導波路22Bに連続する第1の端部においては前記
光導波路22Bの幅および厚さに対応した1.0μmの
幅と0.1μmの厚さを有するが、前記光吸収層26に
連続する第2の端部においては前記光吸収層26の幅お
よび厚さに対応した6.0μmの幅と0.5μmの厚さ
を有するように形成される。すなわち、前記光スポット
変換部23を構成する導波路は、その幅および厚さを前
記第1の端部から第2の端部に向って変化させる。その
結果、前記光導波路22Bを出射する光ビームは実質的
に全て、前記光スポット変換部23を通って前記光吸収
層26に導入され、前記光変調器26とフォトディテク
タ27とが高い光効率で結合される。
【0030】かかる光半導体装置20を先に図1で説明
したクロック抽出光検波装置100において前記光変調
器12および受光装置13の代わりに使うことにより、
装置100の構成を実質的に簡素化することができ、ま
た小型化することができる。
【0031】図7の光半導体装置20は、例えばInP
基板21上にInGaAsP層をMOVPE法により形
成する際に、前記光スポット変換部23の形成領域の両
側にテーパ状のマスクパターンを形成しておくことによ
り、容易に製造することができる。すなわち、かかるテ
ーパ状のマスクパターンを形成することにより、前記光
変調器26の形成領域においては一様な厚さのInGa
AsP層が得られるが、前記光スポット変換部23の形
成領域では前記InGaAsP層を、厚さが連続的に変
化するように形成することができる。そこで、このよう
にして形成されたInGaAsP層をパターニングする
ことにより、前記光導波路22A〜22Dと光スポット
変換部23を形成する厚さが変化する導波路とを同時に
形成することが可能である。
【0032】前記光導波路22A〜22Dおよび光吸収
層24をパターニングした後、前記光導波路22A〜2
2Dおよび光吸収層24上に前記p型InP層25を堆
積し、さらに前記高抵抗InP層21Aを堆積する。さ
らに前記マイクロストリップ電極26およびフォトダイ
オード電極27A,27Bを形成することにより、前記
光半導体装置20が得られる。
【0033】前記光半導体装置20の製造は、かかる特
定の工程に限定されるものではなく、他の工程により製
造することも勿論可能である。
【0034】図8(A)〜(F)は、前記光スポット変
換部23の様々な変形例を示す。
【0035】図8(A)〜(F)を参照するに、図8
(A)は前記スポット変換部の幅のみが前記光導波路2
2Bに連続する第1の端部から前記光吸収層24に連続
する第2の端部まで、連続的に、テーパ状に増大する例
を示すのに対し、図8(B)は前記スポット変換部の厚
さのみが前記光導波路22Bに連続する第1の端部から
前記光吸収層24に連続する第2の端部まで、連続的
に、テーパ状に増大する例を示す。さらに図8(C)
は、前記スポット変換部の幅および厚さの双方が前記光
導波路22Bに連続する第1の端部から前記光吸収層2
4に連続する第2の端部まで、連続的に、テーパ状に増
大する例を示す。
【0036】これに対し、図8(D)は前記スポット変
換部の幅のみが前記光導波路22Bに連続する第1の端
部から前記光吸収層24に連続する第2の端部まで、階
段状に増大する例を示すのに対し、図8(E)は前記ス
ポット変換部の厚さのみが前記光導波路22Bに連続す
る第1の端部から前記光吸収層24に連続する第2の端
部まで、階段状に増大する例を示す。さらに図8(F)
は、前記スポット変換部の幅および厚さの双方が、前記
光導波路22Bに連続する第1の端部から前記光吸収層
24に連続する第2の端部まで、階段状に増大する例を
示す。
【0037】図7の光半導体装置20では、このいずれ
の光スポット変換部23を使っても、所望の効率的な光
結合を光変調器26とフォトディテクタ27との間に実
現することができる。 [第2実施例]図9は本発明の第2実施例による光半導
体装置30の構成を示す。ただし図9中、先に説明した
部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を
省略する。また図9では、前記基板21上に形成された
パターンのみを示し、高抵抗InP層21Aおよびその
上に形成された電極26,27Aの図示は省略する。
【0038】図9を参照するに、本実施例による光半導
体装置30は図7の光半導体装置20と同様な構成を有
するが、前記入射端光導波路22Aの先端に別の光スポ
ット変換部31を設けている。
【0039】図9の例では前記光スポット変換部31は
先端部に向って幅が狭まるテーパ状の形状を有してお
り、かかる先端部に結合される光ファイバから出射した
光ビームを前記光導波路22A中に効率的に集めるよう
に作用する。すなわちかかる光スポット変換部31を設
けることにより、前記光ファイバと光変調器26との光
結合効率を大きく向上させることができる。
【0040】図10(A)〜(F)は、様々な光スポッ
ト変換部31の例を示す。
【0041】図10(A)〜(F)を参照するに、図1
0(A)の構成では、前記光スポット変換部31におい
て厚さのみが、先端部に向ってテーパ状に、連続的に減
少しているのに対し、図10(B)の構成では前記光ス
ポット変換部31において幅のみが,先端部に向ってテ
ーパ状に連続的に減少している。さらに図10(C)の
例では、前記スポット変換部31の幅および厚さの両方
が、光スポット変換部31の先端部に向って減少してい
る。
【0042】これに対し図10(D)の構成では、前記
光スポット変換部31において厚さのみが、先端部に向
ってテーパ状に連続的に増大しているのに対し、図10
(E)の構成では前記光スポット変換部31において幅
のみが先端部に向ってテーパ状に連続的に増大してい
る。さらに図10(F)の例では、前記スポット変換部
31の幅および厚さの両方が、光スポット変換部31の
先端部に向って増大している。
【0043】このように、これらのうちから選ばれた適
当な光スポット変換部31を使うことにより、図9の光
半導体装置30は外部の光ファイバに対する光結合効率
を大きく向上させることができる。 [第3実施例]図11は、本発明の第3実施例による光
半導体装置40の構成を示す。
【0044】図11を参照するに、前記光半導体装置4
0は先のInP基板21と同様な基板41上に形成され
ており、位置42Cおよび42Dにおいて相互に光結合
し、いわゆるマッハ・ツェンダ型の光変調器42を構成
する二つの光導波路42A,42Bを含む。前記光導波
路42Aは入射光ビームが注入される入射端42aと出
射端42bとを有し、一方前記光導波路42Aに位置4
2C,42Dで光結合した前記光導波路42Bの出射端
42cには、前記光スポット変換部23に対応する光ビ
ーム変換部43と前記光吸収層24に対応する光吸収層
44とが形成されている。
【0045】前記光導波路42A,42B、前記光スポ
ット変換部43および光吸収層44は前記基板41上に
モノリシックに形成されており、従って前記光半導体装
置40は光集積回路を構成する。
【0046】本実施例においても、前記光スポット変換
部43としては、先に図8(A)〜(F)で説明した構
成のいずれかを使うことが可能である。
【0047】また、前記光導波路42Aの入射端42a
に先に図10(A)〜(F)で説明した光スポット変換
部31を形成してもよい。
【0048】本発明によれば先の実施例で説明した入来
光信号中のクロック抽出のみならず、前記入射端42a
に時分割多重化光信号が供給された場合に、出射端42
bにおいてかかる時分割多重化光信号から抽出された光
信号成分を得ることが可能である。 [第4実施例]図12は、本発明の第4実施例による光
半導体装置50の構成を示す。
【0049】図12を参照するに、前記光半導体装置5
0は前記InP基板21と同様な基板51上に形成され
ており、前記基板51上にモノリシックに形成され方向
性結合器を構成する光導波路52Aおよび52Bを含
む。前記光導波路52A上には図示は省略するが、先の
マイクロストリップ電極26と同様な電極が形成されて
おり、その結果前記光導波路52Aおよび52Bよりな
る方向性結合器は光変調器として作用する。
【0050】前記光導波路52Aの入射端52aには入
来光信号が注入され、前記光導波路52Bの出射端52
bには前記入来光信号を変調した光信号が現れる。そこ
で、本実施例では前記出射端52bに連続して、前記光
スポット変換部23と同様な光スポット変換部53が設
けられ、かかる光スポット変換部53を介して前記変調
光信号が前記光吸収層24に対応してフォトダイオード
を構成する光吸収層54に注入される。
【0051】かかる構成の光半導体装置50を図1のク
ロック抽出光検波装置100において使うことにより、
光クロック抽出を小型化された構成により実行すること
が可能になる。
【0052】以上、本発明を好ましい実施例について説
明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において
様々な変形・変更が可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、共通の基板上に光変調
器と受光装置とをモノリシックに形成し、さらにかかる
光変調器と受光装置との間にモノリシックに光スポット
変換部を形成することにより、クロック抽出光検波を簡
単で信頼性の高い構成により実行することが可能にな
る。本発明によれば、簡単な構成であるにもかかわら
ず、光変調器と受光装置との間に高い光結合が保証され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のクロック抽出光検波装置の構成を示す図
である。
【図2】光変調器における光導波路の活性層幅および厚
さと光学モードとの関係を示す図である。
【図3】フォトディテクタにおける光吸収層厚さと動作
周波数帯域との関係を示す図である。
【図4】フォトディテクタにおける光吸収層長さと受光
感度との関係を示す図である。
【図5】フォトディテクタにおける光吸収層厚さと動作
周波数帯域との関係を示す別の図である。
【図6】本発明の原理を説明する図である。
【図7】本発明の第1実施例による光半導体装置の構成
を示す図である。
【図8】(A)〜(F)は、図7の光半導体装置におい
て使われる様々な光スポット変換部の構成例を示す図で
ある。
【図9】本発明の第2実施例による光半導体装置の構成
を示す図である。
【図10】(A)〜(F)は、図9の光半導体装置にお
いて使われる様々な光スポット変換部の構成例を示す図
である。
【図11】本発明の第3実施例による光半導体装置の構
成を示す図である。
【図12】本発明の第4実施例による光半導体装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1,21,41,51 基板 10,23,31 光スポット変換部 11 光カプラ 12 光変調器 13 受光回路 14 基準信号源 15 位相比較器 16 電圧制御発振器 20、30,40,50 光半導体装置 21A 高抵抗InP層 22A〜22D,42A,42B,52A,52B,1
20A,120B 光導波路 24,130 光吸収層 25 p型InP層 26 電極、干渉型光変調器 27 フォトダイオード 27A,27B 電極 42C,42D 光結合部 100 クロック抽出光検波装置 101 光ファイバ 101A 光ファイバ入射端 101B 光ファイバ出射端 102 同期クロック 120 光干渉器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 9/00 B

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板上に形成され干渉型光変調器を構成する光導波
    路と、 前記基板上に前記干渉型光変調器に光結合されて形成さ
    れ、受光装置を構成する光吸収層と、 前記基板上において前記光導波路の出射端と前記光吸収
    層の入射端との間に介在するように形成され、光ビーム
    のスポット径を、前記干渉型光変調器と前記受光装置と
    の間で変換する光スポット変換部とを備えたことを特徴
    とする光半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記干渉型光変調器は、Y分岐型光変調
    器よりなることを特徴とする請求項1記載の光半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記干渉型光変調器は、マッハ・ツェン
    ダ型光変調器よりなることを特徴とする請求項1記載の
    光半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記光スポット変換部は前記基板上、前
    記干渉型光変調器の導波路と前記受光装置の光吸収層と
    の間に形成された光導波路パターンよりなり、前記光導
    波路パターンは、前記干渉型光変調器の光導波路に接続
    される第1の端部において、前記光導波路の幅に対応す
    る第1の幅を有し、前記受光装置の光吸収層に接続され
    る第2の端部において、前記光吸収層の幅に対応する第
    2の幅を有し、前記光導波路パターンは、前記第1の端
    部と前記第2の端部との間で幅を変化させることを特徴
    とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の光半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記光導波路パターンの幅は、前記第1
    の端部から前記第2の端部に向かってテーパ状に、連続
    して変化することを特徴とする請求項4記載の光半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 前記光導波路パターンの幅は、前記第1
    の端部から前記第2の端部に向かって階段状に変化する
    ことを特徴とする請求項4記載の光半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記光スポット変換部は前記基板上、前
    記干渉型光変調器の導波路と前記受光装置の光吸収層と
    の間に形成された光導波路パターンとよりなり、前記光
    導波路パターンは、前記干渉型光変調器の光導波路に接
    続される第1の端部において、前記光導波路の厚さに対
    応する第1の厚さを有し、前記受光装置の光吸収層に接
    続される第2の端部において、前記光吸収層の厚さに対
    応する第2の厚さを有し、前記光導波路パターンは、前
    記第1の端部と前記第2の端部との間で厚さを変化させ
    ることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項
    記載の光半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記光導波路パターンの厚さは、前記第
    1の端部から前記第2の端部に向かってテーパ状に、連
    続して変化することを特徴とする請求項7記載の光半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 前記光導波路パターンの厚さは、前記第
    1の端部から前記第2の端部に向かって階段状に変化す
    ることを特徴とする請求項7記載の光半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記光スポット変換部は前記基板上、
    前記干渉型光変調器の導波路と前記受光装置の光吸収層
    との間に形成された光導波路パターンよりなり、前記光
    導波路パターンは、前記干渉型光変調器の光導波路に接
    続される第1の端部において、前記光導波路の幅および
    厚さにそれぞれ対応する第1の幅と第1の厚さを有し、
    前記受光装置の光吸収層に接続される第2の端部におい
    て、前記光吸収層の幅および厚さにそれぞれ対応する第
    2の幅と第2の厚さを有し、前記光導波路パターンは、
    前記第1の端部と前記第2の端部との間で幅および厚さ
    を変化させることを特徴とする請求項1〜3のうち、い
    ずれか一項記載の光半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記光導波路パターンの幅および厚さ
    は、前記第1の端部から前記第2の端部に向かってテー
    パ状に、連続して変化することを特徴とする請求項10
    記載の光半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記光導波路パターンの幅および厚さ
    は、前記第1の端部から前記第2の端部に向かって階段
    状に変化することを特徴とする請求項10記載の光半導
    体装置。
  13. 【請求項13】 前記光導波路パターンの幅および厚さ
    は、その一方が前記第1の端部から前記第2の端部に向
    ってテーパ状に、連続的に変化し、その他方が前記第1
    の端部から前記第2の端部に向って階段状に変化するこ
    とを特徴とする請求項10記載の光半導体装置。
  14. 【請求項14】 さらに前記干渉型光変調器を構成する
    光導波路は、前記出射端に対向する入射端に入射光スポ
    ット変換部を有することを特徴とする請求項1〜14の
    うち、いずれか一項記載の光半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記入射光スポット変換部は、前記光
    導波路の幅を、前記入射端に向って変化させることを特
    徴とする請求項14記載の光半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記光導波路の幅は、前記入射光スポ
    ット変換部において、前記入射端に向ってテーパ状に、
    連続的に変化することを特徴とする請求項15記載の光
    半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記光導波路の幅は、前記入射光スポ
    ット変換部において、前記入射端に向って階段状に変化
    することを特徴とする請求項15記載の光半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記入射光スポット変換部は、前記光
    導波路の厚さを、前記入射端に向って変化させることを
    特徴とする請求項14記載の光半導体装置。
  19. 【請求項19】 前記光導波路の厚さは、前記入射光ス
    ポット変換部において、前記入射端に向ってテーパ状
    に、連続的に変化することを特徴とする請求項18記載
    の光半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記光導波路の厚さは、前記入射光ス
    ポット変換部において、前記入射端に向って階段状に変
    化することを特徴とする請求項18記載の光半導体装
    置。
  21. 【請求項21】 前記入射光スポット変換部は、前記光
    導波路の幅および厚さを、前記入射端に向って変化させ
    ることを特徴とする請求項14記載の光半導体装置。
  22. 【請求項22】 前記光導波路の幅および厚さは、前記
    入射光スポット変換部において、前記入射端に向ってテ
    ーパ状に、連続的に変化することを特徴とする請求項2
    1記載の光半導体装置。
  23. 【請求項23】 前記光導波路の幅および厚さは、前記
    入射光スポット変換部において、前記入射端に向って階
    段状に変化することを特徴とする請求項21記載の光半
    導体装置。
  24. 【請求項24】 前記光導波路の幅および厚さは、その
    一方が前記入射スポット変換部において、前記入射端に
    向ってテーパ状に、連続的に変化し、その他方が前記入
    射光スポット変換部において、前記入射端に向って階段
    状に変化することを特徴とする請求項21記載の光半導
    体装置。
  25. 【請求項25】 基板と、 前記基板上に形成され、干渉型光変調器を構成する光導
    波路と、 前記基板上に形成され、前記干渉型光変調器の前記光導
    波路に光結合される光検出器を構成する光吸収層とを備
    えたことを特徴とする光半導体装置。
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