JP2002107427A - 二次電池の残存容量検知方法 - Google Patents

二次電池の残存容量検知方法

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JP2002107427A JP2000295586A JP2000295586A JP2002107427A JP 2002107427 A JP2002107427 A JP 2002107427A JP 2000295586 A JP2000295586 A JP 2000295586A JP 2000295586 A JP2000295586 A JP 2000295586A JP 2002107427 A JP2002107427 A JP 2002107427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 劣化した二次電池についても残存容量を正確
に検知できるようにする。 【解決手段】 二次電池の開回路電圧又は放電電圧、内
部抵抗、温度及び放電電流の4変数と前記二次電池の残
存容量との相関関係を予め把握して、例えば2変数と残
存容量との等高線図を作成する。そして、使用状態にあ
る二次電池について前記4変数のうちの変動する少なく
とも2変数を検出して前記相関関係と照合することによ
り、その二次電池の残存容量を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池の残存容
量を検知するための二次電池の残存容量検知方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
電気自動車において、二次電池の残存容量を検知するこ
とは、走行可能距離を把握するために重要である。ま
た、無停電電源装置においては、停電時のバックアップ
時間を把握するために重要である。
【0003】このため、二次電池の残存容量検知方法に
ついては種々の方法が提案されている。その一例として
蓄電池の開回路電圧を測定することにより残存容量を検
知する方法がある。これは、鉛蓄電池の開回路電圧が電
解液中の硫酸濃度と比例関係にあり、硫酸濃度と残存容
量とは対応しているからである。しかしながら、この方
法では、電池の使用中に電解液が減液した場合には、減
液の分だけ硫酸濃度が増大するから、硫酸濃度と残存容
量との対応関係がずれてしまい、結局、検知精度が低下
するという欠点がある。
【0004】一方、二次電池の使用中の充放電量を積算
して残存容量を把握しようとする試みもある。例えば、
特開平8−240647号公報では、バッテリーから電
力が供給されている間はバッテリーからの放電電流と放
電電圧とを測定して近似直線関数を求め、その近似直線
関数に従い残存容量(SOC)を計算する方法が開示さ
れ、特開平11−38107号公報には、充放電電流と
温度とを検出し、温度に応じて充放電電気量を補正しつ
つSOCを積算する方法が開示されている。
【0005】しかしながら、この方法では、長期にわた
り使用し続けていると、誤差が累積して次第に精度が低
下するという問題がある。誤差の累積を避けるには完全
充電したところで積算値をリセットする必要があるが、
不完全な充電状態で常時使用するような用途では、リセ
ットの機会がないために誤差の累積を避けられない。ま
た、例えば鉛蓄電池は、自己放電、格子腐食、減液、正
極活物質の軟化、負極活物質への硫酸鉛の蓄積等といっ
た様々な要因で劣化するが、上述のいずれの方法でも劣
化に伴い検知精度が低下するという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、二次電池が劣化しても
残存容量を正確に検知できる検知方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、二次電池の開回路電圧又は放電
電圧、内部抵抗、温度及び放電電流の4変数と前記二次
電池の残存容量との相関関係を予め把握し、前記4変数
の値を特定し、これを前記相関関係と照合することによ
り、その二次電池の残存容量を検知するところに特徴を
有する。
【0008】請求項2の発明は、種々の使用履歴を有す
る二次電池において、内部抵抗と開回路電圧又は放電電
圧とを測定して電圧ー抵抗図中にこれらを点として記入
し、さらに所定の温度及び放電電流において、各点に対
応する放電容量を測定し、電圧抵抗図中に記入された各
点を同じ放電容量毎に分けてこれらを線で結ぶことによ
って上記相関関係を特定するところに特徴を有する。
【0009】そして、請求項3の発明は、請求項1又は
2の発明において、使用状態にある二次電池について前
記4変数のうちの変動する少なくとも2変数を検出して
前記相関関係と照合することにより、その二次電池の残
存容量を検知するところに特徴を有する。
【0010】また、請求項4の発明は、任意の温度及び
任意の放電電流で二次電池の開回路電圧又は放電電圧及
び内部抵抗と残存容量との相関関係を予め把握し、使用
状態にある二次電池の開回路電圧又は放電電圧及び内部
抵抗を検出して前記相関関係と照合することにより得ら
れる残存容量に使用状態の温度及び放電電流に応じた温
度係数及び放電電流係数を乗じてその温度及び放電電流
での残存容量を検知するところに特徴を有する。
【0011】
【発明の作用】本発明者は、新品電池や劣化電池等の各
種の電池を、温度、電流を様々に変えながら放電させて
開回路電圧を測定する試験を多数行った結果、開回路電
圧又は放電電圧、内部抵抗、温度及び放電電流の4変数
と二次電池の残存容量との間に相関関係があることを発
見した。従って、これら4変数と残存容量との相関関係
を予め実測により把握することにより、新品電池や劣化
電池等の電池使用履歴に拘わらず、4変数を特定するだ
けで、把握された相関関係よりその残存容量を検知する
ことが可能になる。そして、この検知方法は、特に鉛二
次電池の残存容量検知に適しており、正確な検知が可能
である。
【0012】なお、4変数又は3変数を全て実測により
検出して予め把握した相関関係と照合してもよいが、1
又は2変数が固定と見ることができる条件では、少なく
とも2変数を検出すれば、残存容量を特定することがで
きる。例えば、使用中の温度変化が少なく、所定の放電
電流で放電を行った場合の残存容量を知りたい場合に
は、温度と放電電流は実測することなく所定の値に固定
し、開放端子電圧と内部抵抗とを検出することにより4
変数を特定し、相関関係と照合することにより残存容量
を検知できる。なお、電圧の検知は、開回路電圧を検知
することが正確な残存容量検知ができるために望ましい
が、放電電流及び内部抵抗が判ることから、放電電圧を
利用することも可能である。また、検知する変数は、で
きるだけ残存容量検知直前に行う方が正確な検知が可能
となる。
【0013】また、上記相関関係は4変数の4次元グラ
フ、3次元グラフとして作成することも可能であるが、
2次元グラフの集合としても作成することができる。そ
して、2次元グラフを用いる場合には、開回路電圧又は
放電電圧と内部抵抗を各軸とするのが好ましく、グラフ
をより簡略化する場合には、特定の温度と放電電流にお
ける電圧ー抵抗図を1つ作成し、このグラフを元にし
て、温度係数と放電電流係数を乗じることで、検知され
た電圧(開回路電圧又は放電電圧)と内部抵抗とから、
任意の温度、放電電流での残存容量を検知することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、電
圧2V、5時間率で定格容量20Ahの密閉式鉛蓄電池
を対象として試験を行った。まず、上記電池を次の
(1)〜(4)の各試験で、種々の劣化状態にして各電
池が−10℃〜60℃において有する0.05CA〜1
5CAの放電電流での放電容量を測定した。ここで、各
放電電流とそれに対する放電終始電圧とは表1に示した
通りである。 (表1) 放電電流 放電終始電圧 0.05CA以上 0.15CA未満 1.80V 0.15CA以上 0.25CA未満 1.75V 0.25CA以上 0.50CA未満 1.70V 0.50CA以上 0.80CA未満 1.60V 0.80CA以上 2.0CA未満 1.50V 2.0CA以上 15CA以下 1.00V
【0015】また、各試験の内容は次の通りであった。 (1)新品電池の放電試験 新品電池を25℃において、0.2CAでそれぞれ15
分、30分、1時間、2時間、3時間及び4時間の6種
類の放電時間放電し、また、0.2CAで1.75Vま
で放電し、それらの内部抵抗及び開回路電圧を測定し
た。その後、引き続き複数の温度における上記各放電電
流での各電池の残存容量を測定した。例えば、0.2C
Aの放電電流で15分間放電した電池が、種々の温度に
おいて有する1.0CA電流での残存容量を測定する場
合、引き続き温度を−10℃に変更して1.0CA電流
での残存容量を測定する。次に、25℃で完全充電して
から再び0.2CAで15分放電した後、引き続き温度
を0℃に変更して1.0CAでの残存容量を測定する。
【0016】このように0.2CAで15分放電した後
に1.0CAでの残存容量を測定するときに、種々の温
度に変更することによって、完全充電状態から0.2C
Aで15分放電した状態の電池が有する各温度における
1.0CA電流での残存容量を測定した。同様に、種々
の温度において、0.2CAで15分放電した状態の電
池が有する0.05CA〜15CAの放電電流での残存
容量を測定した。なお、ここで内部抵抗は、1kHzの
周波数の電圧を印加して測定する「交流4端子測定法」
により測定した。
【0017】(2)過充電による劣化試験 25℃において、0.1CAで100時間過充電して劣
化させ、内部抵抗及び開回路電圧を測定し、引き続き各
温度における各放電電流での容量を測定した。この後、
これらの電池を用いて(1)と同様の放電試験を行っ
た。ただし、過充電によって徐々に劣化することによっ
て、0.2CAで15分、30分、1時間、2時間、3
時間及び4時間のいずれかの放電時間放電し終わるまで
に放電電圧が1.75Vまで低下した場合、その時点で
放電を中断し、その後の試験を続行した。この過充電及
びその後の放電試験を繰り返し、100時間過充電後の
0.2CAでの放電容量が初期の10%以下になった時
点で試験を終了した。
【0018】(3)軽負荷寿命試験 40℃において、JIS D 5301の軽負荷寿命試験を行い、
1920サイクル毎に内部抵抗、開回路電圧を測定し、
引き続き各温度における各放電電流での残存容量を測定
した。その後、これらの電池を用いて(1)と同様の放
電試験を行った。ただし、寿命試験によって徐々に劣化
することによって0.2CAで15分、30分、1時
間、2時間、3時間及び4時間のいずれかの放電時間放
電し終わるまでに放電電圧が1.75Vまで低下した場
合、その時点で放電を中断し、その後の試験を続行し
た。この寿命試験及び1920サイクル経過後の放電試
験を、軽負荷寿命試験で寿命になるまで繰り返した。
【0019】(4)不完全な充電状態でのサイクル試験 25℃において、0.2CA電流で定格容量の10%を
放電した状態を基準として、0.2CA電流で定格容量
の30%を放電し、充電する。このような不完全な充電
状態でサイクル試験を行うと、極板に徐々に硫酸鉛が蓄
積して容量が低下してしまう。そのため、100サイク
ル毎に0.1CAで4Ahの回復充電を実施した。この
試験において、1000サイクル毎に内部抵抗及び開回
路電圧を測定し、引き続き各温度における各放電電流で
の残存容量を測定した。その後、これらの電池を用いて
(1)と同様の放電試験を行った。ただし、サイクル試
験によって徐々に劣化することによって,0.2CAで
15分、30分、1時間、2時間、3時間及び4時間の
いずれかの放電時間放電し終わるまでに放電電圧が1.
75Vまで低下した場合、その時点で放電を中断し、そ
の後の試験を続行した。上記サイクル試験及び1000
サイクル経過後の放電試験を、サイクル中の最低電圧が
1.75Vになるまで繰り返した。
【0020】試験(1)において0.2CAで15分、
30分、1時間、2時間、3時間及び4時間のいずれか
の時間放電したとき、また、1.75Vまで放電したと
きの開回路電圧及び内部抵抗の測定結果を図1に示す。
ここで、内部抵抗は、初期の内部抵抗を1.0とした内
部抵抗比で表してある。このように新品電池を0.2C
Aで放電すると、電池の状態は図中の破線に沿って推移
した。完全充電状態の電池と1.75Vまで放電した電
池とを比較すると、内部抵抗は初期値の約1.8倍にな
り、開回路電圧は約2.13Vから約1.97Vまで低
下した。
【0021】また、劣化試験(2)のように過充電によ
って減液及び格子腐食させると、電池の状態は図2の破
線2に示すように推移した。これは減液によって極板と
セパレータとの接触が悪くなることや、正極格子が腐食
することで内部抵抗が増大し、さらに電解液比重が上昇
することで開回路電圧が上昇した結果である。0.1C
A電流で過充電を100時間する度に、試験(1)と同
様の放電試験を行ったが、そのとき電池の状態は図中の
破線3〜8に沿って推移した。過充電による劣化により
電池の状態が図2の下方の領域に移動するに従い、残存
容量が小さくなり,0.2CAで15分〜4時間の所定
時間放電するまでに放電電圧が1.75Vまで低下する
ものが多くなった。
【0022】また、軽負荷寿命試験(3)において、軽
負荷寿命試験及び1920サイクル経過後の放電試験を
繰り返したときの開回路電圧及び内部抵抗の測定結果は
図3に示す。この試験の前半では、試験(2)の過充電
した際のラインに沿って推移したが、試験後半では徐々
に右下領域に進路を変えて推移した(破線9)。試験後
に電池を解体して正負極活物質を分析したところ、負極
活物質に硫酸鉛が検出された。この分析結果と寿命試験
で電池の状態が推移したラインとから、電池が試験前半
の主な劣化モードは減液であり、ある程度減液が進む
と、負極活物質への硫酸鉛の蓄積によって電解液比重が
低下して開回路電圧が低下したものと推測される。ま
た、初期から徐々に進行する格子腐食も内部抵抗を増大
させる一因となっている。1920サイクル毎に試験
(1)と同様の放電試験を行うと、電池の状態は図中の
破線10〜16に沿って推移した。寿命末期では残存容
量が少なくなり、0.2CAで放電すると、4時間以内
に放電電圧が1.75Vまで低下した。
【0023】試験(4)のように不完全な充電状態でサ
イクル試験を行うと、電池の状態は図4の破線17に沿
って推移した。これは減液及び格子腐食による内部抵抗
の増大と、硫酸鉛の蓄積による開回路電圧の低下が同時
に徐々に進行した結果と考えられる。1000サイクル
毎に、試験(1)と同様の放電試験を行うと、電池の状
態は図4破線18〜22に沿って推移した。サイクル試
験によって劣化し、電池の状態が図中の下方領域に移動
するに従って、残存容量が少なくなり、0.2CAで1
5分、30分、1時間、2時間、3時間及び4時間のい
ずれかの放電時間内で放電電圧が1.75V以下になる
ものが多くなった。
【0024】さて、図1〜図4に示した全てのプロット
点における残存容量データを基に残存容量の等高線図を
作成した。温度及び放電電流の2変数を固定し、開回路
電圧及び内部抵抗の2変数をパラメータとした等高線図
の例を図5及び図6に示す。また、同様に1.0CAの
場合のものを図7に示す。各試験(1)〜(4)の全て
の測定データについて残存容量の等高線を作図したが、
測定した実際の残存容量と等高線図とが示す残存容量と
が矛盾なくほぼ一致していた。すなわち、作成した等高
線と実際の残存容量とが大きくずれることがなく、いず
れの劣化状態の電池でも同一の等高線図を用いて残存容
量を検知できることが判明した。
【0025】このことは、予め作成したこの等高線図
(二次電池の開回路電圧及び内部抵抗の2変数と、その
二次電池の残存容量との相関関係)を使用して、開回路
電圧及び内部抵抗を測定することによりその時点の残存
容量を決定できることを意味する。
【0026】なお、この場合、開回路電圧は1セル当た
りの値に換算して用いた。より精度を高めるためには、
対象とする電池と同構成の電池を用いて作成した等高線
図を用いることが望ましい。また、図1〜図7の測定に
ついて内部抵抗は交流4端子法で求めた内部抵抗の比を
用いたが、試験中に種々の電流で放電したときの5秒目
電圧と各電流との関係を基に、いわゆる放電I−V法に
よって求めた内部抵抗を用いても同様の結果を得ること
ができた。よって、二次電池の内部抵抗は、交流4端子
法又は放電I−V法のいずれの方法で測定してもよい。
また、必ずしも開回路電圧に限らず、二次電池の放電電
圧を使用してもよい。放電電圧≒開回路電圧ー放電電流
×内部抵抗の関係が成り立つからである。
【0027】開回路電圧、内部抵抗、温度及び放電電流
の4変数のうち2つの変数を固定できる場合には、図5
〜図7に示したような等高線図を用いることができる
が、3つの変数を変化させて考える場合は、各変数をX
軸、Y軸、Z軸とした3次元の残存容量分布図を作成す
ればよい。例えば放電電流を固定し、開回路電圧、内部
抵抗及び温度を変数とする場合には、X軸を開回路電
圧、Y軸を内部抵抗比、Z軸を温度とした残存容量の分
布図を作成することで、この3変数と残存容量との相関
関係が把握できる。この分布図は、X軸を開回路電圧、
Y軸を内部抵抗比とした種々の温度の残存容量の等高線
図をZ軸方向に積層したものに相当する。
【0028】また、図1〜図7では温度及び放電電流を
固定し、開回路電圧及び内部抵抗をパラメータとして残
存容量を示したが、例えばある劣化状態の電池が温度変
化によって各放電電流による残存容量がどのように変化
するのかを予測したい場合には、開回路電圧と内部抵抗
とをその電池が示す値に固定したときの温度と放電電流
とを変数とする等高線図を作成し、これを用いればよ
い。なお、上述の発明では、等高線図又は分布図を用い
たが、開回路電圧、内部抵抗、温度及び放電電流の4変
数のうちの2以上の変数を用い、残存容量の等高線図又
は分布図と一致する近似式を作成すれば、計算によって
残存容量を求めることが可能である。
【0029】また、次のようにして二次電池の残存容量
を検知することも可能である。まず、所定の二次電池の
開回路電圧(又は放電電圧)及び内部抵抗の2変数と残
存容量との相関関係を、ある任意の温度及び任意の放電
電流について把握しておく。次に、使用状態にある電池
の開回路電圧(又は放電電圧)及び内部抵抗を測定す
る。この測定値と予め求めた相関関係から、任意の温度
及び任意の放電電流での残存容量を得る。電池容量と温
度とは、例えば図8に示すような関係があり、電池容量
と放電電流とは例えば図9に示すような関係があるか
ら、これらのグラフから温度係数及び放電電流係数を求
め、これを乗ずることでその状態で容量を算出すること
ができる。なお、図8は満充電にある新品電池を放電電
流0.2CAで放電させた場合の電池温度と容量との関
係を示しており、図9と共に、厳密には電池の劣化状態
等の使用履歴によって変化するが、その誤差は大きくは
ない。
【0030】従って、使用状態にある電池のある温度及
びある放電電流で放電した際の残存容量は、そのときの
開回路電圧(又は放電電圧)及び内部抵抗から上記相関
関係に基づいて得られた残存容量に、上記温度及び放電
電流に対応する温度係数及び放電電流係数を乗ずるだけ
で得ることができる。このことは、二次電池の開回路電
圧(又は放電電圧)及び内部抵抗と残存容量との相関関
係は、任意の温度及び任意の放電電流でのみ求めておけ
ばよいことを意味し、その相関関係の把握をより簡単に
行うことができる。
【0031】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、例えば次のような実施の態様も含み、
これらも本発明の技術的範囲に属する。 (1)上記実施形態では、自動車に使用される二次電池
の残存容量を検知する場合について示したが、これに限
らず、無停電電源装置に使用される二次電池の残存容量
を検知する場合に適用することもできる。 (2)上記実施形態では、密閉型鉛蓄電池の例を示した
が、これに限らず、通常の開放型の鉛蓄電池にも適用で
き、その他の二次電池に広く適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ど
のような残存容量の範囲であっても正確な残存容量の検
知ができ、かつ、電池が劣化した場合や自己放電した場
合でも正確に残存容量が検知できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】新品電池についての測定結果を示すグラフ
【図2】過充電により劣化した電池についての測定結果
を示すグラフ
【図3】軽負荷寿命試験を行った電池についての測定結
果を示すグラフ
【図4】不完全な充電状態で使用される電池についての
測定結果を示すグラフ
【図5】25℃において0.2CAで放電した時の残存
容量を示すグラフ
【図6】0℃において0.2CAで放電した時の残存容
量を示すグラフ
【図7】25℃において1.0CAで放電した時の残存
容量を示すグラフ
【図8】温度と容量との関係を示すグラフ
【図9】放電電流と容量との関係を示すグラフ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池の開回路電圧又は放電電圧、内
    部抵抗、温度及び放電電流の4変数と前記二次電池の残
    存容量との相関関係を予め把握し、前記4変数の値を特
    定し、これを前記相関関係と照合することにより、その
    二次電池の残存容量を検知することを特徴とする二次電
    池の残存容量検知方法。
  2. 【請求項2】 種々の使用履歴を有する二次電池におい
    て、内部抵抗と開回路電圧又は放電電圧とを測定して電
    圧ー抵抗図中にこれらを点として記入し、さらに所定の
    温度及び放電電流において、各点に対応する放電容量を
    測定し、電圧抵抗図中に記入された各点を同じ放電容量
    毎に分けてこれらを線で結ぶことによって上記相関関係
    を特定することを特徴とする請求項1記載の二次電池の
    残存容量検知方法。
  3. 【請求項3】 使用状態にある二次電池について前記4
    変数のうちの変動する少なくとも2変数を検出して前記
    相関関係と照合することにより、その二次電池の残存容
    量を検知することを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の二次電池の残存容量検知方法。
  4. 【請求項4】 任意の温度及び任意の放電電流で二次電
    池の開回路電圧又は放電電圧及び内部抵抗と残存容量と
    の相関関係を予め把握し、使用状態にある二次電池の開
    回路電圧又は放電電圧及び内部抵抗を検出して前記相関
    関係と照合することにより得られる残存容量に使用状態
    の温度及び放電電流に応じた温度係数及び放電電流係数
    を乗じてその温度及び放電電流での残存容量を検知する
    ことを特徴とする二次電池の残存容量検知方法。
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