JP2002106142A - 外壁パネル、外壁構造及び外壁面材 - Google Patents

外壁パネル、外壁構造及び外壁面材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外壁面材のみを容易に交換することができる
構造の外壁パネルを提供する。 【解決手段】 外壁面材2の背面側に掛止用の凸6が設
けられると共に、パネルフレーム3の対応箇所に、掛止
用凸6を掛止させる受けとしての孔5が設けられ、凸6
と受け5とで外壁面材2がパネルフレーム3に掛止さ
れ、かつ、パネルフレーム3と外壁面材2とは、それら
の間に介在させた熱可塑性接着剤7で接着一体化されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁パネル、外壁
構造及び外壁面材に関する。
【0002】
【従来の技術】建物躯体への外壁パネルの取付けは、外
壁面材の背面側に取り付けられたパネルフレームを建物
躯体に取り付けることにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、建物に取り
付けた外壁パネルのうちの外壁面材のみに劣化を生じた
ような場合、あるいは、デザイン的な理由により外壁面
材のみを交換したいというような場合に、パネルフレー
ムは残したまま、外壁面材のみを交換できればよいので
あるが、外壁面材のみの交換は一般的にはできないよう
になっており、あるいは、交換できるとしてもその交換
は容易にはできない構造になっている。
【0004】本発明は、上記のような技術背景のなか
で、外壁面材のみを容易に交換することができる構造の
外壁パネル等を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、外壁面材
の背面側にパネルフレームが備えられた外壁パネルにお
いて、外壁面材の背面側とパネルフレームとのいずれか
一方に掛止用の凸が設けられると共に、他方にこの掛止
用凸を掛止させる受けが設けられ、凸と受けとは、それ
らの掛止状態において、外壁面材とパネルフレームとが
外壁面材の面と直交する方向に分離してしまうのを規制
すると共に、外壁面材がパネルフレームに対し相対的に
下方に移動してしまうのを規制する態様の、掛脱可能な
ものからなり、かつ、パネルフレームと外壁面材とは、
それらの間に介在させた熱可塑性接着剤で接着一体化さ
れていることを特徴とする外壁パネルによって解決され
る。
【0006】この外壁パネル構造では、建物に取り付け
られた外壁パネルに対し、その外壁面材のみを次のよう
にして容易に交換することができる。
【0007】即ち、外壁面材の取外しは、例えば、屋外
の側から、高周波誘導加熱装置などの加熱手段を用い
て、外壁面材とパネルフレームとを接着している熱可塑
性接着剤を加熱して溶融ないしは軟化させる。この溶
融、軟化状態において、外壁面材は、凸と受けとの掛止
作用によってパネルフレームに保持されているから、落
下してしまうことはない。そして、接着剤のこの溶融、
軟化状態において、凸と受けとの掛止状態を解除すれ
ば、パネルフレームを建物に残したまま、外壁面材のみ
を取り外すことができる。
【0008】しかる後、新たな外壁面材を用い、この外
壁面材を、掛止用の凸と受けとを掛止状態にして、建物
に残されているパネルフレームに取り付ける。そして、
外壁面材の背面側及び/又はパネルフレームに取り付け
られているあるいは取り付けた熱可塑性接着剤を、屋外
などから高周波誘導加熱装置などを用いて、溶融ないし
は軟化状態にし、新たな外壁面材をパネルフレームに接
着固定する。
【0009】このように、本発明の外壁パネルは、外壁
面材とパネルフレームとを掛止手段によって掛脱できる
構造となっており、しかも、熱で接着状態を解除しうる
熱可塑性接着剤で接着して固定する構造となっているも
のであるから、外壁面材のみの交換を容易に行うことが
できる。
【0010】しかも、この外壁パネルでは、万一の火災
によって熱可塑性接着剤が溶融ないしは軟化しても、外
壁パネルは凸と受けとの掛止作用によってパネルフレー
ムにしっかりと保持されるから、火災時に、外壁面材の
みが建物から脱落してしまうこともなく、非常に安全で
ある。
【0011】加えて、外壁面材は単にパネルフレームに
掛止されているだけではなく、熱可塑性接着剤で固定さ
れているから、地震や台風などで外壁面材がぐらつき、
動いてしまうというようなこともない。
【0012】また、上記の課題は、建物にパネルフレー
ムが取り付けられ、このパネルフレームに外壁面材が取
り付けられている外壁構造において、外壁面材の背面側
とパネルフレームとのいずれか一方に掛止用の凸が設け
られると共に、他方にこの掛止用凸を掛止させる受けが
設けられ、凸と受けとは、それらの掛止状態において、
外壁面材とパネルフレームとが外壁面材の面と直交する
方向に分離してしまうのを規制すると共に、外壁面材が
パネルフレームに対し相対的に下方に移動してしまうの
を規制する態様の、掛脱可能なものからなり、かつ、パ
ネルフレームと外壁面材とは、それらの間に介在させた
熱可塑性接着剤で接着一体化されていることを特徴とす
る外壁構造によって同様に解決される。
【0013】更に、上記課題は、背面側にパネルフレー
ムが取り付けられる外壁面材において、背面側に、パネ
ルフレームへの掛止のための凸又は受けが設けられると
共に、同じく背面側に、パネルフレームを接着させる熱
可塑性接着剤が設けられていることを特徴とする外壁面
材によって解決される。
【0014】また、金属板の両面に熱可塑性接着剤が設
けられている熱可塑性接着部材を用い、一方の面の熱可
塑性接着剤で外壁面材を接着し、もう一方の面の熱可塑
性接着剤でパネルフレームを接着して、外壁面材とパネ
ルフレームとを接着する構造を採用するときは、パネル
フレームが、金属からなる場合はもとより、金属以外の
例えば木や樹脂などからなる場合であっても、外壁面材
のみの取外しにおいて、高周波誘導加熱装置で熱可塑性
接着剤を溶融、軟化状態にして接着を解除したり、接着
したりことができる。このように、この接着部材を用い
れば、外壁面材とパネルフレームとの接着の場合に限ら
ず、部材と部材との接着及び/又は接着解除を部材の材
質とは無関係に高周波誘導加熱装置で行うことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1及び図2の第1実施形態の外壁パネル
1において、2は外壁面材、3はパネルフレームであ
る。外壁面材2は、例えば、珪酸カルシウム板などから
なる。パネルフレーム3は、鋼製のもので、図2(ロ)
に示すように、例えば、4本の溝形鋼3a,3a,3
b,3bを、その開口側を内向きにして、方形環状に組
んだものなどからなり、その内部には、ブレース4など
が入れられている。
【0017】そして、このパネルフレーム3において、
外壁面材2と合わされる側の面に、掛止用の受けとして
の孔5…が分散状態に設けられている。各孔5は、図1
(ハ)に示すように、円形孔部5aと、この円形孔部5
aの下縁部から下方に延びるスリット部5bとからなる
鍵穴状のものからなる。これらの孔5…は、左右の縦フ
レーム材3b,3bにそれぞれ、上下方向に間隔をおい
て合計5つ形成されており、また、上下の横フレーム材
3a,3aにもそれぞれそれらの長さ方向の中央部に1
つづつ形成されている。
【0018】一方、外壁面材2の背面部には、図2
(イ)に示すように、パネルフレーム3の孔5…の位置
に対応して、後方に突出する掛止用の凸6…が設けられ
ている。各掛止用凸6は、図1(ロ)(ハ)に示すよう
に、その先端頭部6aが基端側6bよりもサイズ大に形
成されていて、この先端頭部6aは、パネルフレーム3
の孔5の円形孔部5aを出入りできるが、スリット部5
bを通じては出入りできないサイズに形成されている。
また、掛止用凸6の基端側6bは、掛止用孔5のスリッ
ト部5bを通過しうるサイズに形成されている。
【0019】この掛止用凸6は、例えば、ビスを外壁面
材2の背面側に打つことなどで形成することができる
が、ビス打ちに限らず、各種態様で外壁面材2の背面側
に備えられていてよい。ただ、外壁面材2の背面側から
の施工で設けることができる態様のものであるのが、外
壁パネル1の製作面において、外壁面材2を反転させる
ことなく、例えば背面側を上にしたままで、掛止用凸6
を外壁面材2に形成することができるなどの理由から好
ましい。
【0020】そして、外壁面材2の背面部には、パネル
フレーム3のフレーム材3a,3a,3b,3bと対面
する領域において、熱可塑性接着剤7ができるだけ広い
範囲にわたって設けられている。
【0021】外壁パネル1は、上記の外壁面材2とパネ
ルフレーム3とを用い、図1(ロ)に示すように、外壁
面材2の背面部に備えられている掛止用凸6の先端頭部
6aを、パネルフレーム3の掛止用孔5の円形孔部5a
を通じて中に差し込み、そして、パネルフレーム3と外
壁面材2とを相対変位させて、掛止用凸6の基端側6b
を掛止用孔5のスリット部5bの最下部に配置する。こ
れにより、外壁面材2とパネルフレーム3とは、これら
を立てた状態において、外壁面材2の面と直交する方向
に分離してしまうのが規制すると共に、外壁面材2がパ
ネルフレームに対し相対的に下方に移動してしまうのも
規制される。
【0022】そして、この掛止状態において、外壁面材
2とパネルフレーム3とを合わせるようにして外壁面材
2の背面部の熱可塑性接着剤7をパネルフレーム3と接
触状態にし、熱可塑性接着剤7に熱を付与する。する
と、外壁面材2とパネルフレーム3とは熱可塑性接着剤
7によって一体化され、外壁面材2とパネルフレーム3
とが一体化された本来の外壁パネル1に製作される。
【0023】なお、外壁面材2とパネルフレーム3と
は、工場からの出荷時において既に掛止と接着がなされ
ていてもよいし、工場からの出荷時には別々で、現場に
おいて外壁面材2とパネルフレーム3との掛止と接着が
行われてもよい。
【0024】上記のような構造を有する外壁パネル1に
おいて、何らかの理由、例えば外壁面材2の劣化、ある
いは外壁面材2の意匠上の理由により、パネルフレーム
3を建物に残したまま、外壁面材2のみを交換する必要
を生じた場合には、図3及び図4(ニ)示すようにして
交換することができる。即ち、図3(イ)(ロ)に示す
ように、例えば屋外の側から、高周波誘導加熱装置8を
外壁面に沿わせて移動させていくことで、外壁面材2と
パネルフレーム3とを接着している熱可塑性接着剤7を
溶融ないしは軟化状態にする。このとき、外壁面材2は
掛止用の凸6と受け5とでしっかり掛止されているか
ら、外壁面材2を外から支えておく必要はなく、ただ、
加熱していきさえすればよい。
【0025】しかる後、図3(ハ)に示すように、外壁
面材2を外から上昇変位させる。これにより、掛止用の
凸6の基端側6bが掛止用孔5の円形孔部5a内に入
り、その状態で、外壁面材2を屋外側に変位させること
で、掛止用凸6の先端頭部6aが掛止用孔5から抜け、
パネルフレーム3を建物に残したまま、外壁面材2のみ
が建物から取り外される。
【0026】そして、図4(ニ)(ホ)に示すように、
用意しておいた新たな外壁面材2を、掛止用の凸6と孔
5とを利用して、建物に残されているパネルフレーム3
に掛止する。掛止用の凸の先端部を孔5の円形孔部5a
の奥方に差し込むことができれば、あとは、外壁面材2
の自重によって掛止用凸6の基端側6bを孔5のスリッ
ト部5b内の最下部に位置させることができ、掛止を施
工上容易に行うことができる。
【0027】そして最後に、図4(へ)に示すように、
外壁面材2の背面側をパネルフレーム3と合わせるよう
にして、外壁面材2の外側から高周波誘導加熱装置8を
外壁面に沿わせて移動させ、外壁面材2の背面側に備え
られている熱可塑性接着剤7を溶融ないしは軟化状態に
し、パネルフレーム3と外壁面材2とを接着一体化す
る。以上のようにして、外壁面材2のみを容易に交換す
ることができる。
【0028】上記の外壁パネル1では、火災により、不
本意にも熱可塑性接着剤7が溶融ないしは軟化し、外壁
面材2とパネルフレーム3との接着が切れても、掛止用
凸6と孔5との掛止状態は生きていて、その掛止作用に
よって外壁面材2が脱落してしまうのを防ぐことができ
る。また、火災に限らず、何らかの理由によって外壁面
材2とパネルフレーム3との接着が切れても、掛止用凸
6と孔5との掛止作用によって、外壁面材2が脱落する
ことはない。
【0029】しかも、外壁面材2とパネルフレーム3と
は、凸6と孔5とで掛止するだけでなく、熱可塑性接着
剤7で接着して一体化しているので、外壁面材2が地震
や台風などでぐらつきを生じることはなく、高い固定度
を得られる。
【0030】更に、本発明の外壁パネル1は、外壁面材
2の交換の場合のみならず、パネルフレーム3を建物に
残したまま外壁面材2のみを一旦取り外し、壁の内部を
検査などし、再度その外壁面材2を取り付けて元に戻す
というようなことも行うことができるし、また、パネル
フレーム3のみが劣化し、外壁面材2は再使用可能な場
合に、パネルフレーム3のみを交換する場合にも非常に
便利に対応することができる。
【0031】図5に示す第2実施形態の外壁パネルは、
掛止用の凸6が外壁面材2の背面上部の左右2箇所のみ
に取り付けられている。また、それに対応してパネルフ
レーム3には、その上部の左右2箇所に掛止用の孔5が
設けられている。そして、外壁面材2とパネルフレーム
3とは、これら掛止用の凸6と孔5とを掛止状態にし
て、熱可塑性接着剤7で接着一体化されている。このよ
うな外壁パネル1において、火災などによって、外壁面
材2とパネルフレーム3との接着が切れても、外壁面材
2はパネルフレーム3に掛止されているから、外壁面材
2が脱落してしまうことはない。しかも、互いに間隔を
おく複数箇所が掛止されているので、接着剤が切れた場
合に外壁面材が不本意な振り子運動を起こすこともな
い。
【0032】なお、外壁面材2の脱落を防止するという
視点からは、少なくとも一箇所、例えば上部中央部など
の一箇所を掛止するようにしてもよく、それで外壁面材
2の脱落防止は可能である。ただ、掛止箇所を少なくす
ると、熱可塑性接着剤や掛止箇所、外壁面材2、パネル
フレーム3等への局部的な力学的負担が大きくなること
から、その意味では、第1実施形態の場合のように、一
つの外壁パネル1においてできるだけ多くの掛止箇所を
設けるようにするのもよい。
【0033】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で各種の変更が可能である。例えば、外壁面材
2やパネルフレーム、掛止用の凸、受け等として各種態
様のものが用いられてよい。また、外壁面材2とパネル
フレーム3との掛止部については、パネルフレーム3の
側の掛止用の凸を設け、外壁面材2の側に掛止用の受け
を設けるようにしてもよい。また、外壁面材の背面に備
えさせた下地材にパネルフレームを取り付けるタイプの
外壁パネルに適用することも可能であり、その場合に
は、熱可塑性接着剤は、下地材とパネルフレームとの接
着などに用いればよい。また、熱可塑性接着剤はパネル
フレームの側に設けられていてもよいし、パネルフレー
ムと外壁面材の両方に設けられていてもよい。
【0034】また、パネルフレームが木や樹脂などのよ
うな金属でないものからなるような場合には、図6に示
すように、金属板10の両面に熱可塑性接着剤7,7が
設けられた熱可塑性接着部材11を用いるのもよい。こ
の接着部材11では、高周波誘導加熱装置で金属板10
を加熱し、それによって、その両面の熱可塑性接着剤
7,7を溶融ないしは軟化状態にして、接着と接着解除
を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりのものであるか
ら、外壁面材のみを容易に交換することができる。しか
も、万一の火災時も外壁パネルが脱落してしまうことも
なく、また、外壁面材をぐらつきのない高い固定度で取
り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の外壁パネルを示すもので、図
(イ)は側面図、図(ロ)は掛止箇所の拡大斜視図、図
(ハ)は掛止用の孔と凸との関係を示す正面図である。
【図2】図(イ)は外壁面材の背面図、図(ロ)はパネ
ルフレームの内面図である。
【図3】図(イ)乃至図(ハ)は、図4とともに、外壁
面材の交換の工程を順次に示す側面図である。
【図4】図(ニ)乃至図(へ)は、図3とともに、外壁
面材の交換の工程を順次に示す側面図である。
【図5】第2実施形態を示すもので、図(イ)は外壁面
材の背面図、図(ロ)はパネルフレームの内面図であ
る。
【図6】熱可塑性接着部材の断面図である。
【符号の説明】
1…外壁パネル 2…外壁面材 3…パネルフレーム 5…孔(掛止用の受け) 6…掛止用の凸 7…熱可塑性接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 2/56 652 E04B 2/56 652N 2/00 E04C 2/46 J Fターム(参考) 2E002 EB13 FA02 FA09 FB05 FB15 FB24 MA06 MA07 2E110 AA50 AA52 AB04 AB22 BA15 BC04 BC15 CA08 CC03 CC20 DA12 DB13 DC02 DC21 GA03Z GB01Y GB17W GB42Z 2E162 BA02 BB03 CA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁面材の背面側にパネルフレームが備
    えられた外壁パネルにおいて、 外壁面材の背面側とパネルフレームとのいずれか一方に
    掛止用の凸が設けられると共に、他方にこの掛止用凸を
    掛止させる受けが設けられ、 凸と受けとは、それらの掛止状態において、外壁面材と
    パネルフレームとが外壁面材の面と直交する方向に分離
    してしまうのを規制すると共に、外壁面材がパネルフレ
    ームに対し相対的に下方に移動してしまうのを規制する
    態様の、掛脱可能なものからなり、かつ、 パネルフレームと外壁面材とは、それらの間に介在させ
    た熱可塑性接着剤で接着一体化されていることを特徴と
    する外壁パネル。
  2. 【請求項2】 建物にパネルフレームが取り付けられ、
    このパネルフレームに外壁面材が取り付けられている外
    壁構造において、 外壁面材の背面側とパネルフレームとのいずれか一方に
    掛止用の凸が設けられると共に、他方にこの掛止用凸を
    掛止させる受けが設けられ、 凸と受けとは、それらの掛止状態において、外壁面材と
    パネルフレームとが外壁面材の面と直交する方向に分離
    してしまうのを規制すると共に、外壁面材がパネルフレ
    ームに対し相対的に下方に移動してしまうのを規制する
    態様の、掛脱可能なものからなり、かつ、 パネルフレームと外壁面材とは、それらの間に介在させ
    た熱可塑性接着剤で接着一体化されていることを特徴と
    する外壁構造。
  3. 【請求項3】 背面側にパネルフレームが取り付けられ
    る外壁面材において、 背面側に、パネルフレームへの掛止のための凸又は受け
    が設けられると共に、 同じく背面側に、パネルフレームを接着させる熱可塑性
    接着剤が設けられていることを特徴とする外壁面材。
  4. 【請求項4】 金属板の両面に熱可塑性接着剤が設けら
    れていることを特徴とする熱可塑性接着部材。
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