JP2002105884A - パルプマシン用プレスファブリック - Google Patents
パルプマシン用プレスファブリックInfo
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Abstract
れたパルプマシン用プレスファブリックを提供する。 【解決手段】 経糸にモノフィラメントを用い、緯糸に
小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した
糸とモノフィラメントを用いて製織した緯糸摩耗型織物
であり、小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を
形成した糸が織物の表面に最も突出したクリンプを形成
したパルプマシン用プレスファブリックである。
Description
ス部で用いられ、優れた搾水性と洗浄性、耐シャワー
性、耐摩耗性を有するパルプマシン用プレスファブリッ
クであり、特にヘビーデューティープレス等のダブルワ
イヤーマシンに好適で、もちろん脱水とプレス機能を兼
ね備えたパルプシートを形成するダブルワイヤープレス
等にも使用することができるパルプマシン用プレスファ
ブリックを提供しようとするものである。
一般的にパルプ繊維等を含む原料をヘッドボックスから
送り出し、パルプシート製造装置のロール間に掛け入れ
られて走行している無端状のパルプ抄造用織物に供給す
る。供給された原料は織物の走行にともなって移動し、
移動中に脱水装置等によって水分が除去されパルプシー
トが形成される。形成されたパルプシートは次にプレス
パートへ、また必要に応じてドライヤーパートに移送さ
れる。プレスパートではパルプシートはプレス用フェル
トによって移送され、フェルトとプレスロールが組み合
わされて構成された一連のプレスニップを通過すること
でさらに水分が排出される。また、ヘビーデューティー
プレスやダブルワイヤープレスでは、紙の原料となるパ
ルプシートを2つのフェルトで挟み、ニップ圧によって
搾水する方法が用いられている。ドライヤーパートでは
パルプシートはキャンバスによって移送され、乾燥され
てパルプシートが製造される。従来から、プレスパート
で用いられている搾水媒体にはフェルトや製織されたフ
ァブリックがある。具体的にはモノフィラメントやマル
チフィラメントで織り合わせた基布の表面と裏面に合成
繊維のバットをニードリングによって交絡させたニード
ルフェルトやモノフィラメントの経糸、緯糸を用いて織
機で製織し周知の織継により無端状としたファブリッ
ク、上緯糸と下緯糸にマルチフィラメント、経糸にモノ
フィラメントを用いて袋織り織機で製織したファブリッ
クがある。袋織り織機で製織されたファブリックは織機
により製織の段階で無端状に形成されるが、織機上と使
用時で経糸と緯糸の関係が逆になるという特徴を有して
いるため、前述の袋織りに製織されたファブリックは、
使用時には経糸2重緯糸1重織のファブリックとなる。
ニードルフェルトは表面から裏面まで微細な合成繊維バ
ットで満たした構造のため通水抵抗が小さく搾水が良好
な搾水媒体であるが、パルプシートから水を吸い取ると
きに同時にパルプシート中の微細繊維、薬品等がフェル
ト内に入り込んでしまい、これ等を取り除くためには強
力な洗浄を行わなければならない。ところが、微細な合
成繊維バットで満たされている構造ゆえに入り込んだ汚
れは除去し難く、取りきれなかった汚れは脱水斑の原因
となったり、また汚れ等を洗浄する高圧洗浄シャワーの
使用によりシャワー圧の衝撃によってバット繊維が切れ
て穴あきが発生することもあった。その上クッション性
や耐ニップ性が悪いので、使用するにつれてバットのつ
ぶれが生じて次第に圧縮され厚さが減少し、それに応じ
て搾水能力が低下するという問題もあった。また、伸び
剛性、曲げ剛性、寸法や姿勢の安定性が悪いという欠点
もある。パルプシートの乗ったフェルトを良好に走行さ
せるためには、フェルトに張力を掛けた状態で確実に駆
動ロールの力を伝達させることが必要であるが、ニード
ルフェルトは伸び剛性が弱く、その上伸びに応じて発生
する巾収縮や厚さの減少も大きいため、大きな張力を掛
けることができず良好に走行させることができなかっ
た。また、スリップの問題もあり、スリップが発生する
とフェルトの走行面側の摩耗が促進され寿命が短くなっ
たり、電力負荷が上昇してマシンが停止する等の問題が
発生し生産性に重大な影響を及ぼすこともあった。ま
た、フェルトは曲げ剛性が弱いため、原料の重さに耐え
きれず撓みが発生しパルプシートに割れやひびを発生さ
せることもあった。さらに、ニードルフェルトではニー
ドリングや、ニードリング処理後の加熱、及び機械圧縮
によるフェルトのコンパクション(圧縮)等に要する手
間や時間がかかりすぎて製作コストが高くつくという問
題もあった。ニードルフェルトは搾水性に優れた搾水媒
体であるが、洗浄性、剛性、寸法安定性等において幾つ
かの重大な問題点を有していた。そこでニードルフェル
トの他に、洗浄性、剛性を重視した単層織物や経糸2重
織物が使用された。単層織物の経糸、緯糸には耐高圧洗
浄シャワー性の高いモノフィラメントを用いて製織し、
周知の織継方法によって無端状とした。しかし、これ等
は搾水に有効な微細な繊維空間が存在しないため搾水性
が悪い上、柔軟性やクッション性が欠除しており高ニッ
プ圧下ではパルプシートが砕けてしまうといった問題が
生じ、プレス工程で要求される条件を持たすことは非常
に困難であった。また、袋織り織機により製織段階で無
端状に製織した織物も織継の手間が省けるという利点の
ため従来から使用されてきた。袋織りの場合織機上と使
用時で経糸と緯糸の関係が逆になるため、織機上ではマ
ルチフィラメント緯糸を2重に、モノフィラメント経糸
を1重に配置して製織したファブリックは使用時にはマ
ルチフィラメントの経糸2重、モノフィラメントの緯糸
1重のファブリックとなり、緯糸が走行面側に突出する
構造となる。この走行面側に最も突出したモノフィラメ
ント緯糸はプレスによる高いニップ圧で徐々に潰され、
モノフィラメント緯糸の突出が小さくなるにつれて次第
に経糸のマルチフィラメントが加圧ロールと接するよう
になる。この状態になってようやくファブリック中に含
まれている水分が効果的に加圧ロールへ移動し、十分な
搾水を行うようになる。詳しくは、パルプシートからの
余分な水分はプレスによるニップ圧でパルプシートから
ファブリックへ移動し、ファブリックを構成するマルチ
フィラメントの微細な搾水空間を通り、そして水分を含
んだマルチフィラメントがロールと接触することで一連
の脱水が行われる。該ファブリックのようにモノフィラ
メントが最も突出し、マルチフィラメントが加圧ロール
と十分に接触していない構造の場合、経糸のマルチフィ
ラメントが加圧ロールに接するまでの間は搾水性が悪
く、その上突出したモノフィラメントはロールとの摩耗
により激しく摩耗してしまうという問題もあった。この
ようにニードルフェルト、或いはモノフィラメントやマ
ルチフィラメントで製織した従来のプレスファブリック
では、搾水性、洗浄性、耐シャワー性、耐摩耗性の面で
優れた効果を奏することができなかった。
題に鑑み、搾水性、洗浄性、シャワー性、耐摩耗性に優
れたパルプマシン用プレスファブリックを提供しようと
するものである。
素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸とモ
ノフィラメントを用いて製織した緯糸摩耗型織物であ
り、小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成
した糸が織物の表面に最も突出したクリンプを形成した
パルプマシン用プレスファブリック。 2. 小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形
成した糸が織物の走行面に最も突出したクリンプを形成
した、1項に記載されたパルプマシン用プレスファブリ
ック。 3. 緯糸に配置した小径の素糸を纏めて素糸間に微細
な搾水空間を形成した糸とモノフィラメントの割合が
1:1〜3:1である、1項または2項に記載されたパ
ルプマシン用プレスファブリック。 4. 経糸にモノフィラメントを用い、緯糸に小径の素
糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸とモノ
フィラメントとを多層に配置して製織した緯糸摩耗型織
物であり、小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間
を形成した糸が織物の表面に最も突出したクリンプを形
成した、パルプマシン用プレスファブリック。 5. 小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形
成した糸が織物の走行面に最も突出したクリンプを形成
した、4項に記載されたパルプマシン用プレスファブリ
ック。 6. 多層に配置された小径の素糸を纏めて素糸間に微
細な搾水空間を形成した糸がパルプ接触表面より走行面
に多く突出したクリンプを形成した、4項または5項に
記載されたパルプマシン用プレスファブリック。 7. 多層に配置された緯糸の小径の素糸を纏めて素糸
間に微細な搾水空間を形成した糸とモノフィラメントの
割合が1:1〜3:1であって、小径の素糸を纏めて素
糸間に微細な搾水空間を形成した糸がパルプ接触表面よ
り走行面に多く配置されている、4項ないし6項のいず
れか1項に記載されたパルプマシン用プレスファブリッ
ク。 8. 緯糸が走行面に少なくとも経糸2本分以上のロン
グクリンプを形成した、1項ないし7項のいずれか1項
に記載されたパルプマシン用プレスファブリック。 9. 小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形
成した糸が、スパン糸、マルチフィラメント、起毛糸、
モノフィラメント撚り糸、モール糸、フィラメント加工
糸、モノフィラメントの芯線にスパン糸を巻き付けた
糸、モノフィラメントの芯線にマルチフィラメントを巻
き付けた糸またはこれらの糸の2種以上を共撚した糸か
ら選んだ糸である、1項ないし8項のいずれか1項に記
載されたパルプマシン用プレスファブリック。」に関す
る。
ァブリックは、多くの水分を含んだ紙の原料となるパル
プシートをファブリックの上に載置、またはプレスファ
ブリックでパルプシートを上下から挟み、加圧ロールで
プレスしながら通過させパルプシートを搾水するもので
ある。プレスによるニップ圧によってパルプシートから
搾水された余分な水分はプレスファブリックに移行し、
プレスファブリックの表面から裏面にまで存在する微細
な搾水空間を有する糸を連続した導管として機能させ、
毛細管現象等によって水分をプレスファブリックの走行
面側に集中させ、微細な搾水空間を有する糸をロールに
接触させて走行面側に集まった水分を効率よく搾水する
のである。
ートの脱水を十分に行うことができる構造になってお
り、経糸にモノフィラメント、緯糸に小径の素糸を纏め
て素糸間に微細な搾水空間を形成した糸とモノフィラメ
ントを交織させて緯糸摩耗型に製織し、小径の素糸を纏
めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸が織物表面に
最も突出したクリンプを形成していることを特徴とす
る。パルプ面側に微細な搾水空間を形成した糸が突出し
た構造とすると、パルプシートからの余分な水分の移行
が生じやすい。また、特に走行面側表面に同様に突出を
形成させると搾水性、耐摩耗性に優れた効果を奏するこ
とができる。このプレスファブリックは走行面側に微細
な搾水空間を形成した緯糸が最も突出した構造であるた
め、使用当初から加圧ロールに微細な搾水空間を形成し
た緯糸が接触しており、パルプシートからプレスファブ
リックに移行した余分な水分のロールへの移動が容易に
行われる。また、本発明のプレスファブリックは微細な
搾水空間を形成した糸の他にモノフィラメントも使用し
て製織しているため剛性、洗浄性に優れ、高圧洗浄にも
耐えることができる。さらに、緯糸摩耗型の織物である
ため伸び剛性を受け持つ経糸の著しい摩耗がなく、耐ニ
ップ性があり、突出した素糸を纏めて素糸間に微細な搾
水空間を形成した緯糸の潰れを防ぐことができる。
搾水空間を有する糸を用いて製織した該プレスファブリ
ックは、ニードルフェルトのバットと同じような細い繊
維の集合体でありながら全体が織網構造を有しているた
め、緯糸ならば経糸に、経糸ならば緯糸に短い周期で互
いに織り込まれ、強く拘束されているため剛性に優れ厚
さの減少が少ないので搾水空間が潰れることもなく、シ
ャワー水の衝突で切断したり脱落することもない。ま
た、本発明のプレスファブリックはニードルフェルトの
ようなZ軸方向全体に細かい繊維が密集している構造で
はなく、細かい繊維の集合が強く拘束されている織物構
造であるため織物に目開きがあり、それによって汚れが
蓄積しにくく、また小径の素糸を纏めて素糸間に微細な
搾水空間を有する糸は耐シャワー性が良好であるため高
圧シャワーにも耐え得ることができる。
プレスファブリックの各層の少なくとも一部に小径の素
糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸を配置
することで、搾水性、クッション性、剛性はさらに向上
した。搾水性においては、各層に微細な搾水空間が存在
するため、パルプ面側から走行面側にかけて連続した水
の通り道となる導管が形成され、毛細管現象等によって
パルプシートからの余分な水分をプレスファブリックの
走行面側に集中させ、そして水分を含んだ該微細な搾水
空間を形成した糸とロールが接触することで効率よく搾
水することができる。また、緯糸の小径の素糸を纏めて
素糸間に微細な搾水空間を形成した糸とモノフィラメン
トの配合割合は、小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾
水空間を形成した糸を多くすれば搾水性は向上し、モノ
フィラメントを多く配置すれば剛性が向上する傾向があ
る。特に、走行面側に多くの小径の素糸を纏めて素糸間
に微細な搾水空間を形成した糸を配置すると、水分を含
んだ微細な搾水空間を形成した糸とロールとの接触面積
が大きくなるため搾水性に優れたものとなる。プレスフ
ァブリックは搾水性が要求されるため、通常小径の素糸
を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸はモノフ
ィラメントよりも多く、それぞれの配合割合は、1:1
〜3:1である。
くとも経糸2本以上のロングクリンプを形成する組織と
すると、走行面側に突出している水分を多く含んだ小径
の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸が
ロールと大きな接触面を形成し、ロールへの水分の移動
が十分に起こり搾水性は良好となり、また緯糸ロングク
リンプとすることで従来のファブリックに比べて耐摩耗
性に優れたものとなる。
おいてパルプシートとプレスファブリックを通る流体圧
力勾配が高いこと、つまりパルプシートからプレスファ
ブリックに水が流れようとする力が大きいことが重要で
ある。また、通水抵抗が小さければ搾水は容易に行われ
ることは明らかであり、表面が適度に緻密であることで
プレスニップ出口側におけるパルプシートの水分の再吸
収性を小さくすることができる。また搾水性とクッショ
ン性は互いに密接に関係しており、小径の素糸を纏めて
素糸間に微細な搾水空間を有する糸は適度なクッション
性があるため、圧縮復元時に搾水効果が発揮される。ま
た、適度な圧縮弾性によってプレスニップアクションを
緩衝させることもでき、パルプシートの砕け等も起こり
にくくなる。
素糸間に微細な搾水空間を有する糸は、例えばスパン
糸、マルチフィラメント、起毛糸、モノフィラメント撚
り糸、モール糸、フィラメント加工糸、モノフィラメン
トの芯線にスパン糸を巻き付けた糸、モノフィラメント
の芯線にスパン糸を巻き付けた糸、またはこれらうち少
なくとも2種類以上を共撚した糸である。なお、本明細
書において、スパン糸とは短繊維を収束させて糸状とし
たものの意味であって、紡績糸等である。また、マルチ
フィラメントとは細かい短繊維を収束させて糸状とした
もの、起毛糸とはマルチフィラメントの表面を針状のも
ので引っ掻いて毛羽立たせたもの、フィラメント加工糸
とはフィラメント糸に伸縮加工や崇高加工、捲縮加工等
を施した糸状体であり、一般にテクスチャードヤーン、
バルキーヤーン、ストレッチヤーン、タスラン加工糸と
称される糸を含む意味であり、ウーリーナイロン等もこ
れに含まれる。モール糸とはマルチフィラメント等の芯
糸を中芯に短繊維を放射状に配置させて糸状としたもの
である。放射状に配置した短繊維に捲縮加工等を施した
ものも含まれる。プレスファブリックを製織する糸につ
いては経糸にモノフィラメント、モノフィラメント撚り
糸、芯線がモノフィラメントである糸から選んだ少なく
とも1種類の糸を使用すればよい。ここで使用している
モノフィラメント等の経糸は剛性と寸法安定性向上の役
割も果たしている。また、小径の素糸を纏めて素糸間に
微細な搾水空間を形成した糸を経糸に用いても構わな
い。緯糸は小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間
を形成した糸の他にモノフィラメント等を交織してい
る。これはモノフィラメントを用いることで剛性などが
向上するからである。しかし、小径の素糸を纏めて素糸
間に微細な搾水空間を形成した糸は搾水性向上のために
重要な役割を有しており、多層織物では特にパルプ面側
から走行面側にかけて連続する微細な搾水空間によって
水の通り道となる導管が形成されるため、プレスファブ
リックのパルプ面側から走行面側にかけて小径の素糸を
纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸が少なくと
も各層の一部で用いられる構造であることが望ましい。
つまり、緯糸3重織等の場合にはパルプ面側層、走行面
側層、そして中間層の各層の少なくとも一部に小径の素
糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸が使用
される。そしてプレスファブリックの構造は、織物表面
に小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成し
た糸が突出したクリンプを形成した緯糸摩耗型構造を有
し、各層の少なくとも一部に微細な搾水空間を形成した
糸が配置された構造であればよく、経糸一重緯糸二重、
経糸一重緯糸三重、経糸二重緯糸三重、経糸二重緯糸二
重の二層構造等種々の構造が採用できる。特に走行面側
に微細な搾水空間を形成した糸が突出した構造とする
と、搾水性、耐摩耗性に優れた効果を奏する。
ポリエステルやポリアミド、ポリフェニレンサルファイ
ド等の合成繊維、レーヨン等の化学繊維、綿等の天然繊
維等様々な材質が使用できる。走行面側緯糸材質にポリ
アミドを用いた場合はプレスに対する耐ニップ性、耐フ
ィブリル化性が良好となり、ポリエステルを用いると剛
性が大きくなるので、用途に応じて糸の材質を選ぶこと
が好ましい。
照して説明する。図1はパルプ用プレスファブリックを
用いたプレス部の装置図の一部である。ロール間にプレ
スファブリック1をかけ入れ、2枚のプレスファブリッ
ク間にパルプシート2を載置して搬送し、2つの組み合
わせプレスロール3でプレスして余分な水分を搾水する
装置である。
ブリックの実施例を示す。図2はパルプ面側の平面図で
あり、図3は走行面側の平面図である。図4は図2のI
−I′線で切断した経糸に沿った断面図である。図5は
図2のII−II′線で切断した緯糸に沿った断面図で
ある。経糸4に直径0.60mmのポリアミドモノフィ
ラメントを1インチ当たり48本配置し、パルプ面側緯
糸に直径0.60mmのポリアミドモノフィラメント5
と、23デニール捲縮細線55本の線3本を撚り合わせ
たポリアミドマルチフィラメント捲縮加工糸6とを1本
交互に1インチ当たり20本配置し、走行面側緯糸には
ポリアミドモノフィラメント7と、23デニール捲縮細
線55本の線3本を撚り合わせたポリアミドマルチフィ
ラメント捲縮加工糸8とを1本交互に1インチ当たり2
0本配置した8シャフトの経糸1重緯糸2重織のパルプ
マシン用プレスファブリックである。また、図4、5に
示した断面図を参照すると素糸を纏めて素糸間に微細な
搾水空間を形成した糸が、他の経糸、緯糸に用いられて
いるモノフィラメントよりも表面に突出している構造で
あることがよくわかる。
実施例を示す。経糸に直径0.60mmのポリアミドモ
ノフィラメントを1インチ当たり48本配置し、パルプ
面側緯糸に直径0.60mmのポリアミドモノフィラメ
ントと、23デニール捲縮細線55本の線3本を撚り合
わせたポリアミドマルチフィラメント捲縮加工糸とを1
本交互に1インチ当たり18本配置し、中間層緯糸には
540デニールタスラン加工フィラメント4本と23デ
ニール捲縮細線を55本撚り合わせた複合撚糸を1イン
チ当たり18本配置し、走行面側緯糸にはポリアミドモ
ノフィラメントと、23デニール捲縮細線55本の線3
本を撚り合わせたポリアミドマルチフィラメント捲縮加
工糸とを1本交互に1インチ当たり18本配置した8シ
ャフトの経糸1重緯糸3重織のパルプマシン用プレスフ
ァブリックである。
実施例を示す。経糸に直径0.60mmのポリアミドモ
ノフィラメントを1インチ当たり48本配置し、パルプ
面側緯糸に23デニール捲縮細線55本の線3本を撚り
合わせたポリアミドマルチフィラメント捲縮加工糸と、
直径0.6mmのポリアミドモノフィラメントとを1本
交互に1インチ当たり20本配置し、走行面側緯糸には
ポリアミドモノフィラメントと、2本のマルチフィラメ
ントを芯糸に用いて26デニール捲縮細線の短繊維を放
射状に配置させて撚り合わせた直径1.5mmのモール
糸と、23デニール捲縮細線55本の線3本を撚り合わ
せたポリアミドマルチフィラメント捲縮加工糸とを1本
交互に1インチ当たり20本配置した8シャフトの経糸
1重緯糸2重織のパルプマシン用プレスファブリックで
ある。本実施例で使用した捲縮細線複数本を撚り合わせ
たポリアミドマルチフィラメント捲縮加工糸とは糸に波
付けすることで崇高加工を施した糸であり、モール糸と
は2、3本のポリアミドやポリエステルを芯線として、
それ等の間に微細な短繊維を放射状に配置させた糸であ
り、放射線状に配置した微細な短繊維によって多くの微
細な搾水空間を形成するため、プレスによる搾水を行う
プレスファブリックに好適な撚り糸である。このよう
に、プレスファブリックのパルプ接触面側からプレスフ
ァブリックの内部、そして走行面側に至るまで微細な搾
水空間を有する小径の素糸を纏めた糸が連続して存在し
ているため微細な搾水空間は導管として機能し、毛細管
現象等によってパルプシートから排出される余分な水分
はプレスファブリックの走行面側に集められる。そし
て、走行面側の小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水
空間を形成した糸の最も突出したクリンプとロールとの
接触等によって効率よく搾水できる。また、素糸を纏め
て素糸間に微細な搾水空間を有する糸によってクッショ
ン性、耐ニップ性が向上し、それぞれの緯糸の列に主な
役割を分担させることで効率よく各性能を向上させ、そ
の上、織網としたことで剛性、洗浄性にも優れたものと
なった。
詳細な構造について示し、本発明の実施例であるパルプ
マシン用プレスファブリックと、従来例のプレスファブ
リックとニードルフェルトとの比較試験を示して本発明
の効果を説明する。 比較例1 経糸に直径0.60mmのポリアミドモノフィラメント
を1インチ当たり48本配置し、パルプ面側緯糸に走行
面側緯糸共、直径0.60mmのポリアミドモノフィラ
メントを1インチ当たり16本配置した4シャフトの経
糸1重緯糸2重織。
ント4本の線3本を撚り合わせたポリアミド撚り糸を1
インチ当たり18本配置し、走行面側経糸に直径0.2
0mmのポリアミドモノフィラメント4本の線3本を撚
り合わせたポリアミド撚り糸を1インチ当たり18本配
置し、緯糸に直径0.55mmのポリアミドモノフィラ
メントを1インチ当たり44本配置した8シャフトの経
糸2重緯糸1重織である。本比較例のプレスファブリッ
クについては図6に緯糸に沿った断面図を示した。
製織した基布に1m2当たり2.2Kgのポリアミド製
バットをニードリングによって交絡させたニードルフェ
ルト。比較例1、2のプレスファブリックは洗浄性、剛
性に優れているが、比較例1のプレスファブリックは柔
軟性やクッション性が欠除しており、高ニップ圧下では
パルプシートが砕けてしまう問題が生じることがある。
また、図6に示したように比較例2のプレスファブリッ
クはモノフィラメント緯糸が突出している構造であるた
め、経糸のマルチフィラメントが加圧ロールに接触する
までの間は搾水性が悪く、突出したモノフィラメント経
糸が摩耗するという問題もあった。比較例3のニードル
フェルトは搾水性は良好であるが、耐シャワー性、洗浄
性、クッション性、耐ニップ性等が欠除しており、使用
するにつれてつぶれが生じ次第に圧縮されて厚さが減少
し、それに応じて搾水性が減少するという問題があっ
た。
施例と比較例のファブリック、及びフェルトを100回
プレスし、その後それぞれの2枚のファブリックの間に
24時間浸水させたパルプシート(LBKP550g/
m2)2枚を挟み、線圧100kN/mで1回プレス搾
水し、搾水後の抄造物の含水率を測定し、実施例と比較
例の搾水状況を観察する。 1) 含水率 実施例1 50.9% 実施例2 50.5% 実施例3 47.8% 比較例1 61.4% 比較例2 56.0% 比較例3 52.2% 2.耐シャワー性 実施例と比較例を枠に設置し、高圧シャワーを下記の条
件に当てて、シャワーに耐する耐久性を見た。 シャワー圧 : 2.5MPa ノズル径 : 1mm 距離 : 100mm 摺動距離 : 経方向50mm、緯方向50mm 摺動速度 : 経方向50mm/30sec、緯方
向50mm/7sec シャワー時間 : 30分
れたが、実施例1、2、3比較例1、2では穴あきや糸
の切断等の損傷は見られなかった。以上の比較試験の結
果より、本発明のパルプマシン用プレスファブリックの
搾水性、耐シャワー性は従来のプレスファブリック、及
びニードルフェルトに比べて優れていることがわかる。
本発明のプレスファブリックはニードルフェルトのバッ
トと同じような細い繊維の集合体が存在しているため搾
水性に優れ、そして全体が織網構造であるため、経糸、
緯糸が互いに拘束されており搾水空間が潰れることも、
シャワー水の衝突で切断したり脱落することもない。
素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸を緯
糸に使用し、該糸が走行面側に最も突出したクリンプを
形成する構造としたことで、パルプシートからの余分な
水分を毛細管現象等によってプレスファブリックの走行
面側に集中させ、そして、水分を含んだ該小径の素糸を
纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸がロールと
効果的に接触する構造としたことでパルプシートの搾水
を十分に行うことができ、搾水性、洗浄性、耐シャワー
性、耐摩耗性に優れた効果を奏する。
レス部の装置図の一部である。
実施例を示すパルプ面側の平面図である。
実施例を示す走行面側の平面図である。
図である。
断面図である。
緯糸に沿った断面図である。
纏めた緯糸 7 走行面側のモノフィラメント緯糸 8 走行面側の微細な搾水空間を有する小径の素糸を纏
めた緯糸
Claims (9)
- 【請求項1】 経糸にモノフィラメントを用い、緯糸に
小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した
糸とモノフィラメントを用いて製織した緯糸摩耗型織物
であり、小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を
形成した糸が織物の表面に最も突出したクリンプを形成
したパルプマシン用プレスファブリック。 - 【請求項2】 小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水
空間を形成した糸が織物の走行面に最も突出したクリン
プを形成した、請求項1に記載されたパルプマシン用プ
レスファブリック。 - 【請求項3】 緯糸に配置した小径の素糸を纏めて素糸
間に微細な搾水空間を形成した糸とモノフィラメントの
割合が1:1〜3:1である、請求項1または2に記載
されたパルプマシン用プレスファブリック。 - 【請求項4】 経糸にモノフィラメントを用い、緯糸に
小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した
糸とモノフィラメントとを多層に配置して製織した緯糸
摩耗型織物であり、小径の素糸を纏めて素糸間に微細な
搾水空間を形成した糸が織物の表面に最も突出したクリ
ンプを形成した、パルプマシン用プレスファブリック。 - 【請求項5】 小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水
空間を形成した糸が織物の走行面に最も突出したクリン
プを形成した、請求項4に記載されたパルプマシン用プ
レスファブリック。 - 【請求項6】 多層に配置された小径の素糸を纏めて素
糸間に微細な搾水空間を形成した糸がパルプ接触表面よ
り走行面に多く突出したクリンプを形成した、請求項4
または5に記載されたパルプマシン用プレスファブリッ
ク。 - 【請求項7】 多層に配置された緯糸の小径の素糸を纏
めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸とモノフィラ
メントの割合が1:1〜3:1であって、小径の素糸を
纏めて素糸間に微細な搾水空間を形成した糸がパルプ接
触表面より走行面に多く配置されている、請求項4ない
し6のいずれか1項に記載されたパルプマシン用プレス
ファブリック。 - 【請求項8】 緯糸が走行面に少なくとも経糸2本分以
上のロングクリンプを形成した、請求項1ないし7のい
ずれか1項に記載されたパルプマシン用プレスファブリ
ック。 - 【請求項9】 小径の素糸を纏めて素糸間に微細な搾水
空間を形成した糸が、スパン糸、マルチフィラメント、
起毛糸、モノフィラメント撚り糸、モール糸、フィラメ
ント加工糸、モノフィラメントの芯線にスパン糸を巻き
付けた糸、モノフィラメントの芯線にマルチフィラメン
トを巻き付けた糸またはこれらの糸の2種以上を共撚し
た糸から選んだ糸である、請求項1ないし8のいずれか
1項に記載されたパルプマシン用プレスファブリック。
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