JP2002103696A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

Info

Publication number
JP2002103696A
JP2002103696A JP2000296291A JP2000296291A JP2002103696A JP 2002103696 A JP2002103696 A JP 2002103696A JP 2000296291 A JP2000296291 A JP 2000296291A JP 2000296291 A JP2000296291 A JP 2000296291A JP 2002103696 A JP2002103696 A JP 2002103696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fetch
generating means
random number
pseudo
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000296291A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Matsumoto
聖司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000296291A priority Critical patent/JP2002103696A/ja
Publication of JP2002103696A publication Critical patent/JP2002103696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周期あるいは位相を変化させたフェッチパル
スを生成し、そのフェッチパルスに同期させてデータを
送出することにより、回路の誤動作ならびに不要輻射の
ノイズなどを抑える。 【解決手段】 フェッチパルス生成手段1においてクロ
ックに同期させてフェッチパルスを生成し、位相を異な
らせるために、その生成したフェッチパルスに対してク
ロックで1周期遅らせることにより、新たなフェッチパ
ルスを生成する。同様に、2つのフェッチパルスを生成
し、位相の異なる4つのフェッチパルスをそれぞれ生成
する。最後に、データ送出手段2において、生成した4
つのフェッチパルスに同期させて、4つのデータを送出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラープリン
タにおける印刷データの高速転送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーション、CADあるいはデジタルカメラなどの出
力端末として、電子写真プロセスやインクジェットを用
いたフルカラーのプリンタ装置がオフィスプリンタの主
流となりつつある。
【0003】このような電子写真方式を採用したプリン
タで印刷を行う場合のデータの流れは、図9に示すよう
に、パーソナルコンピュータなどのホストコンピュータ
101により作成された印刷データに対してインターフ
ェース手段を通じてプリンタ102が受信し画像形成を
行うことによって実行される。
【0004】ここで、プリンタ102について説明す
る。
【0005】プリンタ102は、図10に示すように、
プリンタコントローラ201とプリンタエンジン202
から構成されている。プリンタコントローラ201は印
刷するドキュメントに対してプリント言語やビットマッ
プデータ、またはそれらが混在したデータとして受信部
301にて印字データを受信する。
【0006】プリント言語として入力された印字データ
は、インタプリタ部302にて言語の翻訳が行われ、ラ
スタライズ部303によりプリンタエンジン202が画
像形成するためのラスタデータに変換される。
【0007】ラスタデータはメモリ304に一時的に蓄
えられ、ラスタデータの1ページ分、あるいは一部分の
データが蓄積された後にデータ転送部305を通じてプ
リンタエンジン202に送られる。
【0008】一方、プリンタエンジン202は、たとえ
ば、タンデム方式のプリンタエンジンであり、プリンタ
コントローラ201から送られてきたラスタデータに従
って潜像することにより画像形成を実行する。プリンタ
エンジン202は、図11のように、各画像形成プロセ
スがなされる画像形成ステーション401a〜401d
を複数備えて、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好
ましくはブラック像の各色像を像担持体412に形成
し、担持体412上の各像を転写位置にてシート材41
7に重ねて転写することによりフルカラー画像を形成す
る。このタンデム方式のプリンタエンジンは、各色ごと
にそれぞれの画像形成部を有するため、高速化に有利で
ある。
【0009】このようなタンデム型のプリンタエンジン
に対してコントローラ201のデータ転送部305から
データを送信する場合は、図12のタイミングチャート
に示すように4色夫々のクロック(CLK_Y、CLK
_M、CLK_C、CLK_K)に同期させて4色夫々
のデータ(D_Y、D_M、D_C、D_K)を送信す
ることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の技術においては、データ転送を4色とも
同一位相のクロックにのせて同期送信を行うために、プ
リンタ装置における回路の誤動作、あるいは不要輻射な
どのノイズ源となりやすいという問題がある。
【0011】そこで、本発明では、周期あるいは位相を
変化させたフェッチパルスを生成し、そのフェッチパル
スに同期させてデータを送出することにより、回路の誤
動作ならびに不要輻射のノイズなどを抑えることのでき
るプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のプリンタ装置は、異なる位相で複数のフェ
ッチパルスを生成するフェッチパルス生成手段と、該フ
ェッチパルス生成手段が生成したフェッチパルスに同期
してデータを送出するデータ送出手段とを有する構成と
したものである。
【0013】これにより、クロックに対して周期を遅ら
せて位相の異なるフェッチパルスを生成することがで
き、そのフェッチパルスに同期させてデータを送出する
ことができるので、プリンタ装置における回路の誤動
作、および不要輻射のノイズを低減することができる。
【0014】また、この課題を解決するために、本発明
のプリンタ装置は、N個のシフトレジスタで構成され、
N−1周期を持つ擬似乱数発生手段と、該擬似乱数発
生手段と同じ周期を持つNbitのカウンタで構成され
る信号発生手段と、該擬似乱数発生手段のN個のレジス
タ出力値と信号発生手段のNbitの出力値とを比較す
る比較手段と、該比較手段の出力によりフェッチパルス
を生成するフェッチパルス生成手段と、該フェッチパル
ス生成手段が生成したフェッチパルスに同期してデータ
を送出するデータ送出手段とを有する構成としたもので
ある。
【0015】これにより、擬似乱数を発生させシフトレ
ジスタの出力を使用して、位相あるいは周期の異なるフ
ェッチパルスを生成でき、そのフェッチパルスに同期さ
せてデータを送出することができるので、プリンタ装置
の回路の誤動作ならびに不要輻射のノイズなどを大幅に
低減することができる。
【0016】さらに、この課題を解決するために、本発
明のプリンタ装置は、N個のシフトレジスタで構成さ
れ、2N−1周期を持つ複数個の擬似乱数発生手段と、
該複数個の擬似乱数発生手段と同じ周期を持つNbit
のカウンタで構成される信号発生手段と、該複数個の擬
似乱数発生手段のそれぞれにおけるN個のレジスタ出力
値と信号発生手段のNbitの出力値とを比較する比較
手段と、該比較手段の出力により複数個のフェッチパル
スを生成するフェッチパルス生成手段と、該フェッチパ
ルス生成手段が生成した複数個のフェッチパルスに同期
してデータを送出するデータ送出手段とを有する構成と
したものである。
【0017】これにより、それぞれに位相あるいは周期
の異なるフェッチパルスを生成でき、そのフェッチパル
スに同期させてデータを送出することができるので、プ
リンタ装置の回路の誤動作、おやび不要輻射のノイズを
より大幅に低減することができる。
【0018】また、この課題を解決するために、本発明
のプリンタ装置は、N個のシフトレジスタで構成され2
N−1周期を持つ擬似乱数発生手段と、該擬似乱数発生
手段と同じ周期を持つNbitのカウンタで構成される
複数個の信号発生手段と、該擬似乱数発生手段のN個の
レジスタ出力値と複数個の信号発生手段のそれぞれにお
けるNbitの出力値とを比較する比較手段と、該比較
手段の出力により複数個のフェッチパルスを生成するフ
ェッチパルス生成手段と、該フェッチパルス生成手段が
生成した複数個のフェッチパルスに同期してデータを送
出するデータ送出手段とを有する構成としたものであ
る。
【0019】これにより、それぞれに位相あるいは周期
の異なるフェッチパルスを生成することができ、そのフ
ェッチパルスに同期させてデータを送出することができ
るので、プリンタ装置の回路誤動作ならびに不要輻射の
ノイズなどを大幅に低減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、異なる位相で複数のフェッチパルスを生成するフェ
ッチパルス生成手段と、該フェッチパルス生成手段が生
成したフェッチパルスに同期してデータを送出するデー
タ送出手段とを有するプリンタ装置であり、該プリンタ
装置の回路誤動作ならびに不要輻射のノイズなどを大幅
に低減するという作用を有する。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明は、N個の
シフトレジスタで構成され、2N−1周期を持つ擬似乱
数発生手段と、該擬似乱数発生手段と同じ周期を持つN
bitのカウンタで構成される信号発生手段と、該擬似
乱数発生手段のN個のレジスタ出力値と信号発生手段の
Nbitの出力値とを比較する比較手段と、該比較手段
の出力によりフェッチパルスを生成するフェッチパルス
生成手段と、該フェッチパルス生成手段が生成したフェ
ッチパルスに同期してデータを送出するデータ送出手段
とを有するプリンタ装置であり、該プリンタ装置の回路
誤動作ならびに不要輻射のノイズなどを大幅に低減する
という作用を有する。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、N個の
シフトレジスタで構成され、2N−1周期を持つ複数個
の擬似乱数発生手段と、該複数個の擬似乱数発生手段と
同じ周期を持つNbitのカウンタで構成される信号発
生手段と、該複数個の擬似乱数発生手段のそれぞれにお
けるN個のレジスタ出力値と信号発生手段のNbitの
出力値とを比較する比較手段と、該比較手段の出力によ
り複数個のフェッチパルスを生成するフェッチパルス生
成手段と、該フェッチパルス生成手段が生成した複数個
のフェッチパルスに同期してデータを送出するデータ送
出手段とを有するプリンタ装置であり、該プリンタ装置
の回路誤動作ならびに不要輻射のノイズなどを大幅に低
減するという作用を有する。
【0023】本発明の請求項4に記載の発明は、N個の
シフトレジスタで構成され2N−1周期を持つ擬似乱数
発生手段と、該擬似乱数発生手段と同じ周期を持つNb
itのカウンタで構成される複数個の信号発生手段と、
該擬似乱数発生手段のN個のレジスタ出力値と複数個の
信号発生手段のそれぞれにおけるNbitの出力値とを
比較する比較手段と、該比較手段の出力により複数個の
フェッチパルスを生成するフェッチパルス生成手段と、
該フェッチパルス生成手段が生成した複数個のフェッチ
パルスに同期してデータを送出するデータ送出手段とを
有するプリンタ装置であり、該プリンタ装置の回路誤動
作ならびに不要輻射のノイズなどを大幅に低減するとい
う作用を有する。
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の機能を有する部材には同一の符号を付してお
り、また、重複した説明は省略されている。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるプリンタ装置に設けられた受信部の概略を示
す説明図、図2は同プリンタ装置におけるデータ転送の
タイミングチャートである。
【0026】本実施の形態1において、プリンタ装置
は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなど
のホストコンピュータの出力端末として、電子写真プロ
セスやインクジェットを用いたフルカラープリンタであ
る。
【0027】このプリンタ装置の接続構成ならびに回路
構成は、図9、図10に示す従来の技術を説明したもの
と略同一であるので説明は省略する。プリンタ装置に
は、図1に示すように、フェッチパルス生成手段1なら
びにデータ送出手段2が備えられている。
【0028】フェッチパルス生成手段1は、異なる位相
で複数のフェッチパルスを生成し、データ送出手段2
は、該フェッチパルス生成手段1が生成したフェッチパ
ルスに同期して入力されたデータを送出する。
【0029】次に、本実施の形態におけるプリンタ装置
の動作について詳しく説明する。
【0030】まず、フェッチパルス生成手段1は、前述
したようにクロックに同期して位相の異なるフェッチパ
ルスを生成するものである。
【0031】たとえば、生成するフェッチパルスはクロ
ックに同期しているので、クロックに対して1周期づつ
遅らせていくことで位相の異なるフェッチパルスを簡単
に生成することができる。また、データ送出手段2は、
フェッチパルス生成手段1により生成されたフェッチパ
ルスに同期させてデータを送出するものである。
【0032】以上のように構成されたプリンタ装置につ
いて、その動作を図2のタイミングチャートを用いて説
明する。
【0033】ここで、図2においては、上方から下方に
かけて、クロックclk、フェッチパルス生成手段1が
生成したフェッチパルスCLK_Y,CLK_M,CL
K_C,CLK_K、ならびにデータ送出手段2から出
力されるデータD_Y,D_M,D_C,D_Kをそれ
ぞれ示している。
【0034】まず、フェッチパルス生成手段1において
クロックclkに同期させてフェッチパルスCLK_Y
を生成する。そして、位相を異ならせるために、生成し
たフェッチパルスCLK_Yに対してクロックclkで
1周期遅らせることにより、フェッチパルスCLK_M
を生成する。同様に、フェッチパルスCLK_C、およ
びフェッチパルスCLK_Kをそれぞれ生成する。
【0035】これにより、位相の異なるフェッチパルス
CLK_Y,CLK_M,CLK_C,CLK_Kをそ
れぞれ生成することができる。最後に、データ送出手段
2において、生成したフェッチパルスCLK_Y,CL
K_M,CLK_C,CLK_Kに同期させて、データ
D_Y,D_M,D_C,D_Kを送出する。
【0036】それにより、本実施の形態1では、クロッ
クに対して周期を遅らせて位相の異なるフェッチパルス
を生成することができ、そのフェッチパルスに同期させ
てデータを送出することができるので、プリンタ装置に
おける回路の誤動作、および不要輻射のノイズを低減す
ることができる。
【0037】また、本実施の形態1においては、一例と
してフェッチパルス生成手段1が生成するフェッチパル
スを4つとしたが、4つに限るものではない。
【0038】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2によるプリンタ装置に設けられた受信部の概略を示
す説明図、図4は同プリンタ装置に備えられた擬似乱数
発生手段のブロック図、図5は同プリンタ装置における
データ転送のタイミングチャートである。
【0039】本実施の形態2においても、出力端末とし
て用いられるフルカラープリンタであるプリンタ装置の
接続構成ならびに回路構成は、図9、図10に示す従来
の技術を説明したものと略同一であるので説明は省略す
る。
【0040】また、プリンタ装置には、図3に示すよう
に、フェッチパルス生成手段1、データ送出手段2、擬
似乱数発生手段3、信号発生手段4、および比較手段5
が備えられる。
【0041】擬似乱数発生手段3は、N個のシフトレジ
スタで構成されており、2N−1周期を持ち、N個のシ
フトレジスタの出力値を出力する手段である。擬似乱数
発生手段3は、たとえば、図4に示すように、3個のシ
フトレジスタSR1〜SR3、ならびに1つの排他的論
理和演算ERから構成されている場合、周期は7bit
になる。
【0042】信号発生手段4は、擬似乱数発生手段3と
同じ周期を持つNbitのカウンタで構成されており、
カウンタの値を出力する手段である。たとえば、信号発
生手段4としてアップ、あるいはダウンカウンタなどの
カウンタがある。このカウンタは擬似乱数発生手段3と
同じ周期を持ち、該擬似乱数発生手段3のシフトレジス
タの個数と同じ数のbit幅を持つ。
【0043】また、比較手段5は、擬似乱数発生手段3
のN個のレジスタ出力値と信号発生手段4のNbitの
出力値を比較する。たとえば、擬似乱数発生手段3の出
力が’101’とし、このとき信号発生手段4は3bi
tのアップ、あるいはダウンカウンタなどのカウンタと
すると、擬似乱数発生手段3の出力’101’と信号発
生手段4の出力とが一致しているときにはH(Hig
h)を、それ以外のときはL(Low)を出力する。
【0044】フェッチパルス生成手段1は、比較手段5
の出力によりフェッチパルスを生成する。データ送出手
段2は、生成したフェッチパルスに同期してデータを送
出する。
【0045】次に、本実施の形態2におけるプリンタ装
置の動作について、図3、図4および図5のタイミング
チャートを用いて説明する。
【0046】また、図5においては、上方から下方にか
けて、クロックclk、フェッチパルス生成手段1が生
成したフェッチパルスCLK_N、およびデータ送出手
段2が出力するデータD_Nをそれぞれ示している。
【0047】まず、擬似乱数発生手段3において擬似乱
数を発生させ、3つのシフトレジスタSR1〜SR3の
値が出力される。信号発生手段4は、擬似乱数発生手段
3のシフトレジスタSR1〜SR3と同じ数のbit幅
を持つ。ここでは、3bitのダウンカウンタとする。
【0048】続いて、比較手段5において、擬似乱数発
生手段3の出力と信号発生手段4との出力が共に等しい
値のときにH(High)、それ以外の場合には、L
(Low)を出力する。
【0049】そして、フェッチパルス生成手段1は、比
較手段5の出力を用いてフェッチパルスを生成する。こ
れにより、周期の異なるフェッチパルスを生成すること
ができる。この生成したフェッチパルスが図5に示すフ
ェッチパルスCLK_Nである。
【0050】最後に、データ送出手段2によって、フェ
ッチパルス生成手段1において生成されたフェッチパル
スに同期してデータD_Nを出力する。
【0051】それにより、本実施の形態2では、擬似乱
数を発生させ、シフトレジスタSR1〜SR3の出力を
使用して、位相あるいは周期の異なるフェッチパルスを
生成し、そのフェッチパルスに同期させてデータを送出
するのでプリンタ装置における回路の誤動作ならびに不
要輻射のノイズなどを大幅に低減することができる。
【0052】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3によるプリンタ装置に設けられた受信部の概略を示
す説明図、図7は同プリンタ装置におけるデータ転送の
タイミングチャートである。
【0053】本実施の形態3においても、フルカラープ
リンタであるプリンタ装置の接続構成ならびに回路構成
は、図9、図10に示す従来の技術を説明したものと略
同一であるので説明は省略する。
【0054】また、プリンタ装置には、図6に示すよう
に、フェッチパルス生成手段1、データ送出手段2、複
数個の擬似乱数発生手段3、信号発生手段4、および比
較手段5が備えられる。
【0055】これらフェッチパルス生成手段1、データ
送出手段2、信号発生手段4ならびに比較手段5は、前
記実施の形態2において説明したものと略同一であるの
で説明は省略する。
【0056】また、擬似乱数発生手段3は、N個のシフ
トレジスタで構成されており、2N−1周期を持つ擬似
乱数発生手段を複数個有し、各々の擬似乱数発生手段3
はN個のシフトレジスタの出力値を出力する手段であ
る。
【0057】たとえば、Yプレーン、Mプレーン、Cプ
レーン、Kプレーンの4つに対してそれぞれフェッチパ
ルスを生成する場合、擬似乱数発生手段を4つ用いるこ
とで4つのプレーンそれぞれに独立したフェッチパルス
を生成することができる。
【0058】さらに、本実施の形態3におけるプリンタ
装置の動作について、図6ならびに図7のタイミングチ
ャートを用いて説明する。
【0059】ここで、図7において、上方から下方にか
けては、クロックclk、フェッチパルス生成手段1が
生成したフェッチパルスCLK_Y,CLK_M,CL
K_C,CLK_K、およびデータ送出手段2が出力す
るデータD_Y,D_M,D_C,D_Kをそれぞれ示
している。
【0060】また、本実施の形態では、擬似乱数発生手
段3が、図4に示す構成からそれぞれなり、4つの擬似
乱数発生手段3からなるものとする。
【0061】その場合、4つの擬似乱数発生手段3は、
それぞれ3つのシフトレジスタと1つの演算手段で構成
されているものとする。構成方法により4つの擬似乱数
発生手段3は、それぞれ異なる値を出力する。これら擬
似乱数発生手段3は擬似乱数を発生させ、それぞれ3つ
のシフトレジスタの値が出力される。
【0062】次に、信号発生手段4は、擬似乱数発生手
段3のシフトレジスタと同じ数のbit幅を持つカウン
タである、ここでは、3bitのダウンカウンタとす
る。続いて、比較手段5において4つの擬似乱数発生手
段3の出力それぞれと信号発生手段4の出力とを比較
し、共に一致している際にはH(High)を、それ以
外ならL(Low)を出力する。
【0063】フェッチパルス生成手段1は、比較手段5
の出力により4つのフェッチパルスを生成する。これに
より、周期あるいは位相の異なる4つのフェッチパルス
をCLK_Y,CLK_M,CLK_C,CLK_Kを
生成することができる。
【0064】最後に、データ送出手段2によりフェッチ
パルス生成手段1で生成された4つのフェッチパルスに
同期してデータD_Y,D_M,D_C,D_Kを送出
する。
【0065】それにより、本実施の形態3においては、
それぞれに位相あるいは周期の異なるフェッチパルスを
生成でき、それらフェッチパルスに同期させてデータを
送出するのでプリンタ装置の回路の誤動作、おやび不要
輻射のノイズをより大幅に低減することができる。
【0066】(実施の形態4)図8は本発明の実施の形
態4によるプリンタ装置に設けられた受信部の概略を示
す説明図である。
【0067】本実施の形態4でも、フルカラープリンタ
であるプリンタ装置の接続構成ならびに回路構成は、図
9、図10に示す従来の技術を説明したものと略同一で
あるので説明は省略する。
【0068】また、プリンタ装置には、図8に示すよう
に、フェッチパルス生成手段1、データ送出手段2、擬
似乱数発生手段3、複数の信号発生手段4、および比較
手段5が備えられる。
【0069】これらフェッチパルス生成手段1、データ
送出手段2、擬似乱数発生手段3ならびに比較手段5
は、前記実施の形態2において説明したものと同一であ
り、異なっているところは、信号発生手段4が複数個設
けられている点である。
【0070】また、複数個の信号発生手段4は、擬似乱
数発生手段3と同じ周期を持つNbitのカウンタでそ
れぞれ構成されており、それぞれカウンタの値を出力す
る。
【0071】たとえば、4つの信号発生手段4の場合、
これら4つの信号発生手段4はアップ、あるいはダウン
カウンタなどの出力の異なるカウンタである。このカウ
ンタは擬似乱数発生手段3と同じ周期を持ち、擬似乱数
発生手段3のシフトレジスタの個数と同じ数のbit幅
を持つ。
【0072】以上のように構成されたプリンタ装置の動
作について、図8、および前記実施の形態3に示した図
7のタイミングチャートを用いて説明する。
【0073】まず、3つのシフトレジスタを持つ擬似乱
数発生手段3において擬似乱数を発生させ3つのシフト
レジスタの値が出力される。次に、複数個の信号発生手
段4として4つの信号発生手段を考える。4つの信号発
生手段4は、擬似乱数発生手段3のシフトレジスタと同
じ数のbit幅を持つカウンタである。
【0074】よって、4つの信号発生手段4は3bit
のカウンタとなる。ここでカウンタとはアップまたはダ
ウンカウンタなどのカウンタであり、4つの信号発生手
段4はそれぞれ4つの異なる出力を持つものとする。
【0075】続いて、比較手段5において擬似乱数発生
手段3の出力と4つの信号発生手段4の出力それぞれと
を比較し、共に一致しているときはH(High)をそ
れ以外ならL(Low)を出力する。
【0076】そして、フェッチパルス生成手段1は、比
較手段5の出力により4つのフェッチパルスCLK_
Y,CLK_M,CLK_C,CLK_Kを生成するこ
とができる。
【0077】最後に、データ送出手段2によりフェッチ
パルス生成手段1が生成した4つのフェッチパルスに同
期してデータD_Y,D_M,D_C,D_Kを送出す
る。
【0078】それにより、本実施の形態4によれば、そ
れぞれに位相あるいは周期の異なるフェッチパルスCL
K_Y,CLK_M,CLK_C,CLK_Kを生成
し、それらパルスに同期させてデータD_Y,D_M,
D_C,D_Kを送出するので、プリンタ装置の回路誤
動作ならびに不要輻射のノイズなどを大幅に低減するこ
とができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、クロッ
クに対して周期を遅らせることにより位相の異なるフェ
ッチパルスを生成し、前記フェッチパルスに同期させて
データを送出することができるので、プリンタ装置にお
ける回路の誤動作ならびに不要輻射のノイズなどを低減
することができるという有効な効果が得られる。
【0080】また、本発明においては、擬似乱数発生手
段を設け、擬似乱数を発生させシフトレジスタの出力を
使用することにより、位相あるいは周期の異なるフェッ
チパルスを生成することができ、それらフェッチパルス
に同期させてデータを送出することができるので、プリ
ンタ装置の回路の誤動作、および不要輻射のノイズなど
を大幅に低減することができるという有効な効果が得ら
れる。
【0081】さらに、本発明では、擬似乱数発生手段を
複数個設けることによって、それぞれに位相あるいは周
期の異なるフェッチパルスを生成して、それらフェッチ
パルスに同期させてデータを送出することができるの
で、プリンタ装置の回路の誤動作ならびに不要輻射のノ
イズなどをより大幅に低減することができるという有効
な効果が得られる。
【0082】また、本発明によれば、1つの擬似乱数発
生手段に対して複数個の信号発生手段を設けることで、
それぞれに位相あるいは周期の異なるフェッチパルスを
生成でき、それらフェッチパルスに同期させてデータを
送出することができるので、プリンタ装置の回路の誤動
作あるいは不要輻射のノイズなどを大幅に低減すること
ができるという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるプリンタ装置に設
けられた受信部の概略を示す説明図
【図2】本発明の実施の形態1によるプリンタ装置にお
けるデータ転送のタイミングチャート
【図3】本発明の実施の形態2によるプリンタ装置に設
けられた受信部の概略を示す説明図
【図4】本発明の実施の形態2によるプリンタ装置に備
えられた擬似乱数発生手段のブロック図
【図5】本発明の実施の形態2によるプリンタ装置にお
けるデータ転送のタイミングチャート
【図6】本発明の実施の形態3によるプリンタ装置に設
けられた受信部の概略を示す説明図
【図7】本発明の実施の形態3によるプリンタ装置にお
けるデータ転送のタイミングチャート
【図8】本発明の実施の形態4によるプリンタ装置に設
けられた受信部の概略を示す説明図
【図9】従来のプリンタ装置における接続構成を示す説
明図
【図10】従来のプリンタ装置における内部回路構成の
ブロック図
【図11】従来のタンデム方式におけるプリンタエンジ
ン概略構成図
【図12】従来のタンデム型のプリンタエンジンに対し
てコントローラからデータ転送を行う際のタイミングチ
ャート
【符号の説明】
1 フェッチパルス生成手段 2 データ送出手段 3 擬似乱数発生手段 4 信号発生手段 5 比較手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる位相で複数のフェッチパルスを生成
    するフェッチパルス生成手段と、 前記フェッチパルス生成手段が生成したフェッチパルス
    に同期してデータを送出するデータ送出手段とを有する
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】N個のシフトレジスタで構成され、2N
    1周期を持つ擬似乱数発生手段と、 前記擬似乱数発生手段と同じ周期を持つNbitのカウ
    ンタで構成される信号発生手段と、 前記擬似乱数発生手段のN個のレジスタ出力値と前記信
    号発生手段のNbitの出力値とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の出力によりフェッチパルスを生成するフ
    ェッチパルス生成手段と、 前記フェッチパルス生成手段が生成したフェッチパルス
    に同期してデータを送出するデータ送出手段とを有する
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】N個のシフトレジスタで構成され、2N
    1周期を持つ複数個の擬似乱数発生手段と、 前記複数個の擬似乱数発生手段と同じ周期を持つNbi
    tのカウンタで構成される信号発生手段と、 前記複数個の擬似乱数発生手段のそれぞれにおけるN個
    のレジスタ出力値と前記信号発生手段のNbitの出力
    値とを比較する比較手段と、 前記比較手段の出力により複数個のフェッチパルスを生
    成するフェッチパルス生成手段と、 前記フェッチパルス生成手段が生成した複数個のフェッ
    チパルスに同期してデータを送出するデータ送出手段と
    を有することを特徴とするプリンタ装置。
  4. 【請求項4】N個のシフトレジスタで構成され2N−1
    周期を持つ擬似乱数発生手段と、 前記擬似乱数発生手段と同じ周期を持つNbitのカウ
    ンタで構成される複数個の信号発生手段と、 前記擬似乱数発生手段のN個のレジスタ出力値と前記複
    数個の信号発生手段のそれぞれにおけるNbitの出力
    値とを比較する比較手段と、 前記比較手段の出力により複数個のフェッチパルスを生
    成するフェッチパルス生成手段と、 前記フェッチパルス生成手段が生成した複数個のフェッ
    チパルスに同期してデータを送出するデータ送出手段と
    を有することを特徴とするプリンタ装置。
JP2000296291A 2000-09-28 2000-09-28 プリンタ装置 Pending JP2002103696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296291A JP2002103696A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 プリンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000296291A JP2002103696A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 プリンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002103696A true JP2002103696A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18778587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000296291A Pending JP2002103696A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 プリンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002103696A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5452848B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法
US7619644B2 (en) Method and apparatus for image alignment
US5606648A (en) Apparatus and method for modulating image signals in a high addressability printing machine
JPH11317871A (ja) パルス幅変調回路
US8171198B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP2002103696A (ja) プリンタ装置
JP2015075748A (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP2007334416A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2004122376A (ja) 画像形成制御装置および画像形成制御装置の画像形成制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
US20090021545A1 (en) Image forming apparatus and method of generating output signal thereof
US20190132484A1 (en) Image processing device, image processing method, image forming apparatus, and image display device
JPS5997165A (ja) カラ−プリンタの色信号制御装置
JP5867022B2 (ja) プリンタ
KR101079573B1 (ko) 고해상도의 펄스변조방식 화상형성장치
JP3456425B2 (ja) 画像形成回路及び画像形成方法
JP5828205B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2801210B2 (ja) 画像処理装置
JP3407702B2 (ja) 線幅制御回路
KR20050073182A (ko) 칼라 이미지 형성장치의 칼라 정합 패턴 생성장치
JP2004362391A (ja) データ転送装置
JP2783949B2 (ja) Ledプリンタ
JP2004249466A (ja) ビデオデータ転送装置
US8320012B2 (en) Apparatus, system, and method for color data printing
JP6471560B2 (ja) 書込制御装置及び画像形成装置
JP2002029096A (ja) レーザプリンタの印刷クロック発生回路