JP2002103583A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002103583A
JP2002103583A JP2000293651A JP2000293651A JP2002103583A JP 2002103583 A JP2002103583 A JP 2002103583A JP 2000293651 A JP2000293651 A JP 2000293651A JP 2000293651 A JP2000293651 A JP 2000293651A JP 2002103583 A JP2002103583 A JP 2002103583A
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隆 瀬戸
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格二 村上
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哲也 金子
Kyuhachiro Iwasaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、塗布ローラによる塗布条件を常に
一定に保ち、塗布ムラによる波打ちや画質ムラがなく、
かつ細線等の再現性に優れ色境界での滲みのない色調の
良好な高画質で耐水性に優れた画像が継続的に安定して
得られる画像記録装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、色剤と、該色剤を分散または
溶解する溶媒からなる記録液中の色剤を不溶化する化合
物とを含有する液体である前処理液を記録媒体の記録領
域に塗布する塗布ローラと該塗布ローラに対向するカウ
ンタローラとを含む前処理液塗布手段と、前処理液が塗
布された記録媒体の記録領域に画像を記録する画像記録
手段とを有する画像記録装置であって、前処理液塗布手
段によって塗布された記録媒体を画像記録手段に搬送す
る搬送ローラ対は塗布ローラの駆動と独立に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、詳細にはインクジェット方式の画像記録法に有効
な、記録媒体の前処理手段に関するものであり、具体的
には画像品質を向上させるための前処理液を塗布する前
処理液塗布装置を具備した画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンタは低騒
音、低ランニングコスト、カラー化が容易といった利点
から急速に普及してきている。しかしながら、普通紙に
記録すると、にじみ、濃度、色調や裏写り等といった初
期品質問題に加え、耐水性、耐候性といった画像の堅牢
性に関わる問題を抱えていたため、これらの問題を解決
する様々な提案が成されてきた。
【0003】それらの解決手段として、インクによる画
像が形成された際に、普通紙などの被記録材表面にイン
ク中の染料を定着するための材料を予め塗工した被記録
材、又は表面に白色顔料や水溶性高分子を塗工した被記
録材を使用することが、特開昭56−86789号公
報、特開昭55−144172号公報、特開昭52−5
3012号公報又は特開昭56−89594号公報等に
開示されている。しかし、この方法では、予め塗工処理
した専用紙を購入しなければならないため、身近にある
紙を自由に使えるというわけにはいかないという不便さ
があり、また鉛筆やペンによる加筆性の問題があった。
【0004】また、2色重ね部分等の色境界での滲みを
抑えるために、インクに界面活性剤などを添加すること
により、インクの浸透性を高めることが特開昭55−6
5269号公報等に開示されている。この方法は、イン
クが記録紙に高速に浸透するため、2色重ね部分等の色
境界での滲みの解決やスメア(印字後の接触による画像
汚れ)に対しては効果的だが、滲みや裏写りは解決でき
ない。更に、インクに揮発性溶剤を添加する方法が特開
昭55−66976号公報に開示されているが、上記浸
透性インクと同様の効果が得られるがノズルが目詰まり
を起こしやすい。また、耐水性、耐光性を向上させるた
めに色剤として顔料を含有するインクの使用も増加して
きているが、顔料を含有するインクでは目詰まり等ノズ
ル周りの信頼性を維持するのが難しく、また写真画像や
CG等の高い色再現性を要求される場合にはシアンやマ
ゼンタ色の発色が不十分となり満足な画像が得られない
という問題がある。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、特開昭56−89595号公報には、被記録材上に
予めカルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル等のポリマー溶液を噴射し、ついで
そのポリマー溶液が付着した部分にインクを噴射して印
字するインクジェット記録方法が提案されている。しか
し、この方法では印字画像のシャープネスの向上は得ら
れるが、印字画像の乾燥性の向上に効果が得られずカラ
ー画像での画質改善効果があまり認められない。また、
インク中の染料を不溶化する化合物を含む画像記録促進
液を被記録材上にインクジェット方法により付着した後
にその画像記録促進液が付着した部分にインクを噴射し
て印字するインクジェット記録方法が特開昭64−63
185号公報、特開平8−20159号公報又は特開平
8−20161号公報等に開示されているが、この方法
では2色重ね部での水分付着量が大きいため、色境界で
の滲みを十分に抑えることができず、またインクの裏写
りが大きいという問題がある。さらに、被記録材のコッ
クリング(波打ち)が発生するという問題がある。ま
た、画像記録促進液をインクジェットヘッドで吹き付け
るため、噴射を安定的に得るためには液の粘度や表面張
力に制約があり、さらに目詰まりを起こさないためにノ
ズルの径や液の組成に制約条件が加わり自由度が著しく
小さくなるという問題があった。
【0006】この問題を解決するための方法として、ロ
ーラを用いて紙面全体に塗布する方法が特開平7−15
6538号公報(以下従来例と称す)に開示されてい
る。図4は従来例におけるローラを用いて記録媒体にコ
ーティング材料を塗布する構成を示す概略断面図であ
る。同図において、図示していないモータ等で回動する
プラテンローラ61には押えチャック62をもって記録
媒体63が巻き付けられる。また、コーティングユニッ
ト64内にはコーティング材料65が収納されており、
コーティング材料65は攪拌・供給ローラ66、輸送・
薄膜化ローラ67,68によってコーティングローラ6
9のローラ面に薄膜化される。そして、コーティングロ
ーラ69は回転するプラテンローラ61に巻き付けられ
ている記録媒体63上に押し付けながら回転され、記録
媒体63の表面にコーティング材料65が塗工される。
同時に、インクジェットヘッド70はコーティング材料
65が塗工された記録媒体63の表面にインクを吐出し
て記録を行う。このように、画質品質を向上させるため
の前処理液を予め塗布ローラで記録領域に塗布する従来
例の方法によれば、噴射ヘッドを用いて吹き付ける方法
に比べ比較的粘度の高い液を薄く塗布することができ、
画像滲みやカラーブリードを一段と低減できる点で優れ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、記録走査である主走査に従って記録媒体
を搬送する搬送ローラとコーティングローラの各駆動が
連動するために、記録走査中もコーティングローラをプ
ラテンローラで押し付けており、特に記録走査である主
走査時はコーティングローラの回転が中断されてコーテ
ィングローラが記録媒体に押し付けられたまま停止する
ことになり、停止中記録媒体の一部にコーティング材料
が集中して塗布されることとなる。このため、塗布ムラ
ができ、波打ちや画質ムラが発生するという問題があっ
た。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
のものであり、塗布ローラによる塗布条件を常に一定に
保ち、塗布ムラによる波打ちや画質ムラがなく、かつ細
線等の再現性に優れ色境界での滲みのない色調の良好な
高画質で耐水性に優れた画像が継続的に安定して得られ
る画像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、色剤と、該色剤を分散または溶解する溶媒からな
る記録液中の色剤を不溶化する化合物とを含有する液体
である前処理液を記録媒体の記録領域に塗布する塗布ロ
ーラと該塗布ローラに対向するカウンタローラとを含む
前処理液塗布手段と、前処理液が塗布された記録媒体の
記録領域に画像を記録する画像記録手段とを有する、本
発明に係る画像記録装置によれば、前処理液塗布手段に
よって塗布された記録媒体を画像記録手段に搬送する搬
送ローラ対は塗布ローラの駆動と独立に駆動する。よっ
て、印字中の間欠搬送でも、塗布ローラは記録媒体を画
像記録手段に搬送する搬送ローラ対と別駆動で一定速度
で回動するので、塗布ムラによる波打ちや画質ムラがな
く、塗布ローラによる塗布条件を常に一定に保つことが
できる。強いては細線等の再現性に優れ色境界での滲み
のない色調の良好な高画質で耐水性に優れた画像が継続
的に安定して得られる。
【0010】また、塗布ローラと前記搬送ローラ対との
間に、記録媒体を弛ませる弛み用空間を設け、記録媒体
を弛み用空間に所定量弛ませることにより、搬送ローラ
対と塗布ローラの搬送速度に差があって、つまり印字速
度と前処理液塗布速度に差である記録媒体の搬送距離の
差も記録媒体を弛み用空間で吸収できると共に、記録媒
体を当該空間に湾曲させて収納できるので、装置全体を
コンパクトに構成できる。
【0011】更に、搬送ローラ対の平均搬送速度が塗布
ローラの平均搬送速度より小さいときは、塗布ローラと
搬送ローラ対を共に駆動させて弛み用空間に記録媒体を
所定量弛ませながら記録媒体を画像記録手段に搬送する
ことにより、印字速度と前処理液塗布速度に差である記
録媒体の搬送距離の差も記録媒体を弛み用空間で吸収で
きると共に、記録媒体を当該空間に湾曲させて収納でき
るので、装置全体をコンパクトに構成できる。
【0012】また、搬送ローラ対の平均搬送速度が塗布
ローラの平均搬送速度より大きいときは、塗布ローラの
み駆動させて搬送ローラ対に記録媒体の先端を一定時間
突き当てて弛み用空間に記録媒体を所定量弛ませた後に
搬送ローラの駆動を開始することにより、印字速度と前
処理液塗布速度に差である記録媒体の搬送距離の差も記
録媒体を弛み用空間で吸収できる。
【0013】更に、記録媒体の先端を検出するセンサを
塗布ローラの下流側に設け、搬送ローラ対の平均搬送速
度が塗布ローラの平均搬送速度より大きいときは、塗布
ローラのみ駆動させ、センサが記録媒体の先端を検出し
て一定時間搬送ローラ対に記録媒体の先端を突き当てて
弛み用空間に記録媒体を所定量弛ませた後に搬送ローラ
の駆動を開始することにより、印字速度と前処理液塗布
速度に差である記録媒体の搬送距離の差も記録媒体を弛
み用空間で吸収できる。
【0014】また、塗布ローラの平均搬送速度をV2、
画像記録に要する時間をt、記録媒体の長手方向の長さ
をLとすると、記録媒体を弛み用空間に弛ませる所定量
は、V2×tとLとの差以上に設定することにより、記
録媒体を弛み用空間に収めることできる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像記録装置によれ
ば、前処理液塗布手段によって塗布された記録媒体を画
像記録手段に搬送する搬送ローラ対は塗布ローラの駆動
と独立に駆動する。よって、印字中の間欠搬送でも、塗
布ローラは搬送ローラ対と別駆動で一定速度で回動する
ので、塗布ムラによる波打ちや画質ムラがなく、塗布ロ
ーラによる塗布条件を常に一定に保つことができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る画像記録
装置の構成を示す断面図である。同図において、本実施
例の画像記録装置1は、主に、用紙供給ユニット10、
前処理液塗布ユニット20、そして画像記録ユニット3
0を含んで構成されている。用紙供給ユニット10は用
紙11を送り出す給紙ローラ12を有する。前処理液塗
布ユニット20は、色剤と、該色剤を分散または溶解す
る溶媒からなる記録液中の色剤を不溶化する化合物とを
含有する液体である前処理液22を収納する前処理液タ
ンク21と、前処理液22を攪拌して汲み上げる汲上げ
ローラ23と、汲み上げられた前処理液を塗布ローラ2
5に均一な膜厚に制御する膜厚制御ローラ24と、塗布
ローラ25とによって搬送されてくる用紙11に前処理
液22を塗工するカウンタローラ26を含んで構成され
ている。そして、画像記録ユニット30は、搬送されて
きた用紙11を後述する記録ヘッド36の記録エリアに
搬送する搬送ローラ31〜33と、案内ロッド34に沿
って移動するキャリッジ35に搭載された記録ヘッド3
7を有する記録部36と、記録された用紙11を排出す
るための排出ローラ38〜41とを含んで構成されてい
る。
【0017】次に、このような構成を有する本実施例の
画像記録装置1における一連の画像記録動作について説
明する。用紙給紙ユニット10に収納されている用紙1
1は給紙ローラ12によって送り出される。一方、前処
理液塗布ユニット20の前処理液タンク21内の前処理
液22は汲上げローラ23によって汲み上げられ、塗布
ローラ25のローラ面に膜厚制御ローラ24によって均
一な膜厚に制御される。そして、塗布ローラ25とカウ
ンタローラ26によって前処理液22が用紙11の記録
領域に均一に薄く塗布される。そして、用紙11の記録
領域は前処理液塗布ユニット20によって前処理液22
を塗布されながら搬送ローラ43,44と搬送ローラ3
1〜33によって記録ヘッド37のある記録エリアに送
られる。その後、キャリッジ35が案内ロッド34に沿
って画像信号に基づいて往復動作しキャリッジ35に搭
載された記録ヘッド37によって前処理液22が塗布さ
れた用紙11の記録領域上に逐次記録がなされ、排出ロ
ーラ38〜41によって排出部に排出される。
【0018】ここで、本実施例の画像記録装置1によれ
ば、印字は上述のように、キャリッジ35に搭載された
記録ヘッド37の往復動作によって成されるが、その間
用紙11は記録走査部で停止、保持される。このキャリ
ッジ35の往復動作の後、一定量搬送されて改行され
る。このため、用紙挙動は間欠搬送となり、印字中は停
止〜搬送(改行)を繰り返す。印字中の用紙11の平均
速度(=印字距離/印字時間)をV1とし、塗布ローラ
25の搬送速度をV2とする。以下、V1<V2の場合
と、V1>V2の場合に分けて、動作タイムチャートを
示す図2及び図3に従って説明する。
【0019】先ず、V1<V2の場合、プリント指令が
あったとき(時刻t0)、給紙ローラ12によって一枚
ずつ分離搬送された用紙11は一定速度V2で駆動され
る塗布ローラ25とカウンタローラ26間を前処理液2
2が塗布されながら搬送される(時刻t1)。さらに進
んでガイド板27,28間へと搬送されると、用紙先端
はガイド板28の湾曲線に沿って曲げられ、図1の実線
矢印に示すように搬送ローラ43,44のニップへ導か
れる。そして、搬送ローラ43,44が駆動して用紙を
記録走査部へ搬送する(時刻t2)。なお、搬送ローラ
43,44の搬送速度V1は塗布ローラ25とは別駆動
で、V2より小さく設定される。さらに進んで用紙先端
が記録走査部へ到達し、印字が始まると、上述した間欠
搬送が行われる(時刻t3)。搬送ローラ43,44は
記録走査部の搬送ローラ31〜33,38,39と同じ
速度で搬送駆動される。印字中の平均搬送速度は塗布ロ
ーラ25の搬送速度より遅いので、用紙11はガイド板
27に設けられた空間でたるみが生じ、印字されるに従
い増加する(図1の破線で示す状態)。用紙の長さを
L、時間をt、要して印字するとした時、用紙11はそ
の間、V2×tの量だけ塗布ローラ25から繰り出され
る。このため、用紙11のたるませ空間をV2×tとL
との差以上に設定しておけば、用紙11の全長をガイド
板27の空間に収めることができる。つまり、用紙11
の全長搬送しても、用紙11のたるみがガイド板27を
越えることはない。
【0020】次に、V1>V2の場合、プリント指令が
あったとき(時刻t0)、給紙ローラ12によって一枚
ずつ分離搬送された用紙11は一定速度V2で駆動され
る塗布ローラ25とカウンタローラ26間を前処理液2
2が塗布されながら搬送される(時刻t1)。さらに進
んでガイド板27,28間へと搬送されると、用紙先端
はガイド板28の湾曲線に沿って曲げられ、図1の実線
矢印に示すように搬送ローラ43,44のニップへ導か
れる。搬送ローラ43,44は用紙先端がニップに到達
しても、暫く停止保持される。このため用紙11は図1
破線で示す状態のようにガイド板27の空間部でたるみ
を発生する。搬送ローラ43,44は塗布ローラ下流側
に設けられたセンサ29が用紙先端を検知して(時刻t
2)から一定時間T(時刻t3)後に塗布ローラ25とは
別駆動で、V2より大きい搬送速度で回転駆動される。
このような回転開始タイミングを図ることで、用紙たる
みが一定量に制御される。搬送ローラ43,44の回転
により用紙先端が記録走査部へ到達して、印字が始まる
と、上述した間欠搬送が行われる(時刻t4)。搬送ロ
ーラ43,44は記録走査部の搬送駆動と同じ速度で搬
送駆動される。印字中の平均搬送速度は塗布ローラ25
の搬送速度より速いので、上記の用紙たるみは、印字さ
れるに従い減少する。用紙の長さをL、時間をt、要し
て印字するとした時、用紙11はその間、V2×tの量
だけ塗布ローラから繰り出される。この量は用紙長さL
より小さい。上記用紙のたるませ空間をV2×tとLと
の差以上に設定しておけば、用紙の全長搬送しても、た
るみが無くならず、両者の搬送速度差を吸収することが
できる。搬送ローラ43は摩擦係数が低い、例えば金属
のような部材で構成することにより、用紙先端がローラ
43,44のニップに沿うようになる。搬送ローラ4
3,44の記録走査部との平行度精度を確保すれば、用
紙先端を記録走査部へ平行に導くことができ、良好なス
キュー補正が行える。
【0021】なお、本実施例では搬送ローラの構成を搬
送ローラ43,44のみとなっているが、さらに間に設
けても良く、これに限定されるものではない。また、記
録方式もここで説明したインクジェット方式に限定され
るものではない。更に、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種
の変形や置換可能であることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、色剤と、該色剤を
分散または溶解する溶媒からなる記録液中の色剤を不溶
化する化合物とを含有する液体である前処理液を記録媒
体の記録領域に塗布する塗布ローラと該塗布ローラに対
向するカウンタローラとを含む前処理液塗布手段と、前
処理液が塗布された記録媒体の記録領域に画像を記録す
る画像記録手段とを有する、本発明に係る画像記録装置
によれば、前処理液塗布手段によって塗布された記録媒
体を画像記録手段に搬送する搬送ローラ対は塗布ローラ
の駆動と独立に駆動する。よって、印字中の間欠搬送で
も、塗布ローラは記録媒体を画像記録手段に搬送する搬
送ローラ対と別駆動で一定速度で回動するので、塗布ム
ラによる波打ちや画質ムラがなく、塗布ローラによる塗
布条件を常に一定に保つことができる。強いては細線等
の再現性に優れ色境界での滲みのない色調の良好な高画
質で耐水性に優れた画像が継続的に安定して得られる。
【0023】また、塗布ローラと前記搬送ローラ対との
間に、記録媒体を弛ませる弛み用空間を設け、記録媒体
を弛み用空間に所定量弛ませることにより、搬送ローラ
対と塗布ローラの搬送速度に差があって、つまり印字速
度と前処理液塗布速度に差である記録媒体の搬送距離の
差も記録媒体を弛み用空間で吸収できると共に、記録媒
体を当該空間に湾曲させて収納できるので、装置全体を
コンパクトに構成できる。
【0024】更に、搬送ローラ対の平均搬送速度が塗布
ローラの平均搬送速度より小さいときは、塗布ローラと
搬送ローラ対を共に駆動させて弛み用空間に記録媒体を
所定量弛ませながら記録媒体を画像記録手段に搬送する
ことにより、印字速度と前処理液塗布速度に差である記
録媒体の搬送距離の差も記録媒体を弛み用空間で吸収で
きると共に、記録媒体を当該空間に湾曲させて収納でき
るので、装置全体をコンパクトに構成できる。
【0025】また、搬送ローラ対の平均搬送速度が塗布
ローラの平均搬送速度より大きいときは、塗布ローラの
み駆動させて搬送ローラ対に記録媒体の先端を一定時間
突き当てて弛み用空間に記録媒体を所定量弛ませた後に
搬送ローラの駆動を開始することにより、印字速度と前
処理液塗布速度に差である記録媒体の搬送距離の差も記
録媒体を弛み用空間で吸収できる。
【0026】更に、記録媒体の先端を検出するセンサを
塗布ローラの下流側に設け、搬送ローラ対の平均搬送速
度が塗布ローラの平均搬送速度より大きいときは、塗布
ローラのみ駆動させ、センサが記録媒体の先端を検出し
て一定時間搬送ローラ対に記録媒体の先端を突き当てて
弛み用空間に記録媒体を所定量弛ませた後に搬送ローラ
の駆動を開始することにより、印字速度と前処理液塗布
速度に差である記録媒体の搬送距離の差も記録媒体を弛
み用空間で吸収できる。
【0027】また、塗布ローラの平均搬送速度をV2、
画像記録に要する時間をt、記録媒体の長手方向の長さ
をLとすると、記録媒体を弛み用空間に弛ませる所定量
は、V2×tとLとの差以上に設定することにより、記
録媒体を弛み用空間に収めることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の構成を示す断面図
である。
【図2】本発明の第1の実施例における画像記録制御動
作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例における画像記録制御動
作を示すタイムチャートである。
【図4】従来例における前処理液塗布部の構成を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1;画像記録装置、10;用紙供給ユニット、11;用
紙、12;用紙給紙ローラ、20;前処理液塗布ユニッ
ト、21;前処理液タンク、22;前処理液、23;汲
上げローラ、24;膜厚制御ローラ、25;塗布ロー
ラ、26;カウンタローラ、27,28;ガイド板、2
9;センサ、30;画像記録ユニット、31〜33,4
3,44;搬送ローラ、34;案内ロッド、35;キャ
リッジ、36;記録部、37;記録ヘッド、38〜4
1;排出ローラ、42;ブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 哲也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岩崎 久八郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C056 EA05 EA13 HA27 HA42 3F049 AA10 EA10 EA12 EA22 LA07 LB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色剤と、該色剤を分散または溶解する溶
    媒からなる記録液中の色剤を不溶化する化合物とを含有
    する液体である前処理液を記録媒体の記録領域に塗布す
    る塗布ローラと該塗布ローラに対向するカウンタローラ
    とを含む前処理液塗布手段と、前記前処理液が塗布され
    た前記記録媒体の記録領域に画像を記録する画像記録手
    段とを有する画像記録装置において、 前記前処理液塗布手段によって塗布された前記記録媒体
    を前記画像記録手段に搬送する搬送ローラ対は前記塗布
    ローラの駆動と独立に駆動することを特徴とする画像記
    録装置。
  2. 【請求項2】 前記塗布ローラと前記搬送ローラ対との
    間に、記録媒体を弛ませる弛み用空間を設け、前記記録
    媒体を前記弛み用空間に所定量弛ませる請求項1記載の
    画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ローラ対の平均搬送速度が前記
    塗布ローラの平均搬送速度より小さいときは、前記塗布
    ローラと前記搬送ローラ対を共に駆動させて前記弛み用
    空間に前記記録媒体を所定量弛ませながら前記記録媒体
    を前記画像記録手段に搬送する請求項1又は2に記載の
    画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ローラ対の平均搬送速度が前記
    塗布ローラの平均搬送速度より大きいときは、前記塗布
    ローラのみ駆動させて前記搬送ローラ対に前記記録媒体
    の先端を一定時間突き当てて前記弛み用空間に前記記録
    媒体を所定量弛ませた後に前記搬送ローラの駆動を開始
    する請求項1記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体の先端を検出するセンサを
    前記塗布ローラの下流側に設け、前記搬送ローラ対の平
    均搬送速度が前記塗布ローラの平均搬送速度より大きい
    ときは、前記塗布ローラのみ駆動させ、前記センサが前
    記記録媒体の先端を検出して一定時間前記搬送ローラ対
    に前記記録媒体の先端を突き当てて前記弛み用空間に前
    記記録媒体を所定量弛ませた後に前記搬送ローラの駆動
    を開始する請求項1記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記塗布ローラの平均搬送速度をV2、
    画像記録に要する時間をt、記録媒体の長手方向の長さ
    をLとすると、前記記録媒体を前記弛み用空間に弛ませ
    る所定量は、V2×tとLとの差以上に設定する請求項
    4又は5に記載の画像記録装置。
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