JP2002103182A - 工作機械の精度測定装置 - Google Patents

工作機械の精度測定装置

Info

Publication number
JP2002103182A
JP2002103182A JP2000303602A JP2000303602A JP2002103182A JP 2002103182 A JP2002103182 A JP 2002103182A JP 2000303602 A JP2000303602 A JP 2000303602A JP 2000303602 A JP2000303602 A JP 2000303602A JP 2002103182 A JP2002103182 A JP 2002103182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
measuring
measuring device
moving distance
accuracy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000303602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3858062B2 (ja
Inventor
Masahide Kamiya
昌秀 神谷
Masaki Ushio
雅樹 牛尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuoka Prefecture
Original Assignee
Fukuoka Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuoka Prefecture filed Critical Fukuoka Prefecture
Priority to JP2000303602A priority Critical patent/JP3858062B2/ja
Publication of JP2002103182A publication Critical patent/JP2002103182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3858062B2 publication Critical patent/JP3858062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械の精度を直接測定することができる
工作機械の精度測定装置を提供する。 【解決手段】 主軸に取付けられる切削工具に対して、
被切削物を固定するワーク取付け台が相対的に傾動可能
な工作機械の精度測定装置10であって、ワーク取付け
台にベース部材15を介して取付けられ、平面上を移動
可能な測定ブロック11と、測定ブロック11の平面上
の移動距離を計測するセンサー機構12、13と、先部
が測定ブロック11に首振り自在に連結され、基部が測
定しようとする工作機械の切削工具の取付け部に固定可
能な連結機構14とを有し、工作機械の傾け動作を行っ
た場合においても測定ブロック11の動作軌跡をセンサ
ー機構12、13によって計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、機械部品
や金型等を加工するときに使用する多軸NC(数値制
御)工作機械の総合動作精度を計測する工作機械の精度
測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主軸の向きを変えずに工具をX、Y、Z
の3軸方向に移動させる機構と、回転軸を用いて被加工
物に対する主軸の角度を変化させる機構とを組み合わせ
た多軸NC工作機械は、機構が複雑で、しかも回転軸の
機械的精度を確保することが技術的に難しいため、最も
多く普及している3軸制御加工機に比べ、一般的に精度
が悪い。また、その総合的な動作軌跡精度の評価、すな
わち3次元空間上における軌跡位置と姿勢を計測するこ
とは非常に難しかった。国内には、このような多軸制御
加工機を製作するメーカーが約10社程度あるが、直接
的な精度計測ができないため、実切削加工を行い、その
加工品を真円度測定器で測定する方法を用いていた。し
かしながら、前記実切削加工法では、エンドミル等の切
削工具に起因する切削加工の誤差等が計測結果に混在す
るため、動力軸の位置を正確に計測することができなか
った。
【0003】これらの問題点を解決するための計測装置
として、特開平11−58182号公報に開示されてい
るものがある。図8に示すように、計測装置100のベ
ースプレート110上には、上下方向に段違い状態で、
かつ、直交状態に、X方向可動リニアガイドレール11
1とY方向可動リニアガイドレール112とが配設され
ている。X方向可動リニアガイドレール111の両端部
は、それぞれ、ベースプレート110の前後縁に沿って
配設された前、後固定リニアガイドレール113、11
4上をX方向に移動自在なサポート用リニアガイドブロ
ック115、116上に載置されている。一方、Y方向
可動リニアガイドレール112の両端は、それぞれ、ベ
ースプレート110の左右縁部に沿って配設された左、
右固定リニアガイドレール117、118上をY方向に
移動自在なサポート用リニアガイドブロック119、1
20上に載置されている。従って、X、Y方向可動リニ
アガイドレール111、112はX、Y方向にそれぞれ
平行移動することができる。
【0004】X方向可動リニアガイドレール111と、
Y方向可動リニアガイドレール112の直交部には矩形
箱体からなる主ブロック121がX、Yのそれぞれの方
向に移動可能に配設されている。そして、主ブロック1
21は、連結軸124及び図示しない工作機械の主軸の
先部に取付け部125を介して連結されている。取付け
部125を移動すると主ブロック121も移動し、これ
に連動してX方向可動リニアガイドレール111とY方
向可動リニアガイドレール112もそれぞれX、Y方向
に平行移動する。また、X方向可動リニアガイドレール
111の上面とY方向可動リニアガイドレール112の
下面には、それぞれ、略全長にわたってリニアスケール
126、127が取付けられており、図示しない位置検
出ヘッドによって位置データを検出することができる。
このように構成することによって、工作機械の主軸の平
面上の移動軌跡を測定することができた。また、主ブロ
ック121に図示しない鉛直方向の測定手段を追加して
設けることによって三次元測定も行うことができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の計測装置100においては、取付け部125の向き
が、常に一定の方向を向いていなければならず、このた
め、旋回軸を有して計測装置100に対する取付け部1
25の向きが可変である多軸制御型の工作機械には適用
することができなかった。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、主軸に対するワーク取付け台の相対的
な向きが可変である多軸制御型の工作機械の精度を直接
測定することができる工作機械の精度測定装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る工作機械の精度測定装置は、主軸に取付けられる切
削工具に対して、被切削物を固定するワーク取付け台が
相対的に傾動可能な工作機械の精度測定装置であって、
前記ワーク取付け台にベース部材を介して取付けられ、
平面上を移動可能な測定ブロックと、前記測定ブロック
の平面上の移動距離を計測するセンサー機構と、先部が
前記測定ブロックに首振り自在に連結され、基部が測定
しようとする前記工作機械の切削工具の取付け部に固定
可能な連結機構とを有し、前記工作機械の傾け動作を行
った場合においても前記測定ブロックの動作軌跡を前記
センサー機構によって計測する。ここで、測定ブロック
は、例えば、交差する2軸に設けられ、それぞれの軸方
向の移動距離を計測するように構成できる。また、予め
設定した原点からの移動距離と移動方向を測定して平面
上の位置を測定するように構成することも可能である。
傾動とは、傾斜角度を変化させることをいい、主軸が旋
回する場合の他、ワーク取付け台が旋回する場合も含ま
れる。首振り自在とは、少なくとも2軸の周りを所定角
度以上回動可能なことをいい、例えば、自在継手や、球
体及びこれに符合する球面受け座の組合せによって行う
ことができる。かかる構成によって、測定ブロックに連
結機構をその先部を首振り自在にして連結しているの
で、測定平面に対する主軸の角度が変動する多軸制御工
作機械の動作に追随して測定を行うことができる。
【0007】また、前記連結機構に、前記切削工具の取
付け部に固定されるシャンク部と、該シャンク部にその
軸心に沿って進退可能に取付けられ、先端部は前記測定
ブロックに首振り自在に連結された進退軸と、前記シャ
ンク部と前記進退軸の相対移動距離を測定する移動距離
センサーを設けることも可能である。ここで、進退軸の
進退機構は、例えば、転動する球体を介して移動するリ
ニアブッシュや空気軸受構造等を用いることができる。
かかる構成によって、工作機械の主軸の平面上の位置と
共に、主軸の軸心方向の変位を測定することができる。
さらに、前記センサー機構及び前記移動距離センサー
を、前記センサー機構で計測した平面上の移動距離及び
前記移動距離センサーで計測した前記測定ブロックに対
する移動距離をそれぞれ独立して、又は合成して表示す
る表示機構に接続することも可能である。表示機構に
は、例えば、測定データを記憶し、制御する制御装置を
組み込むことができ、また、測定データを解析するコン
ピュータを介して接続することも可能である。かかる構
成によって、測定データを計測しながら移動軌跡を目視
で確認することができ、測定を容易に行うことができ
る。
【0008】また、前記測定ブロックは、交差して配置
された第1、第2のスライドブッシュを有し、該第1、
第2のスライドブッシュには、第1、第2のガイド軸が
摺動可能に挿通され、前記第1のガイド軸の両端部は、
前記ベース部材に固定された第3、第4のガイド軸に第
3、第4のスライドブッシュを介して取付けられ、前記
第2のガイド軸の両端部は、前記ベース部材に固定され
た第5、第6のガイド軸に第5、第6のスライドブッシ
ュを介して取付けられ、しかも、前記第1〜第6のスラ
イドブッシュが、それぞれ前記第1〜第6のガイド軸に
対して圧縮空気を介して接する空気軸受からなるように
することも可能である。かかる構成によって、工作機械
の水平方向の移動を第1、第2のガイド軸に沿って2方
向に分解し、測定データを2方向に分けて出力でき、誤
差の分析及び補正を容易に行うことができる。また、そ
れぞれ第7、第8のスライド軸、該第7、第8のスライ
ド軸が摺動可能に装着された第7、第8のスライドブッ
シュ、及び前記第7、第8のスライドブッシュに対する
前記第7、第8のスライド軸の相対移動距離を測定する
第1、第2の距離センサを備えた第1、第2の直線移動
距離測定手段を、その距離測定方向を交叉させて連結
し、前記第1の直線移動距離測定手段に前記連結機構を
取付け、前記第2の直線移動距離測定手段を前記ワーク
取付け台に固定配置することも可能である。この場合に
は、第1〜第6のスライドブッシュ及び第1〜第6のガ
イド軸は使用しない。ここで、例えば、前記ワーク取付
け台に、第8のスライド軸の両端部を固定し、第8のス
ライドブッシュと第7のスライドブッシュを連結し、第
7のスライド軸に連結機構との接続を行う測定ブロック
を取付けることができる。かかる構成によって、構成部
材の数を減らして、設置及び調整を簡単にできると共
に、携帯時の重量を小さくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1、図2に示すように、本発明
の一実施の形態に係る工作機械の精度測定装置10は、
図示しない主軸に取付けられる切削工具に対して、被切
削物を固定するワーク取付け台が相対的に傾動可能な工
作機械の精度を測定する装置であって、平面上を移動可
能な測定ブロック11と、測定ブロック11の平面上の
移動距離を、前記平面に平行な一方向、例えば、X方
向、及び前記平面に平行でX方向に直交するY方向の移
動距離に分解してそれぞれ計測するセンサー機構12、
13と、測定ブロック11にその先部が首振り自在に取
付けられ、基部は測定しようとする工作機械の切削工具
の取付け部に固定可能な連結機構14とを有している。
以下、詳しく説明する。
【0010】まず、測定ブロック11が移動可能に設け
られた平面計測台11aについて説明する。平面計測台
11aは、矩形平板状のベース部材15と、ベース部材
15上に設けられた一方向を測定するX方向測定手段1
6と、X方向測定手段16に直交する方向を測定するY
方向測定手段17とを有している。なお、図1におい
て、X方向は、左下、右上方向を示し、Y方向は、左
上、右下方向を示すものとする。X方向測定手段16
は、ベース部材15の上方に少しの距離を離してベース
部材15のX方向両端部に設けられ、Y方向に平行な第
3、第4のガイド軸18、19と、第3、第4のガイド
軸18、19の各両端部をベース部材15にそれぞれ支
持する複数の支持台20を有している。断面矩形の第
3、第4のガイド軸18、19は、例えば、酸化アルミ
ニウム等のセラミック素材からなり、第3、第4のガイ
ド軸18、19には、セラミック素材からなる直方体状
の第3、第4のスライドブッシュ21、22がY方向に
移動可能に設けられている。
【0011】第3、第4のスライドブッシュ21、22
の内部には気体を挿通可能な図示しない通気路が形成さ
れ、第3、第4のスライドブッシュ21、22の外部か
ら供給された気体を第3、第4のガイド軸18、19に
吹き付けることができる。かかる構成によって、第3、
第4のスライドブッシュ21、22は、第3、第4のガ
イド軸18、19に圧縮空気を介して接して、第3、第
4のスライドブッシュ21、22を第3、第4のガイド
軸18、19に対してY方向に移動させる空気軸受機構
となっている。両側の第3、第4のスライドブッシュ2
1、22の対向する内側部には、第1のガイド軸24の
両端部がそれぞれ固定されている。第1のガイド軸24
には、第3、第4のスライドブッシュ21、22と同形
状の第1のスライドブッシュ25が、X方向に移動可能
に設けられている。第1のガイド軸24及び第1のスラ
イドブッシュ25は、それぞれセラミック素材からな
り、第1のスライドブッシュ25は空気軸受からなって
いる。
【0012】図2に示すように、センサー機構12は、
第1のスライドブッシュ25の下部に下方を向けて設け
られたセンサーヘッド26と、第1のスライドブッシュ
25の下方に設けられ両端を両側の第3、第4のスライ
ドブッシュ21、22に取付けたスケール取付け板23
の上部に設けられたX方向磁気スケール27とを有して
いる。センサー機構12によって、第1のスライドブッ
シュ25の第1のガイド軸24に対するX方向の変位を
確実に検出することができる。また、空気軸受機構を用
いているので、例えば、摺動式、又は鋼球を用いた転動
式の軸方向移動機構に比べて、摺動部分の仕上げ精度に
よる誤差や鋼球の形状加工誤差等を考慮しなくてもよ
く、測定精度を高めることができる。
【0013】Y方向測定手段17は、X方向測定手段1
6の第3、第4のガイド軸18、19及び複数の支持台
20と実質的に同形状の第5、第6のガイド軸28、2
9及び複数の支持台30を有している。各第5、第6の
ガイド軸28、29及び支持台30は、第3、第4のガ
イド軸18、19及び支持台20を、ベース部材15の
中心を基準にして90度回動させた位置にそれぞれ設置
されている。第5、第6のガイド軸28、29には、第
3、第4のスライドブッシュ21、22と同じ形状及び
構成を備えた第5、第6のスライドブッシュ31、32
が空気軸受機構によって支持されている。第5、第6の
スライドブッシュ31、32の上面には、スペーサ部材
33が設けられ、両側のスペーサ部材33の上部には、
第1のガイド軸24の上方に配置された第2のガイド軸
34の両端部がそれぞれ固定されている。第2のガイド
軸34は、第1のスライドブッシュ25の上部に交差し
て配置された第2のスライドブッシュ35に空気軸受機
構によって摺動可能に挿通されている。なお、測定ブロ
ック11は、第1のスライドブッシュ25及び第2のス
ライドブッシュ35によって構成されている。
【0014】センサー機構13は、図1及び図2に示す
ように、第2のスライドブッシュ35のX方向の一方側
に配置され、スペーサ部材33にその両端部を取付けた
スケール取付け板39の一方側に取付けられたY方向磁
気スケール36を有している。また、センサー機構13
は、第2のスライドブッシュ35の上部に設けられ、X
方向の一方側に突出して設けられたセンサー取付け板3
8の一方側端部の下側に取付けられたセンサーヘッド3
7を有している。センサー機構13によって第2のスラ
イドブッシュ35の第2のガイド軸34に対するY方向
の変位を確実に検出することができる。第1、第2のガ
イド軸24、34の両端部は、ベース部材15のY、X
方向にそれぞれ平行移動可能に設けられているので、第
1、第2のスライドブッシュ25、35のベース部材1
5に対するX、Y方向の移動距離をそれぞれ正確に測定
することができる。すなわち、第1、第2のスライドブ
ッシュ25、35によって構成される測定ブロック11
の動作軌跡をセンサー機構12、13によって計測する
ことができる。
【0015】次に、図1、図3を参照して、内壁が球面
状に加工された凹部を有し、上下に2分割することがで
きる球面受け座40を介してその先部がセンサー取付け
板38の上部に取付けられた連結機構14について説明
する。連結機構14の先側には、進退軸43が設けられ
ている。進退軸43の先端部41は、球面受け座40の
内壁面に符合する球状に加工され、球状の先端部41の
中心点、すなわち測定点51を基準にして、首振り自在
に回動することができ、測定ブロック11に首振り自在
に連結されているので、工作機械の傾け動作を行った場
合においても進退軸43の向きを主軸の向きに追随させ
て、測定を行うことができる。本実施の形態において
は、首振り角度を、連結機構14の長手方向を基準方向
(0度)として、例えば、0〜30度の範囲で任意の向
きに回動可能に設定しているが、好ましくは0〜45
度、さらに好ましくは0〜60度の範囲に設定すること
も可能である。かかる回動角度を増加させることによっ
て、工作機械の主軸の向きに追随できる範囲を大きくす
ることができる。進退軸43は、進退軸43を挿入可能
なガイド穴を備え、軸方向に転動可能な多数の小球を介
して進退軸43を軸方向に進退させるリニアブッシュ4
4内に連結機構14の長手方向に摺動移動可能に嵌入
し、リニアブッシュ44は、連結機構14のシャンク部
44aの先側に嵌入してコレット43aによって固定さ
れている。進退軸43の先端部41とシャンク部44a
の間には、板状の取付け部材42が固定され、進退軸4
3の半径方向外側に突出し、取付け部材42の先端部に
は、進退軸43に平行に配置されるスケール取付け板4
5が設けられている。スケール取付け板45の外側に
は、長手方向磁気スケール46が設けられている。
【0016】長手方向磁気スケール46の進退軸43に
対して半径方向外側には、長手方向磁気スケール46と
の間に少しの隙間をあけてセンサーヘッド48が配置さ
れ、センサーヘッド48は、長手方向磁気スケール46
の内側に少しの隙間をあけて配置された回転防止板46
a及びセンサー取付け部材47を介してリニアブッシュ
44の先端部に固定されている。長手方向磁気スケール
46及びセンサーヘッド48によってシャンク部44a
と進退軸43の相対移動距離を測定する移動距離センサ
ー52が構成されている。進退軸43を基準としてスケ
ール取付け板45の進退軸43の周方向両側には、長手
方向磁気スケール46の移動を案内するガイドローラ4
7a、48aが配置され、回転防止板46aに固定され
ている。かかる構成によって、長手方向磁気スケール4
6が進退軸43の周囲を回転し、長手方向磁気スケール
46とセンサーヘッド48の周方向の相対位置がずれる
ことを防止することができ、測定精度を向上させること
ができる。シャンク部44aの外周には、図1に示すよ
うに、連結機構14の着脱時に挟持可能な溝部49、5
0が形成され、シャンク部44aの基側は、基端に向け
て縮径し工作機械の主軸の切削工具の取付け部に固定可
能なテーパ状に形成されている。進退軸43の進退によ
って、シャンク部44aが測定点51に対して近接又は
離反すると、移動距離センサー52のセンサーヘッド4
8と長手方向磁気スケール46の相対位置が変化し、連
結機構14を取付けた主軸の測定ブロック11の測定点
51に対する移動距離を測定することができる。また、
主軸が測定ブロック11のX、Y方向に直交する方向
(以下、Z方向とする)から傾斜した場合でも球面受け
座40に対して進退軸43の先端部41が回動して追随
できるので、軸角度が変化する工作機械においても主軸
の動作軌跡の測定を行うことができる。
【0017】図1、図4に示すように、センサー機構1
2、13及び移動距離センサー52のセンサーヘッド2
6、37、48の出力信号は、制御装置53に接続され
ている。制御装置53には、センサー機構12、13で
計測した平面上のX、Y方向の移動距離を演算して合成
するXY方向移動距離合成手段と、移動距離センサー5
2で計測した測定ブロック11に対する主軸の長手方向
の移動距離、及びXY方向移動距離合成手段での演算結
果との関係を演算して合成する長手方向移動距離合成手
段とを有している。また、制御装置53は、時間に対す
る移動距離の関係を演算する時間計測手段も有してお
り、測定時間に対する各移動距離の関係を測定すること
も可能である。また、制御装置53は、例えば、XY方
向移動距離合成手段と長手方向移動距離合成手段の演算
結果をそれぞれ独立して表示する表示機構54と、各移
動距離データ及び演算結果を入出力可能な記憶装置55
に接続されている。なお、XY方向移動距離合成手段と
長手方向移動距離合成手段の演算結果を合成して立体的
に出力することも可能である。かかる構成によって、測
定結果を直感的に把握することができ、工作機械の誤差
の原因を容易に特定することができる。
【0018】
【実施例】次に、図1、図5、図6を参照して、精度測
定装置10を用いた実施例について説明する。測定した
工作機械は、取付ける切削工具の向きを一定方向に保持
したまま、X、Y、Z方向に平行移動可能な主軸と、
X、Y方向にそれぞれ設けられたX、Y旋回軸に保持さ
れ、X、Y旋回軸を中心に傾斜及び旋回可能な加工テー
ブル(すなわち、ワーク取付け台)を有している。精度
測定装置10は、平面計測台11aを加工テーブルに設
置し、連結機構14のリニアブッシュ44を主軸の切削
工具の取付け部に固定している。本発明は、このような
平行移動可能な3軸と、回転移動する2軸を有する多軸
制御加工機等の工作機械の測定に特に好適である。
【0019】図5、図6は、工作機械の主軸が、X、Y
平面に半径400mmの仮想円を描いたときの進退軸4
3の先端部41の測定点51の変位を測定し、X、Y方
向と、Z方向に分解して表示したものである。測定時の
連結機構14は、Z方向に対して常に5度傾斜してお
り、図5は、連結機構14の基側が仮想円の半径方向外
側に傾斜するように設定したときの測定結果で、図6
は、半径方向内側に傾斜するように設定したときの測定
結果である。仮想円は、曲線の軌跡を直線に置き換えて
移動する短線分直線補間によって設定され、このときの
仮想円からの位置ずれ範囲を表す許容値(トレランス)
は、1μmにしている。使用した工作機械の主軸は、水
平方向に円を描くように移動し、加工テーブルは、水平
面上を回転する連結機構14に対して、所定の方向に所
定の角度で傾斜するように、X、Y旋回軸を中心に所定
の速さで旋回及び反転を行う。
【0020】図5(A)は、連結機構14の測定点51
のX、Y方向の軌跡を示している。図5(A)の横軸、
縦軸共に、原点(0、0)からの距離を示し、1目盛は
100mmである。図中の1点鎖線は、半径400mm
の基準円56を示している。工作機械の誤差が無いとき
には、測定点51は、この基準円56上を移動する。測
定点51の軌跡は、実線で示されている。なお、測定点
51の基準円56に対する半径方向の位置ずれ誤差は、
所定倍率に拡大して表示することができる。図5(A)
の基準円56の外側及び内側に2点鎖線で示す比較円5
7、58は、それぞれ基準円56に対し、半径方向に1
0μmの誤差があることを示している。図5(A)か
ら、X方向の両側及びY方向の両側において、加工テー
ブルのX、Y旋回軸のバックラッシや、主軸のスティッ
クスリップ等によるものと考えられる誤差が測定されて
いるのが観察できる。
【0021】図5(B)は、測定点51の連結機構14
の長手方向の変位を示している。図5(B)の縦軸は、
測定点51の連結機構14の長手方向の変位を示し、横
軸は、測定点51のXY平面上の位置から算出される原
点周りの回動角度を示している。縦軸の1目盛は20μ
mで、横軸の1目盛は20度である。測定点51は、X
Y平面上に仮想円を描くように設定されているので、測
定点51は、連結機構14の長手方向の変位が0となる
ように設定されているが、図5(B)に示すように、連
結機構14の長手方向の誤差が検出されている。連結機
構14は、Z方向から5度傾斜するように設定している
ので、Z方向の誤差は、連結機構14の長手方向の変位
から算出することができる。図6(A)、(B)のグラ
フは、図5(A)、(B)のグラフと同じ表示設定なの
で、表示設定についての説明は省略する。図6(A)、
(B)に検出された誤差の検出方向は、図5(A)、
(B)に検出された誤差の検出方向とは逆側になってい
ることが観察できる。このように、精度測定装置10を
用いることによって、旋回軸を有する多軸制御加工機の
X、Y、Z方向の変位を確実に測定及び算出することが
できる。本実施例では、工作機械の円運動時の半径方向
の誤差は、10μm以内で、連結機構14の長手方向へ
の誤差は、60μm程度であった。
【0022】次に、図7を参照して、変形例に係る精度
測定装置60について説明する。精度測定装置60は、
それぞれ第7、第8のスライド軸61、62、第7、第
8のスライド軸61、62が摺動可能に装着された第
7、第8のスライドブッシュ63、64、及び第7、第
8のスライドブッシュ63、64に対する第7、第8の
スライド軸61、62の相対移動距離を測定する第1、
第2の距離センサ65、66を備えた第1、第2の直線
移動距離測定手段67、68を有している。そして、第
1、第2の直線移動距離測定手段67、68の距離測定
方向を交叉させて連結し、第1の直線移動距離測定手段
67の第7のスライド軸61に前記実施の形態で使用し
た連結機構14を球面受け座40を介して取付け、第2
の直線移動距離測定手段68の第8のスライド軸62を
工作機械のワーク取付け台に固定配置している。以下、
詳しく説明する。第8のスライド軸62の両端部は、取
付け脚部69を介してワーク取付け台にそれぞれ着脱可
能に固定されている。また、第7、第8のスライドブッ
シュ63、64は、連結ブロック70を介して固定され
ている。第1、第2の距離センサ65、66は、第7、
第8のスライドブッシュ63、64の側部にそれぞれ設
けられたセンサーヘッド71、72と、センサーヘッド
71、72に少しの隙間をあけてそれぞれ対向配置され
た磁気スケール73、74とによって構成されている。
磁気スケール73、74は、第7、第8のスライド軸6
1、62の長手方向の両側部をそれぞれ同一方向に屈曲
させた溝形の固定部材75、76の溝底部に設けられ、
固定部材75、76の両端部は、第7、第8のスライド
軸61、62の両端部の上側にボルト77、78によっ
て固定されている。
【0023】固定部材75の両端部の上側には、第7の
スライド軸61に平行な板状の接続部材79がボルト7
7によって固定されている。接続部材79には、長手方
向に長く、上下に貫通した固定用長孔80が形成されて
いる。接続部材79には、第7のスライド軸61と共に
平面上を移動する測定ブロック81が、固定用長孔80
に下方から挿通可能なボルト等の締結部材によって接続
部材79の上面に固定されている。測定ブロック81
は、固定用長孔80の長手方向にその位置を移動して任
意の位置に固定することができる。測定ブロック81の
上面には、球面受け座40が固定され、球面受け座40
には、連結機構14が首振り可能に取付けられている。
かかる構成によって、前記実施の形態に係る精度測定装
置10より簡単な構成で、工作機械の精度を測定するこ
とができるので、調整を短時間で行うことができ、ま
た、分解及び組立も簡単にでき、さらに部品数が少なく
軽量にできるので、他の場所に移動させるときにも便利
である。以上、本発明に係る実施の形態について説明し
てきたが、本発明は、前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えば、平面測定台11aの代わりに、平面
の変位を測定できる他の測定手段を使用することができ
る。また、進退軸の球状に形成された先端部は、転動可
能な球体を介して測定ブロックに接続することも可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜4記載の工作機械の精度測定
装置においては、測定ブロックに先部が首振り自在に連
結された連結機構を有しているので、主軸の向きを変え
ることができる工作機械の動作に追随して測定を行うこ
とができる。特に請求項2記載の工作機械の精度測定装
置においては、測定ブロックの平面上の移動距離を計測
するセンサー機構と、連結機構の測定ブロックに対する
移動距離を測定する移動距離センサーとを有しているの
で、工作機械の三次元の動作軌跡を測定することができ
る。請求項3記載の工作機械の精度測定装置において
は、センサー機構及び移動距離センサーを、表示機構に
接続するので、測定データを計測しながら移動軌跡を目
視で確認することができ、測定を容易に行うことができ
る。そして、請求項4記載の工作機械の精度測定装置に
おいては、測定ブロックに、交差して配置された第1、
第2のスライドブッシュを設け、第1、第2のスライド
ブッシュに、第1、第2のガイド軸を摺動可能に挿通し
たので、工作機械の水平方向の移動を第1、第2のガイ
ド軸に沿って2方向に分解し、測定データを2方向に分
けて出力でき、誤差の分析及び補正を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る工作機械の精度測
定装置の斜視図である。
【図2】同精度測定装置の測定ブロックの部分正断面図
である。
【図3】同精度測定装置の連結機構の取付け状態を示す
部分正断面図である。
【図4】同精度測定装置のセンサー機構及び移動距離セ
ンサーの接続状態を示す説明図である。
【図5】(A)、(B)は、それぞれ実施例の測定結果
を示すグラフである。
【図6】(A)、(B)は、それぞれ実施例の測定結果
を示すグラフである。
【図7】変形例に係る工作機械の精度測定装置の斜視図
である。
【図8】従来例に係る精度測定装置の斜視図である。
【符号の説明】
10:工作機械の精度測定装置、11:測定ブロック、
11a:平面計測台、12、13:センサー機構、1
4:連結機構、15:ベース部材、16:X方向測定手
段、17:Y方向測定手段、18:第3のガイド軸、1
9:第4のガイド軸、20:支持台、21:第3のスラ
イドブッシュ、22:第4のスライドブッシュ、23:
スケール取付け板、24:第1のガイド軸、25:第1
のスライドブッシュ、26:センサーヘッド、27:X
方向磁気スケール、28:第5のガイド軸、29:第6
のガイド軸、30:支持台、31:第5のスライドブッ
シュ、32:第6のスライドブッシュ、33:スペーサ
部材、34:第2のガイド軸、35:第2のスライドブ
ッシュ、36:Y方向磁気スケール、37:センサーヘ
ッド、38:センサー取付け板、39:スケール取付け
板、40:球面受け座、41:先端部、42:取付け部
材、43:進退軸、43a:コレット、44:リニアブ
ッシュ、44a:シャンク部、45:スケール取付け
板、46:長手方向磁気スケール、46a:回転防止
板、47:センサー取付け部材、47a:ガイドロー
ラ、48:センサーヘッド、48a:ガイドローラ、4
9、50:溝部、51:測定点、52:移動距離センサ
ー、53:制御装置、54:表示機構、55:記憶装
置、56:基準円、57、58:比較円、60:精度測
定装置、61:第7のスライド軸、62:第8のスライ
ド軸、63:第7のスライドブッシュ、64:第8のス
ライドブッシュ、65:第1の距離センサ、66:第2
の距離センサ、67:第1の直線移動距離測定手段、6
8:第2の直線移動距離測定手段、69:取付け脚部、
70:連結ブロック、71、72:センサーヘッド、7
3、74:磁気スケール、75、76:固定部材、7
7、78:ボルト、79:接続部材、80:固定用長
孔、81:測定ブロック
フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA02 AA03 AA04 AA06 AA17 BB01 DD12 GG06 GG58 GG71 HH21 MM13 QQ05 RR01 RR05 3C029 EE02 5H269 AB26 BB03 JJ02 JJ18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸に取付けられる切削工具に対して、
    被切削物を固定するワーク取付け台が相対的に傾動可能
    な工作機械の精度測定装置であって、前記ワーク取付け
    台にベース部材を介して取付けられ、平面上を移動可能
    な測定ブロックと、前記測定ブロックの平面上の移動距
    離を計測するセンサー機構と、先部が前記測定ブロック
    に首振り自在に連結され、基部が測定しようとする前記
    工作機械の切削工具の取付け部に固定可能な連結機構と
    を有し、前記工作機械の傾け動作を行った場合において
    も前記測定ブロックの動作軌跡を前記センサー機構によ
    って計測することを特徴とする工作機械の精度測定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の工作機械の精度測定装置
    において、前記連結機構には、前記切削工具の取付け部
    に固定されるシャンク部と、該シャンク部にその軸心に
    沿って進退可能に取付けられ、先端部は前記測定ブロッ
    クに首振り自在に連結された進退軸と、前記シャンク部
    と前記進退軸の相対移動距離を測定する移動距離センサ
    ーが設けられていることを特徴とする工作機械の精度測
    定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の工作機械の精度測定装置
    において、前記センサー機構及び前記移動距離センサー
    は、前記センサー機構で計測した平面上の移動距離及び
    前記移動距離センサーで計測した前記測定ブロックに対
    する移動距離をそれぞれ独立して、又は合成して表示す
    る表示機構に接続されることを特徴とする工作機械の精
    度測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の工
    作機械の精度測定装置において、前記測定ブロックは、
    交差して配置された第1、第2のスライドブッシュを有
    し、該第1、第2のスライドブッシュには、第1、第2
    のガイド軸が摺動可能に挿通され、前記第1のガイド軸
    の両端部は、前記ベース部材に固定された第3、第4の
    ガイド軸に第3、第4のスライドブッシュを介して取付
    けられ、前記第2のガイド軸の両端部は、前記ベース部
    材に固定された第5、第6のガイド軸に第5、第6のス
    ライドブッシュを介して取付けられ、しかも、前記第1
    〜第6のスライドブッシュが、それぞれ前記第1〜第6
    のガイド軸に対して圧縮空気を介して接する空気軸受か
    らなることを特徴とする工作機械の精度測定装置。
JP2000303602A 2000-10-03 2000-10-03 工作機械の精度測定装置 Expired - Lifetime JP3858062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303602A JP3858062B2 (ja) 2000-10-03 2000-10-03 工作機械の精度測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000303602A JP3858062B2 (ja) 2000-10-03 2000-10-03 工作機械の精度測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002103182A true JP2002103182A (ja) 2002-04-09
JP3858062B2 JP3858062B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=18784782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000303602A Expired - Lifetime JP3858062B2 (ja) 2000-10-03 2000-10-03 工作機械の精度測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3858062B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015083275A1 (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 三菱電機株式会社 軌跡測定装置、数値制御装置および軌跡測定方法
CN107883997A (zh) * 2017-12-07 2018-04-06 南京泰普森自动化设备有限公司 一种新型高精度浮动测量机构
CN117128863A (zh) * 2023-10-27 2023-11-28 山东恩特机床有限公司 一种机床滑轨精度的检测装置
CN117300735A (zh) * 2023-11-28 2023-12-29 昆山台功精密机械有限公司 一种直角头精度检测装置及其检测方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102245349B (zh) * 2008-12-09 2015-05-27 三菱电机株式会社 机械运动轨迹测定装置、数控机床及机械运动轨迹测定方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015083275A1 (ja) * 2013-12-05 2015-06-11 三菱電機株式会社 軌跡測定装置、数値制御装置および軌跡測定方法
JP5738490B1 (ja) * 2013-12-05 2015-06-24 三菱電機株式会社 軌跡測定装置、数値制御装置および軌跡測定方法
CN105814502A (zh) * 2013-12-05 2016-07-27 三菱电机株式会社 轨迹测定装置、数控装置以及轨迹测定方法
US9921568B2 (en) 2013-12-05 2018-03-20 Mitsubishi Electric Corporation Trajectory measuring device, numerical control device, and trajectory measuring method
CN105814502B (zh) * 2013-12-05 2018-06-08 三菱电机株式会社 轨迹测定装置、数控装置以及轨迹测定方法
CN107883997A (zh) * 2017-12-07 2018-04-06 南京泰普森自动化设备有限公司 一种新型高精度浮动测量机构
CN107883997B (zh) * 2017-12-07 2024-06-04 南京泰普森自动化设备有限公司 一种浮动测量机构
CN117128863A (zh) * 2023-10-27 2023-11-28 山东恩特机床有限公司 一种机床滑轨精度的检测装置
CN117128863B (zh) * 2023-10-27 2024-02-27 山东恩特机床有限公司 一种机床滑轨精度的检测装置
CN117300735A (zh) * 2023-11-28 2023-12-29 昆山台功精密机械有限公司 一种直角头精度检测装置及其检测方法
CN117300735B (zh) * 2023-11-28 2024-02-23 昆山台功精密机械有限公司 一种直角头精度检测装置及其检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3858062B2 (ja) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5836314B2 (ja) 工作機械の較正方法
US6099217A (en) Device for spatially moving a body with three to six degrees of freedom in a controlled manner
JP5962242B2 (ja) 研削加工装置
JP2007044802A (ja) 多軸工作機械における旋回軸中心測定方法
JP2009519137A5 (ja)
JP2015051493A (ja) 工作機械および工作機械の回転軸の測定方法
KR101954295B1 (ko) 가공방법 및 공작기계의 제어장치
JP5355037B2 (ja) 精度測定方法及び数値制御工作機械の誤差補正方法並びに誤差補正機能を有した数値制御工作機械
JP2009012083A (ja) 工作機械の運動誤差測定方法及び運動誤差測定装置
CN112008496A (zh) 机床对象物的位置计测方法及位置计测系统
JP2007168013A (ja) 工具刃先位置演算方法及び工作機械
JP2831610B2 (ja) 測定装置
US20160138901A1 (en) Fixture for measuring center position of rotation shaft and method for measuring center position of rotation shaft using the same
JP5496029B2 (ja) 放電加工装置
JP5581825B2 (ja) 工作機械の基準位置検出装置および基準位置検出方法
JP3858062B2 (ja) 工作機械の精度測定装置
JP5891087B2 (ja) 工具位置測定装置およびそれを備えた加工装置
EP4134762A1 (en) Machining method
CN109605102B (zh) 机床
JPH0966480A (ja) 工具ハンドおよびそれを用いた工作機械
JP2003340661A (ja) 加工方法及び加工装置、並びに該加工装置を備えた加工システム
JPH07239209A (ja) 自動工作機械の運動精度測定方法及びその装置
US20050135914A1 (en) Parallel positioning mechanism, especially for machining and/or manipulation and/or measuring
JPH10109285A (ja) マニプレータ
JP2014081299A (ja) 超精密形状測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6