JP2002102943A - 溝の成形方法及び流動成形装置 - Google Patents

溝の成形方法及び流動成形装置

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JP2002102943A
JP2002102943A JP2001241795A JP2001241795A JP2002102943A JP 2002102943 A JP2002102943 A JP 2002102943A JP 2001241795 A JP2001241795 A JP 2001241795A JP 2001241795 A JP2001241795 A JP 2001241795A JP 2002102943 A JP2002102943 A JP 2002102943A
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JP
Japan
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groove
spinning roller
forming
work
spindle
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JP2001241795A
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English (en)
Inventor
Bernhard Rolf
ロルフ ベルンハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Leico GmbH and Co Werkzeugmaschinenbau
Original Assignee
Leico GmbH and Co Werkzeugmaschinenbau
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D17/00Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles
    • B21D17/04Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by rolling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒形状ワークの表面に高精度の溝を成形す
る。 【解決手段】 円筒形ワーク40が軸方向に固定される
とともに、少なくとも1個のスピニングローラー12に
関し回転し、凸状輪郭14と、その側部に隣接した支持
領域16とを有するスピニングローラー12が、溝42
の成形のために、ワーク40の加工領域に半径方向に送
り込まれ、スピニングローラー12の半径方向の送り込
みと軸方向への据え込みにより、ワーク40に溝42
が、スピニングローラー12の凸状輪郭14と支持領域
16とに対応して幾何学的に高精度に成形されるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワークの薄い壁内に
溝を成形するための流動成形方法に関し、また特にこの
成形方法を実現するための流動成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】関連技
術としての成形方法及び装置は、例えばJP−A−11
277 153に見ることができる。また、スピニン
グ成形による溝の成形の方法に関しては、DE−C−2
75 000やGB−A−2 213 749が知られ
ている。しかしながらこれらの方法はグルーブの非切削
成形を許容するものであり、幾何学的な精度に制限があ
る。
【0003】精度の高いフランクやエッジ部分を有する
ピストン溝上にパッキンリングを形成するためには従
来、切削を用いることが必要であった。この切削工程は
複雑でコストがかかり、さらに材料ロスや構造内の材料
組織が破壊されるという問題点があった。
【0004】さらに円筒形状の中空本体上に外側溝ある
いは内側溝を形成するための方法あるいはその手段とし
てDE 36 05 440 C2が知られている。こ
の技術には溝の成形及びインサートを可能にするような
スエージング装置が開示されている。この種のスエージ
ング装置による溝の成形は、高い精度の溝を要求される
場合には大変複雑となる。
【0005】ドイツ特許1 221 599から知られ
ているスピニング方法において、円筒形鋼板は2つのス
ピニングローラーの間に支持され、凸状輪郭の要素によ
ってどちらかのローラーが鋼板の壁部分に溝を成形する
ようになっている。前記凸状輪郭に相当し、インサート
されるべき溝の深さの作用として壁厚の変動が生じてし
まい、これは特に半径方向における溝の側方部に不定の
壁厚の変動がもたらされる可能性がある。このようにし
て形成された溝は、たとえばパッキンリングが高精度の
側方フランクが要求されるような溝内に収容されるべき
ときに問題となる。
【0006】本発明の目的は効率的な方法でインサート
が実現でき、又特に幾何学的に高精度の溝を鋼板に形成
することができるような成形方法及び成形装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明のク
レーム1の特徴部分によって達成でき、またクレーム1
1の特徴部分からなる流動成形装置によって達成でき
る。発明の好ましい実施例は従属クレームによって示さ
れる。
【0008】本発明による方法は、凸状輪郭とその側部
に隣接した支持領域とを有するスピニングローラーが送
り込まれ、コーナー部を有する溝が、スピニングローラ
ーの凸状輪郭とその側部に隣接した支持領域によって、
幾何学的に高精度良く成形されることを特徴とする。本
発明の基本的な考え方は、溝の半径方向の成形と同時
に、明りょうに規定された軸方向の据え込み動作が、溝
の近傍にかけて材料が規定された方法で送られることを
通じて実現する点にある。スピニングローラーの独特な
形状によって明りょうに規定された材料の移動と正確な
溝のコーナー部分或いはエッジを含むような正確な成形
が保証される。これは溝の近傍における好ましくない壁
厚の変化を緩和する。本発明によれば溝の近傍において
正確な形状と壁厚とを得ることが可能となる。材料は特
にスピニングローラーの両側から成形領域、すなわち加
工領域まで流動する。この結果、この流動成形方法によ
れば、簡単な部品ばかりでなく高精度の部品、例えば自
動車車体のブレーキピストン等の製造も可能になる。本
発明によるスピニングローラーは、軸方向の据え込み動
作にもかかわらず、円錐形状のワーク上にも溝のインサ
ートを可能にする。
【0009】本発明の第1の実施例によれば、スピニン
グローラーはワークの外側に位置し、外側溝のインサー
トのために、ワークに対して半径方向内方に向かって送
り込まれる。これと反対にワークの内側にスピニングロ
ーラーを位置させ、内側溝のインサートのためにワーク
に対して半径方向外方に向けて送り出されるようにする
ことも可能である。この両方の方法の変形例の結果とし
て、また両方を組み合わせることも可能であり、多数の
異なった溝を成形することが可能となる。
【0010】この成形方法の迅速で効果的な実現は、パ
ンチ成形において2つの取り外し可能なスピニング要素
の間に軸方向で固定され、また据え込み動作の間は軸方
向に両者が移動できるようなワークによって達成され
る。パンチとして組み立てられたスピンドル要素は、そ
れぞれの場合に半径方向を向いた第1の停止面を有し、
この面がワークの軸方向端面に当接する。この2つのス
ピンドル要素の動作は反対方向向きに同量であることが
好ましい。
【0011】また、これに代えてワークは移動可能なス
ピンドル要素と静止させたスピンドル要素との間に軸方
向に固定させることもでき、この場合軸方向に移動可能
なスピンドル要素が静止している間にスピニングローラ
ーが固定されたスピンドル要素に対して軸方向に移動す
る。そして移動可能なスピンドル要素を軸方向にスピニ
ングローラーより早い速度で移動させることができる。
特にスピンドル要素の軸方向速度はほぼスピニングロー
ラーの2倍の速さとなっている。
【0012】型に対して軸方向に静止して当接している
スピンドル要素は、受け座面に相当する部位を有してお
り、これにより双方向に明りょうに規定された据え込み
力を作用させ、あるいは伝達することができる。
【0013】さらなる方法の効率性の向上は、ワークが
軸方向に固定される際に中心位置出しされるという本発
明によって達成される。この目的のために、スピンドル
要素の少なくとも一方が中心位置出し用の収容部を有す
る。この収容部はワークの外径に相当する中心位置出し
穴でも良いし、またはワークの内径に相当するような中
心位置出しマンドレルでもよい。
【0014】特に高精度の溝の成形のためにワークの軸
方向の据え込みの間にパンチが明りょうに規定された成
形方法により移動し、かつ溝の近傍においてワークの壁
厚が十分に保たれあるいは所定の割合で増えるようにす
ることが好ましい。
【0015】壁厚の変化は、パンチの動作が所定の制御
プログラムに従ってスピニングローラーの半径方向の送
り込みの作用として実現することによってさらに発展さ
せることが好ましい。この制御プログラムは1個又は複
数個のスピニングローラーが少なくとも1つのパンチに
対して軸方向に作用する間に同時に制御されるサーボメ
カニズムを有する公知のCNC制御において提起されて
いる。従来のスピニングローラーの送り込みが直線状に
行われるのに対して、本発明によれば明りょうに規定さ
れたプログラムシーケンスに応じて実現され、それが連
続動作でない場合も含め、軸方向の据え込み動作のため
に好ましいものとなっている。溝を正確に成形するため
に、成形されるべき溝の近傍内への増加された軸方向の
材料の移動は、成形動作の当初および/または最終段階
に実現されるようにすることが好ましい。
【0016】特に正確な溝の成形は、溝がスピニングロ
ーラーのある側と他の側の反対側ローラーとの間に成形
されるような本発明によって達成され得る。外側からの
スピニングローラーの半径方向の送り込みによって外側
溝の成形が行われる間に、偏心した反対側ローラーがス
ピンドル要素上に設けられ、またスピンドル軸に対して
偏心して取り付けられる。比較的小さな偏心ローラーを
偏心させて設けることにより、溝の成形後に、ワークを
スピンドル要素から難なく取り外すことができる。
【0017】特に溝の好ましい成形は、溝の成形の間
に、ワークが外側周辺及び又は内側周辺上の軸方向の全
長に沿って支持されるという本発明により保証される。
この支持作用は軸方向の据え込みの間に成形されるべき
溝以外の他のいかなる部分にも不用意な曲げが生じない
ことを保証する。
【0018】特に溝のコーナー部の好ましい成形は、ス
ピニングローラーの半径方向の送り込みの終了段階にお
ける所定の軸方向の据え込みが実施されるという本発明
によって達成される。最終位置においてスピニングロー
ラーの輪郭はワークの周辺に完全に接触し、この保持位
置で校正が行われる。最終据え込みの結果、材料がさら
に加工領域、すなわち成形領域内に押しやられ、これに
よりローラー輪郭通りに連続した溝の成形が行われる。
【0019】上述の成形装置に関し、本発明はスピニン
グローラーが凸状輪郭とその側部に隣接する支持領域を
有すが、これらは加工されるべき溝及びコーナー部の形
状通りに形成されている。この種の流動成形装置によっ
て上述したような方法が実現でき又その結果好ましい効
果を得ることができる。
【0020】本発明による流動成形装置のさらなる好ま
しい発展形によれば、パンチの形状をなした両方のスピ
ンドル要素がその周辺方向を向く停止面を有している。
この停止面によって材料の確実な据え込みばかりでな
く、据え込み工程における材料の中心位置の保持と良好
な支持とが果たされる。
【0021】ワークは例えば底部を有するパイプ状、テ
ーパー状あるいはカップ状のような構成を取りうる。例
えばブレーキピストンのような底部を有するワークの場
合、ワークの迅速な取り出しを行えるように、少なくと
も一方のスピンドル要素上に圧縮空気あるいは通気用の
装置を設けることが好ましい。
【0022】本発明の他の好ましい実施例によれば、両
方のスピンドル要素は移動自在に設けられ、またそれぞ
れの場合に独立した駆動部を有することが好ましい。こ
れにより、軸方向に固定されたスピニングローラーにお
いて、規定された方法により材料が溝の加工領域内の双
方向に導かれる。非対称形状に形成された溝に関し、2
つのスピンドル要素の移動動作は、非対称な材料の送り
込みに対応するように非定常状態で実現できる。
【0023】本発明の他の変形例において、1個のスピ
ンドル要素は取り外し可能に取り付けられ、駆動される
一方、他のスピンドル要素は固定され、スピニングロー
ラーは軸方向に移動可能に設けられる。またスピンドル
ローラーに対し、固定されたスピンドル要素の相対的な
移動を生じさせるために、可動スピニング要素は所定の
方法によってスピニングローラーの速度よりも速く軸方
向に移動することができるようになっている。
【0024】特に溝の周辺における幾何学的な高い正確
性と僅かな壁厚の誤差とは、スピニングローラーの半径
方向及び/または軸方向の送り込みが同時かつパンチ動
作の作用として制御されるという本発明によって達成さ
れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の溝の成形方法及び
流動成形装置の一実施の形態について、添付図面を参照
して説明する。
【0026】図1は、本発明による流動成形装置10を
示し、特に上半図には溝を成形する前の状態が、下半図
には溝の成形が完了した状態が示されている。
【0027】本発明による成形方法を実施するために、
まず底部44を有するカップ形状の円筒形ワーク40が
流動成形装置10内に、図示しない供給装置によって挿
入される。回転方向に駆動可能な2個のスピンドル要素
20,22は、ワーク40の両側においてスピンドル軸
17に関して軸方向に送り込まれるようになっている。
第1のスピンドル要素20と第2のスピンドル要素22
とはほぼ同一の構造からなり、このためスピンドル要素
20,22の構造については、第1のスピンドル要素2
0に関して専らその説明を行う。
【0028】円筒形状のワーク40は軸方向に固定され
ている間に、同時に中心位置出しが行えるように、第1
のスピンドル要素20は収容穴30を備えている。その
直径はワーク40の外径に一致するように形成されてい
る。収容穴30の入口部分には角面取り31が設けられ
ており、これにより収容穴30へのワーク40の挿入を
容易にしている。収容穴30はスリーブ状のスピンドル
要素20内において所定の深さまで形成されており、こ
れにより肩部32が形成される。この肩部32はイジェ
クタラム34のカバープレート35の停止面としての役
割を果たす。円筒形状のイジェクタラム34よりも大き
な直径を有するカバープレート35はその上端にワーク
40を停止させる面を有する。
【0029】ワーク40は2つのスピンドル要素20,
22のカバープレート35の二つの停止面の間で軸方向
に把持されており、両方のスピンドル要素20,22に
対して回転不能の関係にある。スピンドル要素は図示し
ない回転駆動装置によって回転され、その後部分的に示
されたスピニングローラーの凸状輪郭と、この凸状輪郭
の側部に隣接する支持領域16とが半径方向に送り込ま
れるようになっている。この凸状輪郭14は、溝42の
成形のために、すなわちワーク40における外側溝46
の成形のために用いられる。支持領域16の輪郭は溝4
2に隣接する加工領域に相当している。凸状輪郭14と
支持領域16との間には明りょうな輪郭を有する遷移部
15が成形されており、この部分は丸め又はエッジ状と
することができる。
【0030】油圧シリンダーや循環式ボールネジのよう
な図示しない軸方向駆動装置によってワーク40の外側
面にスピニングローラー12の凸状輪郭14が最初に接
触するのと同時に、付加的な軸方向圧力がワーク40に
作用し、これにより溝42が形成されるのに伴って材料
が加工領域内に軸方向に送られ、これにより幾何学的に
高精度な溝42の形成が可能となる。
【0031】作業領域内における、好ましくないかある
いは制御できないような壁厚の減少を避けるために、2
つのスピンドル要素20,22の一方あるいはその両方
の間における、制御された軸方向の変位の結果として、
材料は所定の制御プログラム通りに正確に送り込まれ
る。このスピニングローラー12による溝の半径方向の
成形と、パンチとして作用するスピンドル要素20,2
2による材料の軸方向の送り込みとの組み合わせによっ
て、流動成形と折り畳み工程との組み合わせが得られ、
溝42すなわち成形されるべき外側溝46に関し、幾何
学的に高精度の溝を得ることができる。特にスピニング
ローラー12の遷移部15によって、コーナー部43は
明りょうな輪郭で規定され、また溝42と回転対称形状
のワーク40の隣接領域との間に延在する。
【0032】溝42の成形後、スピニングローラー12
は半径方向にリセットされ、2つのスピンドル要素2
0,22は軸方向にワークから離隔し、ワーク40は、
イジェクタラム34を囲むスリーブ状のスピンドル要素
20,22に対してのイジェクタラム34の変位を通じ
て同時に取り出すことができる。
【0033】図2は円筒形状で底部が開放されたワーク
40'を加工中である図1の流動成形装置10を示して
いる。溝の成形のための成形工程に関しても図1に述べ
た場合と同様に行うことができる。
【0034】本発明による流動成形装置10'の他の変
形例を図3から知ることができる。第1のスピンドル要
素20は既に述べたような流動成形装置におけるものと
同様に構成されているが、第2のスピンドル要素22'
にはワーク40'上に溝42'を精度良く成形するための
反対側ローラー28が設けられている。スピニングロー
ラー12'の凸状輪郭14'によって成形されるべき溝4
2'の輪郭に従って、反対側ローラー28の外側面は支
持領域25に隣接した凹状輪郭29を有する。これによ
りコーナー部43'は十分に高精度に内面側に形成され
る。
【0035】反対側ローラー28の外径は中空の円筒形
状ワーク40'の内径よりも小さく、この反対方向ロー
ラー28は偏心軸27回りに偏心して回転できるよう
に、スピンドル軸17に関して取り付けられている。
【0036】反対ローラー28に加えて第2のスピンド
ル要素22'は半径方向に向く受座面21'を有し、この
ワーク40'はまずこの受座面21'に当接し、さらに第
1のスピンドル要素20のカバープレート35に当接す
る。
【0037】溝42'の成形後、第1のスピンドル要素
20はスピンドル軸17に関してその中心方向に支持さ
れた状態でワーク40'から軸方向に離れるように移動
される。この結果ワーク40'は反対側ローラー28か
ら自由になり、またスピニングローラー12'の対応し
たリセット動作へと引き継がれる。
【0038】本発明による成形方法による汎用性は、さ
らに図4及び図5の実施例によって知ることができる。
図4によれば、複雑で多工程からなるワーク40”が加
工されている。スピニングローラー12の円筒形状支持
領域16は加工領域内への確実な材料流れとコーナー部
43”を有する溝42”の成形の実現を確実にしてい
る。
【0039】図5によれば、傾斜して設けられたスピニ
ングローラー12の送り込みにより、円筒形でないワー
ク、特にワーク40'''のような円錐形状のワークの加
工が可能になる。スピニングローラー12の支持領域1
6はワーク40'''における好ましくない曲げ変形を阻
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カップ形状のワークに溝を形成する間の成形装
置の部分断面図。
【図2】筒状のワークに溝を形成する間の成形装置の図
1に相当する部分断面図。
【図3】反対側ローラーを用いて溝を形成する間の成形
装置の部分断面図。
【図4】複雑な回転対称形状ワークに溝を形成する間の
成形装置の部分断面図。
【図5】円錐部を有するワークに溝を形成する間の成形
装置の部分断面図。
【符号の説明】
10,10’ 流動成形装置 12,12’ スピニングローラー 14 凸状輪郭 15 遷移部 16,25 支持領域 17 スピンドル軸 20,20’ 第1のスピンドル要素 22,22’ 第2のスピンドル要素 28 反対側ローラー 29 凹状輪郭 30 収容穴 34 イジェクタラム 35 カバープレート 40,40’,40”,40''' ワーク 42,42' 溝 43,43’,43” コーナー部 46 外側溝

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの薄壁に溝を成形する方法であっ
    て、該ワークが軸方向に固定されるとともに、少なくと
    も1個のスピニングローラーに関し回転し、該スピニン
    グローラーが、溝の成形のために、前記ワークの加工領
    域に半径方向に送り込まれ、前記スピニングローラーの
    半径方向の送り込みと前記溝の成形とにより、前記ワー
    クが軸方向に据え込まれるような溝の成形方法におい
    て、 凸状輪郭と、その側部に隣接した支持領域とを有するス
    ピニングローラーが送り込まれ、コーナー部を有する溝
    が、前記スピニングローラーの凸状輪郭と、その側部に
    隣接した支持領域に対応して幾何学的に高精度に成形さ
    れるようにしたことを特徴とする溝の成形方法。
  2. 【請求項2】前記スピニングローラーは、前記ワークの
    外側に位置し、外側溝の成形のために前記ワークに対し
    て半径方向内方に向けて送り込まれることを特徴とする
    請求項1に記載の溝の成形方法。
  3. 【請求項3】前記スピニングローラーは、前記ワークの
    内部に位置し、内側溝の成形のために前記ワークに対し
    て半径方向外方に向けて送り込まれることを特徴とする
    請求項1に記載の溝の成形方法。
  4. 【請求項4】前記ワークは、パンチとしての2個の可動
    スピンドル要素間に軸方向に固定され、前記いずれのス
    ピンドル要素も据え込み動作の間に軸方向に移動するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の溝の成形方法。
  5. 【請求項5】前記ワークは、可動スピンドル要素と静止
    スピンドル要素との間に軸方向に固定され、前記可動ス
    ピンドル要素の軸方向への据え込みの間に、前記スピニ
    ングローラーが前記静止スピンドル要素に対して軸方向
    に移動し、その際前記可動スピンドル要素は前記スピニ
    ングローラーの軸方向速度より早い速度で移動すること
    を特徴とする請求項1に記載の溝の成形方法。
  6. 【請求項6】前記ワークの軸方向の据え込み動作の間
    に、前記パンチは明りょうに規定された方法により移動
    し、前記溝の近傍において前記ワークの壁厚がほぼ一定
    あるいは所定の方法で増加するように設定されたことを
    特徴とする請求項1に記載の溝の成形方法。
  7. 【請求項7】前記パンチの移動は、所定の制御プログラ
    ムによる前記スピニングローラーの半径方向への送り込
    みの作用として達成されることを特徴とする請求項1に
    記載の溝の成形方法。
  8. 【請求項8】前記溝は、一方の側のスピニングローラー
    と、他の側の反対側ローラーとの間で成形されることを
    特徴とする請求項1に記載の溝の成形方法。
  9. 【請求項9】前記溝の成形の間に、前記ワークは外周辺
    および/または内周辺上の軸方向長さに沿って支持され
    ることを特徴とする請求項1に記載の溝の成形方法。
  10. 【請求項10】前記コーナー部を成形するための前記ス
    ピニングローラーの半径方向の送り込みの終了段階に、
    所定の軸方向据え込みが行われることを特徴とする請求
    項1に記載の溝の成形方法。
  11. 【請求項11】前記請求項1乃至請求項10のいずれか
    1項の成形方法を実現するための成形装置であって、ワ
    ークを固定可能な2個のスピンドル要素と、少なくとも
    1個の半径方向に調整可能なスピニングローラーと、該
    スピニングローラーに関して前記ワークを回転するため
    の回転駆動装置と、据え込み動作のために少なくとも1
    個のスピンドル要素を軸方向移動させる少なくとも1個
    の軸方向駆動装置と、溝の明りょうに規定された成形の
    ために、少なくとも1個のスピンドル要素が軸方向と相
    対的に前記スピニングローラーに向けて移動する成形装
    置において、前記スピニングローラーは、その成形にお
    いて前記溝によってコーナー部が成形されるような凸状
    輪郭と、その側部に隣接した支持領域とを有することを
    特徴とする流動成形装置。
  12. 【請求項12】パンチとしての両方のスピンドル要素は
    半径方向停止面と周辺方向を向いた停止面とを有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載の流動成形装置。
  13. 【請求項13】少なくとも1個のスピンドル要素に把持
    装置および/またはイジェクタが設けられたことを特徴
    とする請求項11に記載の流動成形装置。
  14. 【請求項14】両方のスピンドル要素は、取り外し可能
    に装着され、それぞれの場合に独立した駆動装置を有す
    ることを特徴とする請求項11に記載の流動成形装置。
  15. 【請求項15】1個のスピンドル要素が取り外し可能に
    装着されて駆動されるのに対し、他のスピンドル要素は
    静止され、前記スピニングローラーが軸方向に移動可能
    であることを特徴とする請求項11に記載の流動成形装
    置。
  16. 【請求項16】前記スピニングローラーの半径方向およ
    び/または軸方向の送り込みは、パンチ動作の作用とし
    て制御されることを特徴とする請求項11に記載の流動
    成形装置。
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