JP2002102799A - 振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造 - Google Patents

振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造

Info

Publication number
JP2002102799A
JP2002102799A JP2000300981A JP2000300981A JP2002102799A JP 2002102799 A JP2002102799 A JP 2002102799A JP 2000300981 A JP2000300981 A JP 2000300981A JP 2000300981 A JP2000300981 A JP 2000300981A JP 2002102799 A JP2002102799 A JP 2002102799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
vibration generator
magnetic circuit
housing
outer case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000300981A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kariya
稔 苅谷
Tsuneo Kyono
恒夫 京野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Namiki Precision Jewel Co Ltd
Original Assignee
Namiki Precision Jewel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Namiki Precision Jewel Co Ltd filed Critical Namiki Precision Jewel Co Ltd
Priority to JP2000300981A priority Critical patent/JP2002102799A/ja
Publication of JP2002102799A publication Critical patent/JP2002102799A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/04Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with electromagnetism
    • B06B1/045Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with electromagnetism using vibrating magnet, armature or coil system

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末機の着信報知手段である、振動発生装
置の振動を、携帯者に直接伝達することによって、安定
した強力な呼出振動を行う。 【解決手段】ダイヤフラムと、ダイヤフラムに対向して
配置した磁気回路部と、磁気回路部を支持するスプリン
グと、ダイヤフラムと磁気回路部とを支持するハウジン
グと、ボイスコイルとを具備する振動発生装置に、振動
伝導体を磁気回路のヨーク底面に具備することで、振動
発生装置の振動を携帯者に直接伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯者に対して選
択的に呼出音、或いは呼出振動を用いて報知を行う振動
発生装置と、これを携帯端末機に取り付ける取付構造に
関するものである。携帯端末機とは、例えば携帯電話、
ページャ、送受信機付コンピュータ等、携帯者が携帯し
ながら又は携帯者の近辺に置きながら、離れた他の装置
との通信を行う装置のことである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯端末機の着信報知手段とし
て、周囲の状況、若しくは携帯者自身の状況に応じて呼
出音、或いは呼出振動の何れかを選択して報知を行うこ
とが可能な報知装置が提案されている。
【0003】係る報知装置は、会議中等の静粛を要求さ
れる状況下においては振動によって携帯者に報知を行
い、歩行中若しくは乗物等に乗車中で携帯者が振動を体
感することが困難な状況下にある場合においては、音に
よって携帯者に報知を行えるように、呼出音と呼出振動
との何れかを選択できるものである。
【0004】このように呼出音と呼出振動とを共通の発
生源より生ずるようにしたものとして、一般的にハウジ
ングを基枠とし、磁気発生用のマグネットと該マグネッ
トを挟んで相対するヨーク並びにポールピースとから磁
気回路部を形成し、その磁気回路部を薄板状のスプリン
グで支持させてハウジングの内部に組み付け、更に、ハ
ウジングの開放端に嵌合せ固定するダイヤフラムと、ダ
イヤフラムの内側に取り付けるボイスコイルとにより構
成する振動発生装置が提案されている。
【0005】この振動発生装置は、ボイスコイルに印加
する電流とマグネットの磁気作用により、低周波信号の
印加では磁気回路部を支持するスプリングから振動を発
生し、高周波信号の印加ではダイヤフラムから共鳴音を
発生するように構成されている。
【0006】この振動発生装置を携帯端末機に取り付け
る構造として、従来では携帯端末機の外ケース、又は内
蔵された配線基板に装着するか、或いは配線基板に装着
しその基板自体をビス等によって外ケースに取り付ける
構造のものが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような取付構造に
あっては、振動発生装置から発生した呼出振動を携帯端
末機の筐体の外ケースに伝達する構造であるため、外ケ
ースに伝達する間に振動が弱くなり、携帯者がその振動
を感知できない事態が生じていた。
【0008】更に、近年の携帯端末機の小型化により、
思いのほか誤って携帯端末機を落下させてしまう場合も
あり、その落下衝撃に耐えうるように振動発生装置を強
固に筐体の外ケース又は配線基板に確実に装着する必要
が生じている。しかし強固に装着すればする程、携帯端
末機の外部に発生する振動、即ち携帯者への呼出振動の
振幅が小さいものとなり、着信が分かりづらいという問
題点もあった。
【0009】そこで、これらの問題点を解決するため
に、特開平7−274230号公報に圧電式の報知器が考案さ
れている。この圧電報知器は支持台に固定した単層圧電
体の中央に振動誘導体が固定されて構成されており、該
圧電体に高周波数の電流を印可するとその圧電体が可聴
周波数領域内の振幅変位運動を行って呼出音を発生し、
同様に低周波の電流を印可すると可聴周波数領域以下の
振幅変位運動を行って呼出振動を発生する。この時、圧
電体に固定された振動誘導体を介して、携帯者に呼出振
動が感知されるため、安定して強力な振動報知を行うこ
とができるというものである。
【0010】然しながら、特開平7−274230号公報に開
示されたような圧電報知器においても次のような問題点
があった。
【0011】該圧電報知器で充分な呼出振動又は呼出音
を発生させるためには、共振状態で使用する必要があ
り、呼出振動としては通常20〜200Hz近辺に共振周波数
を設ける必要があり、呼出音としては通常2〜3kHzに
共振周波数を設ける必要がある。
【0012】しかし、該圧電報知器では、有効な呼出振
動を得るために最低次の共振周波数を20〜200Hz近辺に
設定すると、呼出音の高次の共振周波数は4kHz以上と
なってしまい、呼出音の発生領域として有効な2〜3kH
zの範囲には共振周波数が得られなかった。そのため、
単一の圧電体のみでは、同時に呼出音発生源として充分
に機能させることができないという問題点があった。
【0013】又、前記のように、単一の圧電体で呼出振
動と呼出音を同時に発するには、振動発生の周波数領域
と音発生の周波数領域とが相当に異なる。そのため、単
一の装置で呼出振動と呼出音を発するには、これら2つ
の領域において出力が大きくなるような周波数−出力特
性を有する必要があるが、前記従来の圧電体を使用した
振動発音装置では、呼出振動を発する発振源も呼出音を
発する発振源も何れも同じであるため、呼出振動と呼出
音との双方で良好な出力特性を得ることができないとい
う問題点もあった。
【0014】更に、該圧電振動体では呼出振動の大きさ
は、機械振動系を構成する圧電体の質量で決定する。し
かし圧電体の質量はあまり大きくないので該圧電振動体
では、電気信号の周波数を機械振動系の共振周波数と一
致させた場合においても、機械振動系の振動を十分なも
のにすることはできなかった。このため、質量が150
g近くある携帯端末機にこの圧電振動体を取り付けた場
合、携帯者に十分強力な振動報知が困難であった。
【0015】そのため、機械振動系の質量が充分とれ、
且つ安定して強力な呼出音と呼出振動が得られる振動発
生装置並びにこれを取り付ける取付構造が望まれてい
る。
【0016】本発明は、上記した種々の問題点に鑑みて
為されたものであり、その目的は、機械振動系の質量が
充分にとれると共に、機械振動系の振動を人体に直接伝
達することによって安定した強力な呼出振動が得られる
振動発生装置並びにこれを携帯端末機に取り付ける取付
構造を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記した
目的を達成するために、ダイヤフラムと、ダイヤフラム
に対向して配置した磁気回路部と、磁気回路部を支持す
るスプリングと、ダイヤフラムと磁気回路部とを支持す
るハウジングと、ダイヤフラムと磁気回路部との間に働
く磁気駆動力を発生させる駆動手段とを具備する振動発
生装置に、振動発生装置から発する振動を携帯者に直接
伝える振動伝導体を具備した。
【0018】ここで、振動伝導体を磁気回路部、特にヨ
ーク底面の中央付近に固定することが、振幅が大きく安
定して強力な振動報知を行う上で好ましい。
【0019】又、振動伝導体はヨーク底面に固定される
固定部と、携帯者に振動を伝える接触部と、固定部と接
触部とを繋ぐ連結部とで形成され、その連結部と固定部
とを着脱可能にすれば、接触部が破損しても容易に交換
ができ、振動発生装置の長寿命化が計れる。
【0020】更に、連結部をコイルバネにすることで、
振動報知の際に必要以上に強く人体が押圧されないた
め、圧迫感が無く心地良い感触が得られる報知が可能と
なる。
【0021】又、携帯者に直接振動を伝えるために、振
動伝導体をハウジングの外部又はカバーを有する振動発
生装置においてはカバーに形成した開口部から外部に露
出し、その露出部に携帯者に振動を伝える接触部を形成
した。
【0022】又、磁気回路部の薄型化、並びにより大き
な振動を得るために磁気回路部の外側に張出鍔を配置す
ると共に、前記駆動手段として磁気回路部の磁気空隙に
挿入され、一端がダイヤフラムに接合されたボイスコイ
ルを備えた振動発生装置にすることで振動と音の発生源
を別々に設けて、従来の圧電報知器に比べより良好な振
動と音を発生可能とした。
【0023】又、振動発生装置のハウジングの側壁を外
側から覆う側壁部と、ハウジングの各開放端を覆う張出
しフランジ部とを有する弾性材のブッシュを備えて携帯
端末機の外ケース或いは配線基板に取り付けることで、
振動伝導体による人体への直接的な振動報知に加え、携
帯端末機の外ケースからの振動報知も可能となり、より
安定して強力な振動報知が可能となる。
【0024】更に、前記ブッシュの側壁部に突部を備え
ることで、より安定して強力な振動報知が可能となる。
【0025】又、ブッシュの代わりに弾性材の突起をハ
ウジング外側面に備えて、凹部を有する止め縁を設けた
携帯端末機の外ケース、又は配線基板に嵌め込んで振動
発生装置を止着固定しても良い。
【0026】その際、携帯端末機の外ケースに空気穴を
形成し、振動伝導体を空気穴から外部に露出し、その露
出部で携帯者に振動を伝える接触部を形成することで、
振動発生装置から発生した振動を携帯者へ直接伝えるこ
とが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。 <実施例1>図1は本発明に係る振動発生装置の好適な
1つの実施の形態を示す側断面図である。振動発生装置
1は、開放端8a、8bを両側に有する円筒形のハウジン
グ2を基枠とし、磁気発生用の円形マグネット3と、マ
グネットを挟んで相対する皿状のヨーク4並びに円形ポ
ールピース5とから磁気回路部6を形成し、そのヨーク
4の外周部を薄板状のスプリング7で挟み込んだダブル
サスペンション構造により支持させて、ハウジング2の
内部に組み付ける構造を有する。
【0028】又、ハウジング2の開放端8aに嵌合せ固
定するダイヤフラム9と、ダイヤフラム9の内側に取り
付けるボイスコイル10と、ハウジング2の側壁から外方
に張り出す突片状の通電端子11が+,−極用として設け
られている。この通電端子11は導電性の良好な金属板材
を折曲げ形成したもので、ハウジング2の側壁に備える
絶縁樹脂の端子台12をくわえ込むことにより、ボイスコ
イル10のコイル端と電気的に接続されて取り付けられて
いる。更に、複数の通気孔を点在させて設けたカバー13
をハウジングの開放端8bに嵌込み固定する。
【0029】その構成中、マグネット3とポールピース
5とはヨーク4の凹部に重ねて取り付けることにより内
磁型のものとして組み付けられている。スプリング7
は、外周端をハウジング2の側壁に設けた内側段部に嵌
め込んでハウジング2の内部に取付固定されている。
又、ダイアフラム9は外周縁をハウジング2の開放端8
aに設けた内側段部に嵌め込んで取付固定されている。
【0030】上下面をスプリング7で支持されたヨーク
4の底面には、携帯者に磁気回路部6の振動を伝える振
動伝導体14が固定されている。この固定方法としては、
はめ込み嵌合が最も望ましいが、両面テープ又は接着剤
或いはその他の方法によって固定することも可能であ
る。振動伝導体14は、例えばプラスチック等の軽量且つ
堅固な材料で形成されたもので、その固定部14aにおい
てヨーク4の底面に固定され、棒状連結部14bを介して
携帯者の人体に接触して呼出振動を伝える円形の接触部
14cが形成されている。
【0031】固定部14aの固定箇所はヨーク4の底面で
あれば何処でも構わないが、該底面の中央が最も望まし
い。これにより、振動伝導体14の振幅変位運動が安定し
たものとなり、しかも最も振幅が大きいヨーク4の中心
付近を利用した呼出振動が発生する装置となることか
ら、携帯者に安定した強力な振動報知を行い得る装置と
なる。
【0032】次に振動発生装置1の携帯端末機への取付
構造の側断面図を図2に示す。図2に示すように、振動
発生装置1はダイヤフラム9側が携帯端末機の内側にな
るように携帯端末機の外ケース15の内部に装着される。
更に振動伝導体14の棒状連結部14bの一端面が、外ケー
ス15の一面に形成された呼出音の音通孔を兼ねた開口部
16から突出するように、振動発生装置1を外ケース15の
内側に設けた複数の止め縁17並びにストッパ縁18で区画
する空間内に組み付ける。このように組み付けて、外ケ
ース15の開口部16から突き出した棒状連結部14bの一端
面に携帯者に接触して呼出振動を伝える接触部14cを形
成する。
【0033】以上のように装着された振動発生装置1に
ついて、その動作をボイスコイル10に入力される電気信
号が交流である場合を例にして説明する。ボイスコイル
10に交流の電流が入力されることにより、ボイスコイル
10と磁気回路部6の間に磁気駆動力が発生する。この駆
動力の大きさはボイスコイル10に入力される交流の電流
に応じて変化する。従って、交流の電流に応じて変化す
る力が、スプリング7に支持された張出鍔19と磁気回路
部6からなる機械振動系に働き、該振動系は振動する。
特に、ボイスコイル10に入力される電流の周波数が、こ
の振動系の共振周波数と一致する場合に、振動系は大き
く振動する。この振動は、ヨーク4底面に固定された振
動伝導体14を介して、携帯者に人体接触で直接伝達され
るため、従来の外ケースを介しての振動伝達に比べ、よ
り確実で強力な振動報知を行うことができる。
【0034】なお、シート20はリング状の弾性体によっ
て形成され、振動伝導体14が振動する際、接触部14cと
外ケース15とが衝突するのを防いで、振動発生装置1や
振動伝導体14に衝撃が加わるのを防止すると共に、開口
部16から携帯端末機内部に埃などの異物が侵入するのを
防ぐ役目を果たす。
【0035】ここで、振動発生装置1の振動の大きさ
は、機械振動系の質量と加速度の積に比例する。第1の
実施例では、機械振動系はヨーク4、ポールピース5、
マグネット3及び張出鍔19から構成されている。このた
め機械振動系の質量は大きくなり、同じ寸法の従来の圧
電報知器より大きな振動を発生することができる。張出
鍔は磁気回路部の質量を一定に保ったまま、磁気回路部
をより薄く形成するために設けられているが、特に、ヨ
ーク4に形成する張出鍔19を、例えば銅、タンタル、タ
ングステン等の高比重材料で形成した場合、振動発生装
置1の寸法を大きくせずにより機械振動系の質量を大き
くすることができる。
【0036】一方、ボイスコイル10にも、交流電流に応
じて変化する力が働き、この力によってボイスコイル10
が取り付けられたダイヤフラム9は振動し、音が発生す
る。このようにして、振動発生装置1から音が発生す
る。
【0037】次に、振動発生装置1を図2の取付構造に
よって搭載した携帯端末機について、図3を用いて説明
する。なお、図3では携帯端末機の一例として携帯電話
機を例にとってある。図3の側面図に示すように、携帯
電話機29は背面側の外ケース15に開口部を設けて、そこ
から接触部14cを外ケース15の外部に露出させるように
振動発生装置1を搭載する。
【0038】以上のように構成された携帯電話機29につ
いて、その動作を説明する。携帯電話機29が呼出信号を
受信した場合に、振動発生装置1に機械振動系の共振周
波数に近い周波数成分を含む電気信号が入力される。上
記実施例で説明したように、振動発生装置1の機械振動
系から最も大きな振動が得られ、その振動により振動伝
達体14が大きく振動する。接触部14cの露出側の外ケー
ス15を体に接するように携帯電話機29を携帯すること
で、接触部14cの振動を人体で直接感じ取り、携帯者は
着信を知ることができる。
【0039】又、可聴域の周波数の電気信号が振動発生
装置1に入力された場合は、上記実施例で説明したよう
に、振動発生装置1のダイヤフラムが振動し音を発生す
る。このようにして、使用者は呼出音により着信を知る
ことができる。
【0040】第1の実施例のように振動発生装置1を構
成することにより、同一のユニットで振動と音を発生で
き、且つ振動と音の発生源を別々に設けるため、従来の
圧電報知器に比べより良好な振動と音を発生できると共
に、振動伝導体14を介して携帯者に人体接触で直接、呼
出振動を伝達するため、従来の外ケースを介しての振動
伝達に比べ、より確実で強力な振動報知が可能となる。
【0041】<実施例2>第2の実施例における振動発
生装置について、図4に示す側断面図を用いて説明す
る。第2の実施例の振動発生装置の構造については第1
の実施例における振動発生装置と異なる点についてのみ
説明する。なお、第1の実施例と同じ構成部品について
は同じ番号を付し、第1の実施例の説明が適用できるた
め、重複した記載は省略する。図4において、第2の実
施例が第1の実施例と異なる点は、棒状伝達部材が振動
制御用のダンパ材であるコイルバネ21に置き換えられて
いる点である。第2の実施例の振動発生装置1の動作
は、第1の実施例の振動発生装置と実質的に同じである
ため、詳細な説明は省略する。
【0042】第2の実施例の振動発生装置1は、第1の
実施例の振動発生装置の効果に加え、接触部14cがコイ
ルバネ20によって固定部14aに接合されているため、接
触部14cが振動して人体に接すると、それ以上機械振動
系が振幅変位して振動伝達体14を押し下げてもコイルバ
ネ20が縮むため、接触部14cがなお押し下げられること
がない。従って、携帯端末機を人体に密着させても、振
動報知の際に必要以上に強く押圧されないため、実施例
1に比べて圧迫感の無い、より心地良い感触が得られる
と共に安定して強力な振動報知が可能となる。更にコイ
ルバネ21のこわさを調節して、機械振動系の振動は伝達
し、接触部14cからの落下衝撃などは吸収するようにす
れば、振動発生装置1内部の破損を防止する効果も持た
せることが可能となる。
【0043】なお、本実施例2はその技術的思想に基づ
いて種々変更可能であり、例えば振動伝導体全体をゴム
等の弾性体で形成し、人体に密着した後撓ませるように
しても同様の効果を有する。
【0044】<実施例3>第3の実施例における振動発
生装置について、図4〜8を用いて説明する。但し、図
5〜8は本実施例に係る振動発生装置を示す図であり、
図9は図5〜8の振動発生装置を取り付けた携帯端末機
の内部構造を示す説明図である。第3の実施例の振動発
生装置の構造については第1の実施例における振動発生
装置と異なる点についてのみ説明する。なお、第1の実
施例と同じ構成部品については同じ番号を付し、第1の
実施例の説明が適用できるため重複した記載は省略す
る。図5〜8にて示す、第3の実施例の振動発生装置で
は、ハウジングの少なくとも一部が弾性体によって覆わ
れて、携帯端末に組み込まれるという点で前記第1、第
2実施例とは異なる。第3の実施例の振動発生装置の動
作は、第1の実施例の振動発生装置と実質的に同じであ
るため、詳細な説明は省略する。
【0045】図6より、第3の実施例では、振動発生装
置1のハウジングをブッシュ22で覆う。ブッシュ22は、
ゴム、シリコン等の弾性を有する材料から形成されてい
る。このブッシュ22としては、図8に示すようにハウジ
ング2の側壁を外側から覆う側壁部22aと、ハウジング
2の各開放端8a、8bを覆う環状の張出しフランジ部
23a、23bとを有するものが備え付けられている。そのブ
ッシュ22では張出しフランジ部23a、23bが環状に形成さ
れているため、図7に示すようにカバー13の通気孔13
a、13b…を設けた内面並びに図5に示すようにダイア
フラム9の中央部には被らない。又、ブッシュ22には、
略半円形を呈する環状の突部24a、24bが側壁部22aの外
周に設けられている。
【0046】その他、図9中のパッキン25は、ブッシュ
22の張出しフランジ部23bに相応する環状の立上り縁と
して設けるとよい。又、このパッキン25は、パット材と
して振動発生装置1と外ケース15との相対間隔を一定に
保つ機能を有する。
【0047】これら各部から、振動発生装置1を外ケー
ス15の内部に装備するには、図9に示すように、まず、
ブッシュ22を振動発生装置1の外側に被せる。次に、そ
の振動発生装置1を外ケース15の内側に設けた複数の止
め縁17並びにストッパ縁18で区画する空間内に組み付け
る。
【0048】こうすることで、ブッシュ22の突部24bが
止め縁17に予め設けた凹部26に嵌り込むことから、振動
発生装置1を外ケース15の内側に簡単に止着固定でき
る。このように組み付けると、従来の振動発生装置の装
着法(ブッシュ22を被せない装着法)とほぼ同様の強固
さで取り付けられると共に、振動発生装置1は、確実に
振動発生装置1の振動が携帯端末機に伝達されるほどの
弾性力を持つブッシュ22を介して携帯端末機に取り付け
られる。よって従来の装着法のように、強固に振動発生
装置を装着して携帯端末機の外部に発生する振動、即ち
携帯者への呼出振動の振幅が小さくなり、着信が分かり
づらいという問題点が解消されるため、振動伝導体14に
よる直接的な振動報知に加え、振動発生装置1から外ケ
ース15に伝わる振動も充分報知可能なレベルまでその振
幅が大きくなる。
【0049】つまり、第3の実施例の振動発生装置及び
その取付構造を構成することにより、第1の実施例の振
動発生装置の効果に加え、携帯端末機の外ケースからの
振動報知においても有効であるため、前記第1及び第2
の実施例に比してより強力で確実な振動報知が可能とな
る。
【0050】なお本実施例3はその技術的思想に基づい
て種々変更可能であり、例えば略半円状突起24a、24bの
無いブッシュを用いても同様の効果を有する。
【0051】又、第2の実施例のようなコイルバネ21を
棒状連結部14bの代わりに用いれば、本実施例3の効果
に加えて、実施例2の効果を有する振動発生装置とその
取付構造を実現できる。
【0052】更に、ブッシュ22に代えて、図10の説明図
で示すように、弾性材の突起27をハウジング2の側壁に
嵌込み固定して、突起27を取り付けたハウジング2を備
えて構成することもできる。この突起27は、止め縁17の
内側に設けた凹部26に嵌め合せることにより振動発生装
置1を止着固定できる。
【0053】この突起27による場合には、図10で示すよ
うにハウジング2の片開放端8bを覆うゴム、シリコン
等のパッキン25をパッド材としてハウジング2の片開放
端8bと外ケース15との間に挟み込めばよい。
【0054】なお、図11で示すように、弾性材の突起27
を円周方向の定間隔毎に3個程度複数取り付けたハウジ
ング2を備え、その突起27を止め縁17の凹部26に嵌め合
せて振動発生装置1を止着固定すれば、図10中のパッキ
ン25を備えないでも、本実施例3と同様な効果が得られ
る取付構造が得られる。
【0055】<実施例4>第4の実施例における振動発
生装置について、図12〜14を用いて説明する。但し、図
12及び図13は振動伝導体14の拡大図であり、図14は接触
部14cの平面図である。第4の実施例の振動発生装置の
構造については第1の実施例における振動発生装置と異
なる点についてのみ説明する。なお、第1の実施例と同
じ構成部品については、同じ番号を付し、第1の実施例
の説明が適用できるため重複した記載は省略する。図12
において、第4の実施例が第1の実施例と異なる点は、
振動伝導体の接触部14cが棒状連結部14bから着脱可能で
あるという点である。第4の実施例の振動発生装置の動
作は、第1の実施例の振動発生装置と実質的に同じであ
るため、詳細な説明は省略する。
【0056】第4の実施例の振動発生装置は、第1の実
施例の振動発生装置の効果に加え、棒状連結部14bの先
端部が着脱可能なように、例えば嵌込み式の逆テーパ状
に形成されており、接触部14cも該テーパ状先端部を受
けて着脱可能のように受け部28が逆テーパ状に形成され
ている。従って接触部14cが何らかの外力により破損し
ても、接触部14cのみを交換すればよいだけなので、振
動発生装置の長寿命化が計れる。
【0057】なお、図13に示すように、棒状連結部14b
の先端部をくびれた形状にして、受け部28の内部に、図
中の水平方向に弾性変位する係止片30を形成して、棒状
連結部14bと接触部14cを嵌合してもよい。又、棒状連結
部14bの先端部を雄ネジ、受け部28を雌ネジにしてもよ
い。
【0058】又、上記の効果に加え、接触部14cが着脱
可能であるため、図14に示すようにアニメのキャラクタ
ーや幾何学模様など様々なパターンに成形された接触
部、又は表面に図や絵柄などが描かれた接触部を予め多
種類用意しておけば、携帯者の好みに応じて接触部を変
更できるので、携帯端末機の持ち主の識別性を高めると
共に、携帯者の興趣を一層高めることができる。
【0059】以上、本発明に係る振動発生装置並びにそ
の取付構造の実施例を説明したが、本発明は既述の実施
例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基
づいて、各種の変形及び変更が可能であることは当然で
ある。
【0060】例えば振動発生装置の機械振動系の共振周
波数より低い周波数の交流電流を供給して、該振動系を
より緩やかに振動させてもよい。
【0061】更に、振動伝導体の形状や、材料をブラス
チックからより感触の柔らかいゴム等に変更しても良
い。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の振動発生装置に
依れば振動伝導体を取り付けているため、機械振動系の
振動が携帯者に人体接触で直接伝達されるため、従来の
外ケースを介しての振動伝達に比べ、より確実で強力な
振動報知を行うことができる。
【0063】更に、機械振動系はヨークとポールピース
とマグネット3と張出鍔から構成されるため、機械振動
系の質量は大きくなり、同じ寸法の従来の圧電報知器よ
り大きな振動を発生することができる。
【0064】又、本発明の振動発生装置では、一つのユ
ニットで振動と音の発生源を別々に設けているため、従
来の圧電報知器に比べより良好な振動と音を発生でき
る。
【0065】又、連結部をコイルバネ等のダンパ材で構
成することにより、接触部が振動して人体に接するとそ
れ以上機械振動系が振幅変位しても、コイルバネが縮む
ため接触部がなお押し下げられることがない。従って、
携帯端末機を人体に密着させた場合、振動報知の際に必
要以上に強く押圧されないため、圧迫感の無い、より心
地良い感触が得られると共に安定して強力な振動報知が
可能となる。
【0066】更に、コイルバネのこわさを調節して、機
械振動系の振動は伝達し、接触部からの落下衝撃などは
吸収するようにすれば、振動発生装置内部の破損を防止
する効果も持たせることが可能となる。
【0067】又、振動発生装置を弾性材からなるブッシ
ュ等を介して携帯端末機に取り付けることにより、従来
の振動発生装置の装着法(ブッシュを被せない装着法)
とほぼ同様の強固さで取り付けられると共に、振動発生
装置は、確実に振動発生装置の振動が携帯端末機に伝達
されるほどの弾性力を持つブッシュを介して携帯端末機
に取り付けられるため、従来の装着法のように、強固に
振動発生装置を装着して携帯端末機の外部に発生する振
動、即ち携帯者への呼出振動の振幅が小さくなり着信が
分かりづらいという問題点が解消される。よって振動伝
導体による直接的な振動報知に加え、振動発生装置から
携帯端末機の外ケースに伝わる振動も充分報知可能なレ
ベルまでその振幅が大きくなる。
【0068】つまり、携帯端末機の外ケースからの振動
報知においても有効であるため、従来の振動発生装置及
びその取付構造に比べ、より強力で確実な振動報知が可
能となる。
【0069】又、連結部と接触部を互いに着脱可能なよ
うに形成することで、接触部が何らかの外力により破損
しても、接触部のみを交換すればよいだけなので、振動
発生装置の長寿命化が計れる。
【0070】更に、上記の効果に加え、接触部と連結部
の着脱可能性を活かして、アニメのキャラクターや幾何
学模様など様々なパターンに成形された接触部、又は表
面に図や絵柄などが描かれた接触部を予め多種類用意し
ておき、携帯者の好みに応じて接触部を変更することに
より、携帯端末機の持ち主の識別性を高めると共に、携
帯者の興趣を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る振動発生装置の
構成を示す側断面図。
【図2】 本発明の第1の実施例に係る振動発生装置の
取付構造を適用した携帯端末機の内部構造を示す側断面
図。
【図3】 本発明の第1の実施例に係る振動発生装置を
取り付けた携帯電話機の側面図
【図4】 本発明の第2の実施例に係る振動発生装置の
構成を示す側断面図。
【図5】 本発明の第3の実施例に係るブッシュを被せ
た振動発生装置をダイヤフラム側から示す平面図。
【図6】 図5の振動発生装置を示す側面図。
【図7】 図5の振動発生装置を示す底面図。
【図8】 図5の振動発生装置を示す説明図。
【図9】 本発明の第3の実施例に係る振動発生装置の
取付構造を適用した携帯端末機の内部構造を示す説明
図。
【図10】 本発明の第3の実施例の別形態に係る振動発
生装置の取付構造を適用した携帯端末機の内部構造を示
す説明図。
【図11】 図10の応用例に係る振動発生装置の取付構造
を適用した携帯端末機の内部構造を示す説明図。
【図12】 本発明の第4の実施例に係る連結部と接触部
を示す拡大断面図。
【図13】 本発明の第4の実施例に係る連結部と接触部
の別形態を示す拡大断面図。
【図14】 本発明の第4の実施例の別形態に係る接触部
を示す平面図。
【符号の説明】
1・・・振動発生装置 2・・・ハウジング 3・・・マグネット 4・・・ヨーク 5・・・ポールピース 6・・・磁気回路部 7・・・スプリング 8a、8b・・・開放端 9・・・ダイヤフラム 10・・・ボイスコイル 11・・・通電端子 12・・・端子台 13・・・カバー 13a、13b・・・通気孔 14・・・振動伝導体 14a・・・固定部 14b・・・棒状連結部 14c・・・接触部 15・・・外ケース 16・・・開口 17・・・止め縁 18・・・ストッパ縁 19・・・張出鍔 20・・・シート 21・・・コイルバネ 22・・・ブッシュ 22a・・・側壁部 23a、23b・・・張出しフランジ部 24a、24b・・・突部 25・・・パッキン 26・・・凹部 27・・・突起 28・・・受け部 29・・・携帯電話機 30・・・係止片

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに対
    向して配置された磁気回路部と、前記磁気回路部を支持
    する少なくとも一つのスプリングと、前記ダイヤフラム
    と前記磁気回路部とを支持するハウジングと、前記ダイ
    ヤフラムと前記磁気回路部との間に働く磁気駆動力を発
    生させる駆動手段とを具備する振動発生装置において、
    前記振動発生装置から発する振動を携帯者に伝える振動
    伝導体を具備することを特徴とする振動発生装置。
  2. 【請求項2】 前記振動伝導体が前記磁気回路部に固定
    されていることを特徴とする請求項1記載の振動発生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記磁気回路部が少なくともヨークとマ
    グネットから構成される振動発生装置において、前記振
    動伝導体がヨーク底面に固定されることを特徴とする請
    求項2記載の振動発生装置。
  4. 【請求項4】 前記振動伝導体がヨーク底面の中央付近
    に固定されることを特徴とする請求項3記載の振動発生
    装置。
  5. 【請求項5】 前記振動伝導体が、ヨーク底面に固定さ
    れる固定部と、携帯者に振動を伝える接触部と、前記固
    定部と前記接触部とを繋ぐ連結部からなることを特徴と
    する請求項1乃至4記載の振動発生装置。
  6. 【請求項6】 前記連結部と前記固定部とが互いに着脱
    可能に形成されていることを特徴とする請求項5記載の
    振動発生装置。
  7. 【請求項7】 前記連結部が振動制御用のダンパ材であ
    ることを特徴とする請求項5又は6記載の振動発生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ダンパ材としてコイルバネを備え付
    けたことを特徴とする請求項7記載の振動発生装置。
  9. 【請求項9】 前記振動伝導体の少なくとも一部が、前
    記ハウジングの外部に露出していることを特徴とする請
    求項1乃至8記載の振動発生装置。
  10. 【請求項10】 前記ハウジングに嵌合され固定される
    カバーを有する振動発生装置において、前記振動伝導体
    が前記カバーに形成された開口部から外部に露出し、そ
    の露出部に携帯者に振動を伝える接触部を有することを
    特徴とする請求項1乃至8記載の振動発生装置。
  11. 【請求項11】 前記磁気回路部の外側に、張出鍔を配
    置したことを特徴とする請求項1乃至10記載の振動発
    生装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動手段が、前記磁気回路部の磁
    気空隙に挿入され、一端が前記ダイヤフラムに接合され
    たボイスコイルである請求項1乃至11記載の振動発生
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12記載の振動発生装置
    において、前記ハウジングが携帯端末機の外ケース、或
    いは配線基板に取り付けられている振動発生装置の取付
    構造。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至12記載の振動発生装置
    において、前記ハウジングの側壁を外側から覆う側壁部
    と、前記ハウジングの各開放端を覆う張出しフランジ部
    とを有する弾性材のブッシュを備えると共に、前記ブッ
    シュが携帯端末機の外ケース、或いは配線基板に取り付
    けられている振動発生装置の取付構造。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至12記載の振動発生装置
    において、前記側壁部に突部を備えると共に、その突部
    と嵌り合う凹部を有する止め縁を設けた外ケース又は配
    線基板を備え、前記突部を前記凹部に嵌め込んでブッシ
    ュを含む振動発生装置を止め縁で前記外ケース又は配線
    基板に止着固定したことを特徴とする振動発生装置の取
    付構造。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至12記載の振動発生装置
    において、弾性材の突起を前記側壁の外側面に取り付け
    たハウジングを備えると共に、その突起と嵌り合う凹部
    を有する止め縁を設けた外ケース又は配線基板を備え、
    前記突起を前記凹部に嵌め込んで振動発生装置を止め縁
    で前記外ケース又は配線基板に止着固定したことを特徴
    とする振動発生装置の取付構造。
  17. 【請求項17】 前記外ケースが空気穴を有し、前記振
    動伝導体が前記空気穴に向けられている請求項13乃至
    16記載の振動発生装置の取付構造。
  18. 【請求項18】 前記振動伝導体の少なくとも一部が、
    前記空気穴から外部に露出し、その露出部で携帯者に振
    動を伝える接触部を有することを特徴とする請求項17
    記載の振動発生装置の取付構造。
JP2000300981A 2000-09-29 2000-09-29 振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造 Withdrawn JP2002102799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000300981A JP2002102799A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000300981A JP2002102799A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002102799A true JP2002102799A (ja) 2002-04-09

Family

ID=18782578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000300981A Withdrawn JP2002102799A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002102799A (ja)

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005094121A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nec Corporation 圧電音響素子、音響装置及び携帯端末装置
JP2005304098A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Nhk Spring Co Ltd 磁気駆動アクチュエータ
KR100688296B1 (ko) 2004-12-21 2007-03-02 주식회사 팬택 개인휴대단말기 및 개인휴대단말기의 진동제어방법
JP2010541366A (ja) * 2007-10-31 2010-12-24 バイブ ビーエス カンパニー リミテッド 音叉タイプのサウンド振動子
US9501912B1 (en) 2014-01-27 2016-11-22 Apple Inc. Haptic feedback device with a rotating mass of variable eccentricity
US9564029B2 (en) 2014-09-02 2017-02-07 Apple Inc. Haptic notifications
US9608506B2 (en) 2014-06-03 2017-03-28 Apple Inc. Linear actuator
US9640048B2 (en) 2009-09-30 2017-05-02 Apple Inc. Self adapting haptic device
US9652040B2 (en) 2013-08-08 2017-05-16 Apple Inc. Sculpted waveforms with no or reduced unforced response
US9779592B1 (en) 2013-09-26 2017-10-03 Apple Inc. Geared haptic feedback element
CN107251385A (zh) * 2015-03-31 2017-10-13 日本电产三协株式会社 线性致动器以及线性致动器的制造方法
US9886093B2 (en) 2013-09-27 2018-02-06 Apple Inc. Band with haptic actuators
US9911553B2 (en) 2012-09-28 2018-03-06 Apple Inc. Ultra low travel keyboard
US9928950B2 (en) 2013-09-27 2018-03-27 Apple Inc. Polarized magnetic actuators for haptic response
US10013058B2 (en) 2010-09-21 2018-07-03 Apple Inc. Touch-based user interface with haptic feedback
US10039080B2 (en) 2016-03-04 2018-07-31 Apple Inc. Situationally-aware alerts
US10120446B2 (en) 2010-11-19 2018-11-06 Apple Inc. Haptic input device
US10126817B2 (en) 2013-09-29 2018-11-13 Apple Inc. Devices and methods for creating haptic effects
US10236760B2 (en) 2013-09-30 2019-03-19 Apple Inc. Magnetic actuators for haptic response
US10268272B2 (en) 2016-03-31 2019-04-23 Apple Inc. Dampening mechanical modes of a haptic actuator using a delay
US10276001B2 (en) 2013-12-10 2019-04-30 Apple Inc. Band attachment mechanism with haptic response
US10353467B2 (en) 2015-03-06 2019-07-16 Apple Inc. Calibration of haptic devices
US10459521B2 (en) 2013-10-22 2019-10-29 Apple Inc. Touch surface for simulating materials
US10481691B2 (en) 2015-04-17 2019-11-19 Apple Inc. Contracting and elongating materials for providing input and output for an electronic device
US10545604B2 (en) 2014-04-21 2020-01-28 Apple Inc. Apportionment of forces for multi-touch input devices of electronic devices
US10566888B2 (en) 2015-09-08 2020-02-18 Apple Inc. Linear actuators for use in electronic devices
US10599223B1 (en) 2018-09-28 2020-03-24 Apple Inc. Button providing force sensing and/or haptic output
US10622538B2 (en) 2017-07-18 2020-04-14 Apple Inc. Techniques for providing a haptic output and sensing a haptic input using a piezoelectric body
US10691211B2 (en) 2018-09-28 2020-06-23 Apple Inc. Button providing force sensing and/or haptic output
CN113790794A (zh) * 2021-08-17 2021-12-14 江苏新道格自控科技有限公司 一种零干扰的振动变送器及其检测方法
US11380470B2 (en) 2019-09-24 2022-07-05 Apple Inc. Methods to control force in reluctance actuators based on flux related parameters
US11809631B2 (en) 2021-09-21 2023-11-07 Apple Inc. Reluctance haptic engine for an electronic device
US11977683B2 (en) 2021-03-12 2024-05-07 Apple Inc. Modular systems configured to provide localized haptic feedback using inertial actuators

Cited By (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7860259B2 (en) 2004-03-25 2010-12-28 Nec Corporation Piezoelectric acoustic element, acoustic device, and portable terminal device
WO2005094121A1 (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Nec Corporation 圧電音響素子、音響装置及び携帯端末装置
JP2005304098A (ja) * 2004-04-06 2005-10-27 Nhk Spring Co Ltd 磁気駆動アクチュエータ
JP4567361B2 (ja) * 2004-04-06 2010-10-20 日本発條株式会社 磁気駆動アクチュエータ
KR100688296B1 (ko) 2004-12-21 2007-03-02 주식회사 팬택 개인휴대단말기 및 개인휴대단말기의 진동제어방법
JP2010541366A (ja) * 2007-10-31 2010-12-24 バイブ ビーエス カンパニー リミテッド 音叉タイプのサウンド振動子
US10475300B2 (en) 2009-09-30 2019-11-12 Apple Inc. Self adapting haptic device
US9934661B2 (en) 2009-09-30 2018-04-03 Apple Inc. Self adapting haptic device
US11043088B2 (en) 2009-09-30 2021-06-22 Apple Inc. Self adapting haptic device
US9640048B2 (en) 2009-09-30 2017-05-02 Apple Inc. Self adapting haptic device
US11605273B2 (en) 2009-09-30 2023-03-14 Apple Inc. Self-adapting electronic device
US10013058B2 (en) 2010-09-21 2018-07-03 Apple Inc. Touch-based user interface with haptic feedback
US10120446B2 (en) 2010-11-19 2018-11-06 Apple Inc. Haptic input device
US9911553B2 (en) 2012-09-28 2018-03-06 Apple Inc. Ultra low travel keyboard
US9997306B2 (en) 2012-09-28 2018-06-12 Apple Inc. Ultra low travel keyboard
US9652040B2 (en) 2013-08-08 2017-05-16 Apple Inc. Sculpted waveforms with no or reduced unforced response
US9779592B1 (en) 2013-09-26 2017-10-03 Apple Inc. Geared haptic feedback element
US9886093B2 (en) 2013-09-27 2018-02-06 Apple Inc. Band with haptic actuators
US9928950B2 (en) 2013-09-27 2018-03-27 Apple Inc. Polarized magnetic actuators for haptic response
US10126817B2 (en) 2013-09-29 2018-11-13 Apple Inc. Devices and methods for creating haptic effects
US10236760B2 (en) 2013-09-30 2019-03-19 Apple Inc. Magnetic actuators for haptic response
US10651716B2 (en) 2013-09-30 2020-05-12 Apple Inc. Magnetic actuators for haptic response
US10459521B2 (en) 2013-10-22 2019-10-29 Apple Inc. Touch surface for simulating materials
US10276001B2 (en) 2013-12-10 2019-04-30 Apple Inc. Band attachment mechanism with haptic response
US9501912B1 (en) 2014-01-27 2016-11-22 Apple Inc. Haptic feedback device with a rotating mass of variable eccentricity
US10545604B2 (en) 2014-04-21 2020-01-28 Apple Inc. Apportionment of forces for multi-touch input devices of electronic devices
US10069392B2 (en) 2014-06-03 2018-09-04 Apple Inc. Linear vibrator with enclosed mass assembly structure
US9608506B2 (en) 2014-06-03 2017-03-28 Apple Inc. Linear actuator
US9830782B2 (en) 2014-09-02 2017-11-28 Apple Inc. Haptic notifications
US9564029B2 (en) 2014-09-02 2017-02-07 Apple Inc. Haptic notifications
US10490035B2 (en) 2014-09-02 2019-11-26 Apple Inc. Haptic notifications
US10353467B2 (en) 2015-03-06 2019-07-16 Apple Inc. Calibration of haptic devices
CN107251385A (zh) * 2015-03-31 2017-10-13 日本电产三协株式会社 线性致动器以及线性致动器的制造方法
EP3280037A4 (en) * 2015-03-31 2018-10-24 Nidec Sankyo Corporation Linear actuator and method for manufacturing linear actuator
US10481691B2 (en) 2015-04-17 2019-11-19 Apple Inc. Contracting and elongating materials for providing input and output for an electronic device
US11402911B2 (en) 2015-04-17 2022-08-02 Apple Inc. Contracting and elongating materials for providing input and output for an electronic device
US10566888B2 (en) 2015-09-08 2020-02-18 Apple Inc. Linear actuators for use in electronic devices
US10039080B2 (en) 2016-03-04 2018-07-31 Apple Inc. Situationally-aware alerts
US10609677B2 (en) 2016-03-04 2020-03-31 Apple Inc. Situationally-aware alerts
US10268272B2 (en) 2016-03-31 2019-04-23 Apple Inc. Dampening mechanical modes of a haptic actuator using a delay
US10809805B2 (en) 2016-03-31 2020-10-20 Apple Inc. Dampening mechanical modes of a haptic actuator using a delay
US10622538B2 (en) 2017-07-18 2020-04-14 Apple Inc. Techniques for providing a haptic output and sensing a haptic input using a piezoelectric body
US10691211B2 (en) 2018-09-28 2020-06-23 Apple Inc. Button providing force sensing and/or haptic output
US10599223B1 (en) 2018-09-28 2020-03-24 Apple Inc. Button providing force sensing and/or haptic output
US11380470B2 (en) 2019-09-24 2022-07-05 Apple Inc. Methods to control force in reluctance actuators based on flux related parameters
US11763971B2 (en) 2019-09-24 2023-09-19 Apple Inc. Methods to control force in reluctance actuators based on flux related parameters
US11977683B2 (en) 2021-03-12 2024-05-07 Apple Inc. Modular systems configured to provide localized haptic feedback using inertial actuators
CN113790794A (zh) * 2021-08-17 2021-12-14 江苏新道格自控科技有限公司 一种零干扰的振动变送器及其检测方法
US11809631B2 (en) 2021-09-21 2023-11-07 Apple Inc. Reluctance haptic engine for an electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002102799A (ja) 振動伝導体付振動発生装置及びその取付構造
US7557474B2 (en) Electromagnetic exciter
EP1063020B1 (en) Electromagnetic actuator and structure for mounting the same
TW518905B (en) Multifunction acoustic device
US7525403B2 (en) Vibration device
JP3748637B2 (ja) 携帯機器用振動発生装置
US9456280B2 (en) Electromagnetic transducer
CN110401907B (zh) 混合致动器
US7454031B2 (en) Multifunction speaker
JP2003102093A (ja) 複合スピーカー
US9386375B2 (en) Miniature speaker
KR20000071663A (ko) 3개의 진동 모드를 갖는 진동 작동기
KR20060041995A (ko) 다기능형 스피커
US7787650B2 (en) Electromagnetic exciter
US7599510B2 (en) Multifunctional actuator and mobile terminal
US20090003644A1 (en) Electroacoustic transducer
KR100688794B1 (ko) 진동소자가 내장된 스피커
JPH09172763A (ja) 振動発生装置
JP2003009493A (ja) 振動体及び振動体の取り付け構造
CN115089955A (zh) 振动发声装置和电子设备
JP2003009495A (ja) 振動体及び振動体の取り付け構造
JP2001104880A (ja) 振動発生装置及びそれを用いた携帯用端末機器、携帯用通信機器
CN110177321B (zh) 混合致动器以及具有混合致动器的多媒体设备
JP2002200461A (ja) 振動発生装置およびこれを用いた携帯機器
JP2001231096A (ja) 多機能型発音体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204