JP2002100741A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002100741A
JP2002100741A JP2000301258A JP2000301258A JP2002100741A JP 2002100741 A JP2002100741 A JP 2002100741A JP 2000301258 A JP2000301258 A JP 2000301258A JP 2000301258 A JP2000301258 A JP 2000301258A JP 2002100741 A JP2002100741 A JP 2002100741A
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JP
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cell
ferroelectric
capacitor
bit line
transistor
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Masami Tanioku
正巳 谷奥
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】動作マージンが大きい1トランジスタ2キャパ
シタ型セルを用いて、同一設計ルールにおいて1トラン
ジスタ1キャパシタ型セルと同程度の小さなセルサイズ
を実現した半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】コンタクトプラグ6上に接続された強誘電
体キャパシタ部分を、ひとつの下部電極7上に強誘電体
8を挟んで2つの上部電極9を配置し各上部電極上に各
プレート線11を配置した1トランジスタ2キャパシタ
型強誘電体メモリセル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】この発明は強誘電体メモリ及び強誘電体メ
モリを組み込んだ半導体集積装置の製造に関するもので
ある。
【従来の技術】
【0003】強誘電体メモリは、DRAMとほぼ同じア
ーキテクチャを採り、セルキャパシタ部分を強誘電体材
料に置き換えた不揮発性の半導体記憶装置である。将来
的には、DRAMやFLASHメモリを凌駕するポテン
シャルを秘めた新しいメモリデバイスである。
【0004】このデバイスは当初2トランジスタ2キャ
パシタ(以下、2T2C)で1セルであった。このセル
だと読み出しに際して必ず大きな分極反転電流が流れる
ために極めて確実な動作が提供される。ただし、セル面
積が大きいのが難点である。DRAMと同じ1トランジ
スタ1キャパシタ(以下、1T1C)で1セルというメ
モリセルも可能で、この場合が最もセル面積が小さくな
る。
【0005】第2図aは、1T1Cセルの折り返しビッ
ト線方式メモリセルとしたときのスタック型デバイス構
造の断面である。ワード線やビット線のレイアウトは同
一設計ルールのDRAMと全く同じである。この図につ
いて説明する。シリコン基板1上にLOCOS3で素子
分離する。4はワード線などのトランスファーゲートで
あり、2はソース/ドレインである。一方はビット線5
に接続され、他方はポリシリコンプラグ6に接続され
る。そして、強誘電体キャパシタ(下部電極7,強誘電
体8,上部電極9)を配置する。強誘電体キャパシタの
上部電極9は酸化膜10を介してプレート線であるメタ
ル配線11と接続する。
【0006】第2図bはプレート線11と強誘電体キャ
パシタ7,8,9のみのレイアウトである。プレート線
11はワード線4ごとに存在するので折り返しビット線
方式ではキャパシタ上を2本のプレート線が配置され、
ひとつおきにコンタクト12が落ちる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】1T1C型セルは動作
マージンを十分に確保できず全体として正常な動作を保
証することが難しい。その主な理由として、各セルキャ
パシタの特性のばらつきやリファレンスキャパシタの早
い劣化やばらつきがある。本発明は、1T1Cセルと同
じ設計ルール同じセル面積でありながら、確実な動作が
可能な半導体記憶装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】1トランジスタ2キャパ
シタ(以下、1T2C)で1セルという動作方式も可能
である。例えばUS patent(4,853,89
3)にその回路構成及びひとつの動作方法について説明
がある。このセルは2T2Cセルと同じで読み出しに際
して必ず分極反転電流が流れるので動作が確実である。
しかもセルキャパシタ特性のばらつきに関係なくビット
線電位は基準電位より大きいか小さいかを示すのでキャ
パシタ特性のばらつきにも強い。
【0009】この方式のセルを同じ設計ルールのもとで
1T1Cセルと同じセル面積で実現する。それは、スタ
ック型セルにおいて下部電極を1T1Cセルと同じサイ
ズに加工し、上部電極のみを2つに加工することで実現
する。元々折り返しビット線方式ではキャパシタ上を2
本のプレート線が通るが、これを2つの上部電極にそれ
ぞれコンタクトを落とす。このようにしても開放ビット
線方式になるだけでレイアウトに問題は生じない。
【0010】
【実施例1】第1図が一例として本発明を実施した強誘
電体メモリセルである。第1図cに1T2C方式のメモ
リセルアレイの一部分を示す。20で囲っている部分が
1セルである。セルは、ワード線21とビット線22及
び同一サイズの2つの強誘電体キャパシタ23,24、
そして、2本のプレート線25,26からなる。
【0011】第1図aが本発明のメモリセルの構造断面
図である。製造工程を順に述べる。シリコン基板1上に
LOCOS3を形成して素子分離する。次にワード線な
どのトランスファーゲート4を形成する。トランスファ
ーゲートはポリシリコンまたはポリシリコン/タングス
テンシリサイドの積層膜であるポリサイドである。ソー
ス/ドレイン2を形成する。
【0012】さらにビット線5をポリサイドあるいはタ
ングステン配線で形成する。酸化膜10で覆った後、エ
ッチバックあるいはCMP(chemical mec
hanical polishing)などの平坦化プ
ロセスを行う。この絶縁膜層には窒化シリコンを200
Å程度の膜厚で挟んでおく。この膜は下層の配線が強誘
電体形成時の高温酸化雰囲気で酸化するのを防ぐためで
ある。そして、コンタクトホールを開口して、ポリシリ
コンプラグ6をエッチバック法などによって形成する。
【0013】次に、強誘電体キャパシタ(7,8,9)
を形成する。下部電極7は、密着度向上とバリアメタル
を目的としたTi/TiN、Ta/TaSiN膜と白金
からなる。通常、バリアメタルの酸化防止のために白金
はイリジウム、ルテニウム、ロジウム、酸素などの元素
のいくつかから構成される膜を複数積層させる工夫がな
される。強誘電体8はPbLayZrxTi1−x0
3、あるいはSrBi2NbxZr2−x09などであ
る。上部電極9はバリアメタルを除いて下部電極と同じ
材料構成である。これらを堆積後、結晶化アニールを行
う。
【0014】次に、キャパシタ形状に加工する。これ
は、まず上下電極と強誘電体を一気に図の下部電極サイ
ズにエッチングする。これは従来例の下部電極サイズと
同じである。再び写真製版して上部電極のみ図の形状に
加工する。そして、酸化膜10を堆積し、AlSiCu
などのメタル配線11(プレート線)を形成する。この
あとは、2層目以降のメタル配線層を形成し、パッシベ
ーション膜(窒化膜)を最後に形成する。
【0015】第1図bはキャパシタとプレート線のみの
レイアウトである。第2図bではひとつおきにコンタク
ト12を落としていたが、本発明ではすべて(上部電極
上)に落とす。なお、開放ビット線方式は通常折り返し
ビット線方式の半分のワード線数になるので第1図aの
断面図ではLOCOS上のワード線が消えているが、折
り返しビット線方式と同じレイアウトも採れるのでLO
COS上のワード線は存在する場合もある。いずれにし
ても、第2図と同じセル面積になるレイアウトである。
【0016】
【発明の効果】このようにして1T1Cセルと同一の設
計ルールで同一セル面積の1T2Cセルを作ることがで
きる。有効なキャパシタサイズは上部電極面積で決まる
ので約半分になってしまうが、1T2C方式は2T2C
方式と同じで1T1C方式の2倍のビット線電位差が発
生する。従って、実質的には1T1Cで考えたときの2
倍のキャパシタサイズに相当し、つまりは従来例で示し
た1T1Cセルとほぼ同一サイズのキャパシタと同じビ
ット線電位差を示し、“1”、“0”判定ウインドウは
狭くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】a 本発明による1トランジスタ2キャパシタ
型強誘電体メモリセルの断面図。 b 本発明による強誘電体キャパシタとプレート線の接
続に関するレイアウト。 c 1トランジスタ2キャパシタ方式のメモリセルアレ
イ。
【図2】a 折り返しビット線方式の1トランジスタ1
キャパシタ型強誘電体メモリセルの断面図。 b 強誘電体キャパシタとプレート線の接続に関するレ
イアウト。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 ソース/ドレイン 3 LOCOS 4 トランスファーゲート 56 ポリシリコンプラグ 7 下部電極 8 強誘電体 9 上部電極 10 酸化絶縁膜 11 メタル配線 12 上部電極/プレート線間コンタクト 20 1トランジスタ2キャパシタセル 21 ワード線 22 ビット線 23、24 強誘電体キャパシタ 25、26 プレート線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 FR01 GA09 GA11 JA15 JA17 JA32 JA35 JA36 JA38 JA39 JA40 JA43 JA53 JA56 MA06 MA17 PR39 PR40

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート端子がワード線に接続されたモス型
    電界効果トランジスタのソース/ドレインの一方がビッ
    ト線と接続され、他方と絶縁膜を介して配置した強誘電
    体キャパシタの下部電極とをコンタクトプラグで電気的
    に接続され、前記強誘電体キャパシタがひとつの下部電
    極上に強誘電体を挟んで2つの上部電極がビット線方向
    に並んで配置される構成からなり、前記2つの上部電極
    上それぞれにプレート線を配置し各上部電極と接続され
    たことを特徴とする、半導体記憶装置。
JP2000301258A 2000-08-25 2000-08-25 半導体記憶装置 Pending JP2002100741A (ja)

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