JP2002100464A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP2002100464A JP2000290384A JP2000290384A JP2002100464A JP 2002100464 A JP2002100464 A JP 2002100464A JP 2000290384 A JP2000290384 A JP 2000290384A JP 2000290384 A JP2000290384 A JP 2000290384A JP 2002100464 A JP2002100464 A JP 2002100464A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央部が凸になっている焼き肉プレートの温
度制御をできるようにすること。 【解決手段】 焼き肉プレート9の中央部に導熱部11
を設け、この導熱部11によって焼き肉プレート9の温
度をトッププレート2の下面に当接した温度検知手段4
に伝達し、この温度検知手段4の出力によって高周波電
源6の出力を制御し焼き肉プレート9の温度を制御する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板より離れて設
置された調理板の温度を精度よく制御した誘導加熱調理
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の一般的な誘導加熱調理器
の構成図を図8に示す。図8では、調理面に凹凸を設
け、凹部の溝に焼肉の油やたれが落ちて網焼きのような
効果が得られる一般的な焼肉用の調理プレートを設置し
た例を示している。
【0003】図8において、1は誘導加熱を行うための
加熱コイル、2は加熱コイル1の上方に設置された天板
であるトッププレートで、加熱コイル1から発生する磁
力線を透過する耐熱性のセラミックやガラスが一般的に
用いられる。3はトッププレート2に載置される溝付き
焼肉プレートである。4はトッププレート2の裏面に当
接して設けられた温度検知手段である。5は制御手段
で、温度検知手段4によって、トッププレート2を介し
て測定された溝付き焼肉プレート3の温度を測定し、高
周波電源6の出力を制御する。7は溝付き焼肉プレート
5上に置かれた肉や野菜等の被調理物である。
【0004】この構成において、溝付き焼肉プレート3
の底面がトッププレート2に密着あるいは約1mm程度
の所定の距離だけ離れて設置されている。この構成によ
り温度調節機能が働き、たとえば温度検知手段4の検知
温度が約200℃であると、溝付き焼肉プレート3の調
理面の温度は約240℃であり、この相関関係により温
度調節を行っている。
【0005】また、図9は従来の他の誘導加熱調理器の
構成図である。図9は、一般的な焼肉用のプレート8を
利用した場合を示している。この焼き肉用のプレート8
は中央部が盛り上がっており、この傾斜を利用して被調
理物の油等が焼き物用のプレート周辺に溜まる構成とな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の誘導加熱調理器の構成では、図8のような溝付きの
焼肉プレート3を使用していると、溝にたまった焼肉の
たれの焦げや油を頻繁に清掃する必要があった。
【0007】また、図9のような中央部が盛り上がった
凸状の焼肉プレート8においては、焦げの原因となる余
分な焼肉のたれや油が中央から周囲に流れ落ちるため、
都度調理面の清掃の手間は必要ないものの、温度検知手
段4の設置されている部分が加熱している凸状の焼肉プ
レート8との距離が最も離れており上手く温度調節がで
きずに焼肉プレート8の温度が上昇し続けてしまうとい
う問題があった。
【0008】さらに、トッププレート2との距離が離れ
ていると、加熱コイル1から発生する磁束が届きにくく
所定の加熱熱量を得るために高周波電源の出力を上げて
スイッチング素子の印加電圧を高めていく必要がある。
しかし、比較的低価格のコレクタ−エミッタ間電圧(以
下Vceと記す)の上限が900Vのスイッチング素子
を使用すると、その保護のための制限電圧にすぐに達し
てしまい電圧を充分に高めることができない。そのため
充分な火力が得られないという問題があった。
【0009】本発明は前記課題を解決するもので、油受
け皿を有し、トッププレートより距離を置いて設置され
る所定の調理板を使用した際にも、精度の良い温度調節
が可能であり、かつ充分な火力が得られる誘導加熱調理
器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の誘導加熱調理器は、天板上に設置して使用
し中央部に周囲を壁で囲われた開口部を設けた受け皿
と、誘導加熱にて加熱可能な調理板と一体となり前記開
口部に挿入される導熱部とを備え、前記導熱部を前記受
け皿に着脱自在に取付ける構成とした。
【0011】これにより、天板と調理板の間に受け皿を
用いながらも、受け皿の開口部に挿入され天板に当接ま
たは近接する導熱部を設けたことで、調理板の温度を天
板を介して天板裏面の温度検知手段に伝えることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、加熱コ
イルおよびスイッチング素子等で構成された誘導加熱を
行うための高周波電源と、前記加熱コイルの上方に設け
た天板と、前記天板上に載置する誘導加熱にて加熱可能
な調理板と、前記天板と前記調理板との間に設置する中
央部に壁で囲われた開口部を有する受け皿と、前記被加
熱物の温度を測定する温度検知手段と、前記温度検知手
段の出力により前記高周波電源を制御する制御手段とを
備え、前記調理板は中央部から周囲に向かって下方に傾
斜し、かつ中央部に調理板の熱を前記天板に伝熱する導
熱部とを有し、前記導熱部を前記開口部に着脱自在に取
付けられる構成とした。
【0013】この構成により、従来焼肉プレート上の調
理面の溝にたまっていた調味液や被調理物の油分を受け
皿で受けることができ、使い勝手を向上しながら、導熱
部が調理板の温度を温度検知手段に伝えることができる
ため焼き物調理の調理性能すなわち温度調節精度を維持
できる。
【0014】請求項2に記載の発明は、特に請求項1に
記載の調理板に被調理物からでた油分や調理液が滴下す
る孔部を設け、かつ調理板の中央から周囲に向かって下
方に傾斜を設けた事により、調理物に絡んでいた余分な
調味液や調理物からでた余分な油分が調理板の周囲に流
れ落ち、また孔部から受け皿に滴下するため、調味液が
焦げたり調理物が油にまみれたりすることなく、使い勝
手と調理性能を向上することができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、特に請求項1に
記載の受け皿の裏面にリブを設け、受け皿の底面を天板
より浮かせる構成としたもので、調理板の調理面より温
度の低い受け皿の温度が天板に伝達されず、すなわち導
熱部の温度が天板に吸収される量を押さえることができ
るため、より正確に調理面の温度を温度検知手段に伝え
ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、特に請求項1に
記載の導熱部の肉厚を調理物を搭載する調理面の肉厚よ
り薄くする構成としたことにより、導熱部の比熱が比較
的小さくなり調理面の温度をより素早く温度検知手段に
伝えることができ、適切な温度制御をすることができ
る。
【0017】請求項5に記載の発明は、高周波電源へ供
給される電流値とスイッチング素子に印加される電圧と
を比較した結果と、高周波電源による加熱時間と温度検
知手段による鍋や調理板等の被加熱物の温度上昇との関
係から所定の調理板が用いられているか否かを判別する
調理板判別手段を設けたことにより、一般的には、温度
検知が上手く行かずに誘導加熱調理器に適さない、中央
裏面が凹状に反った鍋や、鍋底に脚がついており加熱す
る金属部が天板から浮いたような鍋と、所定の調理板を
区分する事ができ、所定の調理板に適応した調理を行え
る。
【0018】請求項6に記載の発明は、制御手段にてス
イッチング素子に印加される電圧に上限を設け、その上
限値を調理板判別手段の出力を受けて変更するようにし
たため、一般的には、天板から離れた被加熱物の場合
は、どんな鍋かわからないために、スイッチング素子の
保護のために、スイッチング素子に印加されるVce電
圧を低く押さえているため磁束の発生量が抑制され所定
の火力を得ることができにくい設定にしていることに対
して、所定の調理板であることが判別した場合には、そ
の抑制を解除してスイッチング素子のVce耐圧ぎりぎ
りまで磁束を発生させることにより、より大きな火力を
得ることができるものである。
【0019】
【実施例】以下、その実施例を図面を参照して説明す
る。なお、従来例と同一構成には同一符号を付しその説
明は省略する。
【0020】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における誘導加熱調理器の構成図である。
【0021】図1において、1は誘導加熱を行うための
加熱コイル、5は制御手段で、温度検知手段4によっ
て、天板であるトッププレート2を介して測定された調
理板としての焼き肉プレート9の温度を測定し、高周波
電源6の出力を制御する。
【0022】焼き肉プレート9は、肉や野菜等を加熱す
る調理面10と中央部の裏面から下方に向かって設けた
磁気誘導の影響を受けない材料からなる導熱部11とが
一体となって構成されている。12は受け皿で、トップ
プレート2の上に設置して使用する。この受け皿12の
中央部には貫通部13が設けられ、この貫通部13は焼
き肉プレート9の導熱部11が挿入可能な大きさとなっ
ている。また、受け皿12の外周と貫通部13の周囲に
は壁が設けられ、受け皿12の上に設置された焼き肉プ
レート9上の調理面10から調理物の油分や調味液がト
ッププレート2上に流れ落ちない構成としている。
【0023】この構成において加熱を開始すると、焼き
肉プレート9の温度は誘導加熱により最初は調理面10
が上昇し、次にその温度により導熱部11の温度が上昇
する。導熱部11は、受け皿12の貫通部13を通って
トッププレート2に当接または近接しており、トッププ
レート2の裏面に当接している温度検知手段4に焼き肉
プレート2の温度を伝えている。
【0024】この導熱部11を設けたことにより、焼き
肉プレート9の調理面10は温度検知手段4と離れてい
たとしても調理面10温度を温度検知手段4に伝達でき
る。
【0025】なお本実施例では、調理板として焼き肉プ
レートを用いた場合について述べたがこれに限定される
ものではなく、調理板として導熱部を有するものであれ
ばよいのは勿論である。
【0026】また、本実施例では調理面と導熱部とが一
体になっている場合を説明したが、調理面と導熱部とが
別々になっていてもよい。この場合は調理面と導熱部と
を組合わせたとき、調理面と導熱部との間に熱抵抗が生
じないように注意する必要がある。
【0027】(実施例2)図2(a)は、本発明の第2
の実施例における誘導加熱調理器の焼き肉プレートの斜
視図であり、図2(b)は同誘導加熱調理器の受け皿の
斜視図である。また、図2(c)は同誘導加熱調理器の
断面図である。
【0028】図において、焼き肉プレート9の調理面1
0に多数の孔を設け、且つ、中央からプレートの外周に
向かって下方に向かう傾斜を設けている。
【0029】これにより、調理物の油分や調味液が加熱
している調理物の周辺にとどまることなく受け皿に滴下
する。
【0030】(実施例3)図3(a)は本発明の第3の
実施例における誘導加熱調理器の受け皿の裏面図であ
り、図3(b)は図3(a)のA−A線断面図である。
【0031】図3において、受け皿12の底面裏側に放
射状にリブ15を設け、トッププレート2と受け皿12
との間に隙間を設けている。これにより、導熱部11よ
りも温度の低い受け皿がトッププレート2の熱を奪い、
トッププレート2の温度を下げるのを防いでいるので、
導熱部11の温度をより正しく温度検知手段4に伝える
ことができる。
【0032】(実施例4)図4は本発明の第4の実施例
における誘導加熱調理器の断面図である。
【0033】図4において、導熱部11を焼き肉プレー
ト9の肉厚よりも薄肉にしている。これにより、導熱部
11の熱容量を下げているため、導熱部11の温度が調
理面の温度に素早く追従する。すなわち、調理面の温度
が素早く温度検知手段4に伝達される。
【0034】なお、導熱部11の熱容量を下げる手段と
しては導熱部11の形状を中空の筒状体としてもよい。
【0035】(実施例5)誘導加熱に用いられる被加熱
物として種種の形状の鍋や調理板が用いられる。本実施
例では、通常の鍋と本発明に関わる焼き肉プレート等の
所定の調理板とを判別する判別手段に付いて述べる。
【0036】図5は本発明の第5の実施例における誘導
加熱調理器入力電力とスイッチング素子のVceとの相
関図であり、図6は同誘導加熱調理器のタイムチャート
である。
【0037】図5に示すように、通常の誘導加熱に適し
た鉄鍋では、火力が大きくなってもさほどVceが上昇
しないのに比べ、本発明の所定の調理板である焼き肉プ
レート5や、鍋底に脚が付いていたりあるいは鍋底がへ
こんでいたりするためにトッププレート2から上方に離
れたところに調理面10が位置する鍋では、磁束を届か
せる距離が遠くなるため、よりスイッチング素子に大き
な電圧がかかってしまう。したがって、所定電力値例え
ば1000WにおけるVce電圧を測定し、その値が所
定の範囲に入っているか否かにより、通常の鍋か調理面
10がトッププレート2から離なれている鍋であるかを
判別できる。
【0038】次に、図6に示すように、電力を1分間加
えた後の温度上昇の違いによって、所定の調理板なの
か、単に脚が付いていたりあるいは鍋底のへこみによっ
て浮いた鍋なのかを判別できる。
【0039】つまり、単に加熱面が浮いた鍋では、図6
に示すように温度検知手段4に鍋の熱が空気を介してし
か伝わらないため温度上昇がほとんどないか、あるいは
かなり遅れるのにくらべ、本発明の調理板である焼肉プ
レート9においては、導熱部11の働きにより、調理面
10の温度が直ちに温度検知手段4に伝わっている。
【0040】このように温度上昇の傾きと、前述の入力
電力とVceとの関係を合わせて、最終的に所定の調理
板であるかどうかを決定できる。
【0041】(実施例6)図7は本発明の第6の実施例
における誘導加熱調理器の特性図である。
【0042】通常の鍋を使用した場合には、火力が大き
くなってもさほどスイッチング素子のVceが上昇しな
いのに比べ、本発明の所定の調理板である焼き肉プレー
ト9や、鍋底に脚が付いていたり鍋底がへこんでいたり
するためにトッププレート2から上方に離れたところに
加熱面が位置する鍋は、磁束を届かせる距離が遠くなる
ため、Vceにより大きな電圧がかかってしまう。ま
た、一部のステンレスにおいても、誘導加熱では発熱し
にくい場合があり、この場合も通常の入力電力であって
もVceに大きな電圧がかかっている。
【0043】この様な場合には、スイッチング素子を保
護するために、スイッチング素子にかかる電圧Vceを
測定し所定電圧たとえば700Vを越えないように制限
をしている。但しその結果として、入力電力は1000
W程度になってしまう。
【0044】このようなときに、調理板判別手段によ
り、本発明の所定の調理板であるとわかっている場合に
は、このVceの制限を緩和してスイッチング素子の耐
圧限界の900Vに対して、制限を850Vまでにする
と、本発明の所定の調理板においても、充分な火力が得
られることとなる。
【0045】もちろん、Vceが900Vよりも高いス
イッチング素子を用いてもよいが高価格になるため実用
的ではなくなる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし6に記載
の発明によれば、調理板と天板との間に受け皿があるた
め距離が離れていたとしても、精度よく調理板の温度を
制御することができる。
【0047】さらに、請求項5または6の発明によれ
ば、充分な火力で調理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における誘導加熱調理器
の構成図
【図2】(a)本発明の第2の実施例における誘導加熱
調理器の焼き肉プレートの斜視図 (b)同誘導加熱調理器の受け皿の斜視図 (c)同誘導加熱調理器の断面図
【図3】(a)本発明の第3の実施例における誘導加熱
調理器の受け皿の裏面図 (b)図3(a)のA−A線断面図
【図4】本発明の第4の実施例における誘導加熱調理器
の断面図
【図5】本発明の第5の実施例における誘導加熱調理器
の入力電力とスイッチング素子のVceとの相関図
【図6】本発明の第5の実施例における誘導加熱調理器
のタイムチャート
【図7】本発明の第6の実施例における誘導加熱調理器
の特性図
【図8】従来例の誘導加熱調理器の構成図
【図9】従来例の他の誘導加熱調理器の構成図
【符号の説明】
1 加熱コイル 2 トッププレート(調理板) 4 温度検知手段 5 制御手段 6 高周波電源 7 調理物 9 焼き肉プレート(調理板) 11 導熱部 12 受け皿 13 貫通部(開口部) 14 孔 15 リブ
フロントページの続き Fターム(参考) 3K051 AA08 AB02 AB05 AC33 AD02 CD43 4B040 AA02 AA03 AA08 AB05 AC03 AD04 AE13 CA06 CA16 EB04 EB06 LA04 LA17 NA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルおよびスイッチング素子等で
    構成された誘導加熱を行うための高周波電源と、前記加
    熱コイルの上方に設けた天板と、前記天板上に載置する
    誘導加熱にて加熱可能な調理板と、前記天板と前記調理
    板との間に設置する中央部に壁で囲われた開口部を有す
    る受け皿と、前記被加熱物の温度を測定する温度検知手
    段と、前記温度検知手段の出力により前記高周波電源を
    制御する制御手段とを備え、前記調理板は中央部から周
    囲に向かって下方に傾斜し、かつ中央部に調理板の熱を
    前記天板に伝熱する導熱部を有し、前記導熱部を前記開
    口部に着脱自在に取付けられる構成とした誘導加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 調理板に被調理物からでた油分や調理液
    が滴下する孔部を設ける構成とした請求項1に記載の誘
    導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 受け皿の裏面にリブを設け、受け皿の底
    面を天板より浮かせる構成とした請求項1に記載の誘導
    加熱調理器。
  4. 【請求項4】 導熱部の肉厚を調理物を搭載する調理面
    の肉厚よりも薄くする構成とした請求項1に記載の誘導
    加熱調理器。
  5. 【請求項5】 高周波電源へ供給される電流値とスイッ
    チング素子に印加される電圧とを比較した結果と、高周
    波電源による加熱時間と温度検知手段による鍋や調理板
    等の被加熱物の温度上昇の関係とから所定の調理板が用
    いられているか否かを判別する調理板判別手段を設ける
    構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  6. 【請求項6】 制御手段はスイッチング素子に印加され
    る電圧に上限を設け、その上限値を調理板判別手段の出
    力を受けて変更するようにした請求項5に記載の誘導加
    熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014167479A1 (en) * 2013-04-08 2014-10-16 Koninklijke Philips N.V. Apparatus for cooking
KR102675944B1 (ko) 2024-04-23 2024-06-17 김문걸 고주파 솔레노이드를 열원으로 사용하는 온도제어식 전기구이기

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