JP2002098960A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JP2002098960A JP2002098960A JP2000291480A JP2000291480A JP2002098960A JP 2002098960 A JP2002098960 A JP 2002098960A JP 2000291480 A JP2000291480 A JP 2000291480A JP 2000291480 A JP2000291480 A JP 2000291480A JP 2002098960 A JP2002098960 A JP 2002098960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- guide plate
- light guide
- display element
- backlight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外光を利用する反射表示のときも、バックライ
トからの照明光を利用する透過表示のときも、高い正面
輝度を得ることができる反射/透過型の表示装置を提供
する。 【解決手段】液晶表示素子1の背後に配置されたバック
ライト13の導光板14の前後面にそれぞれ、複数の細
長プリズム部15,16を密に並べて平行に形成し、そ
の前後面のプリズム部15,16の長さ方向を互いにほ
ぼ直交させることにより、反射光および照明光を、互い
にほぼ直交する2つの方向に集光させて出射するように
した。
トからの照明光を利用する透過表示のときも、高い正面
輝度を得ることができる反射/透過型の表示装置を提供
する。 【解決手段】液晶表示素子1の背後に配置されたバック
ライト13の導光板14の前後面にそれぞれ、複数の細
長プリズム部15,16を密に並べて平行に形成し、そ
の前後面のプリズム部15,16の長さ方向を互いにほ
ぼ直交させることにより、反射光および照明光を、互い
にほぼ直交する2つの方向に集光させて出射するように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外光を利用する
反射表示と、照明光を利用する透過表示との両方の表示
を行なう表示装置に関するものである。
反射表示と、照明光を利用する透過表示との両方の表示
を行なう表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子のような光の透過を制御し
て表示する表示素子を備えた表示装置として、外光を利
用する反射表示と、バックライトからの照明光を利用す
る透過表示との両方の表示を行なう反射/透過型のもの
がある。
て表示する表示素子を備えた表示装置として、外光を利
用する反射表示と、バックライトからの照明光を利用す
る透過表示との両方の表示を行なう反射/透過型のもの
がある。
【0003】この反射/透過型表示装置は、表示素子の
背後に、照明光を前記表示素子に向けて出射するととも
に、表示の観察側である前側から入射し前記表示素子を
透過してその後側に出射した光を反射するバックライト
を配置したものであり、前記バックライトは、従来、少
なくとも一端面が入射端面とされるとともに前後面がそ
れぞれ平坦な入出射面とされ、前面を前記表示素子の後
面に対向させて配置された導光板と、この導光板の後側
に配置された反射板と、前記導光板の入射端面に対向さ
せて配置された光源とにより構成されている。
背後に、照明光を前記表示素子に向けて出射するととも
に、表示の観察側である前側から入射し前記表示素子を
透過してその後側に出射した光を反射するバックライト
を配置したものであり、前記バックライトは、従来、少
なくとも一端面が入射端面とされるとともに前後面がそ
れぞれ平坦な入出射面とされ、前面を前記表示素子の後
面に対向させて配置された導光板と、この導光板の後側
に配置された反射板と、前記導光板の入射端面に対向さ
せて配置された光源とにより構成されている。
【0004】前記反射/透過型表示装置は、充分な明る
さの外光が得られる環境下では、表示装置の使用環境の
光である外光を利用する反射表示を行ない、充分な明る
さの外光が得られない環境下で使用されるときに、前記
バックライトから照明光を出射させて、その照明光を利
用する透過表示を行なうものであり、外光を利用する反
射表示のときは、表示の観察側である前側から入射し、
前記表示素子を透過してその後側に出射した光が、前記
バックライトの導光板を透過して反射板により反射さ
れ、その反射光が、前記導光板を再び透過し、さらに前
記表示素子を透過して前側に出射する。
さの外光が得られる環境下では、表示装置の使用環境の
光である外光を利用する反射表示を行ない、充分な明る
さの外光が得られない環境下で使用されるときに、前記
バックライトから照明光を出射させて、その照明光を利
用する透過表示を行なうものであり、外光を利用する反
射表示のときは、表示の観察側である前側から入射し、
前記表示素子を透過してその後側に出射した光が、前記
バックライトの導光板を透過して反射板により反射さ
れ、その反射光が、前記導光板を再び透過し、さらに前
記表示素子を透過して前側に出射する。
【0005】また、前記バックライトからの照明光を利
用する透過表示のときは、前記バックライトの光源から
出射し、前記導光板にその入射端面から入射した照明光
が、導光板の前後面と外気(空気)との界面での全反射
により屈折しながら導光板内を導かれてその前面から出
射し、その光が前記表示素子にその後側から入射し、こ
の表示素子を透過して前側に出射する。
用する透過表示のときは、前記バックライトの光源から
出射し、前記導光板にその入射端面から入射した照明光
が、導光板の前後面と外気(空気)との界面での全反射
により屈折しながら導光板内を導かれてその前面から出
射し、その光が前記表示素子にその後側から入射し、こ
の表示素子を透過して前側に出射する。
【0006】この反射/透過型表示装置は、充分な明る
さの外光が得られない環境下でも使用することができ、
また、前記バックライトから照明光を出射させるのは充
分な明るさの外光が得られない環境下で使用するときだ
けでよいため、常にバックライトから照明光を出射させ
て表示する透過表示型の表示装置に比べて消費電力が少
ない。
さの外光が得られない環境下でも使用することができ、
また、前記バックライトから照明光を出射させるのは充
分な明るさの外光が得られない環境下で使用するときだ
けでよいため、常にバックライトから照明光を出射させ
て表示する透過表示型の表示装置に比べて消費電力が少
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の反射/
透過型表示装置は、外光を利用する反射表示のときも、
バックライトからの照明光を利用する透過表示のとき
も、正面輝度(表示素子の画面の法線に沿った方向の付
近から表示を観察したときの輝度)が低いという問題を
もっている。
透過型表示装置は、外光を利用する反射表示のときも、
バックライトからの照明光を利用する透過表示のとき
も、正面輝度(表示素子の画面の法線に沿った方向の付
近から表示を観察したときの輝度)が低いという問題を
もっている。
【0008】すなわち、反射/透過型表示装置は、外光
を利用する反射表示のときは、表示素子の画面の法線に
対してある程度前記画面の上縁側に傾いた方向を明るい
外光が得られる方向に向けて使用されるため、外光は主
に、表示素子の画面の法線に対して傾いた方向から入射
する。
を利用する反射表示のときは、表示素子の画面の法線に
対してある程度前記画面の上縁側に傾いた方向を明るい
外光が得られる方向に向けて使用されるため、外光は主
に、表示素子の画面の法線に対して傾いた方向から入射
する。
【0009】そして、従来の表示装置のバックライト
は、上述したように、前記導光板の前後面がそれぞれ平
坦面であるため、外光を利用する反射表示のときに、前
側から入射し、前記バックライトの反射板により反射さ
れて前側に出射する光の主な出射方向は、前記表示素子
の画面の法線に対して傾いた方向であり、したがって、
充分な正面輝度が得られない。
は、上述したように、前記導光板の前後面がそれぞれ平
坦面であるため、外光を利用する反射表示のときに、前
側から入射し、前記バックライトの反射板により反射さ
れて前側に出射する光の主な出射方向は、前記表示素子
の画面の法線に対して傾いた方向であり、したがって、
充分な正面輝度が得られない。
【0010】また、バックライトからの照明光を利用す
る透過表示のときは、光源から出射して導光板にその入
射端面から入射した照明光が、導光板の前後面と外気と
の界面での全反射により屈折しながら導光板内を導かれ
てその前面から出射するが、従来の表示装置のバックラ
イトは、前記導光板の前後面がそれぞれ平坦面であるた
め、前記導光板の前面から出射する照明光の主な出射方
向が、前記表示素子の画面の法線に対して傾いた方向で
あり、したがって、透過表示のときも充分な正面輝度が
得られない。
る透過表示のときは、光源から出射して導光板にその入
射端面から入射した照明光が、導光板の前後面と外気と
の界面での全反射により屈折しながら導光板内を導かれ
てその前面から出射するが、従来の表示装置のバックラ
イトは、前記導光板の前後面がそれぞれ平坦面であるた
め、前記導光板の前面から出射する照明光の主な出射方
向が、前記表示素子の画面の法線に対して傾いた方向で
あり、したがって、透過表示のときも充分な正面輝度が
得られない。
【0011】この発明は、外光を利用する反射表示のと
きも、バックライトからの照明光を利用する透過表示の
ときも、高い正面輝度を得ることができる反射/透過型
の表示装置を提供することを目的としたものである。
きも、バックライトからの照明光を利用する透過表示の
ときも、高い正面輝度を得ることができる反射/透過型
の表示装置を提供することを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、光の透過を
制御して表示する表示素子の背後に、照明光を前記表示
素子に向けて出射するとともに、表示の観察側である前
側から入射し前記表示素子を透過してその後側に出射し
た光を反射するバックライトを配置してなる表示装置に
おいて、前記バックライトが、少なくとも一端面が入射
端面とされるとともに前後面がそれぞれ入出射面とさ
れ、前面を前記表示素子の後面に対向させて配置された
導光板と、この導光板の後側に配置された反射板と、前
記導光板の入射端面に対向させて配置された光源とから
なっており、前記導光板の前後面にそれぞれ複数の細長
プリズム部が密に並べて平行に形成され、その前後面の
プリズム部の長さ方向が互いにほぼ直交していることを
特徴とするものである。
制御して表示する表示素子の背後に、照明光を前記表示
素子に向けて出射するとともに、表示の観察側である前
側から入射し前記表示素子を透過してその後側に出射し
た光を反射するバックライトを配置してなる表示装置に
おいて、前記バックライトが、少なくとも一端面が入射
端面とされるとともに前後面がそれぞれ入出射面とさ
れ、前面を前記表示素子の後面に対向させて配置された
導光板と、この導光板の後側に配置された反射板と、前
記導光板の入射端面に対向させて配置された光源とから
なっており、前記導光板の前後面にそれぞれ複数の細長
プリズム部が密に並べて平行に形成され、その前後面の
プリズム部の長さ方向が互いにほぼ直交していることを
特徴とするものである。
【0013】この発明の表示装置は、前記バックライト
の導光板の前後面にそれぞれ、複数の細長プリズム部を
密に並べて平行に形成し、その前後面のプリズム部の長
さ方向を互いにほぼ直交させたものであるため、外光を
利用する反射表示のときの前記バックライトによる反射
光も、前記バックライトが出射する照明光も、前記導光
板の前後面のプリズム部によりそれぞれのプリズム部の
幅方向に集光され、互いにほぼ直交する2つの方向に集
光された正面輝度の高い輝度分布の光となって表示素子
に入射する。
の導光板の前後面にそれぞれ、複数の細長プリズム部を
密に並べて平行に形成し、その前後面のプリズム部の長
さ方向を互いにほぼ直交させたものであるため、外光を
利用する反射表示のときの前記バックライトによる反射
光も、前記バックライトが出射する照明光も、前記導光
板の前後面のプリズム部によりそれぞれのプリズム部の
幅方向に集光され、互いにほぼ直交する2つの方向に集
光された正面輝度の高い輝度分布の光となって表示素子
に入射する。
【0014】したがって、この発明の表示装置によれ
ば、外光を利用する反射表示のときも、バックライトか
らの照明光を利用する透過表示のときも、高い正面輝度
を得ることができる。
ば、外光を利用する反射表示のときも、バックライトか
らの照明光を利用する透過表示のときも、高い正面輝度
を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の表示装置は、上記のよ
うに、バックライトの導光板の前後面にそれぞれ、複数
の細長プリズム部を密に並べて平行に形成し、その前後
面のプリズム部の長さ方向を互いにほぼ直交させること
により、外光を利用する反射表示のときも、バックライ
トからの照明光を利用する透過表示のときも、出射光を
前記導光板の前後面の集光手段により互いにほぼ直交す
る2つの方向に集光し、高い正面輝度を得るようにした
ものである。
うに、バックライトの導光板の前後面にそれぞれ、複数
の細長プリズム部を密に並べて平行に形成し、その前後
面のプリズム部の長さ方向を互いにほぼ直交させること
により、外光を利用する反射表示のときも、バックライ
トからの照明光を利用する透過表示のときも、出射光を
前記導光板の前後面の集光手段により互いにほぼ直交す
る2つの方向に集光し、高い正面輝度を得るようにした
ものである。
【0016】この発明の表示装置は、前記導光板の前面
と前記表示素子の後面との間に拡散板を配置した構成と
するのが好ましい。
と前記表示素子の後面との間に拡散板を配置した構成と
するのが好ましい。
【0017】また、この発明の表示装置は、前記導光板
の前後面の少なくとも一方に対向させて、密に並べて平
行に形成された複数の細長プリズム部を有するプリズム
シートを、そのプリズム部の長さ方向を前記導光板の前
記プリズムシートが対向する面に形成されたプリズム部
の長さ方向とほぼ直交させて配置した構成としてもよ
い。
の前後面の少なくとも一方に対向させて、密に並べて平
行に形成された複数の細長プリズム部を有するプリズム
シートを、そのプリズム部の長さ方向を前記導光板の前
記プリズムシートが対向する面に形成されたプリズム部
の長さ方向とほぼ直交させて配置した構成としてもよ
い。
【0018】
【実施例】図1〜図4はこの発明の第1の実施例を示し
ており、図1は表示装置の分解斜視図、図2および図3
は前記表示装置の長さ方向および幅方向に沿うハッチン
グを省略した断面図である。
ており、図1は表示装置の分解斜視図、図2および図3
は前記表示装置の長さ方向および幅方向に沿うハッチン
グを省略した断面図である。
【0019】この実施例の表示装置は、光の透過を制御
して表示する表示素子として、液晶表示素子を備えたも
のであり、図1〜図3に示すように、液晶表示素子1の
背後に、照明光を前記液晶表示素子1に向けて出射する
とともに、表示の観察側である前側から入射し前記液晶
表示素子1を透過してその後側に出射した光を反射する
バックライト13を配置し、さらに、前記バックライト
13と前記液晶表示素子1との間に拡散板23を配置し
た構成となっている。なお、図1〜図3では液晶表示素
子1を簡略化して示している。
して表示する表示素子として、液晶表示素子を備えたも
のであり、図1〜図3に示すように、液晶表示素子1の
背後に、照明光を前記液晶表示素子1に向けて出射する
とともに、表示の観察側である前側から入射し前記液晶
表示素子1を透過してその後側に出射した光を反射する
バックライト13を配置し、さらに、前記バックライト
13と前記液晶表示素子1との間に拡散板23を配置し
た構成となっている。なお、図1〜図3では液晶表示素
子1を簡略化して示している。
【0020】前記バックライト13は、図1〜図3に示
したように、前面を前記液晶表示素子1の後面に対向さ
せて配置された導光板14と、この導光板14の後側に
配置された反射板17と、前記導光板14の一端面に対
向させて配置された光源18とからなっている。
したように、前面を前記液晶表示素子1の後面に対向さ
せて配置された導光板14と、この導光板14の後側に
配置された反射板17と、前記導光板14の一端面に対
向させて配置された光源18とからなっている。
【0021】前記導光板14は、アクリル樹脂等からな
っており、その一端面が、前記光源18が出射する照明
光を取り込む入射端面とされ、前後面がそれぞれ、前記
入射端面から導光板14内に入射した照明光および表示
装置の前側から入射した外光の入出射面とされるととも
に、その前後面(入出射面)にそれぞれ、複数の細長プ
リズム部15,16が密に並べて平行に形成されてい
る。
っており、その一端面が、前記光源18が出射する照明
光を取り込む入射端面とされ、前後面がそれぞれ、前記
入射端面から導光板14内に入射した照明光および表示
装置の前側から入射した外光の入出射面とされるととも
に、その前後面(入出射面)にそれぞれ、複数の細長プ
リズム部15,16が密に並べて平行に形成されてい
る。
【0022】前記導光板14の前後面のプリズム部1
5,16の長さ方向は、互いにほぼ直交しており、例え
ば、後面のプリズム部16は、光源18から出射して導
光板14にその入射端面から入射した光の進行方向に対
してほぼ90度の角度で交差する方向(導光板14の入
射端面とほぼ平行な方向)に沿わせて形成され、前面の
プリズム部15は、前記入射端面からの入射光の進行方
向とほぼ平行な方向に沿わせて形成されている。
5,16の長さ方向は、互いにほぼ直交しており、例え
ば、後面のプリズム部16は、光源18から出射して導
光板14にその入射端面から入射した光の進行方向に対
してほぼ90度の角度で交差する方向(導光板14の入
射端面とほぼ平行な方向)に沿わせて形成され、前面の
プリズム部15は、前記入射端面からの入射光の進行方
向とほぼ平行な方向に沿わせて形成されている。
【0023】前記前後面のプリズム部15,16はそれ
ぞれ、頂角が30〜90度の二等辺三角形状の断面形状
を有しており、0.15mm〜0.30mmの微小なピ
ッチで形成されている。なお、図では、便宜上、前記プ
リズム部15,16を大きく誇張して示している。
ぞれ、頂角が30〜90度の二等辺三角形状の断面形状
を有しており、0.15mm〜0.30mmの微小なピ
ッチで形成されている。なお、図では、便宜上、前記プ
リズム部15,16を大きく誇張して示している。
【0024】また、前記反射板17は、銀またはアルミ
ニウム等の金属板からなる鏡面反射板であり、この反射
板17は、その前面(反射面)を前記導光板14の後面
のプリズム部16の頂部に近接または当接させて、導光
板14と平行に配置されている。
ニウム等の金属板からなる鏡面反射板であり、この反射
板17は、その前面(反射面)を前記導光板14の後面
のプリズム部16の頂部に近接または当接させて、導光
板14と平行に配置されている。
【0025】さらに、前記光源18は、例えば直管状の
蛍光ランプまたはEL(エレクトロルミネセンス)アレ
イ等からなる光源19と、この光源19が出射する照明
光を前記導光板14の入射端面に向けて反射するリフレ
クタ20とからなっており、この光源部18は、前記導
光板14の入射端面の側方に、前記入射端面に対向させ
て配置されている。
蛍光ランプまたはEL(エレクトロルミネセンス)アレ
イ等からなる光源19と、この光源19が出射する照明
光を前記導光板14の入射端面に向けて反射するリフレ
クタ20とからなっており、この光源部18は、前記導
光板14の入射端面の側方に、前記入射端面に対向させ
て配置されている。
【0026】次に、前記液晶表示素子1について説明す
る。図4は前記TN型液晶表示素子1の一部分の拡大断
面図である。
る。図4は前記TN型液晶表示素子1の一部分の拡大断
面図である。
【0027】この液晶表示素子1は、例えばTN(ツイ
ステッドネマティック)型のアクティブマトリックス液
晶表示素子であり、液晶セル2と、前記液晶セル2をは
さんで配置された前後一対の偏光板11,12とからな
っている。
ステッドネマティック)型のアクティブマトリックス液
晶表示素子であり、液晶セル2と、前記液晶セル2をは
さんで配置された前後一対の偏光板11,12とからな
っている。
【0028】前記液晶セル2は、液晶層10をはさんで
対向する前後一対の透明基板3,4のうち、一方の基
板、例えば後側の基板4の内面に、行方向および列方向
にマトリックス状に配列する複数の透明な画素電極6が
設けられ、他方の基板、つまり表示の観察側である前側
の基板3の内面に、前記複数の画素電極6と対向する一
枚膜状の透明な対向電極5が設けられている。
対向する前後一対の透明基板3,4のうち、一方の基
板、例えば後側の基板4の内面に、行方向および列方向
にマトリックス状に配列する複数の透明な画素電極6が
設けられ、他方の基板、つまり表示の観察側である前側
の基板3の内面に、前記複数の画素電極6と対向する一
枚膜状の透明な対向電極5が設けられている。
【0029】なお、図では省略しているが、後側基板4
の内面には、前記複数の画素電極6にそれぞれ接続され
た複数のTFT(薄膜トランジスタ)と、各行のTFT
にそれぞれゲート信号を供給するための複数のゲート配
線と、各列のTFTにそれぞれデータ信号を供給するた
めの複数のデータ配線とが設けられている。
の内面には、前記複数の画素電極6にそれぞれ接続され
た複数のTFT(薄膜トランジスタ)と、各行のTFT
にそれぞれゲート信号を供給するための複数のゲート配
線と、各列のTFTにそれぞれデータ信号を供給するた
めの複数のデータ配線とが設けられている。
【0030】また、前記前側基板3の内面には、前記複
数の画素電極6と前記対向電極5とが互いに対向する複
数の画素領域にそれぞれ対応させて、複数の色、例えば
赤、緑、青の3色のカラーフィルタ7R,7G,7Bが
設けられており、その上に前側対向電極5が形成されて
いる。
数の画素電極6と前記対向電極5とが互いに対向する複
数の画素領域にそれぞれ対応させて、複数の色、例えば
赤、緑、青の3色のカラーフィルタ7R,7G,7Bが
設けられており、その上に前側対向電極5が形成されて
いる。
【0031】そして、前記一対の基板3,4は、その周
縁部において図示しない枠状のシール材を介して接合さ
れており、これらの基板3,4間の前記シール材で囲ま
れた領域にネマティック液晶が封入されて液晶層10が
形成されている。
縁部において図示しない枠状のシール材を介して接合さ
れており、これらの基板3,4間の前記シール材で囲ま
れた領域にネマティック液晶が封入されて液晶層10が
形成されている。
【0032】この液晶層10の液晶分子は、一対の基板
3,4の内面にそれぞれ前記電極5,6を覆って設けら
れた配向膜8,9によりそれぞれの基板3,4の近傍に
おける配向方向を規制され、一対の基板3,4間におい
て所定のツイスト角でツイスト配向しており、前側およ
び後側の偏光板11,12はそれぞれ、その透過軸を所
定の方向に向けて設けられている。
3,4の内面にそれぞれ前記電極5,6を覆って設けら
れた配向膜8,9によりそれぞれの基板3,4の近傍に
おける配向方向を規制され、一対の基板3,4間におい
て所定のツイスト角でツイスト配向しており、前側およ
び後側の偏光板11,12はそれぞれ、その透過軸を所
定の方向に向けて設けられている。
【0033】また、前記拡散板23は、フィラー混入型
拡散板またはマイクロレンズシート等であり、この拡散
板23は、前記バックライト13の導光板14の前面と
前記液晶表示素子1の後面との間に配置されている。
拡散板またはマイクロレンズシート等であり、この拡散
板23は、前記バックライト13の導光板14の前面と
前記液晶表示素子1の後面との間に配置されている。
【0034】この表示装置は、充分な明るさの外光が得
られる環境下では、表示装置の使用環境の光である外光
を利用する反射表示を行ない、充分な明るさの外光が得
られない環境下で使用されるときに、前記バックライト
13から照明光を出射させて、その照明光を利用する透
過表示を行なうものであり、外光を利用する反射表示の
ときは、表示の観察側である前側から入射し、前記液晶
表示素子1を透過してその後側に出射した光が、図2お
よび図3に実線で示したように、前記バックライト13
の導光板14を透過して反射板17により反射され、そ
の反射光が、前記導光板14を再び透過し、さらに液晶
表示素子1を透過して前側に出射する。
られる環境下では、表示装置の使用環境の光である外光
を利用する反射表示を行ない、充分な明るさの外光が得
られない環境下で使用されるときに、前記バックライト
13から照明光を出射させて、その照明光を利用する透
過表示を行なうものであり、外光を利用する反射表示の
ときは、表示の観察側である前側から入射し、前記液晶
表示素子1を透過してその後側に出射した光が、図2お
よび図3に実線で示したように、前記バックライト13
の導光板14を透過して反射板17により反射され、そ
の反射光が、前記導光板14を再び透過し、さらに液晶
表示素子1を透過して前側に出射する。
【0035】なお、図2および図3では、前側から入射
した光の透過経路を1本の実線で示しているが、前側か
ら入射し、前記液晶表示素子1を透過してその後側に出
射した光は、拡散板23により拡散されて前記導光板1
4に入射し、また、前記反射板17により反射された反
射光は、前記拡散板23により拡散され、拡散光となっ
て前記液晶表示素子1の前側に出射する。
した光の透過経路を1本の実線で示しているが、前側か
ら入射し、前記液晶表示素子1を透過してその後側に出
射した光は、拡散板23により拡散されて前記導光板1
4に入射し、また、前記反射板17により反射された反
射光は、前記拡散板23により拡散され、拡散光となっ
て前記液晶表示素子1の前側に出射する。
【0036】また、前記導光板14の前後面にはそれぞ
れ、複数の細長プリズム部15,16が密に並べて平行
に形成されているため、前側から入射し、前記液晶表示
素子1を透過して前記導光板14に入射する光の中に
は、前記導光板14の前面または後面のプリズム部1
5,16と外気(空気)との界面での全反射により屈折
して前側に戻ってくる光もあるが、その光の量は僅かで
あり、大部分(70〜90%)の光は、前記導光板14
を透過して反射板17により反射される。
れ、複数の細長プリズム部15,16が密に並べて平行
に形成されているため、前側から入射し、前記液晶表示
素子1を透過して前記導光板14に入射する光の中に
は、前記導光板14の前面または後面のプリズム部1
5,16と外気(空気)との界面での全反射により屈折
して前側に戻ってくる光もあるが、その光の量は僅かで
あり、大部分(70〜90%)の光は、前記導光板14
を透過して反射板17により反射される。
【0037】一方、前記バックライト13からの照明光
を利用する透過表示のときは、前記バックライト13の
光源18から出射し、前記導光板14にその入射端面か
ら入射した照明光が、図2および図3に破線で示したよ
うに、導光板14の前面のプリズム部15と外気との界
面での全反射と、導光板14の後面のプリズム部16と
外気との界面での全反射または反射板17での反射とを
繰り返しながら導光板14内を導かれてその前面から出
射し、その光が前記液晶表示素子1にその後側から入射
し、この液晶表示素子1を透過して前側に出射する。
を利用する透過表示のときは、前記バックライト13の
光源18から出射し、前記導光板14にその入射端面か
ら入射した照明光が、図2および図3に破線で示したよ
うに、導光板14の前面のプリズム部15と外気との界
面での全反射と、導光板14の後面のプリズム部16と
外気との界面での全反射または反射板17での反射とを
繰り返しながら導光板14内を導かれてその前面から出
射し、その光が前記液晶表示素子1にその後側から入射
し、この液晶表示素子1を透過して前側に出射する。
【0038】なお、図2および図3では、光源18から
出射した照明光の透過経路を1本の破線で示している
が、前記導光板14の前面から出射した照明光は、前記
拡散板23により拡散され、拡散光となって前記液晶表
示素子1の前側に出射する。
出射した照明光の透過経路を1本の破線で示している
が、前記導光板14の前面から出射した照明光は、前記
拡散板23により拡散され、拡散光となって前記液晶表
示素子1の前側に出射する。
【0039】そして、この表示装置では、前記バックラ
イト13の導光板14の前後面にそれぞれ、複数の細長
プリズム部15,16を密に並べて平行に形成し、その
前後面のプリズム部15,16の長さ方向を互いにほぼ
直交させているため、外光を利用する反射表示のときの
前記バックライト13による反射光も、前記バックライ
ト13が出射する照明光も、前記導光板14の前後面の
プリズム部15,16によりそれぞれのプリズム部1
5,16の幅方向に集光され、互いにほぼ直交する2つ
の方向に集光された正面輝度の高い輝度分布の光となっ
て液晶表示素子1に入射する。
イト13の導光板14の前後面にそれぞれ、複数の細長
プリズム部15,16を密に並べて平行に形成し、その
前後面のプリズム部15,16の長さ方向を互いにほぼ
直交させているため、外光を利用する反射表示のときの
前記バックライト13による反射光も、前記バックライ
ト13が出射する照明光も、前記導光板14の前後面の
プリズム部15,16によりそれぞれのプリズム部1
5,16の幅方向に集光され、互いにほぼ直交する2つ
の方向に集光された正面輝度の高い輝度分布の光となっ
て液晶表示素子1に入射する。
【0040】すなわち、外光を利用する反射表示のとき
は、外光が、液晶表示素子1の画面の法線に対して傾い
た方向から主に入射するが、前記バックライト13によ
り反射されて液晶表示素子1にその後側から入射する光
は、前記導光板14の前面のプリズム部15によりその
幅方向に集光されるとともに、前記導光板14の後面の
プリズム部16によりその幅方向に集光された、互いに
ほぼ直交する2つの方向に集光された正面輝度の高い輝
度分布の光である。
は、外光が、液晶表示素子1の画面の法線に対して傾い
た方向から主に入射するが、前記バックライト13によ
り反射されて液晶表示素子1にその後側から入射する光
は、前記導光板14の前面のプリズム部15によりその
幅方向に集光されるとともに、前記導光板14の後面の
プリズム部16によりその幅方向に集光された、互いに
ほぼ直交する2つの方向に集光された正面輝度の高い輝
度分布の光である。
【0041】また、前記バックライト13からの照明光
を利用する透過表示のときは、光源18から出射して導
光板14にその入射端面から入射した照明光が、上述し
たように導光板14内を導かれてその前面から出射する
が、このときも、導光板14の後面のプリズム部16と
外気との界面で全反射した光と、導光板14の後側に出
射し、反射板17により反射されて前記導光板14にそ
の後側から再び入射した光が、前記導光板14の後面の
プリズム部16によりその幅方向に集光され、さらに導
光板14の前面から出射する際に、前記導光板14の前
面のプリズム部15によりその幅方向に集光されるた
め、液晶表示素子1にその後側から入射する照明光は、
互いにほぼ直交する2つの方向に集光された正面輝度の
高い輝度分布の光である。
を利用する透過表示のときは、光源18から出射して導
光板14にその入射端面から入射した照明光が、上述し
たように導光板14内を導かれてその前面から出射する
が、このときも、導光板14の後面のプリズム部16と
外気との界面で全反射した光と、導光板14の後側に出
射し、反射板17により反射されて前記導光板14にそ
の後側から再び入射した光が、前記導光板14の後面の
プリズム部16によりその幅方向に集光され、さらに導
光板14の前面から出射する際に、前記導光板14の前
面のプリズム部15によりその幅方向に集光されるた
め、液晶表示素子1にその後側から入射する照明光は、
互いにほぼ直交する2つの方向に集光された正面輝度の
高い輝度分布の光である。
【0042】したがって、この表示装置によれば、外光
を利用する反射表示のときも、バックライトからの照明
光を利用する透過表示のときも、高い正面輝度を得るこ
とができる。
を利用する反射表示のときも、バックライトからの照明
光を利用する透過表示のときも、高い正面輝度を得るこ
とができる。
【0043】しかも、この実施例では、前記バックライ
ト13の導光板14の前面と前記液晶表示素子1の後面
との間に拡散板23を配置しているため、前記反射表示
のときも、透過表示のときも、前記拡散板23により拡
散された光を前記液晶表示素子1の前側に出射すること
ができ、したがって、輝度むらの無い表示を得ることが
できる。
ト13の導光板14の前面と前記液晶表示素子1の後面
との間に拡散板23を配置しているため、前記反射表示
のときも、透過表示のときも、前記拡散板23により拡
散された光を前記液晶表示素子1の前側に出射すること
ができ、したがって、輝度むらの無い表示を得ることが
できる。
【0044】図5はこの発明の第2の実施例を示す表示
装置の分解斜視図であり、この実施例の表示装置は、導
光板14の前後面にそれぞれ対向させてプリズムシート
21,22を配置した構成のバックライト13Aを備え
たものである。
装置の分解斜視図であり、この実施例の表示装置は、導
光板14の前後面にそれぞれ対向させてプリズムシート
21,22を配置した構成のバックライト13Aを備え
たものである。
【0045】なお、前記バックライト13Aは、上記第
1の実施例におけるバックライト13に前記プリズムシ
ート21,22を付加したものであり、また、液晶表示
素子1と拡散板23は第1の実施例のものと同じである
から、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
1の実施例におけるバックライト13に前記プリズムシ
ート21,22を付加したものであり、また、液晶表示
素子1と拡散板23は第1の実施例のものと同じである
から、重複する説明は図に同符号を付して省略する。
【0046】前記プリズムシート21,22は、一方の
面に、複数の細長プリズム部21a,22aが密に並べ
て平行に形成された透明な樹脂フィルムからなってお
り、いずれのプリズムシート21,22のプリズム部2
1a,22aも、前記導光板14の前後面に形成された
プリズム部15,16とほぼ同じ形状およびピッチで形
成されている。
面に、複数の細長プリズム部21a,22aが密に並べ
て平行に形成された透明な樹脂フィルムからなってお
り、いずれのプリズムシート21,22のプリズム部2
1a,22aも、前記導光板14の前後面に形成された
プリズム部15,16とほぼ同じ形状およびピッチで形
成されている。
【0047】そして、前記導光板14の前面に対向する
前側プリズムシート21は、そのプリズム部21aの長
さ方向を前記導光板14の前面に形成されたプリズム部
15の長さ方向とほぼ直交させて配置されており、前記
導光板14の後面に対向する後側プリズムシート22
は、そのプリズム部22aの長さ方向を前記導光板14
の後面に形成されたプリズム部16の長さ方向とほぼ直
交させて配置されている。
前側プリズムシート21は、そのプリズム部21aの長
さ方向を前記導光板14の前面に形成されたプリズム部
15の長さ方向とほぼ直交させて配置されており、前記
導光板14の後面に対向する後側プリズムシート22
は、そのプリズム部22aの長さ方向を前記導光板14
の後面に形成されたプリズム部16の長さ方向とほぼ直
交させて配置されている。
【0048】この実施例の表示装置は、バックライト1
3Aを、前後面にプリズム部15,16が形成された導
光板14の前後面にそれぞれ対向させて、密に並べて平
行に形成された複数の細長プリズム部21a,22aを
有するプリズムシート21,22を、そのプリズム部2
1a,22aの長さ方向を前記導光板14の前記プリズ
ムシート21,22が対向する面に形成されたプリズム
部15,16の長さ方向とほぼ直交させて配置した構成
としたものであるため、バックライト13Aによる反射
光および前記バックライト13Aが出射する照明光を、
前記導光板14の後側において、前記導光板14の後面
に形成されたプリズム部16と後側プリズムシート22
のプリズム部22aとにより互いにほぼ直交する2つの
方向に集光するとともに、前記導光板14の前側におい
て、前記導光板14の前面に形成されたプリズム部15
と前側プリズムシート21のプリズム部21aとにより
互いにほぼ直交する2つの方向に集光し、より正面輝度
の高い反射光および照明光を液晶表示素子1に入射させ
ることができる。
3Aを、前後面にプリズム部15,16が形成された導
光板14の前後面にそれぞれ対向させて、密に並べて平
行に形成された複数の細長プリズム部21a,22aを
有するプリズムシート21,22を、そのプリズム部2
1a,22aの長さ方向を前記導光板14の前記プリズ
ムシート21,22が対向する面に形成されたプリズム
部15,16の長さ方向とほぼ直交させて配置した構成
としたものであるため、バックライト13Aによる反射
光および前記バックライト13Aが出射する照明光を、
前記導光板14の後側において、前記導光板14の後面
に形成されたプリズム部16と後側プリズムシート22
のプリズム部22aとにより互いにほぼ直交する2つの
方向に集光するとともに、前記導光板14の前側におい
て、前記導光板14の前面に形成されたプリズム部15
と前側プリズムシート21のプリズム部21aとにより
互いにほぼ直交する2つの方向に集光し、より正面輝度
の高い反射光および照明光を液晶表示素子1に入射させ
ることができる。
【0049】したがって、この実施例の表示装置によれ
ば、外光を利用する反射表示のときも、バックライトか
らの照明光を利用する透過表示のときも、さらに高い正
面輝度を得ることができる。
ば、外光を利用する反射表示のときも、バックライトか
らの照明光を利用する透過表示のときも、さらに高い正
面輝度を得ることができる。
【0050】なお、上記第2の実施例では、バックライ
ト13Aを、導光板14の前後面にそれぞれ対向させて
プリズムシート21,22を配置した構成としている
が、前記プリズムシートは、前記導光板14の前後面の
いずれか一方だけに対向させて配置してもよい。
ト13Aを、導光板14の前後面にそれぞれ対向させて
プリズムシート21,22を配置した構成としている
が、前記プリズムシートは、前記導光板14の前後面の
いずれか一方だけに対向させて配置してもよい。
【0051】また、上記第1および第2の実施例では、
バックライト13,13Aの導光板14の前後面のプリ
ズム部15,16のうち、後面のプリズム部16を、導
光板14にその入射端面から入射した光の進行方向に対
してほぼ90度の角度で交差する方向に沿わせて形成
し、前面のプリズム部15を、前記入射端面からの入射
光の進行方向とほぼ平行な方向に沿わせて形成している
が、それと逆に、前面のプリズム部15を、前記入射端
面からの入射光の進行方向に対してほぼ90度の角度で
交差する方向に沿わせて形成し、後面のプリズム部16
を、前記入射端面からの入射光の進行方向とほぼ平行な
方向に沿わせて形成してもよい。
バックライト13,13Aの導光板14の前後面のプリ
ズム部15,16のうち、後面のプリズム部16を、導
光板14にその入射端面から入射した光の進行方向に対
してほぼ90度の角度で交差する方向に沿わせて形成
し、前面のプリズム部15を、前記入射端面からの入射
光の進行方向とほぼ平行な方向に沿わせて形成している
が、それと逆に、前面のプリズム部15を、前記入射端
面からの入射光の進行方向に対してほぼ90度の角度で
交差する方向に沿わせて形成し、後面のプリズム部16
を、前記入射端面からの入射光の進行方向とほぼ平行な
方向に沿わせて形成してもよい。
【0052】さらに、前記導光板14の前後面のプリズ
ム部15,16は、前記入射端面からの入射光の進行方
向に対して互いに逆方向に斜めに傾いた方向に沿わせて
形成してもよく、その場合は、前記入射端面からの入射
光の進行方向と前後面のプリズム部15,16の長さ方
向との交差角をそれぞれほぼ45度とするのが好まし
い。
ム部15,16は、前記入射端面からの入射光の進行方
向に対して互いに逆方向に斜めに傾いた方向に沿わせて
形成してもよく、その場合は、前記入射端面からの入射
光の進行方向と前後面のプリズム部15,16の長さ方
向との交差角をそれぞれほぼ45度とするのが好まし
い。
【0053】また、上記第1および第2の実施例では、
前記導光板14の一端面を、光源18が出射する照明光
を取り込む入射端面としているが、前記導光板14の両
端面をそれ入射端面とし、これらの入射端面にそれぞれ
対向させて2つの光源18を配置してもよい。
前記導光板14の一端面を、光源18が出射する照明光
を取り込む入射端面としているが、前記導光板14の両
端面をそれ入射端面とし、これらの入射端面にそれぞれ
対向させて2つの光源18を配置してもよい。
【0054】さらに、上記第1および第2の実施例で
は、バックライト13または13Aと液晶表示素子1と
の間に拡散板23を配置しているが、この拡散板23は
省略してもよい。
は、バックライト13または13Aと液晶表示素子1と
の間に拡散板23を配置しているが、この拡散板23は
省略してもよい。
【0055】また、上記第1および第2の実施例の表示
装置は、TN型の液晶表示素子1を備えたものである
が、表示素子は、STN(スーパーツイステッドネマテ
ィック)型、液晶分子を一方向にホモジニアス配向させ
たホモジニアス配向型等の液晶表示素子でもよく、ま
た、アクティブマトリックス型に限らず、単純マトリッ
クス型やセグメント型の液晶表示素子でもよい。さら
に、前記表示素子は、液晶表示素子に限らず、例えばエ
レクトロクロミック表示素子等でもよい。
装置は、TN型の液晶表示素子1を備えたものである
が、表示素子は、STN(スーパーツイステッドネマテ
ィック)型、液晶分子を一方向にホモジニアス配向させ
たホモジニアス配向型等の液晶表示素子でもよく、ま
た、アクティブマトリックス型に限らず、単純マトリッ
クス型やセグメント型の液晶表示素子でもよい。さら
に、前記表示素子は、液晶表示素子に限らず、例えばエ
レクトロクロミック表示素子等でもよい。
【0056】
【発明の効果】この発明の表示装置は、バックライトの
導光板の前後面にそれぞれ、複数の細長プリズム部を密
に並べて平行に形成し、その前後面のプリズム部の長さ
方向を互いにほぼ直交させたものであるため、外光を利
用する反射表示のときも、バックライトからの照明光を
利用する透過表示のときも、出射光を前記導光板の前後
面の集光手段により互いにほぼ直交する2つの方向に集
光し、高い正面輝度を得ることができる。
導光板の前後面にそれぞれ、複数の細長プリズム部を密
に並べて平行に形成し、その前後面のプリズム部の長さ
方向を互いにほぼ直交させたものであるため、外光を利
用する反射表示のときも、バックライトからの照明光を
利用する透過表示のときも、出射光を前記導光板の前後
面の集光手段により互いにほぼ直交する2つの方向に集
光し、高い正面輝度を得ることができる。
【0057】この発明の表示装置は、前記導光板の前面
と前記表示素子の後面との間に拡散板を配置した構成と
するのが好ましく、前記拡散板を設けることにより、輝
度むらの無い表示を得ることができる。
と前記表示素子の後面との間に拡散板を配置した構成と
するのが好ましく、前記拡散板を設けることにより、輝
度むらの無い表示を得ることができる。
【0058】また、この発明の表示装置は、前記導光板
の前後面の少なくとも一方に対向させて、密に並べて平
行に形成された複数の細長プリズム部を有するプリズム
シートを、そのプリズム部の長さ方向を前記導光板の前
記プリズムシートが対向する面に形成されたプリズム部
の長さ方向とほぼ直交させて配置した構成としてもよ
く、このような構成とすることにより、さらに高い正面
輝度を得ることができる。
の前後面の少なくとも一方に対向させて、密に並べて平
行に形成された複数の細長プリズム部を有するプリズム
シートを、そのプリズム部の長さ方向を前記導光板の前
記プリズムシートが対向する面に形成されたプリズム部
の長さ方向とほぼ直交させて配置した構成としてもよ
く、このような構成とすることにより、さらに高い正面
輝度を得ることができる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す表示装置の分解
斜視図。
斜視図。
【図2】前記表示装置の長さ方向に沿うハッチングを省
略した断面図。
略した断面図。
【図3】前記表示装置の幅方向に沿うハッチングを省略
した断面図。
した断面図。
【図4】液晶表示素子の一部分の断面図。
【図5】この発明の第2の実施例を示す表示装置の分解
斜視図。
斜視図。
1…液晶表示素子 13,13A…バックライト 14…導光板 15,16…プリズム部 17…反射板 18…光源 13…拡散板 21,22…プリズムシート 21a,22a…プリズム部 23…拡散板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 103:00 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H038 AA55 BA06 2H091 FA02Y FA16Z FA21Z FA23Z FA29Z FA32Z FA42Z FA44Z FB02 FB08 FD13 GA13 HA07 HA10 LA18 5G435 AA03 BB12 BB15 BB16 EE27 FF03 FF06 FF08 GG24
Claims (3)
- 【請求項1】光の透過を制御して表示する表示素子の背
後に、照明光を前記表示素子に向けて出射するととも
に、表示の観察側である前側から入射し前記表示素子を
透過してその後側に出射した光を反射するバックライト
を配置してなる表示装置において、 前記バックライトが、少なくとも一端面が入射端面とさ
れるとともに前後面がそれぞれ入出射面とされ、前面を
前記表示素子の後面に対向させて配置された導光板と、
この導光板の後側に配置された反射板と、前記導光板の
入射端面に対向させて配置された光源とからなってお
り、 前記導光板の前後面にそれぞれ、複数の細長プリズム部
が密に並べて平行に形成されるとともに、その前後面の
プリズム部の長さ方向が互いにほぼ直交していることを
特徴とする表示装置。 - 【請求項2】導光板の前面と表示素子の後面との間に、
拡散板が配置されていることを特徴とする請求項1に記
載の表示装置。 - 【請求項3】導光板の前後面の少なくとも一方に対向さ
せて、密に並べて平行に形成された複数の細長プリズム
部を有するプリズムシートが、そのプリズム部の長さ方
向を前記導光板の前記プリズムシートが対向する面に形
成されたプリズム部の長さ方向とほぼ直交させて配置さ
れていることを特徴とする請求項1または2に記載の表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291480A JP2002098960A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291480A JP2002098960A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098960A true JP2002098960A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18774545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000291480A Pending JP2002098960A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002098960A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007065301A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、及び、液晶表示装置の設計方法 |
US7245338B2 (en) | 2002-07-30 | 2007-07-17 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid crystal display device |
US7443461B2 (en) | 2002-10-28 | 2008-10-28 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid crystal display device having a prism sheet between first and second light diffusion layers |
US7473023B2 (en) | 2004-02-18 | 2009-01-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight assembly and liquid crystal display apparatus having the same |
KR100889222B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2009-03-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 도광판 및 그 제조방법 |
KR101002344B1 (ko) | 2003-12-05 | 2010-12-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 도광판 및 그 제조방법 및 이를 이용한 백라이트 유닛 |
JP2011171103A (ja) | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 導光板、面光源装置および表示装置 |
JP2012003260A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Ctx Opto Electronics Corp | ディスプレイ装置 |
JP2012252340A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Gunko Kagi (Shenzhen) Yugenkoshi | 光学シート、その製造方法、および当該光学シートを用いた液晶表示装置 |
EP2685156A1 (en) * | 2012-07-13 | 2014-01-15 | BlackBerry Limited | Backlight module |
US9285532B2 (en) | 2012-07-13 | 2016-03-15 | Blackberry Limited | Backlight module having a prisim reflector |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000291480A patent/JP2002098960A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7245338B2 (en) | 2002-07-30 | 2007-07-17 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid crystal display device |
US7440042B2 (en) | 2002-07-30 | 2008-10-21 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid crystal display device |
US7443461B2 (en) | 2002-10-28 | 2008-10-28 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid crystal display device having a prism sheet between first and second light diffusion layers |
KR100889222B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2009-03-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치의 도광판 및 그 제조방법 |
KR101002344B1 (ko) | 2003-12-05 | 2010-12-17 | 엘지디스플레이 주식회사 | 도광판 및 그 제조방법 및 이를 이용한 백라이트 유닛 |
US7473023B2 (en) | 2004-02-18 | 2009-01-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Backlight assembly and liquid crystal display apparatus having the same |
JP2007065301A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、及び、液晶表示装置の設計方法 |
JP2011171103A (ja) | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Dainippon Printing Co Ltd | 導光板、面光源装置および表示装置 |
JP2012003260A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Ctx Opto Electronics Corp | ディスプレイ装置 |
US8845167B2 (en) | 2010-06-14 | 2014-09-30 | Coretronic Corporation | Display device |
JP2012252340A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Gunko Kagi (Shenzhen) Yugenkoshi | 光学シート、その製造方法、および当該光学シートを用いた液晶表示装置 |
EP2685156A1 (en) * | 2012-07-13 | 2014-01-15 | BlackBerry Limited | Backlight module |
US9285532B2 (en) | 2012-07-13 | 2016-03-15 | Blackberry Limited | Backlight module having a prisim reflector |
US9709722B2 (en) | 2012-07-13 | 2017-07-18 | Blackberry Limited | Backlight module having a prism structure |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3849249B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3873835B2 (ja) | 液晶表示装置及び電子機器 | |
JP4153776B2 (ja) | 面状光源装置および該装置を用いた液晶表示装置 | |
JP4900363B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2000284707A (ja) | バックライト装置及びそれを用いた表示装置 | |
JP4905438B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
KR20070026060A (ko) | 출사광이 확산하는 각도 범위가 가변인 면광원, 및 이면광원을 이용하여 광시야각표시와 협시야각표시가 선택가능한 액정표시장치 | |
JP2004311353A (ja) | 面状光源装置および該装置を用いた液晶表示装置 | |
KR20100075134A (ko) | 액정표시장치용 백라이트 유닛 | |
JP2002098960A (ja) | 表示装置 | |
JP3518237B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
TW594253B (en) | Liquid crystal display device | |
US7327417B2 (en) | Display device | |
JPH10301109A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2002014336A (ja) | 反射/透過素子及び反射/透過型液晶表示装置 | |
KR20070112045A (ko) | 광 가이드 및 광 가이드를 구비한 표시장치 | |
JPH11133419A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP5454443B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
KR20100075136A (ko) | 액정표시장치 | |
JPH07333610A (ja) | 照明装置およびそれを用いた表示装置 | |
JP3817877B2 (ja) | 照明パネルおよびそれを用いた表示装置 | |
JPH11109344A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2002023163A (ja) | 照明装置、並びにそれを用いた画像表示装置、液晶テレビ、液晶モニタ、及び液晶情報端末装置 | |
JP2001125100A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP3081039B2 (ja) | 液晶表示装置の面照明装置 |