JP2002098256A - フロート開閉式水位調整弁 - Google Patents
フロート開閉式水位調整弁Info
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- JP2002098256A JP2002098256A JP2000285582A JP2000285582A JP2002098256A JP 2002098256 A JP2002098256 A JP 2002098256A JP 2000285582 A JP2000285582 A JP 2000285582A JP 2000285582 A JP2000285582 A JP 2000285582A JP 2002098256 A JP2002098256 A JP 2002098256A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水面W波打ちによるフロート1の動きを弁体
21に伝わらないようにする。 【解決手段】 水槽S内の給水管Cに介設され、水位の
変動により昇降するフロート1をリンク機構10を介し
て弁体21に連結し、そのフロート1の昇降により弁体
21を移動させて開閉し、その閉弁時にはフロート1か
らの作用がないかぎり開弁作用に移行しないフロート開
閉式水位調整弁Vである。縦断面舟形のフロート1とリ
ンク機構10、12とをピン13と長孔14を介して連
結し、水面Wの波打ちによるフロート1の横振れはその
フロート1の揺動で、上下動はピン13の長孔14内の
動きで吸収する。このため、波動によりフロート1が動
いても、リンク機構10が動かず、弁体21が僅かな開
閉を繰り返すことはない。
21に伝わらないようにする。 【解決手段】 水槽S内の給水管Cに介設され、水位の
変動により昇降するフロート1をリンク機構10を介し
て弁体21に連結し、そのフロート1の昇降により弁体
21を移動させて開閉し、その閉弁時にはフロート1か
らの作用がないかぎり開弁作用に移行しないフロート開
閉式水位調整弁Vである。縦断面舟形のフロート1とリ
ンク機構10、12とをピン13と長孔14を介して連
結し、水面Wの波打ちによるフロート1の横振れはその
フロート1の揺動で、上下動はピン13の長孔14内の
動きで吸収する。このため、波動によりフロート1が動
いても、リンク機構10が動かず、弁体21が僅かな開
閉を繰り返すことはない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フロートの昇降
により給水管を開閉して水位を調整するフロート開閉式
水位調整弁に関するものである。
により給水管を開閉して水位を調整するフロート開閉式
水位調整弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の水位調整弁Vは、図4、図5に
示すように、貯水槽Sの給水管Cなどに介設され、水位
(水面)Wの変動により昇降するフロート1をリンク機
構10を介して弁体21に連結し、そのフロート1の実
線から鎖線間の昇降により弁体21を移動させて開閉す
る。このとき、その閉弁時にはフロート1からの作用が
ないかぎり開弁作用に移行しないようになっている。例
えば、図4、図5に示す水位調整弁Vにあっては、給水
管Cに弁箱23が介設され、その弁箱23内にバタフラ
イ状の弁体21が弁軸22を介して回動自在に設けられ
ており、弁体21が閉じた際、その弁軸22を境にした
弁体21の上下の受圧力が等しくなって、弁軸22を回
動しないかぎり開弁作用には移行しない。なお、矢印の
ごとく給水される。
示すように、貯水槽Sの給水管Cなどに介設され、水位
(水面)Wの変動により昇降するフロート1をリンク機
構10を介して弁体21に連結し、そのフロート1の実
線から鎖線間の昇降により弁体21を移動させて開閉す
る。このとき、その閉弁時にはフロート1からの作用が
ないかぎり開弁作用に移行しないようになっている。例
えば、図4、図5に示す水位調整弁Vにあっては、給水
管Cに弁箱23が介設され、その弁箱23内にバタフラ
イ状の弁体21が弁軸22を介して回動自在に設けられ
ており、弁体21が閉じた際、その弁軸22を境にした
弁体21の上下の受圧力が等しくなって、弁軸22を回
動しないかぎり開弁作用には移行しない。なお、矢印の
ごとく給水される。
【0003】また、弁軸22の両端からは4節リンク構
造のリンク機構10が上方に延び、その先端に円柱状の
フロート1がその重心でもって回転自在に設けられてい
る。リンク機構10は途中の連結点を支持台11により
固定されている。その支持台11は貯水槽S内壁に図示
しない杆で固定され、フロート1は全閉弁時に受台9に
よって支持される。この受台9により、水位Wが異常に
低下しても、フロート1がオーバーストロークせず、弁
V、リンク機構10及び配管(給水管C)の損傷を招く
こともない。
造のリンク機構10が上方に延び、その先端に円柱状の
フロート1がその重心でもって回転自在に設けられてい
る。リンク機構10は途中の連結点を支持台11により
固定されている。その支持台11は貯水槽S内壁に図示
しない杆で固定され、フロート1は全閉弁時に受台9に
よって支持される。この受台9により、水位Wが異常に
低下しても、フロート1がオーバーストロークせず、弁
V、リンク機構10及び配管(給水管C)の損傷を招く
こともない。
【0004】バタフライ式以外の水位調整弁Vとして
は、実公平7−12784号公報に記載の、筒状弁箱内
に筒状弁体を同一軸上に摺動自在に設け、前記弁箱の一
端面を流入口とするとともに、弁箱他端面に弁座を形成
してその弁座の周囲に流出口を設け、フロートの上昇に
より、弁体を前進させ弁座に密接させて前記流出口を閉
じ、フロートの下降により、弁体を後退させて弁座から
離して前記流出口を開くもの等がある。
は、実公平7−12784号公報に記載の、筒状弁箱内
に筒状弁体を同一軸上に摺動自在に設け、前記弁箱の一
端面を流入口とするとともに、弁箱他端面に弁座を形成
してその弁座の周囲に流出口を設け、フロートの上昇に
より、弁体を前進させ弁座に密接させて前記流出口を閉
じ、フロートの下降により、弁体を後退させて弁座から
離して前記流出口を開くもの等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の水位調整弁Vに
おいて、給水時の流入水、風雨などの影響により、水面
Wが波打ち、その結果、フロート1に横振れ及び上下動
が発生する。このとき、従来では、リンク機構10とフ
ロート1とはガタツクことなく連結されているため、そ
のフロート1の横振れ・上下動がリンク機構10を介し
て弁軸22に作用し、弁体21が僅かな開閉動作を行
う。波打ちは繰り返すため、その開閉作用も繰り返さ
れ、僅かな動作であっても弁体21がその動作を繰り返
すことにより、不必要な給水が行われるとともに(漏れ
が生じるとともに)、弁座の摩耗・損傷を招く。
おいて、給水時の流入水、風雨などの影響により、水面
Wが波打ち、その結果、フロート1に横振れ及び上下動
が発生する。このとき、従来では、リンク機構10とフ
ロート1とはガタツクことなく連結されているため、そ
のフロート1の横振れ・上下動がリンク機構10を介し
て弁軸22に作用し、弁体21が僅かな開閉動作を行
う。波打ちは繰り返すため、その開閉作用も繰り返さ
れ、僅かな動作であっても弁体21がその動作を繰り返
すことにより、不必要な給水が行われるとともに(漏れ
が生じるとともに)、弁座の摩耗・損傷を招く。
【0006】また、従来のフロート1は、図4、図5の
ように円柱状又は球状が一般的であり、水面Wに波打ち
が生じて、その波が当った際、その波をまともに受けて
フロート1が横振れし易い。横振れすれば、上記の弁座
の損傷などの問題が生じる。さらに、球状のフロート1
は、直径を大きくしないと、十分な浮力を得ることがで
きないため、設置場所が制限される。
ように円柱状又は球状が一般的であり、水面Wに波打ち
が生じて、その波が当った際、その波をまともに受けて
フロート1が横振れし易い。横振れすれば、上記の弁座
の損傷などの問題が生じる。さらに、球状のフロート1
は、直径を大きくしないと、十分な浮力を得ることがで
きないため、設置場所が制限される。
【0007】この発明は、上記の実情に鑑み、フロート
の横振れ・上下動による弁体の開閉作用をなくすことを
課題とする。
の横振れ・上下動による弁体の開閉作用をなくすことを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、この発明に係る一手段として、リンク機構とフロー
トの連結点にガタツキをもたせることとしたのである。
そのガタツキ度合を、水面の波打ちによるフロートの横
振れ・上下動ではリンク機構が動かずに弁体に開閉作用
をさせない範囲、かつ、正常な弁開閉作用には支障がな
いように設置すれば、上記課題を解決し得る。
に、この発明に係る一手段として、リンク機構とフロー
トの連結点にガタツキをもたせることとしたのである。
そのガタツキ度合を、水面の波打ちによるフロートの横
振れ・上下動ではリンク機構が動かずに弁体に開閉作用
をさせない範囲、かつ、正常な弁開閉作用には支障がな
いように設置すれば、上記課題を解決し得る。
【0009】他の解決手段としては、フロートを、縦断
面多角状の柱形状としたのである。多角状であると、水
面波打ち時の波がフロートに当たると、その当接力によ
って回転力が生じ、そのフロートの回転(揺動)によっ
て当接力の緩和が図られる。このため、リンク機構にそ
の当接力が伝わりにくく、上記課題を解決し得る。ま
た、多角状の柱形状は、球状に比べれば、大きな浮力を
得易く、設置場所の制約も少ない。
面多角状の柱形状としたのである。多角状であると、水
面波打ち時の波がフロートに当たると、その当接力によ
って回転力が生じ、そのフロートの回転(揺動)によっ
て当接力の緩和が図られる。このため、リンク機構にそ
の当接力が伝わりにくく、上記課題を解決し得る。ま
た、多角状の柱形状は、球状に比べれば、大きな浮力を
得易く、設置場所の制約も少ない。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、水
槽内の給水管に介設され、水位の変動により昇降するフ
ロートをリンク機構を介して弁体に連結し、そのフロー
トの昇降により弁体を移動させて開閉し、その閉弁時に
はフロートからの作用がないかぎり開弁作用に移行しな
いフロート開閉式水位調整弁において、前記フロートと
リンク機構との連結部に、水面の波打ちによるフロート
の横振れ及び上下動ではリンク機構が動かずに前記弁体
に開閉弁作用をしないガタツキをもたせた構成を採用し
得る。
槽内の給水管に介設され、水位の変動により昇降するフ
ロートをリンク機構を介して弁体に連結し、そのフロー
トの昇降により弁体を移動させて開閉し、その閉弁時に
はフロートからの作用がないかぎり開弁作用に移行しな
いフロート開閉式水位調整弁において、前記フロートと
リンク機構との連結部に、水面の波打ちによるフロート
の横振れ及び上下動ではリンク機構が動かずに前記弁体
に開閉弁作用をしないガタツキをもたせた構成を採用し
得る。
【0011】上記ガタツキを持たせる連結部構造として
は、例えば、その連結部の一方に形成した長孔と、他方
に設けたその長孔に移動自在に嵌まったピンとから構成
することができる。このとき、ピンの長孔内の動きによ
ってガタツキをもたせて、フロートの動きを弁体に伝え
ないこととなる。このため、ピンの長孔内の動き量(長
孔の有効長さ)は予想される水面の上下変化量とする。
は、例えば、その連結部の一方に形成した長孔と、他方
に設けたその長孔に移動自在に嵌まったピンとから構成
することができる。このとき、ピンの長孔内の動きによ
ってガタツキをもたせて、フロートの動きを弁体に伝え
ないこととなる。このため、ピンの長孔内の動き量(長
孔の有効長さ)は予想される水面の上下変化量とする。
【0012】また、他の実施形態としては、フロート開
閉式水位調整弁において、上記フロートを、縦断面多角
状の柱形状とするとともに、その縦断面上の重心軸上で
回転自在にして上記リンク機構に連結した構成を採用し
得る。多角状としては、波が当たってフロートが容易に
回転(揺動)し得るものならいずれでもよく、例えば、
三角形、四角形、五角形、六角形などと任意であり、特
に、五角形において、舟形断面形状(実施例参照)が好
ましい。舟形は、横波に対しその重心(リンク機構によ
る支え点)を中心にスムースに揺れてその波動を吸収し
て円滑に復帰するからである。また、球状、円柱状に比
べれば、同一体積の場合、高さを低くし得る。
閉式水位調整弁において、上記フロートを、縦断面多角
状の柱形状とするとともに、その縦断面上の重心軸上で
回転自在にして上記リンク機構に連結した構成を採用し
得る。多角状としては、波が当たってフロートが容易に
回転(揺動)し得るものならいずれでもよく、例えば、
三角形、四角形、五角形、六角形などと任意であり、特
に、五角形において、舟形断面形状(実施例参照)が好
ましい。舟形は、横波に対しその重心(リンク機構によ
る支え点)を中心にスムースに揺れてその波動を吸収し
て円滑に復帰するからである。また、球状、円柱状に比
べれば、同一体積の場合、高さを低くし得る。
【0013】上記連結部のガタツキとフロートの形状は
併合して採用でき、併合すれば両者の利点を併せ持つも
のとなる。
併合して採用でき、併合すれば両者の利点を併せ持つも
のとなる。
【0014】
【実施例】図1に一実施例を示し、この実施例は、上述
の図4、5に示した従来例において、フロート1を縦断
面舟形とするとともに、リンク機構10のレバー先端に
さらにリンク12を設けたものである。リンク12の一
端はフロート1の両側面の縦断面重心位置に回転自在に
支持され、他端はレバー先端のピン13に長孔14を介
して連結されている。長孔14の長さは、予想される水
面Wの上下変化量に設定されている。
の図4、5に示した従来例において、フロート1を縦断
面舟形とするとともに、リンク機構10のレバー先端に
さらにリンク12を設けたものである。リンク12の一
端はフロート1の両側面の縦断面重心位置に回転自在に
支持され、他端はレバー先端のピン13に長孔14を介
して連結されている。長孔14の長さは、予想される水
面Wの上下変化量に設定されている。
【0015】この実施例は、従来と同様に、フロート1
が鎖線から実線間を昇降することにより、リンク機構1
0、12を介して弁体21を開閉する。その閉弁時(フ
ロート1実線状態)、風雨等により、水面Wに波が打っ
ても、その波によるフロート1の上下動は、ピン13の
長孔14内の移動によって吸収され、また、横波に対し
ては、フロート1が鎖線のごとく重心(支点)を中心に
揺動して横動することはない。このため、波打ちによっ
て、弁体21が僅かな開閉作用を繰り返すことはない。
が鎖線から実線間を昇降することにより、リンク機構1
0、12を介して弁体21を開閉する。その閉弁時(フ
ロート1実線状態)、風雨等により、水面Wに波が打っ
ても、その波によるフロート1の上下動は、ピン13の
長孔14内の移動によって吸収され、また、横波に対し
ては、フロート1が鎖線のごとく重心(支点)を中心に
揺動して横動することはない。このため、波打ちによっ
て、弁体21が僅かな開閉作用を繰り返すことはない。
【0016】図2に示す実施例は、図1の実施例におい
て、リンク12をリンク機構10のレバー先端と一体に
形成し、フロート1の支軸(ピン13)に長孔14を介
して連結したものであり、また、図3に示す実施例は、
図4の従来例において、同様に、フロート1の支軸13
aをリンク機構10の先端に長孔14を介して連結した
ものであり、前者は、フロート1の回転及びピン13の
長孔14内の移動によって、後者は支軸(ピン)13a
の長孔14内の移動により、波打ちによるフロート1の
動きは弁体21に極力伝達されない。図2の実施例で
も、リンク12部分を設けずに、図3の実施例のごと
く、リンク機構10の先端にフロート1を設けることが
でき、逆に、図3の実施例でもリンク部分12を設ける
ことができる。また、図3の実施例でも、図1の実施例
のリンク12を設けた構成とし得る。なお、図1の実施
例のごとく、リンク12を折曲自在にした場合には、こ
のリンク12の折曲によるフロート1の移動を阻止する
ため、フロート1を金網などで囲って移動範囲を制限す
るとよい。
て、リンク12をリンク機構10のレバー先端と一体に
形成し、フロート1の支軸(ピン13)に長孔14を介
して連結したものであり、また、図3に示す実施例は、
図4の従来例において、同様に、フロート1の支軸13
aをリンク機構10の先端に長孔14を介して連結した
ものであり、前者は、フロート1の回転及びピン13の
長孔14内の移動によって、後者は支軸(ピン)13a
の長孔14内の移動により、波打ちによるフロート1の
動きは弁体21に極力伝達されない。図2の実施例で
も、リンク12部分を設けずに、図3の実施例のごと
く、リンク機構10の先端にフロート1を設けることが
でき、逆に、図3の実施例でもリンク部分12を設ける
ことができる。また、図3の実施例でも、図1の実施例
のリンク12を設けた構成とし得る。なお、図1の実施
例のごとく、リンク12を折曲自在にした場合には、こ
のリンク12の折曲によるフロート1の移動を阻止する
ため、フロート1を金網などで囲って移動範囲を制限す
るとよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上のように、リンク機構
とフロートとの連結部のガタツキ、フロートの縦断面形
状によって、フロートの横動、上下動を吸収するように
したので、波動による弁体の僅かな開閉作用の繰り返し
を阻止することができる。このため、弁座の耐久性など
が向上する。
とフロートとの連結部のガタツキ、フロートの縦断面形
状によって、フロートの横動、上下動を吸収するように
したので、波動による弁体の僅かな開閉作用の繰り返し
を阻止することができる。このため、弁座の耐久性など
が向上する。
【図1】一実施例の概略図
【図2】他の実施例の概略図
【図3】他の実施例の概略図
【図4】従来例の概略図
【図5】同要部左側面図
1 フロート 10 リンク機構 12 リンク 13、13a ピン(支軸) 14 長孔 21 弁体 22 弁軸 23 弁箱 C 給水管 S 貯水槽 V 水位調整弁 W 水面(水位)
Claims (4)
- 【請求項1】 水槽S内の給水管Cに介設され、水位W
の変動により昇降するフロート1をリンク機構10を介
して弁体21に連結し、そのフロート1の昇降により弁
体21を移動させて開閉し、その閉弁時にはフロート1
からの作用がないかぎり開弁作用に移行しないフロート
開閉式水位調整弁において、 上記フロート1とリンク機構10との連結部に、水面W
の波打ちによるフロート1の横振れ及び上下動ではリン
ク機構10が動かずに上記弁体21に開閉弁作用をしな
いガタツキをもたせたことを特徴とするフロート開閉式
水位調整弁。 - 【請求項2】 上記連結部を、その連結部の一方に形成
した長孔14と、他方に設けたその長孔14に移動自在
に嵌まったピン13とから構成し、その長孔14内のピ
ン13の動きによって上記ガタツキをもたせたことを特
徴とする請求項1に記載のフロート開閉式水位調整弁。 - 【請求項3】 上記フロート1を、縦断面多角状の柱形
状とするとともに、その縦断面上の重心軸上で回転自在
に上記リンク機構10に連結したことを特徴とする請求
項1又は2に記載のフロート開閉式水位調整弁。 - 【請求項4】 水槽S内の給水管Cに介設され、水位W
の変動により昇降するフロート1をリンク機構10を介
して弁体21に連結し、そのフロート1の昇降により弁
体21を移動させて開閉し、その閉弁時にはフロート1
からの作用がないかぎり開弁作用に移行しないフロート
開閉式水位調整弁において、 上記フロート1を、縦断面多角状の柱形状とするととも
に、その縦断面上の重心軸上で回転自在に上記リンク機
構10に連結したことを特徴とするフロート開閉式水位
調整弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285582A JP2002098256A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | フロート開閉式水位調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000285582A JP2002098256A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | フロート開閉式水位調整弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098256A true JP2002098256A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18769628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000285582A Pending JP2002098256A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | フロート開閉式水位調整弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002098256A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100839207B1 (ko) | 2008-03-03 | 2008-06-17 | 주식회사 바램 | 고저수위 제어용 밸브 |
CN106457262A (zh) * | 2014-05-15 | 2017-02-22 | Fl史密斯公司 | 用于浮选槽的阀装置 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000285582A patent/JP2002098256A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100839207B1 (ko) | 2008-03-03 | 2008-06-17 | 주식회사 바램 | 고저수위 제어용 밸브 |
CN106457262A (zh) * | 2014-05-15 | 2017-02-22 | Fl史密斯公司 | 用于浮选槽的阀装置 |
CN106457262B (zh) * | 2014-05-15 | 2019-05-28 | Fl史密斯公司 | 用于浮选槽的阀装置 |
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