JP2002096963A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
生させることなく、シート後処理部を備えた画像形成装
置の小型化を図ると共に、シート後処理機能のさらに充
実させて、作業性の向上を図る。 【解決手段】 デジタル複合機1では、後処理後のシー
トSを収容する排紙カセット22までをシート後処理部
21の下部に一体化してシート後処理ユニット23と
し、これを画像形成部2内部の画像プロセス部5の下方
に画像プロセス部5と積層するように組み込まれてい
る。加えて、シート後処理部21には、各々独立して後
処理を実施可能な第1及び第2の分割処理部30・31
が設けられており、小サイズシートに対しては、2つの
分割処理部30・31にて並行してシートに対する後処
理が実施される。
Description
タ、ファクシミリ、デジタル複合機等の画像形成装置に
関するもので、より詳細には、印字済みのシートにステ
ープルやパンチング等の後処理を行うシート後処理機構
を備えた画像形成装置に関するものである。
置本体の側面に設置され、該側面に設けられた排出口と
シート後処理装置内のシート搬送路とが連結されること
で、印字済みのシートを受け取り、整合トレイ(整合処
理台)において受け取ったシートを整合した印字済みの
シートにステープルやパンチング等の後処理を行い、シ
ートスタック部に排紙するようになっている。
形成装置は、利用者を煩わすステープルやパンチングと
いった作業を画像形成装置側で行うことで、画像形成装
置の利便性を高めるといった利点を有している。
処理装置が増設された画像形成装置は、側面に取り付け
られるシート後処理装置が大型のため、広い設置スペー
スを必要とし、設置スペースの確保といった別の問題を
発生している。
は、シート後処理装置内に設けられる上述の整合トレイ
にある。整合トレイは、一般にシート搬送方向下流側を
低くして斜めに傾いて配置されているが、この整合トレ
イの傾きを垂直に近づけていくと高さが、また水平方向
に近づけていくと幅がそれぞれ大型化する。特に、大サ
イズのシートを整合するとなると、整合トレイのシート
搬送方向の寸法が必然的に長くなる。近年、画像形成装
置本体が小型化する中、シート後処理装置は、専用の置
き台や画像形成装置本体下部に増設される給紙カセット
機構などが無いと設置不可能な大きさとなってきてい
る。
しては、後処理を施したシートを排出するシートスタッ
ク部を挙げることができる。従来、シート後処理装置の
シートスタック部は、整合トレイが内設されたシート後
処理装置本体のさらにシート搬送方向下流側に設けられ
ているため、このシートスタック部によってシート後処
理装置におけるシート搬送方向の寸法がさらに大きくな
り、シート後処理装置を備えた画像形成装置の設置スペ
ースは、さらに広く必要となる。
許番号第2583594号のシート後処理装置は、画像
形成装置本体より受け取った印字済みのシートを、小型
化されたシート整合トレイ(対象シートのシート搬送方
向寸法より同方向寸法が短い)とシートスタック部とに
跨がるようにシート搬送方向を上にして斜めに排紙し、
その状態で整合を行い、後処理を施し、その後、シート
整合トレイ上にある跨がった部分をシートスタック部へ
押し出して、後処理を完了する構成となっている。
搬送方向寸法を、後処理を施す対象シートの同方向寸法
より短くし、整合にシートスタック部を利用しているた
め、小型のシート後処理装置が実現されている。
なく、その下面側にシート後処理装置を設け、後処理後
のシートをスタックするシートスタック部のみを画像形
成装置本体の側面に設ける構成も考えられている。これ
によれば、整合トレイが内設されたシート後処理装置が
画像形成装置本体の設置スペース内に収まるので、シー
ト後処理装置の増設にて画像形成装置の設置スペースが
増大することはなく、シート後処理装置を備えた画像形
成装置の小型化が実現されている。
た従来の構成では、以下のような問題点を有している。
ト後処理装置の構成であるが、該構成は、シートスタッ
ク部のトレイを整合に利用することで、大型化に対する
問題はクリアしているものの、整合にシートスタック部
を利用する結果、必然的に整合動作中のシートが機外に
露出することとなる。
にシートをさわってしまったり、前のジョブで排紙され
たシートを取り除く作業を行ったりする等の外的要因に
より、シートジャムや、ステープルやパンチング等の後
処理不良、或いは整合不良等のトラブルを発生させる恐
れがある。
体内に設ける構成であるが、該構成では、後処理後のシ
ートをスタックするシートスタック部が画像形成装置本
体の側面に突出して形成されるため、シート後処理装置
本体が画像形成装置本体の側面に設置される構成程では
ないもののやはり、設置スペースの確保といった問題を
有している。
たものであって、その目的は、シート後処理装置本来の
機能に制限等のデメリットを発生させることなく、シー
ト後処理装置を備えた画像形成装置の小型化を図ること
にある。
は、上記課題を解決するために、画像データを基にシー
トに画像を形成する画像形成部と、画像が形成されたシ
ートに対してステープルやパンチング等の所定の後処理
を施すシート後処理部とを有する画像形成装置におい
て、上記シート後処理部が、上記画像形成部の上下何れ
かに画像形成部と積層するように配置されると共に、上
記シート後処理部による後処理後のシートを収容する処
理済シート収容部が、上記シート後処理部の上下何れか
にシート後処理部と積層するように配置され、かつ、上
記シート後処理部には、該シート後処理部におけるシー
トの搬入方向に沿って、各々独立して後処理を実施可能
な分割処理部が複数並設されていることを特徴としてい
る。
成部の上下何れかに画像形成部と積層するように配置さ
れているので、シート後処理部を設けたことで、画像形
成装置の占有スペースが増加するようなことはない。加
えて、上記構成では、後処理後のシートを収容する処理
済シート収容部もシート後処理部の上下何れかにシート
後処理部と積層するように配置されているので、後処理
後のシートを積載する積載部のために、画像形成装置の
設置スペースが広がるといった不具合もない。
利便性の高い画像形成装置を、シート後処理部の本来の
機能に何らの制限を加えることなく小型化でき、画像形
成装置の設置スペースを小さくできる。
は、各々独立して後処理を実施可能な分割処理部がシー
トの搬入方向に沿って複数並設された構成である。
の動作を制御する制御手段を設け、該制御手段が、後処
理を行うシートが1つの分割処理部での処理が可能なサ
イズである場合は、複数の分割処理部にて複数部のシー
トに対する後処理が並行して行われるようにシート後処
理部の動作を制御し、後処理を行うシートが1つの分割
処理部での処理が不可能な分割処理部より大きいサイズ
である場合は、複数の分割処理部に跨がるようにシート
を排紙し、複数の分割処理部にて1部のシートに対する
後処理が行われるようにシート後処理部の動作を制御す
る構成とすることができる。
が1つの分割処理部で処理可能なサイズである場合は、
複数の分割処理部を用いて複数部のシートに対して並行
して後処理を実施させる一方、後処理すべきシートのサ
イズが1つの分割処理部で処理不可能なサイズである場
合は、複数の分割処理部に跨がるようにシートを排紙
し、複数の分割処理部にて1部のシートに対する後処理
を実施させることで、小サイズシートに対しては従来よ
り格段に短い時間で処理を終了でき、作業性のさらなる
向上をも図ることができる。
いては、上記各分割処理部には、後処理を行うシートを
積載し、シートの位置整合および後処理を実施する際の
台となる整合処理台が、当該整合処理台の一端を軸とし
て回動自在に設けられており、上記制御手段は、上記整
合処理台を回動させることで、整合処理台上のシートを
下方に位置する処理済シート収容部へと排紙させる構成
とすることができる。
ことで画像形成装置の大型化を招来するといった問題を
有しているが、このような構成とすることで、シート後
処理部と該シート後処理部の下方に設置されたシート収
容部とを仕切っている各分割処理部の処理台を回動させ
るといった簡単な動きで、各分割処理部で処理した後処
理後のシートをシート後処理部から処理済シート収容部
に排紙できるので、シート後処理部と処理済シート収容
部とを繋ぐ搬送経路が別途必要なく、画像形成装置のさ
らなる小型化を実現できる。
いては、後処理を行うシートを積載し、シートの位置整
合および後処理を実施する際の台となる整合処理台が、
上記分割処理部毎に設けられると共に、シートに後処理
を行う後処理機であって、上記制御手段にて動作が制御
される後処理機が、これら分割処理部毎に設けられた複
数の整合処理台の側方を分割処理部の並設方向に沿って
移動可能に設けられている構成とすることもできる。
割処理部間を移動して後処理を実施するので、分割処理
部毎に後処理機を備えさせる構成に比べて、コストを削
減できる。しかも、後処理機を各分割処理部の整合処理
台の任意の位置に移動させることが可能となるので、整
合処理台に載置されたシートにおける、後処理と向き合
う辺の任意の位置に後処理を実施することができる。
プル処理を行うといったことも可能となり、処理済シー
トの見栄えを向上できると共に、多様なユーザーの要求
に対応可能できるようになる。
いては、上記後処理機が、複数の整合処理台の側方に分
割処理部の並設方向に沿って配設されたシャフトギア
と、上記シャフトギアを回転させる駆動源と、後処理機
に設けられた上記シャフトギアと歯合するギアとからな
る移動機構を備えた構成とすることもできる。
処理機を実現する一例を提案するものであるが、このよ
うな移動機構では、駆動源の回転時間の制御といった簡
単な方法で後処理機を任意の位置に移動させることがで
きる。
いては、上記分割処理部毎に後処理機のホームポジショ
ンが設定されると共に、各ホームポジションには、後処
理機が各ホームポジションに位置することを検知する検
知手段が設けられており、上記制御手段は、各ホームポ
ジションに設けられた上記検知手段の検知結果を基に、
後処理機の移動を制御する構成とすることもできる。
知手段の検知結果を基に各分割処理部のホームポジショ
ンに移動させるため、共通の後処理機で複数の分割処理
部に後処理を担った構成であっても、迅速に各分割処理
部のホームポジションへと後処理機を移動させることが
できる。その結果、検知手段を設けるといった簡単な構
成で、後処理機の移動時間のために処理時間が長くなる
といった不具合の招来を回避できる。
いては、シートの複数箇所に後処理を施す分割処理モー
ドを有し、上記制御手段は、上記分割処理モードが指定
されると、後処理を行う基準の分割処理部におけるホー
ムポジションを基準とし、該ホームポジションと分割処
理する位置までの距離に応じて前記駆動源の通電時間を
変化させて後処理機を移動させる構成とすることもでき
る。
に検知手段等を設けずとも、駆動源の通電時間を変化さ
せるといった簡単な方法で、後処理機を分割処理を行う
位置に正確に移動させることができる。しかも、その移
動が、後処理の基準となる分割処理部のホームポジショ
ンを基に計算されているので、通電時間を変化させるこ
とによる後処理機の移動が必要最小限で行われ、移動量
の管理が容易である。なお、ここで言う後処理の基準と
なる分割処理部とは、複数の分割処理部に跨がるように
シートが排紙され、処理される場合に、当該シートの先
端が位置する分割処理部のことである。
形態について、図1〜図9を用いて、以下に説明する。
用された実施の一形態としてのデジタル複合機1の構成
を示す。デジタル複合機とは、複写機能、ファクシミリ
機能、及びプリンタ機能を兼ね備えた画像形成装置のこ
とである。
に、内部に画像プロセス部5を有する画像形成部2を中
心として、その上面に設置されたスキャナ部3と、その
下方に設置された給紙カセット部4とから構成されてい
る。
その画像情報をデジタルデータに変換するものであっ
て、読み取ったデジタルデータは、画像形成部2の画像
プロセス部5へと出力される。
プロセス部5へと供給するシートSを収容するものであ
って、内部に、所定サイズのシートSを収容するシート
カセット16…を複数段備えている。各シートカセット
16は、給紙カセット部4上面に画像形成部2を搭載し
てデジタル複合機1を構成している状態で、デジタル複
合機1の前面側(正面側)から引き出すことが可能で、
また、さらに引き出すことで、給紙カセット部4本体よ
り着脱し得るようにもなっている。
ット部4を、画像形成部2に分離可能に構成されたオプ
ション装置として扱っているが、分離不可能な構成とす
ることもできる。
ス部5は、上記スキャナ部3或いは接続された図示しな
いパーソナルコンピュータ等より入力されるデジタルデ
ータに基づいて画像を形成するものであって、感光体ド
ラム6を中心に、この感光体ドラム6の周囲に配置され
た帯電チャージャ7、現像装置8、転写チャージャ9等
からなる。なお、画像プロセス部5の構成及び作像動作
は周知であるので、ここではこれ以上の説明は行わな
い。
(排紙側)には、画像をシートS上に定着させる定着装
置10が配設され、この定着装置10を経由して排紙ト
レイ15に至る間に、搬送ベルト11及び排紙ローラ1
2が備えられている。これら搬送ベルト11と排紙ロー
ラ12と、搬送ベルト11及び排紙ローラ12間をつな
ぐ排紙搬送路13とにて、定着装置10を通過したシー
トSを排紙トレイ15へと導く第1搬送路14が構成さ
れている。
の給紙側(正面に向かって右側)であって、各シートカ
セット16から画像プロセス部5へと至る間には、各シ
ートカセット16から給紙したシートSを画像プロセス
部5へと導く給紙搬送路17が、給紙カセット部4と画
像形成部2とに跨がる形で形成されている。
するための複数の搬送ローラ18が設けられると共に、
画像プロセス部5の手前には、PS(ペーパーストッ
プ)ローラ19が設けられており、このPSローラ19
により、各シートカセット16毎に設けられた給紙ロー
ラ20にてシートカセット16から給紙され、給紙搬送
路17を搬送されるシートSは、感光体ドラム6の回転
に同期して画像プロセス部5へと導かれる。
ロセス部5及び第1搬送路14の下方には、画像プロセ
ス部5において印字が施されたシートSに対してステー
プル処理を行うシート後処理部21が配設されており、
かつ、シート後処理部21にて後処理が施されたシート
Sを収容する排紙カセット(処理済シート収容部)22
も、このシート後処理部21の下側に配設されている。
本デジタル複合機1においては、これらシート後処理部
21と排紙カセット22とはユニット化され、シート後
処理ユニット(シート後処理ユニット)23を構成して
いる。なお、ここでは後処理としてステープル処理を行
う例を挙げたが、パンチング処理等の他の後処理であっ
ても良いことは言う迄もない。
カセット22は、シート後処理部21に対して引き出し
可能に構成されている。したがって、このようなシート
後処理ユニット23が内設されたデジタル複合機1にお
いて、排紙カセット22は、図1中仮想線で示すよう
に、デジタル複合機1における画像形成部2の排紙側側
面より引き出すことで、排紙カセット22内に収容され
た後処理済のシートSを容易に取り出すことができる。
なお、ここでは画像形成部2の排紙側側面より引き出す
構成としてが、これは一例に過ぎず、例えば、デジタル
複合機1の正面より引き出す構成とすることもできる。
ート後処理部21には、図2(画像形成部2の拡大図)
に示すように、ステープルユニット34と整合トレイ
(整合処理台)32とを有し、各々独立してシートSに
対してステープル処理を実施可能な第1及び第2の2つ
の分割処理部30・31が、シート後処理部21におけ
るシート搬入方向(排紙側から給紙側)に沿って2個並
設されている。
ト後処理部21とその下方に位置する上記排紙カセット
22とは、これら第1及び第2の分割処理部30・31
に備えられた2つの整合トレイ32・32にて仕切られ
ている。そして、シート後処理部21にて処理した処理
済シートSは、各整合トレイ32を回動させることで排
紙カセット22へ排紙するようになっている。なお、シ
ート後処理部21の詳細については後述する。
備えるシート後処理部21へシートSを搬入すべく、上
記第1搬送路14の排紙搬送路13側には、2つの分岐
搬送路24a・24bと2つのフラッパ25・26が設
けられている。定着装置10を通過したシートSは、フ
ラッパ25の案内で排紙搬送路13側か分岐搬送路24
a・24b側かの何れかに搬送され、さらなるフラッパ
26の案内で、分岐搬送路24a側か分岐搬送路24b
側かの何れかに搬送される。
ト後処理部21内に搬入されたシートSが、シート後処
理部21内に設けられた第1排紙ローラ40にてシート
後処理部21内へ引き込まれ、続く第2及び第3の排紙
ローラ41・42にて、給紙側に設けられた第1分割処
理部30に排紙される。一方、分岐搬送路24bを介し
て搬入されたシートSは、シート後処理部21内に設け
られた第4排紙ローラ43にてシート後処理部21内へ
引き込まれ、排紙側に設けられた第2分割処理部31
へ、或いは後述するように、第1及び第2の分割処理部
30・31に跨がるように排紙される。
4a・24bを経てシート後処理部21へと導かれるシ
ートの搬送経路は、何れも画像プロセス部5にて画像が
形成されたシート面が外側を向く状態でコの字型に形成
されている。定着装置10を通過したシートには、画像
形成面を内側にしたカールが発生するが、このような画
像が形成されたシート面が外側を向く状態でコの字型に
形成された搬送経路を通過することで、シートに発生し
たカールを逆向きに矯正するような力が加わり、シート
のカールを抑制することができる。また、コの字型でな
い複雑な搬送経路とすると、搬送経路の複雑化といった
メカニカル部分だけでなく、シートのうねりなどが発生
する可能性もあるが、このようなシンプルなコの字型の
搬送経路とすることでこのような問題もない。
すように、シート後処理ユニット23を含め、デジタル
複合機1を構成する上記各部の動作を制御するCPU
(Central Processing Unit :中央処理装置)等からな
る制御部(制御手段)27が備えられている。上記制御
部27には、スキャナ部3にて読み取った画像データ等
を一時的に記憶する画像メモリや、画像データに対して
画像処理を施す画像処理部等も備えられている。
合機1に備えられたシート後処理ユニット23について
詳細に説明する。
ト23におけるシート後処理部21には、単独にてステ
ープル処理を実施可能な第1分割処理部30と第2分割
処理部31とが設けられている(図2参照)。これら第
1及び第2の分割処理部30・31の処理能力は等価で
あり、本デジタル複合機1において処理可能な最大サイ
ズシートのシート長の1/2のシート長を有するシート
Sまでを処理範囲としている。一例ではあるが、本デジ
タル複合機1では、処理可能な最大サイズをA3Rとし
ており、そのため、第1及び第2の分割処理部30・3
1の処理範囲は、A4横サイズ(210mm)となって
いる。以下の説明では、第1及び第2の分割処理部30
・31で処理可能なサイズのシートSを小サイズシー
ト、処理不可能なサイズのシートSを大サイズシートと
称する。
るシート後処理部21をその斜め上方より見た斜視図を
示す。但し、図3においては、便宜上、前述した分岐搬
送路24aからのシートSを搬送する第1〜第3の排紙
ローラ40〜42の記載は省略している。
理部30・31に設けられた各整合トレイ32は、詳細
には、デジタル複合機1のフロント側に位置するフロン
ト側トレイ32aと、デジタル複合機1のリア側に位置
するリア側トレイ32bとからなる構成であり、整合ト
レイ32上に排紙されたシートSは、これらフロント側
トレイ32aとリア側トレイ32bとに跨がるように積
載される。
施されるシートSを積載する台であると共に、積載され
たシートSを整合し、かつ、ステープル処理を行う際の
台となるものである。したがって、特に図示してはいな
いが、整合トレイ32を構成するフロント側トレイ32
a及びリア側トレイ32bには、積載されたシートSの
整合を行う整合板等の整合手段が設けられている。
と、シート搬入方向と直交する方向(デジタル複合機1
のフロント−リア方向)の2方向に実施されるが、本デ
ジタル複合機1では、このうちのシート搬入方向の整合
をシートSの自重を利用して行うようになっている。つ
まり、第1及び第2の分割処理部30・31の各整合ト
レイ32は、シート搬入方向下流側が下方を向く傾斜を
持って配設され、各整合トレイ32のシート搬入方向下
流側端部に、図示しない整合板(不図示)を設けてい
る。これにより、第1及び第2の分割処理部30・31
に排紙されたシートSは、シートSの自重にて整合トレ
イ32上を下方へ滑り、先端が図示しない整合板に当接
することでシート搬入方向下流側端部(前端)が揃う。
第1及び第2の分割処理部30・31の2つの整合トレ
イ32・32に跨がって排紙される。したがって、第2
分割処理部31の整合トレイ32に設けられたシートS
の前端を揃えるための整合板は、大サイズシートの処理
時に邪魔にならないように、必要な時のみ作用するよう
に工夫されている。また、第1及び第2の分割処理部3
0・31の2つの整合トレイ32・32の配置も、跨が
って排紙された大サイズシートが、恰も1つの整合トレ
イ上に載置されているかの如く扱えるように、傾斜角と
繋ぎ部分の高さが各々調整されている。
ット34は、各整合トレイ32におけるフロント側トレ
イ32aに配設されている。詳細には、ステープルユニ
ット34は、フロント側トレイ32aのシート搬入方向
下流側端部に形成された矩形の切り欠き33内に配設さ
れており、この切り欠き33内をフロント−リア方向に
移動することで、各整合トレイ32上に積載されたシー
トSの先端角部の所定位置にステープル処理を実施でき
るようになっている。
ント−リア方向に移動は、ステープルユニット34の下
面に設けられたラックギア34aに、可逆回転モータM
1の駆動力がギア35を介して伝えられることで成され
る。なお、ステープルユニット34のヘッド部が、ステ
ープル処理を行うシートS(シート束)の厚みに応じて
上下動するなどのステープルユニット34の機能・構成
は従来のものと同じであるので、ここではこれ以上の説
明は行わない。
て、前述したように、整合トレイ32が回動すること
で、整合トレイ32上に載置されている処理済のシート
Sを、排紙カセット22へと排紙するようになってい
る。そのための構成として、整合トレイ32を構成する
これらフロント側トレイ32a及びリア側トレイ32b
はそれぞれ、可逆回転モータM2・M3の駆動にて軸4
4・45を支点として矢印a・bにて示す方向に回動可
能に構成されている。
に、フロント側トレイ32a及びリア側トレイ32bを
下方へ回動させることで、整合トレイ32上に載置され
たシートSを排紙カセット22へ、大がかりな排紙搬送
路等を確保することなく簡単に排紙することができる。
しかもこの場合、整合トレイ32がフロント側トレイ3
2aとリア側トレイ32bの2枚に分割されている構成
であるので、一枚構成の整合トレイ32が回動する場合
に比べて、確保すべきスペースをさらに小さくできる。
2つの整合トレイ32・32における各フロント側トレ
イ32a及びリア側トレイ32bは、シートSの排紙時
以外は、互いの端面を突き合わせた略水平位置に保持さ
れている。
ト側トレイ32a及びリア側トレイ32bの回動動作
は、個別に駆動源を備えることで、各々独立して行われ
る。その結果、回動タイミングをずらせることによっ
て、フロント−リア方向にシートSをオフセットさせて
排紙することが可能となっている。このフロント−リア
方向のオフセット排紙については後述する。
32を構成するフロント側トレイ32a及びリア側トレ
イ32bは、前記した軸44・45に連結された軸46
を支点とし、可逆回転モータM4の駆動にて矢印cにて
示す方向に回動可能に構成されている。これにより、第
2分割処理部31で処理したシートSを、第1分割処理
部30で処理したシートSの排紙位置までスライドさ
せ、同じ位置に積層して排紙できるようにもなってい
る。このスライド排紙についても後述する。
3を備えた本デジタル複合機1では、上記制御部27の
制御下、後処理すべきシートSが大サイズシートである
場合は、処理部数にかかわらず、図5(a)に示すよう
に、画像が形成されたシートSは、第4排紙ローラ43
を介して第2分割処理部31と第1分割処理部30とに
跨がるように排紙される。そして、1部を構成する全て
のシートSが積載された時点で第1及び第2の分割処理
部30・31を用いて整合された後、第1分割処理部3
0のステープルユニット34にてステープル処理が施さ
れる。その後、図5(b)に示すように、第1及び第2
の分割処理部30・31の整合トレイ32・32が同期
して回動することで、排紙カセット22へと排紙され
る。
べきシートSが小サイズシートである場合は、処理部数
によって処理が分かれ、処理部数が1である場合は、第
1分割処理部30のみを用いた単独処理が行われる。こ
れに対し、処理部数が複数部である場合は、第1及び第
2の分割処理部30・31を両方使用する並行処理が行
われる。
画像が形成されたシートSは、第1分割処理部30に排
紙され、第1分割処理部30にて後処理が施される。こ
の場合、第1分割処理部30の整合トレイ32上には、
1部を構成する全てのシートSが積載され、全シートS
の排紙が完了した時点で整合され、ステープルユニット
34によるステープル処理が施される。後処理完了後、
図6(b)に示すように、第1分割処理部30の整合ト
レイ32が回動することで、処理済のシート束Sは、排
紙カセット22へと排紙される。
画像が形成された1部目のシートSはまず、第1分割処
理部30に排紙される。そして、1部目を構成する全て
のシートSが積載された時点で整合され、第1分割処理
部30のステープルユニット34によるステープル処理
が施され、その後、図7(b)に示すように、第1分割
処理部30の整合トレイ32が回動することで、排紙カ
セット22へと排紙される。第1分割処理部30にて1
部目のシートSに対する処理実施中、画像が形成された
2部目のシートSは、第2分割処理部31に順次排紙さ
れている。そして、2部目を構成する全てのシートSが
積載された時点で整合され、第2分割処理部31のステ
ープルユニット34によるステープル処理が施され、そ
の後、図7(c)に示すように、第2分割処理部31の
整合トレイ32が回動することで、排紙カセット22へ
と排紙される。このとき、同様に第1分割処理部30に
おいては、3部目を構成するシートSが順次排紙されて
いる。
シートSの排紙形態としては、図7(c)に示したよう
な、排紙カセット22内の2カ所に別々に積層される形
態と、図8(a)〜(c)に示すように、排紙カセット
22内の1カ所に積層させる形態(スライド排紙)との
2つがあり、印字要求時にユーザーが選択できるように
なっている。スライド排紙を選択することで、排紙カセ
ット22よりシートSを取り出す作業が容易になる。
択されると、図8(b)に示すように、第2分割処理部
31の整合トレイ32は、排紙のための回動動作に加え
て、シート搬入方向下流側を下方に押し下げるような回
動動作を行う。これにより、第1分割処理部30による
排紙位置とほぼ同じ位置に重ねて排紙させることができ
る。このとき、第1分割処理部30で処理されたシート
Sと第2分割処理部31とで処理されたシートSとで
は、自然にシート搬入方向にオフセットされるので、後
処理後のシートの仕分け作業が容易になり、装置の利便
性がさらに高まる。
応じてシート後処理部21の使い方を切り換えるにあた
り、上記制御部27は、処理すべきシートSのサイズ
は、ユーザーが印字要求時にシート選択キー等で選択し
た結果や、デジタル複合機1のシート搬送路中に配設さ
れているシート長さ検出センサの検出結果を基にして判
断し、処理部数は、ユーザーによる印字要求時の設定を
基に判断している。
ロント−リア方向のオフセット排紙について説明する。
1における、整合トレイ32上に積載された処理済のシ
ートSを、整合トレイ32よりその下方の排紙カセット
22へと排紙する状態の遷移を示している。本デジタル
複合機1では、図9(a)に示すように、フロント側ト
レイ32a及びリア側トレイ32bを排紙のために回動
させる回動タイミングとして、フロント側トレイ32a
とリア側トレイ32bとを同じタイミングで下方へ回動
させるタイミングAと、図9(b)に示すように、フロ
ント側トレイ32aを先に回動させてからリア側トレイ
32bを回動させるといったタイミングBと、その反対
の図9(c)に示すように、リア側トレイ32bを先に
回動させてからフロント側トレイ32aを回動させると
いったタイミングCとの合計3つを有している。
は、整合トレイ32上の位置を保持して排紙される。こ
れに対し、タイミングBで回動されると、フロント側ト
レイ32aが先に回動されるので、タイミングAで排紙
されたものよりもフロント側トレイ32a側、即ちフロ
ント側にオフセットされて排紙される。反対にリア側ト
レイ32bが先に回動されるタイミングCでは、タイミ
ングAで排紙されたものよりもリア側トレイ32b側、
即ちリア側にオフセットされて排紙される。
うに整合トレイ32を回動させる3つのタイミングA〜
Cを交互に組み合わせることで、排紙カセット22に排
紙されるシートSを、シート紙搬入方向とは垂直をなす
フロント−リア方向の3つの位置にオフセット排紙させ
ることができる。これにより、後処理後のシートの仕分
け作業が容易になり、装置の利便性がさらに高まる。
後処理後のシートSを収容する排紙カセット22までを
シート後処理部21の下部に一体化してシート後処理ユ
ニット23とし、これを画像形成部2内部の画像プロセ
ス部5の下方に画像プロセス部5と積層するように組み
込む構成となっている。
ペースはもちろんのこと、後処理後のシートSを積載し
て収容しておく部分の設置スペースも、画像形成部2の
元々の設置スペース内に含まれることとなり、デジタル
複合機1の設置スペースは、デジタル複合機1が処理対
象とする最大シートサイズにほぼ応じた大きさとなり、
シート後処理部21を設けたことでデジタル複合機1の
設置スペースが大きくなるようなことはない。
すように、画像形成部2内部にシート後処理ユニット2
3が設けられた構成を例示したが、このようなシート後
処理ユニット23の配設位置は、画像プロセス部5を備
えたユニットである画像形成部2内部に限定されるもの
ではなく、デジタル複合機の設置スペースを増大させな
いように、画像プロセス部5の上下の何れかに積層して
配置されるのであれば、スキャナ部3の下部や、給紙カ
セット部4の中であってもかまわない。
ペースを増大させることなくシート後処理を実現する画
像形成装置は、本願出願人が、先に特願2000−17
8938号において出願しているので、構成のさらなる
詳細、及び発展例等は、上記先願の明細書を参照して頂
きたい。
画像形成装置を、後処理機能の点でさらに向上させるこ
とを目的として成されたものであり、該目的を達成する
ために、発明の実施の一形態である上記デジタル複合機
1では、シート後処理ユニット23におけるシート後処
理部21に、互いに独立して後処理を実施可能な第1及
び第2の分割処理部30・31が設けられている構成と
した。
A4サイズのシートSに対しては、第1及び第2の2つ
の分割処理部30・31を用いて並行処理を行わせるこ
とで、複数部数を短時間で処理することが可能となり、
作業性をより一層向上させることが可能となった。
について、図10〜図12を用いて、以下に説明する。
なお、説明の便宜上、実施の形態1の図面に示した構成
要素と同一の機能を有する構成要素については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。
実施の一形態としてのデジタル複合機51は、実施の形
態1で説明した図1のデジタル複合機1とは、シート後
処理ユニット23におけるシート後処理部21の構成が
異なる。
処理ユニット23’のシート後処理部21’は、独立し
た後処理可能な第1及び第2の分割処理部60・61を
有する構成は同じであるが、図11に詳細に示されるよ
うに、第1及び第2の分割処理部60・61各々にステ
ープルユニット34を備えるのではなく、第1及び第2
の分割処理部60・61に設けられた2つの整合トレイ
32・32の側方を移動する1つのステープルユニット
34を共用する構成である。
理部に2つ以上の分割処理部が設けられたとしても、ス
テープルユニット34は1つ備えるだけでよいので、コ
スト削減が可能である。
テープルユニット34を第1及び第2の分割処理部60
・61の2つの整合トレイ32・32の任意の位置に移
動させ、その位置でステープル処理を行わせることがで
きるので、デジタル複合機1では実施できなかった、シ
ートSの複数カ所にステープル処理を実施するといった
分割ステープルが可能となり、処理済シートSの見栄え
を向上できる。
複合機51に備えられたシート後処理ユニット23’の
シート後処理部21’について説明する。
1’に設けられた第1及び第2の分割処理部60・61
の2つの整合トレイ32・32を構成する各フロント側
トレイ32aのフロント側には、シート搬入方向に延び
るシャフトギア54が配設されており、このシャフトギ
ア54に、ステープルユニット34のフロント側側面に
取り付けられたギア55が歯合している。
ある可逆回転モータM5が設けられており、この可逆回
転モータM5の駆動にてシャフトギア54が矢印dにて
示す方向に回転駆動されることで、ステープルユニット
34がシャフトギア54に沿って矢印e方向(シート搬
入方向に同じ)に移動するようになっている。
機1における第1及び第2の分割処理部30・31のス
テープルユニット34の配設位置を第1及び第2のホー
ムポジションとして管理しており、各ホームポジション
に、センサ52・53が配設されている。これらセンサ
52・53は、シャフトギア54に沿って移動されるス
テープルユニット34がセンサ52・53に到達したと
き、制御部27に信号を送るようになっている。これに
より、制御部27は、上記の可逆回転モータM5を制御
して、第1分割処理部60での処理が可能な第1ホーム
ポジション、及び第2分割処理部61での処理が可能な
第2ホームポジションへ、ステープルユニット34を迅
速に移動させることが可能となる。
第2のホームポジションを基準として、ホームポジショ
ンからステープルユニット34を所定距離移動させるよ
うになっている。ホームポジションからの移動距離の算
出は、上記したシャフトギア54の回転数を計測するこ
とで行われ、制御部27には、予めシャフトギア54が
1回転した際のステープルユニット34の移動距離がメ
モリされている。つまり、制御部27は、メモリされた
データを基に、可逆回転モータM5を必要時間(移動に
必要な回転が達成される時間)回転させることで、任意
の位置にステープルユニット34を移動させ得る。
すように、シャフトギア54を駆動する可逆回転モータ
M5の駆動軸M5aに位置検知部材56を取り付け、こ
の位置検知部材56の回転をポジションを検知するセン
サ57が検出して信号を制御部27に送ることで計測さ
れるようになっている。
取り付けられることで、シャフトギア54の回転と同周
期で回転する。センサ57はフォトセンサからなり、位
置検知部材56がセンサ57と対向する位置を通過する
ときに入光が遮断される。位置検知部材56には、スリ
ット幅の異なる2つのスリット部56a・56bが形成
されており、これらのスリット部56a・56bがセン
サ57と対向するとき、入光の遮断は解除される。した
がって、センサ57からの制御部27へ出力される信号
には、スリット部56a・56bのスリット幅に応じた
パルス波形が含まれることとなる。制御部27は、この
センサ57の出力信号より、位置検知部材56がどのピ
ッチでセンサ57を何回通過したかを読み取り、ステー
プルユニット34の移動距離を求める。
つのスリット部56a・56bのスリット幅を変えて、
スリット部56a・56bによるセンサ57への入光の
遮断を等間隔としないことで、スリット部56a・56
bにて形成されるパルス波形に違いを与えて、誤検知を
防止するようになっている。ステープルユニット34の
移動距離によっては、センサ57を何度も同じスリット
部が遮断することがあり、スリット部56a・56bが
同形状のスリット幅であると、1つのスリット部を読み
取れなかった場合の誤差が大きくなるため、あえて形状
を変えている。もちろん、センサ57の精度がよけれ
ば、位置検知部材56に形成するスリット部56a・5
6bの形状を等間隔とすることもできる。
27において制御され、1部を構成する全シートSの排
紙が完了し、整合された時点で、該整合済シートを積載
する分割処理部のホームポジションへと移動される。
いて、シートSのサイズや処理部数に応じてシート後処
理部21’における第1及び第2の2つの分割処理部6
0・61を使い分ける手法は、図5〜図8で説明したデ
ジタル複合機1の場合と同じである。したがって、ここ
では、印字要求時に分割ステープル処理が指示された場
合の処理のみ説明する。
れると、制御部27は、シートSにおけるステープル処
理を行う辺の長さと分割数とを基に、ステープル処理を
施す位置を決定する。
処理を行うことが指示されると、制御部27は、第1分
割処理部60にシートSを排紙すると共に、以下のよう
にステープルユニット34の移動を制御する。
ので、シート寸法を3分割し、移動距離を70mmとす
る。そして、ステープルユニット34を第1ホームポジ
ションより70mm移動した箇所でステープル処理を行
い、その後、同様にさらに70mm移動させてステープ
ル処理を行う。これにより、A4の短手方向の2カ所へ
のステープル処理が完了する。
分割ステープル処理を実施する例を挙げたが、例えば、
A4サイズのシートの長手方向の2カ所にステープル処
理を施すことももちろん可能である。このような場合
は、第1及び第2の2つの分割処理部60・61に跨が
るようにシートを排紙し、上記と同様に、シートSにお
けるステープル処理を行う辺の長さ(297mm)と分
割数とを基に、ステープル処理を施す位置を決定し、こ
れを後処理時の基準となる分割処理部、ここでは第1分
割処理部60が後処理時の基準となるので、この第1分
割処理部60のホームポジションである第1ホームポジ
ションを基準としてステープルユニット34を移動させ
ればよい。
に、画像データを基にシートに画像を形成する画像形成
部と、画像が形成されたシートに対してステープルやパ
ンチング等の所定の後処理を施すシート後処理部とを有
する画像形成装置において、上記シート後処理部が、上
記画像形成部の上下何れかに画像形成部と積層するよう
に配置されると共に、上記シート後処理部による後処理
後のシートを収容する処理済シート収容部が、上記シー
ト後処理部の上下何れかにシート後処理部と積層するよ
うに配置され、かつ、上記シート後処理部には、該シー
ト後処理部におけるシートの搬入方向に沿って、各々独
立して後処理を実施可能な分割処理部が複数並設されて
いる構成である。
ト後処理部の動作を制御する制御手段が設けられてお
り、該制御手段は、後処理を行うシートが1つの分割処
理部での処理が可能なサイズである場合は、複数の分割
処理部にて複数部のシートに対する後処理が並行して行
われるようにシート後処理部の動作を制御する構成とす
ることもできる。
ト後処理部の動作を制御する制御手段が設けられてお
り、該制御手段は、後処理を行うシートが1つの分割処
理部での処理が不可能な分割処理部より大きいサイズで
ある場合は、複数の分割処理部に跨がるようにシートを
排紙し、複数の分割処理部にて1部のシートに対する後
処理が行われるようにシート後処理部の動作を制御する
構成とすることもできる。
部は、画像形成部の上下何れかに画像形成部と積層する
ように配置されているので、シート後処理部を設けたこ
とで、画像形成装置の占有スペースが増加するようなこ
とはない。加えて、上記構成では、後処理後のシートを
収容する処理済シート収容部もシート後処理部の上下何
れかにシート後処理部と積層するように配置されている
ので、後処理後のシートを積載する積載部のために、画
像形成装置の設置スペースが広がるといった不具合もな
い。
利便性の高い画像形成装置を、シート後処理部の本来の
機能に何らの制限を加えることなく小型化でき、画像形
成装置の設置スペースを小さくできる。
は、各々独立して後処理を実施可能な分割処理部がシー
トの搬入方向に沿って複数並設された構成であるため、
例えば、上記シート後処理部の動作を制御する制御手段
を設け、該制御手段にて、後処理すべきシートのサイズ
が1つの分割処理部で処理可能なサイズである場合は、
複数の分割処理部を用いて複数部のシートに対して並行
して後処理を実施させる一方、後処理すべきシートのサ
イズが1つの分割処理部で処理不可能なサイズである場
合は、複数の分割処理部に跨がるようにシートを排紙
し、複数の分割処理部にて1部のシートに対する後処理
を実施させるといった動作を実施させることができる。
より格段に短い時間で処理を終了でき、作業性のさらな
る向上をも図ることができるという効果を併せて奏す
る。
いては、上記各分割処理部には、後処理を行うシートを
積載し、シートの位置整合および後処理を実施する際の
台となる整合処理台が、当該整合処理台の一端を軸とし
て回動自在に設けられており、上記制御手段は、上記整
合処理台を回動させることで、整合処理台上のシートを
下方に位置する処理済シート収容部へと排紙させる構成
とすることができる。
ことで画像形成装置の大型化を招来するといった問題を
有しているが、このような構成とすることで、シート後
処理部と該シート後処理部の下方に設置されたシート収
容部とを仕切っている各分割処理部の処理台を回動させ
るといった簡単な動きで、各分割処理部で処理した後処
理後のシートをシート後処理部から処理済シート収容部
に排紙できるので、シート後処理部と処理済シート収容
部とを繋ぐ搬送経路が別途必要なく、画像形成装置のさ
らなる小型化を実現できるという効果を併せて奏する。
いては、後処理を行うシートを積載し、シートの位置整
合および後処理を実施する際の台となる整合処理台が、
上記分割処理部毎に設けられると共に、シートに後処理
を行う後処理機であって、上記制御手段にて動作が制御
される後処理機が、これら分割処理部毎に設けられた複
数の整合処理台の側方を分割処理部の並設方向に沿って
移動可能に設けられている構成とすることもできる。
合処理台の任意の位置に移動させることが可能となるの
で、整合処理台に載置されたシートにおける、後処理と
向き合う辺の任意の位置に後処理を実施することができ
る。
させる構成に比べて、コストを削減できると共に、例え
ばシートの2カ所にステープル処理を行うといったこと
も可能となり、処理済シートの見栄えを向上できると共
に、多様なユーザーの要求に対応できるようになるとい
う効果を併せて奏する。
いては、上記後処理機が、複数の整合処理台の側方に分
割処理部の並設方向に沿って配設されたシャフトギア
と、上記シャフトギアを回転させる駆動源と、後処理機
に設けられた上記シャフトギアと歯合するギアとからな
る移動機構を備えた構成とすることもできる。
処理機を実現する一例を提案するものであるが、このよ
うな移動機構では、駆動源の回転時間の制御といった簡
単な方法で後処理機を任意の位置に移動させることがで
きる。
いては、上記分割処理部毎に後処理機のホームポジショ
ンが設定されると共に、各ホームポジションには、後処
理機が各ホームポジションに位置することを検知する検
知手段が設けられており、上記制御手段は、各ホームポ
ジションに設けられた上記検知手段の検知結果を基に、
後処理機の移動を制御する構成とすることもできる。
手段の検知結果を基に各分割処理部のホームポジション
に移動させるので、共通の後処理機で複数の分割処理部
に後処理を担った構成であっても、迅速に各分割処理部
のホームポジションへと後処理機を移動させることがで
きる。
な構成で、後処理機の移動時間のために処理時間が長く
なるといった不具合が招来されることを回避できるとい
う効果を併せて奏する。
いては、シートの複数箇所に後処理を施す分割処理モー
ドを有し、上記制御手段は、上記分割処理モードが指定
されると、後処理を行う基準の分割処理部におけるホー
ムポジションを基準とし、該ホームポジションと分割処
理する位置までの距離に応じて前記駆動源の通電時間を
変化させて後処理機を移動させる構成とすることもでき
る。
検知手段等を設けずとも、駆動源の通電時間を変化させ
るといった簡単な方法で、後処理機を分割処理を行う位
置に正確に移動させることができる上、その移動が、後
処理の基準となる分割処理部のホームポジションを基に
計算されているので、通電時間を変化させることによる
後処理機の移動が必要最小限で行われ、移動量の管理が
容易である等の効果を併せて奏する。
複合機の構成を示す正面断面図である。
大して示す断面図である。
理ユニットにおけるシート後処理部を上面より見た斜視
図である。
られた整合トレイを回動させて、排紙カセットへシート
を排紙する動作を示す説明図である。
における、シートが大サイズシートであった場合の動作
を示す説明図である。
における、シートが小サイズシートで、かつ、処理部数
が1であった場合の動作を示す説明図である。
ットにおける、シートが小サイズシートで、かつ、処理
部数が複数であった場合の動作を示す説明図である。
ットにおける、シートが小サイズシートで、かつ、処理
部数が複数であった場合の他の動作(スライド排紙が指
示された場合)を示す説明図である。
る、整合トレイ上に積載された後処理済のシートを、下
方の排紙カセットへと排紙する動作を示す説明図であ
る。
タル複合機の構成を示す正面断面図である。
後処理ユニットにおけるシート後処理部を上面より見た
斜視図である。
ステープルユニット34をスライド移動させる移動機構
の要部を示す説明図である。
ト) 23’ シート後処理ユニット(シート後処理ユニッ
ト) 27 制御部(制御手段) 30 分割処理部 31 分割処理部 32 整合トレイ(整合処理台) 34 ステープルユニット(後処理機) 51 デジタル複合機(画像形成装置) 52 検知手段 53 検知手段 54 シャフトギア 55 ギア 60 分割処理部 61 分割処理部
Claims (8)
- 【請求項1】画像データを基にシートに画像を形成する
画像形成部と、画像が形成されたシートに対してステー
プルやパンチング等の所定の後処理を施すシート後処理
部とを有する画像形成装置において、 上記シート後処理部が、上記画像形成部の上下何れかに
画像形成部と積層するように配置されると共に、上記シ
ート後処理部による後処理後のシートを収容する処理済
シート収容部が、上記シート後処理部の上下何れかにシ
ート後処理部と積層するように配置され、 かつ、上記シート後処理部には、該シート後処理部にお
けるシートの搬入方向に沿って、各々独立して後処理を
実施可能な分割処理部が複数並設されていることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】上記シート後処理部の動作を制御する制御
手段が設けられており、 該制御手段は、後処理を行うシートが1つの分割処理部
での処理が可能なサイズである場合は、複数の分割処理
部にて複数部のシートに対する後処理が並行して行われ
るようにシート後処理部の動作を制御することを特徴と
する請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】上記シート後処理部の動作を制御する制御
手段が設けられており、 該制御手段は、後処理を行うシートが1つの分割処理部
での処理が不可能な分割処理部より大きいサイズである
場合は、複数の分割処理部に跨がるようにシートを排紙
し、複数の分割処理部にて1部のシートに対する後処理
が行われるようにシート後処理部の動作を制御すること
を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】上記各分割処理部には、後処理を行うシー
トを積載し、シートの位置整合および後処理を実施する
際の台となる整合処理台が、当該整合処理台の一端を軸
として回動自在に設けられており、 上記制御手段は、上記整合処理台を回動させることで、
整合処理台上のシートを下方に位置する処理済シート収
容部へと排紙させることを特徴とする請求項1〜3の何
れか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】後処理を行うシートを積載し、シートの位
置整合および後処理を実施する際の台となる整合処理台
が、上記分割処理部毎に設けられると共に、 シートに後処理を行う後処理機であって、上記制御手段
にて動作が制御される後処理機が、これら分割処理部毎
に設けられた複数の整合処理台の側方を分割処理部の並
設方向に沿って移動可能に設けられていることを特徴と
する請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】上記後処理機が、複数の整合処理台の側方
に分割処理部の並設方向に沿って配設されたシャフトギ
アと、上記シャフトギアを回転させる駆動源と、後処理
機に設けられた上記シャフトギアと歯合するギアとから
なる移動機構を備えていることを特徴とする請求項5に
記載の画像形成装置。 - 【請求項7】上記分割処理部毎に後処理機のホームポジ
ションが設定されると共に、各ホームポジションには、
後処理機が各ホームポジションに位置することを検知す
る検知手段が設けられており、 上記制御手段は、各ホームポジションに設けられた上記
検知手段の検知結果を基に、後処理機の移動を制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】シートの複数箇所に後処理を施す分割処理
モードを有し、 上記制御手段は、上記分割処理モードが指定されると、
後処理を行う基準の分割処理部におけるホームポジショ
ンを基準とし、該ホームポジションと分割処理する位置
までの距離に応じて前記駆動源の通電時間を変化させ、
後処理機を移動させることを特徴とする請求項7に記載
の画像形成装置。
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