JP2002096843A - 包装袋および包装体 - Google Patents

包装袋および包装体

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JP2002096843A
JP2002096843A JP2000284927A JP2000284927A JP2002096843A JP 2002096843 A JP2002096843 A JP 2002096843A JP 2000284927 A JP2000284927 A JP 2000284927A JP 2000284927 A JP2000284927 A JP 2000284927A JP 2002096843 A JP2002096843 A JP 2002096843A
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JP
Japan
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packaging bag
bottle
neck
packaging
refill
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JP2000284927A
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English (en)
Inventor
Seiichi Hakamata
征一 袴田
Takayuki Suzuki
孝之 鈴木
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Fujimori Kogyo Co Ltd
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は消費者にリフィル品の存在をア
ピールするに際して、外装用の包装材料を用いることな
く、ボトル品とリフィル品とを一体化することができる
詰替用包装袋および該包装袋により一体化された包装体
を提供すること。 【構成】本発明の包装袋は上部にボトルの首部を挿入可
能な首掛け孔と、側部に注出口を形成するための切り欠
きとを有する包装袋とし、詰替用袋をボトルの首部に掛
けることができる構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は詰替用の包装袋およ
び該包装袋を用いた包装体に係り、特に、詰替用品(リ
フィル品)とボトル品とが一体化されて販売される、内
容品が収容された包装体に関する。
【0002】
【従来技術】従来よりシャンプー、リンスなどの香粧品
や各種洗剤などの液体その他の流動物は合成樹脂で成型
された硬質または半硬質のボトルに収容されていた。近
年、環境に対する意識の高まりから、包装袋に収容した
リフィル品をボトルに詰め替え、ボトルを複数回使用す
ることが行われるようになってきている。
【0003】このようなリフィル品は合成樹脂等の可撓
性のある包装袋に収容され、ボトル品とは別個の商品と
して流通しており、消費者がリフィル品の存在に気づか
ないことがあった。消費者にリフィル品の存在を訴える
ために、キャンペーンとして、リフィル品とボトル品と
を外装用の包装材料を用いて一体に包装し、リフィル品
をアピールしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑み
てなされたものであり、本発明の目的は消費者にリフィ
ル品の存在をアピールするに際して、外装用の包装材料
を用いることなく、ボトル品とリフィル品とを一体化す
ることができる詰替用包装袋および該包装袋により一体
化された包装体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は上
記の点を改良すべく種々検討した結果、詰替用袋をボト
ルの首部に掛ける構成としておくことによって上記課題
を解決しうることを見いだし、本発明を完成したもので
本発明の要旨は、上部にボトルの首部を挿入可能な首
掛け孔と、側部に注出口を形成するための切り欠きとを
有する包装袋である。
【0006】ここで、前記包装袋が、底部の開拡が可能
な自立袋であると使用する包装材料に比して大きな内容
量を確保できること、詰替用包装袋自身が自立性を有す
ることから一体化された包装体の安定性も優れること、
などの理由で好ましい。
【0007】この包装袋に設けられる首掛け口が、上下
方向に長径を有する楕円または長円であると包装袋がボ
トルの首部に掛けられたとき、上下方向に余裕が生まれ
るので、平面上に両方の底部が接するように載置しやす
くなり、より好ましい。
【0008】また、首掛け孔の周囲のフィルムに切り込
みを入れておくと、ボトルの首部から首掛け孔が外れに
くくなりさらに好ましい。切り込みは1本でも良いが、
複数本であると、首部の挿入がなめらかになる。
【0009】そして、本発明は、内容品を収容した硬質
ないし半硬質のボトルの首部を内容品を収容した詰替用
包装袋の首掛け孔に挿入して一体化した包装体としたの
で、特別な外装用包装材料を必要とすることがないので
ある。このようにして一体化された包装体は、平面に載
置したときに、ボトルおよび詰替用包装袋のいずれもが
平面に載置されるように一体化しておくことによって、
安定した自立性が確保され好ましい。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明の包装袋は合成樹脂フィル
ムよりなり、熱融着性を有する層を最内層に有するもの
であれば特に制限はなく、単層でも多層でも良い。熱融
着性を有する層としては、ポリエチレン(PE)又はポ
リプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂層が挙
げられる。多層フィルムとしては、これらの樹脂層を内
層とし、外層に耐熱性及び大きな物理的強度を有するポ
リアミド系樹脂層、ポリエステル系樹脂層などを積層し
た多層フィルムを使用する。これらの外層は一軸または
二軸に延伸されたフィルムであると耐熱性、物理的強度
に優れ好ましい。そして、これらの多層フィルムは必要
に応じ、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVO
H)樹脂層やシリカ蒸着層などの耐気体透過性の高い層
を積層しても良い。
【0011】また、本発明の包装袋に使用するフィルム
は、アルミ箔や紙などが積層されていても良い。そし
て、内容品の性質や内容量に見合った特性となるように
フィルムの材質や厚みを決めればよい。通常、フィルム
の厚みとしては、20μm〜200μm程度が選択され
る。
【0012】本発明の包装袋の大きさは特に限定される
ものではないが、ボトル品に一度で詰め替えられるくら
いの量が収容される大きさであることが好ましい。その
ような量としては、通常、100ml〜1000ml程
度の大きさが適当である。
【0013】図面をもって本発明にかかる包装袋および
包装体を説明する。図1は本発明にかかる包装袋の一例
を折り畳んだ状態の正面図を示す。図1において胴部フ
ィルム1,1の間に底部フィルム2を山折り状に畳んで
挿入し、その周縁部3を融着して自立性包装袋を形成す
る。胴部フィルム1,1に首掛け孔4および周縁部3に
切り欠き5を形成する。
【0014】包装袋に首掛け孔、切り欠きを形成するに
は、製袋機に型抜きの刃を取り付けておき、包装体の周
縁部3を熱融着するタイミングに合わせて打ち抜けばよ
い。首掛け孔の大きさは掛けられるボトル6の首の径よ
り大きい限り制限されるものではないが、大きすぎると
首から抜けて脱落しやすくなる。そのような事態を避け
たい場合には、首掛け孔の大きさをキャップの外径と同
程度とすることによって、首掛け孔の縁にキャップの下
端が引っかかるので抜け落ちにくくなる。
【0015】また、首掛け孔の大きさをキャップの外径
より小さく形成すると共に、首掛け孔の周囲のフィルム
に切り込みを入れておくとより確実に脱落防止が可能と
なる。即ち、首掛け孔にキャップを挿入するに際し、挿
入開始時は首掛け孔の周囲のフィルムが撓むので、挿入
しやすく、キャップの下端を過ぎるとフィルムの撓みが
復元ないし小さくなるので、極めて抜けにくくなるので
ある。
【0016】図2は 本発明にかかる包装体の一例の斜
視図である。包装袋およびボトルには内容品が収容され
ており、包装袋の首掛け孔にボトルの首部が挿入され、
一体化されている。図3は内容品が収容された本発明に
係る包装袋よりからのボトルに注出する概念図であり、
図4は首掛け孔の周囲のフィルムに切り込みを入れた本
発明に係る他の包装袋の折り畳んだ状態の正面図であ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例をもって、更に、具体
的に本発明を説明する。
【0018】実施例1 15μmの二軸延伸ナイロンフィルム、9μmのアルミ
箔、150μmのL−LDPEフィルムをウレタン系接
着剤を用いてドライラミネートしラミ原反を作成した。
ラミ原反をスリットして同一の材質の胴部フィルム及び
底部フィルムとした。これらのフィルムを打ち抜き用歯
型がセットされた製袋機を用いて図1の袋を製袋した。
袋の大きさは120mm×275mmであった。なお、
底部は折り径70mmであった。上端より20mm下の
位置に長径55mm、短径50mmの長円からなる首掛
け孔を形成し、上端より60mm下の位置に幅45m
m、深さ35mm略直角三角形の切り欠きを設けた。
【0019】作成した包装袋にシャンプー300mlを
充填し、切り欠きの直下を横一文字に熱融着し、リフィ
ル品を作成した。外径50mm、長さ50mmのキャッ
プを有する高さ250mmのボトルに、シャンプー50
0mlを充填し、ボトル品を作成した。このボトル品の
首部をリフィル品の首掛け孔に挿入し、ボトル品とリフ
ィル品とが一体化された包装体を作成した。
【0020】この包装体を平らなテーブルの上に置いた
ところ、ボトルおよび包装袋の両方の底部がテーブルに
載っており、安定性に優れるものであった。そして、リ
フィル品の上部は湾曲してボトル品と一体化されていた
が、首掛け孔の縁がボトルの首と肩の間に入り込み、外
れにくい構造となっていた。また、空のボトルに内容品
を注出するに際しては、切り欠きより鋏で包装袋を開封
し、包装袋の上部を折ったところ、切り欠きがあるので
開口部が邪魔されることなく、ボトルの口に差し込むこ
とができ、外に零すことなく移し替えることができた。
【0021】以上、本発明を一実施例に基づいて説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されることなく、例え
ば、包装袋をガゼット袋や平袋にしたり、切り欠きの形
状を注出しやすい形状にしたり、首掛け孔を矩形とした
り、首掛け孔の周囲のフィルムを熱融着するなど本発明
の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の包装袋は上
部にボトルの首部を挿入可能な首掛け孔と、側部に注出
口を形成するための切り欠きとを有する包装袋とし、詰
替用袋をボトルの首部に掛けることができる構成とした
ので、消費者にリフィル品の存在をアピールするに際し
て、外装用の包装材料を用いることなく、ボトル品とリ
フィル品とを一体化することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる包装袋の一例の折り畳んだ状
態の正面図
【図2】 本発明にかかる包装体斜視図
【図3】 内容品が収容された本発明にかかる包装袋よ
り空のボトルに注出する概念図
【図4】 首掛け孔周囲のフィルムに切り込みを入れた
本発明に係る他の包装袋の折り畳んだ状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 胴部フィルム 2 底部フィルム 3周縁部
4 首掛け孔 5 切り欠き 6 ボトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝之 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AB25 AB26 BA01 BA17 BA26 BA29 BA30 BA36 BA54 BA60 BB03 BC08 BC18 EA23 FA04 FA05 GA01 HL05 HM03 HN05 3E067 AA03 AB81 AC04 BA03A BA13A BB12A BB14A BB15A BC03A EA06 EE15 EE27 FA01 FC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にボトルの首部を挿入可能な首掛け
    孔と、側部に注出口を形成するための切り欠きとを有す
    る包装袋。
  2. 【請求項2】 前記包装袋が、底部の開拡が可能な自立
    袋である請求項1に記載の包装袋。
  3. 【請求項3】 前記首掛け孔が、上下方向に長径を有す
    る楕円または長円である請求項1または2に記載の包装
    袋。
  4. 【請求項4】 前記首掛け孔の周囲のフィルムに切り込
    みが入れられている請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載の包装袋。
  5. 【請求項5】 内容品を収容した硬質ないし半硬質のボ
    トルの首部を内容品を収容した請求項1ないし4に記載
    の包装袋の首掛け孔に挿入して一体化した包装体。
  6. 【請求項6】 平面に載置したときに、前記ボトルおよ
    び前記包装袋のいずれもが平面に載置されるように一体
    化した請求項5に記載の包装体。
JP2000284927A 2000-09-20 2000-09-20 包装袋および包装体 Withdrawn JP2002096843A (ja)

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Effective date: 20071204