JP2002096767A - キャブチルト装置 - Google Patents

キャブチルト装置

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JP2002096767A
JP2002096767A JP2000331474A JP2000331474A JP2002096767A JP 2002096767 A JP2002096767 A JP 2002096767A JP 2000331474 A JP2000331474 A JP 2000331474A JP 2000331474 A JP2000331474 A JP 2000331474A JP 2002096767 A JP2002096767 A JP 2002096767A
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利明 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単且小型コンパクトであってレイアウ
ト的に有利であり、チルトアップ援助力を、迅速容易に
調整することができる安価かつ軽量なトーションバー式
キャブチルト装置を提供する。 【解決手段】 車台フレームの左右サイドレールの前端
にキャブマウトブラケットを配設すると共に、キャブ前
端下方の左右メーンシルの下側に、夫々枠部材とシャフ
ト部材とからなる左右のキャブ側ブラケットを固着す
る。シャフト部材にはチルト軸となる軸部とフランジ部
とを設け、トーションバーの一端を左右何れかのフラン
ジ部に固定すると共に、他端を他方のフランジ部に回転
可能に挿通させその突出部にアンカレバーを固着する。
同アンカレバーの自由端部と車台フレームとを可変長の
アンカボルトで連結し、アンカボルトの長さを調整する
ことによりトーションバーの初期捩れ角を調整し、トー
ションバーのチルト援助力を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャブオーバ型ト
ラック等のキャブチルト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャブオーバ型トラック等において、キ
ャブの下方に配置されたエンジン等の点検、整備に際し
て、キャブをその前端部下方のチルト軸線の回りに、ト
ーションバーの捩りばね力によりチルトアップ回動方向
に付勢し、チルトアップに必要な作業者の操作力を低減
するようにしたキャブチルト装置が、従来から広く採用
されている。
【0003】いま、従来のキャブチルト装置の構造の一
例を図7及び図8を参照して説明する。図中符号10は
車両前後方向に延在する左右一対のサイドレール12
と、車幅方向に延在して配置され夫々の両端を上記サイ
ドレール12に固着された複数のクロスメンバ14(図
では最前端のクロスメンバのみが示されている)とを備
えた車台フレームを総括的に示す。上記サイドレール1
2の前端付近に左右一対のキャブマウントブラケット1
6がボルト等により固着されている。
【0004】総括的に符号18で示されたキャブのフロ
ア20の下側に、車両前後方向に延在してキャブ18の
強度部材を構成する左右一対のメーンシル22が固着さ
れ、同メーンシル22の前端部下側には複数のボルト等
により左右一対のキャブ側ブラケット24が固着されて
いる。上記左右のキャブ側ブラケット24は上記キャブ
マウントブラケット16と協働して自体周知のラバーブ
ッシュ装置26を介しキャブ18をチルト軸線O−Oの
回りに回動可能に、即ちチルトアップ及びチルトダウン
し得るように支持されている。
【0005】図示の場合、その一端をスプライン28等
の相対回転を許容しない連結手段により一方のキャブマ
ウントブラケット16に連結されて車幅方向に配設され
た第1のトーションバー30がチルト軸を兼ね、その軸
線O−Oが上記チルト軸線を形成する。また、同第1ト
ーションバー30は、上記左右のラバーブッシュ装置2
6の内筒32を回転自在に挿通され、その他端は他方の
キャブマウントブラケット16に設けた軸受孔33に回
転自在に軸支され、同軸受孔33から外方に延出した突
出部にスプライン等の相対回転を許容しない連結手段を
介して第1のトーションアーム34の一端が連結されて
いる(なお、図1では1点鎖線でその一部のみが示され
ている)。
【0006】上記第1トーションバー30に対し実質的
に平行に第2トーションバー36が配設され、同第2ト
ーションバー36はその一端をスプライン38等の相対
回転を許容しない連結手段を介して上記他方のキャブマ
ウントブラケット16に連結され、他端は上記一方のキ
ャブマウントブラケット16に設けられた軸受孔40に
回転自在に軸支され、同軸受孔40から外方に延出した
突出端にスプライン等の相対回転を許容しない連結手段
を介して第2のトーションアーム42の一端が連結され
ている。図7に示されているキャブ18のチルトダウン
状態即ち走行時を含む通常位置では、上記第1及び第2
トーションアーム34及び42の自由端部が、左右のメ
ーンシル22の下側に装着されたトーションバーサポー
ト44に夫々当接し、キャブ18の自重によって第1及
び第2トーションバー30及び36が夫々スプライン2
8,38等の連結部を固定端としてトーションアーム3
4,42を介し捩じられている。
【0007】キャブ18が上記通常位置にあるとき、キ
ャブ18の後端部分と車台フレーム10との間に設けら
れた図示しない係止装置によってキャブ18は上記通常
位置に係止されている。エンジン等の点検、整備のため
にキャブ18をチルトアップさせる場合、上記係止装置
を解除すると、メーンシル22に装着されたトーション
バーサポート44に当接している第1及び第2トーショ
ンアーム34及び42を介し作用している第1及び第2
トーションバー30及び36の捩りばね力に援助され
て、作業者は僅かなチルト操作力でキャブ18をチルト
軸線O−Oの回りに前方に回動させ予め設定されたチル
ト角(例えば45°)までチルトアップすることができ
る。
【0008】上記従来のキャブチルト装置では、キャブ
18のルーフ上方にルーフデッキが設けられる場合及び
キャブ装置備品等によるキャブ重量の増加に対応して、
上記第1及び第2トーションバー30及び36の捩りば
ね力を適切な値に調整しようとするとき、或いは第1及
び第2トーションバー30及び36のへたりに基づく捩
りばね力の低減を修正する際、通常は上記トーションバ
ーサポート44とメーンシル22との間に、適切な厚さ
を有するスペーサを介装して上記トーションバー30及
び36の捩りばね力を制御する整備作業が行なわれてい
るが、多種類の厚さのスペーサを予め準備し在庫管理を
行なうことは容易ではないので、一般には整備の都度所
要厚さのスペーサを手配することとなり、その入手に時
間がかかる不具合があり、またスペーサの取付作業自体
にも多大の手間を要する不都合がある。
【0009】また、車両の製造時にも、キャブ仕様毎に
キャブ重量が異るため、同一シリーズの車種間におい
て、上記第1及び第2トーションバー30,36等トー
ションバーの共通化を図ることが難しく、結局コスト高
となる欠点がある。さらに、キャブ18のチルトアップ
時に、第1及び第2トーションバー30,36の捩りば
ね力をキャブ18に伝えるために、車両前後方向の寸度
が可成大きいトーションバーアーム34,42が設けら
れ、キャブ18のチルトアップ及びチルトダウン時に上
記トーションバーアーム34,42がチルト軸線O−O
の回りに大きく回動するために、同トーションバーアー
ム34,42の上下に広いスペースを確保する必要があ
り、他の部品や搭載機器を配置することができないので
レイアウト的に不利である。なお又、上記トーションバ
ーアーム34,42は強度上の観点から通常鍛造品で作
られているので高価な欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
トーションバーを用いたキャブチルト装置の上述した種
々の問題点を解消して、キャブのチルトアップ時におけ
るチルトトーションバーの初期捩れ角、従ってチルトダ
ウン時に生起されるトーションバーの捩りばね力に基づ
く捩りモーメントを、特別の部品(上記スペーサ等)や
特殊な専用工具等を使用することなく簡単容易に短時間
で調整することができ、整備コスト及び期間を効果的に
低減し得ると共に、シリーズ車種のキャブ仕様差に拘わ
らずチルトトーションバーの共通化を図り、部品共通化
に基づくコスト低減を達成し得る効果があり、さらにチ
ルトアップ時にチルトトーションバーの捩りモーメント
をキャブ側ブラケットを介し直接キャブ作用させること
により従来のキャブチルト装置におけるトーションバー
アームを廃止しレイアウトのコンパクト化を図ること
を、主たる目的とするものである。また、本発明は、上
記トーションバーアームの廃止により製造コスト及び重
量低減を図ると共に、キャブ前端部を車台フレームに装
架する部品をすべて予め車台フレーム側に組付けた状態
でキャブの搭載作業を行なうことを可能とし、キャブ艤
装の荷姿及びキャブ搭載時の組付性を向上することを、
他の目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、キャブの前端底部に車幅方向に間隔を存
して装着された左右一対のキャブ側ブラケットと、車台
フレームの前端部分に車輻方向に間隔を存して装着され
上記キャブ側ブラケットと協働してキャブチルト軸を軸
支する左右一対のキャブマウントブラケットと、一端部
を上記左右のキャブ側ブラケットのいずれか一方に相対
回転不能に連結されて車幅方向に延在し他端部を上記キ
ャブ側ブラケットの他方に相対回転可能に支持されたト
ーションバーと、一端を上記トーションバーの他端部に
固着されて半径方向外方に延びたアンカレバーと、一端
を同アンカレバーの自由端部に連結されると共に他端を
車台フレームに連結されたアンカボルトとを備え、同ア
ンカボルトの長さを調整することにより上記トーション
バーに生起される捩りばね力を調整し得るように構成し
たことを特徴とするキャブチルト装置を提案するもので
ある。
【0012】本発明の請求項2に係る発明は、上記左右
一対のキャブ側ブラケット間に第1及び第2のトーショ
ンバーが実質的に平行に配設され、上記キャブ側ブラケ
ットのいずれか一方に、第1トーションバーの一端が相
対回転不能に連結されると共に第2トーションバーの一
端が相対回転可能に支持され、かつ、上記キャブ側ブラ
ケットの他方に、上記第1トーションバーの他端が相対
回転可能に支持されると共に第2トーションバーの他端
が相対回転可能に連結され、さらに上記第1及び第2ト
ーションバーの上記キャブ側ブラケットに相対回転可能
に支持された端部にそれぞれ上記アンカレバーが装着さ
れ、上記各アンカレバーの自由端部が長さを調整し得る
アンカボルトを介して車台フレームに連結された構成を
提案するものである。
【0013】また請求項3に係る発明は、上記左右のキ
ャブ側ブラケットが、キャブ底部に装着される枠部材及
び同枠部材に相対回転不能に装着され上記キャブチルト
軸を形成する軸部と同軸部に固着されたフランジ部とを
有するシャフト部材から夫々構成され、いずれか一方の
キャブ側ブラケットにおけるシャフト部材のフランジ部
に、その一端を相対回転不能に連結されたトーションバ
ーの他端部が、他方のキャブ側ブラケットにおけるシャ
フト部材のフランジ部を相対回転可能に挿通しその突出
部に上記アンカレバーが装着され、同アンカレバーがそ
の自由端部を長さを調整し得るアンカボルトを介して車
台フレームに連結された構成を特徴とするものである。
【0014】さらに、請求項4に係る発明は、上記左右
のキャブ側ブラケットが、キャブ底部に装着される枠部
材及び同枠部材に相対回転不能に装着され上記キャブチ
ルト軸を形成する軸部と同軸部に固着されたフランジ部
とを有するシャフト部材から夫々構成され、上記一方の
キャブ側ブラケットのフランジ部に、第1トーションバ
ーの一端が相対回転不能に連結されると共に第2トーシ
ョンバーの一端が相対回転可能に挿通されてその突出部
に第1のアンカレバーが装着され、かつ他方のキャブ側
ブラケットのフランジ部に、第1トーションバーの他端
が相対回転可能に挿通されてその突出部に第2のアンカ
レバーが装着されると共に第2トーションバーの他端が
相対回転不能に連結され上記第1及び第2アンカレバー
の自由端部が夫々長さを調整し得るアンカボルトを介し
て車台フレームに連結された構成を提案するものであ
る。さらに本発明においては、上記アンカボルトがその
両端部を夫々ボールジョイントを介して上記アンカレバ
ーの自由端部及び上記車台フレームに連結されることが
好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の好ましい実施形態
を、図1ないし図6を参照して説明する。なお、図7及
び図8を参照して説明した従来のキャブチルト装置と実
質的に同一又は対応する部材には、同一の符号を用い
る。また、説明の便宜上、左右一対の部材又はその部材
について、車両の左側、右側を区別した方が好ましい場
合、部材又は部分を示す符号の後に、車両前後方向に関
し、左側の部材、部分には符号の後にLを付加し、右側
の部材、部分には符号Rを付加するものとする。
【0016】先ず、図1の要部を概念的に示した斜視図
において、24L及び24Rは、従来のキャブ18と同
様にそのフロア20の下側に、夫々車体前後方向に延在
して設けられた左右のメーンシル22の前端部下方に複
数のボルトによって固着された左右一対のキャブ側ブラ
ケットである。上記左右のキャブ側ブラケット24L及
び24Rは、車台フレーム10の左右のサイドレール1
2L及び12Rの前端部分に固着された左右のキャブマ
ウントブラケット16L及び16Rと協働して、後に詳
細に説明するように、キャブ18をキャブチルト軸線O
−Oの回りに回転可能に支持する。
【0017】図2及び図3は、車両前後方向中心線側即
ち車体内方からキャブ18の左側におけるキャブマウン
ト装置を視た側面図であって、図2はキャブ18がチル
トダウンしている状態を示し、図3はエンジン等の点
検、整備等のためキャブ18をチルトアップした状態で
示す。また、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図で
ある。上記左側のキャブ側ブラケット24Lは、キャブ
18の左側のメーンシル22Lの下側に装着される枠部
材44Lと、同枠部材44Lに連結されるシャフト部材
46Lとから構成されている。上記枠部材44Lは車幅
方向の断面形状が逆U字状又は溝型をなす枠本体48
と、同枠本体48の車体外側に溶接等により固着された
板部材50とから形成されている。上記枠部材44Lの
実質的平行な相対向する縦壁に車幅方向に一線をなして
リング状部材52及び54が溶接等により固着され、同
リング状部材52及び54には内周面にスプライン又は
セレーションを設けたシャフト挿入孔が夫々設けられて
いる。
【0018】上記枠部材44Lは、図2及び図3に良く
示されているように、枠本体48の頂壁に挿通された複
数個の上下方向に延びる取付ボルト56(図では1個だ
け外形を示し、他は中心線のみを示している)を介して
キャブ18のメーンシル22Lの底壁に固着されると共
に、板部材50に挿通された複数個の車幅方向に延びる
取付ボルト58を介してメーンシル22Lの側壁に固着
される。後述するように、車台フレーム10側に予め組
付けられたキャブ側ブラケット24L上に、キャブ18
のメーンシル22Lを装架する際の芯出しを容易にする
ため、上記板部材50の枠本体48から上方に突出した
上方部分は、同枠本体48の側壁より車両外方に微小角
度αだけ傾斜して形成されている。また、枠部材44L
を構成する枠本体48及び板部材50は、形状及び構造
上、プレス成形が可能な鋼板製とすることができ、従来
の鋳鉄製品と較べ、衝突、転覆等に際してのキャブ18
の前端支持部の安全性を向上することができる。
【0019】一方、上記キャブマウントブラケット16
Lは、その下方部分を複数のボルト60によって車台フ
レーム10のサイドレール12Lの上方フランジ及びウ
エブに緊締されて同サイドレール12Lに固着樹立さ
れ、その上方部分には、同軸的に配置された内筒62及
び外筒64と、同内筒及び外筒間に介装され焼付固着さ
れた環状ラバー66とからなる自体公知のラバーブッシ
ュ装置26が上記リング状部材52及び54に対し同軸
的に装架されている。また、上記シャフト部材46L
は、軸部68と、同軸部68の車幅方向内方の端部に一
体的に形成された扇形のフランジ部70とを備え、好ま
しくは鍛造により製作される。
【0020】上記軸部68には、前記枠本体48に固着
されリング状部材52及び54の内周スプライン又はセ
レーションと嵌合する外周スプライン又はセレーション
72及び74が設けられると共に、その車幅方向外方の
端部には抜止め用のナット76が螺合される雄ねじ部が
設けられ、さらに上記外周スプライン又はセレーション
72及び74間の円筒状部分78が、上記ラバーブッシ
ュ装置26の内筒62内に相対回転自在に嵌装されてい
る。また、上記フランジ部70には、図1に全体が概念
的に示されているように、車幅方向に実質的に平行に配
置された2個のトーションバー30,36のうち、第1
のトーションバー30の一端(左端)がスプライン又は
セレーション80を介して相対回転不能に連結されると
共に、第2のトーションバー36の一端(左端)が相対
回転自在に挿通されている。
【0021】上記第2トーションバー36のフランジ部
70を挿通して外方に延びた突出部には、スプライン又
はセレーション82を介して側面形状が弓形をなす第2
アンカレバー84Lの一端(上端)が相対回転不能に連
結されている。同第2アンカレバー84の他端自由端部
には、部分球面の凹所と同球面凹所内に装入された球面
座金からなるボールジョイント86が設けられ、同ボー
ルジョイント86を介して第2のアンカボルト88Lの
一端(前端)が係止されている。上記キャブマウントブ
ラケット16Lの後方におけるサイドレール12L上
に、複数のボルト90によってアンカブラケット92L
が固着され、同アンカブラケット92Lの上方突起部9
4に、上記同様の部分球面凹所とこれに装入された球面
座金とからなるボールジョイント96を介して、上記第
2アンカボルト88Lの他端(後端)のねじ部が、ナッ
ト98及びロックナット100により係止されている。
【0022】次に、キャブ18の前端下方部分右側を枢
支するキャブチルト構造の構成は図5及び図6に示すと
おりである。図5及び図6は、上記図2及び図3と同様
に車台フレーム10の内方から外向きに視た要部側面図
であり、図5はキャブ18が通常位置にチルトダウンし
た状態を示し、図6はキャブ18が所定のチルト角だけ
チルトアップした状態を示す。図5及び図6から明らか
なように、右側のキャブチルト構造は、キャブ側ブラケ
ット24Rを構成するシャフト部材46R及びアンカレ
バー84Rを除いて、大部分の部材が車両前後方向中心
面に関し左右対称に形成されているので、実質的に同一
構造の部材には、同一の符号又は同一符号に必要に応じ
Rを加えた符号を用い詳細な説明は省略する。
【0023】さて、上記右側のキャブ側ブラケット24
Rにおけるシャフト部材46Rが、上記左側のシャフト
部材46Lと同様に、スプライン又はセレーション結合
部を介して枠部材24Rに相対回転不能に連結される軸
部68と扇形のフランジ部70とからなり、軸部68及
びフランジ部70は、好ましくは鍛造により一体的に製
作される。左側シャフト部材46Lとの差異は、上記フ
ランジ部70に、第2トーションバー36の他端(右
端)がスプライン又はセレーションを介し相対回転不能
に連結されると共に、第1トーションバー30の他端
(右端)が相対回転可能にフランジ部70を貫通し、外
部に延出した突出部に弓型をなす第1のアンカーレバー
84Rの一端が、スプライン又はセレーション結合部を
介して相対回転不能に連結されている点である。
【0024】上記チルトキャブ装置において、キャブ1
8は左右のキャブ側ブラケット24L及び24Rのシャ
フト部材46L及び46Rに設けられている軸部68
が、各々左右のキャブマウントブラケット16L及び1
6Rのラバーブッシュ26の内筒62内に相対回転自在
に嵌装されることによって夫々チルト軸を形成し、チル
ト軸線O−Oの回りに自在に回動しチルトアップ及びチ
ルトダウンすることができる。左右のキャブブラケット
24Lおよび24Rが設定されたチルト角度だけチルト
アップした状態を示す図3及び図6において、左右のア
ンカボルト88L,88Rに螺合されているナット及び
ロックナット98及び100を調整して夫々の長さを所
望の長さに調節すると、アンカレバー84L及び84R
を介して、第2トーションバー36及び第1トーション
バー30に、夫々所望の初期捩れ角Δθ及びΔθ
与えられる。
【0025】次に、キャブ18をキャブ側ブラケット2
4L,24Rと共に図2及び図5に示した通常位置にチ
ルトダウンさせてキャブ後端部分に設けた図示しない係
止装置により車台フレーム10に係止すると、左右のキ
ャブ側ブラケット24L,24Rと共にアンカレバー8
4L,84Rが回動してアンカボルト88L,88Rを
牽引し、この結果、第1トーションバー36及び第1ト
ーションバー30が、各々チルト角に見合った或る角度
θ,θだけ捩られることとなり、第2トーションバ
ー36には、初期捩り角Δθと上記チルトダウンに相
応した捩り角との和(Δθ+θ)に相応する捩りば
ね力或いは捩りモーメントが生起し、第1トーションバ
ー30には、同様に捩り角(Δθ+θ)に相応する
捩りばね力或いは捩りモーメントが生起する。
【0026】そこで、図3及び図5に示されているよう
にキャブ18がチルトダウンしている通常状態におい
て、キャブ18の後方部分に設けられている係止装置を
解放すると、第1及び第2トーションバー30及び36
の捩りばね力即ち捩りモーメントにより、キャブ18が
左右のキャブ側ブラケット24L及び24Rを介してチ
ルトアップ方向に回転的に付勢される。この結果、キャ
ブ18の下方に配置されているエンジン等の点検、整備
のために、キャブ18をチルトアップさせる際に必要な
作業者のチルトアップ操作力が大幅に低減し、作業者の
労力が軽減されることとなる。上記第1及び第2トーシ
ョンバー30及び36が生起するチルトアップ援助力即
ち捩りばね力又は捩りモーメントは、上記ナット98及
びロックナット100を調節してアンカボルト88L,
88Rの長さを変化させ、各トーションバー30,36
の初期捩れ角Δθ,θを調整することによって容易
かつ迅速に行なうことができ、この際、スペーサ等特別
の部品や専用工具を必要としない。
【0027】従って、キャブ18のルーフ上方にルーフ
デッキを設ける場合、及びキャブ装備品等によるキャブ
重量の増減、さらに第1及び第2トーションバー30及
び36のへたりによる捩りばね力の低減等に対応して、
第1及び第2トーションバー30及び36の捩りばね
力、従って捩りモーメントの調整を、従来の整備作業と
較べ、極めて短時間で正確に行なうことができ、スペー
サ等の部品や専用工具を必要としないので、整備コスト
を大幅に低減することができる利点がある。
【0028】また、図2及び図3、図5及び図6の側面
図と従来のチルトアップ装置を示す図7の側面図とを対
比することにより容易に理解されるように、従来の装置
における長大なトーションアーム34,42が設けられ
ず、車両前後方向の寸度が相対的に著しく小さいアンカ
ボルト88L,88Rが配置され、しかもこれらアンカ
ボルト88L,88Rのチルトダウン状態からチルトア
ップ状態へのキャブチルト時における変位量が従来のト
ーションアーム34,42に較べて著しく小さいので、
キャブ18の前端下方部分のスペースを必要に応じ任意
の部品、搭載機器の配置スペースとして有効に活用する
ことができレイアウト的に極めて有利であり、同時に重
量を軽減し、さらに大型の鍛造品であった従来のトーシ
ョンアーム34,42を省くことができるので製造コス
トを低減し得る利点がある。
【0029】さらに、同一シリーズの仕様が異る多種類
の重量のキャブ18に対して、アンカボルト88L,8
8Rの長さを調節することにより、第1及び第2トーシ
ョンバー30及び36の捩りばね力即ち捩りモーメント
を、適切なチルトアップ援助力が得られるように容易に
調整することができるので、車両製造時に広い範囲の異
る仕様のキャブ18に共通の第1及び第2トーションバ
ー30及び36を適用することができ、部品の共通化に
基づきトーションバー自体のコストを低減し得る利点が
ある。
【0030】なおまた、従来のキャブチルト装置では、
キャブ18に予めキャブ側ブラケット24を装着し、車
台フレーム10にはキャブマウントブラケット16を取
付けた状態で、組立ラインにおいて、キャブマウントブ
ラケット16とキャブ側ブラケット24とをラバーブッ
シュ装置26を介装し組付けて、車台フレーム10に対
しキャブ18を装架する組立手順が採用されていたた
め、キャブ18の搬送に当りキャブ側ブラケット24が
突出物となって荷姿が悪く、搬送効率が劣るだけでな
く、突出物としてのキャブ側ブラケット24が、他の物
品の衝突して損傷し或いは作業者の作業の邪魔になる等
の問題があったが、上記本発明に係るキャブチルト装置
を採用した場合、キャブ側ブラケット22、第1及び第
2トーションバー30,36、キャブマウントブラケッ
ト16、アンカレバー84、アンカボルト88並びにア
ンカブラケット92を夫々車台フレーム10の前端部分
に組付けた状態で、キャブ18を装架することができる
ので、組付け作業が容易であり、かつキャブ18の搬送
時における荷姿が良く、搬送効率を向上することがで
き、また搬送中における損傷等を低減することができる
利点がある。なお、第1及び第2アンカボルト88L,
88Rの前後端を夫々ボールジョイント86L,86R
を介して第1及び第2アンカレバー84L,84Rと車
台フレーム側のアンカブラケット92L,92Rに連結
することにより、走行中におけるキャブ18の上下動、
車幅方向の傾斜、捩れ変形等に当り、上記アンカボルト
88L,88R、アンカレバー84L,84Rに過大な
力が作用して、これらが破損することを防止し耐久性を
確保することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、種々の変更、修正を加え実施することが
できる。例えば、小型のキャブオーバ型トラックのチル
ト式キャブの場合、1個のトーションバーのみを用いる
ことができる。この場合、左右のキャブ側ブラケット2
4の何れかにトーションバーの一端を相対回転不能に連
結すると共に、同トーションバーの他端を他方のキャブ
側ブラケット24に相対回転可能に挿通させ、その突出
部に上述したと同様のアンカレバー84の一端を連結す
れば良い。また、上記実施形態では、キャブ側ブラケッ
ト22の一部を構成するシャフト部材70の軸部68が
チルト軸を兼ねるように形成されているが、シャフト部
材70とは別個のチルト軸を設けるように変更すること
もできる。
【0032】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係るキャブチル
ト装置は、キャブの前端底部に車幅方向に間隔を存して
装着された左右一対のキャブ側ブラケットと、車台フレ
ームの前端部分に車幅方向に間隔を存して装着され上記
キャブ側ブラケットと協働してキャブチルト軸を軸支す
る左右一対のキャブマウントブラケットと、一端部を上
記左右のキャブ側ブラケットのいずれか一方に相対回転
不能に連結されて車幅方向に延在し他端部を上記キャブ
側ブラケットの他方に相対回転可能に支持されたトーシ
ョンバーと、一端を上記トーションバーの他端部に固着
されて半径方向に延びたアンカレバーと、一端を同アン
カレバーの自由端部に連結されると共に他端を車台フレ
ームに連結されたアンカボルトとを備え、同アンカボル
トの長さを調整することにより上記トーションバーに生
起される捩りばね力を調整し得るように構成したことを
特徴とし、ルーフデッキの搭載の有無、搭載部品等の差
異等仕様が異るキャブの重量変化に応じて適切なチルト
アップ援助力を設定し、又はトーションバーのへたりに
基づくチルトアップ援助力の低減を補正する調整作業等
を、迅速容易かつ安全に、しかも低コストで実施するこ
とができる利点があり、またトーションバー式チルトア
ップ装置全体の重量軽減を図ると共に、仕様が異り従っ
て重量が異るシリーズ車種のキャブに対し共通のトーシ
ョンバーを広く採用することが可能となるので、部品共
通化によるコスト低減を図ることができる利点がある。
さらに、キャブの前端部下方における利用可能なスペー
スを増大することができるので、レイアウト的に有利で
あり、またキャブ搬送時の荷姿を向上すると共に、車台
フレームに対するキャブの装架作業性を向上し得る利点
がある。
【0033】また、本発明において、上記左右一対のキ
ャブ側ブラケット間に第1及び第2のトーションバーが
実質的に平行に配設され、上記キャブ側ブラケットのい
ずれか一方に、第1トーションバーの一端が相対回転不
能に連結されると共に第2トーションバーの一端が相対
回転可能に支持され、かつ、上記キャブ側ブラケットの
他方に、上記第1トーションバーの他端が相対回転可能
に支持されると共に第2トーションバーの他端が相対回
転可能に連結され、さらに上記第1及び第2トーション
バーの上記キャブ側ブラケットに相対回転可能に支持さ
れた端部にそれぞれ上記アンカレバーが装着され、上記
各アンカレバーの自由端部が長さを調整し得るアンカボ
ルトを介して車台フレームに連結された構成とすること
により、上記種々の利点及び効果を備え、かつキャブ重
量が重い比較的大型のキャブオーバ型車両に適するキャ
ブチルト装置を提供することができる効果がある。
【0034】さらに、本発明において、上記左右のキャ
ブ側ブラケットが、キャブ底部に装着される枠部材、及
び同枠部材に相対回転不能に装着され上記キャブチルト
軸を形成する軸部と同軸部に固着されたフランジ部とを
有するシャフト部材から夫々構成され、いずれか一方の
キャブ側ブラケットにおけるシャフト部材のフランジ部
に、その一端を相対回転不能に連結されたトーションバ
ーの他端部が、他方のキャブ側ブラケットにおけるシャ
フト部材のフランジ部を相対回転可能に挿通し、その突
出部に上記アンカレバーが装着され、同アンカレバーが
その自由端部を長さを調整し得るアンカボルトを介して
車台フレームに連結された構成とすることにより、上記
種々の利点及び効果を奏し、かつ構造簡単でコンパクト
なキャブチルト装置を提供することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態を示す要部斜視図で
ある。
【図2】図1においてキャブ左側の前端部支持構造を車
体内方から視たチルトダウン状態の側面図(図4のII
−II線に沿い矢印方向に視たもの)である。
【図3】図2の状態からキャブをチルトアップした状態
を示した側面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】キャブ右側の前端部支持構造を示した図2同様
の側面図である。
【図6】図5に示したキャブ右側の前端支持構造のチル
トアップ状態を示した側面図である。
【図7】従来のトーションバー式チルトアップ構造の一
例を示した側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
10…車台フレーム、12…サイドレール、14…クロ
スメンバ、16…キャブマウントブラケット、18…キ
ャブ、22…メーンシル、24…キャブ側ブラケット、
26…ラバーブッシュ装置、30…第1トーションバ
ー、36…第2トーションバー、44…枠部材、46…
シャフト部材、48…枠本体、50…板部材、68…軸
部、70…フランジ部、84…アンカレバー、86…ボ
ールジョイント、88…アンカボルト、92…アンカブ
ラケット、96…ボールジョイント。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブの前端底部に車幅方向に間隔を存
    して装着された左右一対のキャブ側ブラケットと、車台
    フレームの前端部分に車幅方向に間隔を存して装着され
    上記キャブ側ブラケットと協働してキャブチルト軸を軸
    支する左右一対のキャブマウントブラケットと、一端部
    を上記左右のキャブ側ブラケットのいずれか一方に相対
    回転不能に連結されて車幅方向に延在し他端部を上記キ
    ャブ側ブラケットの他方に相対回転可能に支持されたト
    ーションバーと、一端を上記トーションバーの他端部に
    固着されて半径方向外方に延びたアンカレバーと、一端
    を同アンカレバーの自由端部に連結されると共に他端を
    車台フレームに連結されたアンカボルトとを備え、同ア
    ンカボルトの長さを調整することにより上記トーション
    バーに生起される捩りばね力を調整し得るように構成し
    たことを特徴とするキャブチルト装置。
  2. 【請求項2】 上記左右一対のキャブ側ブラケット間に
    第1及び第2のトーションバーが実質的に平行に配設さ
    れ、上記キャブ側ブラケットのいずれか一方に、第1ト
    ーションバーの一端が相対回転不能に連結されると共に
    第2トーションバーの一端が相対回転可能に支持され、
    かつ、上記キャブ側ブラケットの他方に、上記第1トー
    ションバーの他端が相対回転可能に支持されると共に第
    2トーションバーの他端が相対回転可能に連結され、さ
    らに上記第1及び第2トーションバーの上記キャブ側ブ
    ラケットに相対回転可能に支持された端部にそれぞれ上
    記アンカレバーが装着され、上記各アンカレバーの自由
    端部が長さを調整し得るアンカボルトを介して車台フレ
    ームに連結されたことを特徴とする請求項1記載のキャ
    ブチルト装置。
  3. 【請求項3】 上記左右のキャブ側ブラケットが、キャ
    ブ底部に装着される枠部材及び同枠部材に相対回転不能
    に装着され上記キャブチルト軸を形成する軸部と同軸部
    に固着されたフランジ部とを有するシャフト部材から夫
    々構成され、いずれか一方のキャブ側ブラケットにおけ
    るシャフト部材のフランジ部に、その一端を相対回転不
    能に連結されたトーションバーの他端部が、他方のキャ
    ブ側ブラケットにおけるシャフト部材のフランジ部を相
    対回転可能に挿通しその突出部に上記アンカレバーが装
    着され、同アンカレバーがその自由端部を長さを調整し
    得るアンカボルトを介して車台フレームに連結されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のキャブチルト装置。
  4. 【請求項4】 上記左右のキャブ側ブラケットが、キャ
    ブ底部に装着される枠部材及び同枠部材に相対回転不能
    に装着され上記キャブチルト軸を形成する軸部と同軸部
    に固着されたフランジ部とを有するシャフト部材から夫
    々構成され、いずれか一方のキャブ側ブラケットにおけ
    るシャフト部材のフランジ部に、第1トーションバーの
    一端が相対回転不能に連結されると共に第2トーション
    バーの一端が相対回転可能に挿通されてその突出部に第
    1のアンカレバーが装着され、かつ他方のキャブ側ブラ
    ケットにおけるシャフト部材のフランジ部に、上記第1
    トーションバーの他端が相対回転可能に挿通されてその
    突出部に第2のアンカレバーが装着されると共に上記第
    2トーションバーの他端が相対回転不能に連結され、上
    記第1及び第2アンカレバーの自由端部が夫々長さを調
    整し得るアンカボルトを介して車台フレームに連結され
    たことを特徴とする請求項2記載のキャブチルト装置。
  5. 【請求項5】 上記アンカボルトがその両端部を夫々ボ
    ールジョイントを介して上記アンカレバーの自由端部及
    び上記車台フレームに連結されたことを特徴とする請求
    項1ないし4の何れかに記載されたキャブチルト装置。
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