JP2002096739A - ヒータ装置及びステアリングホイール - Google Patents

ヒータ装置及びステアリングホイール

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JP2002096739A
JP2002096739A JP2000289200A JP2000289200A JP2002096739A JP 2002096739 A JP2002096739 A JP 2002096739A JP 2000289200 A JP2000289200 A JP 2000289200A JP 2000289200 A JP2000289200 A JP 2000289200A JP 2002096739 A JP2002096739 A JP 2002096739A
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Japan
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heater
heater device
steering wheel
rim portion
rim
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JP2000289200A
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English (en)
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Toshiyuki Sugiyama
俊幸 杉山
Hiromitsu Harada
博充 原田
Mikio Ochiai
幹雄 落合
Nobukazu Akaike
伸和 赤池
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータ装置を備えたステアリングホイールの
組み立て作業を容易にし、製造コストを低減する。 【解決手段】 ステアリングホイール本体2の円環状の
リム部5を、ヒータ装置21で覆い、さらに、表皮22で覆
う。ヒータ装置21は、ヒータ線28を網状に織ったヒータ
本体部25を備える。ヒータ本体部25の長手方向に沿った
両側の側端部26に、糸32を通す。ヒータ装置21の取付作
業は、ヒータ装置21を表皮22に取り付け、環状の筒状部
材55を形成し、この筒状部材55をリム部5の外周部Bに
被せる。糸32により、ヒータ装置21及び表皮22の形状が
安定し、リム部5に容易に皺なく巻き付けできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
ステアリングホイールを加温するヒータ装置、及びこの
ヒータ装置を備えたステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】乗り物の操縦用のステアリングホイール
について、冬期の屋外のような冷所にて使用する場合、
始動後の快適な操縦のため、リム部を運転者の把持操作
に適する温度に速やかに加温することが望まれる。
【0003】この点、ステアリングホイールのリム部に
エンジンの冷却水や空調ボックスからの温風を導き加温
する構成が考えられる。しかしながら、この構成では、
冬期の屋外のような冷所で冷やされた車両については、
十分な暖機を要し、速やかな加温が困難な問題を有して
いる。
【0004】この点、エンジンの発電する電力を利用し
て、ステアリングの把持部分にシート状のヒータ装置を
組み込む構成が知られている。
【0005】例えば、実公昭63−11029号公報に
記載されているように、把持操作を行う部分に断熱材を
設け、この断熱材の表面側にシート状の発熱ユニットを
設け、さらに、この発熱ユニットの表面側に外皮を設け
る構成が知られている。そして、この発熱ユニットは、
芯糸に発熱線を巻き付けて被覆した電熱線を、アルミ製
の均熱箔の内面にジグザグ状に配置し密着させて構成さ
れている。しかしながら、このようにシートにジグザグ
状にヒータ線を取り付けた構成では、断面円形の円環状
をなすステアリングホイールのリム部に沿って外観良く
取り付ける作業は煩雑で、作業性の向上が困難であり、
仕上がり外観の良好な製品の提供には製造コストを要す
る問題を有している。また、この構成では、太いヒータ
線が表皮に突起を形成し、いわゆる「ヒータ線が浮き出
る」状態となりやすく、ヒータ線の存在が視覚及び触覚
で認識できるため、美観と操作感を向上しにくい問題を
有している。
【0006】また、例えば、特開平4−15162号公
報に記載されているように、複数の細い電熱線を編んで
網状の加熱用インサートを形成し、この加熱用インサー
トを被覆材に接着または他の適当な方法で連結し、加熱
用インサートとともに被覆材をステアリングホイール本
体に取り付ける構成が知られている。そして、この構成
では、単位面積あたりの発熱量を確保しつつ、リム部の
曲面形状に追従して変形させることが可能になり、いわ
ゆる「ヒータ線が浮き出る」状態とはなりにくい点で好
ましい。しかしながら、網状のヒータを用いる構成で
は、網状のヒータは柔軟で容易に変形するため、工程で
の取り扱いが難しい問題を有している。すなわち、表皮
を縫い合わせるステッチ用の針に引っ掛けてヒータ線が
断線したり、あるいは、位置ずれや皺などにより特定の
位置にヒータ線が集中したりすると、品質の一定化が困
難になり、また、通常ステアリングホイールとして完成
したものを非破壊で検査することは困難であるため、ヒ
ータ装置を正しく位置決めして、隣接する部分にはみ出
したり表皮のステッチに掛からないように配置する煩雑
な作業が必要で製造コストの低減が困難になる問題を有
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、シ
ートにジグザグ状にヒータ線を取り付けた構成では、ヒ
ータ線が浮き出る状態となりやすく、外観と操作感との
向上が困難である問題を有している。また、複数の細い
電熱線を編んで網状とした構成では、ヒータ装置を正し
く位置決めして配置する煩雑な作業が必要で製造コスト
の低減が困難になる問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、製造コスト低減できる、ステアリングホイールを
保温するヒータ装置、及びヒータ装置を備えたステアリ
ングホイールを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のヒータ装
置は、ステアリングホイール本体の円環状をなすリム部
に取り付けられるヒータ装置であって、通電時に発熱す
る複数のヒータ線を備えた伸長可能な網状をなす発熱部
と、前記リム部の円環の円周方向に沿って前記発熱部に
配置され、前記発熱部の伸長を抑制する伸長抑制手段と
を備えたものである。
【0010】そして、この構成では、ヒータ装置をリム
部に取り付け、必要に応じて被覆部材で被覆した状態
で、ヒータ装置がステアリングホイール本体に取り付け
られる。そして、ヒータ線に通電することにより、発熱
部によりリム部が略面状に加温される。複数のヒータ線
により網状の発熱部を構成することにより、各ヒータ線
を細くすることが可能になり、外観が容易に向上する。
ヒータ装置は、伸長可能な網状をなす発熱部の伸長を抑
制する伸長抑制手段をリム部の円環の円周方向に沿って
発熱部に配置したため、柔軟なヒータ装置が円環状をな
すリム部に沿った所定位置に容易に配置され、作業性が
向上し、製造コストが低減される。
【0011】請求項2記載のヒータ装置は、請求項1記
載のヒータ装置において、伸長抑制手段は、糸であるも
のである。
【0012】そして、この構成では、伸長抑制手段を
糸、すなわち繊維を撚って形成することにより、発熱部
の伸長を抑制し、かつ、若干の伸縮性は備えた特性が安
価にえられ、製造コストが低減される。
【0013】請求項3記載のヒータ装置は、請求項1ま
たは2記載のヒータ装置において、発熱部の両側部に沿
って、一対の側端部が設けられ、伸長抑制手段は、前記
各側端部に固定されたものである。
【0014】そして、この構成では、発熱部の両側部に
沿って配置した伸長抑制手段により柔軟なヒータ装置の
形状を安定させつつ円環状をなすリム部に沿った所定位
置に容易に配置され、作業性が向上し、製造コストが低
減される。
【0015】請求項4記載のヒータ装置は、請求項1な
いし3いずれか記載のヒータ装置において、発熱部は、
リム部の円環の円周方向に対してヒータ線を傾斜して配
置した網状をなすものである。
【0016】そして、この構成では、リム部に沿ってヒ
ータ装置を配置する際に、発熱部を、リム部の円環の円
周方向及びこの円周方向に直交する円環の径方向に円滑
に伸縮させることが可能になり、ヒータ線が作業性良く
むら無くリム部上に配置される。
【0017】請求項5記載のステアリングホイールは、
円環状をなすリム部を備えたステアリングホイール本体
と、前記リム部を覆う請求項1ないし4いずれか記載の
ヒータ装置と、これらリム部とヒータ装置とを覆う被覆
部材とを具備したものである。
【0018】そして、この構成では、請求項1ないし4
いずれか記載のヒータ装置を被覆部材で覆ったので、製
造コストの低減が可能でリム部が略面状に加温されると
ともに、被覆部材により、ヒータ装置の保護、表面温度
の均一化、及び外観の向上が容易になる。
【0019】請求項6記載のステアリングホイールは、
請求項5記載のステアリングホイールにおいて、発熱部
の両側部に沿って設けられた側端部が被覆部材に固定さ
れたものである。
【0020】そして、この構成では、被覆部材に対して
ヒータ装置を固定することにより、ヒータ装置のリム部
への配置作業が容易に正確になるとともに、ヒータ装置
に設けた伸長抑制手段により、被覆部材の形状が安定
し、被覆部材のリム部への配置作業が容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒータ装置及びス
テアリングホイールの一実施の形態を図面を参照して説
明する。
【0022】図1において、1は自動車のステアリング
ホイールで、このステアリングホイール1は、ステアリ
ングホイール本体2と、このステアリングホイール本体
2の乗員側に装着される図示しないパッド体としてのエ
アバッグ装置(エアバッグモジュール)とを備えてい
る。なお、ステアリングホイール1は、通常傾斜した状
態で車両に備えられるステアリングシャフトに装着され
るものであるが、以下、エアバッグ装置の乗員側すなわ
ち正面側を上側、ステアリングシャフト側すなわち背面
側を下側、車両の前側すなわち前側上方のフロントガラ
ス側を前側、車両の後側すなわち後側下方を後側あるい
は手前側として説明する。
【0023】そして、ステアリングホイール本体2は、
円環状をなす把持部であるリム部(リング部)5と、こ
のリム部5の内側に位置するボス部6と、これらリム部
5とボス部6とを連結する複数の、本実施の形態では4
本のスポーク部7とから構成されている。また、ボス部
6の車体側となる下部には、ステアリングシャフトに嵌
着される略円筒状のボス8が設けられているとともに、
このボス8に、ハブコアとも呼ばれる芯体を構成するボ
スプレート9がマグネシウム合金などをダイカストで鋳
ぐるむなどして一体的に固着されている。そして、この
ボスプレート9から、スポーク部7の芯金7aが一体に延
設され、あるいは溶接などして固着されている。さら
に、このスポーク部7の芯金7aに、リム部5の芯金5aが
溶接などして固着されている。また、これらリム部5の
芯金5aの全周の表面側と、スポーク部7の芯金7aのリム
部5側の部分との表面側には、軟質の発泡ポリウレタン
などからなる内側被覆部10が形成されている。
【0024】なお、以下、このリム部5の、周方向に沿
ってボス部6に面した側を内周部A、この内周部Aの反
体側を外周部Bとして説明する。
【0025】また、このステアリングホイールのボス部
6には、裏カバーあるいはボディカバーとも呼ばれる樹
脂製の下部カバー11が取り付けられ、ボス部6の下側部
が覆われている。そして、この下部カバー11には、上下
に貫通する中央開口部11aと、後側に開口する後部開口
部11bと、両側に開口する略円孔状の側部開口部11c,11
cとが形成されている。そして、中央開口部11aには、ス
テアリングシャフトが挿通するとともに車体側とステア
リングホイール1側とを電気的に接続する図示しないク
ロックスプリングなどの電気的な接続装置が配置され
る。また、後部開口部11b及び側部開口部11cは作業用の
開口部で、後部開口部11bは、着脱可能な蓋体であるリ
ッド13で覆われ、各側部開口部11cは着脱可能な蓋体で
あるマスク14で覆われている。さらに、下部カバー11に
は、複数カ所、本実施の形態では4カ所にねじ穴を設け
た取付ボス11dが設けられており、ボスプレート9に設
けた下部カバー取付孔9aに上側から挿入したねじを取付
ボス11dに螺合して、下部カバー11がボスプレート9に
取り付けられている。
【0026】また、ボスプレート9の両側部には、この
ボスプレート9と一体に、取付部16,16が設けられてい
る。そして、各取付部16は、外側に水平に延設された
後、上方に向かって若干拡開状に傾斜して立ち上げられ
たブラケット片部17と、このブラケット片部17の幅方向
の中央部に長手方向に沿って長孔状に形成されたブラケ
ット孔部18とが形成されている。
【0027】なお、エアバッグ装置は、図示しないが、
スイッチ装置としてのホーンスイッチ機構が一体的に組
み込まれ、このホーンスイッチ機構を介して装置本体を
支持したもので、装置本体は、金属板などからなるベー
スプレート、袋状のエアバッグ、折り畳んだエアバッグ
を覆う樹脂製のカバー体、ガスを噴射するインフレー
タ、インフレータ及びエアバッグをベースプレートに固
定するリテーナ、カバー体をベースプレートに固定する
金属製の筒状のベルトなどを備えている。一方、ホーン
スイッチ機構は、支持体としてのホーンプレート、両側
一対のスイッチ機構、4個の付勢手段としてのコイルば
ねであるホーンスプリング、3個の連結手段としてのト
ルクスボルト、及び両側一対のハーネスなどを備え、ボ
スプレート9の取付部16,16に取り付けられている。そ
して、このエアバッグ装置を押動することにより、ホー
ンスイッチの接点同士が接触し、ホーンが吹鳴される。
一方、自動車が衝突した際などには、インフレータから
エアバッグの内部にガスを急速に噴射し、折り畳んで収
納したエアバッグを急激に膨張させ、カバー体を開裂さ
せて、エアバッグを乗員の前側に膨張展開させるととも
に、ホーンプレートが塑性変形して、乗員を保護するよ
うになっている。
【0028】また、ステアリングホイール本体2のリム
部5の内側被覆部10の表面側には、ヒータ装置21が配置
され、さらに、このヒータ装置21の表面側には、被覆部
材としての表皮22が配置されている。さらに、ステアリ
ングホイール本体2には、温度制御手段を構成するサー
モスタット23が取り付けられている。
【0029】そして、ヒータ装置21は、図1ないし図5
に示すように、長尺の帯状ネットであり全体として細長
矩形状をなす発熱部としてのヒータ本体部25を備え、こ
のヒータ本体部25の長手方向に沿った両側の縁部が側端
部26,26となり、このヒータ本体部25の長手方向の両端
の端部が端末部27a,27bとなっている。
【0030】そして、ヒータ本体部25は、複数のヒータ
線28をネット状すなわち網状に織り合わせたもので、各
ヒータ線28は、通電時に発熱する芯線の表面に、絶縁膜
を設けたものである。すなわち、図4において、説明の
ために1本のヒータ線28を太線で示すように、各ヒータ
線28は、幅方向の端部に位置するものを除き、リム部5
の円周方向に対して傾斜する方向に2マス分直進した
後、他のヒータ線28に掛け回されて折り返され、1マス
分反対方向に進み、他のヒータ線28に掛け回されて略直
角に屈曲された後、再びリム部5の円周方向に対して傾
斜する方向に2マス分直進した後、他のヒータ線28に掛
け回されて折り返され、1マス分反対方向に進み、他の
ヒータ線28に掛け回されて略直角に屈曲されるようにジ
クザグを描き、一方の端末部27aから他方の端末部27bへ
至るように織られている。
【0031】また、ヒータ本体部25の各端末部27a,27b
には、真鍮や銅などの薄板であるターミナルプレート29
が配置され、各ヒータ線28の芯線が並列に接続され、所
定の容量のヒータが構成されている。なお、通常は、ス
テアリングホイール用のヒータとしては、60Wないし
100Wの容量のヒータが好適である。さらに、各端末
部27a,27bには、それぞれ1本のリード線31が接続さ
れ、これらリード線31の先端部には、コネクタ31aが取
り付けられている。
【0032】一方、各側端部26には、拘束部である伸長
抑制手段としての糸32が長手方向に沿って通されてお
り、幅方向の端部に配置されたヒータ線28が掛け回され
て支持されている。そして、各糸32は、ポリエステル、
ナイロンなどの白色の2本撚りの糸であり、ヒータ本体
部25より伸びにくく、かつ、ヒータ本体部25より引っ張
り強度が大きく形成されている。
【0033】すなわち、ヒータ装置21は、リム部5の円
周方向に沿って配置される側端部26と、この側端部26の
終端にこの側端部26と交差する端末部27a,27bとを有す
るとともに、このヒータ装置21は、円周方向に対して伸
長可能な網状の発熱部と、この発熱部の側端部26の伸長
を抑制する拘束部である伸長抑制手段とを有するもので
ある。また、ヒータ装置21は、長辺を側端部26とする長
方形をなし、対向する一対の側端部に伸長抑制手段を設
けたものである。さらに、発熱部は、リム部5の円周方
向に対してバイアス方向に配置される網状をなす。ま
た、ヒータ装置21により覆われたリム部5はさらに表皮
により覆われ、さらに、ヒータ装置21の側端部は、表皮
の対応するカ所に止着されるものである。
【0034】さらに、図2に示すように、各側端部26に
は、固定手段であり接着手段である両面粘着テープ33が
一面側すなわち表皮22側に貼り付けられるようになって
いる。
【0035】なお、本実施の形態では、各ヒータ線28
は、例えば、線径0.05mm〜0.1mmの芯線である銅
ニッケル合金線の表面に、絶縁膜であるポリウレタン樹
脂被膜を設けたもので、1本の抵抗値は60Ωである。
また、各ヒータ線28は、1マスの辺の長さdが2mmの菱
形をなして網状に織られ、ヒータ装置21の幅Lは自然長
すなわち長手方向及び幅方向のいずれにも張力を加えな
い状態で約70mmであり、この約70mmの幅Lの間に、
30本のヒータ線28が並列に配置され、12Vで動作し
ヒータ容量は72Wとなっている。
【0036】また、図2などに示すように、表皮22は、
天然あるいは人工の皮革などのシートであり、本実施の
形態では、天然の牛革である帯状の複数の部材41,42,
43,44を連結部45で連結して、全体として略帯状に形成
され、リム部5を覆う本体部47と、この本体部47から延
設され各スポーク部7を覆う延設部48とが構成されてい
る。また、この表皮22には、両側の縁部49近傍に沿っ
て、全長にわたり、ステッチ用の孔部50が形成されてい
る。
【0037】そして、このヒータ装置21のステアリング
ホイール本体2への取付作業については、まず、略帯状
をなす表皮22の内面側に、両面粘着テープ33を貼り付け
たヒータ装置21を貼り付け、さらに、必要に応じて表皮
22の連結部45に沿って、ヒータ装置21の内面側から幅方
向に両面粘着テープ52を貼り付ける。なお、ヒータ装置
21のヒータ本体部25の各面に貼り付けられた各両面粘着
テープ33,52は、それぞれヒータ本体部25の編み目を介
してヒータ装置21の両面に粘着作用を奏する。また、ヒ
ータ装置21の幅寸法は表皮22の幅寸法より小さく、ヒー
タ装置21の両側において、ヒータ装置21が貼り付けられ
ていない余部53,53が形成される。さらに、ヒータ装置
21の貼り付け位置は、表皮22の幅方向の略中心であり、
各余部53の幅方向の中心に、孔部50が列をなして並び、
すなわち、列をなす孔部50を中心線として、各余部53が
等分されるようになっている。なお、両面粘着テープ3
3,52の一方あるいは両方に代えて、接着剤を用いるこ
ともできる。
【0038】さらに、この状態で、ヒータ装置21の幅方
向の中央部に沿っては両面粘着テープが配置されず、す
なわち、ヒータ装置21が表皮22に貼り付けられていない
ため、ヒータ装置21の中央部では、ヒータ線28のネット
であるヒータ本体部25は表皮22に拘束されず、引っ張ら
れた際は表皮22とは独自に伸長する。
【0039】次いで、図1に示すように、ヒータ本体部
25を取り付けた表皮22の両端部を縫い合わせるなどして
接合し、ヒータ装置21を内面として、環状をなす筒状部
材55を形成する。また、この筒状部材55の内径寸法D
は、ステアリングホイール本体2のリム部5の外径寸法
Rよりも僅かに内径寸法が小さく形成されている。
【0040】そこで、ステアリングホイール本体2のリ
ム部5に表皮22を組み合わせる作業は、表皮22を引っ張
って伸ばし、筒状部材55を一時的に拡径し、図1に一点
鎖線で示す表皮22すなわちヒータ装置21の幅方向の中央
部56を、リム部5の外周部Bに沿って取り付ける。この
際、表皮22の一側の縁部49は、リム部5の外径寸法Rの
最大径部である外周部Bを越える時に、糸32が許容する
範囲で瞬間的に伸びるが、その後は復帰する。そして、
表皮22の中央部56をリム部5の外周部Bに沿わした状態
では、表皮22の中央部56は引き延ばされ、表皮22は張力
を受けて弾性的に変形し、皺なくリム部5の外周部B近
傍にフィットする。また、この取付作業の際、表皮22の
裏面すなわち内面に貼り付けられたヒータ装置21のヒー
タ本体部25も伸ばされるが、ヒータ本体部25は、ネット
状であるとともに、表皮22に沿って全面的には拘束され
ず、少なくとも外周部Bの部分では拘束されないため、
特定カ所に伸びが集中されず、ヒータ線28の断線を生じ
ない。すなわち、表皮22とヒータ装置21とはそれぞれの
伸びる特性で取付作業における寸法変化をしてリム部5
に巻き付けられる。なお、ヒータ本体部25は表皮22より
伸びやすいため、表皮22の伸びによりヒータ本体部25が
伸び限度に至ることはなく、従って、取付作業において
ヒータ線28が破断されることはない。
【0041】また、図5に示すように、リム部5の外周
部Bにより伸ばされた表皮22は、リム部5を巻き込むよ
うに縁部49が最小径部である内周部A方向に内傾し、両
側の端末である縁部49同士が向かい合って縫合し易くな
る。さらに、リム部5表面に沿わせることにより、各両
面粘着テープ33,52により、リム部5表面に粘着して仮
止めされる。
【0042】この状態から、表皮22の縁部49同士をリム
部5の内周部A上で突き合わせ、ステッチ用の孔部50を
通るポリエステル製などの縫糸を用いて縫い止めする。
【0043】そして、ヒータ装置21のリード線31は、先
端部に設けたコネクタ31aを介して、ステアリングホイ
ール本体2側の図示しないハーネスに接続される。
【0044】さらに、図1に示すように、サーモスタッ
ト23は、温度センサである本体部23aと、この本体部23a
から導出されたリード線23bと、このリード線23bの先端
部に取り付けられたコネクタ23cとを備えている。そし
て、本体部23aは、ステアリングホイール本体2のスポ
ーク部7の芯金7aの下面側にこの本体部23aに形を合わ
せて形成された図示しない凹部に収容されて設置され
る。そして、リード線23bは、スポーク部7に沿ってボ
ス部6側に引き出され、コネクタ23cを介して図示しな
いハーネスに接続される。そして、このサーモスタット
23により、ステアリングホイールの温度を測定し、ヒー
タ装置21への電力供給を断続させて、所定の温度の範囲
から外れないように制御する。また、この温度制御手段
は、電圧制御回路などを備え、発熱量を調整することも
できる。
【0045】そして、本実施の形態によれば、自動車な
どの操縦のために用いられるステアリングホイール1の
円環状をなすリム部5を覆うヒータ装置21に関し、すな
わち、ヒータ装置付きステアリングホイールに関し、表
皮22に付けた網状のヒータ装置21を用いたため、リム部
5を面状に均一に迅速に加温し、寒冷期あるいは寒冷地
などにおける操作感を向上できる。
【0046】そして、ヒータ装置21は、円周方向に対し
て伸長可能な網状のヒータ本体部25を備えるとともに、
この円周方向に沿って設けられた側端部26には、伸長抑
制手段である糸32が配置され、この糸32により伸長が抑
制されている。そして、このような糸32を取り付けた側
端部26は、ヒータ装置21に張力を加えた際に、ヒータ本
体部25の伸長を抑制し、ヒータ装置21がリム部5の外表
面に取り付けやすい湾曲した形状をとる特性を持たせる
ことができる。そこで、ヒータ装置21のリム部5への巻
き付けを容易にし、皺やずれを生じにくくして、作業性
を向上できるとともに外観、品質を向上できる。
【0047】さらに、ヒータ装置21は、長方形の両側の
長辺側をそれぞれ側端部26とし、両側の側端部26に伸長
抑制手段としての糸32を設けることにより、断面略円形
状のリム部5の凸状曲面に沿って湾曲させやすいととも
に、糸32が両側に存在するため、ヒータ装置21の側端部
26の形状を安定化させ、作業性を良好にできるととも
に、網状に配置されるヒータ線28について所定の範囲に
極端な密度のばらつきが生じることを抑制し、品質を向
上できる。
【0048】また、伸長抑制手段をポリエステル、ナイ
ロンなどの撚りの糸32としたため、糸32自体が柔らかい
ため、ヒータ線28を保護できる。また、この糸32は、ヒ
ータ本体部25よりは伸びにくいものの、多少は伸びるた
め、ヒータ装置21のリム部5への巻き付けを容易にきれ
いにできる。また、伸長抑制手段は、ヒータ本体部25よ
り引っ張り強度の大きいものを用いることにより、ヒー
タ装置21の端を丈夫にできる。
【0049】さらに、ヒータ装置21は、ヒータ本体部25
のヒータ線28の編み目を円周方向に対して傾斜させ、す
なわちバイアス方向に向けたため、リム部5にヒータ装
置21を装着する際に、ヒータ線28の径方向及び緯方向の
いずれかまたは両方に張力を作用させず、ヒータ本体部
25を無理なく円滑に伸張できる。そこで、ヒータ装置21
をリム部5に巻き付けやすく、むらなくヒータ線28を配
置でき、断線なども防止できるとともに、ヒータ本体部
25と伸長抑制手段としての糸32との伸び寸法の差が大き
くなり、湾曲させやすくすることができる。
【0050】また、リム部5をヒータ装置21で覆い、さ
らに、これらリム部5及びヒータ装置21を表皮22で覆っ
たため、ヒータ装置21を保護でき、また、ヒータ装置21
の発熱で表皮22を加温することにより、より表面温度を
均一化できるとともに、ヒータ装置21が隠されるため、
ことさらヒータ装置21を意匠的に強調しない通常のステ
アリングホイールと同様の外観を実現できる。
【0051】さらに、表皮22にヒータ装置21の側端部26
を止着させたため、表皮22に対してヒータ装置21の位置
を容易に正確に特定できるとともに、表皮22もまた伸長
抑制手段としての糸32により伸びを抑制できる。そこ
で、リム部5に対して表皮22を正しい位置に取り付ける
ことにより、ヒータ装置21のリム部5に対する位置もま
た正しく定めることができる。また、糸32により伸びを
抑制された表皮22も、内側に湾曲してリム部5の外表面
に沿った取り付けに好適な形状に変形しやすい特性を持
たせることができる。さらに、ヒータ装置21は、表皮22
の縫着部である孔部50を容易かつ確実に避けて配置でき
るため、ヒータ装置21に対する縫い針の影響などを防止
し、断線の問題も容易に抑制できる。
【0052】また、表皮22は、閉ループ状すなわち環状
とし、内側にヒータ装置21を貼り付けた状態でリム部5
に被せられるため、リム部5への取り付け作業を容易に
できるとともに、張力が均一に作用し、局所的な引っ張
りや皺の発生を抑制して、巻き上がり外観すなわち製品
の品質を良好にできる。
【0053】さらに、ヒータ装置21は、主としてリム部
5の内周側に位置して固着される側端部26で表皮22に取
り付けられ、リム部5の外周部Bに位置する幅方向の中
間部では表皮22及びリム部5の表面に固定されていない
ため、ヒータ装置21がで外力を受けてもヒータ線28の特
定の狭い範囲または点に集中して力が加わることがな
く、網構造によりリム部5の表面の移動を許容し応力を
分散して、ヒータ線28の破断を防止できる。
【0054】このようにして、本実施の形態では、ステ
アリングホイール1の品質を向上しつつ、製造コストを
低減できる。
【0055】なお、上記の実施の形態では、ヒータ装置
21を表皮22に取り付けた部材を構成した後、この部材を
ステアリングホイール本体2に取り付けたが、この構成
に限られず、ヒータ装置21をステアリングホイール本体
2に取り付けた後、このヒータ装置21を覆うようにし
て、表皮22を取り付けることもできる。
【0056】また、上記の各実施の形態では、表皮22の
長手方向の端部同士を突き合わせて環状すなわち閉ルー
プ状とした部材をリム部5に嵌め合わせることにより、
作業性を向上したが、必ずしもこの構成に限られず、帯
状の表皮をステアリングホイール本体のリム部に巻き付
けた後、対向する端末を縫い合わせるなどして接合する
こともできる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載のヒータ装置によれば、ヒ
ータ線に通電することにより、発熱部によりリム部を略
面状に加温できる。複数のヒータ線により網状の発熱部
を構成したため、各ヒータ線を細くすることが可能にな
り、外観を容易に向上できる。ヒータ装置は、伸長可能
な網状をなす発熱部の伸長を抑制する伸長抑制手段をリ
ム部の円環の円周方向に沿って発熱部に配置したため、
柔軟なヒータ装置を円環状をなすリム部に沿った所定位
置に容易に配置でき、作業性を向上でき、製造コストを
低減できる。
【0058】請求項2記載のヒータ装置によれば、請求
項1記載の効果に加え、伸長抑制手段を糸、すなわち繊
維を撚って形成することにより、発熱部の伸長を抑制
し、かつ、若干の伸縮性は備えた特性を安価に実現で
き、製造コストを低減できる。
【0059】請求項3記載のヒータ装置によれば、請求
項1または2記載の効果に加え、発熱部の両側部に沿っ
て配置した伸長抑制手段により、柔軟なヒータ装置の形
状を安定させつつ、円環状をなすリム部に沿った所定位
置に容易に配置でき、作業性を向上でき、製造コストを
低減できる。
【0060】請求項4記載のヒータ装置によれば、請求
項1ないし3いずれか記載の効果に加え、発熱部は、リ
ム部の円環の円周方向に対してヒータ線を傾斜して配置
した網状をなすため、リム部に沿ってヒータ装置を配置
する際に、発熱部を、リム部の円環の円周方向及びこの
円周方向に直交する円環の径方向に円滑に伸縮でき、ヒ
ータ線を作業性良くむら無くリム部上に配置できる。
【0061】請求項5記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし4いずれか記載のヒータ装置を被
覆部材で覆ったため、製造コストを低減できリム部を略
面状に加温できるとともに、被覆部材により、ヒータ装
置の保護、表面温度の均一化、及び外観の向上を容易に
できる。
【0062】請求項6記載のステアリングホイールによ
れば、請求項5記載の効果に加え、発熱部の両側部に沿
って設けた側端部を被覆部材に固定したため、被覆部材
に対してヒータ装置を固定することにより、ヒータ装置
のリム部への配置作業を容易に正確にできるとともに、
ヒータ装置に設けた伸長抑制手段により、被覆部材の形
状を安定させ、被覆部材のリム部への配置作業を容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施の形態
を示す一部を切り欠いた一部の分解斜視図である。
【図2】同上ヒータ装置及び表皮を示す斜視図である。
【図3】同上ヒータ装置を示す図2のX部の拡大図であ
る。
【図4】同上ヒータ装置を示す図2のY部の拡大図であ
る。
【図5】同上ステアリングホイールの製造工程を示すリ
ム部の断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングホイール本体 5 リム部 21 ヒータ装置 22 被覆部材としての表皮 25 発熱部としてのヒータ本体部 26 側端部 28 ヒータ線 32 伸長抑制手段としての糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 幹雄 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)発明者 赤池 伸和 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DB02 DB59 3K034 AA02 AA12 AA24 BA08 BA12 BB08 BB13 BC07 BC16 BC17 CA02 CA18 CA28 CA32 EA04 EA07 FA35 FA40 GA08 HA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体の円環状をな
    すリム部に取り付けられるヒータ装置であって、 通電時に発熱する複数のヒータ線を備えた伸長可能な網
    状をなす発熱部と、 前記リム部の円環の円周方向に沿って前記発熱部に配置
    され、前記発熱部の伸長を抑制する伸長抑制手段とを備
    えたことを特徴とするヒータ装置。
  2. 【請求項2】 伸長抑制手段は、糸であることを特徴と
    する請求項1記載のヒータ装置。
  3. 【請求項3】 発熱部の両側部に沿って、一対の側端部
    が設けられ、 伸長抑制手段は、前記各側端部に固定されたことを特徴
    とする請求項1または2記載のヒータ装置。
  4. 【請求項4】 発熱部は、リム部の円環の円周方向に対
    してヒータ線を傾斜して配置した網状をなすことを特徴
    とする請求項1ないし3いずれか記載のヒータ装置。
  5. 【請求項5】 円環状をなすリム部を備えたステアリン
    グホイール本体と、 前記リム部を覆う請求項1ないし4いずれか記載のヒー
    タ装置と、 これらリム部とヒータ装置とを覆う被覆部材とを具備し
    たことを特徴とするステアリングホイール。
  6. 【請求項6】 発熱部の両側部に沿って設けられた側端
    部が被覆部材に固定されたことを特徴とする請求項5記
    載のステアリングホイール。
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