JP2002095749A - 注射筒装置 - Google Patents

注射筒装置

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JP2002095749A
JP2002095749A JP2000289216A JP2000289216A JP2002095749A JP 2002095749 A JP2002095749 A JP 2002095749A JP 2000289216 A JP2000289216 A JP 2000289216A JP 2000289216 A JP2000289216 A JP 2000289216A JP 2002095749 A JP2002095749 A JP 2002095749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンジ装置の内筒に設けた補強部に係合す
るストッパ手段によって、内筒を外筒から所定の位置ま
で引き出す操作を行った時に、自動的に、または簡単な
操作により内筒を外筒から所定量引き出した位置に固定
的に保持する。 【解決手段】 シリンジ装置10の外筒11にはフック
ユニット20が装着され、このフックユニット20を構
成するフック本体21はスリット21bにフランジ部1
4を挿通させることによって、外筒11に固定され、フ
ック本体21の上面部に溝21cが形成されており、フ
ック22はこの溝21cの内部に揺動軸23によって揺
動可能に装着され、捩りコイルばね24の作用によっ
て、フック22はフック本体21の溝21aのエッジ部
分に当接する位置に保持される。内筒12が引き出し方
向に操作された時には、補強部17はフック22の位置
を通過するが、引き戻し方向に動こうとすると、フック
22は補強部17に係合して、その位置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引用として好適
に用いられる注射筒装置であって、操作力を格別に作用
させずに、内部に負圧吸引力を作用させた状態に固定的
に保持できるようにした注射筒装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】注射筒は、一般に、先端がチューブやパ
イプ等の流体通路が接続される筒先を有する外筒と、こ
の外筒内に挿入した内筒とを有し、この内筒の先端にピ
ストン部を設けて、内筒を外筒内に押し込んだり、外筒
から引き出したりすることによりピストン部を外筒の内
面に沿って摺動させる構成としたものである。この外筒
の内部には、ピストン部により流体室が区画形成され、
内筒の操作により流体室が拡縮することになって、筒先
から流体を圧送させたり、また筒先から吸引したりする
ことができる。この注射筒は、薬液を注入したり、洗浄
液を圧送したりするために、医療分野等で広く用いられ
ている。
【0003】注射筒の操作を行うために、外筒の基端部
にフランジ状に張り出した指掛け部を形成し、また内筒
の基端部に指当て部を形成し、これらで注射筒を操作す
るための操作力作用部が形成される。そして、指当て部
に親指を当接させ、また人差し指と中指とで外筒を挟む
ようなし、かつこれらの2本の指を指掛け部に当接させ
た状態で、指当て部を指掛け部に近接させる方向に操作
すると、内筒が外筒内に押し込まれる。この結果、ピス
トン部により区画形成した流体室の容積が縮小して、こ
の流体室内の流体が筒先に接続した流体通路に圧送され
ることになる。このように構成した注射筒は流体圧送用
の注射筒であり、注射液その他の薬液を体内に注入した
り、色素等を散布したり、さらには体腔内壁を洗浄する
等、幅広い用途に用いられる。
【0004】注射筒は、また、体液を吸引除去したり、
体内組織を採取する際に、この組織に吸引力を作用する
ため等としても用いられる。吸引用注射筒は、流体圧送
用注射筒とでは、操作方向が逆になる。つまり、流体圧
送用注射筒では内筒を外筒内に押し込むようにするが、
吸引用注射筒では内筒を外筒から引き出すように操作す
ることになる。従って、流体圧送用注射筒を用いて吸引
を行うには、片手で外筒を把持し、もう一方の手で内筒
を外筒から引き出すように操作しなければならない。
【0005】体液等を吸引するにしろ、また体内組織を
吸引するにしろ、内筒を外筒から引き出すように操作し
た時には、内筒には外筒内に引き戻される方向の力が作
用することから、ある時間だけはこの吸引状態に保持す
る必要がある。このために、例えば特開昭62−284
636号公報に示されたように、注射筒保持装置が知ら
れている。
【0006】この公知の注射筒保持装置の構成として
は、外筒を固定する外筒固定機構部と、内筒の先端にお
ける指当て部を係止する鋸歯状のストッパ機構部とから
構成される。そして、注射筒の内筒を外筒から所定量引
き出した状態に保持して、この注射筒保持装置に外筒及
びストッパ機構部を装着することによって、注射筒に負
圧吸引力を作用させた状態にして固定することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば穿刺
部材により体内に穿刺させて、この穿刺部材の先端に設
けた組織吸引口から所定量の体内組織を吸引した状態と
した時には、内筒は外筒内に引き込まれる方向に大きな
力が作用することになる。注射筒保持装置に注射筒を固
定するには、まず外筒を外筒固定機構部の所定の位置に
固定し、次いで内筒の先端における指当て部をストッパ
機構部に係止させるが、この注射筒固定操作時に内筒に
作用させている力に狂いが生じるおそれがあり、内筒が
外筒内に引き込まれるようになったり、また内筒を引っ
張り過ぎて、さらに負圧吸引力が大きくなり、必要以上
の組織細胞を吸引させて、組織にダメージを与える等の
危険性もあり、注射筒の固定を行う操作を必ずしも正確
に、かつ円滑に行えず、その操作性が悪いという問題点
がある。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、内筒を外筒から所定
の位置まで引き出す操作を行った時に、自動的に、また
は簡単な操作により内筒を外筒から所定量引き出した位
置に固定的に保持できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、筒先とは反対側の開口端にフランジ
部を設けた円筒形状の外筒と、先端に外筒内を実質的に
密嵌状態で摺動するピストンを設け、このピストンに軸
部を連結した内筒とからなる注射筒装置であって、前記
内筒の軸部には軸線方向に1または複数の補強部を連設
し、また前記内筒を前記外筒から引き出す方向に所定ス
トロークだけ移動させた時に、前記外筒の開口部と前記
内筒との間に係合して、内筒が外筒内に引き込まれるの
を防止するストッパ手段を備える構成としたことをその
特徴とするものである。
【0010】ここで、ストッパ手段の具体的な構成とし
ては、外筒のフランジ部に着脱可能に固定されるフック
本体と、このフック本体に回動可能に装着され、付勢手
段により内筒に近接する方向に付勢されたフックを回動
可能とから構成し、軸部を引き出して、その補強部がこ
のフックを通過した時に、このフックが補強部に係合し
て、内筒の外筒内へ引き込まれる方向の動きを規制する
構成とすることができる。また、他の構成例としては、
内筒の軸部に設けた前後の補強部間や補強部と指当て部
との間等に配置され、常時には外向きに弾性力が作用す
るV字状ばねからなる弾性ストッパで構成し、この弾性
ストッパは軸部のピストン側に向けて拡開する状態に装
着し、自由状態では、その先端が外筒の内径より外側
で、フランジ部表面に当接する位置にまで拡開するもの
で構成することもできる。さらに、外筒のフランジ部に
係合し、この外筒の軸線と直交する方向に所定間隔だけ
往復移動可能に装着した横長となった長孔を設けたスト
ッパリングで構成することができ、このストッパリング
の一側側部には、内向きに突出するストッパ突起を連設
し、外筒をストッパリングの一側に偏寄させた時には、
このストッパ突起が内筒の軸部に設けた補強部に係合
し、他側に偏寄させた時には、補強部は、このストッパ
突起の配設位置を通過可能なものとすることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。まず、本発明に係る注射
筒装置は、その一例として、組織採取装置における負圧
吸引力の発生手段として用いることができる。そこで、
組織採取装置の全体構成を図1に示し、またこの細胞採
取装置により体内組織細胞を採取している状態を図2に
示す。ここで、組織採取装置は、例えば超音波内視鏡の
処置具挿通チャンネルを介して体腔内に挿入し、体内に
刺し込まれる前の段階では、内視鏡観察手段による監視
下で、必要な穿刺箇所に導くようになし、また体内に刺
し込んだ後には、超音波観察手段の監視下に置かれて、
組織採取箇所にまで導かれる。
【0012】而して、図1から明らかなように、組織採
取装置1は、超音波内視鏡の処置具挿通チャンネル等を
ガイドとして体腔内に挿入されるカテーテル2と、その
操作部3とから構成されるものであり、注射筒装置10
は操作部3の基端部に着脱可能に接続されるようになっ
ている。カテーテル2は、少なくとも処置具挿通チャン
ネルの全長より長いものであって、最外周側から、鞘部
材4と、この鞘部材4内に挿通した穿刺用管体5と、こ
の穿刺用管体5内に挿通したカッタ管体6とから構成さ
れる。
【0013】鞘部材4は、可撓性を有する筒状の部材で
あり、例えば密着コイル等で構成される。また、穿刺用
管体5は鞘部材4に対して出没可能になっており、先端
が開口した薄肉パイプで構成され、このの先端部を斜め
にカットすることによって、尖った針先5aとなってい
る。また、この針先5aの尖端部近傍には吸引孔5bが
穿設されている。一方、カッタ管体6は、穿刺用管体5
内に実質的に全周が摺動するように挿入された薄肉パイ
プ状のものであり、その先端の外周縁側が刃状に研がれ
た状態となって、円環状の刃先6aとなっている。
【0014】穿刺用管体5は鞘部材4内を前後方向に移
動可能となっており、またカッタ管体6は穿刺用管体5
に対してほぼ隙間がない状態で前後方向に移動するよう
になっている。穿刺用管体5は、その針先5aが鞘部材
4に覆われた退避位置と、鞘部材4の先端から所定の長
さだけ突出する作動位置とに移動する。また、カッタ管
体6は、穿刺用管体5内において、その刃先6aが吸引
孔5bより基端側に位置する引き込み位置と、吸引孔5
bを通過した押し出し位置との間に往復変位する。ただ
し、カッタ管体6が押し出し位置に変位した時にも、カ
ッタ管体6の刃先6aは穿刺用管体5における針先5a
が形成された部位より手前の位置に保持される。
【0015】カテーテル2の基端部に設けた操作部3
は、鞘部材4の基端部が連結された保持筒7と、穿刺用
管体5の基端部が連結され、保持筒7に対して摺動変位
する第1の摺動部材8と、カッタ管体6の基端部が連結
され、第1の摺動部材8に対して摺動変位する第2の摺
動部材9とから構成される。保持筒7に対しては、第
1,第2の摺動部材8,9が連動して動いて、穿刺用管
体5とカッタ管体6とが一体となって鞘部材4に対して
進退することになり、第1の摺動部材8を保持筒7内に
押し込むように操作すると、穿刺用管体5はカッタ管体
6に対して所定の位置関係を保ったままで鞘部材4の先
端から所定長さ突出させることができる。この状態で、
第2の摺動部材9を第1の摺動部材8に対して摺動させ
ることによって、カッタ管体6が穿刺用管体5に対して
出没することになる。
【0016】以上のように構成することによって、体内
組織を切り取って回収することができる。このために
は、まず穿刺用管体5及びカッタ管体6を鞘部材4内に
引き込んだ状態で、カテーテル2の先端を体腔内壁Sに
対して所定の位置に導く。この状態から、第1の摺動部
材8を保持筒7に対して押し込むように操作することに
よって、採取しようとする組織Tに向けて穿刺管体5の
針先5aを体内に刺し込んで、図2に示したように、そ
の吸引口5bが組織T内に入り込む位置まで進入させ
る。なお、この時には、カッタ管体6は、穿刺用管体5
の吸引口5bより基端側に位置させておく。次に、穿刺
用管体5内に実質的に密着状態となっているカッタ管体
6内に負圧吸引力を作用させることによって、体内組織
Tが穿刺用管体5の吸引口5b内に引き込まれることに
なる。
【0017】体内組織Tが吸引口5bから穿刺用管体5
内に十分に引き込まれた後に、第2の摺動部材9を第1
の摺動部材8に押し込むように操作する。これによっ
て、カッタ管体6を押し出して、穿刺用管体5の吸引孔
5bを通過させる位置まで前進する。その結果、刃先6
aにより体内組織Tが切り取られて、穿刺用管体5内に
取り込まれる。そして、カッタ管体6に負圧吸引力を作
用させた状態に保持したまま、カテーテル2を体腔内か
ら取り出すことによって、組織Tの採取が行われる。こ
のようにしてカテーテル2を体腔外に取り出した後に、
カッタ管体6に加圧力を作用させると、採取された組織
Tを例えば試験管等に移し替えることができる。
【0018】以上のように、組織Tを採取するには、カ
ッタ管体6に負圧吸引力を作用させる必要があり、第2
の摺動部材9には、負圧吸引力を作用させるための注射
筒装置10の接続部9aが設けられており、この注射筒
装置10は接続部9aに着脱可能に接続されるものであ
る。
【0019】そこで、図3に注射筒装置10の基本構成
を示す。注射筒装置10は外筒11と内筒12とから構
成される。外筒11は、その先端側の端壁に筒先13が
連設されており、この筒先13は先細のテーパ状に形成
したものであり、組織採取装置1の操作部3を構成する
第2の摺動部材9に設けた接続部9aにルアーロック機
構等によって着脱可能に連結される。外筒11の基端側
の開口部には操作力作用部としてのフランジ部14が形
成されており、このフランジ部14は流体圧送用として
使用する場合には指掛け部として機能するものである。
【0020】外筒11の基端部は開口しており、その内
部に内筒12が挿入されている。この内筒12は軸部1
5の先端にピストン部16を連結して設けたものであ
る。軸部15は円形ロッド状等の形状となったものがあ
るが、軽量で、しかも曲げ方向に強度を持たせるため
に、図示したものにあっては、十文字状の部材からな
り、その途中位置には2〜3箇所において、円板状の補
強部17が連設されている。さらに、軸部15の基端部
には円形の指当て部18が連設されており、この指当て
部18も操作力作用部であって、流体圧送用として使用
する場合の指当て部として機能するものである。
【0021】従って、この注射筒装置10は、内筒12
を外筒11に組み込んで、外筒11の内部において、内
筒12のピストン部16により区画形成される流体室に
薬液等を収容させておき、人差し指と中指とを外筒11
の両側に位置させて、それぞれフランジ部14に当接さ
せると共に、指当て部18に親指を当接させることによ
り、この注射筒装置10を安定した状態で保持できる。
指当て部18を押し込むように操作すると、流体室内の
薬液が筒先13から吸引通路6に向けて圧送される。従
って、この注射筒装置10は流体圧送用の注射筒として
機能するものである。
【0022】内筒12のピストン部16を外筒11に対
して引き出す方向に変位させれば、流体室の容積が拡大
することになるので、吸引用注射筒としても機能させる
ことができる。ただし、この場合には、内筒12を引き
出す方向に操作することから、注射筒装置10の操作は
片手では行えず、一方の手で外筒11を固定的に保持し
た状態で、他方の手で内筒12を引き出す方向に操作す
ることになる。
【0023】ところで、前述したように、細胞採取装置
1に接続され、組織Tを吸引するために前述した構成の
注射筒装置10を用いる場合には、吸引操作を行う際は
両手で操作するにしろ、組織採取装置1のカテーテル2
を体外に取り出すまでは、注射筒装置10をそのままの
状態、つまり流体室に負圧が作用している状態に保持し
なければならない。もし、注射筒装置10から手を離す
と、流体室内の負圧の作用で内筒12は外筒11内に引
き込まれて、カッタ筒体6内に取り込んだ組織Tが穿刺
用管体5の先端の開口から送り出されるようになる。
【0024】そこで、本発明においては、簡単な機構
で、しかも簡単な操作により注射筒装置10における内
筒12を外筒11に対して所定の位置まで引き出した状
態にして、内筒12と外筒11とをその状態で固定的に
保持できるようにしている。このために、注射筒装置1
0には、内筒12を所定の位置に保持するストッパ手段
を設けるようにしている。ストッパ手段は、基本的に
は、内筒12における軸部15に設けた円板状の補強部
17を所定の位置に係止するものである。そこで、以下
においては、ストッパ手段の第1の形態として図4乃至
図6に示したフック方式、第2の形態として図7乃至図
9に示した弾性ストッパ方式、さらに第3の形態として
図10乃至図11に示したスライド方式を例示する。た
だし、ストッパ手段の構成としては、これらの具体例に
限定されるものではないことは言うまでもない。
【0025】まず、ストッパ手段の第1の実施の形態と
しては、図4に示したフックユニット20が用いられ
る。このフックユニット20は、フック本体21にフッ
ク22を揺動可能に装着したものである。フック本体2
1は外筒11に固定的に保持されるものである。従っ
て、フック本体21は、概略門形をしており、内側は外
筒11の外径とほぼ同じ円弧形状となっており、この円
弧は好ましくは180°分乃至それ以下の円弧面21a
とする。また、フック本体21の下端面から所定の位置
まではスリット21b,21bが形成されており、この
スリット21bは外筒11に設けたフランジ部14を挿
通させるためのものである。ここで、フランジ部14に
おける指掛け面には滑り止め用の突条14aが複数箇所
形成されており、スリット21bの幅寸法はこのフラン
ジ部14の厚みと突条14aの突出高さの合計の寸法よ
り僅かに小さくなっている。従って、フック本体21を
外筒11に装着した時には、フランジ部14がスリット
21b内に入り込み、しかも突条14aの先端によりス
リット21bは若干押し広げられるようになるから、フ
ック本体21は外筒11に極めて強固に固定される。
【0026】フック本体21の上面部には溝21cが形
成されており、フック22はこの溝21cの内部に揺動
可能に装着されている。フック22は断面がコ字状のも
のであり、図5から明らかなように、フック本体21に
は、溝21cの幅方向に貫通するように揺動軸23が装
着されており、フック22はこの揺動軸23に揺動可能
に支持されている。このために、フック22の中間部に
は張り出し部22a,22aが設けられており、揺動軸
23はこの張り出し部22a,22aに挿通されてい
る。さらに、揺動軸23にはフック22の張り出し部2
2a,22a間の位置にフック22に対して付勢力を作
用させるための捩りコイルばね24が取り付けられてい
る。
【0027】そして、図5に示したように、フックユニ
ット20を注射筒装置10の外筒11に装着した状態で
は、捩りコイルばね24の作用によりフック22は溝2
1aのエッジ部分に当接する位置に保持される。この状
態では、フック22はその先端部22bが内筒12の軸
部15側に向くように傾斜している。この状態において
は、フック22の先端部22bは内筒12の軸部15に
対しては非接触状態となるが(十文字に形成した軸部で
は、板面と板面との間の空間部に位置し)、補強部17
とは係合する位置に配置される。
【0028】ストッパ手段を以上のように構成すること
によって、図5に示したように、ピストン部16が外筒
11の筒先13近傍位置にまで押し込まれた状態から、
図6に示したように、内筒12を引き出して、ピストン
部16を外筒11に対して摺動変位させて、所定の位置
まで引き出すと、流体室の容積が拡大することになっ
て、この容積の拡大に応じた負圧吸引力が発生する。
【0029】内筒12を外筒11から引き出す際におい
て、フック22は外筒11の内部に向けて突出している
が、このフック22は内筒12の軸部15とは非当接状
態となっているので、円滑に内筒12を引き出すことが
できる。軸部15には補強部17が設けられており、フ
ック22はこの補強部17と当接する。しかしながら、
フック22は捩りコイルばね24の付勢力に抗して図5
に矢印で示した方向に回動できることから、フック22
は補強部17を乗り越えることができる。そして、補強
部17を乗り越えた後には、フック22は捩りコイルば
ね24の作用により元の状態に復帰する。
【0030】軸部15において、いずれかの補強部17
をフック22が乗り越える位置まで内筒12を引き出し
た後に、内筒12に作用させた力を解除すると、フック
22が補強部17に当接することになって、その位置で
停止する。従って、流体室の内部に負圧が作用している
状態でも、また切り取られた組織Tがカッタ筒体6の内
奥まで引き込まれて、この組織Tの位置から先端側が負
圧状態になっていても、内筒12は外筒11内に引き込
まれる方向に変位することはない。また、勿論内筒12
には外筒11内に引き込む力が作用しているので、内筒
12が外筒11から引き出される方向にも移動するおそ
れもない。その結果、術者等は、片手で外筒11を把持
し、他方の手で内筒12を引き出すように操作した後に
は、注射筒装置10から手を離しても、カテーテル2内
に取り込まれた組織Tは安定状態に保持される。
【0031】次に、ストッパ手段の第2の実施の形態
は、図7に示したように、弾性部材をV字形状に曲成し
たピンセット型の弾性ストッパ30を用いるようにして
いる。ここで、弾性ストッパ30は内筒12の軸部15
における前後の補強部17,17間の間隔と同じか、そ
れより短い長さを有するものであり、その折り返し部は
ピストン部16とは反対側に向けるようにして、軸部1
5を構成する1つの板面の表裏両側に2個装着されるよ
うになっている。そして、弾性ストッパ30は、その自
由状態では図7に仮想線で示したように、内筒12を外
筒11に挿入した状態では、その軸部15の板面の位置
から外筒11のフランジ部14の途中位置までの幅だけ
拡開可能になっている。以上の構成を有する弾性ストッ
パ30は、その一側は軸部15の板面に接着の手段で固
着した固着部30aとなし、他側は自由状態に保持した
弾発部30bとする。なお、固着部30aは、その弾性
により軸部15から離脱しないように保持されている場
合には、必ずしも固着する必要はない。
【0032】図8に示したように、内筒12を外筒11
内に押し込む際には、弾性ストッパ30は、弾発部30
bを固着部30a側に弾性変形させる。これによって、
軸部15は弾性ストッパ30を含めて外筒11の内部に
収容される。そして、外筒11内において、ピストン部
16により形成される流体室を拡張させて、この流体室
内に負圧を発生させるべく内筒12を外筒11から引き
出すと、軸部15において、前後の補強部17,17間
に設けた弾性ストッパ30もこれと共に引き出されるこ
とになる。
【0033】弾性ストッパ30が完全に外部に露出する
位置まで内筒12が引き出されると、この弾性ストッパ
30の弾発部30bに対する規制が解除されて、固着部
30aから離間する方向に弾性変形する。その結果、図
9に示したように、弾発部30bの先端が外筒11に連
設したフランジ部14上に乗り上げることになる。ここ
で、流体室内は負圧状態となっているので、内筒12を
外筒11の内部に引き込もうとする方向に流体圧が作用
することになるが、弾性ストッパ30における弾発部3
0bの先端がフランジ部14に圧接される一方、弾発部
30bから固着部30aへの折り返し部が補強部17に
圧接されて、この状態に保持される。従って、術者等が
注射筒装置10から手を外したとしても、内筒12がみ
だりに外筒11内に引き込まれるおそれはない。また、
内筒12には、外筒11内に引き込まれる方向に流体圧
が作用しているので、内筒12は外筒11から引き出さ
れる方向にも動くことはない。
【0034】さらに、本発明の第3の実施の形態として
は、図10に示したように、スライド式のストッパリン
グ40を用いて、内筒12が外筒11から所定量引き出
された状態に保持できるように構成している。ここで、
ストッパリング40は、その板厚方向に貫通する長孔4
1を有し、この長孔41は注射筒装置10の外筒11を
挿通させる直径を有するものであり、その一側には第1
の円弧面部41a、他側には第2の円弧面部41bが形
成され、これら両円弧面部41a,41b間は所定の長
さの直線部となっている。両円弧面部41a,41bは
概略外筒11の外面と同じ曲率半径を有するものであ
り、その間の直線部の幅寸法は外筒11の直径とほぼ同
じ寸法となっている。外筒11は長孔41に沿って第1
の円弧面部41aに当接する位置から、第2の円弧面部
41bに当接する位置まで移動可能となっている。スト
ッパリング40には、さらに外筒11に連設したフラン
ジ部14を挿通させる幅を有するスリットが形成されて
おり、かつその一端面側にはフランジ部14の幅寸法よ
り僅かに広い切り欠き溝42が形成されている。スリッ
トは、この切り欠き溝42を境として第1の円弧面部4
1a側ではストッパ非作動側スリット43aとなり、ま
た第2の円弧面部41b側ではストッパ作動側スリット
43bとなり、このストッパ作動側スリット43bが位
置する側の切り欠き溝42の端面にはストッパ突起44
が形成されている。
【0035】注射筒装置10を構成する外筒11はスト
ッパリング40の長孔41内に挿入するようにして組み
込まれる。外筒11をストッパリング40に挿入する際
には、このストッパリング40の長孔41における直線
部の位置に挿入することによって、フランジ部14が切
り欠き溝42内に挿入される。そして、図11に示した
ように、外筒11を第1の円弧面部41a側に当接させ
ると、フランジ部14はストッパ非作動側スリット43
a内に挿入される。その結果、外筒11にストッパリン
グ40内で安定した状態に保持される。そして、この状
態では、外筒11内に設けた内筒12は何等の障害もな
く押し引き操作できる。
【0036】内筒12を外筒11から引き出すことによ
って、流体室内に負圧吸引力を作用させることができ
る。そして、内筒12の軸部15に設けた補強部17が
外筒11のフランジ部14より外側に位置するまでスト
ロークさせた後に、ストッパリング40を外筒11の軸
線と直交する方向に押動すると、この外筒11は第2の
円弧面41bに当接する位置にまでスライド変位するこ
とになり、この時にはフランジ部14はストッパ作動側
スリット43b内に挿入される。切り欠き溝42には、
このストッパ作動側スリット43b側からストッパ突起
44が突出しているので、このストッパ突起44が内筒
12の軸部15における補強部17のピストン部16側
を向いた面に係合する。その結果、内筒12はその位置
に固定され、流体室内に負圧が作用し、内筒12を外筒
11内に引き込もうとする力が作用するにも拘らず、内
筒12に対する引っ張り力を解除しても、この内筒12
はみだりに動くことはない。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、内
筒を外筒から所定の位置まで引き出す操作を行った時
に、自動的に、または簡単な操作により内筒を外筒から
所定量引き出した位置に固定的に保持できる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す注射筒装置が装着
される組織採取装置の全体構成図である。
【図2】図1の組織採取装置により体内組織を採取しよ
うとする状態を示すカテーテルの先端部分の断面図であ
る。
【図3】注射筒装置の全体構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示すストッパ手段
の外観図である。
【図5】図4のストッパ手段を注射筒装置に組み込ん
で、ストッパ手段を非作動状態とした断面図である。
【図6】図4のストッパ手段を注射筒装置に組み込ん
で、ストッパ手段を作動状態とした断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すストッパ手段
の外観図である。
【図8】図7のストッパ手段を注射筒装置に組み込ん
で、ストッパ手段を非作動状態とした断面図である。
【図9】図7のストッパ手段を注射筒装置に組み込ん
で、ストッパ手段を作動状態とした断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示すストッパ手
段の外観図である。
【図11】図10のストッパ手段を注射筒装置に組み込
んで、ストッパ手段を非作動状態とした断面図である。
【図12】図10のストッパ手段を注射筒装置に組み込
んで、ストッパ手段を作動状態とした断面図である。
【符号の説明】
1 組織採取装置 10 注射筒装置 11 外筒 12 内筒 14 フランジ部 15 軸部 16 ピストン部 17 補強部 18 指当て部 20 フックユニット 21a 円弧面 21b スリット 22 フック 23 揺動軸 24 捩りコイルばね 30 弾性ストッパ 30a 固着部 30b 弾発部 40 ストッパリング 41 長孔 41a 第1の円弧面 41b 第2の円弧面 42 切り欠き溝 43a ストッパ非作動側ス
リット 43b ストッパ作動側スリット 44 ストッ
パ突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒先とは反対側の開口端にフランジ部を
    設けた円筒形状の外筒と、先端に外筒内を実質的に密嵌
    状態で摺動するピストンを設け、このピストンに軸部を
    連結した内筒とからなる注射筒装置において、 前記内筒の軸部には軸線方向に1または複数の補強部を
    連設し、 また前記内筒を前記外筒から引き出す方向に所定ストロ
    ークだけ移動させた時に、前記外筒の開口部と前記内筒
    との間に係合して、内筒が外筒内に引き込まれるのを防
    止するストッパ手段を備える構成としたことを特徴とす
    る注射筒装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ手段は、前記外筒のフラン
    ジ部に着脱可能に固定されるフック本体と、このフック
    本体に回動可能に装着され、付勢手段により前記内筒に
    近接する方向に付勢されたフックを回動可能とから構成
    し、前記軸部を引き出して、その補強部がこのフックを
    通過した時に、このフックが補強部に係合して、内筒の
    外筒内へ引き込まれる方向の動きを規制する構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載の注射筒装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパ手段は、前記内筒の軸部に
    設けた前後の補強部間に配置され、常時には外向きに弾
    性力が作用するV字状ばねからなる弾性ストッパで構成
    し、この弾性ストッパは前記軸部の前記ピストン側に向
    けて拡開する状態に装着し、自由状態では、その先端が
    前記外筒の内径より外側で、前記フランジ部表面に当接
    する位置にまで拡開するもので構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の注射筒装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパ手段は、前記外筒のフラン
    ジ部に係合し、この外筒の軸線と直交する方向に所定間
    隔だけ往復移動可能に装着した横長となった長孔を設け
    たストッパリングで構成され、このストッパリングの一
    側側部には、内向きに突出するストッパ突起を連設し、
    前記外筒を前記ストッパリングの一側に偏寄させた時に
    は、このストッパ突起が前記内筒の軸部に設けた補強部
    に係合し、他側に偏寄させた時には、前記補強部は、こ
    のストッパ突起の配設位置を通過可能な構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の注射筒装置。
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