JP2002095716A - 生体刺激システム - Google Patents

生体刺激システム

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JP2002095716A
JP2002095716A JP2000293048A JP2000293048A JP2002095716A JP 2002095716 A JP2002095716 A JP 2002095716A JP 2000293048 A JP2000293048 A JP 2000293048A JP 2000293048 A JP2000293048 A JP 2000293048A JP 2002095716 A JP2002095716 A JP 2002095716A
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stimulus
stimulation
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Application number
JP2000293048A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Tanizawa
孝欣 谷澤
Yosuke Kurata
陽介 倉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客に過剰な投資を強いることなく顧客に各
種個人情報に応じた適切な刺激を与えることができるも
のとする。 【解決手段】 生体に刺激を与える刺激付与手段及び該
刺激付与手段の動作を制御する制御手段を備えるととも
に、生体である使用者についての個人情報の入力用の個
人情報入力手段5を備えている生体刺激装置Mと、該生
体刺激装置に回線3を介して接続されるホスト4とから
なる。ホストは回線を通じて取得した個人情報に基づい
て刺激パターンを決定し、制御手段は回線を通じてホス
トから上記刺激パターンを取得して該刺激パターンに基
づいて刺激付与手段を作動させる。個人情報入力手段を
通じて各種個人情報をホストに送るだけで、使用者個人
に適合した適切な刺激パターンの刺激を受けることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体に接触刺激ある
いは非接触刺激を与える生体刺激装置を備えた生体刺激
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】使用者の個人情報を参照して刺激パター
ンを決定している生体刺激装置として、使用者の身長
(座高)情報を予め入力しておくことで、刺激付与手段
である施療子の動作範囲を身長情報に合わせて制限して
刺激パターンを決定しているマッサージ機がある。ま
た、使用者のリアルタイムな個人情報を参照して刺激パ
ターンを決定している生体刺激装置として、心拍センサ
ー付きマッサージ機がある。これは使用者の個人情報で
ある心拍を心拍センサーにより検出し、心拍情報に従っ
てマッサージのパターン(刺激パターン)を決定してこ
の刺激パターンに従って接触刺激付与手段である施療子
を作動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、使用者の個
人情報に基づいて刺激付与を行う場合、各種の個人情報
に基づいて刺激パターンを決定すれば、使用者にとって
より快適な刺激の付与を行うことができるが、上記のよ
うな従来例においては刺激パターンの決定を生体刺激装
置内で行うために、多くの個人情報から刺激パターンを
決定しようとした場合、刺激パターンの決定に必要とな
る膨大な量の統計学資料やアルゴリズムおよび刺激パタ
ーンを導きだす計算をするための機器が生体刺激装置に
必要となる。この場合、使用者である顧客は自分に必要
のないデータや機器まで購入しなければならない。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは顧客に過剰な投資を
強いることなく顧客に各種個人情報に応じた適切な刺激
を与えることができる生体刺激システムを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明に係る生
体刺激システムは、生体に刺激を与える刺激付与手段及
び該刺激付与手段の動作を制御する制御手段を備えると
ともに、生体である使用者についての個人情報の入力用
の個人情報入力手段を備えている生体刺激装置と、該生
体刺激装置に回線を介して接続されるホストとからな
り、ホストは回線を通じて上記個人情報入力手段から取
得した個人情報に基づいて刺激パターンを決定し、制御
手段は回線を通じてホストから上記刺激パターンを取得
して該刺激パターンに基づいて刺激付与手段を作動させ
るものであることに特徴を有している。
【0006】顧客である使用者は、個人情報に応じた生
体刺激パターンを決定する手段を備えていない生体刺激
装置を購入するだけであるにもかかわらず、回線を通じ
てホストに接続して個人情報を送ることにより、ホスト
側が備えた生体刺激パターンの決定手段で決定された刺
激パターンを受け取ることができるものであり、このた
めに個人情報入力手段を通じて各種個人情報をホストに
送るだけで、使用者個人に適合した適切な刺激パターン
の刺激を受けることができる。
【0007】ここにおけるホストは、個人情報の内容に
応じた適切な刺激パターンを納めたデータベースを備え
て、内容更新可能な該データベースに基づいて刺激パタ
ーンを決定しているものであることが好ましい。
【0008】刺激パターンの決定に用いる個人情報とし
ては、使用者の身長情報、体重情報、体の幅情報、姿勢
情報、嗜好情報、年齢情報、性別情報、職業情報、脳波
情報、心拍・脈波・呼吸情報、血圧情報、体脂肪率・B
MI値情報、体温情報、まばたき情報、表情の情報、皮
膚インピーダンス情報、心電情報、病状・症状の情報、
体調情報、感情の情報、生理的欲求の情報、性格情報、
使用者が希望する一回当たりの使用時間情報、使用者が
使用している日時の情報、使用経験情報、使用場所情
報、使用地域情報、使用場所である公共施設情報、使用
場所である交通機関情報、使用時の天候情報、などを用
いることができる。
【0009】そして、ホストは刺激パターンを決定する
ために複数の個人情報を用いるものや、使用者のリアル
タイムな個人情報を用いるものであってもよく、後者の
場合、ホストは使用者のリアルタイムな個人情報によ
り、使用者に対して刺激を与えることが危険と判断され
る場合に非常信号を送出し、制御手段は該非常信号を受
けて刺激付与手段を停止させるものが好ましい。
【0010】また、ホストは刺激パターンの決定に過去
の個人情報も参照するもの、刺激パターンの決定に際し
て、所要の変換規則を用いるもの、刺激パターンの決定
に際してあらかじめ準備された複数種の刺激パターンの
中から適切な刺激パターンを選択するものであってもよ
い。
【0011】生体刺激装置は刺激付与手段として映像・
音楽の発生手段を有していてもよい。また、複数の異な
る刺激を生体に付与する刺激付与手段を備えたものであ
ってもよく、この場合、複数の異なる刺激が互いに関連
付けられていることが好ましい。
【0012】さらにホストは個人情報に対して複数の刺
激パターンを生成し、生体刺激装置の制御手段は使用者
に上記複数の刺激パターンから使用者にいずれかの刺激
パターンを選択させる選択部を備えているものとしても
よい。
【0013】生体刺激装置のホストとの接続のための回
線接続部は汎用のコンピューター機器(パーソナルコン
ピューター)で構成してもよく、この時、汎用のコンピ
ューター機器と制御装置との間の刺激パターンデータの
授受は有線だけでなく、無線通信で行ったり、記憶媒体
を介して行ってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図2は本発明に係る生体刺激シス
テム1の全体構成を示しており、たとえば図示例のよう
な椅子型マッサージ機である生体刺激機9と、個人情報
入力のための個人情報入力手段5とから生体刺激装置M
が構成されており、この生体刺激装置Mはイントラネッ
ト3に接続されているホスト4にインターネット2を介
して接続されている。
【0015】ここにおけるホスト4は、個人情報入力手
段5から入力された使用者7の個人情報6を受けて、こ
の個人情報6をもとに使用者7にとって最適な刺激パタ
ーン8を決定して、該刺激パターン8を生体刺激機9に
送るものであり、生体刺激機9は受信した刺激パターン
8に従って、生体に対するマッサージ等の刺激を付与す
ることから、使用者7は最適な刺激を受けることができ
る。
【0016】ここで、個人情報入力手段5は、入力機器
51のような手動により個人情報入力を行うものでもよ
いし、計測値が自動的に入力されるセンサー51でもよ
いが、両種を共に備えたものであることが望ましい。
【0017】図1に生体刺激システム1のブロック図を
示す。個人情報6は操作部124より手動で入力する
か、もしくは、計測装置126より自動的に入力され
る。入力された個人情報6は、通信手段122によって
インターネット2を介し、ホスト4の通信手段104を
介して個人情報記憶部106に記憶される。
【0018】刺激パターン決定手段103では統計デー
タが記憶されているデータベース105と個人情報記憶
部106に記憶されている使用者7の個人情報6により
刺激パターン生成部107で刺激パターン8を生成し、
通信手段104よりインターネット2を介して、生体刺
激機9における刺激変化手段11の刺激パターン記憶部
113に記憶される。刺激変化機器制御部114では記
憶された刺激パターン8に従って、刺激付与手段115
を作動させ、生体に刺激を与えるとともにこの刺激を変
化させる。なお、個人情報入力手段6と生体刺激機9と
において、それぞれに通信手段122,112を設けて
いるが、これは共通の通信手段で代用してもよい。
【0019】また、ここでは刺激付与手段115とし
て、図2に示す椅子型マッサージ機が備えているもみ機
115a、エアーマッサージャー115b、振動マッサ
ージ機115cを示しているが、他の刺激を生体に付与
することができるものであってもよい。また、もみ機1
15aのみを装備するものであってもよい。
【0020】ホスト4におけるデータベース105とし
ては、その内容の更新が可能なものとを用いる。内容の
更新で、より適切な刺激パターンを生成することができ
るようになることが考えられる上に、刺激パターンの決
定のためのパラメータを将来的に追加することも可能と
なる。
【0021】刺激パターンの決定については、たとえば
図3に示すように、身長や体重、体の幅といった個人情
報を個人情報入力手段5により入力した(S1)時、こ
れらにより身体の各部位(肩、背中、腰、脚)に与える
手技(もみ、たたき、ローリング)の決定を行い(S
2)、各部位に与えられる手技を使用時間に沿って順序
づけすることで刺激パターンを決定して(S3)、この
刺激パターンを上記個人情報が送られてきた生体刺激装
置Mに対して送信する。ここで、部位とは臀部、大腿部
等であってもよく、また、手技は指圧、さすり、振動等
でもよい。
【0022】刺激パターンの決定について更に詳細に説
明すると、図4は図3中のステップS2における各部位
に対する各手技の決定のうち、肩部のたたき決定に関し
たステップS20を示しており、個人情報入力手段5に
より入力された身長や体重、体の幅といった個人情報
は、それぞれ関連のある手技決定要因20の変換規則部
19と結ばれており、手技決定要因20の変換規則部1
9において関連付けられた個人情報に基づいた演算によ
って手技の決定がなされるようになっている。ここで、
たたきに関する手技決定要因として、もみ機の高さ20
a、もみ玉の間隔20b、強弱20c、速度20d、た
たき有り無し20e、リクライニング20f、中止20
g等がある。
【0023】また、図5は、図3中のステップS3の詳
細を示しており、決定された各部位の手技21を用い
て、使用者が選択した使用時間22、順序23(または
演算により自動的に決定された使用時間22、順序2
3)に従って刺激パターンの決定がなされる。
【0024】たとえば、生体刺激機9がもみマッサージ
が可能な椅子型のマッサージ機であり、使用者の身長が
160cmであったと仮定すると、統計データより腰部
は床面より97cm、肩幅が42cm、肩部の座面から
の高さが57cm、首幅が11cmであることから、腰
部での施療子(もみ玉)の高さは床面より97cm、肩
部でのモミ機の高さは座面より57cm、もみ玉の間隔
は最大42cm、最小11cmでマッサージ機を駆動す
るような刺激パターンを決定する。
【0025】図6は図3中の肩部のたたきに関する「た
たき有り無し20e」を決定する変換規則の一例の詳細
を示しており、「たたき有り無し20e」に関連付けら
れた個人情報が入力されると、重み付け部26において
各個人情報に対して「たたき有り無し20e」における
重要度の高い順に重み付け係数を与える。そして各個人
情報は、点数獲得部27においてそれぞれの度合いに応
じて5段階に場合分けされ、それぞれ度合いの高い段階
から順に5点から1点までの点数を獲得する。次に点数
合計部28では、それぞれの個人情報において与えられ
た重み付け係数と獲得した点数を掛け合わせ、関連付け
られた個人情報すべての点数を足しあわせたものを「た
たき有り無し20e」の判定用の点数とし、判定部29
において、足し合わされた「たたき有り無し20e」の
点数に応じて判定を行う。
【0026】例えば、各個人情報に対して重み付け係数
を使用経験yに対して0.5,血圧bに対してO.8,
心拍hに対してO.8,体温sに対して0.7,病状k
に対してO.9,年齢gに対して0.3,生理的欲求w
に対して0.8を与えるとともに、点数獲得部で使用経
験yが3点、血圧bが5点、心拍hが2点、体温sが1
点、病状kが4点、年齢gが2点、生理的欲求wが3点
を獲得したとすると、たたき有り無しの点数はO.5*
3+O.8*5+0.8*2+0.7*1+O.9*4
+O.3*2+0.8*3=14.4となる。この時、
判定部の判定基準値(閾値)が15であれば、14.4
が判定値である上記の場合は、たたき無しを選択決定す
る。
【0027】個人情報として使用者7の体重を使用して
も良い。刺激変化手段が椅子式マッサージ機の場合に、
体重が重い場合はリクライニングさせたときに自重がか
かるので、リクライニング時には刺激を弱く与えるよう
な刺激パターンを生成する。
【0028】刺激パターンの決定に用いる個人情報とし
ては、図4及び図6に示したように、身長、体重、性
別、年齢、体の幅、体脂肪、血圧、心拍(脈波)、体
温、病状、生理的欲求、使用時間、使用経験などを好適
に用いることができる。ここで体の幅とは、使用者の肩
幅、背骨から肩甲骨までの距離、腰の幅等を含むものと
する。また生理的欲求は、使用者が感じる「寝たい」
「ゆっくりしたい」寺といった生理的に現れる欲求のこ
とである。また、使用経験とは使用者が生体刺激機9の
使用経験日数であり、使用経験の浅い使用者には全体と
して弱いマッサージを行い、使用経験の多い使用者には
全体的に強いマッサージを行うような刺激パターンを決
定する。
【0029】年齢情報を使用する場合は、高齢者に対し
て刺激を弱くする刺激パターンを生成するものとする。
センサー51によって得られるリアルタイムな血圧情報
を使用する場合は。血圧が高い時、刺激を弱くした刺激
パターンを生成するものとする。また、体温情報を使用
する場合、体温が異常に高いと、マッサージを行わない
命令を送るものとする。使用者7の体脂肪率に代えてB
MI値を使用しても良い。
【0030】個人情報としては、上記のほか、使用者7
の姿勢の状態、使用者7の嗜好趣味を使用しても良い。
また、個人情報として使用者7の職業を使用してもよ
く、この場合、職業が事務系である作業者の場合は肩部
でのマッサージコースを中心にし、立ち作業に従事する
者に対しては、足のマッサージコースを中心に刺激パタ
ーンを生成する。
【0031】個人情報としては、上記のほかにさらに使
用者7の脳波、呼吸、心電図より得られる心電情報を使
用しても良く、さらには使用者7の1分間のまばたきの
回数、使用者7の表情、使用者7の皮膚インピーダン
ス、使用者7の体調状態、使用者7の喜怒哀楽に関する
感情状態、使用者7の性格情報を使用しても良い。
【0032】また、使用者7が希望する一回当たりの使
用時間情報だけでなく、使用者7が使用している日時、
つまり季節や曜日を個人情報の一つとして使用しても良
い。
【0033】このほか、個人情報として使用者7が使用
している場所情報、つまりはリビングルームで使用して
いるのか、寝室で使用されているのかの情報を使用する
ことも好ましい。リビングで使用されている場合はたた
きを含み、全体的に変化に富んだマッサージを行うこと
で使用者の身体を活性化させ、寝室で使用されている場
合は、たたきをなくし、全体に変化の少ないマッサージ
を行うことで、入眠を促すような刺激パターンを生成す
るのである。
【0034】使用者7が住んでいる地域情報を用いるの
も好ましい。寒い地域で使用されている場合は、さすり
を中心としたマッサージコースにより使用者の体を温め
るような刺激パターンを生成する。
【0035】また、公共の場所に生体刺激機9を設置す
るのであれば、使用場所情報として、設置している公共
施設情報を使用するのも好ましい。ホテルのロビー、病
院の待合室、駅の待合室等にこの種の生体刺激機9を設
置することがあるが、ホテルのロビーで使用される場合
は、肩部を中心にしたマッサージコースを行い、病院の
待合室では、できる限り弱いマッサージを行い、駅の待
合室では足部を中心としたマッサージコースを行うとい
ったように場所に応じた刺激パターンを生成するのであ
る。
【0036】新幹線、バス、飛行機といった交通機関に
生体刺激機9を設置する場合は、刺激パターンを決定す
るための個人情報の一つとして、交通機関情報を使用す
るとよい。
【0037】個人情報として使用時の天候(天気・気温
・湿度等)の情報を使用しても良い。気温が低い時には
さすりを中心としたマッサージを行うことにより、使用
者の体を温めるような刺激パターンを生成する。
【0038】このほか、刺激パターンを決定するために
複数の個人情報を使用してもよい。
【0039】なお、個人情報として、性別や年齢や身
長、体重といった固定的情報のほかに、血圧や心拍、呼
吸、脳波、体温等の変動要素の大きい情報を用いる場
合、これらについては刺激付与している間、個人情報入
力手段5におけるセンサー51が常時その情報をホスト
4に転送し、リアルタイムな情報に基づいて刺激パター
ンを生成し、生体刺激機9は新たな刺激パターンが送信
されてきたならば、現在実行中の刺激パターンから新た
な刺激パターンの動作に移行するようにしておくことが
望ましい。
【0040】この場合、心拍が遅くなれば、速さを遅く
した刺激パターンが作り直されて、この新たな刺激パタ
ーンで生体への刺激付与がなされることから、使用者を
リラックスさせることに関して、きわめて効果的であ
る。また、インターネット2という回線を通じたものに
おいても、このようにリアルタイムな情報に基づいて刺
激の制御を行うことができるようにした場合、マッサー
ジを行っている最中に血圧値が異常に高くなり、使用者
に対するマッサージ動作の継続が危険と判断されるよう
な時には、ホスト4からの非常信号をうけた生体刺激機
9がその生体刺激付与動作を中止するようにしておくこ
とができる。
【0041】刺激パターンの決定にあたり、使用者が過
去に使用した時の個人情報がホスト4側に残っているの
であれば、刺激パターンの決定を現在の個人情報だけで
なく、過去の個人情報も用いるようにしてもよい。過去
の個人情報と現在の個人情報との相違から、使用者の体
調を推測したり、使用者の好みののマッサージを推測
し、それを考慮した刺激パターンを生成することができ
る。
【0042】刺激パターンの決定に関しては、前述のよ
うに変換規則を適用して行っているが、変換規則は前述
のものに限るものではなく、ニューラルネットなどを適
用してもよいものであり、また、あらかじめ準備してあ
る複数種の刺激パターンから最適と思われるものを選択
して決定するものであってもよい。
【0043】生体刺激装置には刺激付与手段としてマッ
サージのような物理的刺激を生体に付与するもののほ
か、映像・音楽の発生手段を用いてもよい。また、マッ
サージ機、照明、空調装置、上記映像・音楽発生手段等
の複数の刺激変化手段を有しているものであってもよ
く、この場合、個人情報に基づいた刺激パターンのマッ
サージを行いながら、照明を暗くしたり、空調を調整し
たり、映像や音楽を流したりするのである。この時、複
数の刺激パターンが互いに関連付けられた状態となって
いるのが好ましい。
【0044】一人の使用者が入力した個人情報に対して
複数種の刺激パターンを生成し、生体刺激機9において
使用者がこれら複数種の刺激パターンの中から任意の刺
激パターンを選択できるようにしておくことも好まし
い。
【0045】図7に他例を示す。これは生体刺激装置M
のホスト4との接続のための回線接続部を汎用のコンピ
ューター機器30(パソコン30a)で行うものとし、
該機器30と生体刺激装置Mとを有線で接続(図8に示
すように、送受信装置34,35を用いた無線通信でも
よい)したものを示している。ホスト4と外部機器30
であるパソコン30aがインターネット2及びイントラ
ネット3を介して接続されている状態において、刺激パ
ターン決定手段により決定された刺激パターン8はホス
ト4よりインターネット2を介してパソコン30aに記
憶される。そして、生体刺激機9ではパソコンから刺激
パターン8を受け取り、該刺激パターン8に応じて刺激
を変化させる。ここで、外部機器30は携帯電話30b
やモパイル端末といったインターネット接続機器であっ
てもよい。また、個人情報入力手段として、外部機器3
0を用いてもよい。
【0046】外部機器30であるパソコン30aと生体
刺激機9との間の刺激パターンのデータの送受は、記憶
媒体(フロッピー(登録商標)ディスク)を介して行う
ようにしてもよい。図中31,33はフロッピーディス
クドライブである。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明において
は、使用者が購入する生体刺激装置には刺激パターン決
定手段を持たせる必要がなく、回線を通じたホストとの
接続で使用者の個人情報に応じた刺激パターンを入手す
ることで自分に適合した刺激を受けることができるもの
であり、このために使用者は刺激パターンを決定するた
めに必要となる膨大な量の統計データやアルゴリズムお
よび刺激パターンを導き出す計算をするための機器を購
入することなく、必要最小限の装置のみを購入するだけ
で、自分に適合した刺激を受けることができる。また、
生体刺激装置の購入時には得られなかった刺激パターン
をホスト側のデータ更新に伴って得ることができるよう
になる。
【0048】また、請求項2の発明は、データベースの
内容更新が可能であるために、将来的に統計データ等に
変化があった場合でも、ホストにあるデータベースの内
容を変更するだけで変化に対応することができ、使用者
は新規な生体刺激装置を購入する必要がなく、使用者の
負担を減らすことができる。
【0049】請求項3の発明では身長に応じた刺激パタ
ーンを得ることができるほか、将来的に現在と同一身長
であっても肩の位置や腰の位置の統計データが変化した
場合、ホスト側の身長に関するデータベースのみを変化
させるだけで対応することができる。
【0050】請求項4の発明では体重に応じた刺激パタ
ーンを得ることができるほか、将来的に体重に関する統
計データが変化した場合でも、刺激パターン決定手段の
体重に関するデータベースのみを変化させることで対応
することができる。
【0051】請求項5の発明では体の幅に応じた刺激パ
ターンを得ることができるほか、将来的に体の幅に関す
る統計データが変化した場合でも、刺激パターン決定手
段の体の幅に関するデータベースのみを変化させること
で対応することができる。
【0052】請求項6の発明では姿勢に応じた刺激パタ
ーンを得ることができるほか、将来的に姿勢に対して有
効な刺激パターンが新たに開発されたときに、それを刺
激パターン決定手段に追加するだけで、使用者はこの新
たな刺激パターンを享受することができる。
【0053】請求項7の発明では使用者の嗜好に応じた
刺激パターンを得ることができるために、より快適な生
体刺激を受けることができるものであり、また多くの種
類が存在する嗜好に関し、新しく刺激パターンを増加さ
せたいときには、それをホスト側に追加するだけで対応
することができる。
【0054】請求項8の発明では年齢に応じた刺激パタ
ーンを得ることができるほか、将来的に年齢に関してそ
の年代での特徴が変化した場合の対応も容易である。
【0055】請求項9の発明では性別に応じた刺激パタ
ーンを得ることができるほか、性別に関してその性別で
の特徴が変化した場合に、刺激パターンも変化させる必
要があるが、ホスト側だけで対応することができる。
【0056】請求項10の発明では職業に応じた刺激パ
ターンを得ることができるほか、同一職業であったとし
ても業務形態の変化により立ち作業であったものが座っ
て作業を行うような形態変化が生じても、ホスト側の変
更だけで対応することができる。
【0057】請求項11の発明では、脳波に応じた快適
な刺激パターンを得ることができるほか、将来的に脳波
に関して有効な刺激パターンが開発されたとき、ホスト
側の変更だけで対応することができる。
【0058】請求項12の発明では心拍に応じた快適な
刺激パターンを得ることができるほか、将来的に心拍に
関して新しい刺激パターンを増加させたいことがあって
も、ホスト側の変更だけで対応することができる。
【0059】請求項13の発明では使用者の血圧に応じ
た刺激パターンを得ることができるほか、使用者の日々
の血圧の変化状態を個人情報としてホストに入力し、ホ
スト側でそれに適応した刺激パターンを作成し、その刺
激パターンを用いて使用者に刺激を与えることにより、
日々刺激パターンを変化させることができ、使用者に変
化のある刺激を与えることができる。
【0060】請求項14の発明では使用者の体脂肪値・
BMI値に対して有効な刺激パターンを得ることができ
る上に、将来的により有効な刺激パターンが開発された
時、ホスト側の変更だけで対応することができる。
【0061】請求項15の発明では体温に応じた刺激パ
ターンを得ることができるほか、日々の体温の変化状態
を個人情報としてホストに入力し、ホスト側でそれに適
応した刺激パターンを作成して、使用者に刺激を与える
ことにより、日々刺激パターンを変化させることがで
き、使用者に変化のある刺激を与えることができる。
【0062】請求項16の発明では、使用者のまばたき
回数に応じた刺激パターンを得ることができるものであ
り、また将来的に使用者のまばたきと生体刺激の関係が
明確化し、まばたき情報に対して有効な刺激パターンが
開発されたときに、それをホスト側に追加するだけで対
応することができる。
【0063】請求項17の発明では使用者の表情に応じ
た刺激パターンを得ることができるものであり、また将
来的に使用者の表情と生体刺激の関係が明確化し、表情
に対して有効な刺激パターンが開発されたときに、それ
をホスト側に追加するだけで対応することができる。
【0064】請求項18の発明では皮膚インピーダンス
に応じた刺激パターンを得ることができるものであり、
また将来的に使用者の皮膚のインピーダンスと生体刺激
の関係が明確化し、まばたき情報に対して有効な刺激パ
ターンが開発されたときに、それをホスト側に追加する
だけで対応することができる。
【0065】請求項19の発明では、心電情報に応じた
刺激パターンを得ることができるものであり、心電情報
と生体刺激の関係が将来的により明確化した時の刺激パ
ターンの変更も、ホスト側の変更だけで対応することが
できる。
【0066】請求項20の発明では病状・症状に応じた
刺激パターンを得ることができるものであり、また、将
来的に病状・症状に効果的な刺激パターンが新たに開発
された場合、それをホスト側に追加するだけで対応する
ことができる。
【0067】請求項21では使用者の体調に応じた刺激
パターンを得ることができるものであり、また将来的に
体調と生体刺激の関係が明確化し、体調に対して有効な
刺激パターンが開発された時、それをホスト側に追加す
るだけで対応することができる。
【0068】請求項22の発明では使用者の感情に応じ
た刺激パターンを得ることができるものであり、また将
来的に感情と生体刺激の関係が明確化し、感情に対して
有効な刺激パターンが開発された時に、それをホスト側
に追加するだけで対応することができる。
【0069】請求項23の発明では使用者の生理的欲求
に応じた刺激パターンを得ることができるものであり、
また将来的に生理的欲求と生体刺激の関係が明確化し、
生理的欲求に対して有効な刺激パターンが開発された時
に、それをホスト側に追加するだけで対応することがで
きる。
【0070】請求項24の発明では使用者の性格に応じ
た刺激パターンを得ることができるものであり、また将
来的に性格と生体刺激の関係が明確化し、性格に対して
有効な刺激パターンが開発された時に、それをホスト側
に追加するだけで対応することができる。
【0071】請求項25の発明では使用者が希望する一
回当たりの使用時間情報に応じた刺激パターンを得るこ
とができるものであり、使い過ぎによる悪影響を防止す
ることができる。
【0072】請求項26の発明では、使用している日時
に応じた刺激パターンを得ることができるものであり、
また将来的に季節や週末と生体刺激の関係が明確化し、
季節や週末に対して有効な刺激パターンが開発された
時、それをホスト側に追加するだけで対応することがで
きる。
【0073】請求項27の発明では、使用者の使用券に
応じた刺激パターンを得ることができるものであり、殊
に使用者が使用経験を重ねるごとに使用経験に応じた刺
激パターンを追加することができるために使用者に変化
のある刺激を与えることができる。
【0074】請求項28の発明では使用場所に応じた刺
激パターンを得ることができるものであり、また新たな
使用場所の追加もホスト側だけで対応することができ
る。
【0075】請求項29の発明では使用地域に応じた刺
激パターンを得ることができるものであり、また新たな
使用地域の追加もホスト側だけで対応することができ
る。
【0076】請求項30の発明では、使用場所である公
共施設に応じた刺激パターンを得ることができるもので
あり、また新たな公共施設の追加もホスト側だけで対応
することができる。
【0077】請求項31の発明では、使用場所である交
通機関に応じた刺激パターンを得ることができるもので
あり、また新たな交通機関の追加もホスト側だけで対応
することができる。
【0078】請求項32の発明では天候に応じた刺激パ
ターンを得ることができるものであり、また将来的に天
候と生体刺激の関係が明確化し、天候の情報に対して有
効な刺激パターンが開発された時、それをホスト側に追
加するだけで対応することができる。
【0079】請求項33の発明では、刺激パターンの決
定に複数の個人情報を用いることから、複数の使用者の
個人情報をもとに刺激パターンを作成でき、従って複数
の使用者に適した刺激パターンを得ることができる。
【0080】請求項34の発明では刺激パターンの決定
に使用者のリアルタイムな個人情報を用いることから、
使用者の個人情報のリアルタイム変化に応じて刺激パタ
ーンを変化させることができ、使用者に適した刺激パタ
ーンを与えることができる。
【0081】請求項35の発明では、使用者の危険状態
をリアルタイムで判断することができるため使用者に安
全に生体刺激を与えることができる。
【0082】請求項36の発明では、刺激パターンの決
定に過去の個人情報も参照することから、使用者の傾向
に基づいた刺激パターンを作成することができ、過去か
ら推測されるされる使用者の好みの刺激パターンを与え
ることができる。
【0083】請求項37の発明では、刺激パターンの決
定に際して、所要の変換規則を用いることから、刺激パ
ターンの決定が容易なものであり、また将来的に変換規
則を変更したり新たな変更規則を追加する時、ホスト側
だけで対応することができる。
【0084】請求項38の発明では、刺激パターンの決
定に際して、あらかじめ準備された複数種の刺激パター
ンの中から適切な刺激パターンを選択するために、さら
に簡便に刺激パターンを決定することができるものであ
り、また刺激パターンの変更や新たな刺激パターンの追
加があってもホスト側だけで対応することができる。
【0085】請求項39の発明では、刺激付与手段とし
て映像・音楽の発生手段を備えていることから、多種の
映像・音楽と他の刺激、特に物理的刺激の付与手段とを
連動させて多くの刺激パターンを作成することができ、
使用者に変化のある刺激を与えることができる。
【0086】請求項40の発明では、複数の異なる刺激
を生体に付与する刺激付与手段を備えていることから、
使用者に対して単一の刺激付与手段で刺激を付与する場
合よりもより効果のある刺激を与えることができる。
【0087】請求項41の発明では、複数の異なる刺激
を互いに関連付けていることから、、使用者に対して同
時または連続して複数の刺激パターンを与えることがで
きるので、使用者に変化のある刺激を与えることができ
る。
【0088】請求項42の発明ではホストは個人情報に
対して複数の刺激パターンを生成し、生体刺激装置の制
御手段は使用者に上記複数の刺激パターンから使用者に
いずれかの刺激パターンを選択させる選択部を備えてい
ることから、使用者は好みの刺激パターンを選択するこ
とができる。
【0089】請求項43の発明では、生体刺激装置のホ
ストとの接続のための回線接続部を汎用のコンピュータ
ー機器としているために、生体刺激装置の構造を単純化
することができるものであり、また汎用コンピューター
機器を個人情報入力手段として使用することもできる。
【0090】請求項44の発明では、汎用のコンピュー
ター機器と制御装置との間の刺激パターンデータの授受
を無線通信で行うために、使用者は煩わしい配線をする
ことなく生体刺激装置を使用することができ、複雑なシ
ステムを簡単に使用することができる。
【0091】請求項45の発明では、汎用のコンピュー
ター機器と制御装置との間の刺激パターンデータの授受
を記憶媒体を介して行うために、使用者は記憶媒体を持
ち歩くだけで、使用者は個人情報を入力した場所と異な
る場所に設置されている生体刺激装置を使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のブロック図であ
る。
【図2】同上の全体構成を示す概略図である。
【図3】同上の動作を示すフローチャートである。
【図4】同上の動作を示す説明図である。
【図5】同上の動作を示す説明図である。
【図6】同上の動作を示す説明図である。
【図7】他例の全体構成を示す概略図である。
【図8】同上の更に他例の全体構成を示す概略図であ
る。
【図9】同上の更に他例の全体構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
M 生体刺激装置 4 ホスト 5 個人情報入力手段 9 生体刺激機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月11日(2000.12.
11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ここで、個人情報入力手段5は、入力機器
52のような手動により個人情報入力を行うものでもよ
いし、計測値が自動的に入力されるセンサー51でもよ
いが、両種を共に備えたものであることが望ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】刺激パターン決定手段103では統計デー
タが記憶されているデータベース105と個人情報記憶
部106に記憶されている使用者7の個人情報6により
刺激パターン生成部107で刺激パターン8を生成し、
通信手段104よりインターネット2を介して、生体刺
激機9における刺激変化手段111の刺激パターン記憶
部113に記憶される。刺激変化機器制御部114では
記憶された刺激パターン8に従って、刺激付与手段11
5を作動させ、生体に刺激を与えるとともにこの刺激を
変化させる。なお、個人情報入力手段と生体刺激機9
とにおいて、それぞれに通信手段122,112を設け
ているが、これは共通の通信手段で代用してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】ホスト4におけるデータベース105とし
ては、その内容の更新が可能なものを用いる。内容の更
新で、より適切な刺激パターンを生成することができる
ようになることが考えられる上に、刺激パターンの決定
のためのパラメータを将来的に追加することも可能とな
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】例えば、各個人情報に対して重み付け係数
を使用経験yに対して0.5,血圧bに対して.8,
心拍hに対して.8,体温sに対して0.7,病状k
に対して.9,年齢gに対して0.3,生理的欲求w
に対して0.8を与えるとともに、点数獲得部で使用経
験yが3点、血圧bが5点、心拍hが2点、体温sが1
点、病状kが4点、年齢gが2点、生理的欲求wが3点
を獲得したとすると、たたき有り無しの点数は.5*
3+.8*5+0.8*2+0.7*1+.9*4
.3*2+0.8*3=14.4となる。この時、
判定部の判定基準値(閾値)が15であれば、14.4
が判定値である上記の場合は、たたき無しを選択決定す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】刺激パターンの決定に用いる個人情報とし
ては、図4及び図6に示したように、身長、体重、性
別、年齢、体の幅、体脂肪、血圧、心拍(脈波)、体
温、病状、生理的欲求、使用時間、使用経験などを好適
に用いることができる。ここで体の幅とは、使用者の肩
幅、背骨から肩甲骨までの距離、腰の幅等を含むものと
する。また生理的欲求は、使用者が感じる「寝たい」
「ゆっくりしたい」といった生理的に現れる欲求のこ
とである。また、使用経験とは使用者が生体刺激機9の
使用経験日数であり、使用経験の浅い使用者には全体と
して弱いマッサージを行い、使用経験の多い使用者には
全体的に強いマッサージを行うような刺激パターンを決
定する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】年齢情報を使用する場合は、高齢者に対し
て刺激を弱くする刺激パターンを生成するものとする。
センサー51によって得られるリアルタイムな血圧情報
を使用する場合は血圧が高い時、刺激を弱くした刺激
パターンを生成するものとする。また、体温情報を使用
する場合、体温が異常に高いと、マッサージを行わない
命令を送るものとする。使用者7の体脂肪率に代えてB
MI値を使用しても良い。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】刺激パターンの決定にあたり、使用者が過
去に使用した時の個人情報がホスト4側に残っているの
であれば、刺激パターンの決定を現在の個人情報だけで
なく、過去の個人情報も用いるようにしてもよい。過去
の個人情報と現在の個人情報との相違から、使用者の体
調を推測したり、使用者の好みのマッサージを推測し、
それを考慮した刺激パターンを生成することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】図7に他例を示す。これは生体刺激装置M
のホスト4との接続のための回線接続部を汎用のコンピ
ューター機器30(パソコン30a)で行うものとし、
該機器30と生体刺激装置Mとを有線で接続(図8に示
すように、送受信装置34,35を用いた無線通信でも
よい)したものを示している。ホスト4と外部機器30
であるパソコン30aがインターネット2及びイントラ
ネット3を介して接続されている状態において、刺激パ
ターン決定手段により決定された刺激パターン8はホス
ト4よりインターネット2を介してパソコン30aに記
憶される。そして、生体刺激機9ではパソコンから刺激
パターン8を受け取り、該刺激パターン8に応じて刺激
を変化させる。ここで、外部機器30は携帯電話30b
モバイル端末といったインターネット接続機器であっ
てもよい。また、個人情報入力手段として、外部機器3
0を用いてもよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】請求項18の発明では皮膚インピーダンス
に応じた刺激パターンを得ることができるものであり、
また将来的に使用者の皮膚のインピーダンスと生体刺激
の関係が明確化し、皮膚インピーダンス情報に対して有
効な刺激パターンが開発されたときに、それをホスト側
に追加するだけで対応することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】請求項27の発明では、使用者の使用経験
に応じた刺激パターンを得ることができるものであり、
殊に使用者が使用経験を重ねるごとに使用経験に応じた
刺激パターンを追加することができるために使用者に変
化のある刺激を与えることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】請求項36の発明では、刺激パターンの決
定に過去の個人情報も参照することから、使用者の傾向
に基づいた刺激パターンを作成することができ、過去か
ら推測される使用者の好みの刺激パターンを与えること
ができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】請求項41の発明では、複数の異なる刺激
を互いに関連付けていることから使用者に対して同時
または連続して複数の刺激パターンを与えることができ
るので、使用者に変化のある刺激を与えることができ
る。

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に刺激を与える刺激付与手段及び該
    刺激付与手段の動作を制御する制御手段を備えるととも
    に、生体である使用者についての個人情報の入力用の個
    人情報入力手段を備えている生体刺激装置と、該生体刺
    激装置に回線を介して接続されるホストとからなり、ホ
    ストは回線を通じて上記個人情報入力手段から取得した
    個人情報に基づいて刺激パターンを決定し、制御手段は
    回線を通じてホストから上記刺激パターンを取得して該
    刺激パターンに基づいて刺激付与手段を作動させるもの
    であることを特徴とする生体刺激システム。
  2. 【請求項2】 ホストは、個人情報の内容に応じた適切
    な刺激パターンを納めたデータベースを備えて、内容更
    新可能な該データベースに基づいて刺激パターンを決定
    していることを特徴とする請求項1記載の生体刺激シス
    テム。
  3. 【請求項3】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の身長情報であることをことを特徴とする
    請求項1記載記載の生体刺激システム。
  4. 【請求項4】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の体重情報であることを特徴とする請求項
    1記載記載の生体刺激システム。
  5. 【請求項5】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の体の幅情報であることを特徴とする請求
    項1記載記載の生体刺激システム。
  6. 【請求項6】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の姿勢情報であることを特徴とする請求項
    1記載記載の生体刺激システム。
  7. 【請求項7】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の嗜好情報であることを特徴とする請求項
    1記載記載の生体刺激システム。
  8. 【請求項8】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の年齢情報であることを特徴とする請求項
    1記載の生体刺激システム。
  9. 【請求項9】 刺激パターンの決定に用いる個人情報の
    一つが使用者の性別情報であることを特徴とする請求項
    1記載の生体刺激システム。
  10. 【請求項10】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の職業情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  11. 【請求項11】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の脳波情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  12. 【請求項12】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の心拍・脈波・呼吸情報であることを特
    徴とする請求項1記載の生体刺激システム。
  13. 【請求項13】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の血圧情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  14. 【請求項14】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の体脂肪率・BMI値情報であることを
    特徴とする請求項1記載の生体刺激システム。
  15. 【請求項15】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の体温情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  16. 【請求項16】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者のまばたき情報であることを特徴とする
    請求項1記載の生体刺激システム。
  17. 【請求項17】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の表情の情報であることを特徴とする請
    求項1記載の生体刺激システム。
  18. 【請求項18】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の皮膚インピーダンス情報であることを
    特徴とする請求項1記載の生体刺激システム。
  19. 【請求項19】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の心電情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  20. 【請求項20】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の病状・症状の情報であることを特徴と
    する請求項1記載の生体刺激システム。
  21. 【請求項21】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の体調情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  22. 【請求項22】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の感情の情報であることを特徴とする請
    求項1記載の生体刺激システム。
  23. 【請求項23】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の生理的欲求の情報であることを特徴と
    する請求項1記載の生体刺激システム。
  24. 【請求項24】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の性格情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  25. 【請求項25】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者が希望する一回当たりの使用時間情報で
    あることを特徴とする請求項1記載の生体刺激システ
    ム。
  26. 【請求項26】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者が使用している日時の情報であることを
    特徴とする請求項1記載の生体刺激システム。
  27. 【請求項27】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の使用経験情報であることを特徴とする
    請求項1記載の生体刺激システム。
  28. 【請求項28】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の使用場所情報であることを特徴とする
    請求項1記載の生体刺激システム。
  29. 【請求項29】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用者の使用地域情報であることを特徴とする
    請求項1記載の生体刺激システム。
  30. 【請求項30】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用場所である公共施設情報であることを特徴
    とする請求項1記載の生体刺激システム。
  31. 【請求項31】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用場所である交通機関情報であることを特徴
    とする請求項1記載の生体刺激システム。
  32. 【請求項32】 刺激パターンの決定に用いる個人情報
    の一つが使用時の天候情報であることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  33. 【請求項33】 ホストは刺激パターンを決定するため
    に複数の個人情報を用いることを特徴とする請求項1記
    載の生体刺激システム。
  34. 【請求項34】 ホストは刺激パターンの決定に使用者
    のリアルタイムな個人情報を用いることを特徴とする請
    求項1記載の生体刺激システム。
  35. 【請求項35】 ホストは使用者のリアルタイムな個人
    情報により、使用者に対して刺激を与えることが危険と
    判断される場合に非常信号を送出し、制御手段は該非常
    信号を受けて刺激付与手段を停止させるものであること
    を特徴とする請求項34記載の生体刺激システム。
  36. 【請求項36】 ホストは刺激パターンの決定に過去の
    個人情報も参照することを特徴とする請求項1記載の生
    体刺激システム。
  37. 【請求項37】 ホストは刺激パターンの決定に際し
    て、所要の変換規則を用いることを特徴とする請求項1
    記載の生体刺激システム。
  38. 【請求項38】 ホストは刺激パターンの決定に際し
    て、あらかじめ準備された複数種の刺激パターンの中か
    ら適切な刺激パターンを選択することを特徴とする請求
    噴1記載の生体刺激システム。
  39. 【請求項39】 生体刺激装置は刺激付与手段として映
    像・音楽の発生手段を有していることを特徴とする請求
    項1記載の生体刺激システム。
  40. 【請求項40】 生体刺激装置は複数の異なる刺激を生
    体に付与する刺激付与手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の生体刺激システム。
  41. 【請求項41】 複数の異なる刺激が互いに関連付けら
    れていることを特徴とする請求項40記載の生体刺激シ
    ステム。
  42. 【請求項42】 ホストは個人情報に対して複数の刺激
    パターンを生成し、生体刺激装置の制御手段は使用者に
    上記複数の刺激パターンから使用者にいずれかの刺激パ
    ターンを選択させる選択部を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の生体刺激システム。
  43. 【請求項43】生体刺激装置のホストとの接続のための
    回線接続部は汎用のコンピューター機器であることを特
    徴とする請求項1記載の生体刺激システム。
  44. 【請求項44】 汎用のコンピューター機器と制御装置
    との間の刺激パターンデータの授受が無線通信を介して
    なされていることを特徴とする請求項43記載の生体刺
    激システム。
  45. 【請求項45】 汎用のコンピューター機器と制御装置
    との間の刺激パターンデータの授受が記憶媒体を介して
    なされていることを特徴とする請求項43記載の生体刺
    激システム。
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