JP2002095250A - 電源回路、制御システム及びそれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

電源回路、制御システム及びそれを用いた冷蔵庫

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JP2002095250A JP2000273619A JP2000273619A JP2002095250A JP 2002095250 A JP2002095250 A JP 2002095250A JP 2000273619 A JP2000273619 A JP 2000273619A JP 2000273619 A JP2000273619 A JP 2000273619A JP 2002095250 A JP2002095250 A JP 2002095250A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞬電や停電が起こる前に、不揮発性メモリへ
の書き込み処理を中止することができる制御システムを
提供する。 【解決手段】 スイッチングトランス18の一次側入力
電圧をスイッチング素子16によってON/OFFする
ことによって二次側出力電圧を所定の電圧値に変換する
ものであり、スイッチング素子16をOFFしてスイッ
チングトランス18にエネルギーを蓄積している期間の
二次側出力値を検出する電圧検出回路36と、電圧検出
回路36によって検出した出力値が設定値より低くなっ
たときに警告信号を出力する判定回路38とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等に使用さ
れる電源回路及び制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の冷蔵庫においては、庫内温度の調
整や、庫内温度を表示するためにマイクロコンピュータ
よりなる制御回路が設けられている。このような制御回
路においては、その制御に必要なデータをメモリに記憶
させておく必要があり、また、このデータは停電等にお
いても残す必要があるため、データの記録方法として、
第1にバックアップ電源を設けたメモリを用いる方法、
第2にバックアップ電源の不要な不揮発性メモリを用い
る方法に分けられる。
【0003】この不揮発性メモリは上記したようにバッ
クアップ電源が不要であるが、制御回路から書き込み指
示を出して書き込みを完了するまでの時間が数ミリ秒〜
100ミリ秒必要なため、停電や瞬電時は書き込み処理
をしないようにしないと、不揮発性メモリの内容を破壊
する怖れがある。
【0004】そのために、従来より、冷蔵庫等の制御シ
ステムは、電源回路の一次側入力である商用電源の低下
を検出する回路を付加し、商用電源が途絶えたら制御回
路が不揮発性メモリへの新規の書き込み処理を停止する
処理を行っている。
【0005】図4に従来の制御システム100のブロッ
ク図を示す。
【0006】図4に示すように、商用電源102の交流
電圧を電源回路104に入力する。電源回路104で
は、交流電圧を直流電圧に変換するとともに、所定の直
流電圧値まで変換する。そして、この変換した直流電圧
を制御回路106に出力し、制御回路106では、この
直流電圧を基に駆動して、不揮発性メモリ(EEPRO
M)108に対しデータの読み書きを行っている。
【0007】一方、瞬電対策としては、商用電源102
の交流波形の半波波形をフォトカプラ110を介して電
源回路104の出力側にパルス波形として伝達して、パ
ルス波形が途絶えたら瞬電や電源が途絶えたと判断し、
整流用コンデンサにエネルギーが残っている間に制御回
路106が、不揮発性メモリ108の書き込み処理を中
止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この制
御システム100においては、電源回路104の入力側
である一次側の波形や電圧を検出するため、一次側と二
次側の間を信号伝達する必要からフォトカプラ110や
トランス等の絶縁部品が必要となり、制御システム10
0のサイズが大きくなるという問題点があった。
【0009】また、フォトカプラ110やトランスを駆
動する一次側の回路が消費する電力が大きくなるという
問題点があった。すなわち、フォトカプラ110では、
2V、20mA前後で駆動するが、商用電源102の1
00V電源で駆動するためには、抵抗112を入れてい
る。しかし、この抵抗112の電圧降下により98V分
を熱エネルギーとして無駄に消費しなければならない。
また、そのために抵抗112も電力容量の比較的大きな
ものを使わなければならず、コストが上がるとともに発
熱と電気代の無駄という問題点があった。
【0010】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、瞬電
や停電が起こる前に、不揮発性メモリへの書き込み処理
を中止することができる電源回路、制御システム及びそ
れを用いた冷蔵庫を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スイ
ッチングトランスの一次側巻線入力である直流電圧をス
イッチング素子によってON/OFFすることによっ
て、二次側巻線出力を所定の電圧に変換するものであ
り、前記スイッチング素子をOFFして前記スイッチン
グトランスにエネルギーを蓄積している期間の二次側巻
線出力値を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段
によって検出した二次側巻線出力値が設定値より低くな
ったときに警告信号を出力する判定手段と、を含むこと
を特徴とする電源回路である。
【0012】請求項2の発明の前記判定手段は、前記電
圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値が設定値
より高くなったときに警告信号の出力を中止することを
特徴とする請求項1記載の電源回路である。
【0013】請求項3の発明は、不揮発性メモリへデー
タを書き込む制御回路とその電源回路とを有する制御シ
ステムにおいて、前記電源回路は、スイッチングトラン
スの一次側巻線入力である直流電圧をスイッチング素子
によってON/OFFすることによって、二次側巻線出
力を所定の電圧に変換するものであり、前記スイッチン
グ素子をOFFして前記スイッチングトランスにエネル
ギーを蓄積している期間の二次側巻線出力値を検出する
電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出した二
次側巻線出力値が設定値より低くなったときに警告信号
を前記制御回路に出力する判定手段と、を含み、前記制
御回路は、前記警告信号が入力すると、前記不揮発性メ
モリへデータを書き込む作業を中止できるようにするこ
とを特徴とする制御システムである。
【0014】請求項4の発明の前記判定手段は、前記電
圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値が設定値
より高くなったときに警告信号の出力を中止することを
特徴とする請求項3記載の電源回路である。
【0015】請求項5の発明は、不揮発性メモリへデー
タを書き込む制御回路とその電源回路とを有する制御シ
ステムにおいて、前記電源回路は、スイッチングトラン
スの一次側巻線入力である直流電圧をスイッチング素子
によってON/OFFすることによって、二次側巻線出
力を所定の電圧に変換するものであり、前記スイッチン
グ素子をOFFして前記スイッチングトランスにエネル
ギーを蓄積している期間の二次側巻線出力値を検出する
電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出した二
次側巻線出力値をデジタル値に変換する変換手段と、含
み、前記制御回路は、前記変換手段によって変換された
デジタル値が設定値より低くなったときに不揮発性メモ
リへデータを書き込む作業を中止できるようにすること
を特徴とする制御システムである。
【0016】請求項6の発明の前記制御回路は、前記変
換手段によって変換されたデジタル値が設定値より高く
なったときに不揮発性メモリへデータを書き込む作業を
再開することを特徴とする請求項5記載の制御システム
である。
【0017】請求項7の発明は、請求項3から6記載の
制御システムを有することを特徴とする冷蔵庫である。
【0018】本発明であると、スイッチング素子をOF
Fしてスイッチングトランスにエネルギーを蓄積してい
る期間の二次側巻線出力値が設定値よりも低くなった場
合には、瞬電や電源切断の可能性が高いとして、警告信
号を制御回路に出力する。
【0019】制御回路においては、この警告信号に基づ
いて、不揮発性メモリへデータを書き込む処理を中止で
きるような準備を行う。
【0020】これによって、不揮発性メモリのデータの
内容が破壊されることがない。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例である制御シス
テム10について図1〜図3に基づいて説明する。
【0022】この制御システム10は、冷蔵庫の制御装
置として用いられるものであり、この制御装置は冷蔵庫
の庫内温度の調整や、液晶表示装置に表示する内容等を
制御するものである。
【0023】(制御システム10の概要)図1は、制御
システム10の電気回路図である。以下、この図1に基
づいてその構成を説明する。
【0024】商用電源12には、交流電圧100Vを直
流電圧に整流するための一次側平滑回路14が設けられ
ている。この一次側平滑回路14の出力側には、スイッ
チング素子16を介してスイッチングトランス18の一
次側が接続されている。このスイッチングトランス18
は、従来技術で説明したトランスよりも小型高効率のも
のである。
【0025】スイッチングトランス18の出力側、すな
わち、二次側には、スイッチングトランス18の二次側
から出力された交流電圧を整流するための二次側平滑回
路20が接続されている。
【0026】この二次側平滑回路20の出力側には、ス
イッチング素子16をON/OFFするためのフィード
バック回路22が設けられている。また、二次側平滑回
路20の出力は、冷蔵庫の制御回路24に接続されると
ともに、瞬電対策回路26が接続されている。
【0027】さらに、制御回路24には、そのデータを
書き込むための不揮発性メモリ28が接続されている。
【0028】(制御システム10の電源回路としての機
能)まず、この制御システム10の電源回路としての機
能を説明する。
【0029】商用電源12から出力された交流電圧は一
次側平滑回路14で直流に半波整流されて平滑される。
この整流された直流はスイッチング素子16で数10k
Hzでチョッピングし、その後スイッチングトランス1
8で変圧する。スイッチング素子16のON状態の時に
は、スイッチングトランス18に通電して磁気エネルギ
ーを蓄積し、OFF状態では、スイッチングトランス1
8の二次側に電気エネルギーとして放出する。このスイ
ッチングするための周期が上記したように数10kHz
と短いため、スイッチングトランス18を小型化でき
る。
【0030】そして、スイッチングトランス18の二次
側出力の交流電圧は、二次側平滑回路20で直流電圧に
整流される。
【0031】図2に示す二次側正出力電圧Aの整流され
た直流電圧を制御回路24に電源として供給する。
【0032】(フィードバック回路22)次に、フィー
ドバック回路22の動作状態について説明する。
【0033】フィードバック回路22は、電圧監視回路
30、フォトカプラ32、スイッチング制御回路34、
前記のスイッチング素子16よりなる。
【0034】電圧監視回路30は、二次側平滑回路20
で整流された直流電圧の値を監視する。すなわち、予め
定めた設定値を基準にして、その直流電圧値が増加又は
減少した場合にフォトカプラ32を介してスイッチング
制御回路34に制御信号を出力する。
【0035】スイッチング制御回路34は、前記の制御
信号に基づいてスイッチング素子16をON/OFFさ
せ、デューティー比を変化させることによりフィードバ
ック制御を行って、変動する前記直流電圧値を所定の範
囲内に納める。
【0036】これによって、一次側入力電圧の変動や二
次側出力電圧の変動による出力電圧の変動を抑えること
ができる。
【0037】詳しくは、一次側入力電圧が高いとスイッ
チング素子16のON時間の比率を下げ、一次側入力電
圧が低いときにはON時間の比率を上げてスイッチング
トランス18を介して二次側に送り込む電気エネルギー
の量を一定にしている。
【0038】また、二次側の負荷が軽い場合には、ON
時間の比率を下げ、負荷が重い場合にはON時間の比率
を上げて二次側に送り込む電気エネルギーの量を負荷に
応じて調整することもできる。
【0039】したがって、瞬電や停電が起きても、この
フィードバック回路22のフィードバック制御によっ
て、二次側出力は一次側平滑回路14の平滑コンデンサ
C1と二次側平滑回路20の平滑コンデンサC2のエネ
ルギーが続く限り所定の電圧値を保持する特性がある。
【0040】(瞬電対策回路26)制御システム10が
二次側出力電圧の低下を検出して瞬電や停電を検出する
ために、瞬電対策回路26を設けている。
【0041】その瞬電対策回路26について図1〜図3
に基づいて説明する。
【0042】図2は、スイッチングトランス18のスイ
ッチング素子16をON/OFFしたときの二次側出力
電圧の波形を示したものであり、図3は、一次側入力電
圧と二次側負出力電圧との関係を示したグラフである。
【0043】スイッチングトランス18は、一次側から
エネルギーをスイッチングトランス18に蓄えていると
きに発生する二次側出力電圧の絶対値が、図4に示すよ
うに一次側入力電圧に比例するという特性を有してい
る。
【0044】そして、瞬電対策回路26はこの特性を利
用するものであり、電圧検出回路36と判定回路38か
ら構成される。電圧検出回路36は、スイッチング素子
16がOFF状態の時にスイッチングトランス18の二
次側に負電圧として発生する電圧を検出する回路であ
る。判定回路38は、電圧検出回路36が検出した電圧
を判定して制御回路24に電圧が低下したことを示す警
告信号を出力する回路である。
【0045】電圧検出回路36では、二次側巻線の負電
圧を半波整流して平滑し負電圧を取り出す。平滑コンデ
ンサC3には、並列にブリーダ抵抗R1をつなぎ、一定
の時定数で放電して電圧の変動に追随させる。また、こ
の電圧と二次側平滑回路26の+側電源電圧との間で抵
抗R2,R3を用いて分圧する。これによって、電圧検
出回路36の出力は、判定回路36で簡単に扱える0V
以上の出力となるレベルシフトを行うことができる。す
なわち、一次側入力電圧が高い場合には、その電圧が0
V近くとなり、一次側入力電圧が低くなるとそれにした
がって電圧検出回路36の出力電圧が高くなる。
【0046】判定回路38は、コンパレータ40により
基準電圧と、電圧検出回路36の出力電圧の比較を行
い、前記したように一次側入力電圧が落ちると電圧検出
回路36の出力電圧が上昇してコンパレータ40からは
Hレベルの警告信号が出力される。
【0047】なお、コンパレータ40の警告信号は、コ
ンパレータ40の+側入力端子に抵抗R4を介してフィ
ードバックされているので、ヒステリシス特性を持ち、
穏やかな電圧低下時のコンパレータ40の出力のチャタ
リングを防止できる。
【0048】次に、電源が切断されたときの瞬電対策回
路26の動きを説明する。
【0049】通電状態では、電圧検出回路36の出力電
圧は低いため、コンパレータ40における警告信号はL
レベルである。ここで、商用電源12が停止すると、一
次側平滑回路14の平滑コンデンサC1の電位が下がり
始める。
【0050】制御システム10自体は、フィードバック
回路22におけるフィードバック制御により一次側入力
電圧が50V程度まで下がっても、二次側平滑回路20
からの出力を一定に保とうとするが、スイッチングトラ
ンス18の二次巻線の負電圧の絶対値は、図4に示すよ
うに電圧の低下とともに下がる。すなわち、図2におけ
るBの値が下がってくる。
【0051】例えば、一次側入力電圧が80Vをきる
と、判定回路38がHレベルの出力となるように抵抗R
5,R6の抵抗値を設定しておくと、一次側入力電圧が
80Vより低くなったところでコンパレータ40からH
レベルの警告信号が出力され、制御回路24に一次側入
力電圧の低下を知らせる。
【0052】また、一次側入力電圧が低下しても、二次
側出力電圧は所定の電圧を前記したようにフィードバッ
ク制御で保持しているために、制御回路24の機能を約
50m秒保持することができる。
【0053】そのため、制御回路24は、Hレベルの警
告信号が入力してから、この保持時間の間に不揮発性メ
モリ28への書き込み処理を終わらせる。そして、制御
回路24は、警告信号がLレベルに戻るまで不揮発性メ
モリ28への書き込み処理を中止させ、警告信号がLレ
ベルに戻ると書き込み処理を再開する。したがって、不
揮発性メモリ28のデータを壊す恐れがない。
【0054】その後、一次側入力電圧がさらに下がると
二次側電圧も下がり、制御回路24内部にあるリセット
回路からリセット信号が出て制御システム10はリセッ
ト停止される。
【0055】上記のようにして商用電源12が切断され
た後復帰する場合、または瞬電の後に電圧が復帰した場
合には、判定回路38のコンパレータ40の出力はLレ
ベルに戻るので、書き込み処理が再開される。
【0056】以上のように、商用電源12が切断された
り瞬電されたりする所定時間前に警告信号が出力され
て、制御回路24は不揮発性メモリ28への書き込み処
理を中止できる準備をすることができるため、不揮発性
メモリ28の内部のデータを破壊したりする怖れがな
い。
【0057】また、この検出するための信号はスイッチ
ングトランス18の二次側巻線出力値を用いているた
め、検知するための消費電力を小さく抑えることがで
き、発熱量が少なく冷蔵庫のような24時間通電の機械
装置には省エネルギー効果をもたらすことができる。
【0058】また、スイッチングトランス18の一次側
入力電圧を直接検出しないため、一次側と二次側の間の
絶縁回路を必要とせず小型化ができる。
【0059】(変更例1)上記実施例では判定回路38
にコンパレータ40による電圧比較回路を用いたが、こ
れに代えて一定電圧でON/OFFするスイッチ回路
や、A/Dコンバータを使って電圧検出回路36のアナ
ログ値をデジタル値に変換してマイコン等に記録したソ
フトウェアによって警告信号を出すような構成にしても
よい。
【0060】(変更例2)上記実施例では冷蔵庫におい
て説明したが、これに代えて電源切断前に事前処理を必
要とする制御システムに本実施例の装置を用いることが
好適である。
【0061】
【発明の効果】以上により本発明であると、電源が切断
又は瞬電する前に警告信号を発して制御回路が不揮発性
メモリへの書き込み処理の中止を準備することができる
ため、不揮発性メモリ内部のデータを破壊したりするこ
とがない。
【0062】また、この検出するための信号はスイッチ
ングトランスの二次側巻線出力値を用いているため、検
知するための消費電力を小さく抑えることができ、発熱
量が少なく冷蔵庫のような24時間通電の機械装置には
省エネルギー効果をもたらすことができる。
【0063】また、スイッチングトランスの一次側入力
電圧を直接検出しないため、一次側と二次側の間の絶縁
回路を必要とせず小型化ができる。
【0064】本発明は、スイッチングトランスの二次側
出力電圧の低下より前もって警告信号で予告できるた
め、冷蔵庫以外にも電源切断前に事前処理を必要とする
システムにも適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御システムの回路図
である。
【図2】スイッチングトランスの二次側出力電圧の波形
図である。
【図3】スイッチングトランスの二次側負電圧と一次側
入力電圧の関係を示すグラフである。
【図4】従来の制御システムのブロック図である。
【符号の説明】
10 制御システム 12 商用電源 14 一次側平滑回路 16 スイッチング素子 18 スイッチングトランス 20 二次側平滑回路 22 フィードバック回路 24 制御回路 26 瞬電回路 28 不揮発性メモリ 30 電圧監視回路 32 フォトカプラ 34 スイッチング制御回路 36 電圧検出回路 38 判定回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチングトランスの一次側巻線入力で
    ある直流電圧をスイッチング素子によってON/OFF
    することによって、二次側巻線出力を所定の電圧に変換
    するものであり、 前記スイッチング素子をOFFして前記スイッチングト
    ランスにエネルギーを蓄積している期間の二次側巻線出
    力値を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値が
    設定値より低くなったときに警告信号を出力する判定手
    段と、 を含むことを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記判定手段は、 前記電圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値が
    設定値より高くなったときに警告信号の出力を中止する
    ことを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 【請求項3】不揮発性メモリへデータを書き込む制御回
    路とその電源回路とを有する制御システムにおいて、 前記電源回路は、 スイッチングトランスの一次側巻線入力である直流電圧
    をスイッチング素子によってON/OFFすることによ
    って、二次側巻線出力を所定の電圧に変換するものであ
    り、 前記スイッチング素子をOFFして前記スイッチングト
    ランスにエネルギーを蓄積している期間の二次側巻線出
    力値を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値が
    設定値より低くなったときに警告信号を前記制御回路に
    出力する判定手段と、 を含み、 前記制御回路は、 前記警告信号が入力すると、前記不揮発性メモリへデー
    タを書き込む作業を中止できるようにすることを特徴と
    する制御システム。
  4. 【請求項4】前記判定手段は、 前記電圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値が
    設定値より高くなったときに警告信号の出力を中止する
    ことを特徴とする請求項3記載の電源回路。
  5. 【請求項5】不揮発性メモリへデータを書き込む制御回
    路とその電源回路とを有する制御システムにおいて、 前記電源回路は、 スイッチングトランスの一次側巻線入力である直流電圧
    をスイッチング素子によってON/OFFすることによ
    って、二次側巻線出力を所定の電圧に変換するものであ
    り、 前記スイッチング素子をOFFして前記スイッチングト
    ランスにエネルギーを蓄積している期間の二次側巻線出
    力値を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段によって検出した二次側巻線出力値を
    デジタル値に変換する変換手段と、 含み、 前記制御回路は、 前記変換手段によって変換されたデジタル値が設定値よ
    り低くなったときに不揮発性メモリへデータを書き込む
    作業を中止できるようにすることを特徴とする制御シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記制御回路は、 前記変換手段によって変換されたデジタル値が設定値よ
    り高くなったときに不揮発性メモリへデータを書き込む
    作業を再開することを特徴とする請求項5記載の制御シ
    ステム。
  7. 【請求項7】請求項3から6記載の制御システムを有す
    ることを特徴とする冷蔵庫。
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