JP2002095019A - データ放送番組試聴装置、番組検証方法、記憶媒体 - Google Patents

データ放送番組試聴装置、番組検証方法、記憶媒体

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JP2002095019A JP2000278252A JP2000278252A JP2002095019A JP 2002095019 A JP2002095019 A JP 2002095019A JP 2000278252 A JP2000278252 A JP 2000278252A JP 2000278252 A JP2000278252 A JP 2000278252A JP 2002095019 A JP2002095019 A JP 2002095019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ放送番組を試聴しながら制御できるよ
うにし放送事故を未然に防止する。 【解決手段】 このデータ放送番組試聴装置は、データ
放送番組のMM符号ファイルを取得する番組ファイル取
得部202と、この番組ファイル取得部202により取得され
たMM符号ファイルに受信機制御関数が含まれていた場
合、受信機制御関数の戻り値の入力を促す画面801を表
示する受信機制御関数戻り値問い合わせ手段204aと、画
面801にてキー入力された戻り値が設定される受信機制
御関数動作情報設定部205と、ここに設定された戻り値
で受信機制御関数を実行するMM符号処理部204(スク
リプトエンジン204b)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばBS(放送
衛星)デジタル放送や地上波デジタル放送用等に制作さ
れた番組を試聴するためのデータ放送番組試聴装置、番
組検証方法、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送のデジタル化が熱心に検討さ
れ、実放送も間近となってきている。
【0003】2000年末に、BS(放送衛星)を用いたデ
ジタル放送が開始され、2003年には地上波テレビ・ラジ
オも一部デジタル化される予定となっており、現在の地
上波アナログ放送は、2010年に終了する予定である。
【0004】これらのデジタル放送では、音声、動画に
加え、テキスト、静止画などを用いたデータ放送サービ
スが可能となっている。BSデジタル放送におけるデー
タ放送規格は、「デジタル放送におけるデータ放送符号
化方式と伝送方式」ARIB STD-B24 1.0版にて定められて
おり、今後のデータ放送規格のべースとなる見込みであ
る。
【0005】このようなデータ放送番組は、主として番
組提供会社がデータ放送番組制作装置を用いて作成し、
放送局に納品する。この番組制作時、あるいは放送局納
品時に、番組の見た目、あるいは機能上の不具合がない
かどうかを確認するためにデータ放送番組試聴装置が使
用される。
【0006】ところが、上記したデータ放送規格は、従
来のアナログ放送におけるデータ放送規格とは全く異な
り、W3Cが策定したHTML 4.0、CSS2、XML1.0をベースと
したBML(ブロードキャストマークアップランゲージ:Br
oadcast Markup Language)と呼ばれるマルチメディア符
号化言語を用いて、テキスト、静止画、動画、音声の空
間的、時間的位置を記述することになっている。
【0007】このBMLでは、HTMLと同様に、整数演算、
条件判断などを記述可能なスクリプト(一種のプログラ
ム)を記述することが可能である。
【0008】さらに、放送向け拡張機能として、このBM
Lには、受信機の制御を行うための関数(受信機制御関
数)が追加されている。
【0009】具体的には、例えばチャンネルを変更す
る、一つのBML文書から他のBML文書へ移行する、EPG(電
子プログラムガイド)情報を参照して視聴予約を行う、
電話をかけるなどの関数が追加されている。
【0010】このように放送向け拡張機能が追加される
と、この拡張機能に対応している受信機とそうでないも
のとが混在する受信環境が生じる可能性があり、特に放
送向け拡張機能に対応していない受信機に上記データ放
送番組が正常に受信できない、あるいは視聴予約ができ
ない、受信動作が停止する、映像が映らないなどのざま
ざまな放送事故が起きかねず、番組制作段階で対応を考
慮する必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような放送事故を
防止するためには、番組制作段階で、データ放送番組を
試聴および確認すること、つまり番組の検証を行うこと
が必須になる。
【0012】ところが、上記のようなさまざまな受信機
制御関数を用いたスクリプトを含むデータ放送番組の検
証を行うことは容易ではない。
【0013】例えば視聴予約が成功した場合はA、失敗
した場合はBという動作を意図したスクリプトの検証を
行うためには、視聴予約の成功・失敗をデータ放送番組
を試聴しながら制御する必要がある。しかし、このよう
に試聴しながら制御が可能な装置は現在のところ存在し
ない。
【0014】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、データ放送番組を試聴しながら制御で
き、放送事故を未然に防止することのできるデータ放送
番組試聴装置、番組検証方法、記憶媒体を提供すること
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明のデータ放送番組試聴装置
は、データ放送用の番組の内容を記述したブロードキャ
ストマークアップランゲージ文書を解釈する解釈手段
と、前記解釈手段により解釈されたブロードキャストマ
ークアップランゲージ文書に前記番組を受信する受信機
を制御する関数が含まれていた場合、前記関数の実行に
関する指示の入力を促す手段と、入力された指示に基づ
いて前記関数を実行する手段とを具備したことを特徴と
している。
【0016】請求項8記載の発明の番組検証方法は、デ
ータ放送用の番組の内容を記述したブロードキャストマ
ークアップランゲージ文書を解釈する段階と、前記ブロ
ードキャストマークアップランゲージ文書に前記番組を
受信する受信機を制御する関数が含まれていた場合、前
記関数の実行に関する指示の入力を促す段階と、入力さ
れた指示に基づいて前記関数を実行する段階とを有する
ことを特徴としている。
【0017】請求項9記載の発明の記憶媒体は、コンピ
ュータに処理を実行させるプログラムを記憶した記憶媒
体において、前記コンピュータに、データ放送用の番組
の内容を記述したブロードキャストマークアップランゲ
ージ文書を解釈させ、前記ブロードキャストマークアッ
プランゲージ文書に前記番組を受信する受信機を制御す
る関数が含まれていた場合、前記関数の実行に関する指
示の入力を促させ、入力された指示に基づいて前記関数
を実行させるプログラムを前記コンピュータが読み取り
可能に記憶したことを特徴としている。
【0018】このように構成することで、請求項1,
8,9記載の発明では、データ放送用の番組の内容を記
述したブロードキャストマークアップランゲージ文書
に、番組を受信する受信機を制御する関数が含まれてい
た場合、関数の実行に関する指示の入力を促すので、例
えば視聴予約が成功した場合はA、失敗した場合はBな
どという指示を与えることができ、このような動作を意
図したスクリプトの検証を、データ放送番組を試聴しな
がら行うことができる。
【0019】請求項2記載の発明のデータ放送番組試聴
装置は、データ放送番組蓄積装置に蓄積された、番組素
材ファイル、各番組素材の空間的、時間的な位置情報を
表す番組マルチメディア符号ファイルからなるデータ放
送番組を試聴するデータ放送番組試聴装置において、ユ
ーザからの試聴番組指定を受けるユーザインターフェー
スと、このユーザインターフェースから試聴対象の番組
の指定を受けて前記データ放送番組蓄積装置から指定さ
れた番組の番組素材ファイル、番組マルチメディア符号
ファイルを取得する番組ファイル取得部と、この番組フ
ァイル取得部で取得された番組素材ファイルをデコード
するデコーダと、前記番組ファイル取得部で取得された
番組マルチメディア符号ファイルを解釈して、前記デコ
ーダでデコードされた各番組素材の空間的、時間的配置
を決定すると共に、解釈された中に含まれていた受信機
制御関数を実行する符号処理部と、前記符号処理部によ
り決定された空間的、時間的配置に従って、前記デコー
ダでデコードされた各番組素材を合成し番組として出力
する番組出力手段と、前記符号処理部が受信機制御関数
を実行する際の戻り値の指定を促す問い合わせ手段とを
具備したことを特徴としている。
【0020】このように構成することで、請求項2記載
の発明では、受信機制御関数を実行する際の戻り値の指
定を促すので、受信機制御関数の成否により分岐するよ
うなスクリプトの検証を行うことができるようになる。
【0021】但し、上記請求項2記載の発明では、スク
リプトの一部のみの検証を行いたい場合でも、すべての
受信制御関数が実行されるたびにユーザが戻り値を入力
する必要があり、このような入力操作は煩雑である。
【0022】そこで、請求項3記載の発明のデータ放送
番組試聴装置は、請求項2記載のデータ放送番組試聴装
置において、指定された戻り値を受信機制御関数毎に設
定する受信機制御関数動作情報設定部を具備したことを
特徴としている。
【0023】このように構成することで、請求項3記載
の発明では、必要な受信機制御関数のみ戻り値を入力し
て番組の検証を行うことが可能となり、検証時間を短縮
することができる。
【0024】請求項4記載の発明のデータ放送番組試聴
装置は、請求項3記載のデータ放送番組試聴装置におい
て、前記問い合わせ手段は、前記受信機制御関数をグル
ープ毎に実行するときの戻り値を入力するかどうかの指
定と、各受信機制御関数を個々に実行するときに戻り値
を入力するかどうかの指定とを促す手段とを具備し、前
記受信機制御関数動作情報設定部は、受信機制御関数毎
に戻り値を設定する手段と、戻り値を入力するかどうか
の指定において、入力しない指定がされた場合に自身に
設定された戻り値を適用する手段とを具備することを特
徴としている。
【0025】ユーザが戻り値を指定可能とした場合、関
数が呼び出されるたびに問い合わせが行われたのでは、
面倒である。
【0026】そこで、この請求項4記載の発明では、ユ
ーザによって、関数毎に戻り値を入力しない指定がされ
た場合に、予めユーザが受信機制御関数動作情報設定部
に設定しておいた戻り値が適用されるので、ユーザが指
定を希望する箇所のみ問い合わせを行うようにできる。
つまり、ユーザ側で必要と思われる受信機制御関数のみ
戻り値を入力して番組の検証を行うことが可能となり、
検証時間を短縮することができる。
【0027】ところが、上記請求項3,4記載の発明で
は、ユーザに問合わせを全く行わないような受信機制御
関数の戻り値を制御できないという問題が発生する場合
がある。
【0028】例えば双方向通信のための関数などは、相
手方のサーバが試聴時に利用可能であるとは限らないた
め、実際に通信を行えない場合が生じる可能性もある。
【0029】そこで、請求項5記載の発明のデータ放送
番組試聴装置は、請求項3記載のデータ放送番組試聴装
置において、前記受信機制御関数動作情報設定部には、
予め受信機制御関数毎にデフォルトの戻り値が設定され
ており、前記問い合わせ手段は、前記受信機制御関数毎
にデフォルトの戻り値を示して戻り値を指定するかどう
かを促し、前記符号処理部は、戻り値の指定がない場
合、前記受信機制御関数動作情報設定部に予め設定され
ているデフォルトの戻り値にて前記受信機制御関数を実
行することを特徴としている。
【0030】このように構成することで、請求項5記載
の発明では、ユーザに間合わせを行わない場合でも、予
め設定しておいたデフォルトの戻り値を適用することが
でき、スクリプトの検証をより自由に、かつ不具合なく
行えるようになる。
【0031】ところで、このような受信機制御関数毎の
動作情報の設定を、データ放送番組試聴装置の起動毎あ
るいはデータ放送番組毎に行うことは、受信機制御関数
の数が多い場合、煩雑でもあり間違え易くもある。ま
た、どの受信機制御関数に関しスクリプトの検証をした
いかは、データ放送番組自体に多分に依存する。
【0032】そこで、請求項6記載の発明のデータ放送
番組試聴装置は、請求項4または5に記載のデータ放送
番組試聴装置において、前記受信機制御関数動作情報設
定部に設定された戻り値を含む受信機制御関数の動作情
報の中で指定された受信機制御関数の動作情報を保存す
る保存手段と、前記保存手段に保存された受信機制御関
数の動作情報を前記受信機制御関数動作情報設定部に読
み込ませる手段とを具備することを特徴としている。
【0033】このように構成することで、請求項6記載
の発明では、読み込んだ受信機制御関数の動作情報に基
づいてデータ放送番組の試聴を行えるようになるので、
前回使用した受信機制御関数の動作情報を再利用するこ
とができる。
【0034】また、請求項7記載の発明のデータ放送番
組試聴装置は、請求項4または5に記載のデータ放送番
組試聴装置において、前記受信機制御関数動作情報設定
部に設定された戻り値を含む受信機制御関数の動作情報
をデータ放送番組毎に保存する保存手段と、前記保存手
段に保存された受信機制御関数の動作情報をデータ放送
番組毎に前記受信機制御関数動作情報設定部に読み込ま
せる手段とを具備したことを特徴としている。
【0035】このように構成することで、請求項7記載
の発明では、番組試聴時に、データ放送番組毎の受信機
制御関数の動作情報に基づいてデータ放送番組の試聴を
行えるので、前回当該データ放送番組を試聴時に使用し
た受信機制御関数動作情報を再利用することができる。
【0036】この結果、データ放送番組を試聴しながら
制御でき、放送事故を未然に防止するができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1はデータ放送制作シス
テムの一例を示す図、図2は図1のデータ放送制作シス
テムにおける番組試聴装置の構成を示す図である。
【0038】図1に示すように、このデータ放送番組制
作システム101は、テキスト、静止画、動画、音声とい
った番組素材を取り込み、編集を行う番組素材編集装置
102と、編集された番組素材を組み合わせてデータ放送
番組を作成する番組制作装置103と、これらの番組素
材、制作された番組に関わる情報を蓄積する蓄積装置10
4と、制作された番組の内容、振る舞いを確認する番組
試聴装置105とをLAN106などで相互に接続して構成され
ている。
【0039】蓄積装置104には、番組制作装置105によっ
て作成されたデータ放送番組に係わるファイルおよび当
該番組の試聴時の受信機制御関数動作を指定するための
情報を示す受信機制御関数動作情報ファイルが保持され
る。
【0040】図2に示すように、番組試聴装置105は、
例えばコンピュータ等の番組試聴装置本体200と、この
番組試聴装置本体200に接続された表示装置208、スピー
カ209などの出力装置と、マウス、キーボードなどの入
力装置(図示せず)とを有している。
【0041】また、この番組試聴装置本体200は、ユー
ザからの番組試聴要求を受け付けるユーザI/F部210と、
このユーザI/F部210により指定された番組に係わるファ
イルを蓄積装置104から取得する番組ファイル取得部202
と、この番組ファイル取得部202により取得された静止
画、動画、音声などの番組素材をそれぞれの素材毎にデ
コードする複数のデコーダ203と、番組ファイル取得部2
02により取得された番組素材の空間的、時間的配置を記
述する番組マルチメディア符号ファイル(以下MM符号フ
ァイルと称す)を解析し、各番組素材の画像の空間的、
時間的配置を決定するMM符号処理部204と、各デコーダ2
03によりそれぞれデコードされた各番組素材をMM符号処
理部204の解析および決定結果に基づき合成、表示、出
力する画像処理部206および音声処理部207などの出力処
理手段と、番組ファイル取得部202により取得された受
信機制御関数動作情報ファイルを読み込み、読み込んだ
情報を番組毎に保持する受信機制御関数動作情報設定部
205とから構成されている。
【0042】MM符号処理部204は、例えばHTMLの分野で
いうところのブラウザなどとほぼ同様の機能(文書解釈
機能、スクリプト実行機能、表示機能など)を有するも
のである。
【0043】MM符号処理部204には、MM符号ファイル(B
ML文書)に記述されたスクリプトを実行するスクリプト
エンジン204bが内蔵されている。このスクリプトエンジ
ン204bは、受信機制御関数動作情報設定部205に保持さ
れた受信機制御関数動作情報に基づき、スクリプトから
呼び出される受信機制御関数実行時にユーザに間合わせ
を行うかどうかを判断し、問合わせを行わない場合は、
デフォルトの戻り値を返し、間合わせを行う場合は、問
合わせウィンドウ(画面)を表示する受信機制御関数戻
り値問合わせ手段204aを有している。この受信機制御関
数戻り値問い合わせ手段204aは、MM符号処理部204によ
る受信機制御関数動作情報ファイルの解析結果として受
信機制御関数動作情報が取得された場合、ユーザI/F部2
10を介して受信機制御関数動作情報を指定および設定を
促すための問合わせウィンドウを表示する。
【0044】続いて、図3を参照してこのデータ放送番
組試聴装置の動作について説明する。図3は所定のデー
タ放送番組をユーザが視聴予約するための画面の移り変
わりを示す図である。
【0045】この場合、データ放送画面301は、次回の
放送内容の画面イメージ302と、「番組を視聴予約す
る」ボタン領域303と親番組に戻るための「戻る」ボタ
ン領域304とからなる。
【0046】リモコン(図示せず)により「番組を視聴
予約する」ボタン領域303が選択、決定され、視聴予約
が成功した場合、画面はデータ放送画面305に切り替え
られ、失敗した場合、画面はデータ放送画面306に切り
替えられる。
【0047】ここで、図4を参照して上記の視聴予約例
における番組素材の空間的・時間的配置を記述したMM符
号(MM符号ファイルの内容)について説明する。図4
は上記視聴予約例における番組素材の空間的・時間的配
置を記述したMM符号の一例を示す図である。
【0048】本実施例にて使用しているMM符号方式は、
BSデジタル放送向けのBML規格に基づいており、MM
符号ファイルの内容はBMLで記述されている。なお、図
中、長すぎる行は、折り返しており、さらに説明のため
行番号を左側に付与している。
【0049】図4のMM符号の5行目は、このBML文書自体
のタイトルを定義している。また、26行目から10行目は
文書スタイルの指定である。11行目から24行目はスクリ
プト指定である。6行目から35行目は実際に表示される
各穂要素を指定している。
【0050】上記のようなデータ放送番組を試聴する場
合、ユーザは、まず、ユーザI/F部210を通じ番組のID
を番組ファイル取得部202に入力する。
【0051】すると、入力された番組のIDに応じて、
番組ファイル取得部202は、蓄積装置104から番組に係わ
る該当ファイルを取得する。
【0052】本実施形態では、番組素材である次回放送
内容の画面イメージ302の静止画データファイルと、BML
文書のMM符号ファイルである。
【0053】番組のIDは、番組制作装置103で適宜指定
した値を用いればよい。なお、本例では、初めてこのデ
ータ放送番組を試聴する場合を想定しているため、受信
機制御関数動作情報ファイルは、蓄積装置104にまだ登
録されていないものとする。
【0054】続いて、静止画データファイルは、デコー
ダ203において、それぞれのエンコード方法に対応して
適宜デコードされて画像処理部206および音声処理部207
に出力される。BML文書はMM符号処理部204にて解析され
る。
【0055】このMM符号処理部204の解析結果により各
番組素材の空間的・時間的配置が決定され、受信したデ
ータ放送番組の再生指示が画像処理部206および音声処
理部207に行われる。
【0056】図3の例では、MM符号処理部204は、図4
に示したMM符号(BML文書)を解析し、次回の放送内容
の画面イメージ302、『番組を視聴予約する」領域303、
「戻る」領域304の位置を決定し、画像処理部206に指定
の場所に描画するよう指示を行う。
【0057】ここで、ソフトウェアリモコン(図視せ
ず)あるいはマウス(図示せず)などがユーザによって
操作されて、「番組を視聴予約する」ボタン領域303が
選択、決定されたものとする。
【0058】すると、MM符号処理部204は、「番組を視
聴予約する」ボタン領域303を定義しているBML文書(図
4)の28行目のonclick="ReserveEvent();"の記述に従
い、スクリプトエンジン204bに対してReserveEvent()ス
クリプトの実行を指示する。
【0059】スクリプトエンジン204bは、この指示を受
けて、図4のMM符号(BML文書)の12〜28行目で定義
されたスクリプトを実行する。
【0060】そして、15行目で、実際にepgReserve()と
いう受信機制御関数が呼ばれると、その結果によって、
視聴予約の成功の表示(16行目)、あるいは視聴予約失
敗の表示(18行目)を行う。
【0061】このようなスクリプトを検証するには、ep
gReserve()の戻り値を1ないしNaN(それぞれ成功、失敗
を表す)に設定できればよい。
【0062】そこで、本発明では、ユーザが受信機制御
関数の戻り値を指定することが可能なように、MM符号処
理部204には、図7の受信制御関数動作指定画面601や、
図8の受信機制御関数の戻り値設定画面801等を表示す
る受信機制御関数戻り値問合わせ手段204aと、問合わせ
を行うかどうか、デフォルトの戻り値はどうするかとい
った動作情報を設定・保持するための受信機制御関数動
作情報設定部205とが設けられている。
【0063】図5に受信機制御関数動作情報の例を示
す。ここでは、受信機制御関数としてepgReserve、cpgI
sReserved、lockScreen、getPmgramIDなどを用いた例と
して説明する。
【0064】いずれの関数もARIB STD-B24で規定された
関数であり、それぞれ、番組視聴予約を行う、視聴予約
されているかを調べる、BML文書表示の更新を禁止す
る、番組に関する情報を取得する、といった関数であ
る。
【0065】受信機制御関数動作情報には、実行時にユ
ーザに戻り値を問合わせるかを示す「実行時問合わせ」
情報と、ユーザに問い合わせをしない場合に戻り値とし
て使用する値を示す「デフォルトの戻り値」情報とがあ
る。実行時間合わせ情報は1ないし0を値としてとり、1
ならば、ユーザに問合わせることを示す。
【0066】デフォルトの戻り値情報は、任意の文字列
であり、スクリプトヘ返る際に適当な型に変換される。
なお、関数getProgramID()は、引数が0ならば、イベン
トID、1ならば、サービスIDのように、引数によって機
能が異なる。
【0067】そこで、本実施形態では、引数が0の場合
の動作情報の関数名としてgetProgramID0、引数が1の場
合の動作情報の関数名としてgetProgramID1としてい
る。なお、この例のように受信機制御関数の名前と、受
信機制御関数動作情報での関数名は対応が付きさえすれ
ば、その値、名称はいかなるものでも良く、例えば単な
る番号などでもよい。
【0068】図6を参照してユーザが受信機制御関数動
作を指定する画面について説明する。図6はユーザが受
信機制御関数動作を指定するための受信機制御関数動作
情報入力画面601の一例を示す図である。
【0069】同図に示すように、この受信機制御関数動
作情報入力画面601は、「EPG制御関数」用のタブの画面
と、「双方向制御関数」用のタブの画面と、「その他」
の制御関数用のタブの画面とから構成されている。この
受信機制御関数動作情報入力画面601には、全ての受信
機制御関数の戻り値を実行時に問合わせるよう一括指定
する領域602が設けられており、ユーザによってこの領
域602がチェック(指定入力)されると、全ての受信機
制御関数が呼ばれるたびにそれぞれの戻り値を指定を促
す画面が表示されるようになる。また、この領域602の
チェックが外されると、個々の関数毎あるいはグループ
毎に受信機制御関数の戻り値を指定するか否かの設定が
可能になる。
【0070】「EPG制御関数」用のタブの画面は、グル
ープ分けされた各関数毎に一括指定する領域603と、そ
れぞれの関数名の表示領域604と、それぞれの関数毎に
戻り値を間合わせるかを指定する領域605と、それぞれ
の関数のデフォルトの戻り値を指定する領域606と、受
信機制御関数動作情報をデータ放送番組毎に保存するた
めのボタン607と、このウィンドウを閉じるためのボタ
ン608からなる。
【0071】この受信機制御関数動作情報入力画面601
の、「その他」のタブを選択操作すると、画面が、図7
に示すような「その他」の制御関数用のタブの画面に切
り替えられる。
【0072】この「その他」の制御関数用のタブの画面
では、例えば関数getProgramIDのように引数の値によっ
て返すべき値が異なるような場合に、個々の引数の値毎
に、ユーザに問合わせを行うか、また行わない場合の戻
り値はどうするかの設定を行うことができる。つまり、
この図7の例のような画面にすることで、それぞれの機
能毎に戻り値の設定を行うことができる。
【0073】なお、上記図6,図7の受信機制御関数動
作指定画面601は、メニュー画面から表示させる。この
場合、MM符号ファイルを読み込む前に、この受信機制
御関数動作指定画面601を表示させてユーザが事前に戻
り値を入力および設定しておくことで、番組試聴時に既
に戻り値を設定済みの受信機制御関数が呼び出されたと
きに問い合わせを行わないようにできる。
【0074】このような受信機制御関数動作指定画面60
1を提示することで、ユーザに設定のための指示操作
(キー入力)を促し、ユーザが画面に指定した内容に従
って受信機制御関数動作情報を更新できる。これによ
り、受信機制御関数動作情報の更新が容易に行えるよう
になる。
【0075】また、保存ボタン607が押された際の動作
情報の保存方法としては、既に番組のIDが分かっている
ため、番組のIDをキーとして蓄積装置104に適当なフォ
ーマットのファイルとして保存すればよい。例えばCSV
形式などのファイルとして保存すれば汎用性が高くな
り、後に動作情報を再利用することが可能になる。
【0076】なお、画面601上で「全ての関数の実行時
に間合わせ」の領域602のチェックボックスがユーザの
操作によってチェック(指定)された場合、当該領域
と、保存ボタン607、閉じるボタン608以外をグレー表示
とし、グレー表示の部分についてはユーザからの入力を
受け付けない状態とする。また、この他、「実行時に問
合わせ」の領域603のチェックボックスがユーザによっ
てチェックされた場合は、各関数毎の実行時問合わせ領
域605、デフォルトの戻り値の領域606をグレー表示と
し、グレー表示の部分についてはユーザからの入力を受
け付けない状態とする。
【0077】図8に受信機制御関数戻り値問合わせ手段
204aにより表示される受信機制御関数戻り値設定画面80
1の一例を示す。
【0078】この受信機制御関数戻り値設定画面801に
表示されるのは、呼び出されている受信機制御関数名80
2、そのときの引数803、ユーザが戻り値を入力する領域
804、閉じるボタン805である。
【0079】ここで、図9を参照して受信機制御関数が
呼ばれた場合の受信機制御関数戻り値問合わせ手段204a
の処理動作について説明する。図9は受信機制御関数が
呼ばれた場合の受信機制御関数戻り値問合わせ手段204a
の処理を示すフローチャートである。
【0080】受信機制御関数が呼ばれた場合、受信機制
御関数戻り値問合わせ手段204aは、まず、受信機制御関
数動作情報設定部205で設定された受信機制御関数動作
情報から呼ばれた受信機制御関数とその引数により動作
情報を検索する(S901)。
【0081】検索後、受信機制御関数戻り値問合わせ手
段204aは、検索された動作情報の実行時問合わせを行う
のかどうかを調べる(S902)。
【0082】ここで、実行時問い合わせの値が1であれ
ば、受信機制御関数戻り値問合わせ手段204aは、動作情
報の実行時に問合わせを行うものとして(S902のye
s)、図8に示した受信機制御関数戻り値設定画面801を
ホップアップ表示し、この受信機制御関数戻り値設定画
面801からユーザによって戻り値が指定されることで、
その指定された戻り値を取得する(S903)。
【0083】一方、実行時問い合わせの値が0であれ
ば、受信機制御関数戻り値問合わせ手段204aは、動作情
報の実行時に問合わせを行わないものとして(S902のn
o)、検索された動作情報のデフォルトの戻り値を取得
する(S904)。
【0084】デフォルトの戻り値としては、図6、図7
の画面にてユーザによって事前に指定された値、予め受
信機制御関数動作情報設定部205に設定された値、ある
いはは前回の指定された値などを適用することが考えら
れる。
【0085】最後に、受信機制御関数戻り値問合わせ手
段204aは、取得された値の正当性のチェックを行い、正
当であれば、それを返し、正当でなければ、予め定めた
値を返す(S905)。
【0086】図3、図4に示したデータ放送番組の一例
で「番組を視聴予約する」ボタン領域303が選択、決定
された場合を例にこの番組試聴装置の動作を説明する。
【0087】上述したように「番組を視聴予約する」ボ
タン領域303が選択、決定されると、関数epgReserve()
が呼び出される。
【0088】図5に示した受信機制御関数動作情報で
は、関数epgReserve()は実行時問合わせが1であるので
(S901,S902)、受信機制御関数戻り値問合わせ手段204
aは、図8に示した受信機制御関数戻り値設定画面801を
ホップアップ表示し、この受信機制御関数戻り値設定画
面801にて、ユーザにより、例えば戻り値1などが指定さ
れた場合、その戻り値1を取得する(S903)。
【0089】関数epgReserve()の戻り値は1ないしNaNと
規定されているので、正しい戻り値である。さらに関数
epgReserve()の戻り値の型はNumber(整数)と規定されて
いるので、整数値1に変換し戻り値とする。
【0090】従って、図4のBML文書の15行目の式”epg
Reserve("arib-dc://01.02.03.32")== 1”は、正しいと
評価され、次の16行目の処理が実行されて図3の画面30
5が表示される。
【0091】epgReserve0の成否によって、図3の画面3
05あるいは画面306が表示されることを確認するには、
2通りの方法がある。
【0092】一つは、受信機制御関数動作情報設定部20
5で、関数epgReserve()の実行時戻り値問合わせをする
と設定しておき、受信機制御関数戻り値問合わせ手段20
4aによって表示される図8の受信機制御関数戻り値設定
画面801で、1ないしNaNを入力することを1回づつ行う方
法と、受信機制御関数動作情報設定部205で、関数epgRe
serve()の実行時戻り値問合わせをしないと設定した上
で、デフォルトの戻り値を1ないしNaNに1回づつ設定す
る方法とがある。いずれの方法でも図4のBML文書の15
行目の分岐のテストが可能である。
【0093】このようにこの実施形態のデータ放送番組
制作システムによれば、番組試聴装置105に、受信機制
御関数動作情報を設定するための受信機制御関数動作情
報設定部205と、受信機制御関数実行時に受信機制御関
数動作情報に基づきユーザに戻り値の問合わせを行う受
信機制御関数戻り値問合わせ手段204aとを設けたことに
よって、制作したデータ放送番組に関して受信機制御関
数を含むスクリプトの検証(事前確認)が容易に行える
ようになり、放送事故を未然に防止することができる。
【0094】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では、ARIB STD-B24が
規定する受信機制御関数のうち、4つの関数を取り上げ
たが、本発明は、特にこの4つの関数に限定されるもの
ではない。
【0095】また、上記実施形態では、受信機制御関数
動作情報を各データ放送番組毎に蓄積装置104に保存し
た例について説明したが、独自のデータベースを持つよ
うにしてもよい。さらに、各BML文書毎に受信機制御関
数動作情報を対応づけることも可能である。このように
すれば、より適切な受信機制御関数動作情報とすること
ができる。
【0096】上記実施形態では、番組試聴装置105を一
つのハードウェアとした一例について説明したが、デー
タ放送番組制作システム自体を一つのハードウェアと
し、番組制作装置、番組試聴装置、番組素材編集装置、
蓄積装置などの各装置をソフトウェアとしてもよい。
【0097】なお、本発明における記憶媒体としては、
磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク(CD−ROM、CD−R、D
VDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモ
リなど、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読
み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれ
の形態であってもよい。
【0098】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づき、コンピュータ
上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)
や、データベース管理ソフト、ネットワークソフトなど
のMW(ミドルウェア)などが本実施形態を実現するた
めの各処理の一部を実行してもよい。
【0099】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ットなどにより伝送されたプログラムをダウンロードし
て記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0100】また、記憶媒体は一つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記録媒体に含まれ、媒体構成はいずれの構成
であってもよい。
【0101】なお、本発明におけるコンピュータは、記
憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態に
おける各処理を実行するものであって、パソコンなどの
一つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続され
たシステムなどのいずれの構成であってもよい。
【0102】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコンなども含み、プログラムによって本発明の
機能を実現することが可能な機器、装置を総称してい
る。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ放送用の番組の内容を記述したブロードキャストマ
ークアップランゲージ 文書に番組を受信する受信機を
制御する関数が含まれていた場合、関数の実行に関する
指示の入力を促し、ここで入力された指示に基づいて関
数を実行するので、さまざまな受信機制御関数を用いた
スクリプトを含むデータ放送番組の検証を番組の試聴し
ながら行うことが可能となり、このように、予めデータ
放送番組のスクリプトを検証しておくことで放送事故を
未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ放送番組制作システムの一例を示す図。
【図2】本発明に係る一つの実施形態のデータ放送番組
試聴装置の構成を示すブロック図。
【図3】この実施形態のデータ放送番組試聴装置におけ
るデータ放送番組の一例を示す図。
【図4】この実施形態のデータ放送番組試聴装置におけ
るデータ放送番組のMM符号ファイルの一例を示す図。
【図5】この実施形態のデータ放送番組試聴装置におけ
るデータ放送番組の受信機制御関数動作情報の一例を示
す図。
【図6】受信機制御関数動作情報入力画面の一例を示す
図。
【図7】受信機制御関数動作情報入力画面の一例を示す
図。
【図8】戻り値問合わせ画面の一例を示す図。
【図9】受信機制御関数戻り値問合わせ手段の動作を示
すフローチャート。
【符号の説明】
101…データ放送番組制作システム 102…番組素材編集装置 103…番組制作装置 104…蓄積装置 105…番組試聴装置 200…番組試聴装置本体 202…番組ファイル取得部 203…デコーダ 204…MM符号処理部 204a…受信機制御関数戻り値問い合わせ手段 204b…スクリプトエンジン 205…受信機制御関数動作情報設定部 206…画像処理部 207…音声処理部 210…ユーザI/F部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 哲也 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 藤浦 理恵 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 5C052 AA20 DD04 DD06 DD10 5C061 BB01 BB06 BB09 CC07 5C063 AA20 AB05 AC01 AC02 AC05 CA12 CA20 CA23 CA40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ放送用の番組の内容を記述したブ
    ロードキャストマークアップランゲージ文書を解釈する
    解釈手段と、 前記解釈手段により解釈されたブロードキャストマーク
    アップランゲージ文書に前記番組を受信する受信機を制
    御する関数が含まれていた場合、前記関数の実行に関す
    る指示の入力を促す手段と、 入力された指示に基づいて前記関数を実行する手段とを
    具備したことを特徴とするデータ放送番組試聴装置。
  2. 【請求項2】 データ放送番組蓄積装置に蓄積された、
    番組素材ファイル、各番組素材の空間的、時間的な位置
    情報を表す番組マルチメディア符号ファイルからなるデ
    ータ放送番組を試聴するデータ放送番組試聴装置におい
    て、 ユーザからの試聴番組指定を受けるユーザインターフェ
    ースと、 このユーザインターフェースから試聴対象の番組の指定
    を受けて前記データ放送番組蓄積装置から指定された番
    組の番組素材ファイル、番組マルチメディア符号ファイ
    ルを取得する番組ファイル取得部と、 この番組ファイル取得部で取得された番組素材ファイル
    をデコードするデコーダと、 前記番組ファイル取得部で取得された番組マルチメディ
    ア符号ファイルを解釈して、前記デコーダでデコードさ
    れた各番組素材の空間的、時間的配置を決定すると共
    に、解釈された中に含まれていた受信機制御関数を実行
    する符号処理部と、 前記符号処理部により決定された空間的、時間的配置に
    従って、前記デコーダでデコードされた各番組素材を合
    成し番組として出力する番組出力手段と、 前記符号処理部が受信機制御関数を実行する際の戻り値
    の指定を促す問い合わせ手段とを具備したことを特徴と
    するデータ放送番組試聴装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ放送番組試聴装置
    において、 指定された戻り値を受信機制御関数毎に設定する受信機
    制御関数動作情報設定部を具備したことを特徴とするデ
    ータ放送番組試聴装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ放送番組試聴装置
    において、 前記問い合わせ手段は、 前記受信機制御関数をグループ毎に実行するときの戻り
    値を入力するかどうかの指定と、各受信機制御関数を個
    々に実行するときに戻り値を入力するかどうかの指定と
    を促す手段を具備し、 前記受信機制御関数動作情報設定部は、 受信機制御関数毎に戻り値を設定する手段と、 戻り値を入力するかどうかの指定において、入力しない
    指定がされた場合に自身に設定された戻り値を適用する
    手段とを具備することを特徴とするデータ放送番組試聴
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のデータ放送番組試聴装置
    において、 前記受信機制御関数動作情報設定部には、予め受信機制
    御関数毎にデフォルトの戻り値が設定されており、 前記問い合わせ手段は、 前記受信機制御関数毎にデフォルトの戻り値を示して戻
    り値を指定するかどうかを促し、 前記符号処理部は、 戻り値の指定がない場合、前記受信機制御関数動作情報
    設定部に予め設定されているデフォルトの戻り値にて前
    記受信機制御関数を実行することを特徴とするデータ放
    送番組試聴装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のデータ放送番
    組試聴装置において、 前記受信機制御関数動作情報設定部に設定された戻り値
    を含む受信機制御関数の動作情報の中で指定された受信
    機制御関数の動作情報を保存する保存手段と、 前記保存手段に保存された受信機制御関数の動作情報を
    前記受信機制御関数動作情報設定部に読み込ませる手段
    とを具備したことを特徴とするデータ放送番組試聴装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に載のデータ放送番組
    試聴装置において、 前記受信機制御関数動作情報設定部に設定された戻り値
    を含む受信機制御関数の動作情報をデータ放送番組毎に
    保存する保存手段と、 前記保存手段に保存された受信機制御関数の動作情報を
    データ放送番組毎に前記受信機制御関数動作情報設定部
    に読み込ませる手段とを具備したことを特徴とするデー
    タ放送番組試聴装置。
  8. 【請求項8】 データ放送用の番組の内容を記述したブ
    ロードキャストマークアップランゲージ文書を解釈する
    段階と、 前記ブロードキャストマークアップランゲージ文書に前
    記番組を受信する受信機を制御する関数が含まれていた
    場合、前記関数の実行に関する指示の入力を促す段階
    と、 入力された指示に基づいて前記関数を実行する段階とを
    有することを特徴とする番組検証方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータに処理を実行させるプログ
    ラムを記憶した記憶媒体において、 前記コンピュータに、 データ放送用の番組の内容を記述したブロードキャスト
    マークアップランゲージ文書を解釈させ、 前記ブロードキャストマークアップランゲージ文書に前
    記番組を受信する受信機を制御する関数が含まれていた
    場合、前記関数の実行に関する指示の入力を促させ、 入力された指示に基づいて前記関数を実行させるプログ
    ラムを前記コンピュータが読み取り可能に記憶したこと
    を特徴とする記憶媒体。
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