JP2002094505A - 通信システムおよび方法 - Google Patents

通信システムおよび方法

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JP2002094505A
JP2002094505A JP2000280471A JP2000280471A JP2002094505A JP 2002094505 A JP2002094505 A JP 2002094505A JP 2000280471 A JP2000280471 A JP 2000280471A JP 2000280471 A JP2000280471 A JP 2000280471A JP 2002094505 A JP2002094505 A JP 2002094505A
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信行 松本
Nagatoshi Shinohara
永年 篠原
Tetsuya Koshimura
哲也 越邑
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WORLD AXLE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末同士の通信を行う際に、課金情報などを
取得できるシステムを提供する。 【解決手段】 端末間で通信を開始する前あるいは後
に、電子メールにより端末同士の通信に関わる情報を伝
達する。たとえば、終話したときに、着側の端末25か
ら電子メールで通話時間あるいは受信パケット量を発側
の電子メールサーバ12に発信することが可能であり、
これに基づき時間課金あるいは従量制課金によりネット
ワークの使用量をユーザに請求することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TCP/IPプロ
トコルスタックなどを用いたコンピュータネットワーク
を介して通信を行う通信方法、および、それに適した端
末、通信プログラム製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、TCP/IPプロトコルをベース
とするインターネットにより、様々なタイプのコンピュ
ータが接続され、これらの間で情報が伝達または交換で
きる環境が整いつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状の
インターネットを介して行われる通信の大半は、電子メ
ールやFTPの様に、ユーザなどが使用するローカルの
端末と、ネットワークに接続された比較的規模が大きく
処理速度の速いサーバとの間で行われるものであり、端
末相互間の通信はほとんど無かった。
【0004】近年、インターネットのようなTCP/I
Pプロトコルスタックを用いたネットワークにおいて、
VoIPのようなプロトコルにより音声データを交換す
るインターネット電話の登場により、端末相互間の通信
需要の増大が予測されるが、端末相互間の通信を実際に
行うための環境は整っておらず、幾つかの問題を解決す
る必要がある。たとえば、従来の通信では、課金を行う
際に、サービスを提供する者が通信を監視する機器を配
置して、通信の開始および終了を監視することにより課
金を行っていた。しかしながら、サーバとの間の通信と
異なり、端末相互間の通信では通信の状況を監視するこ
とは難しく、課金情報を得ることができない。その一方
で、インターネット電話のサービスを提供する上では、
ある程度のリアルタイム性能を確保することが要求され
るので、プロバイダなどがユーザに提供可能な通信帯域
のうちのある程度の帯域をインターネット電話用に確保
して提供する必要がある。したがって、通常のインター
ネットプロバイダとしてのサービスに比べてインターネ
ット電話のサービスは高品質であることが要求される
が、端末同士の通信でインターネット電話が実行される
と、その高品質なサービスに対する対価を得ることがで
きない。
【0005】さらに、インターネットを介して行われた
通信では、実質にネットワークを利用して転送されたデ
ータは相手側に受信されたパケットの数あるいはそれら
のパケットに含まれたデータ長の総計で表され、これら
に基づき従量制課金を採用することが望ましい。しかし
ながら、端末同士の間での通信において従来と同様に発
信側に課金しようとすると、インターネットのようにパ
ケット廃棄が多発する環境では、発信側では着信側に有
効に到達したパケット数あるいはデータ長の総計が不明
である。したがって、何らかの方法により発信側の端末
の通話時間がモニターできたとしても時間課金を行える
だけになり、ユーザに提供したサービスに応じた従量制
課金を採用できない。
【0006】また、端末相互間でインターネットを介し
て通信を行う場合、通信相手のIPアドレスを取得して
いないと、相手に対してパケットを送信することができ
ない。これは端末−サーバ間の通信でも同様であるが、
サーバのIPアドレスはDNSサーバに問い合わせする
ことで解決されるシステムとなっているのに対し、ユー
ザの端末の多くは、DHCP(Dynamic Host Configura
tion Protocol、動的ホスト構成プロトコル)の環境下
におけるTCP/IPを用いたローカルネットワークを
介してインターネットに接続されており、DHCPサー
バにより自動的にIPアドレスが割り当てられる。そし
て、現状のTCP/IPプロトコルでは、このような運
用中に変化するIPアドレスを認識するための手段を持
たないので、DHCPサーバによりIPアドレスが割り
当てられるローカルネットワークに接続された端末同士
の間では単純に端末同士の通信を開始することができな
い。
【0007】そこで、本発明においては、インターネッ
トなどのコンピュータネットワークを介して端末同士の
間で通信を行う際の問題を解決し、端末同士の通信によ
る単純な構成で、インターネット電話などのサービスを
展開することができる通信システムおよび方法と、さら
には、その通信システムに適した端末および通信プログ
ラムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、コンピュータネットワークを介して複数の端末の
コネクションを確立する端末同士の通信の各種の問題を
解決するために、情報を伝達するために端末同士のコネ
クションを確立する必要がなく、さらに、ネットワーク
アドレスと異なり、運用中にも変化することがない電子
メールアドレスを利用する蓄積交換型の電子メールによ
り、端末同士の通信を開始する前、あるいは後に情報を
発信し、通信相手の端末に通信を開始するために必要な
情報を伝達したり、通信相手あるいは通信環境を提供す
るプロバイダなどの第3者に通信に関する情報を伝達で
きるようにしている。
【0009】すなわち、本発明の通信システムは、端末
同士がコンピュータネットワークを介して通信可能な通
信システムであって、該端末同士の通信を開始する前お
よび/または該端末同士の通信が終了した後に、少なく
とも一方の端末から他方の端末の電子メールアドレス宛
または該他方の端末の関連する電子メールアドレス宛
に、該端末同士の通信に関連する情報を格納した電子メ
ールを送信することを特徴としている。また、本発明の
通信方法は、端末同士がコンピュータネットワークを介
して通信を開始する前および/または該端末同士の通信
が終了した後に、少なくとも一方の端末から他方の端末
の電子メールアドレス宛または該他方の端末の関連する
電子メールアドレス宛に、該端末同士の通信に関連する
情報を格納した電子メールを送信するメール発信工程を
有する。
【0010】本発明の通信システムおよび方法において
は、端末間でコネクションを確立する必要のない電子メ
ールで端末同士の通信に関連する情報を発信している。
したがって、端末同士の通信に関する情報を、その電子
メールの参照を許された第3者のシステムで把握するこ
とができ、また、端末のネットワークアドレスが不明で
も電子メールアドレスを有している端末に通信に関する
情報を伝達することができる。このため、電子メールに
より、端末同士の通信が終了した後に、該端末同士の通
信の課金に関連する情報を送信することができる。すな
わち、メール発信工程として、端末同士の通信が終了し
た後に、端末同士の通信の課金に関連する情報を格納し
た電子メールを送信する工程を設けることができる。し
たがって、プロバイダなどの第3者の電子メールサーバ
などのシステムが端末の電子メールアドレス宛の電子メ
ールを参照したり、あるいは、端末に関連し、その端末
に対応して設けられている電子メールサーバのアカウン
ト宛に送られた電子メールの内容から端末同士の通信の
課金に関する情報を得ることができる。このため、イン
ターネット電話などのために特別に確保された帯域を提
供するような特別なサービスに対する対価を得ることが
可能となり、インターネット電話などの端末相互間の通
信サービスを提供しやすい環境を提供できる。
【0011】さらに、着信側から課金情報を電子メール
で送信することが可能となるので、端末同士の通信の課
金に関連する情報として、該端末同士の通信を開始して
から終了するまでの時間に加え、該端末同士の通信中に
一方の端末、すなわち着信側が受信した有効なパケット
数あるいはそれらのパケットに含まれたデータ長(個々
のパケットのデータ長の合計あるいは総計)を得ること
が可能となる。したがって、時間課金に加えて、パケッ
ト数あるいはそれらのパケットに含まれたデータ長に基
づく従量制課金を行うことも可能となる。
【0012】また、電子メールにより、端末同士の通信
を開始する前に、端末のコンピュータネットワーク上の
ネットワークアドレスを送信することができる。すなわ
ち、メール発信工程として、端末同士の通信を開始する
前に、端末のコンピュータネットワーク上のネットワー
クアドレスを格納した電子メールを送信する工程を設け
ることができる。これにより、端末のネットワークアド
レスが運用中に変化するシステムであっても、端末相互
間の接続を確立するために必要な相互のネットワークア
ドレスを通信相手に通知することができ、端末同士の通
信を開始できる。
【0013】さらに、電子メールにより使用ポートなど
の、ネットワークアドレスと共に、ファイアーウォール
などのセキュリティーシステムの制御に必要な情報を通
知することもできる。すなわち、メール発信工程とし
て、端末同士の通信を開始する前に、端末に関連するセ
キュリティーシステムの制御情報を格納した電子メール
を送信する工程を設けることができる。これにより、通
信中のみセセキュリティーシステムに通信経路を開き、
通信の終了に合わせてそれを閉じることによりセキュリ
ティー強度を向上できる。
【0014】さらに、電子メールにより、端末同士の通
信を開始する前に、DHCPサーバよりアドレスを取得
した時刻を通知し、相手側がアドレステーブルの更新の
有無を判断可能とすることができる。また、電子メール
により、現時刻およびタイムゾーンを通知することによ
り、時間課金のデータとすることができる。
【0015】本発明の通信システムを構成するには、端
末が接続されたローカルネットワークを管理するルータ
などの機器に、上記の本発明の通信方法を実現する機能
を持たせることも可能である。しかしながら、個々の端
末に、コンピュータネットワークを介して他の端末と通
信を行う通信手段と、他の端末との通信を開始する前お
よび/または該他の端末との通信が終了した後に、その
通信に関連する情報を格納した電子メールを他方の端末
の電子メールアドレス宛または該他の端末の関連する電
子メールアドレス宛に送信するメール発信手段とを設け
ておくことが望ましい。また、コンピュータネットワー
クを介して他の端末と通信を行う通信工程と、他の端末
との通信を開始する前および/または該他の端末との通
信が終了した後に、その通信に関連する情報を格納した
電子メールを他の端末の電子メールアドレス宛または該
他方の端末の関連する電子メールアドレス宛に送信する
メール発信工程とを有する端末の制御方法を採用するこ
とが望ましい。個々の端末に上記のようなタイミングで
電子メールにより、課金情報、ネットワークアドレスあ
るいはセキュリティーシステム制御情報などを発信する
手段を設け、あるいは、個々の端末をそのように制御す
ることにより、コンピュータネットワークに本発明の端
末を接続するだけで本発明の通信システムあるいは方法
を実現することが可能である。このため、シンプルな構
成で端末間の通信が実現できる。
【0016】さらに、通信に関連する情報を格納した、
自己の電子メールアドレス宛の電子メールの到着を定期
的に監視するメール受信手段あるいは工程を設けること
により、ネットワークアドレスあるいはセキュリティー
システム制御情報などの端末同士の通信に必要な情報を
自動的に取得し、それらが得られたら通信手段あるいは
工程により端末同士の通信を開始することができる。
【0017】このような端末の機能あるいは制御方法
は、上記の工程を実行可能な命令を有する通信プログラ
ム製品として提供することが可能であり、そのようなプ
ログラム製品あるいはプログラム装置は、CD−ROM
などのコンピュータに読取可能な適当な記録媒体に記録
して提供することができる。そして、ハードディスクな
どのコンピュータ読取可能な記録媒体に記録して使用す
ることにより、上記の手段を端末に実現することができ
る。さらに、本発明のプログラム製品は、インターネッ
トなどのコンピュータ間の通信により伝送される伝送媒
体に埋め込んで提供することも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながらさらに
説明する。図1に、本発明の通信システム5の概略構成
を示してある。図1に示した通信システム5では、イン
ターネット1を介して2つのローカルエリアネットワー
ク(LAN)10および20が接続されており、それぞ
れのLAN10および20に、DHCPサーバ11およ
び21と、電子メールサーバ12および22が接続され
ている。さらに、それぞれのLAN10および20にネ
ットワーク端末(以降においては端末)15および25
が接続されている。したがって、それぞれの端末15お
よび25がインターネット1を介してTCP/IPプロ
トコルにしたがって通信を行う際に必要になるネットワ
ークアドレス(IPアドレス、グローバルアドレス)
は、それぞれの端末15および25が接続されたLAN
10および20を管理するDHCPサーバ11および2
1により割り当てられる。
【0019】さらに、それぞれのLAN10および20
には、端末15および25がインターネット1と接続す
る帯域を提供する際に、それに対する対価を端末15お
よび25のユーザに請求するため課金情報を収集する課
金サーバ13および23が接続されている。そして、端
末15および25が端末相互間の通信を行った場合に
は、時間課金あるいは交換されたパケットの数に応じた
従量制課金でネットワーク使用量が各ユーザから徴収さ
れる。この図1に示した通信システム5は、たとえば、
ケーブルテレビ会社が利用者に提供するネットワークか
らインターネットを介してデジタル化された音声情報を
IPパケットに格納し、インターネット電話のような通
信を行う場合に適用される。
【0020】図2に、本例の通信システム5において、
LAN10の配下にある端末15と、LAN20の配下
にあるネットワーク端末25との間で通信を開始するま
での概略工程を示してある。まず、ステップ31で、発
側(発信側)となる一方の端末15がLAN10に対し
IPアドレス配布要求を行う。これに対し、ステップ3
2で、LAN10のIPアドレスを管理するDHCPサ
ーバ11が、管理対象となっているIPアドレスの中か
ら適当なIPアドレスφ1を端末15に対して配布す
る。次に、IPアドレスφ1を受け取った発側の端末1
5は、ステップ33で、受け取ったIPアドレスを記述
した電子メールφ11を通信相手(着側あるいは着信
側)となる他方の端末25の電子メールアドレス宛に発
信する。したがって、その電子メールφ11は、他方の
端末25のアカウントを持つLAN20の電子メールサ
ーバ22に対して送信される。この段階で、発側の端末
15が、電子メールφ11により、自身のIPアドレス
φ1の通知ならびに発呼を行うことになる。
【0021】受信側となる他方の端末25においては、
ステップ34において、定期的に自身のアカウントを持
つ電子メールサーバ22に対して電子メールの着信の確
認を定期的に行う。そして、ステップ35で、発側の端
末15からの電子メールφ11が電子メールサーバ22
に到着している場合は、到着している電子メールφ11
を着側の端末25が取得し、電子メールφ11の内容を
デコードすることにより発側の端末15のIPアドレス
を知ることができ、一方の端末15が他方の端末25に
対し発呼を行っていることが分かる。したがって、着側
の端末25は、ステップ36において、LAN20に対
しネットワークへの加入要求を出し、ステップ37にお
いて、LAN20のIPアドレスを管理しているDHC
Pサーバ21から端末25に割り当てられたIPアドレ
スφ2を取得する。
【0022】自己のIPアドレスφ2を取得した着側の
端末25は、さらに、ステップ38で発側の端末15の
電子メールアドレス宛に、自己のIPアドレスを格納し
た電子メールφ21を発信する。したがって、電子メー
ルφ21は、発側の端末15の電子メールのアカウント
を持つ電子メールサーバ12に対して送信される。これ
によって、着側の端末25から、発側の一方の端末15
に対しIPアドレスの通知が行われたことになる。
【0023】発側の端末15は、電子メールφ11を発
信した後に、ステップ39で、定期的に自身のアカウン
トを持つ電子メールサーバ12に対して電子メールの着
信の確認を定期的に行う。そして、ステップ40で、着
側の端末25からの電子メールφ21が電子メールサー
バ12に到着している場合は、到着している電子メール
φ21を発側の端末15が取得し、電子メールφ21の
内容をデコードすることにより着側の端末25のIPア
ドレスを知ることができる。したがって、本例の通信シ
ステム5においては、図2に示すような通信方法6を採
用することにより、発側の端末15および着側の端末2
5の双方に、それぞれが配下となっているDHCPサー
バ11および21により動的に割り当てられたIPアド
レスφ1およびφ2を電子メールφ11およびφ21に
より交換でき、双方の端末15および25が相手側のI
Pアドレスを取得できる。このため、それ以降は、ステ
ップ41で端末15および25のみで、それらの端末1
5および25の間でLAN10および20とインターネ
ット1を介してコネクションを確立することができ、端
末相互間の通信を介してして音声データなどを交換する
ことが可能となる。したがって、きわめて簡易な構成
で、端末間の通信を実現することができる。
【0024】さらに、本例の通信方法6においては、発
呼時に交換される電子メールφ11およびφ21にIP
アドレス(IPv4およびIPv6も含む)φ1および
φ2に加えて次のような情報も加えて送信する。まず、
それぞれのIPアドレスφ1およびφ2をDHCPサー
バ11あるいは21から取得した時刻(西暦、月、日、
時、分、秒)を送信することにより、その電子メールを
受信した側の端末15あるいは25が、アドレステーブ
ル(データベース)を更新するか否かの判断ができるよ
うにする。また、現時刻(西暦、月、日、時、分、秒)
を送信することにより、時間課金を行うための課金開始
時刻として利用できるようにする。この際、タイムゾー
ン(日本であれば+9)も情報として加えて、国際間で
端末相互間の通信に対応できるようにすることが望まし
い。
【0025】さらに、使用ポート番号などのセキュリテ
ィーシステムを制御する情報を電子メールφ11および
φ21により交換することが望ましい。端末同士の接続
を行う際に、受信側において、発信側のIPアドレスと
ポート番号を利用して自身の端末を保護するファイアー
ウォールなどのセキュリティーシステムに通信経路を開
けることができ、また、通信が終了したら、その通信経
路を閉じることができる。したがって、端末同士の接続
を阻害せずに、セキュリティー強度を向上することがで
きる。
【0026】本例の通信システム5および通信方法6で
は、さらに、ステップ41の端末同士の通信が終了する
と、ステップ45および46で、通信相手の端末15お
よび25の電子メールアドレス宛に電子メールφ12お
よびφ22による通話終了あるいは通信完了の通知を行
う。そして、各々の端末15および25が属するLAN
10および20の電子メールサーバ12および22、あ
るいは、これらのLAN10および20を管理する課金
サーバ(システム)13および23は、終話時の電子メ
ールφ12およびφ22を参照することにより、端末1
5および25の間の通信が終了したことを把握すると共
に、発呼時の電子メールφ11およびφ21のタイムス
タンプ(メールに格納されている現時刻)を比較するこ
とにより通話時間を特定することができる。この終話時
の電子メールφ12およびφ22が課金情報を主な目的
としている場合は、各端末15および25の電子メール
アドレス宛に発信する代わりに、電子メールサーバ12
および22の各端末15および25が対応する適当なア
カウント宛、LAN10および20の課金サーバ13お
よび23のアカウント宛など、端末15および25を管
理するための電子メールアドレスに発信するようにして
も良い。
【0027】終話時の電子メールφ12およびφ22に
は次のような情報を格納することができる。まず、現時
刻(西暦、月、日、時、分、秒)を送信することによ
り、時間課金を行うための課金終了時刻として利用でき
る。この際、タイムゾーン(日本であれば+9)も情報
として加えることが望ましいことは上記と同様である。
また、受信パケット数(到着パケット数)またはそれら
のデータ長の総計を電子メールφ12およびφ22に含
めることにより従量制課金を行うことができる。受信パ
ケット数は、インターネット電話の場合は音声情報が格
納されたUDPパケットの受信総数(パケット量)であ
り、データ長の総計はIPヘッダーのトータルレングス
からヘッダー長を引いた値の和を取るなどの方法により
簡単に算出できる。
【0028】課金サーバ13および23で端末同士の通
信について時間課金する場合は、着側の端末25からの
電子メールφ21によるメッセージのタイムスタンプに
よる時間と、終話の際に再度送出される電子メールφ2
2のメッセージのタイムスタンプの相対的な時間差から
通信を行っていた時間を特定することができる。なお、
課金サーバ13および23で、自己が管理する端末15
および25においてオンフックのタイミングを検出でき
るのであれば、上記の時間差と端末のオンフックのいず
れか早い方で時間課金することが望ましい。
【0029】また、課金サーバ13および23で端末同
士の通信について従量制課金する場合は、着側の端末2
5が通話中に受信したパケット数量を計測し、終話時の
電子メールφ22により発側の端末15のアカウントを
持つ電子メールサーバ12に対して送出しているので、
その電子メールφ22のメッセージの中に格納されてい
るパケット数量により特定する。着側の端末25からの
電子メールφ22に含まれている受信パケット数を、発
側の端末15から発信された送出パケット総量と比較す
ることにより、回線品質(パケット損失率)の確認を行
うことも可能である。また、この端末同士の通話によ
り、発側の端末15で受信したパケット数を着側の端末
25に通知することにより、他方のLAN20の有効な
使用量を特定することも可能である。したがって、終話
時の電子メールφ12およびφ22により収集される課
金情報を、LAN10のサービス提供者とLAN20の
サービス提供者間の回線使用量の清算の情報として用い
ることも可能となる。
【0030】さらに、単にパケットの総数だけである
と、パケットに含まれるデータ長による利用状況は反映
されない。したがって、上記のように、到着あるいは受
信したパケットに含まれたデータ長の総計を計測し、そ
れらの情報を従量課金用のデータとして電子メールφ1
2あるいはφ22によって交換することがさらに望まし
い。データ長は、実際にパケットをデコードしてデータ
長を検出して和を求めても良く、IPヘッダーのトータ
ルレングスの和から算出するなどの方法により求めても
良い。また、パケットの総数と、データ長の両方のデー
タを電子メールφ12およびφ22により通知すること
も可能であり、課金およびネットワークの使用状況など
を判断するうえで有効に利用することができる。
【0031】図3に、本例の端末15および25をアナ
ログ電話51をインターネットに接続することが可能な
アダプタ50として実現した場合の概略の機能構成を示
してある。このアダプタ(TA)50は、インターネッ
ト1、イントラネットあるいはLAN10および20と
接続可能なネットワークインタフェース(たとえば、イ
ーサネット(登録商標)インタフェース)52と、アナ
ログ電話とのインタフェースを行う適当なICなどで構
成される電話機インタフェース53と、音声情報をパケ
ットに変換してネットワーク経由で発信し、また、受信
したパケットから音声情報を再生する音声データ通信シ
ステム54とを備えている。したがって、本例のアダプ
タ50をLAN10に接続すると、ネットワークインタ
フェース52によりLAN10のDHCPサーバ11か
らグローバルIPとなるIPアドレスφ1を取得するこ
とが可能であり、ネットワークインタフェース52、L
AN10あるいはインターネット1を介して、それらの
コンピュータネットワークに接続されたサーバあるいは
他の端末と通信することが可能である。
【0032】音声データ通信システム54は、端末同士
の通信を開始する前の発呼時に、自己のIPアドレスφ
1を格納した電子メールφ11を通信相手の他の端末の
電子メールアドレスに発信するメール発信機能55と、
通信相手の他の端末からの電子メールを受信し、他の端
末のIPアドレスφ2を取得できるメール受信機能56
と、IPアドレスφ2の端末とパケット化された音声デ
ータを送受信できる通信機能57とを備えている。本例
のメール発信機能55は、発呼時の電子メールφ11
に、IPアドレスφ1に加えて、DHCPサーバ11か
らIPアドレスφ1を取得した時刻(西暦、月、日、
時、分、秒)と、現時刻(西暦、月、日、時、分、秒)
と、タイムゾーン(日本であれば+9)と、さらに、使
用ポート番号などのセキュリティーシステムを制御する
情報を格納して発信する。
【0033】また、本例のメール発信機能55は、端末
同士の通話が終了した終話時に、現時刻(西暦、月、
日、時、分、秒)と、タイムゾーンと、受信パケット数
またはデータ長(到着パケット数またはデータ長)を格
納した電子メールφ12を、他の端末の電子メールアド
レス宛に発信する機能を備えている。受信パケット数あ
るいは受信パケットに含まれるデータ長は、通信機能5
7あるいはネットワークインタフェース52によりカウ
ントされており、データベース59を介して、あるいは
直にメール発信機能55に供給される。
【0034】本例のアダプタ50は、各々が独立したメ
ールアドレスを備えている。このため、メール発信機能
55は、電話機51から入力された電話番号に基づきデ
ータベース59をサーチして、電話番号に対応する送信
相手の電子メールアドレスを取得するとともに、その電
子メールアドレスに対し、ネットワークインタフェース
52が取得した自己のIPアドレスφ1を格納した電子
メールφ11を自己の電子メールアドレスからメールア
ドレスを付して送信する。したがって、電子メールサー
バ12のSMTPサーバに対してSMTPクライアント
として動作する。
【0035】一方、メール受信機能56は、電子メール
サーバ12のPOPサーバに対してPOPクライアント
して動作し、定期的に自己の電子メールアドレス宛の電
子メールの有無を監視する。そして、自己の電子メール
アドレス宛の電子メールがPOPサーバにあると、その
中身を解析し、電子メールに格納されている通信相手の
IPアドレスなどの情報を取得する。通信相手のIPア
ドレスは通信機能57に供給されて、通信相手との通信
を確立するために利用される。それとともに、通信相手
のIPアドレスφ2は、データベース59に格納され、
通信相手の情報として記録される。したがって、アダプ
タ50がLAN10に接続されている場合は、通常、L
AN10の配下にある電子メールサーバ12に通信相手
である端末25からの電子メールの有無を確認し、電子
メールが存在する場合、最新の内容から通信相手である
端末25の最新のIPアドレスφ2を認識し、それ以
降、端末15と端末25との間のみでの通信が開始され
るが、電子メールが存在しない場合、データベース59
に記録された以前の通信時と同じIPアドレスφ2を利
用して、他の端末25と通信を開始することも可能であ
る。そして、自らのIPアドレスφ1が同じLAN10
の配下のDHCPサーバ11により新しいIPアドレス
φ1に変更された場合は、即座に通信を予定している端
末25と同一のLAN20の配下の電子メールサーバ2
2に対して新しいIPアドレスφ1を記述した電子メー
ルφ11を送信し、自己のIPアドレスφ1が変更され
たことを通知し、その後、間違いなく端末相互間の接続
を行うことができるように準備を整えておくことも可能
である。
【0036】図4から図6に、本例のアダプタ50のメ
ール発信機能55およびメール受信機能56における処
理をフローチャートにより示してある。図4は発呼時の
メール発信機能55における主な処理であり、ステップ
61で電話機51から発呼されると、ステップ62で自
己のIPアドレスφ1を上述したようにDHCPサーバ
11から取得する。さらに、ステップ63で、発呼され
た電話番号から通信相手の電子メールアドレスを取得
し、ステップ64で自己のIPアドレスφ1、現時刻、
タイムゾーン、使用ポート番号などのセキュリティー情
報を格納した電子メールφ11を通信相手の電子メール
アドレス宛に発信する。この際、データベース59に記
憶された通信相手のIPアドレスφ2のタイムスタンプ
が非常に新しい場合、たとえば、数時間以内のものであ
れば、そのIPアドレスφ2を利用し、電子メールの交
換を行わないで通信を確立させるようにしても良い。
【0037】図5は発呼時のメール受信機能56におけ
る主な処理であり、ステップ71で、定期的に自己のメ
ールアドレス宛のメールの有無を確認する。ステップ7
2で、電子メールがあった場合は、その電子メールに格
納されたIPアドレスをデコードして取得する。次に、
ステップ73において、自己が着側、すなわち、メール
発信機能55を用いて発呼していない場合は、ステップ
74で自己のIPアドレスφ2を取得する。そして、発
側の端末15の電子メールアドレスは発側の端末15か
らの電子メールφ11により判明しているので、メール
発信機能55を用いて、ステップ75で自己のIPアド
レスφ2、現時刻、タイムゾーンおよび使用ポートなど
のセキュリティー情報を格納した電子メールφ21を通
信相手、すなわち、発側の端末15の電子メールアドレ
ス宛に電子メールφ21により返信する。
【0038】一方、アダプタ50が発側の場合は、ステ
ップ72で取得した電子メールにより通信相手となる他
の端末25のIPアドレスが判明するので、ステップ7
6で通信機能57を用いて通信を開始し、音声パケット
の交換を行う。これにより、端末間で音声パケットをダ
イレクトに交換することが可能となり、非常にシンプル
なシステムでインターネット電話としての機能を実現す
ることができる。
【0039】図5に示したメール受信機能56の処理で
は、着側と発側で処理を変えているが、着側であれば、
自己のIPアドレスφ2を取得した段階で通信にかかわ
る双方のIPアドレスが判明するので、着側と発側との
区別なしに通信を開始するようにしても良い。しかしな
がら、ファイアーウォールなどのセキュリティーシステ
ムが双方の端末15および25の間に存在する場合は、
上記のように通信を開始する前に、双方のIPアドレス
φ1およびφ2、さらには、セキュリティーシステムを
制御するための情報を交換した後に通信を開始すること
が望ましい。
【0040】図6は終話時のメール発信機能55におけ
る主な処理であり、ステップ81で電話機51がオンフ
ックの終話状態となったことを検出すると、ステップ8
2で受信パケット数を取得する。そして、ステップ83
で、現時刻と、受信パケット数を格納した電子メールφ
12を通話相手または通信相手の他の端末の電子メール
アドレス宛に発信する。また、受信パケット数の代わり
に、また、受信パケット数と共に、それらの受信パケッ
トのデータ長をステップ82で取得し、受信パケットの
代わりに、または、受信パケットと共にそれらのデータ
長のデータをステップ83で他のデータと共に電子メー
ルφ12により発信することができる。
【0041】これらの図4から図6に示したメール発信
機能55およびメール受信機能56を含む音声データ通
信システム54は、図4から図6に示したステップを実
行可能な命令を有するプログラム製品としてCD−RO
Mあるいはその他のコンピュータに読取可能な記録媒体
に記録して提供することができる。あるいはインターネ
ットなどのコンピュータネットワークを介して伝送ある
いは配信可能な伝送媒体に埋め込んで提供することがで
きる。そして、電話機アダプタ50として専用のハード
ウェアを備えたターミナルアダプタに記憶してネットワ
ークに接続し、本発明の通信システム5を構築すること
が可能である。あるいは、本発明に係るプログラム製品
を汎用のパーソナルコンピュータにロードして端末とし
ての機能を実現することも可能である。
【0042】
【発明の効果】このように、本発明の通信システムおよ
び通信方法においては、端末の間でコネクションを確立
する端末同士の通信を行う際に、端末同士の通信ではタ
イミングやプロトコルなどの関係で伝達することができ
ない課金情報、IPアドレス(ネットワークアドレス)
あるいはセキュリティー情報などを、蓄積交換型で、さ
らに、変化することのない電子メールアドレスを備えた
電子メールにより交換するようにしている。したがっ
て、インターネット電話などの端末同士の通信サービス
を提供するプロバイダは、端末同士の通信の開始および
終了をモニターすることが可能となる。このため、プロ
バイダが提供するネットワークの品質に対応した対価を
時間課金あるいは従量制課金により求めることが可能と
なり、インターネット電話などの端末同士の通信を用い
たサービスを提供する環境を提供できる。
【0043】また、端末間で通信を行おうとする端末あ
るいはユーザは、通信相手の電子メールアドレスだけを
知っていれば、通信相手のIPアドレスは知らなくても
よく、通信相手のIPアドレス、さらには自己のIPア
ドレスが運用中に変化するシステムであっても所望の通
信相手と端末同士の間で確実に通信することができる。
そして、端末同士の通信の前後の電子メールの送受信
は、電話機による発呼および終話に合わせて自動的に行
われるようにすれば、ユーザに対する負担はなく、ユー
ザが感知しないところで通話を管理する情報を交換する
ことができる。したがって、ユーザはインターネットを
介して電話を行うときも、単に電話機から通常の電話の
ように電話番号を入力するだけでよく、使い勝手の良い
インターネット電話システムを本発明により提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの概要を示す図である。
【図2】図1に示す通信システムによる通信方法の概要
を示すタイミングチャートである。
【図3】図2に示す通信方法を用いたインターネット電
話用の端末の概略構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す端末の発呼時のメール発信機能の処
理の概要を示すフローチャートである。
【図5】図3に示す端末のメール受信機能の処理の概要
を示すフローチャートである。
【図6】図3に示す端末の終話時のメール発信機能の処
理の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インターネット 5 通信システム、6 通信方法 10、20 ローカルエリアネットワーク(LAN) 11、21 DHCPサーバ 12、22 電子メールサーバ 13、23 課金サーバ 15、25 ネットワーク端末(端末) 50 インターネット電話用のアダプタ 51 電話機 52 ネットワークインタフェース 53 電話機インタフェース 54 音声データ通信システム 55 メール発信機能(メール発信手段) 56 メール受信機能(メール受信手段) 59 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越邑 哲也 東京都港区虎ノ門五丁目12番13号 大手町 建物神谷町ビルディング4階 ワールドア クセル株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA06 HA08 HB08 HB11 HD08 HD09 JT06 LB02 LB03 MB11 5K034 BB05 BB06 FF13 LL01 LL02 NN12 NN22

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末同士がコンピュータネットワークを
    介して通信可能な通信システムであって、該端末同士の
    通信を開始する前および/または該端末同士の通信が終
    了した後に、少なくとも一方の端末から他方の端末の電
    子メールアドレス宛または該他方の端末の関連する電子
    メールアドレス宛に、該端末同士の通信に関連する情報
    を格納した電子メールを送信する通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電子メールによ
    り、端末同士の通信が終了した後に、該端末同士の通信
    の課金に関連する情報を送信する通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記端末同士の通信
    の課金に関連する情報は、該端末同士の通信を開始して
    から終了するまでの時間および/または該端末同士の通
    信中に前記一方の端末が受信したパケット数あるいはそ
    れらのパケットに含まれたデータ長である通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記電子メールによ
    り、前記端末同士の通信を開始する前に、前記端末の前
    記コンピュータネットワーク上のネットワークアドレス
    を送信する通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記電子メールによ
    り、前記端末同士の通信を開始する前に、前記端末の関
    連するセキュリティーシステムの制御情報を格納した電
    子メールを送信する通信システム。
  6. 【請求項6】 端末同士がコンピュータネットワークを
    介して通信を開始する前および/または該端末同士の通
    信が終了した後に、少なくとも一方の端末から他方の端
    末の電子メールアドレス宛または該他方の端末の関連す
    る電子メールアドレス宛に、該端末同士の通信に関連す
    る情報を格納した電子メールを送信するメール発信工程
    を有する通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記メール発信工程
    は、前記端末同士の通信が終了した後に、前記端末同士
    の通信の課金に関連する情報を格納した電子メールを送
    信する工程を備えている通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記端末同士の通信
    の課金に関連する情報は、該端末同士の通信を開始して
    から終了するまでの時間および/または該端末同士の通
    信中に前記一方の端末が受信したパケット数あるいはそ
    れらのパケットに含まれたデータ長である通信方法。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記メール発信工程
    は、前記端末同士の通信を開始する前に、前記端末の前
    記コンピュータネットワーク上のネットワークアドレス
    を格納した電子メールを送信する工程を備えている通信
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項6において、前記メール発信工
    程は、前記端末同士の通信を開始する前に、前記端末の
    関連するセキュリティーシステムの制御情報を格納した
    電子メールを送信する工程を備えている通信方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータネットワークを介して他
    の端末と通信を行う通信手段と、 前記他の端末との通信を開始する前および/または該他
    の端末との通信が終了した後に、その通信に関連する情
    報を格納した電子メールを前記他方の端末の電子メール
    アドレス宛または該他の端末の関連する電子メールアド
    レス宛に送信するメール発信手段とを有する端末。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記メール発信
    手段は、前記他の端末との通信が終了した後に、その通
    信の課金に関連する情報を格納した電子メールを送信す
    る端末。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記通信の課金
    に関連する情報は、該他の端末との通信を開始してから
    終了するまでの時間および/または該他の端末との通信
    中に受信したパケット数あるいはそれらのパケットに含
    まれたデータ長である端末。
  14. 【請求項14】 請求項11において、前記メール発信
    手段は、前記他の端末との通信を開始する前に、自己の
    ネットワークアドレスおよび/またはセキュリティーシ
    ステムを制御する情報を格納した電子メールを送信する
    端末。
  15. 【請求項15】 請求項11において、前記通信に関連
    する情報を格納した、自己の電子メールアドレス宛の電
    子メールの到着を定期的に監視するメール受信手段を有
    する端末。
  16. 【請求項16】 コンピュータネットワークを介して他
    の端末と通信を行う通信工程と、 前記他の端末との通信を開始する前および/または該他
    の端末との通信が終了した後に、その通信に関連する情
    報を格納した電子メールを前記他方の端末の電子メール
    アドレス宛または該他の端末の関連する電子メールアド
    レス宛に送信するメール発信工程とを有する端末の制御
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記メール発信
    工程は、前記他の端末との通信が終了した後に、その通
    信の課金に関連する情報を格納した電子メールを送信す
    る工程を備えている端末の制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記通信の課金
    に関連する情報は、該他の端末との通信を開始してから
    終了するまでの時間および/または該他の端末との通信
    中に受信したパケット数あるいはそれらのパケットに含
    まれたデータ長である端末の制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項16において、前記メール発信
    工程は、前記他の端末との通信を開始する前に、自己の
    ネットワークアドレスおよび/またはセキュリティーシ
    ステムの制御情報を格納した電子メールを送信する工程
    を備えている端末の制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項16において、前記通信に関連
    する情報を格納した、自己の電子メールアドレス宛の電
    子メールの到着を定期的に監視するメール受信工程を有
    する端末の制御方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータネットワークを介して他
    の端末と通信を行う通信工程と、 前記他の端末との通信を開始する前および/または該他
    の端末との通信が終了した後に、その通信に関連する情
    報を格納した電子メールを前記他方の端末の電子メール
    アドレス宛または該他の端末の関連する電子メールアド
    レス宛に送信するメール発信工程とを実行可能な命令を
    有する通信プログラム製品。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記メール発信
    工程では、前記他の端末との通信が終了した後に、その
    通信の課金に関連する情報を格納した電子メールを送信
    する処理を実行可能な命令を有する通信プログラム製
    品。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記通信の課金
    に関連する情報は、該他の端末との通信を開始してから
    終了するまでの時間および/または該他の端末との通信
    中に受信したパケット数あるいはそれらのパケットに含
    まれたデータ長である通信プログラム製品。
  24. 【請求項24】 請求項21において、前記メール発信
    工程では、前記他の端末との通信を開始する前に、自己
    のネットワークアドレスおよび/またはセキュリティー
    システムの制御情報を格納した電子メールを送信する処
    理を実行可能な命令を有する通信プログラム製品。
  25. 【請求項25】 請求項21において、前記通信に関連
    する情報を格納した、自己の電子メールアドレス宛の電
    子メールの到着を定期的に監視するメール受信工程を実
    行可能な命令をさらに有する通信プログラム製品。
  26. 【請求項26】 請求項21ないし25のいずれかに記
    載の通信プログラム製品が記録されているコンピュータ
    読取可能な記録媒体。
  27. 【請求項27】 請求項21ないし25のいずれかに記
    載の通信プログラム製品が埋め込まれているコンピュー
    タ間の通信により伝送可能な伝送媒体。
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