JP2002094488A - 光無線伝送システムおよび光伝送装置 - Google Patents

光無線伝送システムおよび光伝送装置

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JP2002094488A
JP2002094488A JP2000284007A JP2000284007A JP2002094488A JP 2002094488 A JP2002094488 A JP 2002094488A JP 2000284007 A JP2000284007 A JP 2000284007A JP 2000284007 A JP2000284007 A JP 2000284007A JP 2002094488 A JP2002094488 A JP 2002094488A
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Japan
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transmission
unit
optical
reception
cmi
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JP2000284007A
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English (en)
Inventor
Akihiko Oshinomi
章彦 押之見
Yoshinori Takahashi
義則 高橋
Yuji Ito
裕士 伊藤
Masakatsu Kawahara
正勝 川原
Takeshi Kuroshima
健仕 黒嶋
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SoftBank Corp
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Japan Telecom Co Ltd
Nakayo Telecommunications Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光無線伝送システムの信頼性を向上させる。 【解決手段】1対の光伝送装置100各々に、光信号の
送受光を担う装置として、常用系送受信装置300と予
備系送受信装置400を設け、一方を選択的に現用系と
して使用するようにする。ただし、常用系送受信装置3
00に伝送障害が生じていない場合は、これを現用系と
して選択する。そして、各光伝送装置100間でCMI
符号を送受信すると共に、各光伝送装置100にて受信
CMI符号列の符号則違反を検出し、これをトリガに、
現用系とする送受信装置を、常用系送受信装置300か
ら予備系送受信装置400に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を用いて無
線伝送を行う光無線伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光信号を用いて無線伝送を行
う光無線伝送システムが、例えばビル間などの伝送ケー
ブルの敷設が困難な地点間の伝送に用いられている。
【0003】従来の光無線伝送システムは、各々送光部
と受光部を備えた1対の光伝送装置で構成される。そし
て、この1対の光伝送装置間で情報を変調することで得
られる光信号を送受することにより、情報を無線伝送す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
光無線伝送システムでは、情報の伝送に光を用いるた
め、光路が障害物で遮断されたり、あるいは、外光が受
光部に入射したりすると、情報の伝送が正常にできなく
なることがある。このことが、光無線伝送システムの信
頼性低下の要因となっている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、光無線伝送システムにおける
情報伝送の信頼性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために本
発明は、1対の光伝送装置間で相互に光無線伝送を行う
光無線伝送システムにおいて、前記1対の光伝送装置各
々に、光信号の送受を行う第1および第2の送受光部
と、前記第1および第2の送受光部のうちの一方を選択
的に現用系送受光部に設定する系切替部と、現用系送受
光部による光信号の送受を介して情報を送受信する送受
信部と、を設ける。
【0007】そして、前記系切替部に、現用系送受光部
の伝送障害を検出する伝送障害検出手段と、前記伝送障
害検出手段が伝送障害を検出した場合に、前記第1およ
び第2の送受光部のうち、現用系送受光部に現在設定さ
れていない方が現用系送受光部となるように、現用系送
受光部の設定を切り替える切替手段と、を設ける。
【0008】本発明によれば、1対の光伝送装置各々に
送受光部を2つ設け、そのうちの一方を選択的に現用系
送受光部として使用できるようにしている。そして、現
用系送受光部に伝送障害が発生した場合には、これを検
出して、自動的に他方の送受光部を現用系送受光部に切
り替える。このため、一方の送受光部の光路が障害物で
遮断された場合でも、他方の送受光部を用いて無線伝送
を継続すること可能となる。したがって、情報伝送の信
頼性が向上する。
【0009】なお、本発明において、前記第1および第
2の送受光部各々に、CMI(CodedMark Inversion Cod
es)符号列を変調することで得られる光信号の送受を行
わせるようにしてもよい。そして、前記伝送障害検出手
段に、現用系送受光部が受光した光信号を復調すること
で得られるCMI符号列のCMI符号則違反を、前記伝
送障害として検出させるようにしてもよい。
【0010】このようにすれば、情報に付加した誤り検
出用の符号を用いて伝送誤りを検出する場合に比べ、切
替を高速に行うことができる。また、簡易な構成で系切
替を実現することができる。なお、切替を高速に行うこ
とができることは、鳥などによる光路瞬断の多発が予想
される光無線伝送システムにおいて特に有用である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1に、本発明の1実施形態が適用された
光無線伝送システムの構成を示す。
【0013】図示するように、本実施形態の光無線伝送
システムは、相互に光信号を用いて通信を行う1対の光
伝送装置100で構成される。1対の光伝送装置100
は、各々、インタフェース(IF)変換装置200と、
常用系送受信装置300と、予備系送受信装置400
と、を有する。
【0014】インタフェース変換装置200は、伝送路
インタフェース(IF)部210と、保守回線インタフ
ェース(IF)部220と、主処理部230とを有す
る。ここで、伝送路インタフェース部210は、本実施
形態の光無線伝送システムが信号の中継を行うネットワ
ーク500に接続している。また、保守回線インタフェ
ース部220は、ISDNやPHS網やアナログ電話回
線などの公衆電話網600に接続するISDNインタフ
ェース(IF)221やPHS網インタフェース(I
F)222やモデム(アナログ回線インターフェース
(IF))222aを備えている。また、主処理部23
0は、制御装置231と、スクランブル処理部232
と、保守情報処理部233と、CMI処理部235と、
保守端末700に接続する保守端末インタフェース23
4とを備えている。
【0015】常用系送受信装置300は、送受信処理部
310と、送光部320と、受光部330とを有する。
同様に、予備系送受信装置400も、送受信処理部41
0と、送光部420と、受光部430とを有する。
【0016】公衆電話網600には、光伝送装置100
の保守を行うための保守端末610、620が配置され
る。ここで、保守端末610は、ISDNに接続した端
末であり、保守端末620は、PHS網に接続した端末
である。
【0017】次に、以上のような構成を有する光無線伝
送システムを用いた、ネットワーク500間における通
信データの伝送動作について、その概要を説明する。
【0018】インタフェース変換装置200の伝送路イ
ンタフェース部210がネットワーク500から通信デ
ータを受信すると、この通信データは、制御装置231
のスクランブル処理部232でスクランブル処理により
暗号化され、それから、CMI処理部235でCMI(C
oded Mark Inversion Codes)符号化された後、常用系送
受信装置300に送られる。常用系送受信装置300
は、インタフェース変換装置200から送られてきた通
信データを送受信処理部310で処理し、この通信デー
タに応じた光信号を、送光部320からこれに対向する
光伝送装置100の常用系送受信装置300の受光部3
30へ送光する。
【0019】また、常用系送受信装置300の送受信処
理部310は、インタフェース変換装置200から送ら
れてきた通信データを、予備系送受信装置400にも送
る。予備系送受信装置400は、常用系送受信装置30
0から送られてきた通信データを送受信処理部410で
処理し、この通信データに応じた光信号を、送光部42
0からこれに対向する光伝送装置100の予備系送受信
装置400の受光部430へ送光する。
【0020】一方、常用系送受信装置300の受光部3
30がこれに対向する光伝送装置100の常用系送受信
装置300の送光部320から光信号を受光すると、こ
の光信号に応じた信号が送受信処理部310に送られ
る。また、予備系送受信装置400の受光部430がこ
れに対向する光伝送装置100の予備系送受信装置40
0の送光部420から光信号を受光すると、この光信号
に応じた信号が、送受信処理部410を介して、常用系
送受信装置300の送受信処理部310に送られる。常
用系送受信装置300の送受信処理部310は、受け取
った2系統の信号のうちの一方を、後述する系統選択処
理により選択し、インタフェース変換装置200の制御
装置231に送る。制御装置231では、受け取った信
号をCMI処理部235で復号化し、それから、スクラ
ンブル処理部232でデスランブル処理して復号化し
て、通信データを復元する。そして、復元した通信デー
タを伝送路インタフェース部210を介してネットワー
ク500に送信する。
【0021】以上の動作により、ネットワーク500間
における通信データの伝送が、本実施形態の光無線伝送
システムを介してなされることになる。
【0022】次に、以上のような構成を有する光無線伝
送システムを用いた、保守情報の送受信動作について説
明する。
【0023】本実施形態の光無線伝送システムでは、前
述した通信データに時分割多重化して保守情報チャネル
を設けている。そして、この保守情報チャネルを用い
て、光無線伝送システム内の各部間で保守情報を送受し
ている。すなわち、一方の光伝送装置100のインタフ
ェース変換装置200の伝送路インタフェース部210
から、他方の光伝送装置100のインタフェース変換装
置200の伝送路インタフェース部210までの間にお
いて、通信データは、保守情報と時分割多重化された形
態で送受される。そして、このために、一方の光伝送装
置100のインタフェース変換装置200の伝送路イン
タフェース部210から、他方の光伝送装置100のイ
ンタフェース変換装置200の伝送路インタフェース部
210までの間において、通信データが経由する全ての
伝送路は、その伝送速度を、伝送路インタフェース部2
10とネットワーク500との間の伝送速度よりも大き
くしている。
【0024】さて、インタフェース変換部200の主処
理部230、伝送路インタフェース部210、常用系送
受信装置300の送受信処理部310、および、予備系
送受信装置400の送受信処理部410は、それぞれ、
受信した通信データと時分割多重化されている保守情報
チャネル上から自身が必要とする保守情報を抽出する。
また、送信する通信データと時分割多重化される保守情
報チャネル上に他部が必要とする保守情報を挿入する。
【0025】また、インタフェース変換部200の主処
理部230は、保守情報処理部233を用いて、保守端
末インタフェース234や保守回線インタフェース部2
20を介して保守端末700や保守端末610、620
から受信した保守情報を、通信データと時分割多重化さ
れる保守情報チャネルに挿入する。また、保守情報処理
部233を用いて、通信データと時分割多重化されてい
る保守情報チャネルから保守情報を抽出し、これを保守
端末インタフェース234や保守回線インタフェース部
220を介して保守端末700や保守端末610、62
0に送信する。具体的には、主処理部230の制御装置
231は、保守情報処理部233を介して得た対向装置
あるいは常用系/予備系送受信装置300、400から
の保守情報を解読して、各種制御(ループバックテスト
等)を実施したり、データの演算処理や蓄積を行ったり
する。また、制御装置231は、保守回線インターフェ
ース部220、保守端末インターフェース234を介し
て保守端末610、620、700から得た情報を解読
して、各種制御を実施したり、保守情報処理部233を
介して対向装置へ制御指示を出したりする。また、保守
回線インターフェース部220、保守端末インターフェ
ース234を介して保守端末610、620、700へ
情報を送信したりもする。
【0026】このように、本実施形態の光無線通信シス
テム内の任意の伝送路上において、通信データの伝送チ
ャネルは保守情報チャネルと時分割多重化されている。
そこで、以下では、便宜上、1つの伝送路上の通信デー
タの伝送チャネルと保守情報チャネルとをあわせて内部
伝送チャネルと呼ぶこととする。また、通信データと保
守情報とをあわせて内部伝送情報と呼ぶこととする。ま
た、以下では、内部伝送チャネルの構成を、フレームパ
ルスによって区切られる時間フレーム中に、通信データ
の伝送チャネルと保守情報チャネルのスロットを設けた
ものとして説明する。
【0027】以下、このような動作を行う常用系送受信
装置300、予備系送受信装置400の詳細について説
明する。
【0028】まず、予備系送受信装置400について説
明する。
【0029】図2に、予備系送受信装置400の内部構
成を示す。
【0030】図示するように、送受信処理部410は、
制御部411と、受信処理部412と、送信処理部41
3とを有する。
【0031】送信処理部413は、CMI復号化部41
31と、セレクタ(SEL)4132と、保守情報処理
部4133と、CMI符号化部4134とを有する。
【0032】CMI復号化部4131は、常用系送受信
装置300から受信したCMI符号を復号化して、内部
伝送チャネルの内部伝送情報を復元する。
【0033】セレクタ4132は、制御部411よりの
指示に従い、送光部420への送信対象とする内部伝送
チャネルを、CMI復号化部4131が復元した内部伝
送チャネル、および、受信処理部412から受け取った
内部伝送チャネルの中から選択する。
【0034】保守情報抽出部4133aは、CMI復号
化部4131が復元した内部伝送チャネルの保守情報チ
ャネルから保守情報を抽出して制御部411に伝える。
保守情報挿入部4133は、セレクタ4132で選択さ
れた内部伝送チャネルの保守情報チャネルに、制御部4
11から受け取った保守情報を挿入する。
【0035】CMI符号化部4134は、セレクタ41
32で選択された内部伝送チャネルの内部伝送情報をC
MI符号化して、送光部420に送信する。
【0036】また、受信処理部412は、受光レベル検
出部4121と、クロック抽出部4122と、CMI復
号化部4123と、CMI符号誤り検出部4124と、
フレーム同期部4125と、セレクタ(SEL)412
6と、保守情報処理部4127と、CMI符号化部41
28と、誤り挿入部4129とを有する。
【0037】受光レベル検出部4121は、受光部43
0から出力された、受光信号に応じた電気信号の強度レ
ベルを検出する。
【0038】クロック抽出部4122は、前記電気信号
であるCMI符号からクロック成分を抽出してクロック
を生成する。
【0039】CMI復号化部4123は、前記CMI符
号を復号化して内部伝送チャネルの内部伝送情報を復元
する。
【0040】CMI符号誤り検出部4124は、CMI
復号化部4123が復号化するCMI符号の誤りを検出
する。
【0041】フレーム同期部4125は、CMI復号化
部4123が復元した内部伝送チャネルのフレームパル
スを検出してフレーム同期を確立する。
【0042】セレクタ4126は、制御部411よりの
指示に従い、常用系送受信装置300への送信対象とす
る内部伝送チャネルを、CMI復号化部4123が復元
した内部伝送チャネル、および、送信処理部413から
受け取った内部伝送チャネルの中から選択する。
【0043】保守情報抽出部4127aは、CMI復号
化部4123が復元した内部伝送チャネルの保守情報チ
ャネルから保守情報を抽出して、制御部411に伝え
る。保守情報抽出部4127は、セレクタ4126で選
択された内部伝送チャネルの保守情報チャネルに、制御
部411から受け取った保守情報を挿入する。
【0044】CMI符号化部4128は、セレクタ41
26で選択された内部伝送チャネルの内部伝送情報をC
MI符号化して、常用系送受信装置300に送信する。
【0045】誤り挿入部4129は、常用系送受信装置
300に送信する、CMI符号化された内部伝送情報中
の、CMI符号誤り検出部4124で誤りが検出された
箇所に対応する箇所に、CMI符号誤りを強制的に引き
起こす。
【0046】なお、通常時において、セレクタ4132
は、CMI復号化部4131が復元した内部伝送チャネ
ルを選択し、セレクタ4126は、CMI復号化部41
23が復元した内部伝送チャネルを選択している。
【0047】ところで、受信処理部412において、C
MI符号から内部伝送情報を復元し、再度、復元した内
部伝送情報をCMI符号化するのは、保守情報抽出部4
127a、保守情報挿入部4127での保守情報の抽
出、挿入を可能とするためである。また、誤り挿入部4
129で強制的に誤りを挿入するのは、CMI符号の復
号化によって失われた誤りを、常用系送受信装置300
に送信するCMI符号列上に再現するためである。
【0048】ただし、もし、受信処理部412におい
て、この保守情報の抽出、挿入を行わないのであれば、
受光部430より受信したCMI符号を、そのまま、常
用系送受信装置300に送信するようにしてもよい。
【0049】次に、常用系送受信装置300について説
明する。
【0050】図3に、常用系送受信装置300の内部構
成を示す。
【0051】図示するように、送受信処理部310は、
制御部311と、受信処理部312と、送信処理部31
3とを有する。
【0052】送信処理部313は、予備系送受信装置4
00の送信処理部413と同様の構成を有している。す
なわち、CMI復号化部3131は、インターフェース
変換装置200から受信したCMI符号を復号化して、
内部伝送チャネルの内部伝送情報を復元する。セレクタ
3132は、制御部311よりの指示に従い、送光部3
20への送信対象とする内部伝送情報チャネルを、CM
I復号化部3131が復元した内部伝送チャネル、およ
び、受信処理部312から受け取った内部伝送チャネル
の中から選択する。保守情報抽出部3133aは、CM
I復号化部3131が復元した内部伝送チャネルの保守
情報チャネルから保守情報を抽出して制御部311に伝
える。保守情報挿入部3133は、セレクタ3132で
選択された内部伝送チャネルの保守情報チャネルに、制
御部311から受け取った保守情報を挿入する。CMI
符号化部3134は、セレクタ3132で選択された内
部伝送チャネルの内部伝送情報をCMI符号化して、送
光部320に送信する。セレクタ3132aは、制御部
311よりの指示に従い、予備系送受信装置400への
送信対象とする内部伝送チャネルを、CMI復号化部3
131が復元した内部伝送チャネルおよびCMI復号化
部31223が復元した内部伝送チャネルの中から選択
する。そして、CMI符号化部3134aは、セレクタ
3132aで選択された内部伝送チャネルの内部伝送情
報をCMI符号化して、予備系送受信装置400に送信
する。
【0053】一方、受信処理部312は、常用系バッフ
ァ部3121と、予備系バッファ部3122と、系切替
部3123と、読出し制御部3124と、系選択部31
25と、セレクタ(SEL)3126と、保守情報挿入
部3127と、CMI符号化部3128とを有する。
【0054】ここで、常用系バッファ部3121は、受
光レベル検出部31211と、クロック抽出部3121
2と、CMI復号化部31213と、CMI符号誤り検
出部31214と、フレーム同期部31215と、バッ
ファメモリ31216と、書込み制御部31217と、
保守情報抽出部31217aとを有する。
【0055】受光レベル検出部31211は、受光部3
30から出力された、受光信号に応じた電気信号の強度
レベルを検出する。
【0056】クロック抽出部31212は、前記電気信
号であるCMI符号からクロック成分を抽出してクロッ
クを生成する。
【0057】CMI復号化部31213は、前記CMI
符号を復号化して内部伝送チャネルの内部伝送情報を復
元する。
【0058】保守情報抽出部31217aは、CMI復
号化部31213が復元した内部伝送チャネルの保守情
報チャネルから保守情報を抽出して制御部311に伝え
る。
【0059】CMI符号誤り検出部31214は、CM
I復号化部31213が復号化するCMI符号の誤りを
検出する。
【0060】フレーム同期部31215は、CMI復号
化部31213が復元した内部伝送チャネルのフレーム
パルスを検出してフレーム同期を確立する。
【0061】書込み制御部31217は、CMI復号化
部31213が復元した内部伝送情報のバッファメモリ
31216への書き込みを制御する。
【0062】また、予備系バッファ部3122は、クロ
ック抽出部31222と、CMI復号化部31223
と、CMI符号誤り検出部31224と、フレーム同期
部31225と、バッファメモリ31226と、書込み
制御部31227と、保守情報抽出部31227aとを
有する。
【0063】クロック抽出部31222は、予備系送受
信装置400から受信したCMI符号からクロック成分
を抽出してクロックを生成する。
【0064】CMI復号化部31223は、前記CMI
符号を復号化して内部伝送チャネルの内部伝送情報を復
元する。
【0065】保守情報抽出部31227aは、CMI復
号化部31223が復元した内部伝送チャネルの保守情
報チャネルから保守情報を抽出して制御部311に伝え
る。
【0066】CMI符号誤り検出部31224は、CM
I復号化部31223が復号化するCMI符号の誤りを
検出する。
【0067】フレーム同期部31225は、CMI復号
化部31223が復元した内部伝送チャネルのフレーム
パルスを検出してフレーム同期を確立する。
【0068】書込み制御部31227は、CMI復号化
部31223が復元した内部伝送情報のバッファメモリ
31226への書き込みを制御する。
【0069】さて、このような構成において、読出し制
御部3124は、バッファメモリ31216およびバッ
ファメモリ31226からの内部伝送情報の読み出しを
制御し、系選択部3125は、系切替部3123の制御
に従い、バッファメモリ31216から読み出された内
部伝送情報、および、バッファメモリ31226から読
み出された内部伝送情報のうちのいずれか一方を選択す
る。セレクタ3126は、インタフェース変換装置20
0への送信対象とする内部伝送チャネルを、系選択部3
125で選択された内部伝送チャネル、および、送信処
理部313から送られてきた内部伝送チャネルの中から
選択する。保守情報挿入3127は、セレクタ3126
で選択された内部伝送チャネルの保守情報チャネルに、
制御部311から受け取った保守情報を挿入する。そし
て、CMI符号化部3128は、セレクタ3126で選
択された内部伝送チャネルの内部伝送情報をCMI符号
化して、インタフェース変換装置200に送信する。
【0070】なお、通常時において、セレクタ3126
は、系選択部3125が出力する内部伝送チャネルを選
択し、セレクタ3132、3132aは、CMI復号化
部3131が復元した内部伝送チャネルを選択してい
る。また、系選択部3125は、バッファメモリ312
16から読み出された内部伝送情報を選択している。
【0071】ここで、図4に、書き込み制御部3121
7、31227によるバッファメモリ31216、31
226への内部伝送情報の書込みタイミングと、読み出
し制御部3124によるバッファメモリ31216、3
1226からの内部伝送情報の読出しタイミングを示
す。
【0072】図示するように、書込み制御部31217
によるバッファメモリ31216への書き込みは、フレ
ーム同期部31215が同期を確立したフレーム周期に
同期して行われ、書込み制御部31227によるバッフ
ァメモリ31226への書き込みは、フレーム同期部3
1225が同期を確立したフレーム周期に同期して行わ
れる。
【0073】一方、読出し制御部3124によるバッフ
ァメモリ31216およびバッファメモリ31226か
らの読み出しは、読出し制御部3124が生成する読出
しフレームパルスに同期して行われる。読出しフレーム
パルスは、図示するように、フレーム同期部31215
およびフレーム同期部31225のうち、先にフレーム
同期を確立した方のフレームパルスから1/2フレーム
周期分だけ遅れて生成される。読出し制御部3124
は、フレーム同期部31215、31225の両方のフ
レーム同期が外れるまで、読出しフレームパルスの同期
を変更しない。
【0074】次に、系切替部3123による、インタフ
ェース変換装置200に送信する内部伝送チャネルの系
選択部3125を介した選択動作について説明する。
【0075】図5に、系切替部3123が行う系切替処
理の手順を示す。
【0076】処理を開始すると、系切替部3123は、
まず、常用系バッファ部3121のCMI符号誤り検出
部31214が誤りを検出しておらず、かつ、常用系バ
ッファ部3121のフレーム同期部31215がフレー
ム同期を確立しているか否かを調べる(ステップS55
1)。常用系バッファ部3121にて、そのような誤り
が検出されておらず、且つ、フレーム同期が確立してい
れば、系選択部3125を、常用系バッファ部3121
のバッファメモリ31216の内部伝送情報を選択する
よう設定する(ステップS552)。
【0077】一方、ステップS551において、誤りが
検出されているか、あるいは、フレーム同期が確立して
いない場合は、予備系バッファ部3122のCMI符号
誤り検出部31224が誤りを検出しておらず、かつ、
予備系バッファ部3122のフレーム同期部31225
がフレーム同期を確立しているか否かを調べる(ステッ
プS553)。予備系バッファ部3122にて、そのよ
うな誤りが検出されておらず、かつ、フレーム同期が確
立していれば、系選択部3125を、予備系バッファ部
3122のバッファメモリ31226の内部伝送情報を
選択するよう設定する(ステップS558)。なお、ス
テップS553において、誤りが検出されているか、あ
るいは、フレーム同期が確立していない場合は、ステッ
プS551に戻る。
【0078】さて、ステップS552において、常用系
バッファ部3121のバッファメモリ31216の内部
伝送情報を選択するよう設定した場合、系切替部312
3は、常用系バッファ部3121のCMI符号誤り検出
部31214が誤りを検出しておらず、かつ、常用系バ
ッファ部3121のフレーム同期部31215がフレー
ム同期を確立しているか否かを監視する(ステップS5
54)と共に、常用系バッファ部3121の受光レベル
検出部31211が正常な受光レベルを検出しているか
否かを監視する(ステップS555)。
【0079】そして、常用系バッファ部3121のCM
I符号誤り検出部31214が誤りを検出したか、ある
いは、常用系バッファ部3121のフレーム同期部31
215がフレーム同期を外した場合は、予備系バッファ
部3122のCMI符号誤り検出部31224が誤りを
検出しておらず、かつ、予備系バッファ部3122のフ
レーム同期部31225がフレーム同期を確立している
か否かを調べる(ステップS556)。予備系バッファ
部3122にて、そのような誤りが検出されておらず、
かつ、フレーム同期が確立しているならば、系選択部3
125を、予備系バッファ部3122のバッファメモリ
31226の内部伝送情報を選択するよう設定する(ス
テップS558)。なお、ステップS556において、
誤りが検出されているか、あるいは、フレーム同期が確
立していない場合は、ステップS554に戻る。
【0080】また、常用系バッファ部3121の受光レ
ベル検出部31211が正常な受光レベルを検出してい
ない場合は、予備系バッファ部3122のCMI符号誤
り検出部31224が誤りを検出しておらず、かつ、予
備系バッファ部3122のフレーム同期部31225が
フレーム同期を確立しており、加えて、予備系送受信装
置400の受信処理部412の受光レベル検出部412
1が正常な受光レベルを検出しているか否かを調べ(ス
テップS557)、もし、そうであれば、系選択部31
25を、予備系バッファ部3122のバッファメモリ3
1226の内部伝送情報を選択するよう設定する(ステ
ップS558)。なお、ステップS557にて、誤りが
検出されているか、あるいは、フレーム同期が確立して
いないか、もしくは、受光レベルが正常でない場合は、
ステップS554に戻る。
【0081】ここで、予備系送受信装置400の受信処
理部412の受光レベル検出部4121が検出している
受光レベルは、保守情報として、常用系送受信装置30
0の制御部311が予備系送受信装置400の制御部4
11から短い周期で入手し、これを系切替部3123に
通知する。なお、受光レベルの取得は、常用系/予備系
ともに短い周期で行っているが、異常の判定は、所定時
間(例えば1時間)連続してレベル低下が検出されたか
否かを監視することで行えばよい。
【0082】さて、ステップS558において、系選択
部3125を、予備系バッファ部3122のバッファメ
モリ31226の内部伝送情報を選択するよう設定した
場合、系切替部3123は、予備系バッファ部3122
のCMI符号誤り検出部31224が誤りを検出してお
らず、かつ、予備系バッファ部3122のフレーム同期
部31225がフレーム同期を確立しており、加えて、
予備系送受信装置400の受信処理部412の受光レベ
ル検出部4121が正常な受光レベルを検出しているか
否かを監視する(ステップS559)。誤りが検出され
ているか、あるいは、フレーム同期が確立していない
か、もしくは、受光レベルが正常でない場合は、常用系
バッファ部3121のCMI符号誤り検出部31214
が誤りを検出しておらず、かつ、常用系バッファ部31
21のフレーム同期部31215がフレーム同期を確立
しているか否かを調べる(ステップS560)。常用系
バッファ部3121にて、そのような誤りが検出されて
おらず、かつ、フレーム同期が確立しているならば、系
選択部3125を、常用系バッファ部3121のバッフ
ァメモリ31216の内部伝送情報を選択するよう設定
する(ステップS552)。一方、ステップS560に
おいて、誤りが検出されているか、あるいは、フレーム
同期が確立していない場合は、ステップS559に戻
る。
【0083】また、ステップS559で、予備系バッフ
ァ部3122のCMI符号誤り検出部31224が誤り
を検出しておらず、かつ、予備系バッファ部3122の
フレーム同期部31225がフレーム同期を確立してお
り、加えて、予備系送受信装置400の受信処理部41
2の受光レベル検出部4121が正常な受光レベルを検
出している場合、常用系バッファ部3121の受光レベ
ル検出部31211が正常な受光レベルを検出している
か否かを調べる(ステップS561)。そして、正常な
受光レベルを検出しているならば、さらに、所定時間以
上、常用系バッファ部3121のCMI符号誤り検出部
31214が誤りを検出しておらず、かつ、常用系バッ
ファ部3121のフレーム同期部31215がフレーム
同期を確立し続けているか否かを調べる(ステップS5
62)、常用系バッファ部3121ににて、所定時間以
上、そのような誤りが検出されておらず、かつ、フレー
ム同期が確立し続けているならば、系選択部3125
を、常用系バッファ部3121のバッファメモリ312
16の内部伝送情報を選択するよう設定する(ステップ
S552)。一方、常用系バッファ部3121の受光レ
ベル検出部31211が正常な受光レベルを検出してい
ないか、あるいは、所定時間以内に常用系バッファ部3
121のCMI符号誤り検出部31214が誤りを検出
したか、もしくは、所定時間以内に常用系バッファ部3
121のフレーム同期部31215がフレーム同期を外
したならば、ステップS559に戻る。
【0084】ここで、図4に戻り、このような系切替部
3123の系切替処理によって切替えられる、インタフ
ェース変換装置200に送信すべき内部伝送チャネルの
切替タイミングを説明する。
【0085】図示した例は、常用系バッファ部3121
のバッファメモリ31216からの内部伝送情報A系列
が選択されインタフェース変換装置200に送信されて
いる状態において、常用系バッファ部3121のCMI
符号誤り検出部31214が誤りを検出した場合の切替
タイミングを示している。この場合、CMI符号誤り検
出部31214の誤り検出の次データサイクルタイミン
グで、系選択部3125が、予備系バッファ部3122
のバッファメモリ31226の内部伝送情報B系列を選
択出力するよう制御する。
【0086】さて、ここで、CMI符号誤りの検出法に
ついて説明しておく。
【0087】CMI符号は、データを「0」を「01」
符号列に符号化し、「1」を「00」の符号列と「1
1」の符号列とに交互に符号化するものである。ここ
で、符号化後の符号列の符号周期は、符号化前のデータ
周期の半分となる。
【0088】このようなCMI符号則によれば、フレー
ム箇所(フレームの先頭位置、バイオレーション)以外
の「0」符号の最大連続長は3であり、「1」符号の最
大長も3である。また、1データ周期に対応する2符号
周期中に、フレーム箇所以外において「10」の符号列
は発生しない。
【0089】そこで、本実施形態では、4以上の「0」
符号の連続、4以上の「1」符号の連続、および、1デ
ータに対応する2符号周期中の「10」符号列の発生を
監視し、これらのうちのいずれかを検出した場合は、C
MI符号誤りが発生したものとしている。
【0090】以上のように、本実施形態の光無線伝送シ
ステムによれば、1対の光伝送装置100の各々に、常
用系送受信装置300および予備系送受信装置400の
2つの送受信装置を設け、そのうちの一方を選択的に現
用として使用できるようにしている。このため、一方の
送受信装置に障害が生じた場合でも、以上の系切替処理
により現用系を他方の送受信装置に切り替えて無線伝送
を継続できる。
【0091】また、この切替を、CMI符号の誤りの検
出により行うようにしているので、通信データに付加し
た誤り検出用の符号を用いて伝送誤りを検出するような
手法に比べ、系切替を高速に行うことができる。また、
簡易な構成で系切替を実現することができる。系切替を
高速に行うことができることは、鳥などによる光路瞬断
の多発が予想される光無線伝送システムにおいて特に有
用である。
【0092】さて、本実施形態の光無線伝送システム
は、上述したように、保守情報を、光無線伝送システム
を構成する各部や、保守端末610、620、700の
間で送受することができる。この保守情報は、例えば保
守端末610、620、700による光無線伝送システ
ムの折り返し試験に利用することができる。
【0093】本実施形態の光無線伝送システムでは、セ
レクタ3126、セレクタ3132、セレクタ3132
a、セレクタ4132、および、セレクタ4126の選
択動作によって、図6に示す各箇所で内部伝送チャネル
の折り返しが可能である。
【0094】なお、セレクタ3126、セレクタ313
2、セレクタ3132aの選択動作は、保守端末61
0、620、700からの制御部311への保守情報の
送信と、この保守情報に従った制御部311によるセレ
クタ3126、セレクタ3132、セレクタ3132a
の制御によって実現できる。また、セレクタ4132、
セレクタ4126の選択動作は、保守端末610、62
0、700からの制御部411への保守情報の送信と、
この保守情報に従った制御部411のセレクタ413
2、セレクタ4126の制御によって実現できる。
【0095】図示するように、本実施形態によれば、イ
ンタフェース変換装置200からの内部伝送チャネルに
つては、常用系送受信装置300内の折り返し、およ
び、常用系送受信装置300を経由した予備系送受信装
置400内での折り返しが可能であり、対向する光伝送
装置100からの内部伝送チャネルについては、予備系
送受信装置400内での折り返し、常用系送受信装置3
00内の折り返し、および、予備系送受信装置400を
経由した常用系送受信装置300内の折り返しが可能で
ある。なお、このような光無線伝送システムの各部に、
内部伝送チャネルに試験データを送信する機能と、折り
返された試験データを検証する機能と、検証結果を保守
情報を用いて保守端末610、620、700に報告す
る機能と、を備えるようにしてもよい。
【0096】ところで、インタフェース変換装置200
は、上述したように、主制御部230のスクランブル処
理部232において、スクランブル/デスクランブル処
理を行う。このスクランブル方式としては、例えば疑似
ランダム符号列をスクランブルのキーとして用いる方式
などを用いることができる。
【0097】以上のように、本実施形態では、1対の光
伝送装置100の各々に、常用系送受信装置300と予
備系送受信装置400とを設け、通常は、常用系送受信
装置300を現用系として用いる。そして、対向する常
用系送受信装置300との間の動作に不具合が生じた場
合に、現用系を予備系送受信装置400に切り替え使用
する。したがって、互いに対向する常用系送受信装置3
00の組、および、互いに対向する予備系送受信装置4
00の組のいずれか一方が正常に動作すれば、光無線伝
送を正常に行うことができる。
【0098】しかしながら、互いに対向する常用系送受
信装置300間で送受する光信号の光軸と、互いに対向
する予備系送受信装置400間で送受する光信号の光軸
とを平行にすると、図7(a)に示すように、一方の光
伝送装置100において、常用系送受信装置300での
受光信号の光軸の太陽光に対する角度と、予備系送受信
装置400での受光信号の光軸の太陽光に対する角度と
の角度差が小さくなる。このため、受信光信号の光軸付
近に太陽が位置すると、太陽光の入射により常用系、予
備系の両方で同時に障害が発生する可能性がある。そこ
で、図7(b)に示すように、互いに対向する常用系送
受信装置300の間で送受する光信号の光軸と、互いに
対向する予備系送受信装置400の間で送受する光信号
の光軸とが、平行にならないように、少なくとも一方の
光伝送装置100において、常用系送受信装置300と
予備系送受信装置400とを離して設置することが好ま
しい。
【0099】あるいは、設置場所が狭い範囲に限られ、
常用系送受信装置300と予備系送受信装置400とを
離して配置できないような場合には、図7(c)に示す
ように、互い対向する常用系送受信装置300の間の光
軸と、互い対向する予備系送受信装置400の間の光軸
とが、交叉するように配置してもよい。このようにすれ
ば、常用系送受信装置300と予備系送受信装置400
とを離して設置しなくても、一方の光伝送装置100に
おいて、常用系送受信装置300での受光信号の光軸の
太陽光に対する角度と、予備系送受信装置400での受
光信号の光軸の太陽光に対する角度との角度差を大きく
することができ、よって、太陽光の入射により常用系、
予備系の両方で同時に障害が発生する可能性を低くでき
る。
【0100】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光無線
伝送システムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された光無線伝送シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す予備系送受信装置400の構成を示
すブロック図である。
【図3】図1に示す常用系送受信装置300の構成を示
すブロック図である。
【図4】図3に示す常用系送受信装置300での、書き
込み制御部31217、31227によるバッファメモ
リ31216、31226への内部伝送情報の書込みタ
イミングと、読み出し制御部3124によるバッファメ
モリ31216、31226からの内部伝送情報の読出
しタイミングを示す図である。
【図5】図3に示す常用系送受信装置300の系切替え
部3123による系切替処理を説明するためのフロー図
である。
【図6】図1に示す光無線伝送システムの折り返し経路
を示す図である。
【図7】図1に示す光無線伝送システムの常用系送受信
装置300と予備系送受信装置400との配置関係を示
す図である。
【符号の説明】
100…伝送装置、200…インタフェース変換装置、
210…伝送路インタフェース部、220…保守回線イ
ンタフェース部、221…ISDNインタフェース、2
22…PHS網インタフェース、230…主処理部、2
31…制御装置、232…スクランブル処理部、233
…保守情報処理部、234…保守端末インタフェース、
235…CMI処理部、300…常用系送受信装置、3
10,410…送受信処理部、311,411…制御
部、312,412…受信処理部、313,413…送
信処理部、320,420…送光部、330,430…
受光部、400…予備系送受信装置、500…ネットワ
ーク、600…公衆電話、610,620,700…保
守端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 17/00 H04L 13/00 311 H04L 29/14 (72)発明者 高橋 義則 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社ナ カヨ通信機内 (72)発明者 伊藤 裕士 東京都渋谷区桜丘町24番4号 株式会社ナ カヨ通信機内 (72)発明者 川原 正勝 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日本 テレコム株式会社内 (72)発明者 黒嶋 健仕 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日本 テレコム株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 DA03 DA05 EA05 EA33 FA03 5K014 AA01 CA06 EA06 FA01 FA09 HA01 HA10 5K035 AA03 BB01 CC08 DD01 EE01 JJ01 JJ05 LL18 MM03 MM07 5K042 AA03 BA01 CA02 CA03 CA07 CA13 DA16 DA27 DA32 EA14 FA01 JA01 NA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対の光伝送装置間で相互に光無線伝送を
    行う光無線伝送システムであって、 前記1対の光伝送装置各々は、 光信号の送受を行う第1および第2の送受光部と、 前記第1および第2の送受光部のうちの一方を選択的に
    現用系送受光部に設定する系切替部と、 現用系送受光部による光信号の送受を介して情報を送受
    信する送受信部と、を有し、 前記系切替部は、 現用系送受光部の伝送障害を検出する伝送障害検出手段
    と、 前記伝送障害検出手段が伝送障害を検出した場合に、前
    記第1および第2の送受光部のうち、現用系送受光部に
    現在設定されていない方が現用系送受光部となるよう
    に、現用系送受光部の設定を切り替える切替手段と、を
    有することを特徴とする光無線伝送システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光無線伝送システムであっ
    て、 前記第1および第2の送受光部は、 CMI(Coded Mark Inversion Codes)符号列を変調する
    ことで得られる光信号の送受を行い、 前記伝送障害検出手段は、 現用系送受光部が受光した光信号を復調することで得ら
    れるCMI符号列のCMI符号則違反を、前記伝送障害
    として検出することを特徴とする光無線伝送システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光無線伝送システ
    ムであって、 前記1対の光伝送装置各々は、さらに、 有線あるいは無線を介して公衆電話網に接続する電話網
    インタフェース部と、 前記電話網インタフェース部が接続した公衆電話網を介
    した呼上で、保守情報を受信し、受信した保守情報に従
    って、前記送受信部、前記第1送受光部および前記第2
    送受光部の動作を制御する保守制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする光無線伝送システム。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の光無線伝送シ
    ステムであって、 前記送受信部は、 現用系送受光部の送光により送信する情報を暗号化する
    と共に、現用系送受光部の受光により受信する情報を復
    号化する暗復号化処理手段を有することを特徴とする光
    無線伝送システム。
  5. 【請求項5】光無線伝送を行う光伝送装置であって、 CMI(Coded Mark Inversion Codes)符号列を変調する
    ことで得られる光信号の送受を行う第1および第2の送
    受光部と、 前記第1および第2の送受光部のうちの一方を選択的に
    現用系送受光部に設定する系切替部と、 現用系送受光部による光信号の送受を介して情報を送受
    信する送受信部と、を有し、 前記系切替部は、 現用系送受光部が受光した光信号を復調することで得ら
    れるCMI符号列のCMI符号則違反を検出するCMI
    誤り検出手段と、 前記CMI誤り検出手段がCMI符号則違反を検出した
    場合に、前記第1および第2の送受光部のうち、現用系
    送受光部に現在設定されていない方が現用系送受光部と
    なるように、現用系送受光部の設定を切り替える切替手
    段と、を有することを特徴とする光伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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