JPH05244203A - 接続装置 - Google Patents
接続装置Info
- Publication number
- JPH05244203A JPH05244203A JP4043497A JP4349792A JPH05244203A JP H05244203 A JPH05244203 A JP H05244203A JP 4043497 A JP4043497 A JP 4043497A JP 4349792 A JP4349792 A JP 4349792A JP H05244203 A JPH05244203 A JP H05244203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lan
- frame
- failure
- dedicated line
- connection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 複数の局13、15、17を有するネットワ
ーク装置3−1と専用線9とを接続して通信を行う接続
装置5であって、この接続装置5はネットワーク装置3
−1および専用線9の故障を検出し、故障が検出される
とネットワーク装置3−1に故障信号を送出するととも
に、ネットワーク装置3−1から専用線9へ送られる情
報ビットの内容を変更する。このため、ネットワーク装
置3−1の各局および相手側のネットワーク装置3−2
の各局でも故障が検出される。 【効果】 専用線9とLAN3−1、3−2とを接続し
た場合、専用線9およびLAN3−1、3−2の障害が
相互に通知される。
ーク装置3−1と専用線9とを接続して通信を行う接続
装置5であって、この接続装置5はネットワーク装置3
−1および専用線9の故障を検出し、故障が検出される
とネットワーク装置3−1に故障信号を送出するととも
に、ネットワーク装置3−1から専用線9へ送られる情
報ビットの内容を変更する。このため、ネットワーク装
置3−1の各局および相手側のネットワーク装置3−2
の各局でも故障が検出される。 【効果】 専用線9とLAN3−1、3−2とを接続し
た場合、専用線9およびLAN3−1、3−2の障害が
相互に通知される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(ローカルエリ
アネットワーク)等の複数のネットワーク装置を専用線
を介して相互接続させる場合のネットワーク装置と専用
線との接続装置に関するものである。
アネットワーク)等の複数のネットワーク装置を専用線
を介して相互接続させる場合のネットワーク装置と専用
線との接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、構内ネットワーク装置としてパケ
ットデータを100Mbps 以上の伝送速度で高速に転送でき
るFDDI−IのLANやパケットデータと回線交換デ
ータを多重化し同時に1つのフレームにて高速伝送する
マルチメディア高速LANのFDDI−II等が注目さ
れてきている。また、FDDI−II以外にも、さらに
高速な400Mbps の伝送速度をもった高速マルチメディア
LANが発表されてきている。
ットデータを100Mbps 以上の伝送速度で高速に転送でき
るFDDI−IのLANやパケットデータと回線交換デ
ータを多重化し同時に1つのフレームにて高速伝送する
マルチメディア高速LANのFDDI−II等が注目さ
れてきている。また、FDDI−II以外にも、さらに
高速な400Mbps の伝送速度をもった高速マルチメディア
LANが発表されてきている。
【0003】図11は、このようなマルチメディアLA
Nの概略構成を示すものである。同図に示されるよう
に、パケット系端末を収容する支線LAN(イーサネッ
ト等)、音声回線系機器(PBX、時分割多重化装置
等)、画像系端末またはコーデック(ITV、NTSC
等)等のメディアの異なる機器を局に収容している。
Nの概略構成を示すものである。同図に示されるよう
に、パケット系端末を収容する支線LAN(イーサネッ
ト等)、音声回線系機器(PBX、時分割多重化装置
等)、画像系端末またはコーデック(ITV、NTSC
等)等のメディアの異なる機器を局に収容している。
【0004】こうしたLANはそれ単体で総延長数100k
m に及ぶ地域をカバーする能力をもってはいるが、法律
上公道をまたいでLANを設置することは禁じられてい
る。このため、通信事業者(日本電信電話株式会社)が
提供している広域網長距離伝送路(専用線)を利用して
LANの地理的拡大を図ることが行われた。この場合、
従来の専用線の速度が高々6.3Mbps であったので、LA
Nの伝送帯域のごく一部を切り出して図12のようにL
AN間を相互接続するか、あるいはLANと接続機器と
の間を専用線で接続することで対応してきた。前者の方
法ではLANの伝送帯域に比べて専用線の帯域が著しく
小さく、後者の方法でも接続機器が数100 回線以上のP
BXである場合LANとの接続で呼損が生じ易いという
ことで、サービス性に問題があった。
m に及ぶ地域をカバーする能力をもってはいるが、法律
上公道をまたいでLANを設置することは禁じられてい
る。このため、通信事業者(日本電信電話株式会社)が
提供している広域網長距離伝送路(専用線)を利用して
LANの地理的拡大を図ることが行われた。この場合、
従来の専用線の速度が高々6.3Mbps であったので、LA
Nの伝送帯域のごく一部を切り出して図12のようにL
AN間を相互接続するか、あるいはLANと接続機器と
の間を専用線で接続することで対応してきた。前者の方
法ではLANの伝送帯域に比べて専用線の帯域が著しく
小さく、後者の方法でも接続機器が数100 回線以上のP
BXである場合LANとの接続で呼損が生じ易いという
ことで、サービス性に問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、通信事業
者がこれまでに提供してきた広域網長距離伝送路(専用
線)の伝送帯域はマルチメディアLANの伝送帯域に較
べ著しく小さく(最高6Mbps の専用線が提供)、LAN
を公道をまたいで設置しようとするときサービス性に制
限があった。
者がこれまでに提供してきた広域網長距離伝送路(専用
線)の伝送帯域はマルチメディアLANの伝送帯域に較
べ著しく小さく(最高6Mbps の専用線が提供)、LAN
を公道をまたいで設置しようとするときサービス性に制
限があった。
【0006】ところで、1992以降に通信業者から155.52
Mbpsの超高速ディジタル回線が提供されるが、これをを
利用して、遠隔のLAN同志を相互に接続し、あたかも
1つのLANとして通信することが考えられる。
Mbpsの超高速ディジタル回線が提供されるが、これをを
利用して、遠隔のLAN同志を相互に接続し、あたかも
1つのLANとして通信することが考えられる。
【0007】この場合の実施技術の課題は以下のとおり
である。
である。
【0008】1)広域網とLANの同期 2)専用線障害のLANへの見せ方 3)LAN障害の専用線と接続相手のLANへの見せ方 4)LANの情報の専用線コンテナへののせ方 5)専用線のオーバーヘッド情報の操作方法 6)装置の試験方法 このうち2)、3)はLANのもつループバック等の障
害回復機能がLANの相互接続を行ったときも有効に作
用させるために特に重要である。
害回復機能がLANの相互接続を行ったときも有効に作
用させるために特に重要である。
【0009】本発明は、このような要望に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、専用線とLANと
を接続した場合、専用線およびLANの障害が相互に通
知される接続装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、専用線とLANと
を接続した場合、専用線およびLANの障害が相互に通
知される接続装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、複数の局を有するネットワーク装置と
専用線とを接続して通信を行う接続装置であって、前記
ネットワーク装置の故障を検出する第1の故障検出手段
と、前記専用線の故障を検出する第2の故障検出手段
と、前記第1の故障検出手段が故障を検出すると、前記
専用線に故障を通知する手段と、前記第2の故障検出手
段が故障を検出すると、前記ネットワーク装置に故障を
通知する手段と、を具備する接続装置である。
ために本発明は、複数の局を有するネットワーク装置と
専用線とを接続して通信を行う接続装置であって、前記
ネットワーク装置の故障を検出する第1の故障検出手段
と、前記専用線の故障を検出する第2の故障検出手段
と、前記第1の故障検出手段が故障を検出すると、前記
専用線に故障を通知する手段と、前記第2の故障検出手
段が故障を検出すると、前記ネットワーク装置に故障を
通知する手段と、を具備する接続装置である。
【0011】
【作用】本発明では、LANの障害を専用線を挟んだ相
手側のLANの局に見せることが可能となり、かつまた
専用線の障害を伝送路障害としてLANに見せることが
可能となり、LANにおけるループバック等が達成され
る。このため専用線で相互接続したLANがあたかも単
一のLANの如く機能する。
手側のLANの局に見せることが可能となり、かつまた
専用線の障害を伝送路障害としてLANに見せることが
可能となり、LANにおけるループバック等が達成され
る。このため専用線で相互接続したLANがあたかも単
一のLANの如く機能する。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】図1は、本発明に係る接続装置が用いられ
る伝送システムの概略構成を示すものである。
る伝送システムの概略構成を示すものである。
【0014】同図において、1は広域網を示す。ネット
ワーク装置としてのLAN3−1、3−2が超高速デジ
タル回線である専用線9を介して相互に接続される。す
なわち、LAN3−1とLAN3−2が専用線9を介し
て接続されるのであるが、例えば、LAN3−1と専用
線9との間には、接続装置5−1、5−2、デジタルサ
ービスユニットDSU(もしくは網終端装置NT)7−
1、7−2が設けられる。
ワーク装置としてのLAN3−1、3−2が超高速デジ
タル回線である専用線9を介して相互に接続される。す
なわち、LAN3−1とLAN3−2が専用線9を介し
て接続されるのであるが、例えば、LAN3−1と専用
線9との間には、接続装置5−1、5−2、デジタルサ
ービスユニットDSU(もしくは網終端装置NT)7−
1、7−2が設けられる。
【0015】LAN3−1内には補助親局(S−SV
S、Standby Supervisary Station )13−1、子局
(USN、Usually Station )15−1、15−2、1
5−3、現親局(A−SVS、Active Supervisary Sta
tion)17がプライマリ系の伝送路A1およびセカンダ
リ系の伝送路B1によって接続される。
S、Standby Supervisary Station )13−1、子局
(USN、Usually Station )15−1、15−2、1
5−3、現親局(A−SVS、Active Supervisary Sta
tion)17がプライマリ系の伝送路A1およびセカンダ
リ系の伝送路B1によって接続される。
【0016】現親局17には、PBX11−1が接続さ
れ、このPBXは広域網1に接続されている。また、子
局15−3には、支線LANが接続されている。
れ、このPBXは広域網1に接続されている。また、子
局15−3には、支線LANが接続されている。
【0017】LAN3−2も同様に補助親局13−2、
13−3、子局15−4、15−5、15−6、PBX
11−2等を有している。
13−3、子局15−4、15−5、15−6、PBX
11−2等を有している。
【0018】現親局17は、これらのLANの中で制御
を行う親局となるものである。補助親局13−1、13
−2、13−3は、現親局17が故障した場合、これら
のうちの一つが親局となる。
を行う親局となるものである。補助親局13−1、13
−2、13−3は、現親局17が故障した場合、これら
のうちの一つが親局となる。
【0019】図2はこのLAN3−1、3−2の上で伝
送されるフレームのフォーマット図である。
送されるフレームのフォーマット図である。
【0020】同図に示されるようにこのLANのフレー
ムは、ユニークパターンからなる18ビットのフレーム
ヘッダ18と、1534スロットのタイムスロット19
からなる。このタイムスロット19にはスクランブルド
8B9B符号化された情報が載せられる。
ムは、ユニークパターンからなる18ビットのフレーム
ヘッダ18と、1534スロットのタイムスロット19
からなる。このタイムスロット19にはスクランブルド
8B9B符号化された情報が載せられる。
【0021】接続装置5−1、5−2…については後述
する。
する。
【0022】専用線9は、156Mの専用線である。同
図において、10は専用線サービスセンタ(LT)を示
し、LIは伝送路インタフェース(Line Interface)を
示し、UNIはユーザ・網インタフェース(User-Netwo
rk Interface)を示す。
図において、10は専用線サービスセンタ(LT)を示
し、LIは伝送路インタフェース(Line Interface)を
示し、UNIはユーザ・網インタフェース(User-Netwo
rk Interface)を示す。
【0023】図3は、接続装置の構成を示すブロック図
であり、ここでは例えば接続装置5−1を示しているも
のとする。
であり、ここでは例えば接続装置5−1を示しているも
のとする。
【0024】接続装置5−1は、送信部21、受信部2
3、共通部25を有する。
3、共通部25を有する。
【0025】送信部21は、ループ受信部27、フレー
ム制御部(FRC、Frame Controller)29、2フレー
ムバッファ31、クロック切替部33、DSU(NT)
送信インタフェース部35、専用線光送受信器37を有
する。
ム制御部(FRC、Frame Controller)29、2フレー
ムバッファ31、クロック切替部33、DSU(NT)
送信インタフェース部35、専用線光送受信器37を有
する。
【0026】ループ受信部27は、LAN3−1から送
られる信号を光電変換する。またクロックを抽出し、キ
ャリア断の検出を行う。
られる信号を光電変換する。またクロックを抽出し、キ
ャリア断の検出を行う。
【0027】フレーム制御部29は、ループ受信部27
の出力信号からフレーム同期を行ない、この信号を並直
変換した後、8B9B復号化を行う。
の出力信号からフレーム同期を行ない、この信号を並直
変換した後、8B9B復号化を行う。
【0028】2フレームバッファ31は、LANの2フ
レーム分の信号を記憶できるバッファである。2フレー
ム分記憶できるのは、あるフレーム内にのせられた情報
とその前後のフレームにのせられた情報が混じり合うこ
となしに、それぞれが専用線のコンテナに確実に載せら
れるようにするためである。
レーム分の信号を記憶できるバッファである。2フレー
ム分記憶できるのは、あるフレーム内にのせられた情報
とその前後のフレームにのせられた情報が混じり合うこ
となしに、それぞれが専用線のコンテナに確実に載せら
れるようにするためである。
【0029】図4、図5は、この2フレームバッファ3
1の構成を示すものである。同図に示されるように、こ
の2フレームバッファ31は72ビット幅で構成されて
いる。これはLANのタイムスロットが9ビット単位で
あり、SDHに基づく専用線のタイムスロットが8ビッ
ト単位であるので、その最小公倍数をとったものであ
る。
1の構成を示すものである。同図に示されるように、こ
の2フレームバッファ31は72ビット幅で構成されて
いる。これはLANのタイムスロットが9ビット単位で
あり、SDHに基づく専用線のタイムスロットが8ビッ
ト単位であるので、その最小公倍数をとったものであ
る。
【0030】図6は、専用線9のフレーム構成を示すも
のである。
のである。
【0031】同図に示されるようにこのフレームは27
0×9行の二次元的な構成を有している。
0×9行の二次元的な構成を有している。
【0032】同図において、SOHはセクションオーバ
ーヘッドを示し、POHはパスオーバーヘッドを示す。
また、コンテナ20は260×9=2340バイトの領
域を有する。
ーヘッドを示し、POHはパスオーバーヘッドを示す。
また、コンテナ20は260×9=2340バイトの領
域を有する。
【0033】図7は、セクションオーバーヘッドSOH
とパスオーバーヘッドPOHの詳細な構成を示すもので
ある。
とパスオーバーヘッドPOHの詳細な構成を示すもので
ある。
【0034】前述した2フレームバッファ31において
は、コンテナ20が2340バイトであり、LANの情
報が1728バイトであるので、残り情報は「don't ca
re」となる。この2フレームバッファ31において、フ
レーム制御部29からのワードクロックをもとに8スロ
ット(72ビット)毎に書き込みが行われる。また、書
き込まれた情報は9バイト(72ビット)毎に定期的に
読み出され、DSU送信インタフェース部35に送られ
る。
は、コンテナ20が2340バイトであり、LANの情
報が1728バイトであるので、残り情報は「don't ca
re」となる。この2フレームバッファ31において、フ
レーム制御部29からのワードクロックをもとに8スロ
ット(72ビット)毎に書き込みが行われる。また、書
き込まれた情報は9バイト(72ビット)毎に定期的に
読み出され、DSU送信インタフェース部35に送られ
る。
【0035】ここで、LAN3−1と専用線9とは大局
的には同期がとれているが、微小な位相差が存在するの
で、2フレームバッファ31は、この位相差を吸収す
る。
的には同期がとれているが、微小な位相差が存在するの
で、2フレームバッファ31は、この位相差を吸収す
る。
【0036】装置制御部51内の図示しないCPUがこ
の2フレームバッファ31にアクセスするための時間を
確保する必要がある。このため、専用線9への読み出し
を行なう場合、「don't care」のデータを読み出す時間
をCPUのアクセスに割り当てる。
の2フレームバッファ31にアクセスするための時間を
確保する必要がある。このため、専用線9への読み出し
を行なう場合、「don't care」のデータを読み出す時間
をCPUのアクセスに割り当てる。
【0037】クロック切替部33は、専用線9が正常の
場合、すなわちS−REC信号、P−REC信号がオフ
となり、専用線光受信器39でクロックが抽出されてい
る場合には、その抽出されたクロックをDSU送信イン
タフェース部35に送る。また、専用線9のキャリア断
時すなわちS−REC信号、P−REC信号がオンとな
っている場合には、155.520MHzの自走クロッ
クを出力する。また、試験時において図示しないディッ
プスイッチの設定により、S−REC信号、P−REC
信号と無関係に自走クロックを出力する。このため、通
信事業者から専用線を借りる前に、LANと接続装置か
らなる閉じたシステムによって、伝送試験をすることが
可能となる。この試験については後述する。
場合、すなわちS−REC信号、P−REC信号がオフ
となり、専用線光受信器39でクロックが抽出されてい
る場合には、その抽出されたクロックをDSU送信イン
タフェース部35に送る。また、専用線9のキャリア断
時すなわちS−REC信号、P−REC信号がオンとな
っている場合には、155.520MHzの自走クロッ
クを出力する。また、試験時において図示しないディッ
プスイッチの設定により、S−REC信号、P−REC
信号と無関係に自走クロックを出力する。このため、通
信事業者から専用線を借りる前に、LANと接続装置か
らなる閉じたシステムによって、伝送試験をすることが
可能となる。この試験については後述する。
【0038】DSU送信インタフェース部35は、2フ
レームバッファ31から読み出したデータを並直変換
し、SOH1行目のA1、A2、C1バイトはそのまま
専用線光送受信器37に送り出し、その他のデータにつ
いてはスクランブラをかけて専用線光送信器37に送
る。DSU送信インタフェース部35の送信に使用され
るクロックはクロック切替部33から入力されたものを
用い、クロック切替部33は2フレームバッファ31に
もこのクロックを送る。
レームバッファ31から読み出したデータを並直変換
し、SOH1行目のA1、A2、C1バイトはそのまま
専用線光送受信器37に送り出し、その他のデータにつ
いてはスクランブラをかけて専用線光送信器37に送
る。DSU送信インタフェース部35の送信に使用され
るクロックはクロック切替部33から入力されたものを
用い、クロック切替部33は2フレームバッファ31に
もこのクロックを送る。
【0039】また、DSU送信インタフェース部35
は、BIP−24やBIP−8の演算を行って図示しな
いレジスタに記憶し、次のフレームのB2バイト3バイ
トやB3バイトを含むバイト列を2フレームバッファ3
1から読み出す時に、このレジスタの値にすり替えて並
直変換を行う。
は、BIP−24やBIP−8の演算を行って図示しな
いレジスタに記憶し、次のフレームのB2バイト3バイ
トやB3バイトを含むバイト列を2フレームバッファ3
1から読み出す時に、このレジスタの値にすり替えて並
直変換を行う。
【0040】さらに、BIP−24演算におけるB2誤
り個数を計数し、Z2バイトbit18-bit24 のデータ読み
出し時にのせてS−FEBE信号(Sはセクションレベ
ルを表し、FEBEは遠端ブロック誤り情報(FAR END
BLOCK ERROR )を表す)として並直変換する。
り個数を計数し、Z2バイトbit18-bit24 のデータ読み
出し時にのせてS−FEBE信号(Sはセクションレベ
ルを表し、FEBEは遠端ブロック誤り情報(FAR END
BLOCK ERROR )を表す)として並直変換する。
【0041】さらに、BIP−8演算を行う場合、B3
誤り個数を計数し、G1バイトbit1-bit4 のデータ読み
出し時にのせてP−FEBE信号(Pはパスレベルを表
す)として並直変換する。
誤り個数を計数し、G1バイトbit1-bit4 のデータ読み
出し時にのせてP−FEBE信号(Pはパスレベルを表
す)として並直変換する。
【0042】専用線光送信器37は、電気光変換を行
う。ここで、送信レベルやコネクタは専用線9の仕様に
合わせる。
う。ここで、送信レベルやコネクタは専用線9の仕様に
合わせる。
【0043】次に、受信部23について説明する。
【0044】専用線光受信器39は、専用線9から送ら
れる信号に対して光電変換を行い、クロックを抽出し、
キャリア断の検出を行う。キャリア断を検出した場合に
は、S−REC信号を共通部25に送る。ここで、RE
CはRECEIVE ALARM を表す。DSU受信インタフェース
部41は、専用線9のフレームのビットシーケンスから
フレーム同期を行い、SOH第1行目を除くデータにつ
いてデスクランブラをかけ直並変換を行う。また、専用
線の伝送クロックを分周して8KHzの網クロックを生
成し、クロック切替部33に出力するとともに、外部コ
ネクタに出力する。この8KHz網クロックは、LAN
の各局と接続装置5とで試験を行う場合や、クロック切
替部33を自走モードとした時、LANがこれに同期す
るために出力する。LANのフレームを広域網に同期し
て発生する親局(SVS)に、この8KHz網クロック
を入力すると疑似的に網同期が確立する。
れる信号に対して光電変換を行い、クロックを抽出し、
キャリア断の検出を行う。キャリア断を検出した場合に
は、S−REC信号を共通部25に送る。ここで、RE
CはRECEIVE ALARM を表す。DSU受信インタフェース
部41は、専用線9のフレームのビットシーケンスから
フレーム同期を行い、SOH第1行目を除くデータにつ
いてデスクランブラをかけ直並変換を行う。また、専用
線の伝送クロックを分周して8KHzの網クロックを生
成し、クロック切替部33に出力するとともに、外部コ
ネクタに出力する。この8KHz網クロックは、LAN
の各局と接続装置5とで試験を行う場合や、クロック切
替部33を自走モードとした時、LANがこれに同期す
るために出力する。LANのフレームを広域網に同期し
て発生する親局(SVS)に、この8KHz網クロック
を入力すると疑似的に網同期が確立する。
【0045】親局(SVS)における広域網の網同期を
接続装置5経由で行う場合、専用線の故障による同期を
擾乱されないために、装置制御部51がパスオーバーヘ
ッドPOHのDNR(DCE Not Ready )信号を検出した
時には、8KHz網クロックの出力を停止する。また、
専用線9から送られる信号の同期はずれを検出したとき
には、キャリア断と同様にS−REC信号を発生する。
接続装置5経由で行う場合、専用線の故障による同期を
擾乱されないために、装置制御部51がパスオーバーヘ
ッドPOHのDNR(DCE Not Ready )信号を検出した
時には、8KHz網クロックの出力を停止する。また、
専用線9から送られる信号の同期はずれを検出したとき
には、キャリア断と同様にS−REC信号を発生する。
【0046】また、DSU受信インタフェース部41
は、デスクランブラ後、直並変換したセクションオーバ
ーヘッドSOH、パスオーバーヘッドPOHについて以
下の警報を発生し共通部25へ送る。
は、デスクランブラ後、直並変換したセクションオーバ
ーヘッドSOH、パスオーバーヘッドPOHについて以
下の警報を発生し共通部25へ送る。
【0047】K2バイトbit6-bit8 =111 を3回連続受
信するとS−AISを発出する。AISは警報表示信号
(ALARM INDICATION SIGNAL )である。
信するとS−AISを発出する。AISは警報表示信号
(ALARM INDICATION SIGNAL )である。
【0048】K2バイトbit6-bit8 =110 を3回連続受
信するとS−FERFを発出する。FERFは遠端受信
故障情報である。
信するとS−FERFを発出する。FERFは遠端受信
故障情報である。
【0049】H1・H2が[C 、C 、C ][B 、A 、A
][BorC、BorC、BorC]以外のパターンを4回連続受
信するとP−REC警報を発出する。
][BorC、BorC、BorC]以外のパターンを4回連続受
信するとP−REC警報を発出する。
【0050】H1・H2が[C 、C 、C ]のパターンを
3回連続受信するとP−AISを発出する。
3回連続受信するとP−AISを発出する。
【0051】G1バイトのbit5=1 を3回連続受信する
とP−FERFを発出する。
とP−FERFを発出する。
【0052】Z3バイトのbit1=1 を3回連続受信する
とUNRを発出する。
とUNRを発出する。
【0053】Z3バイトのbit2=1 を3回連続受信する
とDNRを発出する。
とDNRを発出する。
【0054】DNR信号は受信部23の2フレームバッ
ファ43の読み出し制御にも使用される。
ファ43の読み出し制御にも使用される。
【0055】また、DSU受信インタフェース部41
は、BIP-24やBIP-8 の演算を行って図示しないレジスタ
に記憶し、次のフレームのB2バイト3バイトやB3バ
イトを含むバイト列を2フレームバッファ43から読み
出すときにこのレジスタと比較し、誤っている場合S−
FEBEやP−FEBEとして出力する。
は、BIP-24やBIP-8 の演算を行って図示しないレジスタ
に記憶し、次のフレームのB2バイト3バイトやB3バ
イトを含むバイト列を2フレームバッファ43から読み
出すときにこのレジスタと比較し、誤っている場合S−
FEBEやP−FEBEとして出力する。
【0056】2フレームバッファ43の構成は、2フレ
ームバッファ31と同様である。そして、DSU受信イ
ンタフェース部41からのパラレルデータが9バイト
(72ビット)揃うごとに書き込みが行われる。2フレ
ームバッファ43からはLAN側の8スロット(72ビ
ット)ごとにデータが読み出される。コンテナ20のう
ちLAN情報としてのビットはLANに伝送するが、残
りのビットは読み出されない。したがって、このビット
は書き込む必要がなく、このための時間を装置制御部4
1からのバッファアクセスに用いることも考えられる。
ームバッファ31と同様である。そして、DSU受信イ
ンタフェース部41からのパラレルデータが9バイト
(72ビット)揃うごとに書き込みが行われる。2フレ
ームバッファ43からはLAN側の8スロット(72ビ
ット)ごとにデータが読み出される。コンテナ20のう
ちLAN情報としてのビットはLANに伝送するが、残
りのビットは読み出されない。したがって、このビット
は書き込む必要がなく、このための時間を装置制御部4
1からのバッファアクセスに用いることも考えられる。
【0057】網同期部45は、DSU受信インタフェー
ス部41から送られる8KHzの網クロックに同期した
クロックを生成して、フレーム制御部47に送る。この
網同期部45により専用線9からLAN3−1に情報ビ
ットを伝送する場合、同期がとられる。
ス部41から送られる8KHzの網クロックに同期した
クロックを生成して、フレーム制御部47に送る。この
網同期部45により専用線9からLAN3−1に情報ビ
ットを伝送する場合、同期がとられる。
【0058】フレーム制御部47は、2フレームバッフ
ァ43から送られるパラレル信号をシリアル信号に変換
し、8B9B符号化を行い、ループ送信部49に出力す
る。ただし、FHIN信号が入力されている場合には、
8B9B符号化を行わない。ループ送信部49は、電気
光変換を行う。
ァ43から送られるパラレル信号をシリアル信号に変換
し、8B9B符号化を行い、ループ送信部49に出力す
る。ただし、FHIN信号が入力されている場合には、
8B9B符号化を行わない。ループ送信部49は、電気
光変換を行う。
【0059】次に、共通部25を説明する。
【0060】装置制御部51は、2フレームバッファ3
1上のセクションオーバーヘッドSOHやパスオーバー
ヘッドPOHの初期設定やフレームコントローラ29、
47の初期設定を行う。2フレームバッファ43のLA
Nのフレーム同期パターンが入るべきコンテナ20をす
べて「0」に初期設定し、全体としてLANにおける親
局SVSがこの接続装置5によって誤検出が生じないよ
うにする。すなわち、専用線9側の保守情報は正常で、
LAN3−1、3−2の同期パターンには異常が初期設
定される。
1上のセクションオーバーヘッドSOHやパスオーバー
ヘッドPOHの初期設定やフレームコントローラ29、
47の初期設定を行う。2フレームバッファ43のLA
Nのフレーム同期パターンが入るべきコンテナ20をす
べて「0」に初期設定し、全体としてLANにおける親
局SVSがこの接続装置5によって誤検出が生じないよ
うにする。すなわち、専用線9側の保守情報は正常で、
LAN3−1、3−2の同期パターンには異常が初期設
定される。
【0061】また、この装置制御部51は、次のような
保守運用処理を行う。
保守運用処理を行う。
【0062】S−REC警報とS−AIS警報を検出し
た場合、2フレームバッファ31でK2バイトのbit6-b
it8 =110 としS−FERFをたてる。
た場合、2フレームバッファ31でK2バイトのbit6-b
it8 =110 としS−FERFをたてる。
【0063】P−REC警報とP−AIS警報を検出し
た場合、G1バイトのbit5=1 としP−FERFをたて
る。
た場合、G1バイトのbit5=1 としP−FERFをたて
る。
【0064】S−FEBEを2フレームバッファ31の
Z2バイトに書き込む。
Z2バイトに書き込む。
【0065】P−FEBEを2フレームバッファ31の
G1バイトに書き込む。
G1バイトに書き込む。
【0066】2フレームバッファ31についてノイズで
データが破壊されると影響が大きいものについては定期
的にリフレッシュする。対象はA1、A2、C1、H
1、H2、K2バイトとする。
データが破壊されると影響が大きいものについては定期
的にリフレッシュする。対象はA1、A2、C1、H
1、H2、K2バイトとする。
【0067】警報表示部53は以下の警報をLED表示
する。
する。
【0068】 DNR(POHのZ3バイトbit1) UNR(POHのZ3バイトbit2) S−REC(専用線キャリア断、同期はずれ) S−AIS(SOHのK2バイトbit6-bit8 ) P−REC(POHのH1、H2バイト) P−AIS(POHのH1、H2バイト) S−FERF(SOHのK2バイトbit6-bit8 ) P−FERF(POHのG1バイトbit5) LANからのフレームキャリア断 LANからのフレーム同期はずれ CRV BIP−24(Z2バイトbit18-bit24 のS−FEB
E) BIP−8(G1バイトbit1-bit4 のP−FEBE) 次に、本実施例の動作について説明する。
E) BIP−8(G1バイトbit1-bit4 のP−FEBE) 次に、本実施例の動作について説明する。
【0069】図8は、専用線9とLAN3−1とで故障
が発生した場合、その故障を検出し、警報を発生するシ
ーケンス図である。同図において、「×」は故障発生を
示す。 LAN側がキャリア断もしくは同期はずれのと
きコンテナ20のフレーム同期パターンがのるべきとこ
ろを確実に同期のとれないパターンとして送り出す。
が発生した場合、その故障を検出し、警報を発生するシ
ーケンス図である。同図において、「×」は故障発生を
示す。 LAN側がキャリア断もしくは同期はずれのと
きコンテナ20のフレーム同期パターンがのるべきとこ
ろを確実に同期のとれないパターンとして送り出す。
【0070】フレーム制御部29がLANの同期はずれ
を検出した場合、同期パターンがのるべき位置には本来
の同期パターンとは異なるパターンのビットシーケンス
(例えば全て「0」)がのせられる。
を検出した場合、同期パターンがのるべき位置には本来
の同期パターンとは異なるパターンのビットシーケンス
(例えば全て「0」)がのせられる。
【0071】フレーム制御部29でキャリア断が検出さ
れた場合、同期はずれを検出した場合と同様にして下流
側の局に同期はずれを伝える。
れた場合、同期はずれを検出した場合と同様にして下流
側の局に同期はずれを伝える。
【0072】このため、LAN3−1で同期はずれまた
は、キャリア断があると、専用線9を挟んで相手側のL
AN3−2の各局でキャリア断もしくは同期はずれが検
出され、全体としてのLANでループバックもしくは系
切り替え等の故障回復が可能となる。
は、キャリア断があると、専用線9を挟んで相手側のL
AN3−2の各局でキャリア断もしくは同期はずれが検
出され、全体としてのLANでループバックもしくは系
切り替え等の故障回復が可能となる。
【0073】専用線9側に障害が発生した場合、接続装
置5は、専用線9に対して仕様に基づく応答を返すほ
か、専用線9の障害をLANの部分故障として下流側の
局に認識させる。
置5は、専用線9に対して仕様に基づく応答を返すほ
か、専用線9の障害をLANの部分故障として下流側の
局に認識させる。
【0074】すなわち、専用線キャリア断(S−RE
C、P−REC)を検出したときには、専用線9側にセ
クションオーバーヘッド(SOH)のK2バイトのbit6
-bit8をS−FERFとして返し、またPOHのG1バ
イトのbit5をP−FERFとして返す。
C、P−REC)を検出したときには、専用線9側にセ
クションオーバーヘッド(SOH)のK2バイトのbit6
-bit8をS−FERFとして返し、またPOHのG1バ
イトのbit5をP−FERFとして返す。
【0075】また、この接続装置5からLAN側の各局
へ送られるビットシーケンスをすべて「0」にして、フ
レーム送出を事実上停止して、下流側の局でキャリア断
もしくは同期はずれを引き起こさせる。さらに、このと
き、専用線9に対しては、LAN情報をのせるべきコン
テナのビットを、例えばすべて「0」として送出し、相
手側LANの下流側の局においても、キャリア断もしく
は同期はずれが引き起こされるようにする。
へ送られるビットシーケンスをすべて「0」にして、フ
レーム送出を事実上停止して、下流側の局でキャリア断
もしくは同期はずれを引き起こさせる。さらに、このと
き、専用線9に対しては、LAN情報をのせるべきコン
テナのビットを、例えばすべて「0」として送出し、相
手側LANの下流側の局においても、キャリア断もしく
は同期はずれが引き起こされるようにする。
【0076】また、専用線9のパスオーバーヘッド(P
OH)のZ3バイトのbit2にDNR信号がたっていると
きには、プライマリ系とセカンダリ系のLANフレーム
の送出を停止し、両系とも下流側の局でキャリア断もし
くは同期はずれを引き起こさせる。
OH)のZ3バイトのbit2にDNR信号がたっていると
きには、プライマリ系とセカンダリ系のLANフレーム
の送出を停止し、両系とも下流側の局でキャリア断もし
くは同期はずれを引き起こさせる。
【0077】この他の障害情報としては、LAN側では
符号則違反(CRV)があり、またBIP−8がある
が、これらはそれぞれこの接続装置5で本来終端するも
のであり、下流側にイメージ的に伝えることはできな
い。したがって、警報表示部53によって、これらの障
害情報を表示する。
符号則違反(CRV)があり、またBIP−8がある
が、これらはそれぞれこの接続装置5で本来終端するも
のであり、下流側にイメージ的に伝えることはできな
い。したがって、警報表示部53によって、これらの障
害情報を表示する。
【0078】かくして本実施例によれば、LANおよび
専用線を接続した伝送システムにおいて、LANおよび
専用線に故障が生じても一つのLANのように障害を取
り扱うことができる。
専用線を接続した伝送システムにおいて、LANおよび
専用線に故障が生じても一つのLANのように障害を取
り扱うことができる。
【0079】なお、LAN3−1、3−2は、情報の流
れとしてのビットシーケンスから抽出したクロックに基
づいて動作し、プライマリ系A1、A2とセカンダリ系
B1、B2でクロックが交差して使用されることはない
が、専用線9では専用線サービスセンタLTを中心にし
て動作し、DSU7は、専用線サービスセンタLTから
のフレームから抽出したクロックに基ずいて、専用線サ
ービスセンタLTにフレームを送り、また、接続装置5
はDSU7から送られるフレームから抽出したクロック
に基ずいてDSU7にフレームを送る。
れとしてのビットシーケンスから抽出したクロックに基
づいて動作し、プライマリ系A1、A2とセカンダリ系
B1、B2でクロックが交差して使用されることはない
が、専用線9では専用線サービスセンタLTを中心にし
て動作し、DSU7は、専用線サービスセンタLTから
のフレームから抽出したクロックに基ずいて、専用線サ
ービスセンタLTにフレームを送り、また、接続装置5
はDSU7から送られるフレームから抽出したクロック
に基ずいてDSU7にフレームを送る。
【0080】したがって、専用線サービスセンタLTか
ら外に向かう方向に障害が生じた時は、上り下りともス
リップのない情報伝達ができなくなるので、全体で単一
のLANとしてみたときは、プライマリ系A1、A2、
セカンダリ系B1、B2とも断となる。
ら外に向かう方向に障害が生じた時は、上り下りともス
リップのない情報伝達ができなくなるので、全体で単一
のLANとしてみたときは、プライマリ系A1、A2、
セカンダリ系B1、B2とも断となる。
【0081】また、LANのフレームフォーマットと専
用線のフレームフォーマットが異なるが、それについて
は以下のように対処することができる。
用線のフレームフォーマットが異なるが、それについて
は以下のように対処することができる。
【0082】専用線9を用いてLAN3−1とLAN3
−2を接続させる場合、LAN3−1、3−2のフレー
ムの情報はフレームヘッダも含めてすべて専用線9のコ
ンテナ20にのせられる。専用線のマーク率は専用線自
体のスクランブラによって調整されるので、コンテナ2
0にのせるビットはLANの伝送路上の符号化されたビ
ットである必要はなく、例えば8B9B復号化されたビ
ットでよい。従ってコンテナ20にはLANの情報が1
フレーム分のる容量のものを用い、LANの情報をのせ
た上で余った分のコンテナのビットは何でもよい。
−2を接続させる場合、LAN3−1、3−2のフレー
ムの情報はフレームヘッダも含めてすべて専用線9のコ
ンテナ20にのせられる。専用線のマーク率は専用線自
体のスクランブラによって調整されるので、コンテナ2
0にのせるビットはLANの伝送路上の符号化されたビ
ットである必要はなく、例えば8B9B復号化されたビ
ットでよい。従ってコンテナ20にはLANの情報が1
フレーム分のる容量のものを用い、LANの情報をのせ
た上で余った分のコンテナのビットは何でもよい。
【0083】次に、この接続装置の試験について説明す
る。
る。
【0084】試験方法としては二つのステップがある。
【0085】第1ステップの場合、接続装置5の専用線
側にSDHアナライザを設け、LAN側を光コードによ
り折り返す。すなわち、SDHアナライザの出力を接続
装置5の専用線光受信器39に入力し、専用線光送信器
37の出力をSDHアナライザにより入力する。また、
ループ受信部27およびループ送信部49を光コードに
より接続させる。
側にSDHアナライザを設け、LAN側を光コードによ
り折り返す。すなわち、SDHアナライザの出力を接続
装置5の専用線光受信器39に入力し、専用線光送信器
37の出力をSDHアナライザにより入力する。また、
ループ受信部27およびループ送信部49を光コードに
より接続させる。
【0086】ここで、SDHアナライザのコンテナでL
ANのフレームパターンがのるべきところのデータを制
御し、LANのフレーム同期パターンをのせられれば、
この接続装置5のLAN側を光コードにより折り返して
専用線光送信器37の出力をSDHアナライザにより入
力することにより、コンテナのデータ比較が可能とな
る。
ANのフレームパターンがのるべきところのデータを制
御し、LANのフレーム同期パターンをのせられれば、
この接続装置5のLAN側を光コードにより折り返して
専用線光送信器37の出力をSDHアナライザにより入
力することにより、コンテナのデータ比較が可能とな
る。
【0087】また、S−REC、S−AIS、P−RE
C、P−AISのレスポンスやBIP−24、BIP−
8の演算結果に対するS−FEBE、P−FEBE報告
を確認できる。
C、P−AISのレスポンスやBIP−24、BIP−
8の演算結果に対するS−FEBE、P−FEBE報告
を確認できる。
【0088】第2ステップの場合、LAN側の局とこの
接続装置5を接続し、接続装置5の専用線光送信器37
と専用線光受信器39を光コードで接続する。155.
52MHzのクロックは自己クロックのモードとし、網
同期のために、この接続装置5の網クロックの出力を局
に送る。この場合、局の片系自己宛送信受信のテストプ
ログラムによって、ヒートランニング試験が可能とな
る。この場合は、接続装置5から送られる信号をDSU
7に送らず、折り返して再び接続装置5に戻すので、本
来の送信のZ3バイトの初期値(すべて「1」)でな
く、bit1およびbit2を「0」としてUNR警報やDNR
警報とならないようにする。
接続装置5を接続し、接続装置5の専用線光送信器37
と専用線光受信器39を光コードで接続する。155.
52MHzのクロックは自己クロックのモードとし、網
同期のために、この接続装置5の網クロックの出力を局
に送る。この場合、局の片系自己宛送信受信のテストプ
ログラムによって、ヒートランニング試験が可能とな
る。この場合は、接続装置5から送られる信号をDSU
7に送らず、折り返して再び接続装置5に戻すので、本
来の送信のZ3バイトの初期値(すべて「1」)でな
く、bit1およびbit2を「0」としてUNR警報やDNR
警報とならないようにする。
【0089】なお、2フレームバッファ31、43にお
いて、セクションオーバーヘッドSOH、パスオーバー
ヘッドPOHのエリアは共通にしてもよいし、セクショ
ンオーバーヘッドSOH、パスオーバーヘッドPOHも
2フレーム分とってもよい。。 なお、本発明は、その
技術的思想の範囲内において、種々の変形が可能であ
る。 図9は、本発明の第2の実施例に係る接続装置の
構成を示すブロック図である。 本実施例では、第1の
実施例のフレームコントーラ29、47の代わりに、直
並変換部101、103を設けたものである。本実施例
の場合、LAN3−1の故障情報としてはキャリア断だ
けになるが、この場合、同期はずれのフレームはそのま
ま専用線9を介して、LAN3−2側の局まで同期はず
れのまま伝送される。本実施例においては、符号則違反
(CRV)が接続装置5で終端されることなく、相手側
のLANの局まで透過するので、運用保守の観点から望
ましい。
いて、セクションオーバーヘッドSOH、パスオーバー
ヘッドPOHのエリアは共通にしてもよいし、セクショ
ンオーバーヘッドSOH、パスオーバーヘッドPOHも
2フレーム分とってもよい。。 なお、本発明は、その
技術的思想の範囲内において、種々の変形が可能であ
る。 図9は、本発明の第2の実施例に係る接続装置の
構成を示すブロック図である。 本実施例では、第1の
実施例のフレームコントーラ29、47の代わりに、直
並変換部101、103を設けたものである。本実施例
の場合、LAN3−1の故障情報としてはキャリア断だ
けになるが、この場合、同期はずれのフレームはそのま
ま専用線9を介して、LAN3−2側の局まで同期はず
れのまま伝送される。本実施例においては、符号則違反
(CRV)が接続装置5で終端されることなく、相手側
のLANの局まで透過するので、運用保守の観点から望
ましい。
【0090】図10は、第3の実施例に係る接続装置の
構成を示すブロック図である。本実施例では、第1の実
施例におけるDSU送信インタフェース部35およびD
SU受信インタフェース部41の代わりに、LT送信イ
ンタフェース部105およびLT受信インタフェース部
107を設けたものである。そして、本実施例に係る接
続装置5bを使用する場合、図1においてDSU7は省
略される。すなわち、本実施例では、接続装置5bがN
Tを兼ねるのでコストダウンを図ることができる。 ま
た、前述した実施例においては、LAN3では、8B9
B符号化されたビットシーケンスが流れる場合を説明し
たが、他の符号化形式例えば8B1C符号化を用いるこ
ともできる。
構成を示すブロック図である。本実施例では、第1の実
施例におけるDSU送信インタフェース部35およびD
SU受信インタフェース部41の代わりに、LT送信イ
ンタフェース部105およびLT受信インタフェース部
107を設けたものである。そして、本実施例に係る接
続装置5bを使用する場合、図1においてDSU7は省
略される。すなわち、本実施例では、接続装置5bがN
Tを兼ねるのでコストダウンを図ることができる。 ま
た、前述した実施例においては、LAN3では、8B9
B符号化されたビットシーケンスが流れる場合を説明し
たが、他の符号化形式例えば8B1C符号化を用いるこ
ともできる。
【0091】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、専用線とLANとを接続した場合、専用線および
LANの障害が相互に通知される接続装置を提供するこ
とができる。
れば、専用線とLANとを接続した場合、専用線および
LANの障害が相互に通知される接続装置を提供するこ
とができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る接続装置を用いてL
AN3−1、3−2を専用線9を介して接続した伝送シ
ステムの概略構成を示す図
AN3−1、3−2を専用線9を介して接続した伝送シ
ステムの概略構成を示す図
【図2】 LANのフレームのフォーマット図
【図3】 接続装置5の構成を示すブロック図
【図4】 2フレームバッファ31、43の構成を示す
図
図
【図5】 2フレームバッファ31、43の構成を示す
図
図
【図6】 専用線のフレームのフォーマット図
【図7】 セクションオーバーヘッドSOHとパスオー
バーヘッドPOHの説明図
バーヘッドPOHの説明図
【図8】 本実施例における故障の検出を示すシーケン
ス図
ス図
【図9】 本発明の第2の実施例に係る接続装置の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図10】 本発明の第3の実施例に係る接続装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図11】 マルチメディアネットワークの概略構成を
示す図
示す図
【図12】 従来の広域網を介したLAN間接続を行っ
た伝送システムの概略構成図
た伝送システムの概略構成図
1………広域網 3−1、3−2…LAN 5−1、5−2、5−3、5−4…接続装置 7−1、7−2、7−3、7−4…DSU 9………専用線 27………ループ受信部 29………フレームコントローラ 31………2フレームバッファ 33………クロック切替部 35………DSU送信インタフェース部 37………専用線光送信器 39………専用線光受信器 41………DSU受信インタフェース部 43………2フレームバッファ 45………網同期部 47………フレームコントローラ 49………ループ送信部 51………装置制御部 53………警報表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の局を有するネットワーク装置と専
用線とを接続して通信を行う接続装置であって、 前記ネットワーク装置の故障を検出する第1の故障検出
手段と、 前記専用線の故障を検出する第2の故障検出手段と、 前記第1の故障検出手段が故障を検出すると、前記専用
線に故障を通知する手段と、 前記第2の故障検出手段が故障を検出すると、前記ネッ
トワーク装置に故障を通知する手段と、 を具備する接続装置。 - 【請求項2】 前記第1の故障検出手段は前記ネットワ
ーク装置の同期はずれもしくはキャリア断を検出するも
のである請求項1記載の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043497A JPH05244203A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043497A JPH05244203A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244203A true JPH05244203A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=12665353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4043497A Withdrawn JPH05244203A (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05244203A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8379669B2 (en) | 2009-01-28 | 2013-02-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Conversion apparatus |
JP5190121B2 (ja) * | 2008-11-14 | 2013-04-24 | 株式会社日立製作所 | 伝送装置 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4043497A patent/JPH05244203A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5190121B2 (ja) * | 2008-11-14 | 2013-04-24 | 株式会社日立製作所 | 伝送装置 |
US8634426B2 (en) | 2008-11-14 | 2014-01-21 | Hitachi, Ltd. | Transmission device with function of packetizing and transmitting |
US8379669B2 (en) | 2009-01-28 | 2013-02-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Conversion apparatus |
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