JP2002094061A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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紀夫 安原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帰還容量を低減したトレンチMOSの新規構
造と製造方法を提供することである。 【解決手段】 第1導電型半導体基板1または第1導電
型半導体層2の表面に形成された第2導電型ベース層3
と、この第2導電型ベース層3の表面に選択的に形成さ
れた第1導電型ソース層8と、前記第1導電型ソース層
8を突き抜けて前記第2導電型ベース層3に達するトレ
ンチ溝4と、このトレンチ溝4の内側壁面にゲート酸化
膜5を介して、夫々、形成された第1及び第2ゲート電
極6と、前記第1及び第2ゲート電極間に形成された絶
縁膜10と、前記トレンチ溝4と前記第1導電型半導体
基板1または前記第1導電型半導体層2間に両者に接触
して設けられた第1導電型電界緩和層7とを有し、チャ
ネルが前記トレンチ溝4の深さ方向となる縦方向に配設
され、第2導電型ベース層3の接合深さが前記トレンチ
溝4より深い構成にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速スイッチング
用デバイス、並びにパワー用デバイスとして使用される
半導体装置およびその製造方法に関し、特に、トレンチ
溝側面をゲートとした縦型電界効果トランジスタおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、U溝を有した縦型電界効果トラン
ジスタ(以下、トレンチMOSと称する)は、自動車や
OA機器等のモータ制御分野、DC/DCコンバータな
どのスイッチング電源等種々の分野で用いられている。
また、トレンチMOSは、オン抵抗を低減するために、
半導体基板表面に溝が形成されており、この溝の側面が
チャネル領域として働くことで、単位面積あたりのチャ
ネル幅が大きくなり、高い駆動能力を実現している。
【0003】図15は、従来のトレンチMOSを模式的
に示す断面図である。ここでは、簡単化のために、nチ
ャネル型について説明するが、p型とn型とを逆転すれ
ば、pチャネルでも同様である。
【0004】即ち、図に示すように、n+型半導体基板
101上面に、エピタキシャル成長技術によってn-
半導体層102が形成される。このn-型半導体層10
2に、イオン注入等で、順次、拡散層を形成して、p型
ベース層103、n+型ソース層108及びn+型ソース
層108間にp+型ベースコンタクト層109を夫々形
成する。
【0005】その後、フォトリソグラフィにより位置決
めし、リアクティブイオンエッチング(以下、RIEと
称する)等により垂直にエッチングしてトレンチ溝10
4を前記n―型半導体層102内に達する深さに形成す
る。
【0006】この後、熱酸化によって前記トレンチ溝2
4の側壁及び底部のシリコンを酸化して薄いゲート酸化
膜105を形成する。
【0007】その後、前記トレンチ溝24内にポリシリ
コンを堆積して、これをエッチバックにより平坦化し、
ゲート電極106を形成する。
【0008】更に、このゲート電極106のポリシリコ
ン上に、LPCVD等で層間絶縁膜を形成し、フォトリ
ソグラフィにより位置決めし、前記層間絶縁膜の所定部
分をエッチングして、最後にアルミニウム(Al)をス
パッタリング等により堆積し、ソース電極112を形成
する。一方、前記n+型半導体基板101下面には、ド
レイン電極111を形成している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトレンチM
OSでは、ゲート電極106とドレイン(n-型半導体
層)102がトレンチ溝104の底部の薄いゲート酸化
膜105を介して対向しているため、帰還容量(ゲート
・ドレイン間容量Cgd)が大きい。しかも、電流が流
れるためには、前記トレンチ溝104が、前記p型ベー
ス層103を突き抜けなければならず、プロセス変動を
考慮し、前記トレンチ溝104の深さは、前記p型ベー
ス層103に対して十分深めに設定している。
【0010】従って、前記トレンチ溝104の底面だけ
でなく突き出した側壁の部分も帰還容量となる。この帰
還容量は、高速動作に影響を与えるパラメータであると
一般的に知られている。
【0011】そのため、従来のトレンチMOSでは、帰
還容量が大きく、高速動作させるとスイッチング損失が
大きくなるという問題を有していた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、目的とするところは、帰還容量を低減したトレンチ
MOSとその製造方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる半導体装置は、第1導電型半導体基
板または第1導電型半導体層の表面に形成された第2導
電型ベース層と、前記第2導電型ベース層の表面に選択
的に形成された第1導電型第1ソース層と、さらに前記
第1導電型第1ソース層を突き抜けて前記第2導電型ベ
ース層に達するトレンチ溝と、前記トレンチ溝の内側壁
面にゲート酸化膜を介して、夫々、形成された第1及び
第2のゲート電極とを有し、チャネルが前記トレンチ溝
の深さ方向となる縦方向に配設され、前記第1ゲート電
極と第2ゲート電極との間に絶縁膜を有していることを
特徴としている。
【0014】この構成によれば、トレンチ溝の側壁部分
におけるゲート・ドレイン間の対向面積を減らすことが
でき、言い換えれば帰還容量を低減することができる。
【0015】また、第2導電型ベース層間の間隔を広く
することができるため、オン時の第2導電型ベース層か
ら伸びる空乏層によるJFET効果を抑制することがで
き、オン抵抗を低く保つことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
【0017】(第1の実施形態)図2は、本発明の第1
の実施形態に係わるトレンチMOSの構成を示す平面図
である。図1は、図2の平面図のX−X’における断面
図である。ここでは、第1導電型としてn型、第2導電
型をp型とするが、n型とP型を逆にしても良いことは
勿論である。
【0018】図1及び図2に示すように、本実施形態の
トレンチMOSでは、n+半導体基板1の上面に、エピ
タキシャル成長によりn-型半導体層2が形成され、こ
のn-型半導体層2表面上にp型ベース層3が形成さ
れ、このp型ベース層3表面にn +型ソース層8が形成
されている。このn+型ソース層8間の前記p型ベース
層3表面には、p+型ベースコンタクト層9が形成され
ている。
【0019】更に、断面U字形のトレンチ溝4が前記n
+型ソース層8を突き抜け、かつ前記p型ベース層3の
接合深さよりも浅く形成されている。
【0020】また、このトレンチ溝4の内部側壁面に
は、ゲート酸化膜5を介して2つの第1及び第2ゲート
電極6が、夫々、形成されている。
【0021】そして、前記2つのゲート電極6直下を含
む前記トレンチ溝4底部と前記n-型半導体層2との間
に、前記トレンチ溝4底部と前記n-型半導体層2とに
接触して、前記n+型電界緩和層7が形成されている。
このn型電界緩和層7は、前記ゲート電極6とドレイン
間の耐圧を保持するために、完全に空乏化する必要があ
り、正味のドーズ量は、4×1012cm-2以下であること
が望ましい。そして、前記n+型電界緩和層7により、
前記p型ベース層3の接合は、前記トレンチ溝4の深さ
よりも深い位置に存在することになる。
【0022】前記トレンチ溝4の内部及びその周辺部
は、層間絶縁膜10で覆われ、前記n +型ソース層8及
び前記p+型ベースコンタクト層9に跨って、アルミニ
ウム(Al)からなるソース電極12が形成されてい
る。一方、前記n+型半導体基板1の下面にドレイン電
極が形成されている。なお、図2に示すように、前記ト
レンチ溝4、前記ゲート電極6、前記n+型ソース層8
及び前記p+型ベースコンタクト層9は、各々、ストラ
イプ状の平面形状に形成されている。
【0023】このような構成によれば、トレンチ溝4の
側壁部分におけるゲート・ドレイン間の対向面積を減ら
すことができ、言い換えれば帰還容量を低減することが
できる。
【0024】また、p型ベース層間3の間隔を広くする
ことができるため、オン時のP型ベース層3から伸びる
空乏層によるJFET効果を抑制することができ、オン
抵抗を低く保つことができる。
【0025】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係わるトレンチMOSの主要部の構成を示
す断面図である。図4は、図3における丸で囲んだA領
域を拡大して示す断面図である。図において、上記第1
の実施形態と同一構成部分及び類似構成部分には、同一
符号を付して説明を省略し、且つ相違する部分について
詳細を説明する。
【0026】本実施形態が、上記第1の実施形態と異な
る点は、以下である。前述したとおり、前記トレンチ溝
4を前記P型ベース層3の接合深さよりも浅くすること
で、前記トレンチ溝4の側壁部分におけるゲート・ドレ
イン間の対向面積を減らすことができるが、前記ゲート
電極6の底面部分におけるゲート・ドレイン間の容量を
減らすことはできない。
【0027】このゲート電極6の底面部分の容量を減ら
す代表的な方法として、前記ゲート電極6の厚さを薄く
することがあげられる。しかし、前記ゲート電極6の厚
さを薄くするとゲート抵抗を悪くすることになり、得策
ではない。
【0028】そこで、本実施形態では、図4に拡大して
示すように、前記ゲート電極16端下のゲート酸化膜1
5を、それ以外の部分より厚くすることで容量を減らす
ことができる。
【0029】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係わるトレンチMOSを模式的に示す断面
図である。図において、上記実施形態と同一構成部分及
び類似構成部分には、同一符号を付して説明を省略し、
且つ相違する部分について詳細を説明する。
【0030】本実施形態が上記実施形態と異なる点は、
+型ベースコンタクト層19を前記n+型ソース層8よ
りも深く形成している点である。
【0031】このような構成とすることにより、前記n
+型ソース層8と前記p型ベース層3と前記n-型半導体
層2からなる寄生NPNトランジスタのベース抵抗を減
らすことができる。そのため、この寄生NPNトランジ
スタが活性化し難くなり、アバランシェ耐量を向上でき
る。
【0032】この構造のトレンチMOSは、層間絶縁膜
を形成した後、ソース電極のコンタクト形成時に、前記
層間絶縁膜及びシリコン表面をRIE等によりエッチン
グし、次にボロンをインプラして、前記p+型ベースコ
ンタクト層を形成することにより簡単に得られる。
【0033】なお、本発明の構造にすると、従来構造に
比べセルピッチが大きくなり、RonA(オン抵抗*F
ET面積)が劣下するという危惧がある。図6は、従来
構造におけるセル密度とRon(オン抵抗)とCgd
(ゲート・ドレイン間容量)との関係を示したものであ
る。セル密度が大きくなるとセル密度に比例してCgd
は大きくなる。これは単純にゲート−ドレイン間の対向
面積が増えるためである。Ronはセル密度が高くなる
と低下するが、セル密度が十分高くなると飽和傾向を示
す。これは、次の理由からである。図15に示すよう
に、トレンチMOSの抵抗成分は主にチャネル抵抗(R
on)、ゲート電極106とn-型半導体層102の重な
り領域で形成される蓄積層の抵抗(Rac)、n-型半
導体層102の抵抗(Repi)の3つよりなる。
【0034】セル密度をあげることは、チャネル幅を大
きくし、チャネル抵抗、蓄積層の抵抗を小さくすること
につながる。セル密度をあげるとこれら2つの抵抗成分
は小さくなるが、n-型半導体層102の抵抗は変わら
ない。
【0035】したがって、最終的に、n-型半導体層1
02の抵抗が大きく見える領域では飽和傾向を示す。つ
まり、セル密度をあげてもRonはさほど変わらず、C
gdだけが大きくなる領域が存在し、この領域ではCg
dを劣下させるだけでセル密度を高くしないほうがい
い。RonとCgdの両方の観点からすれば、セル密度
は大きいければ大きいほど特性がすぐれているというわ
けではなく、セル密度の最適値が存在する。従来構造に
おいて、一般的に高速動作用のトレンチMOSは、低オ
ン抵抗用のトレンチMOSに比べセルピッチを大きくす
る。したがって、セルピッチを大きくした分だけトレン
チ溝の幅を広くすれば、高速動作用のトレンチMOSに
比べさほどRonAは劣下しない。
【0036】(第4の実施形態)次に、図7乃至図14
を用いて、本発明のトレンチMOSに係わる製造方法を
説明する。図7乃至図14は、本発明のトレンチMOS
の製造工程を示す工程断面図である。
【0037】まず、図7に示すように、n+型半導体基
板1上面にエピタキシャル成長したn-型半導体層2を
形成し、そこにボロンをインプラし、熱拡散を行うこと
でp型ベース層3を形成する。
【0038】次に、図8に示すように、前記p型ベース
層3の表面に、選択的に砒素をイオン注入し、n+型ソ
ース層8を形成する。
【0039】次に、前記n+型ソース層8を含む前記p
型ベース層3表面に、マスク材となる絶縁物を堆積さ
せ、リソグラフィにより位置決めした後、前記絶縁物を
RIE等によりエッチングして、前記n+型ソース層8
の表面上に開口を有するマスク材13を形成する。
【0040】次に、前記マスク材13をマスクにして、
RIEによりシリコンを垂直にエッチングし、断面U字
形状のトレンチ溝4を形成する。このトレンチ溝4の深
さは、前記p型ベース層3の接合深さに比べ浅くする。
【0041】次に、図9に示すように、前記トレンチ溝
4の側壁にリンが入らないように、リンを前記トレンチ
溝4の底面にのみ、無角度でイオン注入する。
【0042】次に、図10に示すように、リンの熱拡散
により電界緩和層7を前記トレンチ溝4の底面直下全体
に、且つ前記n-型半導体層2に達するように形成し、
前記トレンチ溝4の内表面にゲート酸化膜5を形成す
る。
【0043】その後、図11に示すように、ポリシリコ
ン6をCVD等により堆積させ、図12に示すように、
RIE等により前記トレンチ溝4内部の側面に堆積して
いる前記ポリシリコン6以外をエッチングする。
【0044】次に、図13に示すように、層間絶縁膜1
0をCVD等により堆積させた後、リソグラフィーによ
り前記トレンチ溝4及びその周辺部に層間絶縁膜10を
残して、エッチングする。次いで、前記n+型ソース層
8間の前記P型ベース層3表面に、ボロンをイオン注入
して、p+ベースコンタクト層9を形成する。その後、
コンタクトする領域の絶縁膜をエッチングし、アルミニ
ウム(Al)をスパッタリング等により堆積し、前記n
+型ソース層8及び前記P型ベース層3表面にソース電
極12を形成する。一方、前記n+型半導体基板1下面
にドレイン電極11を形成してなる。
【0045】また、図3及び4に示すように、ゲート酸
化膜15の一部を厚い酸化膜にするためには、図12の
工程の後に、ゲート電極であるポリシリコンの酸化を行
えばよい。この酸化を行うことでバーズビークが形成さ
れ、ゲート酸化膜の一部が厚い酸化膜になる。
【0046】なお、上記実施形態では、第1導電型をn
型とし、第2導電型をp型とした場合について説明した
が、これに限らず、第1導電型をp型とし、第2導電型
をn型としても、本発明を同様に実施して同様の効果を
得ることができる。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
【0047】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明によ
れば、トレンチMOSの帰還容量を低減することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るトレンチMOS
を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るトレンチMOS
を示す平面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の断
面図である。
【図4】図3における領域Aの拡大図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の断
面図である。
【図6】トレンチMOSにおけるセル密度とオン抵抗、
Cgdとの関係を示した図である。
【図7】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの製
造工程を示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの製
造工程を示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの製
造工程を示す断面図である。
【図10】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの
製造工程を示す断面図である。
【図11】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの
製造工程を示す断面図である。
【図12】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの
製造工程を示す断面図である。
【図13】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの
製造工程を示す断面図である。
【図14】本発明の実施形態に係わるトレンチMOSの
製造工程を示す断面図である。
【図15】従来のトレンチMOSの断面図である。
【符号の説明】
1、101…n+型半導体基板、 2、102…n-型半導体層、 3、103…p型ベース層、 4、104…トレンチ溝、 5、15、105…ゲート酸化膜、 6、16、106…ゲート電極、 7…n+電界緩和層、 8、108…n+型ソース層、 9、19、109…p+型ベースコンタクト層、 10…層間絶縁膜、 11、111…ドレイン電極、 12、112…ソース電極、 13…マスク材、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 雄介 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型半導体基板または第1導電型半
    導体層の表面に形成された第2導電型ベース層と、 前記第2導電型ベース層の表面に選択的に形成された第
    1導電型ソース層と、 前記第1導電型ソース層を突き抜けて前記第2導電型ベ
    ース層に達するトレンチ溝と、 前記トレンチ溝の内側壁面にゲート酸化膜を介して、夫
    々、形成された第1及び第2のゲート電極とを有し、チ
    ャネルが前記トレンチ溝の深さ方向となる縦方向に配設
    され、前記第1ゲート電極と第2ゲート電極との間に絶
    縁膜を有していることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記第2導電型ベース層の接合深さは、前
    記トレンチ溝に比べて深いことを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記トレンチ溝の底部に、前記第1導電型
    半導体層よりも濃度が高い第1導電型電界緩和層を有し
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導
    体装置。
  4. 【請求項4】前記第1導電型電界緩和層は、正味のドー
    ズ量が4×1012cm-2以下であることを特徴とする請求
    項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記第1ゲート電極及び前記第2ゲート電
    極の底部と前記トレンチ溝との間の前記ゲート酸化膜の
    一部が、その他の部分の前記ゲート酸化膜よりも厚いこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置。
  6. 【請求項6】前記第1導電型ソース層に隣接して前記第
    2導電型ベース層表面に第2導電型ベースコンタクト層
    が設けられ、前記第2導電型ベースコンタクト層の接合
    深さが、前記第1導電型ソース層の接合深さよりも深い
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    の半導体装置。
  7. 【請求項7】前記半導体基板上に第1導電型半導体層を
    形成する工程と、 前記第1導電型半導体層表面に前記第2導電型ベース層
    を形成する工程と、 前記第2導電型ベース層表面に選択的に第1導電型ソー
    ス層を形成する工程と、 前記第1導電型ソース層を突き抜けて前記第2導電型ベ
    ース層に達するトレンチ溝を形成する工程と、 前記トレンチ溝表面にゲート酸化膜を形成する工程と、 前記ゲート酸化膜形成工程後、前記トレンチ溝内にゲー
    ト電極材料を均一な厚さのに堆積させる工程と、 前記電極材料を前記トレンチ溝内の側壁部分に残して、
    それ以外の前記電極材料を除去して、前記トレンチ溝側
    壁部分に、夫々、第1及び第2のゲート電極を形成する
    工程と、 前記第1及び第2のゲート電極間に絶縁膜を形成する工
    程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記トレンチ溝を前記第2導電型ベース層
    の接合深さよりも浅く形成し、前記トレンチ溝を形成
    後、更に、前記トレンチ溝底部と前記第1導電型半導体
    基板または前記第1導電型半導体層との間に第1導電型
    電界緩和層を形成するにより、前記第2導電型ベース層
    の接合深さを前記トレンチ溝に比べて深くしてなること
    を特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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