JP2002093905A - 半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子の製造方法

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JP2002093905A
JP2002093905A JP2001097092A JP2001097092A JP2002093905A JP 2002093905 A JP2002093905 A JP 2002093905A JP 2001097092 A JP2001097092 A JP 2001097092A JP 2001097092 A JP2001097092 A JP 2001097092A JP 2002093905 A JP2002093905 A JP 2002093905A
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insulating film
silicate glass
glass layer
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Sung-Kwon Lee
聖 ▲クォン▼ 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリケートガラス層を用いて多層構造を平坦
化させる半導体素子の製造方法において、BPSG膜を
リフローしても伝導膜パターンが移動しないようにす
る。 【解決手段】 半導体基板30の上面に下部構造31を
形成するステップと、この半導体基板30の上面にシリ
ケートガラス層へのリフロー温度で流動しない物質から
成る絶縁膜32を形成するステップと、この絶縁膜32
の上面に第1シリケートガラス層33を形成するステッ
プと、この第1シリケートガラス層33を選択的に除去
して前記絶縁膜32の一部分を露出させるステップと、
前記絶縁膜32と隣接する伝導膜パターン34を形成す
るステップと、を順次行う。これにより、リフロー処理
時における伝導膜パターン34の移動を防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、シリケートガラス
層を用いて多層構造を平坦化させる半導体素子の製造方
法に関し、特に、シリケートガラス層であるBPSGを
リフローしても伝導膜パターンの移動を防止できる半導
体素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】BPSG膜(borophosphosilicate glas
s)とは、酸化膜の蒸着時に、例えばジボラン(B2H6)や
ホスフィン(PH3)などのようなホウ素(B)またはリン
(P)を含有する反応物が添加されて形成された二酸化
ケイ素(SiO2)と三酸化ホウ素(B2O3)と五酸化二リン
(P2O5)との混合酸化膜をいう。二酸化ケイ素に三酸化
ホウ素や五酸化二リンが添加されるとガラスの融解温度
が低くなるため、上記BPSG膜に900℃近い温度で
リフロー(reflow)処理をすると、該BPSG膜の表面エ
ネルギーによって粘性流動(viscous flow)が起こり酸化
膜の平坦度が向上するようになる。そして、BPSG膜
内のホウ素やリンの濃度が増加するほどリフローが起こ
り易くなる。
【0003】このように平坦度特性に優れたBPSG膜
は、ULSI素子の層間絶縁膜に利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、半導体素子の集
積度が増加することに伴って、セル(cell)領域における
設計規則(design rule)だけでなく、周辺回路領域にお
ける設計規則もさらに微細化することとなる。これに伴
って、1.0μm以下の水準の微細素子においては、過
去には問題にならなかった種々の問題が発生することと
なった。
【0005】その例として、周辺回路領域のBPSG膜
の上面に形成された伝導膜配線が移動することが挙げら
れる。上述したように、粘性流動特性に優れたBPSG
膜は、該BPSG膜を形成した後に施される熱処理工程
によっても容易にリフローされ、その上部に形成された
伝導膜パターンが移動するようになる。
【0006】すなわち、図10に示したように、その上
部に伝導膜パターン14が形成された第1BPSG膜10
0は、後の第2BPSG膜200、第3BPSG膜300の蒸
着工程及び平坦化のためのリフロー工程により、段差の
大きい局部的な部分でさらに多くリフローの影響を受け
る。これによって、その上部の伝導膜パターン14が移
動するようになる。このように移動した伝導膜パターン
14は、その後コンタクト孔の側壁に露出し、タングス
テンプラグ15などのような他の伝導膜と接することと
なる。なお、図10に示す符号Sは、後に施される熱処
理工程における第1BPSG膜100のリフローによる段
差を示している。
【0007】また、前記伝導膜パターン14がシリサイ
ドで形成された場合には、以下のような要因によっても
移動するようになる。すなわち、シリサイド薄膜は、約
800℃の温度で0.2%収縮するという物理的特性を
有しているため、熱処理工程を施すと第1BPSG膜10
0の上面のシリサイド伝導膜パターン14が凝縮し、そ
れによるストレスによって移動距離がさらに大きくな
る。
【0008】特に、後に施される熱処理工程により、B
PSG膜において相対的に段差の大きい局部的な部分で
はさらに多くリフローされる。これにより、集積度が低
い半導体素子の周辺回路領域では観察されなかったよう
な伝導膜パターンの移動が生じる。したがって、絶縁さ
れるべき配線間が互いに接続して半導体素子が誤動作す
る等の不具合が発生する。
【0009】図11は、周辺回路領域及びセル領域を形
成する各工程における伝導膜パターン14の移動距離を
比較して示したグラフである。このグラフを参照する
と、符号○で示したセル領域では、BPSG膜のリフロ
ー工程により伝導膜パターンの移動が発生しないのに対
し、符号△で示した周辺回路領域では、リフロー工程の
進行に伴って伝導膜パターンの移動距離が増加すること
が示されている。上記BPSG膜のリフロー工程による
伝導膜パターンの移動距離は、図10に示す段差Sの大
きさ、配線パターンの密集度、そして熱処理温度に依存
するが、上記移動距離は、0.3μm以上であることが
図11から観察される。しかし、このような半導体素子
の不具合は、適切なテストパターンがまだ提供されてい
ないのでほとんど感知することができない。
【0010】上記のような問題点を解決するために、B
PSG膜の上面に、例えばTEOS(tetraethyl ortho
silicate)などのような流動性の少ない絶縁膜を形成す
る方法が従来から提案されていたが、このような従来の
方法では、BPSG膜のリフローによる伝導膜パターン
の移動を効果的に防止することができない。
【0011】そこで、本発明は、以上のような半導体素
子の製造方法の問題点に鑑み、BPSG膜のリフローに
よる伝導膜パターンの移動を防止することのできる半導
体素子の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による半導体素子の製造方法は、シリケート
ガラス層を用いて多層構造を平坦化させる半導体素子の
製造方法において、下部構造が形成された半導体基板を
準備するステップと、該半導体基板の上面にシリケート
ガラス層のリフロー温度で流動しない物質から成る絶縁
膜を形成するステップと、該絶縁膜の上面に第1のシリ
ケートガラス層を形成するステップと、該第1のシリケ
ートガラス層を選択的に除去して前記絶縁膜の一部を露
出するステップと、前記絶縁膜と隣接する伝導膜パター
ンを形成するステップと、を順次行うものである。
【0013】そして、前記伝導膜パターンを形成するス
テップの後、第2のシリケートガラス層を形成するステ
ップをさらに行う。
【0014】ここで、前記第1及び第2のシリケートガ
ラス層は、BPSG又はPSG、BSGのいずれか一つ
から成るものである。
【0015】また、前記第2のシリケートガラス層をリ
フローする温度は、700℃〜1000℃とする。
【0016】また、前記絶縁膜は、TEOS膜から成る
ものである。
【0017】そして、前記絶縁膜は、O3系TEOS膜
から成るものでもよい。
【0018】また、前記絶縁膜の一部を露出するステッ
プは、前記第1のシリケートガラス層を選択的にエッチ
ングし、底面に伝導膜パターンと隣接する絶縁膜が露出
された開口部を形成するものである。
【0019】さらに、前記絶縁膜の一部を露出するステ
ップは、前記絶縁膜の表面が露出するまで前記第1のシ
リケートガラス層をエッチングしてもよい。
【0020】さらにまた、前記絶縁膜の一部を露出する
ステップは、前記絶縁膜の表面が露出するまで前記第1
のシリケートガラス層を研磨してもよい。
【0021】そして、前記半導体素子は、セル領域と周
辺回路領域とを備える半導体素子であり、前記開口部
は、前記周辺回路領域に位置するものである。
【0022】これらにより、BPSG膜のリフローによ
る伝導膜パターンの移動が防止される。すなわち、下部
配線が形成された半導体基板上に、BPSG膜をリフロ
ーする温度である700℃〜1000℃の温度で流動し
ないTEOS膜のような絶縁膜が蒸着され、この絶縁膜
の上面にBPSG膜を蒸着して表面が平坦化され、前記
BPSG膜を選択的に除去した後、前記下部配線と連結
される上部配線が形成されることにより、後に熱処理工
程を施してもBPSG膜のリフローによる伝導膜パター
ンの移動が防止される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
1〜図4は、本発明の第1の実施例による半導体素子の
製造方法の工程を説明する断面図である。
【0024】本発明の第1の実施例は、下部配線が形成
された半導体基板上に、BPSG膜をリフローする温度
である700℃〜1000℃で流動しないTOES膜の
ような絶縁膜を蒸着し、この絶縁膜上にBPSG膜を蒸
着して表面を平坦化させた後、前記BPSG膜を選択的
にエッチングして上部配線と接する絶縁膜部分を露出さ
せる開口部を形成し、この開口部内に絶縁膜と接する上
部配線を形成する半導体素子の製造方法を提供するもの
である。
【0025】まず、図1に示すように、例えばトランジ
スタのゲート電極などのような下部伝導膜パターン31
が形成された半導体基板30の上面に、層間絶縁膜とな
るTEOS膜32を3000Å〜10000Åの厚さに
形成し、さらにこの全体構造の上面に1000Å〜30
00Åの厚さの第1BPSG膜33を形成して該全体構
造の上面を平坦化する。
【0026】なお、前記TEOS膜32は、O3系TE
OS膜により形成してもよい。そして、蒸着設備には、
PECVD(plasma enhanced chemical vapor depositi
on)装置またはLPCVD(low pressure chemical vapo
r deposition)装置が用いられる。また、前記第1BP
SG膜33は、PSG(phospho silicate glass)、BS
G(boro silicate glass)等により形成してもよい。こ
こで、第1BPSG膜33の形成過程には、BPSG膜
を蒸着する工程及びフローする工程が含まれる。
【0027】次に、図2に示すように、前記第1BPS
G膜33の上面に伝導膜パターンの領域を画定するフォ
トレジストパターンPRを形成し、これをエッチングマ
スクとして用いて上記第1BPSG膜33にエッチング
を施し、上記伝導膜パターン31と隣接しているTEO
S膜32を露出するように開口部を形成する。この開口
部は、周辺回路領域に位置するようになる。
【0028】次に、上記エッチングマスクとして用いた
フォトレジストパターンPRを除去してから全体構造の
上面に伝導膜を形成して上記開口部を埋め込んだ後、プ
ラズマエッチング法、または化学機械的研磨(chemical
mechanical polishing:以下「CMP」と略称する)法
により上記伝導膜を除去し、図3に示すように、上記開
口部の内部に伝導膜パターン34を形成する。上記伝導
膜パターン34は、例えばポリシリコン又はポリサイ
ド、アルミニウム、コバルトシリサイド、クロムシリサ
イド、タングステンシリサイド、チタンシリサイド、ニ
ッケルシリサイドなどのような種々のシリサイドにより
形成される。また、前記伝導膜パターン34は、電源供
給配線となるものである。
【0029】その後、図4に示すように、全体構造の上
面に層間絶縁膜となり、かつ全体構造の上面を平坦化す
るための第2BPSG膜35を形成し、該第2BPSG
膜35、第1BPSG膜33及びTEOS膜32を選択
的にエッチングして半導体基板30を露出させるコンタ
クト孔を形成する。そして、後の工程で上記コンタクト
孔内にプラグ36を形成し、さらに全体構造の上面に第
3BPSG膜及び第4BPSG膜(図示省略)を形成す
る。
【0030】なお、上述した本発明の第1の実施例にお
いては、前記第1BPSG膜33及び第2BPSG膜3
5の各々に含まれる不純物のドーピング濃度は、10%
を越えないようにする。また、前記第1BPSG膜33
は、PSG、BSG等により形成してもよい。
【0031】次に、発明の第2の実施例による半導体素
子の製造方法について説明する。図5〜図8は、本発明
の第2の実施例による半導体素子の製造方法の工程を説
明する断面図である。
【0032】本発明の第2の実施例は、下部配線が形成
された半導体基板上に、BPSG膜をフローする温度で
ある700℃〜1000℃で流動しないTEOSのよう
な絶縁膜を蒸着した後でこの絶縁膜上にBPSG膜を蒸
着し、該BPSG膜をエッチバックして相対的に段差の
低い谷部分にのみBPSG膜が残留するように上面を平
坦化させながら上部配線と隣接する絶縁膜部分を露出
し、この露出された絶縁膜に上部配線を形成することに
よって、後の熱処理工程においてBPSG膜のリフロー
による伝導膜パターンの移動を防止するものである。ま
た、前記BPSG膜にエッチバック工程を施して隣接す
る谷部分に残留したBPSG膜が互いに連結されないよ
うにして、後に熱処理工程が施されてもBPSG膜のリ
フローをさらに効果的に防止するものである。
【0033】まず、図5に示すように、例えばトランジ
スタのゲート電極などのような下部伝導膜パターン41
が形成された半導体基板40の上面に、層間絶縁膜とな
るTEOS膜42を3000Å〜10000Åの厚さに
形成し、この全体構造の上面に1000Å〜3000Å
の厚さの第1BPSG膜43を形成して該全体構造の上
面を平坦化する。
【0034】なお、前記TEOS膜42は、O3系TE
OS膜で形成してもよい。そして、蒸着設備には、PE
CVD装置またはLPCVD装置が用いられる。また、
前記第1BPSG膜43は、PSG又はBSG等により
形成してもよい。ここで、第1BPSG膜43の形成過
程には、BPSG膜を蒸着する工程及びフローする工程
が含まれる。
【0035】次に、図6に示すように、プラズマエッチ
ング法又はCMP法を施して、上記第1BPSG膜43
を除去して相対的に段差の低い谷部分に第1BPSG膜
43を残留させながら上部伝導膜パターンと接するTE
OS膜42を露出させる。この場合、隣接する谷部分の
BPSG膜43が互いに連結されないように、BPSG
膜43を除去する。前記谷部分は、セル領域と周辺回路
領域とを備える半導体メモリ素子の周辺回路領域に位置
するようになる。
【0036】次いで、図7に示すように、露出されたT
EOS膜42膜の上面に上部伝導膜パターン44を形成
する。この上部伝導膜パターン44は、ポリシリコン又
はポリサイド、アルミニウム、コバルトシリサイド、ク
ロムシリサイド、タングステンシリサイド、チタンシリ
サイド、ニッケルシリサイドなどのような種々のシリサ
イドにより形成される。また、前記伝導膜パターン44
は、周辺回路領域に形成される接地電源配線となるもの
である。
【0037】次に、図8に示すように、全体構造の上面
に層間絶縁膜となり、かつ全体構造の上面を平坦化する
ための第2BPSG膜45を形成する。そして、この第
2BPSG膜45、第1BPSG膜43及びTEOS膜
42を選択的にエッチングして半導体基板40を露出さ
せるコンタクト孔を形成する。さらに、後の工程におい
て上記コンタクト孔内にプラグ46を形成し、全体構造
の上面に第3BPSG膜、第4BPSG膜(図示省略)
を形成する。
【0038】なお、上述した本発明の第2の実施例にお
いては、前記第1BPSG膜43及び第2BPSG膜4
5の各々に含まれる不純物ドーピング濃度は、10%を
越えないようにする。また、前記第1BPSG膜43
は、PSG又はBSG等により形成してもよい。
【0039】図9は、図8に示すTEOS膜42及びB
PSG膜43の厚さ変化に伴う上部伝導膜パターン44
の移動距離の変化を示すグラフである。このグラフによ
ると、符号△又は○で示すTEOS膜42の厚さが増加
するほど、上部配線44の移動距離が減少することを示
している。また、TEOS膜をLPCVDにより形成し
た場合を示す符号△と、PECVDにより形成した場合
を示す符号○との移動距離の変化は、ほとんど同じであ
ることが分かる。
【0040】なお、以上の説明においては、本発明の最
も好ましい実施例について具体的に記載したが、本発明
の実施の形態はこれに限られず、本発明の属する技術分
野におけるいわゆる当業者が実施できる技術的範囲を含
むものである。
【0041】
【発明の効果】上述したように、本発明による半導体素
子の製造方法は、伝導膜パターンがBPSG膜より相対
的に流動性の低いTEOS膜上に形成されることによっ
て、後に熱処理工程を施してもBPSG膜の流動による
伝導膜パターンの配線が移動することを効果的に防止す
ることができる。したがって、絶縁されるべき配線間が
互いに接続されることがなく、半導体素子が誤動作する
等の不具合が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例による半導体素子の製
造方法の工程を示す断面図であり、下部構造が形成され
た半導体基板の上面に絶縁膜及び第1シリケートガラス
を形成する工程を示す図である。
【図2】 上記半導体素子の製造方法の工程を示す断面
図において、全体構造にエッチングを施し、開口部を形
成する工程を示す図である。
【図3】 上記半導体素子の製造方法の工程を示す断面
図において、開口部の内部に伝導膜パターンを形成する
工程を示す図である。
【図4】 上記半導体素子の製造方法の工程を示す断面
図において、全体構造の上面に第2シリケートガラス及
びプラグを形成する工程を示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施例による半導体素子の製
造方法の工程を示す断面図であり、下部構造が形成され
た半導体基板の上面に絶縁膜及び第1シリケートガラス
を形成する工程を示す図である。
【図6】 上記半導体素子の製造方法の工程を示す断面
図において、第1シリケートガラスを除去して絶縁膜を
露出する工程を示す図である。
【図7】 上記半導体素子の製造方法の工程を示す断面
図において、露出した絶縁膜の上部に伝導膜パターンを
形成する工程を示す図である。
【図8】 上記半導体素子の製造方法の工程を示す断面
図において、全体構造の上面に第2シリケートガラス及
びプラグを形成する工程を示す図である。
【図9】本発明により形成された半導体素子の絶縁膜と
第1シリケートガラスとの厚さ変化に伴う伝導膜パター
ンの移動距離の変化を示すグラフである。
【図10】 従来の製造方法により形成された半導体素
子の構造を示す断面図であり、伝導膜パターンが移動し
た状態を示す図である。
【図11】 上記半導体素子において、周辺回路領域及
びセル領域を形成する各工程における伝導膜パターンの
移動距離の比較して示したグラフである。
【符号の説明】
30,40…半導体基板 31,41…下部伝導膜パターン 32,42…TEOS膜 33,43…第1BPSG膜 34,44…上部伝導膜パターン 35,45…第2BPSG膜 36,46…プラグ
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Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリケートガラス層を用いて多層構造を平
    坦化させる半導体素子の製造方法において、 下部構造が形成された半導体基板を準備するステップ
    と、 該半導体基板の上面にシリケートガラス層のリフロー温
    度で流動しない物質から成る絶縁膜を形成するステップ
    と、 該絶縁膜の上面に第1のシリケートガラス層を形成する
    ステップと、 該第1のシリケートガラス層を選択的に除去して前記絶
    縁膜の一部を露出するステップと、 前記絶縁膜と隣接する伝導膜パターンを形成するステッ
    プと、を順次行うことを特徴とする半導体素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記伝導膜パターンを形成するステップの
    後、第2のシリケートガラス層を形成するステップをさ
    らに行うことを特徴とする請求項1記載の半導体素子の
    製造方法。
  3. 【請求項3】前記第1及び第2のシリケートガラス層
    は、BPSG又はPSG、BSGのいずれか一つから成
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体素子の
    製造方法。
  4. 【請求項4】前記第2のシリケートガラス層をリフロー
    する温度は、700℃〜1000℃であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体素子の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記絶縁膜は、TEOS膜から成ることを
    特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造方法。
  6. 【請求項6】前記絶縁膜は、O3系TEOS膜から成る
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記絶縁膜の一部を露出するステップは、
    前記第1のシリケートガラス層を選択的にエッチング
    し、底面に伝導膜パターンと隣接する絶縁膜が露出され
    た開口部を形成することを特徴とする請求項1記載の半
    導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】前記絶縁膜の一部を露出するステップは、
    前記絶縁膜の表面が露出するまで前記第1のシリケート
    ガラス層をエッチングすることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】前記絶縁膜の一部を露出するステップは、
    前記絶縁膜の表面が露出するまで前記第1のシリケート
    ガラス層を研磨することを特徴とする請求項1に記載の
    半導体素子の製造方法。
  10. 【請求項10】前記半導体素子は、セル領域と周辺回路
    領域とを備える半導体素子であり、前記開口部は、前記
    周辺回路領域に位置することを特徴とする請求項7に記
    載の半導体素子の製造方法。
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