JP2002093272A - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JP2002093272A
JP2002093272A JP2000288899A JP2000288899A JP2002093272A JP 2002093272 A JP2002093272 A JP 2002093272A JP 2000288899 A JP2000288899 A JP 2000288899A JP 2000288899 A JP2000288899 A JP 2000288899A JP 2002093272 A JP2002093272 A JP 2002093272A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に組立ができると共に、外部端子の取付
面と取付フレームの取付面とを面一にすることが可能
で、回路基板上への表面実装を確実に行うことができる
横押し操作タイプの押釦スイッチの構造を提供する。 【解決手段】 外部端子2aが突設されたハウジング1
と、ハウジング1と係合する取付フレーム6との間に弾
性部材3、7を介在し、外部端子2a及び取付フレーム
6の下端に、平面状からなる回路基板への表面実装用の
取付面2c、6cを形成し、ハウジング1と取付フレー
ム6との係合部に、弾性部材3,7の付勢力により摺接
可能に係合され、外部端子2aの回路基板への取付面2
cと取付フレーム6の回路基板への取付面6cとが面一
となる方向へ案内する傾斜面1d、6fを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の操
作用スイッチとして使用される押釦スイッチの構造に係
り、特に回路基板への表面実装用として使用される横押
し操作タイプの押釦スイッチの構造に関する
【0002】
【従来の技術】従来の表面実装用として使用される横押
し操作タイプの押釦スイッチの構造としては、合成樹脂
などの絶縁材で内部に横向きに収納部を有する箱状に形
成されたハウジングと、このハウジングの収納部の内底
面に配設された導電性の金属材からなる固定接点と、こ
の固定接点上に対向して配設された、同じく導電性の金
属材からドーム状に形成された可動接点と、前記ハウジ
ングの収納部内に横押し方向へ摺動可能に配設され、前
記可動接点を押圧して前記固定接点と接離させる操作部
材と、前記ハウジングの収納部を覆うようにハウジング
に取り付けられた取付フレームとを備え、前記ハウジン
グの底面側に突設されて平面状の取付面を有する外部端
子と、前記取付フレームの下端側に設けられて平面状の
取付面を有する取付脚とを、回路基板の同一の平面上に
半田付けして固定するように形成した構造のものが一般
的に知られている。
【0003】また、これとは別に、前記可動接点をラバ
ースプリングの下端部にカーボン接点を固着することに
より形成し、前記ハウジングの収納部内に配設された前
記操作部材によりラバースプリングの頂部を押圧して、
前記ラバースプリングの反転動作に伴って、前記可動接
点を前記固定接点と接離するように形成した構造のもの
も一般的に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の横押し操作タイプの押釦スイッチの構造におい
ては、前記ハウジングと前記取付フレームとは、前記ハ
ウジングに形成した突起部と、前記取付フレームに形成
した窓孔部とによって掛け止めさせることによって取り
付けられていることから、前記突起部と前記窓孔部との
寸法差によりガタが発生し、スイッチの実装面の高さ寸
法がばらついて、前記外部端子の取付面と前記取付フレ
ームの取付面とを面一にすることができないという問題
があった。
【0005】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、簡単に組立ができると共に、外部端子の取付面
と取付フレームの取付面とを面一にすることが可能で、
回路基板上への表面実装を確実に行うことができる横押
し操作タイプの押釦スイッチの構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、収納部の内底面に固定
接点が配設され、この固定接点から導出された外部端子
が底面側に突設されたハウジングと、このハウジングか
ら突出して押し込み可能に設けられた操作部材と、この
操作部材をハウジングから突出する方向へ付勢する弾性
部材と、前記操作部材又は弾性部材が当接すると共に、
前記ハウジングの収納部を覆うように前記ハウジングの
側壁と係合する側板を有する取付フレームとを備え、前
記外部端子及び前記取付フレームの下端には、平面状か
らなる回路基板への表面実装用の取付面が形成されてお
り、前記ハウジングと前記取付フレームとの係合部に
は、前記弾性部材の付勢力により摺接可能に係合され、
前記外部端子の回路基板への取付面と前記取付フレーム
の回路基板への取付面とが面一となる方向へ案内する傾
斜面を形成したことを特徴とする。
【0007】また、第2の手段として、前記ハウジング
の側壁には、前記取付面側で取付面に平行した第1の直
線部と、この第1の直線部に対向すると共に、前記操作
部材が突出する方向とは反対方向に幅狭となる第1の傾
斜面とを有する係合突部を形成し、且つ、前記取付フレ
ームの側板には、前記第1の直線部に対応した第2の直
線部と、前記第1の傾斜面に対応した第2の傾斜面とを
有する係合孔部を形成し、前記弾性部材の付勢力で前記
第1及び第2の傾斜面が摺接することにより前記第1及
び第2の直線部が当接して、前記外部端子の取付面と前
記取付フレームの取付面が面一となるように形成したこ
とを特徴とする。
【0008】また、第3の手段として、前記第1の直線
部と前記外部端子の前記取付面までの距離と、前記第2
の直線部と前記取付フレームの前記取付面までの距離と
が同一距離となるように形成されていることを特徴とす
る。
【0009】また、第4の手段として、前記弾性部材
は、ドーム状のラバースプリングで形成したことを特徴
とする。
【0010】また、第5の手段として、前記操作部材
を、ラバーステムで形成すると共に、このラバーステム
の鍔部を前記弾性部材として形成したことを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の押釦スイッチの1
実施例を図1乃至図3に示す。図1はハウジングの一部
を破断した状態の押釦スイッチの平面図、図2は押釦ス
イッチの正面図、図3は同じく側面図である。
【0012】ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で
形成され、有底で側面が開口されて箱状に形成された収
納部1aを有している。また、前記ハウジング1には、
黄銅などの導電性の金属材で形成された固定端子2が、
インサート成形などの方法で一体的に成形され配設され
たものとなっている。この固定端子2は、前記ハウジン
グ1に埋設され、前記ハウジング1の外方へと突設され
た外部端子2aと、前記収納部1aの内底面に表出さ
れ、一定の隙間を保持して配設された一対の固定接点2
bとより構成されている。
【0013】また、前記ハウジング1の外方へ突設され
た外部端子2aは、前記ハウジング1の底面部で側方に
折り曲げられ、前記ハウジング1の底面と面一となるよ
うな取付面2cが形成されている。この外部端子2aの
先端が前記ハウジング1の底面部で折り曲げられて前記
取付面2cが形成されていることから、前記ハウジング
1を使用した押釦スイッチの回路基板上への表面実装が
可能となっている。
【0014】また、前記ハウジング1の対向する両側壁
部には、後述する取付フレーム6の係合孔部6dと係合
する係合突部1bが形成されている。この係合突部1b
には、前記外部端子2aの取付面2cに平行な第1の直
線部1cと、この第1の直線部1cに対向すると共に、
前記収納部1aが開口する方向とは反対方向に幅狭とな
る第1の傾斜面1dとが形成されている。前記第1の直
線部1cと第1の傾斜面1dを有する前記係合突部1b
が、後述する取付フレーム6の係合孔部6dと係合する
ことにより、前記外部端子2の取付面2cと後述する取
付フレーム6の取付面6cとを面一に一致させることが
できるものとなっている。
【0015】ラバースプリング3は、可撓性のあるエラ
ストマーまたはシリコーンゴムなどから形成され、外形
が下面開口状のドーム形で、後述する操作部材5の押し
込み、および復帰の際に屈曲されて弾性力が付与される
スカート部3aと、このスカート部3aの上部に形成さ
れた作動部3bからなっている。この作動部3bの下面
側には作動突部3cが形成され、この作動突部3cの先
端には、導電性のカーボンなどからなる可動接点4が固
着されており、この可動接点4が前記固定接点2bと対
向した状態で、前記ラバースプリング3が前記収納部1
aの内底面に配設されたものとなっている。
【0016】操作部材5は、合成樹脂などの絶縁材で略
矩形状に形成され、その上面側には、人の指などで操作
される一回り小さな平面状の操作部5aが設けられてい
る。この操作部5aに対向する下面側には、前記ラバー
スプリング3の作動部3b上面へ当接して、前記ラバー
スプリング3を前記固定接点2b側へ屈曲させる、押圧
面部5bが形成されている。また、前記操作部材5の周
面部には鍔部5cが形成されており、前記操作部材5の
移動復帰時に、この鍔部5cが後述する取付フレーム6
に当接することで、前記操作部材5が前記ハウジング1
から飛び出すのを規制している。
【0017】また、前記ラバースプリング3は弾性部材
として前記ハウジング1の収納部1aに収納されてお
り、前記操作部材5は前記ラバースプリング3によって
常時ハウジング1から突出する方向へ付勢されたものと
なっている。そして、前記ラバースプリング3の付勢力
により、前記操作部材5の鍔部5cが後述する取付フレ
ーム6の内面に押圧されるものとなっている。
【0018】取付フレーム6は、平板状の金属板で略U
字状に形成されており、この取付フレーム6の中央には
前記操作部材5の操作部5aが挿通される挿通孔6aが
設けられている。この取付フレーム6が、前記ハウジン
グ1の前記収納部1aの開口部に取り付けられることに
より、前記ラバースプリング3、及び前記操作部材5の
飛び出しを防止している。また、前記取付フレーム6の
対向する一対の側板6bの下端には、側方に水平に折り
曲げられて前記ハウジング1の底面と面一となるような
取付面6cが形成されており、この取付面6cを設ける
ことにより押釦スイッチの回路基板上への表面実装が可
能となっている。
【0019】また、前記取付フレーム6の対向する一対
の側板6bには、前記ハウジング1の係合突部1bと係
合する係合孔部6dが形成されている。この係合孔部6
dには、前記側板6bの取付面6cに平行な第2の直線
部6eと、この第2の直線部6eに対向すると共に、前
記操作部材5が突出する方向とは反対方向に幅狭となる
第2の傾斜面6fとが形成されている。前記第2の直線
部6e及び前記第2の傾斜面6fを有する前記係合孔部
6dが、前記ハウジング1の前記第1の直線部1c及び
第1の傾斜面1dを有する前記係合突部1bと係合する
ことにより、前記外部端子2aの取付面2cと前記取付
フレーム6の取付面6cとを面一に一致させることがで
きるものとなっている。
【0020】上記構成の押釦スイッチを組み立てるに
は、まず、前記ハウジング1の収納部1a内の前記固定
接点2bに対向させて、前記可動接点4が固着された前
記ラバースプリング3を収納する。次に、前記ラバース
プリング3の作動部3b上に前記操作部材5を当接した
状態で配置する。次に、前記操作部材5の操作部5aを
前記挿通口6aから突出させた状態で前記ハウジング1
の収納部1aを覆うように前記取付フレーム6を前記ハ
ウジング1に取り付けることで組立が完了する。
【0021】この場合、前記ハウジング1と前記取付フ
レーム6との係合は、前記ハウジング1に設けられた前
記係合突部1bと前記取付フレーム6に設けられた前記
係合孔部6dとによって係合されるものとなっている。
この時、前記ハウジング1の前記係合突部1bには、前
記取付面2c側で取付面2cに平行した前記第1の直線
部1cと、前記第1の直線部1cに対向すると共に、前
記操作部5aが突出する方向とは反対方向に幅狭となる
前記第1の傾斜面1dとが形成されており、また、前記
取付フレーム6の前記係合孔部6dには、前記第1の直
線部1cに対応した第2の直線部6eと、前記第1の傾
斜面1dに対応した第2の傾斜面6fとが形成されてい
る。
【0022】前記ハウジング1と前記取付フレーム6と
の間には、弾性部材である前記ラバースプリング3が前
記操作部材5を介して配設されており、前記ハウジング
1と前記取付フレーム6とは前記ラバースプリング3の
弾性により、互いに反発する方向へ付勢された状態とな
っていることから、この付勢力により前記第1及び第2
の傾斜面1d、6fが互いに摺接することとなる。この
時、前記ハウジング1の前記係合突部1bの第1の傾斜
面1dは、前記取付フレーム6の前記係合孔部6dの第
2の傾斜面6fの幅狭となる方向へ摺接移動することか
ら、前記係合突部1bが前記第2の傾斜面6fに沿って
前記取付フレーム6の取付面6c方向へ片寄せされるこ
とにより、前記係合突部1bの第1の直線部1cと前記
係合孔部6dの第2の直線部6eが当接することとな
る。
【0023】また、前記第1の直線部1cと前記外部端
子2aの前記取付面2cまでの距離と、前記第2の直線
部6eと前記取付フレーム6の前記取付面6cまでの距
離とは同一距離となるように形成されており、前記第1
の直線部1cと前記第2の直線部6eとが当接すること
により、前記外部端子2aの取付面2cと前記取付フレ
ーム6の取付面6cとが面一となるようになっている。
【0024】上記実施例においては、前記外部端子2a
が突設された前記ハウジング1と、前記ハウジング1と
係合する前記取付フレーム6との間に弾性部材である前
記ラバースプリング3を介在し、前記外部端子2a及び
前記取付フレーム6の下端に、平面状からなる回路基板
への表面実装用の前記取付面1c、6cを形成し、前記
ハウジング1と前記取付フレーム6との係合部に、前記
ラバースプリング3の付勢力により摺接可能に係合さ
れ、前記外部端子2aの回路基板への前記取付面2cと
前記取付フレーム6の回路基板への前記取付面6cとが
面一となる方向へ案内する前記第1及び第2の傾斜面1
d、6fを形成したことから、前記ハウジング1と前記
取付フレーム6との係合部の寸法差によるガタの発生
で、スイッチの実装面の高さ寸法がばらつくことがなく
なり、前記外部端子2aの取付面2cと前記取付フレー
ム6の取付面6cとを面一にすることが可能となり、回
路基板上への表面実装を確実に行うことができるものと
なっている。
【0025】また、前記ハウジング1と前記取付フレー
ム6との係合は、前記ハウジング1に設けられた前記係
合突部1bと前記取付フレーム6に設けられた前記係合
孔部6dとによって係合されるものとなっていることか
ら、簡単に組立ができると共に、前記係合突部1bと前
記係合孔部6dに設けられた前記第1及び第2の直線部
1c,6eと前記第1及び第2の傾斜面1d、6fとに
よって容易に前記外部端子2aの取付面2cと前記取付
フレーム6の取付面6cとを面一にすることができる。
【0026】また、前記第1の直線部1cと前記外部端
子2aの前記取付面2cまでの距離と、前記第2の直線
部6eと前記取付フレーム6の前記取付面6cまでの距
離とが同一距離となるように形成されていることから、
組立時に容易に、前記外部端子2aの取付面2cと前記
取付フレーム6の取付面6cとを面一にすることが可能
となっている。
【0027】また、前記操作部材5を付勢する弾性部材
と、前記ハウジング1と前記取付フレーム6との間に介
在する弾性部材とを、ドーム状の前記ラバースプリング
3で兼用して構成したことから、構成が簡易となり、安
価対応が可能となっている。
【0028】図4乃至図6は本発明の押釦スイッチの他
の実施例を示し、図4はハウジングの一部を破断した状
態の押釦スイッチの平面図、図5は押釦スイッチの正面
図、図6は同じく側面図である。尚、図1乃至図3で説
明した同一部品については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0029】上記実施例との相違点は、合成樹脂からな
る前記操作部材5の代わりに、可撓性のあるエラストマ
ーまたはシリコーンゴムなどからなるラバーステム7を
使用し、このラバーステム7を前記ハウジング1と前記
取付フレーム6との間に介在させて弾性部材として構成
した点と、前記ラバースプリング3の代わりに、金属板
からなるドーム状の可動接点8を使用した点である。
【0030】前記ラバーステム7は、可撓性のあるエラ
ストマーまたはシリコーンゴムなどから形成されてお
り、このラバーステム7にはその上面側に、人の指など
で操作される方形状の操作部7aが設けられている。こ
の操作部7aに対向する下面側には、前記可動接点8の
ドーム状の頂部に当接し、この頂部を前記固定接点2b
側へ屈曲させる、押圧突部7bが形成されている。ま
た、前記ラバーステム7の周面部には鍔部7cが形成さ
れており、この鍔部7cが前記ハウジング1の開口され
た収納部1aの上面と前記取付フレーム6の内面との間
に挟持されて、前記挿通孔6aから前記操作部7aが突
出された状態で前記ハウジング1内に収納されている。
また、前記ハウジング1の上面には押圧突起1eが設け
られており、この押圧突起1eで前記ラバーステム7の
鍔部7cを押圧することで前記ラバーステム7の位置決
め及び飛び出し防止を行っている。
【0031】また、前記ラバーステム7は弾性部材とし
て前記ハウジング1と前記取付フレーム6との間に前記
鍔部7cが挟持されており、前記鍔部7cの弾性によっ
て互いに反発する方向へ付勢された状態となっているこ
とから、この付勢力により前記第1及び第2の傾斜面1
d、6fが互いに摺接して係合することとなる。この
時、前記ハウジング1の前記係合突部1bの第1の傾斜
面1dは、前記取付フレーム6の前記係合孔部6dの第
2の傾斜面6fの幅狭となる方向へ摺接移動することか
ら、前記係合突部1bが前記第2の傾斜面6fに沿って
前記取付フレーム6の取付面6c方向へ片寄せされるこ
とにより、前記係合突部1bの第1の直線部1cと前記
係合孔部6dの第2の直線部6eとが当接することとな
る。
【0032】上記実施例においても、前記外部端子2a
が突設された前記ハウジング1と、前記ハウジング1と
係合する前記取付フレーム6との間に弾性部材である前
記ラバーステム7の鍔部7cを介在し、前記外部端子2
a及び前記取付フレーム6の下端に、平面状からなる回
路基板への表面実装用の前記取付面2c、6cを形成
し、前記ハウジング1と前記取付フレーム6との係合部
に、前記ラバーステム7の鍔部7cの付勢力により摺接
可能に係合され、前記外部端子2aの回路基板への前記
取付面2cと前記取付フレーム6の回路基板への前記取
付面6cとが面一となる方向へ案内する前記傾斜面1
d、6fを形成したことから、前記ハウジング1と前記
取付フレーム6との係合部の寸法差によるガタの発生
で、スイッチの実装面の高さ寸法がばらつくことがなく
なり、前記外部端子2aの取付面2cと前記取付フレー
ム6の取付面6cとを面一にすることが可能となり、回
路基板上への表面実装を確実に行うことができるものと
なっており、図1乃至図3に示した実施例と同様の効果
が得られる。
【0033】また、前記操作部材5を、可撓性のある弾
性部材である前記ラバーステム7で形成すると共に、こ
のラバーステム7の鍔部7cを前記ハウジング1の上面
と前記取付フレーム6の内面との間に挟持するようにし
たことから、簡易な構造で防塵構造が図れるものとなっ
ている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の押釦スイ
ッチは、外部端子が突設されたハウジングと、ハウジン
グと係合する取付フレームとの間に弾性部材を介在し、
外部端子及び取付フレームの下端に、平面状からなる回
路基板への表面実装用の取付面を形成し、ハウジングと
取付フレームとの係合部に、弾性部材の付勢力により摺
接可能に係合され、外部端子の回路基板への取付面と取
付フレームの回路基板への取付面とが面一となる方向へ
案内する傾斜面を形成したことから、ハウジングと取付
フレームとの係合部の寸法差によるガタの発生で、スイ
ッチの実装面の高さ寸法がばらつくことがなくなり、外
部端子の取付面と取付フレームの取付面とを面一にする
ことが可能となり、回路基板上への表面実装を確実に行
うことができる。
【0035】また、ハウジングの側壁には、取付面側で
取付面に平行した第1の直線部と、この第1の直線部に
対向すると共に、操作部材が突出する方向とは反対方向
に幅狭となる第1の傾斜面とを有する係合突部を形成
し、且つ、取付フレームの側板には、第1の直線部に対
応した第2の直線部と、第1の傾斜面に対応した第2の
傾斜面とを有する係合孔部を形成し、弾性部材の付勢力
で第1及び第2の傾斜面が摺接することにより第1及び
第2の直線部が当接して、外部端子の取付面と取付フレ
ームの取付面が面一となるように形成したことから、簡
単に組立ができると共に、係合孔部と係合突部に設けら
れた第1及び第2の直線部と第1及び第2の傾斜面とに
よって容易に外部端子の取付面と取付フレームの取付面
とを面一にすることができる。
【0036】また、第1の直線部と外部端子の取付面ま
での距離と、第2の直線部と取付フレームの取付面まで
の距離とが同一距離となるように形成されていることか
ら、組立時に容易に、外部端子の取付面と取付フレーム
の取付面とを面一にすることが可能となる。
【0037】また、弾性部材は、ドーム状のラバースプ
リングで形成したことから、操作部材を付勢する弾性部
材と、ハウジングと取付フレームとの間に介在する弾性
部材とを兼用できるため、構成が簡易となり、安価対応
が可能となる。
【0038】また、操作部材を、ラバーステムで形成す
ると共に、このラバーステムの鍔部を弾性部材として形
成したことから、このラバーステムの鍔部をハウジング
の上面と取付フレームの内面との間に挟持することで、
簡易な構造で防塵構造が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるハウジングの一部を破
断した状態を示す押釦スイッチの平面図である。
【図2】本発明の同じく押釦スイッチを示す正面図であ
る。
【図3】本発明の同じく押釦スイッチを示す側面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例であるハウジングの一部を
破断した状態を示す押釦スイッチの平面図である。
【図5】本発明の同じく押釦スイッチを示す正面図であ
【図6】本発明の同じく押釦スイッチを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 収納部 1b 係合突部 1c 第1の直線部 1d 第1の傾斜面 1e 押圧突起 2 固定端子 2a 外部端子 2b 固定接点 2c 取付面 3 ラバースプリング(弾性部材) 3a スカート部 3b 作動部 3c 作動突部 4 可動接点 5 操作部材 5a 操作部 5b 押圧面部 5c 鍔部 6 取付フレーム 6a 挿通孔 6b 側板 6c 取付面 6d 係合孔部 6e 第2の直線部 6f 第2の傾斜面 7 ラバーステム(弾性部材) 7a 操作部 7b 押圧突部 7c 鍔部 8 可動接点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部の内底面に固定接点が配設され、
    この固定接点から導出された外部端子が底面側に突設さ
    れたハウジングと、このハウジングから突出して押し込
    み可能に設けられた操作部材と、この操作部材をハウジ
    ングから突出する方向へ付勢する弾性部材と、前記操作
    部材又は弾性部材が当接すると共に、前記ハウジングの
    収納部を覆うように前記ハウジングの側壁と係合する側
    板を有する取付フレームとを備え、前記外部端子及び前
    記取付フレームの下端には、平面状からなる回路基板へ
    の表面実装用の取付面が形成されており、前記ハウジン
    グと前記取付フレームとの係合部には、前記弾性部材の
    付勢力により摺接可能に係合され、前記外部端子の回路
    基板への取付面と前記取付フレームの回路基板への取付
    面とが面一となる方向へ案内する傾斜面を形成したこと
    を特徴とする押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの側壁には、前記取付面
    側で取付面に平行した第1の直線部と、この第1の直線
    部に対向すると共に、前記操作部材が突出する方向とは
    反対方向に幅狭となる第1の傾斜面とを有する係合突部
    を形成し、且つ、前記取付フレームの側板には、前記第
    1の直線部に対応した第2の直線部と、前記第1の傾斜
    面に対応した第2の傾斜面とを有する係合孔部を形成
    し、前記弾性部材の付勢力で前記第1及び第2の傾斜面
    が摺接することにより前記第1及び第2の直線部が当接
    して、前記外部端子の取付面と前記取付フレームの取付
    面が面一となるように形成したことを特徴とする請求項
    1記載の押釦スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記第1の直線部と前記外部端子の前記
    取付面までの距離と、前記第2の直線部と前記取付フレ
    ームの前記取付面までの距離とが同一距離となるように
    形成されていることを特徴とする請求項2記載の押釦ス
    イッチ。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、ドーム状のラバースプ
    リングで形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何
    れかに記載の押釦スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記操作部材を、ラバーステムで形成す
    ると共に、このラバーステムの鍔部を前記弾性部材とし
    て形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに
    記載の押釦スイッチ。
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