JP2002093076A - ピックアップの位置規制機構を具えたディスク記録又は再生装置 - Google Patents

ピックアップの位置規制機構を具えたディスク記録又は再生装置

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JP2002093076A
JP2002093076A JP2000281140A JP2000281140A JP2002093076A JP 2002093076 A JP2002093076 A JP 2002093076A JP 2000281140 A JP2000281140 A JP 2000281140A JP 2000281140 A JP2000281140 A JP 2000281140A JP 2002093076 A JP2002093076 A JP 2002093076A
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pickup
screw shaft
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along
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Makoto Takahashi
誠 高橋
Hiroshi Nakajima
浩士 中島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置に衝撃が加わった際に、ピックアップが
ネジ軸からズレて不用意に移動し、ピックアップ及び記
録ヘッドを損傷させる虞れを、常に防止する。 【解決手段】 ピックアップ2がネジ軸4に沿う方向にズ
レることを防ぐ位置規制機構5は、ピックアップ2とネジ
軸4の係合部とは別に、ピックアップ2からネジ軸4に向
けて突出し、先端部がネジ軸4の隣り合う山部40、40間
に嵌まる規制片50を具えている。規制片50は剛体から形
成され、該規制片50と山部40、40との間には、ネジ軸4
に沿って隙間Sが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピックアップとネ
ジ軸との係合が不用意に外れて、ピックアップがネジ軸
に沿う方向にズレることを防ぐ位置規制機構が設けられ
たディスク記録又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来のディスク記録又
は再生装置の裏面図である。シャーシ(1)に開設された
開口(11)内には、ディスクDを回転させるターンテーブ
ル(7)及び該ターンテーブル(7)に接近離間可能に設け
られたピックアップ(2)が配備されている。ピックアッ
プ(2)はディスクDにビームを照射するレンズ(21)を具
え、開口(11)内に掛けられたガイド軸(3)(30)に沿って
移動する。シャーシ(1)上にて開口(11)の外側には、ネ
ジ軸(4)がピックアップ(2)の移動方向に沿って延び、
該ネジ軸(4)は駆動ギア(45)及び中間ギア(46)を介して
モータ(M)により回転される。ピックアップ(2)の一端
部からはネジ軸(4)に被さる板バネ(6)が設けられてい
る。板バネ(6)からは図4に示すように、下端が尖った
接片(60)が下向きに突出し、該接片(60)はネジ軸(4)の
谷部(41)に接して嵌まる。ネジ軸(4)の回転に伴って、
ピックアップ(2)が移動する。接片(60)が弾性材から形
成される理由は後記する。
【0003】シャーシ(1)に対し落下等の衝撃が加わる
と、接片(60)とネジ軸(4)の係合が不用意に外れて、ピ
ックアップ(2)が移動する。その結果、ピックアップ
(2)が他の部品等と衝突して損傷する虞れがある。ま
た、ピックアップ(2)の不用意な移動により、ディスク
Dを挟んでピックアップ(2)に対向した記録ヘッド(図
示せず)を損傷、破損させる虞れもある。この点に鑑み
て、図5及び図6に示すように、ピックアップ(2)が不
用意に移動することを防ぐ位置規制機構(5)が設けられ
ている(実公平6−4411号参照)。これは、輸送中の
ピックアップ(2)のズレ防止を目的としたものであり、
ピックアップ(2)上にて、ネジ軸(4)に係合した端部と
反対側の端部にはラック(22)が形成されている。シャー
シ(1)上にはラック(22)に噛合する位置決め板(55)がピ
ックアップ(2)に接近離間可能に設けられている。位置
決め板(55)は、シャーシ(1)上にアウトサート成形され
て回転可能に設けられた操作片(56)に駆動され、位置決
め板(55)の両端部を支持する受けレバー(57)(57)に接す
る。装置を輸送するときには、図5に示すように、位置
決め板(55)をラック(22)に噛合させて、輸送中にピック
アップ(2)が不用意に移動することを規制している。輸
送後は図6に示すように、操作片(56)及び受けレバー(5
7)(57)を回転させて、位置決め板(55)をピックアップ
(2)から外す。ピックアップ(2)はネジ軸(4)の回転に
伴って移動できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、装置
を輸送中に、ピックアップ(2)がズレることは防止でき
ても、輸送後には位置決め板(55)をピックアップ(2)か
ら外すから、輸送後に装置に衝撃が加わった場合には、
ピックアップ(2)がズレることは防止できない。従っ
て、輸送後に装置に衝撃が加わって、ピックアップ(2)
又は記録ヘッドを損傷させる虞れがある。本発明の目的
は、装置に衝撃が加わった際に、ピックアップがネジ軸
からズレて不用意に移動し、ピックアップ又は記録ヘッ
ドを損傷させる虞れを、常に防止することにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】ピックアップ(2)がネジ軸
(4)に沿う方向にズレることを防ぐ位置規制機構(5)
は、ピックアップ(2)とネジ軸(4)の係合部とは別に、
ピックアップ(2)からネジ軸(4)に向けて突出し、先端
部がネジ軸(4)の隣り合う山部(40)(40)間に嵌まる規制
片(50)を具えている。規制片(50)は剛体から形成され、
該規制片(50)と山部(40)(40)との間には、ネジ軸(4)に
沿って隙間Sが形成されている。
【0006】
【作用及び効果】規制片(50)は山部(40)(40)の間に位置
しており、装置に衝撃が加わり、ピックアップ(2)がネ
ジ軸(4)から外れても、規制片(50)が山部(40)に接する
から、ピックアップ(2)がネジ軸(4)に沿ってズレる虞
れはない。規制片(50)は剛体から構成されているから、
規制片(50)が山部(40)に接しても、規制片(50)が変形す
ることはない。また、規制片(50)と山部(40)(40)との間
には、ネジ軸(4)に沿って隙間Sが形成されており、ネ
ジ軸(4)が通常回転しているときには、規制片(50)が山
部(40)(40)に接することはない。故に、規制片(50)とネ
ジ軸(4)が噛み込んでモータ(M)の回転負荷が大きくな
ることはない。従って、規制片(50)は山部(40)(40)間に
常時嵌まった状態で、ネジ軸(4)の回転を妨げず、且つ
装置に衝撃が加わった際に、ピックアップ(2)がネジ軸
(4)に沿ってズレる虞れを防止する。これにより、ピッ
クアップ(2)及び記録ヘッドを損傷させる虞れを常に防
止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。図1は、ディスク記録又は再生装置の裏面図
であり、図2は図1の要部、即ち後記する規制片(50)近
傍を拡大した図である。ピックアップ(2)がモータ(M)
駆動されるネジ軸(4)に係合し、ガイド軸(3)(30)に沿
ってターンテーブル(7)に接近離間する構成は、従来と
同様である。一方のガイド軸(3)及びネジ軸(4)は、シ
ャーシ(1)上のブラケット(10)に設けられており、ピッ
クアップ(2)にはガイド軸(3)及びネジ軸(4)に被さる
開口(20)が開設されている。他方のガイド軸(30)はブラ
ケット(10)上のガイド軸(3)よりも余裕を持って嵌ま
り、ピックアップ(2)は主としてブラケット(10)上のガ
イド軸(3)により移動を案内される。開口(20)内には、
基端部が開口(20)の周縁にビス(61)止めされた板バネ
(6)が配備され、従来と同様に、板バネ(6)から下向き
に突出した接片(60)が開口(20)を通ってネジ軸(4)に係
合する。
【0008】仮に、接片(60)が弾性を有さず剛体である
場合には、以下の不都合が生じる。ピックアップ(2)が
ガイド軸(3)の端に到達し、更に進行できないときに、
何らかの原因によりモータ(M)が回転し続けることがあ
る。この場合、ネジ軸(4)が回転し続けて更にピックア
ップ(2)を進行させようとするが、ピックアップ(2)の
進行が規制されているので、接片(60)がネジ軸(4)に食
い込む。この結果、モータ(M)の回転負荷が大きくなり
すぎる。従って、接片(60)を弾性材、具体的には板バネ
(6)に設け、該接片(60)をネジ軸(4)に当接させてい
る。接片(60)がネジ軸(4)に食い込んだ際には、接片(6
0)が撓み変形してネジ軸(4)から逃げるようにして、モ
ータ(M)の回転負荷が大きくなりすぎることを防いでい
る。
【0009】図2に示すように、ピックアップ(2)から
はネジ軸(4)に向けて、剛体からなる位置決め部材(51)
が突出し、該位置決め部材(51)からはネジ軸(4)に向け
て複数の規制片(50)(50)が突出している。本例にあって
は、ピックアップ(2)から突出した位置決め部材(51)に
より位置規制機構(5)を構成している。図3に拡大して
示すように、規制片(50)はネジ軸(4)の山部(40)(40)の
間に位置している。装置に衝撃が加わり、ピックアップ
(2)がネジ軸(4)から外れても、規制片(50)が山部(40)
に接するから、ピックアップ(2)がネジ軸(4)に沿って
ズレる虞れはない。規制片(50)は剛体から構成されてい
るから、規制片(50)が山部(40)に接しても、規制片(50)
が変形することはない。また、規制片(50)の先端部は、
ネジ軸(4)の隣り合う山部(40)(40)間に嵌まり、該規制
片(50)と山部(40)(40)との間には、ネジ軸(4)に沿って
隙間Sが形成されている。隙間Sは、0.1〜0.3mm
程度であるが、この値は規制片(50)の幅を変えることに
より任意に定められる。これにより、ネジ軸(4)が通常
回転しているときには、規制片(50)が山部(40)(40)に接
することはなく、規制片(50)とネジ軸(4)が噛み込んで
モータ(M)の回転負荷が大きくなることを防いでいる。
【0010】従って、規制片(50)は山部(40)(40)間に常
時嵌まった状態で、ネジ軸(4)の回転を妨げず、且つ装
置に落下等の衝撃が加わった際に、ピックアップ(2)が
ネジ軸(4)に沿ってズレる虞れを防止できる。ピックア
ップ(2)の不用意な移動を防止することにより、ディス
クを挟んでピックアップ(2)に対向した記録ヘッド(図
示せず)の損傷も防止できる。従来の構成にあっては、
装置を輸送後に位置決め板(55)を移動させる必要があっ
たが(図6参照)、本例にあっては装置を輸送した後に位
置規制機構(5)を調整する必要はなく、調整の手間を省
くことができる。
【0011】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録又は再生装置の裏面図である。
【図2】図1の規制片を拡大した図である。
【図3】規制片がネジ軸の山間に嵌まった状態を示す平
面図である。
【図4】図5のネジ軸をA方向から見た図である。
【図5】従来のディスク記録又は再生装置の裏面図であ
り、位置決め板がピックアップに係合した状態を示す。
【図6】従来のディスク記録又は再生装置の裏面図であ
り、位置決め板がピックアップから離れた状態を示す。
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) ピックアップ (4) ネジ軸 (5) 位置調整機構 (40) 山部 (41) 谷部 (50) 規制片 (60) 接片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシ(1)上にディスク半径方向に移
    動するピックアップ(2)と、該ピックアップ(2)の移動
    方向に沿って延び、ピックアップ(2)に係合するネジ軸
    (4)と、ピックアップ(2)とネジ軸(4)との係合が不用
    意に外れて、ピックアップ(2)がネジ軸(4)に沿う方向
    にズレることを防ぐ位置規制機構(5)が設けられたディ
    スク記録又は再生装置に於いて、 位置規制機構(5)は、ピックアップ(2)とネジ軸(4)の
    係合部とは別に、ピックアップ(2)からネジ軸(4)に向
    けて突出し先端部がネジ軸(4)の隣り合う山部(40)(40)
    間に嵌まる規制片(50)を具え、 規制片(50)は剛体から形成され、該規制片(50)と山部(4
    0)(40)との間には、ネジ軸(4)に沿って隙間Sが形成さ
    れていることを特徴とするディスク記録又は再生装置。
  2. 【請求項2】 ピックアップ(2)とネジ軸(4)の係合部
    は、ピックアップ(2)に設けられ弾性を有する接片(60)
    がネジ軸(4)の谷部(41)に接することにより構成される
    請求項1に記載のディスク記録又は再生装置。
JP2000281140A 2000-09-18 2000-09-18 ピックアップの位置規制機構を具えたディスク記録又は再生装置 Withdrawn JP2002093076A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100520975B1 (ko) * 2003-06-13 2005-10-13 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업이송장치
KR100819300B1 (ko) * 2002-08-09 2008-04-02 삼성전자주식회사 장식용 벨트를 구비하는 휴대용 무선 단말기

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