JP2002092742A - 貨幣入出金機と金券類入金機とからなるレジ精算システム - Google Patents

貨幣入出金機と金券類入金機とからなるレジ精算システム

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JP2002092742A
JP2002092742A JP2000284621A JP2000284621A JP2002092742A JP 2002092742 A JP2002092742 A JP 2002092742A JP 2000284621 A JP2000284621 A JP 2000284621A JP 2000284621 A JP2000284621 A JP 2000284621A JP 2002092742 A JP2002092742 A JP 2002092742A
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JP
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machine
voucher
cash
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receiving
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JP2000284621A
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Masaki Inoue
雅棋 井上
Satoru Ueno
悟 上野
Kazuhiro Doi
一宏 土井
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Glory Ltd
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の購入代金として顧客より商品券等の金
券類が支払われた際に、金券類入金機が読取った該金券
類の券種コードと券固有番号とを外部に設置されている
消し込み専用機に送信するこよにより、当該金券類の消
し込み処理を利用されたその場で行うことができる、貨
幣入出金機と金券類入金機とからなるレジ精算システム
を提供する。 【解決手段】 前記貨幣入出金機と前記金券類入金機と
は額面情報を相互に通信されるよう接続され、前記購入
代金として顧客より支払われた商品券等の金券類に対し
釣銭が発生するときは前記貨幣入出金機から釣銭を出金
するように成し、さらに前記金券類入金機は、商品券等
の金券上に設けられている券番号情報を読取ると共に、
読取った前記券番号情報に含まれている前記金券を特定
できる情報を外部に送信する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小売店舗等のレジ精
算システムに関するもので、特にレジ近傍に設置される
システムであって、支払い媒体が現金又は商品券のいず
れであっても入金処理できると共に、商品券で支払いが
なされた際には該商品券の券番号情報を読取って、更に
前記商品券を特定することができる、前記券番号情報に
含まれている券種コードと券固有番号とを外部に送信す
るようにして、利用済みの商品券に対する処理(いわゆ
る消し込み処理)の一翼を担うことができるようにした
レジ精算システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品券を機械処理する装置はこれまで数
多く提案されているが、その殆どが顧客より受け取った
商品券をまとめておき、レジとは空間的にも時間的にも
離れた後方の出納室等で、集中的に処理することを前提
とするものである。また、小売店等のレジに併設され
て、支払い媒体が現金又は商品券のいずれであってもそ
の場で入金処理できるようにしたものとしては、本出願
人による特開平3−74789号公報に開示されたもの
があるに過ぎない。この公報には、1台の装置にて現金
処理部と商品券処理部の双方を搭載したものが開示され
ており、支払い媒体が商品券であった場合には、商品券
処理部に該商品券を投入することで入金処理できるとの
記載がある。しかしながら、上記公報に開示された装置
においては、読取った商品券についての消し込み処理に
ついては全く記載がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、利用済みの商
品券に対する処理(いわゆる消し込み処理)は、該商品
券が顧客により利用されたその場で行うことが望ましい
のは当然である。
【0004】何故なら、先ず、利用された商品券の消し
込み処理がその場で行われれば、利用された商品券をま
とめてレジなどの精算装置から空間的に離れた出納室等
へ運ぶという作業が発生しないため、キャッシャの仕事
能率の向上につながる。さらに、キャッシャは偽造商品
券の不正使用をその場ですぐにチェックできる。
【0005】しかしながら、この消し込み処理を商品券
が顧客により利用されたその場で実現するためには、既
に発行されている全ての商品券に関する券番号情報のデ
ータを例えばレジ近傍に設置されている金券類入金機等
の装置内に蓄積しておくことが不可欠となる。
【0006】当然莫大なメモリ容量が必要で、更に上記
券番号情報のデータを何らかの入力手段で上記金券類入
金機に入力しなければならない。その結果として、上記
金券類入金機はかなり大がかりな装置となり、レジ近傍
に設置するような装置としては相応しくないものとな
る。
【0007】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、商品の購入代金として顧客
より商品券等の金券類が支払われた際に、金券類入金機
が読取った該金券類の券種コードと券固有番号とを外部
に設置されている消し込み専用機に送信することによ
り、当該金券類の消し込み処理を利用されたその場で行
うことができる、貨幣入出金機と金券類入金機とからな
るレジ精算システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、購入代金とし
て顧客より支払われた貨幣を入金処理し必要に応じて釣
銭を出金する貨幣入出金機と、購入代金として顧客より
支払われた商品券等の金券類を入金処理する金券類入金
機とからなるレジ精算システムに関するものであり、本
発明の上記目的は前記貨幣入出金機と前記金券類入金機
とは額面情報を相互に通信されるよう接続され、前記購
入代金として顧客より支払われた商品券等の金券類に対
し釣銭が発生するときは前記貨幣入出金機から釣銭を出
金するように成し、さらに前記金券類入金機は、商品券
等の金券上に設けられている券番号情報を読取ると共
に、読取った前記券番号情報に含まれている前記金券を
特定できる情報を外部に送信する機能を有することによ
って達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明では、上記金券類入金機が
単独で消し込み処理を行うのではなく、該金券類入金機
が読取った券種コードと券固有番号とを外部に設置され
る消し込み専用機に送信することによって、消し込み処
理の一翼を該金券類入金機に担わせるという割り切った
運用としている。尚、上記金券類入金機が上記券種コー
ドと上記券固有番号とを上記消し込み専用機に商品券を
読取る都度に送信するようにしてもよいし、所定の枚数
を全部読取るまでは一先ず金券類入金機内のメモリに上
記券種コードと上記券固有番号とを蓄えておき、所定の
枚数を全部読取ったら、読取った全ての商品券の券種コ
ードと券固有番号とを一括で送信するようにしてもよ
い。但し、偽造商品券の不正使用を防止するために、消
し込み処理をリアルタイムに行うことが好ましい。よっ
て、金券入金機が商品券を読取る都度に消し込み機に送
信することが好ましい。
【0010】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施
例について詳細に説明する。なお、レジ精算システムが
取扱う金券類としては、全国共通百貨店商品券や銀行ク
レジット系商品券などの商品券を例として説明する。
【0011】図1は本発明に係るレジ精算システム1と
レジ30及び外部の消し込み専用機40との接続状況を
示す概略図である。本発明に係るレジ精算システム1は
貨幣入出金機20と金券類入金機10とから構成され
る。図1に示すように、貨幣入出金機20と金券類入金
機10とは相互に通信できるよう接続され、貨幣入出金
機20は買い上げ商品のスキャンを行うレジ30に接続
されている。又金券類入金機10は、例えば公衆回線等
の通信回線を介して外部に設置される消し込み専用機4
0に接続され、商品券から読取った券種コードと券固有
番号とを例えば商品券を読取る都度にリアルタイムに消
し込み専用機40に送信する。消し込み専用機40は発
行されている全ての商品券に関する券番号情報のデータ
を記憶しており、その券番号情報のデータと金券類入金
機10から送信された券種コード及び券固有番号との照
合を行うことにより、いわゆる利用済み商品券の消し込
み処理を実行するものである。
【0012】図2は本発明に係るレジ精算システム1の
一部を構成する金券類入金機10の外観図である。図2
において、金券類入金機10の筐体正面の上部には、商
品券の投入及び取り出しがし易いように凹状の切り欠け
が形成された商品券投入部101とリジェクト部102
がそれぞれ設けられており、その下方にはカセット式の
一時保留部103と収納部104が設けられている。筐
体上部に設けられている操作/表示部105は、操作ボ
タンや液晶ディスプレイ、商品券リジェクトランプ等か
ら構成されている。
【0013】図3は金券類入金機10の主要な機能をブ
ロック図で示しており、金券類入金機10は全体を制御
する制御部11と、商品券の券上に設けられている券種
コードと券固有番号と金種コードとを読取る識別部12
と、識別部12にて読取った券種コードと券固有番号と
を外部に送信する送信部13と、所定のインターフェイ
スにより貨幣入出金機との間で情報の受送信を行うため
の貨幣入出金機I/F部14とを備えている。
【0014】図4(A)及び(B)は、一般的な商品券
の表面と裏面の一例を模式図で示しており、商品券Aの
表面には額面等が印刷されており、裏面には、発行企業
コードを含む商品券の種類を示す券種コード、金種を示
す金種コード等の券番号情報が印刷されている。この例
では、同図(B)に示すように、商品券Aの裏面に『X
24Y843512+005』という券番号がOCR−
Bフォントにて印刷されている。上記14桁の記号のう
ち、頭の桁の「X」と4番目の桁の「Y」と11番目の
桁の「+」とは、どの商品券にも共通する固定の記号で
ある。「X」の後の2桁の数字C1は券種コードを示す
もので、ここに発行企業コードが含まれている。「Y」
の後の6桁の数字C2は発行企業に振られた商品券固有
の番号(以下券固有番号と称する)を意味する。券種コ
ードC1と券固有番号C2とを組み合せたものにより当
該商品券を特定することができる。「+」の後の3桁の
数字C3は金種コードを示すものであり、この例では額
面500円であることを意味している。また、券固有番
号C2は、12桁のMICR(E13B)で印刷される
場合もある。
【0015】上述のような構成において、本発明に係る
レジ精算システムの動作例を説明する。
【0016】顧客が例えば900円の商品を購入し、そ
の購入代金として額面1000円の商品券にて支払った
場合には、金券類入金機10を操作するレジ30のキャ
ッシャは、最初にレジ30のスキャナーで該商品をスキ
ャンし、その後顧客から受け取った商品券を商品券投入
部101に投入する。金券類入金機10はその内部に位
置する識別部12にて商品券の券番号を読取り、読取っ
た券種コードと券固有番号とを送信部13にて外部に設
置されている消し込み専用機40に送信する。消し込み
専用機40において、金券類入金機10から送信された
情報と消し込み専用機40に記憶されている情報との照
合が行われ、その商品券が偽造商品券や使用済み商品券
に該当した場合に、つまり消し込み処理否との情報を金
券類入金機10に送信する。消し込み専用機40から送
信された消し込み処理否との情報により、金券類入金機
10は操作/表示部105に表示を行ったりようにして
キャッシャに注意を促す。
【0017】一方、その商品券が偽造商品券や使用済み
商品券に該当しない場合、つまり正しく利用された場合
に、消し込み専用機40は、消し込み処理を実行してか
ら、消し込み済みとの情報を金券類入金機10に送信す
る。消し込み専用機40から送信された消し込み処理済
みとの情報により、金券類入金機10は識別部12にて
読取った金種コードから商品券額面を割り出して、額面
1000円との商品券額面情報を貨幣入出金機20を経
由してレジ30に送る。レジ30は金券類入金機10か
ら貨幣入出金機20を経由して送信された商品券額面情
報と買い上げ商品の販売額との差額を演算し、釣銭10
0円を貨幣入出金機から払い出すように指令を送る。
【0018】なお、もし、当該商品券が汚れ等のために
識別部12にて読取ることができなければ、リジェクト
部102へリジェクトする。図2に示した一時保留部1
03は、識別部12が読取った額面と顧客が申告した額
面に相違があった際に、顧客に現物の商品券を返却して
確認してもらうためや、偽造商品券が判明された際に備
えて設けてある。上記相違或いは違法現象が発生しなけ
れば、商品券投入部101に投入された商品券は、識別
部12を経て一時保留部103へ送られ、操作/表示部
105による確定操作により、最終的に収納部104へ
と送られる。
【0019】また、上述した実施の形態においては、処
理対象の金券類は商品券に限るものではなく、有価情報
を有する券類であれば、本発明を適用することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レジ近
傍に設置されて運用される金券類入金機は、金券類入金
機の内部に位置する識別部にて読取った商品券の券種コ
ードと券固有番号とを外部の消し込み専用機へ送信する
機能を備え、更に商品券を読取る都度にリアルタイムに
外部の消し込み専用機へ送信するようにした場合には、
商品券が商品の購入に利用されたその場で、偽造商品券
のチェック及び利用済み商品券の消し込み処理が同時に
開始されることが可能となる。そのため、従来のように
キャッシャが顧客より受け取った商品券をまとめてお
き、レジとは空間的にも時間的にも離れた後方の出納室
等で、集中的に処理することが無くなり、キャッシャの
負担を軽減することができる。又、金券類入金機内には
発行された商品券の券番号情報を記憶する必要がないの
で、簡素な構成でレジ精算システムを実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレジ精算システムとレジ及び外部
の消し込み専用機との接続形態の一例を示す図である。
【図2】本発明に係るレジ精算システムの一部を構成す
る金券類入金機の外観構成の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る金券類入金機の主要な機能を示す
ブロック図である。
【図4】一般的な商品券の表面と裏面の一例を説明する
ための模式図である。
【符号の説明】
A 商品券 C1 券種コード C2 商品券固有番号 C3 金種コード 1 レジ精算システム 10 金券類入金機 11 制御部 12 識別部 13 送信部 14 貨幣入出金機I/F部 20 貨幣入出金機 30 レジスタ 40 消し込み専用機 101 商品券投入部 102 リジェクト部 103 一時保留部 104 収納部 105 操作/表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 一宏 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 Fターム(参考) 3E042 BA15 CC01 CC10 EA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入代金として顧客より支払われた貨幣
    を入金処理し必要に応じて釣銭を出金する貨幣入出金機
    と、購入代金として顧客より支払われた商品券等の金券
    類を入金処理する金券類入金機とからなるレジ精算シス
    テムにおいて、 前記貨幣入出金機と前記金券類入金機とは額面情報を相
    互に通信されるよう接続され、前記購入代金として顧客
    より支払われた商品券等の金券類に対し釣銭が発生する
    ときは前記貨幣入出金機から釣銭を出金するように成
    し、 さらに前記金券類入金機は、商品券等の金券上に設けら
    れている券番号情報を読取ると共に、読取った前記券番
    号情報に含まれている前記金券を特定できる情報を外部
    に送信する機能を有するようにしたことを特徴とする、
    貨幣入出金機と金券類入金機とからなるレジ精算システ
    ム。
JP2000284621A 2000-09-20 2000-09-20 貨幣入出金機と金券類入金機とからなるレジ精算システム Pending JP2002092742A (ja)

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