JP2002092662A - 商品提供装置、商品提供システム、商品提供方法及び記録媒体 - Google Patents

商品提供装置、商品提供システム、商品提供方法及び記録媒体

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JP2002092662A
JP2002092662A JP2000275107A JP2000275107A JP2002092662A JP 2002092662 A JP2002092662 A JP 2002092662A JP 2000275107 A JP2000275107 A JP 2000275107A JP 2000275107 A JP2000275107 A JP 2000275107A JP 2002092662 A JP2002092662 A JP 2002092662A
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ticket
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Kousuke Furuki
功資 古木
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Minolta Co Ltd
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  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品取得時のユーザ負担を抑え、第三者によ
る商品の取得を困難にした商品提供置装置を得る。 【解決手段】 商品としてチケットを発行する発券装置
は、内部の制御部の制御下でステップS21〜S26の
チケット発行処理を実行する。ステップS21で携帯端
末から送信されるチケット認証データD3を受信するこ
とによってはじめてステップS22以降の処理を実行す
る。そして、ステップS22において、チケット発行要
求データD4をネットワーク等を介してホストコンピュ
ータ3に送信し、ステップS23でホストコンピュータ
からチケット発行データD5を受信し、チケット発行デ
ータD5が正常な場合、ステップS25でチケット発行
データD5に基づきチケットデータを印刷して、完成し
たチケットを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデータ受信機能を
有し、商品を提供する商品提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品としてチケットを提供する従来のチ
ケット発券システムとして例えば特許第2966599
号及び特開平11−96403号公報に記載された第1
及び第2の発券システムがある。
【0003】第1の発券システムにおいて、ユーザが発
券装置の操作盤部を介して直接操作することにより所望
の座席条件を指定すると、発券装置は転送時間の長いオ
ンライン等の通信回線を介さず、発券装置内に予め記憶
されている空席席情報を検索することにより、座席条件
に基づく座席指定券の発券処理を高速に行っている。
【0004】一方、第2の発券システムは、従来ある発
券機の入力部が携帯情報端末装置(以下、「携帯端末」
と略記する。)として切り離された発券システムであ
り、携帯端末と発券機との間のデータ送受信処理により
チケット購入が可能となり、チケット購入時にチケット
に関する情報が発券機から携帯端末にダウンロードされ
る。
【0005】さらに、類似のシステムとして、特開平1
0−162176に開示された自動改札システムがあ
る。この自動改札システムは、電話回線網等を介してチ
ケットセンターからチケットデータをダウンロードして
携帯端末に記憶させることによりチケットの購入を行
い、チケットデータを記憶した携帯端末自体をチケット
として利用している。
【0006】また、昨今では携帯端末の通信機能を利用
した様々なチケット予約システムが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1の発券システムでは、ユーザはチケットの購入時
に必ず発券装置を直接操作して座席指定券を購入するし
か術がなく、チケット購入時の利便性に欠けるという問
題点があった。
【0008】また、第2の発券システムにおいても、ユ
ーザは、発券機とデータの送受信が可能な発券機の近く
に足を運んで、チケット購入処理を行う必要があるた
め、購入時の利便性に欠けるという問題点が十分に解消
されていない。
【0009】また、第2の発券システム及び自動改札シ
ステムは携帯端末自体をチケットとして利用するため、
携帯端末を保持していないユーザがこのシステム上でチ
ケットを購入することは勿論、チケットを利用すること
もできない。すなわち、チケットを所望するユーザが全
てチケット購入可能な携帯端末を保持しなければならな
いという問題点があった。
【0010】また、携帯端末の通信機能を利用したチケ
ットの予約システムはいずれもチケット予約のサービス
向上を重点としており、チケット発行時の利便性及び安
全性はあまり考慮されていなかった。
【0011】すなわち、携帯端末でチケット予約後は、
予約時に得られる暗証番号等のチケット購入用コードを
発券時に申告する必要があるため、チケット購入に手間
を要する。さらに、チケット購入用コードを盗用した第
三者がチケットを取得する危険性があった。
【0012】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、商品取得時のユーザ負担を抑え、第三者
による商品の悪意による取得を困難にした商品提供装置
を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の商品情報提供装置は、所定の端末装置から送信
される商品提供情報が受信可能な通信部と、所定の商品
を出力する出力部と、前記通信部及び前記出力部を制御
する制御部とを備え、前記制御部は、前記通信部が前記
商品提供情報を受信すると、前記商品提供情報に応じた
前記所定の商品を前記出力部から出力させている。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の商品提
供装置であって、前記通信部は所定のサービスセンター
と双方向通信が可能な通信部を含み、前記制御部は、前
記通信部が前記商品提供情報を受信すると、前記通信部
を介した前記所定のサービスセンターとの通信によっ
て、前記商品提供情報に応じた商品データを前記サービ
スセンターより得、前記商品データに基づく前記所定の
商品を前記出力部から出力させている。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載の商品提
供装置であって、前記所定の商品はチケットを含み、前
記商品提供情報はチケット発行を要求するチケット発行
要求データを含み、前記商品データは発行するチケット
に関する情報であるチケット発行データを含む。
【0016】請求項4の発明は、請求項3記載の商品提
供装置であって、前記出力部は、前記チケット発行デー
タに基づき所定の用紙への印刷処理を実行して前記チケ
ットを出力する。
【0017】請求項5の発明は、請求項2ないし請求項
4のうち、いずれか1項に記載の商品提供装置であっ
て、前記所定のサービスセンターはチケットの発行を管
理するコンピュータを含む。
【0018】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5のうち、いずれか1項に記載の商品提供装置であっ
て、前記通信部は前記所定の端末装置からの前記商品提
供情報を無線で受信可能な通信部を含む。
【0019】この発明にかかる請求項7記載の商品提供
システムは、商品提供情報が送信可能な端末装置と、前
記端末装置から商品提供情報を受信可能な商品提供装置
とからなる商品提供システムであって、前記商品提供装
置は、前記商品提供情報を受信可能な通信部と、所定の
商品を出力する出力部と、前記通信部及び前記出力部を
制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記通信部が
前記商品提供情報を受信すると、前記商品提供情報に応
じた前記所定の商品を前記出力部から出力させている。
【0020】請求項8の発明は、請求項7記載の商品提
供システムであって、前記商品提供装置は複数の商品提
供装置を含み、前記端末装置は前記商品提供情報を送信
する際、前記複数の商品提供装置のうち、送信先の商品
提供装置を選択する機能を有する。
【0021】請求項9の発明は、請求項7あるいは請求
項8記載の商品提供システムであって、前記端末装置は
前記商品提供情報を前記商品提供装置に無線で送信する
携帯性を有する端末装置を含む。
【0022】この発明にかかる請求項10記載の商品提
供システムは、所定の端末装置から送信される商品提供
情報が受信可能な通信部と所定の商品を出力する出力部
とを有する装置における商品提供方法であって、(a) 前
記所定の端末装置から送信される前記商品提供情報を前
記通信部で受信するステップと、(b) 前記商品提供情報
に応じた所定の商品を前記出力部から出力させるステッ
プとを備えている。
【0023】この発明にかかる請求項11記載の記録媒
体は、請求項1あるいは請求項2記載の制御部の機能を
実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】<全体構成>図1はこの発明の実
施の形態であるチケット発行システムの全体構成概略を
示す説明図である。チケット発行システムは商品として
チケットを発行する商品提供システムである。
【0025】同図に示すように、本実施の形態のチケッ
ト発行システムは、携帯端末1、発券装置2及びホスト
コンピュータ3から構成されており、携帯端末1,発券
装置2間、携帯端末1,ホストコンピュータ3間は無線
でデータの送受信が可能であり、発券装置2,ホストコ
ンピュータ3間はネットワーク10上でそれぞれデータ
の送受信が可能に接続されている。なお、携帯端末1,
発券装置2間は携帯端末1から発券装置2への送信のみ
可能であっても良い。
【0026】<携帯端末>図2は携帯端末1の内部構成
を示すブロック図である。同図に示すように、携帯端末
1は制御部11、入力部12、表示部13、通信部1
4、記憶部15及び記録媒体16から構成されており、
制御部11が各部12〜15と信号授受可能に接続さ
れ、各部12〜15に制御信号を与えて各部12〜15
をそれぞれ制御している。また、制御部11は記録媒体
16に記録されたプログラムを読み取ることができる。
【0027】入力部12は操作ボタン等で構成されユー
ザが入力操作を行うことが可能であり、表示部13は上
記入力操作の操作結果等の様々な情報をユーザが視覚認
識可能に表示する。通信部14は無線で発券装置2ある
いはホストコンピュータ3とデータの送受信を行い、記
憶部15は発券装置2の所在位置情報等を記憶する。
【0028】<発券装置>図3は商品提供装置である発
券装置2の内部構成を示すブロック図である。同図に示
すように、発券装置2は制御部21、入力部22、表示
部23、通信部24、記憶部25、印刷部26及び記録
媒体27から構成されており、制御部21は各部22〜
26と信号授受可能に接続され、各部22〜26に制御
信号を与えて各部22〜26をそれぞれ制御している。
また、制御部21は記録媒体27に記録されたプログラ
ムを読み取ることができる。
【0029】入力部22は操作ボタン等で構成されユー
ザがチケット料金支払い操作等の入力操作を行うことが
可能であり、表示部23はチケット料金の表示等の様々
な情報をユーザが視覚認識可能に表示する。通信部24
は無線で携帯端末1とデータの送受信を行うとともに、
コンピュータネットワーク上に接続されたホストコンピ
ュータ3とデータの送受信を行う。記憶部25は発行す
るチケットの印刷に関する情報、ホストコンピュータ3
から受信したチケット発行データ等を記憶し、印刷部2
6は未印刷のチケット印刷用紙に印刷処理を行って得ら
れるチケットを出力する。
【0030】<ホストコンピュータ>図4はチケットの
購入及び発行のサービスセンターとして機能するホスト
コンピュータ3の内部構成を示すブロック図である。同
図に示すように、ホストコンピュータ3は、制御部3
1、通信部32、チケット発行管理DB(データベー
ス)33、ユーザ管理DB34及び課金管理DB35か
ら構成されており、制御部31は各部32〜35と信号
授受可能に接続され、通信部32に制御信号を与えて通
信部32を制御するとともに、DB33〜35のデータ
管理を行う。
【0031】通信部32は無線で携帯端末1とデータの
送受信を行うとともに、コンピュータネットワーク上に
接続された発券装置2とデータの送受信を行う。
【0032】チケット発行管理DB33は発行するチケ
ットの公演日時、席種、料金、残枚数等、発行すべきチ
ケットに関するあらゆる情報が登録されたデータベース
であり、ユーザ管理DB34は携帯端末1を所有するユ
ーザのチケット購入情報等の情報が登録されたデータベ
ースであり、課金管理DB35はユーザの指定口座の金
銭取引内容等の課金情報が登録されたデータベースであ
る。
【0033】<フロー> (チケット仮購入処理)図5は本実施の形態のチケット
発行システムにおけるチケット仮購入(予約)処理の処
理手順を示すフローチャートである。なお、チケット仮
購入処理は、チケット購入を所望するユーザが携帯端末
1を利用し、ホストコンピュータ3に無線でアクセスし
て行う処理である。したがって、チケット仮購入処理は
ユーザ1が携帯端末1を用いてホストコンピュータ3に
無線で通信可能な領域内であれば任意の場所で行うこと
ができる。
【0034】以下、図5を参照して、チケット仮購入処
理における携帯端末1及びホストコンピュータ3それぞ
れの処理を両者間の通信動作を中心に説明する。なお、
携帯端末1による処理は制御部11の制御下で、ホスト
コンピュータ3による処理は制御部31の制御下で実行
される。
【0035】まず、ステップS11において、ユーザは
携帯端末1の入力部12を操作して購入を所望するチケ
ットにおける公演日時、席種、料金支払い方法(現金,
銀行口座引き落とし)等のチケット購入データを入力す
る。この際、表示部13に表示されたチケット購入デー
タの内容から、ユーザはチケット購入データの内容を適
宜確認することができる。
【0036】そして、ステップS12で、携帯端末1の
制御部11によって、チケット購入データが所定の形式
を満足しているか否かの良否が判定され、「良」と判定
されるまでステップS11,S12を繰り返し、ステッ
プS12で「良」と判定されるとステップS13に移行
する。
【0037】ステップS13において、ユーザは携帯端
末1の入力部12を操作してチケット購入データのデー
タ送信処理を通信部14によって実行させる。その結
果、ユーザが入力したチケット購入データD1が携帯端
末1の通信部14からホストコンピュータ3の通信部3
2に送信される。
【0038】一方、ホストコンピュータ3は、ステップ
S31でデータ受信を通信部32を介して受け付けてお
り、チケット購入データD1の受信をトリガとしてステ
ップS32に移行する。
【0039】ステップS32において、ホストコンピュ
ータ3は、チケット購入データD1によって指定された
チケットが購入可能か否かを判定する。具体的な判定内
容としては、指定されたチケットの残り枚数があるか否
かをチケット発行管理DB33のチケット情報に基づき
判定する、料金支払い方法が銀行口座引き落としの場合
に指定されたチケットの料金がユーザの指定口座から引
き落とし可能か否かをユーザ管理DB34のユーザ情報
に基づき判定する等がある。
【0040】そして、ステップS33で、ホストコンピ
ュータ3は、ステップS32の判定結果に基づくデータ
送信処理を行う。ステップS32の判定結果が「良」で
あれば、チケット購入データD1で指定したチケットの
発行を許可する情報、チケット購入を意志表示したユー
ザ固有の情報等が含まれるチケット認証データD2を通
信部32から携帯端末1の通信部14に送信する。ま
た、ステップS32の判定結果が「否」であればチケッ
ト認証データD2の代わりに、チケット売り切れ等のチ
ケット購入ができない理由が示された購入不許可情報D
12を送信する。ステップS33でホストコンピュータ
3のチケット仮購入処理は終了する。
【0041】なお、チケット認証データD2内に発券装
置の所在位置情報を含ませても良い。この場合、携帯端
末1が予め発券装置の所在地情報を記憶部15内に記憶
させておく必要はなく、チケット認証データD2の受信
時に発券装置の所在地情報を記憶部15に記憶させれば
済む。
【0042】一方、携帯端末1は、ステップS14で通
信部14を介してデータ受信を受け付けており、ステッ
プS14でチケット認証データD2(購入不許可情報D
12)を受信すると、携帯端末1のチケット仮購入処理
を終了する。
【0043】なお、ステップS14で購入不許可情報D
12を受信した場合、ユーザはステップS11〜S13
を再度実行して異なる内容のチケット購入データD1で
データ送信する、チケット購入を断念する等の対応が考
えられる。
【0044】(チケット発行処理)図6は本実施の形態
のチケット発行システムにおけるチケット発行処理の処
理手順を示すフローチャートである。なお、チケット発
行処理は、図5で示したチケット仮購入処理後に行う処
理であり、通常、チケット仮購入処理後の所定期間内に
行うことが義務づけられる。
【0045】以下、図6を参照して、チケット発行処理
における携帯端末1、発券装置2及びホストコンピュー
タ3それぞれの処理を携帯端末1,発券装置2間及び発
券装置2,ホストコンピュータ3間の通信動作を中心に
説明する。なお、携帯端末1による処理は制御部11の
制御下で、発券装置2の処理は制御部21の制御下でホ
ストコンピュータ3による処理は制御部31の制御下で
それぞれ実行される。
【0046】まず、図5で示したチケット仮購入処理を
終えたユーザは、ステップS15で、チケット認証デー
タD2を受信した携帯端末1の入力部12を操作し、記
憶部15に登録された発券装置の所在地情報から所望の
発券装置を選択(通常、最寄りの発券装置を選択)し、
選択した発券装置まで赴く。
【0047】すなわち、携帯端末1は複数の発券装置2
から送信先の発券装置2を選択する機能を有するため、
ユーザは任意の発券装置2からチケットを得ることがで
きる。
【0048】そして、ステップS16において、ユーザ
は携帯端末1の入力部12を操作して、チケット認証デ
ータD3のデータ送信を通信部14によって実行させ
る。その結果、チケット認証データD3が無線によっ
て、選択した発券装置2に通信部24に送信される。ス
テップS16の処理終了をもって携帯端末1によるチケ
ット発行処理は終了する。なお、チケット認証データD
3は、チケット認証データD2のうち、購入許可された
チケットに関する情報及びチケットを購入するユーザ固
有の情報が少なくとも含まれたデータであれば良い。
【0049】ステップS16の実行時に、ユーザはチケ
ット認証データD3の内容は知る必要がなく、携帯端末
1を用いてチケット認証データD3の送信処理を実行す
れば良い。
【0050】一方、発券装置2は、ステップS21でデ
ータ受信を受付けており、チケット認証データD3の通
信部24への受信をトリガとしてステップS22に移行
する。
【0051】すなわち、発券装置2は、携帯端末1から
送信される商品提供情報であるチケット認証データD3
を受信することによってはじめてステップS22以降の
処理が実行するため、携帯端末1を有さない第三者が発
券装置2からチケットを発行させることを確実に回避す
ることができる。
【0052】また、ユーザは携帯端末1からチケット認
証データD3を発券装置2に送信するだけで発券装置2
にチケット発行処理を実行させることができるため、ユ
ーザは手軽にチケット発行処理を行うことができる。
【0053】ステップS22において、発券装置2はチ
ケット認証データD3の指示するチケットの発行を要求
するチケット発行要求データD4をネットワーク等を介
してホストコンピュータ3に送信する。なお、チケット
発行要求データD4としてチケット認証データD3をそ
のまま送信しても良い。
【0054】また、ホストコンピュータ3は、ステップ
S35で通信部32を介してチケット発行要求データD
4を受付けており、チケット発行要求データD4の受信
をトリガとしてステップS36に移行する。
【0055】ステップS36において、ホストコンピュ
ータ3はチケット発行要求データD4に基づくチケット
発行データ生成処理を行い、続くステップS37で、発
行すべきチケットの公演日、席種等のチケット印刷情報
を含む商品データであるチケット発行データD5をネッ
トワーク等を介して発券装置2の通信部24に送信す
る。なお、チケット発行データD5にはチケットの売買
方法及び支払い料金等の情報を含ませても良い。
【0056】このように発券装置2は、ホストコンピュ
ータ3よりチケット印刷情報を含むチケット発行データ
D5を得るため、装置自身がチケット発行データD5に
相当する情報を予め記憶しておく必要はない。
【0057】その後、ホストコンピュータ3は、ステッ
プS37でユーザの口座引き落とし等の発券済み処理を
行って、チケット発行処理を終了する。
【0058】一方、発券装置2は、ステップS23で通
信部24を介してデータ受信を受付けており、チケット
発行データD5の受信をトリガとしてステップS24に
移行する。
【0059】ステップS24でチケット発行データD5
が正しい内容で受信され否かのデータ承認処理を行い、
承認した場合(YES)はステップS25に移行し、承認
しなかった場合(NO)はステップS26で所定のエラー
処理を行って、チケット発行処理を終了する。所定のエ
ラー処理としては、再度、チケット発行データD5の送
信を要求する等のデータをホストコンピュータ3に送信
したり、表示部23にチケット発行にエラーが生じたこ
とを示すメッセージを表示する等が考えられる。
【0060】一方、ステップS24でYESの場合、発
券装置22は、ステップS25において、発券装置2
は、印刷部26によって、チケット発行データD5のチ
ケット印刷情報に基づき所定のチケット印刷用紙にチケ
ットデータの印刷を行わせ、印刷処理によって完成した
チケットを所定のチケット受け取り口に出力させる。ス
テップS25を終えると発券装置2のチケット発行処理
は終了する。
【0061】発券装置2のステップS25の処理後、ユ
ーザは、ステップS41で、発券装置2のチケット受け
取り口から出力されたチケットを受け取ることができ
る。
【0062】なお、ユーザの支払い方法が現金払いの場
合、ステップS25において、表示部23にチケットの
支払い料金を表示し、入力部22からの料金のユーザに
よる料金支払いを促し、ユーザの料金支払いを確認した
後にはじめてチケットデータの印刷処理を行うようにす
ればよい。
【0063】<記録媒体の適用>図5のステップS11
〜S14で示した携帯端末1におけるチケット購入処理
を制御部11の制御下で実行させる際、制御部11が制
御する機能を実現させるためのチケット仮購入プログラ
ムを記録媒体16に予め記録させておき、制御部11が
記録媒体16に記録されたチケット仮購入プログラムを
実行するにしても良い。
【0064】同様に、図6のステップS14,S16で
示した携帯端末1におけるチケット発行処理を制御部1
1の制御下で実行させる際、制御部11が制御する機能
を実現させるためのチケット発行プログラムを記録媒体
16に予め記録させておき、制御部11が記録媒体16
に記録されたチケット発行プログラムを実行するにして
も良い。
【0065】同様に、図6のS21〜S25で示した発
券装置2におけるチケット発行処理を制御部21の制御
下で実行させる際、制御部21が制御する機能を実現さ
せるためのチケット発行プログラムを記録媒体27に予
め記録させておき、制御部21が記録媒体27に記録さ
れたチケット発行プログラムを実行するようにしても良
い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1ないし請求項6記載の商品提供装置は、所定の
端末装置から送信される商品提供情報を受信することに
よってはじめて所定の商品を出力するため、商品提供情
報が送信可能な所定の端末装置を有さない第三者が所定
の商品を取得することを確実に回避することができる。
【0067】また、ユーザは所定の端末装置から商品提
供情報を商品提供装置に送信する処理を実行だけで商品
提供装置の出力部から所定の商品を得ることができるた
め、商品提供サービスを受けるユーザ負担を最小限に抑
えることができる。
【0068】請求項2ないし請求項6記載の商品提供装
置は、双方向通信可能な所定のサービスセンターより商
品データを得るため、装置自身が商品データに関する情
報を予め記憶しておく必要はない。
【0069】請求項4記載の商品提供装置は、チケット
発行データに基づく印刷処理を実行して得られるチケッ
トを発行するチケット発券装置として機能する。
【0070】この発明における請求項7及び請求項8記
載の商品提供システムによれば、所定の端末装置から送
信される商品提供情報を受信することによってはじめて
商品提供装置から所定の商品が出力されるため、商品提
供情報が送信可能な所定の端末装置を有さない第三者が
所定の商品を取得することを確実に回避することができ
る。
【0071】また、ユーザは端末装置から商品提供情報
を商品提供装置に送信する処理を実行だけで商品提供装
置の出力部から所定の商品を得ることができるため、所
定の商品提供サービスを受けるユーザ負担を最小限に抑
えることができる。
【0072】請求項8記載の商品提供システムでは、送
信先の商品提供装置を選択する機能を有するため、端末
装置を有するユーザは任意の商品提供装置から所定の商
品を得ることができる。
【0073】請求項9記載の商品提供システムにおい
て、ユーザは携帯電話等の無線の送信機能を有する携帯
性の端末装置を用いることにより、商品提供サービスを
手軽に受けることができる。
【0074】この発明における請求項10記載の商品提
供方法は、所定の端末装置から送信される商品提供情報
を受信することによってはじめて所定の商品を出力する
ようにしているため、商品提供情報が送信可能な所定の
端末装置を有さないユーザが所定の商品を取得すること
を確実に回避することができる。
【0075】この発明における請求項11記載の記録媒
体に記録されたプログラムによって制御部の機能を実現
させることにより、請求項1及び請求項2と同様な効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態であるチケット発行シス
テムの全体構成の概略を示す説明図である。
【図2】図1の携帯端末の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の発券装置の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図1のホストコンピュータの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】実施の形態のチケット発行システムにおけるチ
ケット仮購入処理を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態のチケット発行システムにおけるチ
ケット発行処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯端末 2 発券装置 3 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 G07B 1/00 G07B 1/00 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の端末装置から送信される商品提供
    情報が受信可能な通信部と、 所定の商品を出力する出力部と、 前記通信部及び前記出力部を制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記通信部が前記商品提供情報を受信す
    ると、前記商品提供情報に応じた前記所定の商品を前記
    出力部から出力させることを特徴とする、商品提供装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の商品提供装置であって、 前記通信部は所定のサービスセンターと双方向通信が可
    能な通信部を含み、 前記制御部は、前記通信部が前記商品提供情報を受信す
    ると、前記通信部を介した前記所定のサービスセンター
    との通信によって、前記商品提供情報に応じた商品デー
    タを前記サービスセンターより得、前記商品データに基
    づく前記所定の商品を前記出力部から出力させる、商品
    提供装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の商品提供装置であって、 前記所定の商品はチケットを含み、 前記商品提供情報はチケット発行を要求するチケット発
    行要求データを含み、前記商品データは発行するチケッ
    トに関する情報であるチケット発行データを含む、商品
    提供装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の商品提供装置であって、 前記出力部は、前記チケット発行データに基づき所定の
    用紙への印刷処理を実行して前記チケットを出力する、
    商品提供装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のうち、いずれ
    か1項に記載の商品提供装置であって、 前記所定のサービスセンターはチケットの発行を管理す
    るコンピュータを含む、商品提供装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のうち、いずれ
    か1項に記載の商品提供装置であって、 前記通信部は前記所定の端末装置からの前記商品提供情
    報を無線で受信可能な通信部を含む、商品提供装置。
  7. 【請求項7】 商品提供情報が送信可能な端末装置と、 前記端末装置から商品提供情報を受信可能な商品提供装
    置とからなる商品提供システムであって、 前記商品提供装置は、 前記商品提供情報を受信可能な通信部と、 所定の商品を出力する出力部と、 前記通信部及び前記出力部を制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記通信部が前記商品提供情報を受信す
    ると、前記商品提供情報に応じた前記所定の商品を前記
    出力部から出力させることを特徴とする、商品提供シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の商品提供システムであっ
    て、 前記商品提供装置は複数の商品提供装置を含み、 前記端末装置は前記商品提供情報を送信する際、前記複
    数の商品提供装置のうち、送信先の商品提供装置を選択
    する機能を有する、商品提供システム。
  9. 【請求項9】 請求項7あるいは請求項8記載の商品提
    供システムであって、 前記端末装置は前記商品提供情報を前記商品提供装置に
    無線で送信する携帯性を有する端末装置を含む、商品提
    供システム。
  10. 【請求項10】 所定の端末装置から送信される商品提
    供情報が受信可能な通信部と所定の商品を出力する出力
    部とを有する装置における商品提供方法であって、 (a) 前記所定の端末装置から送信される前記商品提供情
    報を前記通信部で受信するステップと、 (b) 前記商品提供情報に応じた所定の商品を前記出力部
    から出力させるステップとを備える、商品提供方法。
  11. 【請求項11】 請求項1あるいは請求項2記載の制御
    部の機能を実現させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016170534A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 株式会社東芝 定期券発行機および定期券発行システム

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