JP2002183443A - 携帯電話端末による決済システム - Google Patents

携帯電話端末による決済システム

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JP2002183443A JP2000385097A JP2000385097A JP2002183443A JP 2002183443 A JP2002183443 A JP 2002183443A JP 2000385097 A JP2000385097 A JP 2000385097A JP 2000385097 A JP2000385097 A JP 2000385097A JP 2002183443 A JP2002183443 A JP 2002183443A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介し携帯電話端末を用いる
決済システムを提供する。 【解決手段】携帯電話端末から伝送される登録申請デー
タの受付手段及び登録申請データに対してID番号を発
行し携帯電話端末へ返送する手段を具備するウェブサイ
トと、金融機関における口座と、ID番号を特定して口
座へ振込まれた振込金額をID番号と関連付けて残高と
して格納する残高データベースと、バーチャル店舗にお
ける取引においてID番号を特定して支払金額に関する
残高確認要求があった場合に、残高データベースを参照
し残高確認の結果をバーチャル店舗へ返送すると共に、
支払金額に基づき残高データベースを更新しかつ売上デ
ータをクレジットカード会社へ伝送し、クレジットカー
ド会社からの請求に対し支払金額についての支払処理を
実行する支払手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信端末装
置いわゆる携帯電話端末とインターネットを利用した決
済システムに関し、特に、クレジットカードネットワー
クを活用した決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、携帯電話端末からインターネット
を介して情報提供を受けた場合やデジタルコンテンツ
(音声情報、画像情報等)を購入した場合、それらのサ
ービスに対する支払についても、携帯電話端末を用いイ
ンターネットを介して行われるようになっている。従
来、携帯電話端末を用いるインターネットを介した決済
は、次の2つの方式が中心となっている。
【0003】1)移動体通信事業者が通話料金と合算し
回収する方式 事業者にもよるが、2000円程度を支払の最大限度額
とし、情報料やデジタルコンテンツ代金のみを対象とす
る。情報やデジタルコンテンツの提供者に替わって移動
体通信事業者が、その通話料金と合算し、利用者の口座
から引落したり、あるいは振込用紙を添付した請求書を
送付して回収を行う方式である。
【0004】2)クレジットカードによる回収方式 情報やデジタルコンテンツの提供者が、予め個別に利用
者のクレジットカード番号を登録させ、登録した利用者
に対してID番号及びパスワード(PW)を発行する。利
用者は、代金を支払う際にID番号及びパスワードを用
いて決済指示をコンテンツ等提供者に対して行う。コン
テンツ等提供者は、利用者から提示されたID番号及び
パスワードを用いて本人認証を実施し、ID番号に関連
付けられ登録されたクレジットカード番号にてクレジッ
トカード決済を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記1)は、個々の移
動体通信事業者のサービス体制に依存せざるを得ず、汎
用性に欠ける欠点がある。すなわち、多様な商品等の購
入に対応できないことや、決済金額が比較的低額の場合
に限られる等の難点がある。決済金額が比較的低額なの
は、通信事業者が通話料金と合算し回収するとなると、
場合によっては回収代行部分が、通話料金より高額とな
り本業の通話料金回収リスクが大きくなる為である。上
記2)は、クレジットカード会員であることを前提とし
ており、非クレジットカード会員は利用できない。
【0006】以上の現状に鑑み、本発明の目的は、非ク
レジットカード会員であっても利用可能な、携帯電話端
末及びインターネットを利用した汎用性のあるクレジッ
トカード方式の決済システムを提供することである。本
発明における「クレジットカード方式」とは、通常のク
レジットカード方式における与信チェックは必ずしも必
要でないが少なくともクレジットカードネットワークを
活用した支払方式であることを意味する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く本発明は、以下の構成を提供する。 (1)インターネットを介しウェブサイトと情報伝送可
能な携帯電話端末を用いる決済システムにおいて、携帯
電話端末から伝送される登録申請データの受付手段及び
前記登録申請データに対してID番号を発行し前記携帯
電話端末へ返送する手段を具備するウェブサイトと、金
融機関における口座と、前記ID番号を特定して前記口
座へ振込まれた振込金額を前記ID番号と関連付けて残
高として格納する残高データベースと、バーチャル店舗
における取引において前記ID番号を特定して支払金額
に関する残高確認要求があった場合に、前記ID番号に
基づいて前記残高データベースを参照し残高確認の結果
を前記バーチャル店舗へ返送すると共に、前記支払金額
に基づき前記残高データベースを更新しかつ売上データ
をクレジットカード会社へ伝送し、前記クレジットカー
ド会社からの請求に対し前記支払金額についての支払処
理を実行する支払手段とを有する。
【0008】(2)上記(1)の構成において、前記登
録申請データに対してさらにパスワードを発行する。
【0009】(3)上記(1)の構成において、前記I
D番号に関連付けた仮想クレジットカード番号を発行
し、前記ID番号及び前記仮想クレジットカード番号を
格納する会員データベースを有し、前記売上データの伝
送の際に、前記ID番号に基づいて前記会員データベー
スを参照し、関連付けられた前記仮想クレジットカード
番号を前記売上データと共に伝送する。
【0010】(4)インターネットを介しウェブサイト
と情報伝送可能な携帯電話端末を用いる決済システムに
おいて、金融機関における口座と、決済用アプリケーシ
ョンを搭載したICチップを具備する携帯電話端末を特
定する端末特定情報と共に前記口座への振り込みがあっ
た場合に、前記端末特定情報に基づいて前記携帯電話端
末との情報伝送ラインを確立する手段と、前記情報伝送
ラインを介し前記携帯電話端末の前記決済用アプリケー
ションと連動することにより、前記振り込みに係る金額
を残高として前記ICチップに書き込む手段と、バーチ
ャル店舗又はリアル店舗における取引における支払金額
に関して前記携帯電話端末の前記ICチップに書き込ま
れた残高が確認されかつ更新されることにより前記取引
が完了した後、前記店舗からの前記支払金額についての
請求に対しその支払処理を実行する手段とを有する。
【0011】(5)上記(4)の構成において、前記携
帯電話端末との情報伝送ラインを確立する手段が、前記
携帯電話端末からインターネットを介してアクセス可能
なウェブサイトである。
【0012】(6)インターネットを介しウェブサイト
と情報伝送可能な携帯電話端末を用いる決済システムに
おいて、クレジットカード会員により保有される第1の
携帯電話端末からICチップを具備する第2の携帯電話
端末へ供与する金額の情報及び前記第2の携帯電話端末
を特定する端末特定情報を含む供与手続データを前記第
1の携帯電話端末から伝送するべく前記第1の携帯電話
端末との情報伝送ラインを確立する手段と、前記供与す
る金額の情報に基づいて前記クレジットカード会員につ
いての与信チェックを実行する与信手続手段と、前記端
末特定情報に基づいて前記第2の携帯電話端末との情報
伝送ラインを確立する手段と、前記情報伝送ラインを介
し前記第2の携帯電話端末の前記ICチップに搭載され
た決済用アプリケーションと連動することにより、前記
供与する金額を残高として前記ICチップに書き込む手
段と、バーチャル店舗又はリアル店舗における取引にお
ける支払金額に関して前記第2の携帯電話端末の前記I
Cチップに書き込まれた残高が確認されかつ更新される
ことにより前記取引が完了した後、前記店舗からの前記
支払金額についての請求に対しその支払処理を実行する
手段とを有する。
【0013】(7)上記(6)の構成において、前記第
1の携帯電話端末が決済用アプリケーションを搭載した
ICチップを具備しかつ前記ICチップに前記クレジッ
トカード会員の利用金額枠が記憶される。
【0014】(8)上記(6)の構成において、前記第
1の携帯電話端末との情報伝送ラインを確立する手段
が、前記第1の携帯電話端末からインターネットを介し
てアクセス可能なウェブサイトである。
【0015】(9)上記(6)の構成において、前記第
2の携帯電話端末との情報伝送ラインを確立する手段
が、前記第2の携帯電話端末からインターネットを介し
てアクセス可能なウェブサイトである。
【0016】(10)上記(1)〜(9)の構成の携帯
電話端末による決済システムに用いられる携帯電話端末
もまた本発明の一態様である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 1)第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態による携帯電話端末及
びインターネットを利用した決済システムの模式的な構
成図である。図中、S1からS11の矢印は、本実施形
態におけるステップ1からステップ11の概略的フロー
を示す。携帯電話端末12は、本実施形態の決済システ
ムの利用者により用いられ、インターネット19を介し
てウェブページを閲覧し、かつウェブサイトとの間で双
方向情報伝送可能な機能を具備する。例えば、ウェブブ
ラウザ等のアプリケーションを搭載する。
【0018】尚、本実施形態の利用者は、いずれのクレ
ジットカード会社の会員でもないものとする。すなわ
ち、いずれのクレジットカードも発行されておらず、通
常のクレジットカード番号を持っていない。
【0019】サーバ運営機関20が、本実施形態におけ
るシステム運営のセンタ機関となる。サーバ運営機関
は、ウェブサーバ(図示せず)によりウェブサイトを構
築しており、インターネットを介して他のサイト(サー
バサイト及びユーザサイト)と情報伝送可能である。サ
ーバ運営機関20は、残高データベースサーバ及びその
記憶手段である残高データベース22、会員データベー
スサーバ及びその記憶手段である会員データベース24
及び支払サーバ26及びその記憶手段である支払データ
ベースを有するが、それぞれの機能については後述する
フローの説明において説明する。
【0020】銀行等の金融機関30には、利用者名義の
口座32と、サーバ運営機関名義の口座34が存在す
る。図示の例では、これらの口座32、34が同じ金融
機関に存在しているが、必ずしも同じ金融機関に存在す
る必要はない。双方の口座が同じ金融機関に存在する場
合は、実現性(費用面、協力態勢)の点で好適である。
【0021】バーチャル店舗40は、ウェブサーバによ
り構築され、インターネットを介してアクセスされるウ
ェブサイトに設けられた仮想店舗である。利用者は、イ
ンターネットを介しこのバーチャル店舗40を設置する
ウェブサーバのURLを指定してアクセスし、デジタル
コンテンツをダウンロードしたり、いわゆる電子ショッ
ピングを行ったりすることができる。
【0022】次に、図1の第1の実施形態のフローを説
明する。 ステップ1:本実施形態による決済システムを利用しよ
うとする携帯電話端末12の保有者は、先ず、携帯電話
端末12からインターネット19を介してサーバ運営機
関20のウェブサイトへアクセスし、登録申請データを
伝送する(S1)。登録申請データを受け付けたサーバ運
営機関24の会員データベースサーバは、登録申請した
新会員のためにID番号及びパスワードを発行し、発行
された情報を新会員の個人情報(氏名、住所等)と共に
会員データベース24内に格納する。
【0023】図2は、会員データベース24の概略的構
成を示す図である。識別標識であるID番号及びセキュ
リティ確保のためのパスワードと関連付けて、さらに仮
想クレジットカード番号を設定することが好適である。
本発明の決済システムは、クレジットカード決済方式を
活用するものであり、非クレジットカード会員である利
用者を仮想的(一時的)にクレジットカード会員として
取り扱うために個々に仮想クレジットカード番号を割り
当てることが、効率的な処理のために好適である。従っ
て、好適例では、固有のID番号及びパスワードに関連
付けられた仮想クレジットカード番号が個々の利用者に
割り当てられる。また、仮想クレジットカード番号は、
特定のクレジットカード会社60の番号であるとして設
定される。この特定のクレジットカード会社60は、本
システムによる支払方法を承認し、サーバ運営機関20
と仮想クレジットカード番号との関連を認知しているこ
とを前提とする。
【0024】ステップ2:ID番号とパスワードは利用
者が利用するものであるので、利用者に通知される(S
2)。仮想クレジットカード番号は、サーバ運営機関2
0が処理上利用するものであり、会員データベース24
に保管されるが利用者には通知されない。
【0025】ステップ3及び4:利用者は、利用に先立
ち、銀行等の金融機関30のサーバ運営機関名義口座3
4に所定の金額を振り込む。例えば利用者は、携帯電話
端末12を用いてモバイルバンキング機能により利用者
自身の口座32からサーバ運営機関名義口座34への振
込依頼を行う(S3)。口座間の現金の移動は金融機関
処理により実行される(S4)。また例えば、利用者は、
コンビニエンスストアや金融機関に設置されたATM等
の端末装置からサーバ運営機関名義口座34へ直接現金
を振り込む(S3')。この場合の具体的な一実施例と
しては、コンビニエンスストアに設置されたMMK(マ
ルチメディアキオスク端末装置)に専用コーナーを設
け、そこで支払金額を指定し、同端末からレシートを出
力させ、そのレシートをレジに持っていき支払いをする
方法がある。別の実施例としては、端末装置に直接入金
する方法が可能である。この振込において利用者は、振
込者を特定するために自己のID番号を用いる。
【0026】サーバ運営機関20へ前払いされるこの所
定の金額が利用者の利用可能枠となる。基本的には利用
者がその金額を決定することができる。サーバ運営機関
名義口座34への振込が行われたならば、サーバ運営機
関20は、振込に用いられたID番号から会員を特定
し、残高データベース22内にその会員の残高情報を格
納する。
【0027】ステップ5:利用者は、携帯電話端末12
を用いインターネット19を介してバーチャル店舗40
へアクセスし、例えばデジタルコンテンツ等の商品を購
入する(S5)。そして、利用者は本システムによる支
払方法を指示する。例えば、携帯電話端末のバーチャル
店舗40のウェブページの表示画面上に本システムによ
る支払を指定するための決済ボタンが表示されており、
この決済ボタンを選択することにより支払指示データを
バーチャル店舗に送信する。バーチャル店舗40は、本
システムによる支払方法を予め承認していることを前提
とする。
【0028】ステップ6:支払指示データがバーチャル
店舗40へ送信されると、バーチャル店舗40からサー
バ運営機関20のウェブサイトへリダイレクトされる。
そして、サーバ運営機関20は利用者に対してID番号
及びパスワードの入力を要求する。利用者が携帯電話端
末12にID番号及びパスワードを入力したならば、サ
ーバ運営機関20は、そのID番号に基づいて残高デー
タベース22を参照し、その利用者すなわち会員の残高
情報を確認する(S6)。
【0029】ステップ7:利用者の支払金額が残高内で
あれば、バーチャル店舗40に対して承認データを送信
する(S7)。このとき、サーバ運営機関20は、残高デ
ータベース22の残高から支払金額を減額し、残高を更
新する。このステップで、バーチャル店舗40と携帯電
話端末12との間の当該取引に関する処理は終了する。
【0030】ステップ8:一方、サーバ運営機関20
は、残高確認を行い承認データをバーチャル店舗40に
送信した後、当該取引に関するバーチャル店舗40の売
上データを、既存のクレジットカードネットワーク機関
50に対して送信する(S8)。売上データの支払に関す
る処理は、サーバ運営機関20の支払サーバ26により
実行される。クレジットカードネットワーク機関50
は、クレジットカード加盟店から伝送されてくるクレジ
ットカード売上データを取りまとめ、各クレジットカー
ド会社に配信する機関である。サーバ運営機関20は、
売上データを送信する際に利用者の仮想クレジットカー
ド番号を添付して送信する。このことは、通常の与信手
続なしでクレジットカードによる売上があったものとみ
なして売上データを送信することに相当する。本実施形
態のシステムは、利用者の前払いにより支払が確保され
る。
【0031】ステップ9:前述の通り、サーバ運営機関
20の設定した仮想クレジットカード番号は、特定のク
レジットカード会社60の番号として設定されている。
クレジットカードネットワーク機関50は、仮想クレジ
ットカード番号を通常のクレジットカード番号と同様に
取扱い、該当するクレジットカード会社60へ売上デー
タを配信する(S9)。
【0032】ステップ10:仮想クレジットカード番号
と共に売上データを受け取ったクレジットカード会社6
0は、その売上データに基づいてバーチャル店舗40に
対して代金を支払う(S10)。尚、本実施形態に関して
バーチャル店舗40は、新たなシステムの導入は不要で
ある。本実施形態の場合、利用者は、ID番号及びパス
ワードにより決済するので、バーチャル店舗40は、通
常のクレジットカード処理の為の加盟店用システムを必
要としない。バーチャル店舗40は、ID番号、パスワ
ード、商品情報、店舗情報等をサーバ運営機関20に送
り、その後、クレジットカード会社から支払を受けるこ
ととなる。
【0033】ステップ11:クレジットカード会社60
は、売上データに基づいてサーバ運営機関20に対して
支払請求を行う(S11)。サーバ運営機関20は、クレ
ジットカード会社60に対して代金を支払う。
【0034】2)第2の実施形態 図3は、本発明の第2の実施形態による携帯電話端末及
びインターネットを利用した決済システムの模式的な構
成図である。図中、S1からS6(S6')の矢印は、本
実施形態におけるステップ1からステップ6(6')の概
略的フローを示す。
【0035】携帯電話端末12は、上記第1の実施形態
と同様にインターネット19を介してウェブサイトへア
クセスし、ウェブページを閲覧し、かつウェブサイトと
の間で双方向情報伝送可能な機能を具備する。さらに、
本実施形態では、携帯電話端末12がICチップ14を
具備する。このICチップ14内には、本実施形態の実
施に必要な決済用アプリケーションが搭載され、かつ、
取引に関するデータ、例えば決済履歴データ及び残高デ
ータ16を記憶可能である。
【0036】本実施形態では、クレジットカード会社と
一体化したサーバ運営機関70がシステム運営のセンタ
機関となる。サーバ運営機関70は、ウェブサーバ72
によりウェブサイトを構築しており、インターネットを
介して他のサイト(サーバサイト及びユーザサイト)と
情報伝送可能である。サーバ運営機関70は、さらに会
員データベースサーバ及びその記憶手段である会員デー
タベース74を有する。尚、本実施形態ではサーバ運営
機関70は、クレジットカード会社でもあるが、本実施
形態の説明で「会員」という場合は、通常の「クレジッ
トカード会員」の意味ではなく本実施形態のシステムの
利用者という意味での「会員」を意味する。本実施形態
の利用者は、上記第1の実施形態と同じく、通常のクレ
ジットカード会員でないものとする。
【0037】銀行等の金融機関30には、利用者名義の
口座32と、サーバ運営機関名義の口座34が存在す
る。これらの口座32、34は、必ずしも同じ金融機関
に存在する必要はない。
【0038】バーチャル店舗40は、クレジットカード
加盟店(以下同じ)であり、クレジットカード決済処理
のための加盟店用システムを具備する。加えて本実施形
態では、通常のリアル店舗42におけるショッピング等
の支払も行うことができる。リアル店舗42は、クレジ
ットカード加盟店であり(以下同じ)、クレジットカー
ド決済処理のための加盟店用システムを具備する。
【0039】次に、図3の第2の実施形態のフローを説
明する。 ステップ1及び2:前述の通り、本実施形態のシステム
の利用者の保有する携帯電話端末12のICチップ14
には決済用アプリケーションが搭載されている。先ず、
利用者は、銀行等の金融機関30のサーバ運営機関名義
口座34に所定の金額を振り込む。例えば、携帯電話端
末12を用いてモバイルバンキング機能により利用者自
身の口座32からサーバ運営機関名義口座34への振込
依頼を行う(S1)。口座間の現金の移動は金融機関処
理により実行される(S2)。また例えば、利用者は、コ
ンビニエンスストアや金融機関に設置されたATM等の
端末装置からサーバ運営機関名義口座34へ直接現金を
振り込む(S1')。直接振込の具体的実施例は、上記
第1の実施形態で述べた例と同様である。この振込にお
いて利用者は、振込者すなわち携帯電話端末12を特定
するための端末特定情報を振込と共に通知する。端末特
定情報は、電話番号若しくは本システムに対応する携帯
電話端末に対して予め割り当てられたID番号等であ
る。
【0040】サーバ運営機関70へ前払いされるこの所
定の金額が利用者の利用可能枠となる。基本的には利用
者がその金額を決定することができる。
【0041】ステップ3:サーバ運営機関名義口座34
への振込が行われたならば、サーバ運営機関70に対し
て振込金額と端末特定情報が通知される(S3)。
【0042】ステップ4:サーバ運営機関70は、端末
特定情報からその携帯電話端末12を特定した後、振込
金額データを携帯電話端末12のICチップ14に書き
込み、ICチップ14内の残高データ16を更新する。
ICチップ14へのデータ書込においては、先ず、サー
バ運営機関70と携帯電話端末12との間に情報伝送ラ
インを確立した後、サーバ運営機関70の処理サーバが
データ書込用アプリケーションを用いてICチップ内の
決済用アプリケーションと連動する形態でデータを書き
込む(S4)。
【0043】 サーバ運営機関70と携帯電話端末12と
の間の情報伝送ラインは、例えば、サーバ運営機関70
が携帯電話端末12へ電話をかけることによって成立す
る。上記端末特定情報が電話番号である場合は、これを
利用して電話をかける。また、サーバ運営機関70は、
携帯電話端末の電話番号とID番号を関連付けて格納し
た会員データベース74を有する。従って、上記端末特
定情報がID番号である場合は、会員データベース74
を参照することにより電話番号を取得し電話をかけるこ
とができる。情報伝送ラインの確立における別の例は、
携帯電話端末12からサーバ運営機関70のウェブサイ
トへインターネットを介してアクセスすることによって
も情報伝送ラインが成立する。この場合、携帯電話端末
12からID番号を入力することにより、サーバ運営機
関70は、携帯電話端末12を識別する。
【0044】ステップ5:利用者は、携帯電話端末12
を用いインターネット19を介してバーチャル店舗40
へアクセスし、例えばデジタルコンテンツ等の商品を購
入する(S5)。利用者は、バーチャル店舗40に対して
本システムによる支払方法を指示する。そして、携帯電
話端末12とバーチャル店舗40との間で、ICチップ
を具備するICカードの場合と同様の手順で支払手続が
実行される。例えば、クレジットカード向けICカード
の標準であるEMV仕様に類似であって非接触ICカー
ド用の方式に従う。この支払手続において、携帯電話端
末12のICチップ14の残高データ16が確認され、
支払金額が残高内であれば支払金額が減額され、残高デ
ータ16が更新される。同時に、取引に関する情報を含
む決済履歴データも書き込まれる。
【0045】ステップ5':利用者は、ICチップ14
を具備する携帯電話端末12を非接触ICカードと同様
に用いることにより、リアル店舗42でも本実施形態の
システムによる支払手続を行うことができる(S5')。
リアル店舗42には、本実施形態のシステムに対応した
非接触ICカード用端末装置が設置されている。この端
末装置により携帯電話端末12のICチップ14の残高
データ16が確認され、支払金額が残高内であれば支払
金額分が残高から減額され、残高データ16が更新され
る。同時に、取引に関する情報を含む決済履歴データも
書き込まれる。
【0046】ステップ5及び5'により、店舗と利用者
との間の当該取引に関する処理は終了する。尚、バーチ
ャル店舗40及びリアル店舗42は、本システムによる
支払方法を予め承認していることを前提とする。
【0047】ステップ6又は6':その後、バーチャル
店舗40又はリアル店舗42は、サーバ運営機関70す
なわちクレジットカード会社に対して代金の支払い請求
を行い、クレジットカード会社は、それぞれの店舗に対
して代金の支払を実行する(S6、S6’)。本システ
ムによる決済処理においてバーチャル店舗40及びリア
ル店舗42の双方とも、従来のクレジットカード加盟店
用システムをそのまま利用すればよく、新たなシステム
の導入は不要である。本実施形態のシステムもまた、利
用者の前払いにより支払が確保される。
【0048】3)第3の実施形態 図4は、本発明の第3の実施形態による携帯電話端末及
びインターネットを利用した決済システムの模式的な構
成図である。図中、S1からS4(S4')の矢印は、本
実施形態におけるステップ1からステップ4(4')概略
的フローを示す。
【0049】携帯電話端末12、13は、上記第1及び
第2の実施形態と同様にインターネット19を介してウ
ェブサイトへアクセスし、ウェブページを閲覧し、かつ
ウェブサイトとの間で双方向情報伝送可能な機能を具備
し、かつ、いずれもICチップ14、15を具備する。
携帯電話端末12の保有者Aは、クレジットカード会員
Aであり、クレジットカード番号を付与されているもの
とする。従って、ICチップ14を具備する携帯電話端
末12は、ICチップを具備するクレジットカードと同
様の決済機能を有し、ICチップ14内にはクレジット
カード利用に関する情報が記憶されている。もう一方の
携帯電話端末13の保有者Bは、クレジットカード会員
ではないものとする。本発明の第3の実施形態は、非ク
レジットカード会員である携帯電話端末13の保有者B
に対してクレジットカード方式の決済を可能とする実施
形態である。例えば、携帯電話端末12をクレジットカ
ード会員である親Aが保有し、携帯電話端末13を未成
年の子供Bが保有する場合等を想定している。
【0050】双方の携帯電話端末12、13のICチッ
プ14、15内には、本実施形態の実施に必要な決済用
アプリケーションが搭載され、かつ、取引に関するデー
タ、例えば決済履歴データ及び残高データ16を記憶可
能である。
【0051】本実施形態では、クレジットカード会社8
0が、システム運営のセンタ機関となる。クレジットカ
ード会社80は、ウェブサーバ82によりウェブサイト
を構築しており、インターネットを介して他のサイト
(サーバサイト及びユーザサイト)と情報伝送可能であ
る。クレジットカード会社80は、与信データベースサ
ーバ及び与信データベース86を有する。
【0052】バーチャル店舗40及びリアル店舗42
は、上記第2の実施形態におけるものと同様である。
【0053】次に、図4の第3の実施形態のフローを説
明する。 ステップ1:クレジットカード会員の携帯電話端末(以
下、親機と称する)12のICチップに蓄積された利用
金額枠の範囲内の金額を、非クレジットカード会員の携
帯電話端末(以下、子機と称する)13へ供与する手続を
クレジットカード会社80に対して実行する(S1)。
この手続を実行する一実施例としては、親機12からイ
ンターネットを介してクレジットカード会社80のウェ
ブサイトへアクセスすることにより行う方法がある。ま
た別の実施例としては、インターネット経由ではなく、
電話をかけ自動音声応答システム、プッシュホン利用に
より手続を実行する方法がある。
【0054】クレジットカード会社80はこの供与手続
データを受け付けると、供与される金額をクレジットカ
ード決済される金額として取扱い、この時点で与信チェ
ック手続を行う。与信チェック手続においては、与信デ
ータベース86を参照し、これを更新する。すなわち、
クレジットカード会員Aが供与金額分だけクレジットカ
ード利用をしたものとして処理される。尚、供与手続デ
ータには、供与金額情報と共に、供与される子機13を
特定するための子機特定情報も含まれる。子機特定情報
は、例えば、子機の電話番号若しくは本システムに対応
する携帯電話端末に対して予め割り当てられたID番号
等である。
【0055】ステップ2:クレジットカード会社80
は、供与手続データに含まれる子機特定情報から子機1
3を特定する。子機13を特定した後、供与金額データ
を子機13のICチップ15に書き込み、ICチップ1
5内の残高データ17を更新する(S2)。ICチップ
15へのデータ書込においては、先ず、クレジットカー
ド会社80と子機13との間に情報伝送ラインを確立し
た後、クレジットカード会社80の処理サーバがデータ
書込用アプリケーションを用いてICチップ内の決済用
アプリケーションと連動する形態でデータを書き込む。
【0056】クレジットカード会社80と子機13との
間の情報伝送ラインは、例えば、クレジットカード会社
80から子機13へ電話をかけることによって成立す
る。この場合、子機の電話番号は上記の子機特定情報か
ら得られる。また例えば、子機13からクレジットカー
ド会社80のウェブサイトへインターネットを介してア
クセスすることによっても成立する。この場合、子機1
3からそのID番号を入力することにより、クレジット
カード会社80は子機13を識別することができる。
【0057】ステップ3:その後、子機13の保有者B
は、上記第2の実施形態と同様に、子機13を用いイン
ターネット19を介してバーチャル店舗40へアクセス
し、例えばデジタルコンテンツ等の商品を購入し、本シ
ステムによる支払方法を指示する(S3)。そして、子
機13とバーチャル店舗40との間で、ICチップを具
備するICカードの場合と同様の手順で支払手続が実行
される。例えば、クレジットカード向けICカードの標
準であるEMV仕様に類似であって非接触ICカード用
の方式に従う。この支払手続において、子機13のIC
チップ15の残高データ17が確認され、支払金額が残
高内であれば支払金額分が残高から減額され、残高デー
タ17が更新される。同時に、取引に関する情報を含む
決済履歴データも書き込むことができる。
【0058】ステップ3':上記第2の実施形態と同様
に、子機の保有者Bは、ICチップ15を具備する子機
13を非接触ICカードと同様に用いることにより、リ
アル店舗42でも本実施形態のシステムによる支払手続
を行うことができる(S3’)。リアル店舗42には、
本実施形態のシステムに対応した非接触ICカード用端
末装置が設置されている。この端末装置により子機13
のICチップ15の残高データ17が確認され、支払金
額が残高内であれば支払金額が減額され、残高データ1
7が更新される。同時に、取引に関する情報を含む決済
履歴データも書き込むことができる。
【0059】ステップ3及び3'により、店舗と利用者
との間の当該取引に関する処理は終了する。尚、バーチ
ャル店舗40及びリアル店舗42は、本システムによる
支払方法を予め承認していることを前提とする。
【0060】ステップ4又は4':その後、バーチャル
店舗40又はリアル店舗42は、クレジットカード会社
80に対して代金の支払い請求を行い、クレジットカー
ド会社80は、それぞれの店舗に対して代金の支払を実
行する。本システムによる決済処理においてバーチャル
店舗40及びリアル店舗42の双方とも、従来のクレジ
ットカード加盟店用システムをそのまま利用すればよ
く、新たなシステムの導入は不要である。本実施形態の
システムでは、クレジットカード会員Aの与信チェック
手続が実行されることにより、支払が確保される(S4
又はS4’)。
【0061】
【発明の効果】本発明においては、通常のクレジットカ
ード方式における与信チェックのできない非クレジット
カード会員に対して、携帯電話端末とインターネットを
利用した支払方法を可能とするシステムが提供された。
本システムでは、事前に現金を前払いすることにより、
また、与信チェックすることができるクレジットカード
会員から利用金額を供与されることにより、与信チェッ
クを実施できない非クレジットカード会員であっても支
払を確保することができる。
【0062】また、非クレジットカード会員の利用可能
枠の残高チェックが可能であることによっても支払を確
保することができる。従って、サーバ運営機関、クレジ
ットカード会社及び加盟店のいずれも未払いリスクを回
避できる。さらに、クレジットカード加盟店にとって
は、従来の加盟店用システムをそのまま利用して本シス
テムによる支払方法を導入することができる。従って、
既存の設備を活用することにより低コストで実施可能で
ある。以上の通り、本発明は、インターネットを介した
電子商取引や電子ショッピングの進展に対応することが
でき、利用者の利便性を向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による携帯電話端末及
びインターネットを利用した決済システムの模式的な構
成図である。
【図2】サーバ運営機関における会員データベースの概
略的構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による携帯電話端末及
びインターネットを利用した決済システムの模式的な構
成図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による携帯電話端末及
びインターネットを利用した決済システムの模式的な構
成図である。
【符号の説明】
12 携帯電話 13 携帯電話子機 14 ICチップ 15 子機ICチップ 16 残高データ 17 子機残高データ 19 インターネット 20 サーバ運営機関 22 残高データベース 24 会員データベース 26 支払サーバ 30 金融機関 32 利用者口座 34 サーバ運営機関口座 40 バーチャル店舗 42 リアル店舗 50 クレジットカードネットワーク機関 60 クレジットカード会社 70 サーバ運営機関(クレジットカード会社) 72 ウェブサーバ 74 会員データベース 80 クレジットカード会社 82 ウェブサーバ 86 与信データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介しウェブサイトと情
    報伝送可能な携帯電話端末を用いる決済システムにおい
    て、 携帯電話端末から伝送される登録申請データの受付手段
    及び前記登録申請データに対してID番号を発行し前記
    携帯電話端末へ返送する手段を具備するウェブサイト
    と、 金融機関における口座と、 前記ID番号を特定して前記口座へ振込まれた振込金額
    を前記ID番号と関連付けて残高として格納する残高デ
    ータベースと、 バーチャル店舗における取引において前記ID番号を特
    定して支払金額に関する残高確認要求があった場合に、
    前記ID番号に基づいて前記残高データベースを参照し
    残高確認の結果を前記バーチャル店舗へ返送すると共
    に、前記支払金額に基づき前記残高データベースを更新
    しかつ売上データをクレジットカード会社へ伝送し、前
    記クレジットカード会社からの請求に対し前記支払金額
    についての支払処理を実行する支払手段とを有すること
    を特徴とする携帯電話端末による決済システム。
  2. 【請求項2】 前記登録申請データに対してさらにパス
    ワードを発行することを特徴とする請求項1に記載の携
    帯電話端末による決済システム。
  3. 【請求項3】 前記ID番号に関連付けた仮想クレジッ
    トカード番号を発行し、前記ID番号及び前記仮想クレ
    ジットカード番号を格納する会員データベースを有し、
    前記売上データの伝送の際に、前記ID番号に基づいて
    前記会員データベースを参照し、関連付けられた前記仮
    想クレジットカード番号を前記売上データと共に伝送す
    ることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話端末によ
    る決済システム。
  4. 【請求項4】 インターネットを介しウェブサイトと情
    報伝送可能な携帯電話端末を用いる決済システムにおい
    て、 金融機関における口座と、 決済用アプリケーションを搭載したICチップを具備す
    る携帯電話端末を特定する端末特定情報と共に前記口座
    への振り込みがあった場合に、前記端末特定情報に基づ
    いて前記携帯電話端末との情報伝送ラインを確立する手
    段と、 前記情報伝送ラインを介し前記携帯電話端末の前記決済
    用アプリケーションと連動することにより、前記振り込
    みに係る金額を残高として前記ICチップに書き込む手
    段と、 バーチャル店舗又はリアル店舗における取引における支
    払金額に関して前記携帯電話端末の前記ICチップに書
    き込まれた残高が確認されかつ更新されることにより前
    記取引が完了した後、前記店舗からの前記支払金額につ
    いての請求に対しその支払処理を実行する手段とを有す
    ることを特徴とする携帯電話端末による決済システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話端末との情報伝送ラインを
    確立する手段が、前記携帯電話端末からインターネット
    を介してアクセス可能なウェブサイトであることを特徴
    とする請求項4に記載の携帯電話端末による決済システ
    ム。
  6. 【請求項6】 インターネットを介しウェブサイトと情
    報伝送可能な携帯電話端末を用いる決済システムにおい
    て、 クレジットカード会員により保有される第1の携帯電話
    端末からICチップを具備する第2の携帯電話端末へ供
    与する金額の情報及び前記第2の携帯電話端末を特定す
    る端末特定情報を含む供与手続データを前記第1の携帯
    電話端末から伝送するべく前記第1の携帯電話端末との
    情報伝送ラインを確立する手段と、 前記供与する金額の情報に基づいて前記クレジットカー
    ド会員についての与信チェックを実行する与信手続手段
    と、 前記端末特定情報に基づいて前記第2の携帯電話端末と
    の情報伝送ラインを確立する手段と、 前記情報伝送ラインを介し前記第2の携帯電話端末の前
    記ICチップに搭載された決済用アプリケーションと連
    動することにより、前記供与する金額を残高として前記
    ICチップに書き込む手段と、 バーチャル店舗又はリアル店舗における取引における支
    払金額に関して前記第2の携帯電話端末の前記ICチッ
    プに書き込まれた残高が確認されかつ更新されることに
    より前記取引が完了した後、前記店舗からの前記支払金
    額についての請求に対しその支払処理を実行する手段と
    を有することを特徴とする携帯電話端末による決済シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記第1の携帯電話端末が決済用アプリ
    ケーションを搭載したICチップを具備しかつ前記IC
    チップに前記クレジットカード会員の利用金額枠が記憶
    されることを特徴とする請求項6に記載の携帯電話端末
    による決済システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の携帯電話端末との情報伝送ラ
    インを確立する手段が、前記第1の携帯電話端末からイ
    ンターネットを介してアクセス可能なウェブサイトであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の携帯電話端末によ
    る決済システム。
  9. 【請求項9】 前記第2の携帯電話端末との情報伝送ラ
    インを確立する手段が、前記第2の携帯電話端末からイ
    ンターネットを介してアクセス可能なウェブサイトであ
    ることを特徴とする請求項6に記載の携帯電話端末によ
    る決済システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一に記載の
    携帯電話端末による決済システムに用いられる携帯電話
    端末。
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