JP2002091626A - 車両用電子制御ユニットの電源装置 - Google Patents

車両用電子制御ユニットの電源装置

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JP2002091626A JP2000281693A JP2000281693A JP2002091626A JP 2002091626 A JP2002091626 A JP 2002091626A JP 2000281693 A JP2000281693 A JP 2000281693A JP 2000281693 A JP2000281693 A JP 2000281693A JP 2002091626 A JP2002091626 A JP 2002091626A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインCPUおよびサブCPUからなる2つ
のCPUを備えた車両用電子制御ユニットにおいて、車
両用電子制御ユニットに供給される電圧が低下したと
き、車両用電子制御ユニットの信頼性を保障しつつ、再
起動されなかったCPUが再起動されたCPUの動作を
誤動作であると誤って検知することがないようにする。 【解決手段】 メインCPUおよびサブCPUをリセッ
トするための閾値(Thm,Ths)に関わらず、車両
用電子制御ユニットに供給される動作電圧Vccが、そ
れらの閾値よりも高く設定された閾値Thuより低下し
たとき、メインCPUおよびサブCPUを同時にリセッ
トする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はメインCPUとサ
ブCPUからなる2つのCPUを備えた車両用電子制御
ユニットの電源装置に関し、より詳しくは車両用電子制
御ユニットに供給される電圧が低下した時、2つのCP
Uを同時に再起動することができる車両用電子制御ユニ
ットの電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係るメインCPUとサブCP
Uからなる2つのCPUを備えた車両用電子制御ユニッ
トの電源装置について、図3および図4を参照して説明
する。
【0003】図3は、従来技術に係る車両用電子制御ユ
ニットの電源装置の構成を説明するための説明ブロック
図である。
【0004】従来技術に係る車両用電子制御ユニットの
電源装置は、メインCPU100およびサブCPU10
2を備え、相互に通信可能に接続され、その動作を互い
に監視している。尚、各CPU100,102には、バ
ッテリ電圧Vb(例えば12〔V〕程度)の電源(図示
しない車両搭載バッテリ)から動作電圧Vcc(例えば
5〔V〕程度)が供給される。
【0005】メインCPU100は、その動作を再起動
するためのメインCPUリセットスイッチ(図に「MR
ES/SW」と示す)100aを備える。
【0006】サブCPU102は、その動作を再起動す
るためのサブCPUリセットスイッチ(図に「SRES
/SW」と示す)102aを備える。
【0007】メインCPU100およびサブCPU10
2は、相互に通信することにより、互いの異常状態(以
下「誤動作」と言う)を監視することができ、いずれか
のCPUあるいは両方のCPUの異常が検知されたと
き、ワーニング・ランプ(図示せず)を点灯させ、制御
を禁止するための出力手段(図示せず)を備え、車両用
電子制御ユニットの信頼性を保障している。
【0008】2つのCPUを備える車両用電子制御ユニ
ットは、どちらか一方のCPUが誤動作しても、両CP
Uが同時に再起動されないように構成され、また互いの
誤動作が見逃されないようにされる。これは、前述した
CPUが誤動作したとき、両CPUを同時に再起動する
手法においては、両CPUを再起動した後で、何事もな
かったように正常動作に移行してCPUの故障を見逃す
恐れがあり、そのような場合には、車両用電子制御ユニ
ットの信頼性が欠けるからである。
【0009】従来技術に係る車両用電子制御ユニットの
電源装置は、さらに、メインCPU100およびサブC
PU102に、それぞれメインCPUリセット回路10
4およびサブCPUリセット回路106を備える。
【0010】メインCPUリセット回路104は、メイ
ンCPU100に電源が投入されるとパワー・オン・リ
セット信号の出力を行うと共に、動作電圧Vccが閾値
Thm(後述)を下回った場合、メインCPU100を
再起動するリセット信号を出力する。尚、メインCPU
リセット回路104は、メインCPUリセットスイッチ
100aに接続される。
【0011】サブCPUリセット回路106は、サブC
PU102に電源が投入されるとパワー・オン・リセッ
ト信号の出力を行うと共に、動作電圧Vccが閾値Th
s(後述)を下回った場合、サブCPU102を再起動
するリセット信号を出力する。尚、サブCPUリセット
回路106は、サブCPUリセットスイッチ102aに
接続される。
【0012】尚、2つのCPUに対し、リセット回路が
1つしか用意されない場合、そのリセット回路に例えば
「Hiレベル固定」などの故障が生じたとき、電源投入
時に必要な発振安定を保つための一定時間のLoレベル
(パワー・オン・リセット)が確保されず、全てのCP
Uが暴走する場合がある。
【0013】従って、従来技術に係る車両用電子制御ユ
ニットの電源装置にあっては、メインCPU100には
メインCPUリセット回路104が設けられると共に、
サブCPU102にはサブCPUリセット回路106が
設けられる。
【0014】次いで、図4を参照して、従来技術に係る
車両用電子制御ユニットの電源装置の動作を説明する。
【0015】図4は、従来技術に係る車両用電子制御ユ
ニットの電源装置の主要構成要素における入出力信号な
どを示すタイム・チャートである。車両のイグニッショ
ン・スイッチ(図示せず)がオンされると、図示しない
アクセサリ(エアコンなど)にバッテリ電圧Vbが供給
されると共に、車両用電子制御ユニットに動作電圧Vc
cが供給され、メインCPU100、サブCPU102
の動作が開始される。
【0016】イグニッション・スイッチにより、さらに
セルモータの駆動が指示されると、その駆動電圧の負荷
に起因してバッテリ電圧Vbが図示の如く低下し、それ
に伴って動作電圧Vccが一時的に低下する(低下する
期間を図に「クランキング」と示す)。
【0017】図4における「MRES」「SRES」
は、それぞれメインCPU100およびサブCPU10
2における動作状態を示すものであり、Hiが動作中を
示し、Loが再起動されて非動作になった状態を示す。
【0018】メインCPU100およびサブCPU10
2に供給される動作電圧Vccが低下すると、各CPU
が誤動作を生じる恐れがあるため、動作電圧Vccが閾
値以下に低下したときは、各CPUを再起動する必要が
ある。そのため、メインCPU100およびサブCPU
102を再起動するための閾値Thm(メインCPU1
00)、Ths(サブCPU102)が設定される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来技術に係る車両用
電子制御ユニットの電源装置にあっては、メインおよび
サブCPU100,102を再起動するための閾値Th
m,Thsは同じ値に設定される。
【0020】しかしながら、メインCPUリセット回路
104およびサブCPUリセット回路106の製造時の
誤差等に起因して閾値にバラツキが生じてしまい、図4
に示すように各閾値Thm,Thsが相違することがあ
る。
【0021】このため、従来技術に係る車両用電子制御
ユニットの電源装置にあっては、前述のクランキング時
等のような電源電圧が不安定な時に、一方のCPU(例
えばメインCPU100)のみ再起動され、他方のCP
U(例えばサブCPU102)が再起動されずに動作し
続けることがある。この場合、再起動されなかったCP
U(例えばサブCPU102)が、再起動されたCPU
(例えばメインCPU100)の動作を誤動作であると
検知し、ワーニング・ランプを点灯させたり、制御の停
止を指示する恐れがある。
【0022】このような不都合を解消するために、特開
平4−291610号公報に記載されているように、あ
るCPUが誤動作(暴走)するか、電子制御ユニットの
電源装置に供給される電圧が低下した場合は、全てのC
PUを再起動する技術が提案されている。
【0023】しかしながら、特開平4−291610号
公報記載の装置においては、前述したような車両用電子
制御ユニットの信頼性は保障されない。
【0024】従って、この発明は、メインCPUおよび
サブCPUからなる2つのCPUを備え、各CPUが相
互に監視可能に構成された車両用電子制御ユニットにお
いて、車両用電子制御ユニットの信頼性を保障しつつ、
再起動されなかったCPUが再起動されたCPUの動作
を誤動作であると検知することがないようにした車両用
電子制御ユニットの電源装置を提供することを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1項においては、相互に通信可能なメインC
PUとサブCPUを有し、前記メインCPUとサブCP
Uの各々にリセット手段を備えた車両用電子制御ユニッ
トの電源装置において、前記メインCPUとサブCPU
に供給される動作電圧が前記メインCPUとサブCPU
の各々のリセット手段の閾値よりも高く設定された閾値
より低下したとき、前記メインCPUとサブCPUを共
に再起動するための電圧低下リセット手段を備える如く
構成した。
【0026】メインCPUまたはサブCPUを再起動す
るための閾値に関わらず、各CPUに供給される動作電
圧が、それらの閾値よりも高く設定された閾値以下の場
合、メインCPUおよびサブCPUが共に再起動される
ように構成したので、車両用電子制御ユニットの信頼性
を保障しつつ、再起動されなかったCPUが再起動され
たCPUの動作を誤動作であると検知することがない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の一つの実施の形態に係る車両用電子制御ユニットの
電源装置を説明する。
【0028】図1は、この発明の一つの実施の形態に係
る車両用電子制御ユニットの電源装置の構成を説明する
ための説明ブロック図である。
【0029】本実施の形態に係る車両用電子制御ユニッ
トの電源装置は、その制御対象(図示せず)を制御する
ためのプログラムが記憶されて演算を行うメインCPU
10、およびメインCPU10と相互に通信可能に接続
され、同じ演算を行うサブCPU12を備えると共に、
各CPU10,12は、その動作を相互に監視してい
る。尚、各CPUには、バッテリ電圧Vb(例えば12
〔V〕程度)の電源(図示しない車両搭載バッテリ)か
ら動作電圧Vcc(例えば5〔V〕程度)が供給され
る。
【0030】メインCPU10は、その動作を再起動す
るためのメインCPUリセットスイッチ(図に「MRE
S/SW」と示す)10aを備える。
【0031】サブCPU12は、その動作を再起動する
ためのサブCPUリセットスイッチ(図に「SRES/
SW」と示す)12aを備える。
【0032】メインCPU10は、本実施の形態に係る
車両用電子制御ユニットの制御対象(図示せず)を主と
して制御すべく演算を行うと共に、サブCPU12を監
視するように構成される。
【0033】サブCPU12は、本実施の形態に係る車
両用電子制御ユニットの制御対象(図示せず)を主とし
て制御すべくメインCPU10と同様の演算を行うと共
に、メインCPU10を監視するように構成される。
【0034】尚、両CPU10,12の演算結果に相違
が出た場合に、制御対象の駆動を禁止し、ワーニング・
ランプ(図示せず)を点灯するための出力段(図示せ
ず)が、両CPUに備えられる。
【0035】また、本実施の形態においては、両CPU
10,12の演算の相違によって誤動作を監視している
が、それに加えて、メインCPU10にウォッチ・ドッ
グ・タイマ(図示せず)を備え、ウォッチ・ドッグ・タ
イマ出力値をメインリセット回路(後述)に出力するこ
とによって、メインCPU10を監視し、メインCPU
10が誤動作したときはメインリセット回路によって制
御対象の駆動を禁止し、ワーニング・ランプを点灯させ
ても良い。こうすることにより、さらに車両用電子制御
ユニットの信頼性が向上することは言うまでもない。
【0036】本実施の形態に係る車両用電子制御ユニッ
トの電源装置は、動作電圧が低下したときメインCPU
10およびサブCPU12を共に再起動する信号および
メインCPU10のみを再起動する信号を出力するメイ
ンリセット回路(リセット手段、電圧低下リセット手
段)14を備える。
【0037】メインリセット回路14は、メインCPU
10のみを再起動する信号を出力するメインCPUリセ
ット信号出力部(図に「MRES」と示す)14a、車
両用電子制御ユニットに供給される動作電圧Vccと閾
値Thu(後述)を比較し、動作電圧Vccが閾値Th
u以下のときにメインCPU10およびサブCPU12
を共に再起動する信号を出力する電圧低下リセット信号
出力部(図に「NMI」と示す)14bを備える。
【0038】本実施の形態に係る車両用電子制御ユニッ
トの電源装置は、さらにサブCPU12を再起動するた
めにサブCPUリセット回路16を備えると共に、サブ
CPUリセット回路16には、サブCPUリセット信号
出力部(図に「SRES」と示す)16aが設けられ、
そこからサブCPU12を再起動する信号が出力され
る。
【0039】メインCPUリセット信号出力部14aお
よび電圧低下リセット信号出力部14bは、第1のOR
回路18を介し、メインCPUリセットスイッチ10a
に接続される。
【0040】また、サブCPUリセット信号出力部16
aおよび電圧低下リセット信号出力部14bは、第2の
OR回路20を介し、サブCPUリセットスイッチ12
aに接続される。
【0041】尚、車両用電子制御ユニットに供給される
動作電圧Vccの低下時に両CPU10,12を同時に
再起動するための電源装置は、上述のメインCPUリセ
ットスイッチ10a、サブCPUリセットスイッチ12
a、動作電圧Vccが閾値Thuを下回ったとき、リセ
ット信号を出力(電圧低下リセット信号出力部14b)
するメインリセット回路14、第1および第2のOR回
路18,20から構成される。
【0042】次いで、図2を参照して、本実施の形態に
係る車両用電子制御ユニットの電源装置の動作を説明す
る。
【0043】図2は、本実施の形態に係る車両用電子制
御ユニットの電源装置の主要構成要素における入出力信
号を示すタイム・チャートである。図2で車両のイグニ
ッション・スイッチ(図示せず)がオンされると、先ず
図示しないアクセサリ(エアコンなど)にバッテリ電圧
Vbが供給されると共に、車両用電子制御ユニットには
動作電圧Vccが供給され、メインCPU10、サブC
PU12の動作が開始される。
【0044】イグニッション・スイッチにより、さらに
セルモータの駆動が指示されると、その駆動電圧の負荷
に起因してバッテリ電圧Vbが一時的に低下し、それに
伴って動作電圧Vccが一時的に低下する(図に「クラ
ンキング」と示す)。
【0045】図2における「MRES」「SRES」
は、それぞれメインCPU10およびサブCPU12の
動作状態を示すものであり、Hiが動作中を示し、Lo
が再起動されて非動作となった状態を示す。「MRE
S」「SRES」に良く示すように、パワー・オン・リ
セットの後、メインCPU10およびサブCPU12の
動作が開始されると共に、それらの相互通信も開始され
る。
【0046】尚、メインおよびサブCPU10,12間
で行われる通信は、メインCPU10で進行する演算と
同じ演算をサブCPU12で進行させると共に、これら
の演算を常時比較することにより行われる。
【0047】図2に「クランキング」と示す領域におい
て、メインCPU10およびサブCPU12に供給され
る動作電圧Vccが低下すると、各CPUが誤動作を生
じる恐れがあるため、動作電圧Vccが閾値以下に低下
したとき、各CPUを再起動する必要がある。
【0048】本実施の形態に係る車両用電子制御ユニッ
トの電源装置にあっては、従来技術と同様、メインCP
U10のみ再起動するメインCPUリセット回路14、
サブCPU12のみ再起動するサブCPUリセット回路
16の閾値が、それぞれThm(メインCPU)、Th
s(サブCPU)となる。
【0049】尚、メインおよびサブCPU10,12
を、動作電圧Vccの低下に伴って同時に再起動するた
めに、それぞれの閾値ThmとThsは同一の値に設定
される。しかしながら、これらの値はメインCPUリセ
ット回路14およびサブCPUリセット回路16の製造
時の誤差等に起因して相違する場合がある。
【0050】本実施の形態にあっては、上記の誤差を考
慮して閾値Thuが設定される。即ち、閾値Thuは、
メインCPU10とサブCPU12を同時に再起動する
必要があるため、メインCPUリセット回路14の閾値
ThmおよびサブCPUリセット回路16の閾値Ths
の誤差範囲を考慮し、それらより高く設定された値であ
る。
【0051】閾値Thuは、車両用電子制御ユニットに
供給される動作電圧Vccと常に比較され、図2に「ク
ランキング」と示すようなとき、即ち、閾値Thuが動
作電圧Vcc以下と判断された場合、電圧低下リセット
信号出力部14bからメインCPU10およびサブCP
U12を共に再起動するリセット信号(Lo信号)が出
力される。
【0052】このようにして出力されたリセット信号
が、メインCPUリセットスイッチ10aおよびサブC
PUリセットスイッチ12aに入力されることにより、
図2に示すように、メインCPU10(図2に示す「M
RES」)およびサブCPU12(図2に示す「SRE
S」)が同時に再起動される。
【0053】従って、電圧低下時に片方のCPUのみが
再起動されることによって、再起動されなかったCPU
が、再起動されたCPUの動作を誤動作であると検知す
ることがなくなる。尚、CPU再起動時には制御対象の
駆動が禁止されると共に、ワーニング・ランプが点灯さ
れる。
【0054】この発明の実施の形態にあっては、各CP
Uを再起動するための閾値よりも高く設定された閾値を
設け、動作電圧Vccがそれを下回ったとき、両CPU
を同時に再起動するように構成したので、車両用電子制
御ユニットの信頼性を保障しつつ、再起動されなかった
CPUが再起動されたCPUの動作を誤動作であると検
知することがない。
【0055】上記した如く、この発明の実施の形態にお
いては、相互に通信可能なメインCPU10とサブCP
U12を有し、前記メインCPUとサブCPUの各々に
リセット手段(メインCPUリセットスイッチ10a,
サブCPUリセットスイッチ12a,メインリセット回
路14,メインCPUリセット信号出力部14a、サブ
CPUリセット回路16、サブCPUリセット信号出力
部16a)を備えた車両用電子制御ユニットの電源装置
において、前記メインCPUとサブCPUに供給される
動作電圧Vccが前記メインCPUとサブCPUの各々
のリセット手段の閾値(Thm,Ths)よりも高く設
定された閾値Thuより低下したとき、前記メインCP
UとサブCPUを共に再起動するための電圧低下リセッ
ト手段(メインCPUリセットスイッチ10a、サブC
PUリセットスイッチ12a、メインリセット回路1
4,メインCPUリセット信号出力部14a、電圧低下
リセット信号出力部14b、サブCPUリセット回路1
6、サブCPUリセット信号出力部16a、第1のOR
回路18、第2のOR回路20)を備える如く構成し
た。
【0056】
【発明の効果】請求項1項に記載の発明においては、メ
インCPUのみ、またはサブCPUのみを再起動するた
めの閾値に関わらず、各CPUに供給される動作電圧
が、それらの閾値よりも高く設定された閾値以下の場
合、メインおよびサブCPUが共に再起動される。従っ
て、車両用電子制御ユニットの信頼性を保障しつつ、再
起動されなかったCPUが再起動されたCPUの動作を
誤動作であると検知することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る車両用電子
制御ユニットの電源装置の構成を説明するための説明ブ
ロック図である。
【図2】図1に示す装置の主要構成要素における入出力
信号を示すタイム・チャートである。
【図3】従来技術に係る車両用電子制御ユニットの電源
装置の構成を説明するための説明ブロック図である。
【図4】図3に示す装置の主要構成要素における入出力
信号を示すタイム・チャートである。
【符号の説明】
10 メインCPU 10a メインCPUリセットスイッチ 12 サブCPU 12a サブCPUリセットスイッチ 14 メインリセット回路 14a メインCPUリセット信号出力部 14b 電圧低下リセット信号出力部 16 サブCPUリセット回路 16a サブCPUリセット信号出力部 18 第1のOR回路 20 第2のOR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B054 AA13 BB11 CC06 DD13 5H209 AA10 DD13 GG13 HH06 JJ05 JJ07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に通信可能なメインCPUとサブC
    PUを有し、前記メインCPUとサブCPUの各々にリ
    セット手段を備えた車両用電子制御ユニットの電源装置
    において、前記メインCPUとサブCPUに供給される
    動作電圧が前記メインCPUとサブCPUの各々のリセ
    ット手段の閾値よりも高く設定された閾値より低下した
    とき、前記メインCPUとサブCPUを共に再起動する
    ための電圧低下リセット手段を備えたことを特徴とする
    車両用電子制御ユニットの電源装置。
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