JP2002091395A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002091395A JP2000282172A JP2000282172A JP2002091395A JP 2002091395 A JP2002091395 A JP 2002091395A JP 2000282172 A JP2000282172 A JP 2000282172A JP 2000282172 A JP2000282172 A JP 2000282172A JP 2002091395 A JP2002091395 A JP 2002091395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの表示装置でフルカラーの動画像表示と低
消費電力の階調表示という2種類の表示に対応すること
を可能にすると共に、表示画素の高集積化を図る。 【解決手段】アナログ表示モードと、デジタル表示モー
ドを実現する2つの表示回路を1つの表示画素200内
に隣接して配置し、両者を回路選択回路40,43によ
り選択可能とした。また、補助容量線81によって供給
されるバイアス電圧Vscと信号Aとを共通化すること
にした。補助容量線81は分岐して信号選択回路120
のTFT122のドレインに接続され、信号Aを供給す
るための信号線82は削除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、特
に携帯可能な表示装置に用いて好適な表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能な表示装置、例えば携帯
テレビ、携帯電話等が市場ニーズとして要求されてい
る。かかる要求に応じて表示装置の小型化、軽量化、省
消費電力化に対応すべく研究開発が盛んに行われてい
る。
【0003】図6に従来例に係る液晶表示装置の一表示
画素の回路構成図を示す。絶縁性基板(不図示)上に、
ゲート信号線51、ドレイン信号線61とが交差して形
成されており、その交差部近傍に両信号線51、61に
接続されたTFT65が設けられている。TFT65の
ソース11sは液晶21に電圧を印加する表示電極80
に接続されている。
【0004】また、表示電極80の電圧を1フィールド
期間保持するための補助容量85が設けられており、こ
の補助容量85の一方の端子86はTFT65のソース
11sに接続され、他方の電極87には各表示画素に共
通の電位が印加されている。
【0005】ここで、ゲート信号線51に走査信号が印
加されると、TFT65はオン状態となり、ドレイン信
号線61からアナログ映像信号が表示電極80に伝達さ
れると共に、補助容量85に保持される。表示電極80
に印加された映像信号電圧が液晶21に印加され、その
電圧に応じて液晶21が配向することにより液晶表示を
得ることができる。
【0006】したがって、動画像、静止画像に関係なく
表示を得ることができる。かかる液晶表示装置に静止画
像を表示する場合、例えば携帯電話の液晶表示部の一部
に携帯電話を駆動するためのバッテリの残量表示とし
て、乾電池の画像を表示することになる。
【0007】しかしながら、上述した構成の液晶表示装
置においては、静止画像を表示する場合であっても、動
画像を表示する場合と同様に、走査信号でTFT65を
オン状態にして、映像信号を各表示画素に再書き込みす
る必要が生じていた。
【0008】そのため、走査信号及び映像信号等の駆動
信号を発生するためのドライバ回路、及びドライバ回路
の動作タイミングを制御するための各種信号を発生する
外部LSIは常時動作するため、常に大きな電力を消費
していた。このため、限られた電源しか備えていない携
帯電話等では、その使用可能時間が短くなるという欠点
があった。
【0009】これに対して、各表示画素にスタティック
型メモリを備えた液晶表示装置が特開平8−19420
5号に開示されている。同公報の一部を引用して説明す
ると、この液晶表示装置は、図7に示すように、2段イ
ンバータINV1,INV2を正帰還させた形のメモ
リ、即ちスタティック型メモリをデジタル映像信号の保
持回路として用いることにより、消費電力を低減するも
のである。
【0010】ここで、スタティック型メモリに保持され
た2値デジタル映像信号に応じて、スイッチ素子24は
参照線Vrefと表示電極80との間の抵抗値を制御し、
液晶21のバイアス状態を調整している。一方、共通電
極には交流信号Vcomを入力する。本装置は理想上、静
止画像のように表示画像に変化がなければ、メモリへの
リフレッシュは不要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の液晶表示装置ではアナログ映像信号に対応してフルカ
ラーの動画像を表示するのに適している。一方、デジタ
ル映像信号を保持するためのスタティック型メモリを備
えた液晶表示装置では、低階調度の静止画像を表示する
と共に、消費電力を低減するのに適している。
【0012】しかしながら、両液晶表示装置は映像信号
源を異にしているため、1つの表示装置において、フル
カラーの動画像表示と、低消費電力に対応した静止画像
表示とを同時に実現することができなかった。
【0013】そこで、本発明の目的とするところは、1
つの表示装置(例えば、1枚の液晶表示パネル)でフル
カラーの動画像表示と、低消費電力の階調表示という2
種類の表示に対応することを可能とした表示装置を提供
することである。
【0014】また、本発明の他の目的は、表示装置の表
示画素の高集積化を図ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は基板
上の一方向に配置された複数のゲート信号線と、前記ゲ
ート線と交差する方向に配置された複数のドレイン信号
線と、前記ゲート信号線からの走査信号により選択され
ると共に前記ドレイン信号線から映像信号が供給される
表示画素がマトリックス状に配置された表示装置におい
て、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記
ドレイン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助
容量とを備え、該補助容量に保持された信号を表示電極
に供給する第1の表示回路と、前記第1の表示回路に隣
接して配置され、前記ゲート信号線から入力される信号
に応じて前記ドレイン信号線からのデジタル映像信号を
保持する保持回路と、該保持回路からの信号に応じて前
記表示電極に供給する第1の信号線と第2の信号線から
のいずれかの信号を選択する信号選択回路とを備えた第
2の表示回路と、回路選択信号に応じて、第1及び第2
の表示回路を選択的に前記ドレイン信号線に接続するた
めの回路選択回路と、を備え、前記補助容量の一方の電
極をバイアスする補助容量線と前記第1又は第2の信号
線とを共通化したことを特徴とする。
【0016】本発明によれば、1つの表示装置で、アナ
ログ表示モードによるフルカラーの動画像表示と、デジ
タル表示モードによる低消費電力のデジタル階調表示と
いう2種類の表示を選択することが可能となると共に、
補助容量の電極をバイアスする補助容量線と第1又は第
2の信号線とを共通化したので、補助容量線で第1又は
第2の信号線を兼ねることで、信号線を1本削減するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態に係る表
示装置について説明する。図1に本発明の表示装置を液
晶表示装置に応用した場合の回路構成図を示す。
【0018】絶縁基板10上に、走査信号を供給するゲ
ートドライバ50に接続された複数のゲート信号線51
が一方向に配置されており、これらのゲート信号線51
と交差する方向に複数のドレイン信号線61が配置され
ている。
【0019】ドレイン信号線61には、ドレインドライ
バ60から出力されるサンプリングパルスのタイミング
に応じて、サンプリングトランジスタSP1,SP2,
…,SPnがオンし、データ信号線62のデータ信号
(アナログ映像信号又はデジタル映像信号)が供給され
る。
【0020】液晶表示パネル100には、ゲート信号線
51からの走査信号により選択されると共に、ドレイン
信号線61からのデータ信号が供給される複数の表示画
素200がマトリックス状に配置されて構成されてい
る。
【0021】以下、表示画素200の詳細な構成につい
て説明する。ゲート信号線51とドレイン信号線61の
交差部近傍には、Pチャネル型TFT41及びNチャネ
ル型42から成る回路選択回路40が設けられている。
TFT41,42の両ドレインはドレイン信号線61に
接続されると共に、それらの両ゲートは回路選択信号線
88に接続されている。TFT41,42は、回路選択
信号線88からの選択信号に応じていずれか一方がオン
する。また、後述するように回路選択回路40と対を成
して、回路選択回路43が設けられている。
【0022】これにより、後述するアナログ映像信号表
示(フルカラー動画像対応)とデジタル映像表示(低消
費電力、静止画像対応)とを選択して切換えることが可
能となる。また、回路選択回路40に隣接して、Nチャ
ネル型TFT71及びNチャネル型TFT72から成る
画素選択回路70が配置されている。TFT71,72
はそれぞれ回路選択回路40のTFT41,42と縦列
に接続されると共に、それらの両ゲートにはゲート信号
線51が接続されている。TFT71,72はゲート信
号線51からの走査信号に応じて両方が同時にオンする
ように構成されている。
【0023】また、アナログ映像信号を保持するための
補助容量85が設けられている。補助容量85の一方の
電極86はTFT71のソース71sに接続されてい
る。他方の電極87は共通の補助容量線81に接続さ
れ、バイアス電圧Vsc(例えば電圧VDD)が供給され
ている。TFT71のゲートが開いてアナログ映像信号
が液晶21に印加されると、その信号は1フィールド期
間保持されなければならないが、液晶21のみではその
信号の電圧は時間経過とともに次第に低下してしまう。
そうすると、表示むらとして現れてしまい良好な表示が
得られなくなる。そこでその電圧を1フィールド期間保
持するために補助容量85を設けている。
【0024】この補助容量85と液晶21との間には、
回路選択回路43のPチャネル型TFT44が設けら
れ、回路選択回路43のTFT41と同時にオンオフす
るように構成されている。
【0025】また、画素選択回路70のTFT72と液
晶21の表示電極80との間には、保持回路110、信
号選択回路120が設けられている。保持回路110
は、正帰還された2つのインバータ回路から成り、デジ
タル2値を保持するスタティック型メモリを構成してい
る。
【0026】また、信号選択回路120は、保持回路1
10からの信号に応じて信号を選択する回路であって、
2つのNチャネル型TFT121、122で構成されて
いる。TFT121、122のゲートには保持回路11
0からの相補的な出力信号がそれぞれ印加されているの
で、TFT121、122は相補的にオンオフする。
【0027】ここで、TFT122がオンすると交流駆
動信号(信号B)が選択され、TFT121がオンする
とその対向電極信号VCOM(信号A)が選択され、回路
選択回路43のTFT45を介して、液晶21に電圧を
印加する表示電極80に供給される。液晶表示パネル1
00がノーマリーホワイトである場合には、信号Aが選
択されると白表示、信号Bが選択されると黒表示とな
る。
【0028】上述した構成を要約すれば、画素選択素子
であるTFT71及びアナログ映像信号を保持する補助
容量85から成る回路(第1の表示回路)と、画素選択
素子であるTFT72、2値のデジタル映像信号を保持
する保持回路110、信号選択回路120から成る回路
(第2の表示回路)とが1つの表示画素200内に設け
られ、更に、これら2つの回路を選択するための回路選
択回路40,43が設けられている。
【0029】次に、液晶パネル200の周辺回路につい
て説明する。液晶パネル200の絶縁性基板10とは別
基板の外付け回路基板90には、パネル駆動用LSI9
1が設けられている。この外付け回路基板90のパネル
駆動用LSI91から垂直スタート信号STVがゲート
ドライバ50に入力され、水平スタート信号STHがド
レインドライバ60に入力される。また映像信号がデー
タ線62に入力される。
【0030】図2は映像信号の切換回路の回路構成図で
ある。スイッチSW1が端子P2側と接続されると入力
端子Dinから入力されたnビットのデジタル映像信号
はDAコンバータ130によってアナログ映像信号に変
換された後、データ線62に出力される。一方、スイッ
チSW1が端子P1側に切り換わると、nビットのデジ
タル映像信号の例えば最上位ビットがデータ線62に出
力される。スイッチSW1の切換えは、アナログ表示モ
ードと低消費電力対応のデジタル表示モードの切換えを
制御するモード切換信号MDに応じて行われる。
【0031】図3に本発明の表示装置を液晶表示装置に
応用した場合のもう1つ他の回路構成図を示す。図1に
示した液晶表示装置では、信号選択回路120によって
選択される白黒表示用の信号A,信号Bはそれぞれ信号
線82,83を用いて供給されていた。また、補助容量
線81もこれらの信号線82,83とは別々に配線され
ていた。このため配線領域が大きくなり画素の高精細化
を困難にしていた。
【0032】これに対して、補助容量線81によって供
給されるバイアス電圧Vscと信号Aとを共通化するこ
とにした。ここで、上述したように液晶21の対向電極
32に供給される対向電極信号VCOMは信号Aと同一で
ある。したがって、Vsc=信号A=対向電極信号VCO
Mとなる。
【0033】補助容量線81は信号源から各表示画素2
00に配線され、各表示画素200内で分岐して信号選
択回路120の位置へ延在され、信号選択回路120の
TFT121のドレインに接続される。図1における信
号Aを供給するための信号線82は不要となるので削除
可能である。これにより信号線が1本削減されるので、
その分、配線領域が小さくなり画素の高精細化が可能と
なる。
【0034】次に、図2、図3、及び図4を参照しなが
ら、上述した構成の表示装置の駆動方法について説明す
る。図4は、液晶表示装置がデジタル表示モードに選択
された場合のタイミング図である。 (1)アナログ表示モードの場合 モード切換信号MDに応じて、アナログ表示モードが選
択されると、データ信号線62にアナログ映像信号が出
力される状態に設定される。また、回路選択回路40,
43のTFT41,44がオンする。
【0035】また、水平スタート信号STHに基づくサ
ンプリング信号に応じてサンプリングトランジスタSP
がオンしデータ信号線62のアナログ映像信号がドレイ
ン信号線61に供給される。
【0036】また、垂直スタート信号STVに基づい
て、走査信号がゲート信号線51に供給される。走査信
号に応じて、TFT71がオンすると、ドレイン信号線
61からアナログ映像信号Sigが表示電極80に伝達
されると共に、補助容量85に保持される。表示電極8
0に印加された映像信号電圧が液晶21に印加され、そ
の電圧に応じて液晶21が配向することにより液晶表示
を得ることができる。
【0037】このアナログ表示モードでは、フルカラー
の動画像を表示するのに好適である。ただし、外付け回
路基板90のLSI91、各ドライバ50,60にはそ
れらを駆動するために、絶えず電力が消費されている。 (2)デジタル表示モード モード切換信号MDに応じて、デジタル表示モードが選
択されると、データ信号線62にデジタル映像信号が出
力される状態に設定される。また、回路選択回路40,
43のTFT41,44がオフすると共に、TFT4
2,45がオンする。
【0038】また、外付け回路基板90のパネル駆動用
LSI91から、ゲートドライバ50及びドレインドラ
イバ60にスタート信号STV,STHが入力される。
それに応じてサンプリング信号が順次発生し、それぞれ
のサンプリング信号に応じてサンプリングトランジスタ
SP1,SP2,…,SPnが順にオンしてデジタル映
像信号Sigをサンプリングして各ドレイン信号線61
に供給する。
【0039】ここで第1行、即ち走査信号G1が印加さ
れるゲート信号線51について説明する。まず、走査信
号G1によってゲート信号線51に接続された各表示画
素P11、P12、…、P1nの各TFTが1水平走査
期間オンする。
【0040】第1行第1列の表示画素P11に注目する
と、サンプリング信号SP1によってサンプリングした
デジタル映像信号S11がドレイン信号線61に入力さ
れる。そしてTFT72が走査信号G1によってオン状
態になるとそのドレイン信号D1が保持回路110に入
力される。
【0041】この保持回路110で保持された信号は、
信号選択回路120に入力されて、この信号選択回路1
20で信号A又は信号Bを選択して、その選択した信号
が表示電極80に印加され、その電圧が液晶21に印加
される。ここで、図3に示した回路では、信号Aに相当
する信号は補助容量線81から、補助容量85のバイア
ス電圧Vscと共通に供給される(Vsc=信号A)。
【0042】こうしてゲート信号線51から最終行のゲ
ート信号線51まで走査することにより、1画面分(1
フィールド期間)のスキャン、即ち全ドットスキャンが
終了し1画面が表示される。
【0043】ここで、1画面が表示されると、ゲートド
ライバ50並びにドレインドライバ60及び外付けのパ
ネル駆動用LSI91への電圧供給を停止しそれらの駆
動を止める。
【0044】保持回路110には常に電圧VDD,VSSを
供給して駆動し、また対向電極電圧を対向電極32に、
各信号A及びBを選択回路120に供給する。対向電極
32には対向電極電圧VCOMが印加され、液晶表示パネ
ル100がノーマリーホワイト(NW)の場合には、信
号Aには対向電極32と同じ電位の電圧を印加し、信号
Bには液晶を駆動するための交流電圧(例えば60H
z)を印加する。ここで、図3に示した回路では、信号
Aは補助容量線81から供給される(信号A=Vsc=
VCOM)。
【0045】これにより、1画面分を保持して静止画像
として表示することができる。また他のゲートドライバ
50、ドレインドライバ60及び外付けLSI91には
電圧が印加されていない状態である。
【0046】このとき、ドレイン信号線61にデジタル
映像信号で「H(ハイ)」が保持回路110に入力され
た場合には、信号選択回路120において第1のTFT
121には「L」が入力されることになるので第1のT
FT121はオフとなり、他方の第2のTFT122に
は「H」が入力されることになるので第2のTFT12
2はオンとなる。
【0047】そうすると、信号Bが選択されて液晶には
信号Bの電圧が印加される。即ち、信号Bの交流電圧が
印加され、液晶が電界によって立ち上がるため、NWの
表示パネルでは表示としては黒表示として観察できる。
【0048】ドレイン信号線61にデジタル映像信号で
「L」が保持回路110に入力された場合には、信号選
択回路120において第1のTFT121には「H」が
入力されることになるので第1のTFT121はオンと
なり、他方の第2のTFT122には「L」が入力され
ることになるので第2のTFT122はオフとなる。
【0049】すると、信号A(補助容量線81から供給
される場合はVsc)が選択されて液晶には信号Aの電
圧が印加される。即ち、対向電極32と同じ電圧が印加
されるため、電界が発生せず液晶は立ち上がらないた
め、NWの表示パネルでは表示としては白表示として観
察できる。
【0050】このように、1画面分を書き込みそれを保
持することにより静止画像として表示できるが、その場
合には、各ドライバ50,60及びLSI91の駆動を
停止するので、その分省消費電力化することができる。
【0051】本発明の表示装置は、液晶表示装置の中で
も特に、反射型液晶表示装置に適用することが好まし
い。そこで、この反射型液晶表示装置のデバイス構造に
ついて図5を参照しながら説明する。
【0052】図5に示すように、一方の絶縁性基板10
上に、多結晶シリコンから成り島化された半導体層11
上にゲート絶縁膜12を形成し、半導体層11の上方で
あってゲート絶縁膜12上にゲート電極13を形成す
る。
【0053】ゲート電極13の両側に位置する下層の半
導体層11には、ソース11s及びドレイン11dが形
成されている。ゲート電極13及びゲート絶縁膜12上
には層間絶縁膜14を堆積し、そのドレイン11dに対
応した位置及びソース11sに対応した位置にコンタク
トホール15が形成されており、そのコンタクトホール
15を介してドレイン11dはドレイン電極16に接続
されており、ソース11sは層間絶縁膜14上に設けた
平坦化絶縁膜17に設けたコンタクトホール18も介し
て表示電極19に接続されている。
【0054】平坦化絶縁膜17上に形成された各表示電
極19はアルミニウム(Al)等の反射材料から成って
いる。各表示電極19及び平坦化絶縁膜17上には液晶
21を配向するポリイミド等から成る配向膜20が形成
されている。
【0055】他方の絶縁性基板30上には、赤(R)、
緑(G)、青(B)の各色を呈するカラーフィルタ3
1、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電性膜から
成る対向電極32、及び液晶21を配向する配向膜33
が順に形成されている。カラー表示としない場合にはカ
ラーフィルタ31は不要である。
【0056】こうして形成された一対の絶縁性基板1
0,30の周辺を接着性シール材によって接着し、それ
によって形成された空隙に液晶21を充填して、反射型
液晶表示装置が完成する。
【0057】図中点線矢印で示すように、観察者1側か
ら入射した外光は、対向電極基板30から順に入射し、
表示電極19によって反射されて、観察者1側に出射
し、表示を観察者1が観察することができる。
【0058】このように、反射型液晶表示装置は外光を
反射させて表示を観察する方式であり、透過型の液晶表
示装置のように、観察者側と反対側にいわゆるバックラ
イトを用いる必要が無いため、そのバックライトを点灯
させるための電力を必要としない。従って、本発明の表
示装置として、バックライト不要で省消費電力化に適し
た反射型液晶表示装置であることが好ましい。
【0059】上述の実施の形態においては、1画面の全
ドットスキャン期間には、対向電極電圧及び信号A及び
Bの電圧は印加している場合について示したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、この期間においても
これらの各電圧を印加しなくても良い。しかしながら消
費電力を低減させるためには、好ましくは印加しない方
が良い。
【0060】また、上述の実施の形態においては、デジ
タル表示モードにおいて、1ビットのデジタルデータ信
号を入力した場合について説明したが、本発明はそれに
限定されるものではなく、複数ビットのデジタルデータ
信号の場合でも適用することが可能である。そうするこ
とにより、多階調の表示を行うことができる。その際、
入力するビット数に応じた保持回路及び信号選択回路の
数にする必要がある。
【0061】また、上述の実施の形態においては、静止
画像を液晶表示パネルの一部に表示する場合を説明した
が、本願はそれに限定されるものではなく、全表示画素
に静止画を表示することも可能であり、本願発明の特有
の効果を奏するものである。
【0062】上述の実施の形態においては、反射型液晶
表示装置の場合について説明したが、1画素内でTF
T、保持回路、信号選択回路及び信号配線を除く領域に
透明電極を配置することにより、透過型液晶表示装置に
も用いることができる。また、透過型液晶表示装置に用
いた場合にも、1画面を表示した後に、ゲートドライバ
50並びにドレインドライバ60及び外付けのパネル駆
動用LSI91への電圧供給を停止することにより、そ
の分の消費電力の低減を図ることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の表示装置によれば、1つの表示
装置で、アナログ表示モードによるフルカラーの動画像
表示と、デジタル表示モードによる低消費電力のデジタ
ル階調表示という2種類の表示を選択することが可能と
なる。
【0064】また、補助容量の一方の電極をバイアスす
る補助容量線と第1又は第2の信号線とを共通化したの
で、信号線を1本削減することができ、画素の高精細化
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る液晶表示装置の回路構
成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る映像信号の切換回路の
回路構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係る液晶表示装置の他の回
路構成図である。
【図4】本発明の実施形態に係る液晶表示装置のタイミ
ング図である。
【図5】反射型液晶表示装置の断面図である。
【図6】従来例に係る液晶表示装置の回路構成図であ
る。
【図7】従来例に係る液晶表示装置の他の回路構成図で
ある。
【符号の説明】
10 絶縁性基板 13 ゲート 21 液晶 40 回路選択回路 43 回路選択回路 50 ゲートドライバ 51 ゲート信号線 60 ドレインドライバ 61 ドレイン信号線 70 画素選択回路 85 補助容量 110 保持回路 120 信号選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 624 G09G 3/20 680G 680 680S G02F 1/136 500 Fターム(参考) 2H092 JA34 JA37 JA41 JA46 JB22 JB31 JB58 JB61 JB68 KA04 KB25 NA01 NA26 2H093 NA51 NC09 NC11 NC13 NC15 NC16 NC90 ND39 ND43 NG01 5C006 AA01 AA02 AA11 AA22 BB16 BB28 BC03 BC06 BC12 BC20 BF11 BF24 BF45 EB05 EC08 FA47 5C080 AA10 BB05 CC03 DD26 FF11 GG07 GG08 JJ02 JJ03 JJ04 KK07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上の一方向に配置された複数のゲー
    ト信号線と、前記ゲート信号線と交差する方向に配置さ
    れた複数のドレイン信号線と、前記ゲート信号線からの
    走査信号により選択されると共に前記ドレイン信号線か
    ら映像信号が供給される表示画素がマトリックス状に配
    置された表示装置において、 前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレ
    イン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助容量
    を備え、該補助容量に保持された信号を表示電極に供給
    する第1の表示回路と、 前記第1の表示回路に隣接して配置され、前記ゲート信
    号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線か
    らのデジタル映像信号を保持する保持回路と、該保持回
    路からの信号に応じて前記表示電極に供給する第1の信
    号線と第2の信号線からのいずれかの信号を選択する信
    号選択回路とを備えた第2の表示回路と、 回路選択信号に応じて、前記第1及び第2の表示回路を
    選択的に前記ドレイン信号線に接続するための回路選択
    回路と、を備え、 前記補助容量の電極をバイアスする補助容量線と前記第
    1又は第2の信号線とを共通化したことを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記補助容量線に供給される信号と前記
    表示電極の対向電極の信号とは同一信号であることを特
    徴とする請求項1に記載の表示装置。
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