JP2002091259A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体を摩耗させることなく、感光体表面に
付着した放電生成物を容易に除去することができる画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 回転する表面が帯電領域、潜像形成位置
Q1、現像領域Q2、転写領域Q3およびクリーニング領
域を順次通過する感光体PRと、前記帯電領域において
前記感光体PR表面に接触して感光体PR表面を一様に
帯電させる帯電部材CRなどを有する画像形成装置にお
いて、帯電領域の下流側且つ現像領域Q2の上流側に放
電生成物除去部材JBを配置し、前記放電生成物除去部
材JBを前記感光体PR表面に接触するようにすること
により、帯電部材CRおよび感光体PR表面間の放電に
より生成され感光体PR表面に付着した放電生成物を除
去することを特徴とする画像形成装置。
付着した放電生成物を容易に除去することができる画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 回転する表面が帯電領域、潜像形成位置
Q1、現像領域Q2、転写領域Q3およびクリーニング領
域を順次通過する感光体PRと、前記帯電領域において
前記感光体PR表面に接触して感光体PR表面を一様に
帯電させる帯電部材CRなどを有する画像形成装置にお
いて、帯電領域の下流側且つ現像領域Q2の上流側に放
電生成物除去部材JBを配置し、前記放電生成物除去部
材JBを前記感光体PR表面に接触するようにすること
により、帯電部材CRおよび感光体PR表面間の放電に
より生成され感光体PR表面に付着した放電生成物を除
去することを特徴とする画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する感光体表
面を帯電部材により一様に帯電させ、帯電した感光体表
面に光ビームを照射して静電潜像を形成し、前記静電潜
像を現像器によりトナー像に現像し、前記トナー像を直
接または間接に記録シートに転写して、前記記録シート
上のトナー像を定着装置により定着する画像形成装置に
関し、特に、感光体表面の周辺に配置された帯電ロー
ル、転写ロール、中間転写ベルト等の感光体周辺部材と
感光体との間の放電により生成した放電生成物部材が感
光体表面に付着した場合に生じる画像流れまたは白抜け
を防止するように構成した画像形成装置に関する。本発
明は、電子写真複写機、レーザービームプリンタ、静電
記録装置等の画像形成装置に適用することができる。
面を帯電部材により一様に帯電させ、帯電した感光体表
面に光ビームを照射して静電潜像を形成し、前記静電潜
像を現像器によりトナー像に現像し、前記トナー像を直
接または間接に記録シートに転写して、前記記録シート
上のトナー像を定着装置により定着する画像形成装置に
関し、特に、感光体表面の周辺に配置された帯電ロー
ル、転写ロール、中間転写ベルト等の感光体周辺部材と
感光体との間の放電により生成した放電生成物部材が感
光体表面に付着した場合に生じる画像流れまたは白抜け
を防止するように構成した画像形成装置に関する。本発
明は、電子写真複写機、レーザービームプリンタ、静電
記録装置等の画像形成装置に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、レーザービームプリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、プロセ
ススピード200mm/secぐらいまでの低中速機で
は帯電部材として帯電ロールのような接触型の帯電装置
が汎用されている。これはこの種の帯電装置はいわゆる
コロトロン帯電のような非接触型の帯電装置と比較し、
オゾンの発生量がきわめて少ないため環境にやさしく、
またオゾンフィルターやエアーブローも不要であるた
め、低コストであるなどの理由による。
タ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、プロセ
ススピード200mm/secぐらいまでの低中速機で
は帯電部材として帯電ロールのような接触型の帯電装置
が汎用されている。これはこの種の帯電装置はいわゆる
コロトロン帯電のような非接触型の帯電装置と比較し、
オゾンの発生量がきわめて少ないため環境にやさしく、
またオゾンフィルターやエアーブローも不要であるた
め、低コストであるなどの理由による。
【0003】ところでこれらの接触帯電部材は一方で、
感光体への放電生成物の付着量がコロトロンのような非
接触型の帯電装置に比べ非常に多いという問題がある。
これは放電生成物の発生する絶対量は非接触型帯電装置
に比べて少ないものの、放電領域が感光体との極近傍で
あるためによる。そのためこの種の帯電装置を用いた場
合、特に高温多湿環境で放電生成物の感光体付着に伴
い、画像流れ現像による白抜けや、摩擦係数の増大によ
るクリーニングブレードのかけ、捲れ、感光体駆動系の
トルク上昇という問題が生じる。
感光体への放電生成物の付着量がコロトロンのような非
接触型の帯電装置に比べ非常に多いという問題がある。
これは放電生成物の発生する絶対量は非接触型帯電装置
に比べて少ないものの、放電領域が感光体との極近傍で
あるためによる。そのためこの種の帯電装置を用いた場
合、特に高温多湿環境で放電生成物の感光体付着に伴
い、画像流れ現像による白抜けや、摩擦係数の増大によ
るクリーニングブレードのかけ、捲れ、感光体駆動系の
トルク上昇という問題が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの対策とし
て、たとえば次の技術が従来公知である。 (J01)特開平9−230767記載の技術 この公報には、クリーニングブレードの下流側にさらに
ブレードを配置することで放電生成物を強制的に掻き取
っている。 (前記(J01)の問題点)しかしながらこの(J01)の
方法では感光体を摩耗しながらクリーニングするため、
感光体の低寿命化という別の問題を引き起こす。 (J02)特開平8−202126号公報記載の技術 この公報には帯電ロールのプレニップ部およびポストニ
ップ部に空気流を吹き付けることで感光体への放電生成
物の付着を防止している。 (前記(J02)の問題点)しかしながらこの(J02)の
方法においてもかなりの風量を与えないと効果が期待で
きないため、大容量の送風設備が必要となり、コストの
アップ、装置の大型化、騒音などの新たな問題が生じて
しまう。
て、たとえば次の技術が従来公知である。 (J01)特開平9−230767記載の技術 この公報には、クリーニングブレードの下流側にさらに
ブレードを配置することで放電生成物を強制的に掻き取
っている。 (前記(J01)の問題点)しかしながらこの(J01)の
方法では感光体を摩耗しながらクリーニングするため、
感光体の低寿命化という別の問題を引き起こす。 (J02)特開平8−202126号公報記載の技術 この公報には帯電ロールのプレニップ部およびポストニ
ップ部に空気流を吹き付けることで感光体への放電生成
物の付着を防止している。 (前記(J02)の問題点)しかしながらこの(J02)の
方法においてもかなりの風量を与えないと効果が期待で
きないため、大容量の送風設備が必要となり、コストの
アップ、装置の大型化、騒音などの新たな問題が生じて
しまう。
【0005】また、特に高湿環境下においては、帯電器
による放電生成物が水分を吸収して感光体表面に強固に
付着し、感光体表面が低抵抗となり、その結果静電潜像
を著しく乱し、白抜けが発生し易い。感光体表面に付着
した放電生成物による白抜け防止手段(放電生成物除去
手段)として、次の技術も従来公知である。 (J03)特開昭63−129380号公報記載の技術 この公報には、感光体と周速差を持つ弾性ロールを当接
させる技術が記載されている。 (J04)特開平1−295289号公報記載の技術 この公報には、導電性または絶縁性のクリーニングブラ
シを設ける技術が記載されている。 (J05)特開平9−80998号公報記載の技術 この公報には、感光体に摺擦部材(ブレード)を当接さ
せ、そこに転写残トナーを通過させることにより、感光
体表面をトナーにより適度に研磨する技術が記載されて
いる。 (J06)特開平9−152740号公報記載の技術 この公報には、現像剤中に研磨剤を添加する技術が記載
されている。 (J07)特開平9−203767号公報記載の技術 この公報には、クリーニングブレードとは別に、高線圧
の強制掻き取り部材を設ける技術が記載されている。
による放電生成物が水分を吸収して感光体表面に強固に
付着し、感光体表面が低抵抗となり、その結果静電潜像
を著しく乱し、白抜けが発生し易い。感光体表面に付着
した放電生成物による白抜け防止手段(放電生成物除去
手段)として、次の技術も従来公知である。 (J03)特開昭63−129380号公報記載の技術 この公報には、感光体と周速差を持つ弾性ロールを当接
させる技術が記載されている。 (J04)特開平1−295289号公報記載の技術 この公報には、導電性または絶縁性のクリーニングブラ
シを設ける技術が記載されている。 (J05)特開平9−80998号公報記載の技術 この公報には、感光体に摺擦部材(ブレード)を当接さ
せ、そこに転写残トナーを通過させることにより、感光
体表面をトナーにより適度に研磨する技術が記載されて
いる。 (J06)特開平9−152740号公報記載の技術 この公報には、現像剤中に研磨剤を添加する技術が記載
されている。 (J07)特開平9−203767号公報記載の技術 この公報には、クリーニングブレードとは別に、高線圧
の強制掻き取り部材を設ける技術が記載されている。
【0006】前記白抜け防止手段(放電生成物除去手
段)として開示されている、特開昭63−129380
号公報、特開平1−295289号公報、特開平9−1
52740号公報、特開平9−203767号公報は、
ロール、ブラシ、研磨剤、強制掻き取り部材を新たに設
けているので、コストアップとなってしまう。また、特
開平9−80998号公報では、ロール等の接触帯電器
を用いた場合、摺擦部材(ブレード)を通過したトナー
が接触帯電器に付着し、その付着部分は帯電不良となり
画質欠陥が生じてしまう。
段)として開示されている、特開昭63−129380
号公報、特開平1−295289号公報、特開平9−1
52740号公報、特開平9−203767号公報は、
ロール、ブラシ、研磨剤、強制掻き取り部材を新たに設
けているので、コストアップとなってしまう。また、特
開平9−80998号公報では、ロール等の接触帯電器
を用いた場合、摺擦部材(ブレード)を通過したトナー
が接触帯電器に付着し、その付着部分は帯電不良となり
画質欠陥が生じてしまう。
【0007】本発明は前述の事情(及び検討結果)に鑑
み、帯電ロールなどの接触型帯電装置を用いた画像形成
装置において、下記(O01)〜(O04)の記載内容を課
題とする。 (O01)帯電部材と感光体との間の放電により生成され
た放電放電生成物の感光体への付着を抑制すること。 (O02)感光体を摩耗させることなく、感光体表面に付
着した放電生成物を容易に除去すること。 (O03)感光体表面に放電生成物が付着した場合に生じ
る、画像流れによる白抜け、ブレード鳴きやブレード捲
れ、感光体駆動系のトルク上昇等を防止することによ
り、長期間に渡って安定した画像を形成する画像形成装
置を提供すること。 (O04)新たな白抜け防止手段(放電生成物除去手段)
を設けずに放電生成物を除去すること。
み、帯電ロールなどの接触型帯電装置を用いた画像形成
装置において、下記(O01)〜(O04)の記載内容を課
題とする。 (O01)帯電部材と感光体との間の放電により生成され
た放電放電生成物の感光体への付着を抑制すること。 (O02)感光体を摩耗させることなく、感光体表面に付
着した放電生成物を容易に除去すること。 (O03)感光体表面に放電生成物が付着した場合に生じ
る、画像流れによる白抜け、ブレード鳴きやブレード捲
れ、感光体駆動系のトルク上昇等を防止することによ
り、長期間に渡って安定した画像を形成する画像形成装
置を提供すること。 (O04)新たな白抜け防止手段(放電生成物除去手段)
を設けずに放電生成物を除去すること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。 (第1発明)前記課題を解決するため、第1発明の画像
形成装置は、下記の構成要件(A01)〜(A06)を備え
たことを特徴とする。 (A01)回転する表面が帯電領域、潜像形成位置(Q
1)、現像領域(Q2)、転写領域(Q3)およびクリー
ニング領域を順次通過する感光体(PR)、前記帯電領
域において前記感光体(PR)表面に接触して感光体
(PR)表面を一様に帯電させる帯電部材(CR)、前
記潜像形成位置(Q1)において前記帯電された感光体
(PR)表面に静電潜像を形成する潜像形成装置(RO
S)、および、前記現像領域(Q2)において前記静電
潜像をトナー像に現像する現像器(GY〜GK)、を備
えたトナー像形成装置(PR+CR+ROS+G)、
(A02)前記転写領域(Q3)を通過する感光体(P
R)表面のトナー像を記録シート(S)に転写する転写
装置(B+T1+T2)、(A03)前記トナー像転写後
の感光体(PR)表面の残留トナーを前記クリーニング
領域において回収する感光体クリーナ(CLp)、(A
04)前記記録シート(S)を、前記トナー像が転写され
るシート転写領域(Q4)および定着領域(Q5)に順次
搬送するシート搬送装置(SH)、(A05)前記定着領
域(Q5)において前記記録シート(S)上のトナー像
を定着する定着装置(F)、(A06)前記帯電領域の下
流側且つ現像領域(Q2)の上流側において前記感光体
(PR)表面に接触して配置されるとともに、前記帯電
部材(CR)および感光体(PR)表面間の放電により
生成されて感光体(PR)表面に付着した放電生成物を
除去する放電生成物除去部材(JB)。
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。 (第1発明)前記課題を解決するため、第1発明の画像
形成装置は、下記の構成要件(A01)〜(A06)を備え
たことを特徴とする。 (A01)回転する表面が帯電領域、潜像形成位置(Q
1)、現像領域(Q2)、転写領域(Q3)およびクリー
ニング領域を順次通過する感光体(PR)、前記帯電領
域において前記感光体(PR)表面に接触して感光体
(PR)表面を一様に帯電させる帯電部材(CR)、前
記潜像形成位置(Q1)において前記帯電された感光体
(PR)表面に静電潜像を形成する潜像形成装置(RO
S)、および、前記現像領域(Q2)において前記静電
潜像をトナー像に現像する現像器(GY〜GK)、を備
えたトナー像形成装置(PR+CR+ROS+G)、
(A02)前記転写領域(Q3)を通過する感光体(P
R)表面のトナー像を記録シート(S)に転写する転写
装置(B+T1+T2)、(A03)前記トナー像転写後
の感光体(PR)表面の残留トナーを前記クリーニング
領域において回収する感光体クリーナ(CLp)、(A
04)前記記録シート(S)を、前記トナー像が転写され
るシート転写領域(Q4)および定着領域(Q5)に順次
搬送するシート搬送装置(SH)、(A05)前記定着領
域(Q5)において前記記録シート(S)上のトナー像
を定着する定着装置(F)、(A06)前記帯電領域の下
流側且つ現像領域(Q2)の上流側において前記感光体
(PR)表面に接触して配置されるとともに、前記帯電
部材(CR)および感光体(PR)表面間の放電により
生成されて感光体(PR)表面に付着した放電生成物を
除去する放電生成物除去部材(JB)。
【0009】(第1発明の作用)感光体(PR)の回転
する表面は、帯電領域、潜像形成位置(Q1)、現像領
域(Q2)、転写領域(Q3)およびクリーニング領域を
順次通過する。帯電部材(CR)は、前記帯電領域にお
いて前記感光体(PR)表面に接触して感光体(PR)
表面を一様に帯電させる。潜像形成装置(ROS)は、
前記潜像形成位置(Q1)において前記帯電された感光
体(PR)表面に静電潜像を形成する。現像器(GY〜
GK)は、前記現像領域(Q2)において前記静電潜像
をトナー像に現像する。シート搬送装置(SH)は、前
記記録シート(S)を、前記トナー像が転写されるシー
ト転写領域および定着領域(Q5)に順次搬送する。転
写装置(B+T1+T2)は、前記転写領域(Q3)を
通過する感光体(PR)表面のトナー像を記録シート
(S)に転写する。感光体クリーナ(CLp)は、前記
トナー像転写後の感光体(PR)表面の残留トナーを前
記クリーニング領域において回収する。定着装置(F)
は、前記定着領域(Q5)において前記記録シート
(S)上のトナー像を定着する。
する表面は、帯電領域、潜像形成位置(Q1)、現像領
域(Q2)、転写領域(Q3)およびクリーニング領域を
順次通過する。帯電部材(CR)は、前記帯電領域にお
いて前記感光体(PR)表面に接触して感光体(PR)
表面を一様に帯電させる。潜像形成装置(ROS)は、
前記潜像形成位置(Q1)において前記帯電された感光
体(PR)表面に静電潜像を形成する。現像器(GY〜
GK)は、前記現像領域(Q2)において前記静電潜像
をトナー像に現像する。シート搬送装置(SH)は、前
記記録シート(S)を、前記トナー像が転写されるシー
ト転写領域および定着領域(Q5)に順次搬送する。転
写装置(B+T1+T2)は、前記転写領域(Q3)を
通過する感光体(PR)表面のトナー像を記録シート
(S)に転写する。感光体クリーナ(CLp)は、前記
トナー像転写後の感光体(PR)表面の残留トナーを前
記クリーニング領域において回収する。定着装置(F)
は、前記定着領域(Q5)において前記記録シート
(S)上のトナー像を定着する。
【0010】帯電部材(CR)により感光体(PR)に
付着した放電生成物は現像器(GY〜GK)、転写手段
など感光体(PR)と接触する工程を経るごとに感光体
(PR)との付着力を強め且つフィルム状に付着するた
め、取り除くことがより困難になることが分かってい
る。また単に経時によっても同様に除去し難くなること
が知られている。また前述のように、接触型の帯電部材
(CR)では放電現象が感光体(PR)との極近傍で起
こっているため、感光体(PR)表面に放電生成物を付
着させないことは極めて困難である。そこで回転する感
光体(PR)表面に沿って、帯電部材(CR)の下流側
で現像器(GY〜GK)の上流側に放電生成物除去部材
を設け、すなわち感光体(PR)へ放電生成物が付着し
てすぐ、且つ現像器(GY〜GK)等の感光体(PR)
周囲の部材が感光体(PR)と接触する工程前に放電生
成物を取り去ることがもっとも放電生成物が取り易く、
且つ有効な方法である。したがって、第1発明の放電生
成物除去部材(JB)は、前記帯電領域の下流側且つ現
像領域(Q2)の上流側において前記感光体(PR)表
面に接触して配置され、前記帯電部材(CR)および感
光体(PR)表面間の放電により生成されて感光体(P
R)表面に付着した放電生成物を除去する。
付着した放電生成物は現像器(GY〜GK)、転写手段
など感光体(PR)と接触する工程を経るごとに感光体
(PR)との付着力を強め且つフィルム状に付着するた
め、取り除くことがより困難になることが分かってい
る。また単に経時によっても同様に除去し難くなること
が知られている。また前述のように、接触型の帯電部材
(CR)では放電現象が感光体(PR)との極近傍で起
こっているため、感光体(PR)表面に放電生成物を付
着させないことは極めて困難である。そこで回転する感
光体(PR)表面に沿って、帯電部材(CR)の下流側
で現像器(GY〜GK)の上流側に放電生成物除去部材
を設け、すなわち感光体(PR)へ放電生成物が付着し
てすぐ、且つ現像器(GY〜GK)等の感光体(PR)
周囲の部材が感光体(PR)と接触する工程前に放電生
成物を取り去ることがもっとも放電生成物が取り易く、
且つ有効な方法である。したがって、第1発明の放電生
成物除去部材(JB)は、前記帯電領域の下流側且つ現
像領域(Q2)の上流側において前記感光体(PR)表
面に接触して配置され、前記帯電部材(CR)および感
光体(PR)表面間の放電により生成されて感光体(P
R)表面に付着した放電生成物を除去する。
【0011】(第2発明)第2発明の画像形成装置は、
停止した中間転写体に接触する感光体(PR)を回転駆
動して、感光体(PR)表面に付着した放電生成物を中
間転写体(B)表面との接触移動により除去する感光体
(PR)表面リフレッシュサイクルを実行するリフレッ
シュサイクル実行手段(C2)を備えたことを特徴とす
る。
停止した中間転写体に接触する感光体(PR)を回転駆
動して、感光体(PR)表面に付着した放電生成物を中
間転写体(B)表面との接触移動により除去する感光体
(PR)表面リフレッシュサイクルを実行するリフレッ
シュサイクル実行手段(C2)を備えたことを特徴とす
る。
【0012】(第2発明の作用)前記構成を備えた第2
発明の画像形成装置では、リフレッシュサイクル実行手
段(C2)は、停止した中間転写体(B)に接触する感
光体(PR)を回転駆動するリフレッンュサイクルを実
行する。リフレッンュサイクルでは、感光体(PR)表
面に付着した放電生成物は、中間転写体(B)表面との
接触移動により除去される。すなわち、中間転写体
(B)自体が放電生成物除去部材となるので、新たな放
電生成物除去部材が不要となり、コストダウン、小型化
が可能となる。
発明の画像形成装置では、リフレッシュサイクル実行手
段(C2)は、停止した中間転写体(B)に接触する感
光体(PR)を回転駆動するリフレッンュサイクルを実
行する。リフレッンュサイクルでは、感光体(PR)表
面に付着した放電生成物は、中間転写体(B)表面との
接触移動により除去される。すなわち、中間転写体
(B)自体が放電生成物除去部材となるので、新たな放
電生成物除去部材が不要となり、コストダウン、小型化
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1発明の実施の形態1)ま
た、第1発明の画像形成装置の実施の形態1は前記第1
発明において、下記の構成要件(A07)を備えたことを
特徴とする。 (A07)ブラシにより構成された前記放電生成物除去部
材(JB)。 (第1発明の実施の形態1の作用)帯電部材(CR)の
下流側で現像器(GY〜GK)の上流側に配置された放
電生成物除去部材(JB)としてのブラシは、放電生成
物が感光体(PR)へ付着してすぐ、現像器(GY〜G
K)等の感光体(PR)周囲の部材が感光体(PR)と
接触する工程前に放電生成物を取り去ることができる。
前記感光体(PR)周囲の部材によっては感光体(P
R)上に形成された帯電電位、あるいは静電潜像を乱
し、画質に影響を与えてしまう。そこで弱い当接圧で除
去が可能なブラシが特に有効である。
た、第1発明の画像形成装置の実施の形態1は前記第1
発明において、下記の構成要件(A07)を備えたことを
特徴とする。 (A07)ブラシにより構成された前記放電生成物除去部
材(JB)。 (第1発明の実施の形態1の作用)帯電部材(CR)の
下流側で現像器(GY〜GK)の上流側に配置された放
電生成物除去部材(JB)としてのブラシは、放電生成
物が感光体(PR)へ付着してすぐ、現像器(GY〜G
K)等の感光体(PR)周囲の部材が感光体(PR)と
接触する工程前に放電生成物を取り去ることができる。
前記感光体(PR)周囲の部材によっては感光体(P
R)上に形成された帯電電位、あるいは静電潜像を乱
し、画質に影響を与えてしまう。そこで弱い当接圧で除
去が可能なブラシが特に有効である。
【0014】(第1発明の実施の形態2)また、第1発
明の画像形成装置の実施の形態2は前記第1発明または
実施の形態1において、下記の構成要件(A08),(A
09)を備えたことを特徴とする。(A08)前記感光体
(PR)表面と前記帯電部材(CR)表面との接触部分
の下流側において前記感光体(PR)表面との間に楔状
空間を形成するように構成された前記帯電部材(C
R)、(A09)少なくとも一部分が前記楔状空間に配置
され且つ前記感光体(PR)表面および帯電部材(C
R)表面に接触する前記放電生成物除去部材(JB)。
明の画像形成装置の実施の形態2は前記第1発明または
実施の形態1において、下記の構成要件(A08),(A
09)を備えたことを特徴とする。(A08)前記感光体
(PR)表面と前記帯電部材(CR)表面との接触部分
の下流側において前記感光体(PR)表面との間に楔状
空間を形成するように構成された前記帯電部材(C
R)、(A09)少なくとも一部分が前記楔状空間に配置
され且つ前記感光体(PR)表面および帯電部材(C
R)表面に接触する前記放電生成物除去部材(JB)。
【0015】(第1発明の実施の形態2の作用)第1発
明の画像形成装置の実施の形態2では、前記帯電部材
(CR)は、前記感光体(PR)表面と前記帯電部材
(CR)表面との接触部分の下流側において前記感光体
(PR)表面との間に楔状空間を形成する。前記楔状空
間に配置された前記放電生成物除去部材(JB)は、前
記感光体(PR)表面および帯電部材(CR)表面に接
触する。前記楔状空間に放電生成物除去部材(JB)の
少なくとも一部が配置されることにより、感光体(P
R)への放電生成物の付着自体を抑制することが可能と
なるため、より効率的である。
明の画像形成装置の実施の形態2では、前記帯電部材
(CR)は、前記感光体(PR)表面と前記帯電部材
(CR)表面との接触部分の下流側において前記感光体
(PR)表面との間に楔状空間を形成する。前記楔状空
間に配置された前記放電生成物除去部材(JB)は、前
記感光体(PR)表面および帯電部材(CR)表面に接
触する。前記楔状空間に放電生成物除去部材(JB)の
少なくとも一部が配置されることにより、感光体(P
R)への放電生成物の付着自体を抑制することが可能と
なるため、より効率的である。
【0016】(第2発明の実施の形態1)また、第2発
明の画像形成装置の実施の形態1は前記第2発明におい
て、前記リフレッシュサイクル時は、全面ハーフトーン
トナー像を現像することを特徴とする。 (第2発明の実施の形態1の作用)前記リフレッシュサ
イクル時に全面ハーフトーントナー像を現像することに
より、中間転写体(B)と感光体(PR)との接触部に
研磨剤として機能するトナーを供給することができる。
このため、感光体(PR)の表面に付着した放電生成物
の除去効率が向上する。
明の画像形成装置の実施の形態1は前記第2発明におい
て、前記リフレッシュサイクル時は、全面ハーフトーン
トナー像を現像することを特徴とする。 (第2発明の実施の形態1の作用)前記リフレッシュサ
イクル時に全面ハーフトーントナー像を現像することに
より、中間転写体(B)と感光体(PR)との接触部に
研磨剤として機能するトナーを供給することができる。
このため、感光体(PR)の表面に付着した放電生成物
の除去効率が向上する。
【0017】(第2発明の実施の形態2)また、第2発
明の画像形成装置の実施の形態2は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1において、湿度検知手段を備
え、湿度が60%以上の時にリフレッンュサイクルを実
行することを特徴とする。 (第2発明の実施の形態2の作用)白抜けは高湿下で発
生するので、第2発明の画像形成装置の実施の形態2で
は、湿度検知手段を設け、湿度が閾値を超えた時にリフ
レッシュサイクルを作動させることにより、不必要な感
光体(PR)の摩耗を防止することができる。
明の画像形成装置の実施の形態2は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1において、湿度検知手段を備
え、湿度が60%以上の時にリフレッンュサイクルを実
行することを特徴とする。 (第2発明の実施の形態2の作用)白抜けは高湿下で発
生するので、第2発明の画像形成装置の実施の形態2で
は、湿度検知手段を設け、湿度が閾値を超えた時にリフ
レッシュサイクルを作動させることにより、不必要な感
光体(PR)の摩耗を防止することができる。
【0018】(第2発明の実施の形態3)また、第2発
明の画像形成装置の実施の形態3は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1もしくは2において、リフレッ
ンュサイクル時には、中間転写体(B)の画像が形成さ
れない非画像部に、感光体(PR)が接触することを特
徴とする。 (第2発明の実施の形態3の作用)リフレッンュサイク
ル時には、中間転写体(B)の画像が形成されない非画
像部に、感光体(PR)が接触する。このため、通常の
画像形成動作時に使用する中間転写体(B)の画像部
は、感光体(PR)と摩擦接触しないので、摩擦接触に
よる前記画像部の磨耗を防止することができる。
明の画像形成装置の実施の形態3は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1もしくは2において、リフレッ
ンュサイクル時には、中間転写体(B)の画像が形成さ
れない非画像部に、感光体(PR)が接触することを特
徴とする。 (第2発明の実施の形態3の作用)リフレッンュサイク
ル時には、中間転写体(B)の画像が形成されない非画
像部に、感光体(PR)が接触する。このため、通常の
画像形成動作時に使用する中間転写体(B)の画像部
は、感光体(PR)と摩擦接触しないので、摩擦接触に
よる前記画像部の磨耗を防止することができる。
【0019】(第2発明の実施の形態4)また、第2発
明の画像形成装置の実施の形態4は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1ないし3のいずれかにおいて、
リフレッンュサイクル時の感光体(PR)と中間転写体
(B)との接触線圧は、感光体(PR)と感光体のクリ
ーニングブレード(CLp1)との接触線圧よりも大き
いことを特徴とする。 (第2発明の実施の形態4の作用)白抜けが発生する画
像形成装置は、クリーニングブレード(CLp1)の放
電生成物の掻き取り性能が低いということなので、第2
発明の画像形成装置の実施の形態4では、感光体(P
R)と中間転写体(B)との接触部の接触線圧を大きく
して、前記接触部における感光体(PR)表面の付着放
電生成物の除去能力を高めている。
明の画像形成装置の実施の形態4は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1ないし3のいずれかにおいて、
リフレッンュサイクル時の感光体(PR)と中間転写体
(B)との接触線圧は、感光体(PR)と感光体のクリ
ーニングブレード(CLp1)との接触線圧よりも大き
いことを特徴とする。 (第2発明の実施の形態4の作用)白抜けが発生する画
像形成装置は、クリーニングブレード(CLp1)の放
電生成物の掻き取り性能が低いということなので、第2
発明の画像形成装置の実施の形態4では、感光体(P
R)と中間転写体(B)との接触部の接触線圧を大きく
して、前記接触部における感光体(PR)表面の付着放
電生成物の除去能力を高めている。
【0020】(第2発明の実施の形態5)また、第2発
明の画像形成装置の実施の形態5は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1ないし4のいずれかにおいて、
感光体(PR)は、電荷輸送層と同材質のバインダーに
少なくとも酸化スズを含有し、酸化スズ量xが2≦x≦
6wt%であるオーバーコート層を有し、オーバーコー
ト層の厚さtは0<t≦8μmであることを特徴とす
る。 (第2発明の実施の形態5の作用)感光体(PR)表面
に酸化スズを含有したオーバーコート層を設けることに
より、耐摩耗性に優れた感光体(PR)となる。
明の画像形成装置の実施の形態5は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1ないし4のいずれかにおいて、
感光体(PR)は、電荷輸送層と同材質のバインダーに
少なくとも酸化スズを含有し、酸化スズ量xが2≦x≦
6wt%であるオーバーコート層を有し、オーバーコー
ト層の厚さtは0<t≦8μmであることを特徴とす
る。 (第2発明の実施の形態5の作用)感光体(PR)表面
に酸化スズを含有したオーバーコート層を設けることに
より、耐摩耗性に優れた感光体(PR)となる。
【0021】(第2発明の実施の形態6)また、第2発
明の画像形成装置の実施の形態5は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1ないし5のいずれかにおいて、
中間転写体(B)は、ポリイミドまたはボリカーボネイ
トにカーボンを分散させた単層ベルトを使用することに
より、多層ベルトの場合に生じる層はがれ等のトラブル
が無くなる。(第2発明の実施の形態6の作用)
明の画像形成装置の実施の形態5は前記第2発明または
第2発明の実施の形態1ないし5のいずれかにおいて、
中間転写体(B)は、ポリイミドまたはボリカーボネイ
トにカーボンを分散させた単層ベルトを使用することに
より、多層ベルトの場合に生じる層はがれ等のトラブル
が無くなる。(第2発明の実施の形態6の作用)
【0022】(実施例1)図1は本発明の画像形成装置
の実施例1の全体説明図である。図2は前記図1の要部
拡大図である。図1において、画像形成装置Uは、自動
原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPG
を有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えてい
る。前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複
数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1
と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG
上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原
稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを有してい
る。前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタ
ート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザイン
タフェース)、露光光学系A等を有している。前記自動
原稿搬送装置U1でプラテンガラスPG上を搬送される
原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿
(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介し
て、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B
(青)の電気信号に変換される。IPS(イメージプロ
セッシングシステム)は、前記RGBの電気信号をY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(黒)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画
像データを所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出
力する。
の実施例1の全体説明図である。図2は前記図1の要部
拡大図である。図1において、画像形成装置Uは、自動
原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPG
を有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えてい
る。前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複
数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1
と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG
上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原
稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを有してい
る。前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタ
ート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザイン
タフェース)、露光光学系A等を有している。前記自動
原稿搬送装置U1でプラテンガラスPG上を搬送される
原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿
(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介し
て、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B
(青)の電気信号に変換される。IPS(イメージプロ
セッシングシステム)は、前記RGBの電気信号をY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(黒)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画
像データを所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出
力する。
【0023】矢印Ya方向に回転移動するドラム状の感
光体PRの表面は、帯電ロール(帯電部材)CRにより
一様に帯電され、潜像形成位置Q1、現像領域Q2、およ
び1次転写領域Q3を順次通過する。前記帯電ロールC
R表面の前記感光体PR回転方向下流側部分は、前記感
光体PR表面との間に楔状空間を形成しており、前記楔
状空間に隣接して放電生成物除去部材としてのブラシJ
Bが配置されており、ブラシJBの一部は前記楔状空間
に配置されている。前記ブラシJBは、前記感光体PR
表面および帯電ロールCR表面に接触しながら回転して
いる。ブラシJBの回転方向は感光体PR表面との接触
部において感光体PRの回転方向と逆方向である。
光体PRの表面は、帯電ロール(帯電部材)CRにより
一様に帯電され、潜像形成位置Q1、現像領域Q2、およ
び1次転写領域Q3を順次通過する。前記帯電ロールC
R表面の前記感光体PR回転方向下流側部分は、前記感
光体PR表面との間に楔状空間を形成しており、前記楔
状空間に隣接して放電生成物除去部材としてのブラシJ
Bが配置されており、ブラシJBの一部は前記楔状空間
に配置されている。前記ブラシJBは、前記感光体PR
表面および帯電ロールCR表面に接触しながら回転して
いる。ブラシJBの回転方向は感光体PR表面との接触
部において感光体PRの回転方向と逆方向である。
【0024】前記ブラシJBに隣接して放電生成物を収
容するための生成物収容ケースJKが配置されている。
生成物収容ケースJKの開口部の前記ブラシJBの回転
方向上流端部には、プレートJKaが固定されており、
プレートJKaの先端部はブラシJBの先端部分に接触
している。ブラシJBの回転時にはブラシJBの先端部
がプレートJKa先端に接触して、弾かれる。前記弾か
れたブラシJBの先端部に付着していた放電生成物は、
生成物収容ケースJK内に弾き飛ばされて収容される。
したがって、帯電ロールCRおよび感光体PR表面に放
電生成物が付着することを防止することかできる。ま
た、前記楔状空間にブラシ(放電生成物除去部材)の少
なくとも一部が配置されることにより、感光体への放電
生成物の付着自体を抑制することが可能となるため、よ
り効率的に感光体PRおよび帯電ロールCRへの放電生
成物の付着を防止することかできる。
容するための生成物収容ケースJKが配置されている。
生成物収容ケースJKの開口部の前記ブラシJBの回転
方向上流端部には、プレートJKaが固定されており、
プレートJKaの先端部はブラシJBの先端部分に接触
している。ブラシJBの回転時にはブラシJBの先端部
がプレートJKa先端に接触して、弾かれる。前記弾か
れたブラシJBの先端部に付着していた放電生成物は、
生成物収容ケースJK内に弾き飛ばされて収容される。
したがって、帯電ロールCRおよび感光体PR表面に放
電生成物が付着することを防止することかできる。ま
た、前記楔状空間にブラシ(放電生成物除去部材)の少
なくとも一部が配置されることにより、感光体への放電
生成物の付着自体を抑制することが可能となるため、よ
り効率的に感光体PRおよび帯電ロールCRへの放電生
成物の付着を防止することかできる。
【0025】前記レーザ駆動回路DLにより駆動される
ROS(潜像形成装置)は、レーザビームLにより前記
潜像形成位置Q1において感光体PR表面を露光走査
し、感光体PR表面に静電潜像を形成する。フルカラー
画像を形成する場合は、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(黒)の4色の画像に対応した
静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合はK
(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成される。前記
感光体PRへのレーザビームLによる潜像書込は、後述
する中間転写ベルト(中間転写体)Bの非画像部に設け
られた基準マークBm(図1参照)をベルト位置センサ
SNbが検知してから所定の時間経時後に開始される。
ロータリ式現像器でフルカラー画像を形成する場合は、
各色を重ね合わせるので、前記ベルト位置センサSNb
が基準マークBmを検知してからレーザビームLによる
潜像書込開始までの時間は各色同一である。
ROS(潜像形成装置)は、レーザビームLにより前記
潜像形成位置Q1において感光体PR表面を露光走査
し、感光体PR表面に静電潜像を形成する。フルカラー
画像を形成する場合は、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(黒)の4色の画像に対応した
静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合はK
(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成される。前記
感光体PRへのレーザビームLによる潜像書込は、後述
する中間転写ベルト(中間転写体)Bの非画像部に設け
られた基準マークBm(図1参照)をベルト位置センサ
SNbが検知してから所定の時間経時後に開始される。
ロータリ式現像器でフルカラー画像を形成する場合は、
各色を重ね合わせるので、前記ベルト位置センサSNb
が基準マークBmを検知してからレーザビームLによる
潜像書込開始までの時間は各色同一である。
【0026】ロータリ式の現像装置Gは、回転軸Gaの
回転に伴って前記現像領域Q2に順次回転移動するY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(黒)の4色の現像器GY,GM,GC,GKを有して
いる。前記各色の現像器GY,GM,GC,GKは、前
記現像領域Q2に現像剤を搬送する現像ロールGRを有
しており、現像領域Q2を通過する感光体PR上の静電
潜像をトナー像Tnに現像する。前記感光体PR、帯電
ロールCR、ROS(潜像形成装置)、および現像装置
G等によりトナー像形成装置(PR+CR+ROS+
G)が構成されている。
回転に伴って前記現像領域Q2に順次回転移動するY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(黒)の4色の現像器GY,GM,GC,GKを有して
いる。前記各色の現像器GY,GM,GC,GKは、前
記現像領域Q2に現像剤を搬送する現像ロールGRを有
しており、現像領域Q2を通過する感光体PR上の静電
潜像をトナー像Tnに現像する。前記感光体PR、帯電
ロールCR、ROS(潜像形成装置)、および現像装置
G等によりトナー像形成装置(PR+CR+ROS+
G)が構成されている。
【0027】前記感光体PRの下方には左右一対のスラ
イドレールSR,SRによりスライドフレームF1(2
点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド
移動可能に支持されている。スライドフレームF1には
ベルトモジュールBMのベルトフレームF2がヒンジ軸
F2a周りに上下に回動可能に支持されている。前記ベ
ルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBを回転移
動可能に支持する複数のベルト支持ロール(Rd,R
t,Rf,T2a)と、1次転写ロールT1と、コンタ
クトロールT2cと、それらを支持する前記ベルトフレ
ームF2とを有している。前記中間転写ベルトBは、ポ
リイミド、ポリカーボネイト等の単層ベルトであり、例
えば厚さ0.1mmに形成されている。前記複数のベル
ト支持ロール(Rd,Rt,Rf,T2a)は、ベルト
駆動ロールRd、テンションロールRt、アイドラロー
ル(フリーロール)RfおよびバックアップロールT2
aを含み、バックアップロールT2aには前記コンタクト
ロールT2cが当接している。
イドレールSR,SRによりスライドフレームF1(2
点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド
移動可能に支持されている。スライドフレームF1には
ベルトモジュールBMのベルトフレームF2がヒンジ軸
F2a周りに上下に回動可能に支持されている。前記ベ
ルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBを回転移
動可能に支持する複数のベルト支持ロール(Rd,R
t,Rf,T2a)と、1次転写ロールT1と、コンタ
クトロールT2cと、それらを支持する前記ベルトフレ
ームF2とを有している。前記中間転写ベルトBは、ポ
リイミド、ポリカーボネイト等の単層ベルトであり、例
えば厚さ0.1mmに形成されている。前記複数のベル
ト支持ロール(Rd,Rt,Rf,T2a)は、ベルト
駆動ロールRd、テンションロールRt、アイドラロー
ル(フリーロール)RfおよびバックアップロールT2
aを含み、バックアップロールT2aには前記コンタクト
ロールT2cが当接している。
【0028】前記ベルトモジュールBMは、前記ヒンジ
軸F2a周りに上下に回動可能であり、下方に回動した
状態では、前記スライドフレームF1とともに前記感光
体PRと摩擦接触することなく、画像形成装置本体U2
に対して出入可能である。前記1次転写器T1は、コン
トローラCが制御する電源回路Eによりトナーの帯電極
性と逆極性の転写電圧が印加され、前記感光体PR表面
のトナー像Tnを、1次転写領域Q3において中間転写
ベルトBに1次転写する。フルカラー画像の場合、感光
体PR表面に順次形成される各色のトナー像Tnは、前
記1次転写領域Q3において中間転写ベルトB表面に順
次重ねて1次転写され、最終的にフルカラーの多重トナ
ー像が中間転写ベルトB上に形成される。単色のモノカ
ラー画像を形成する場合には1個の現像器のみを使用
し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写され
る。1次転写後、感光体PR表面は、残留トナーが感光
体クリーナCLpによりクリーニングされ、除電ロール
JRにより除電される。
軸F2a周りに上下に回動可能であり、下方に回動した
状態では、前記スライドフレームF1とともに前記感光
体PRと摩擦接触することなく、画像形成装置本体U2
に対して出入可能である。前記1次転写器T1は、コン
トローラCが制御する電源回路Eによりトナーの帯電極
性と逆極性の転写電圧が印加され、前記感光体PR表面
のトナー像Tnを、1次転写領域Q3において中間転写
ベルトBに1次転写する。フルカラー画像の場合、感光
体PR表面に順次形成される各色のトナー像Tnは、前
記1次転写領域Q3において中間転写ベルトB表面に順
次重ねて1次転写され、最終的にフルカラーの多重トナ
ー像が中間転写ベルトB上に形成される。単色のモノカ
ラー画像を形成する場合には1個の現像器のみを使用
し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写され
る。1次転写後、感光体PR表面は、残留トナーが感光
体クリーナCLpによりクリーニングされ、除電ロール
JRにより除電される。
【0029】前記バックアップロールT2aの下方に
は、左右一対のスライドレールSR,SRにより前後
(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能な2次転写ス
ライドフレームFsが、画像形成装置本体U2に対して
着脱可能に支持されている。前記2次転写スライドフレ
ームFsには2次転写ユニットUtの2次転写昇降フレー
ムFtがヒンジ軸Fta周りに上下に回動可能に支持さ
れている。2次転写ユニットUtは下方に回動した状態
では前記ベルトモジュールBMと摩擦接触することな
く、画像形成装置本体U2に対して出入可能である。前
記2次転写ユニットUtは、2次転写ロールT2bと、2
次転写ロールクリーナCLtと、ロール支持レバーLr
と、転写後シートガイドSG2と、シート搬送ベルトB
Hと、それらを支持する前記2次転写昇降フレームFt
と、を有している。
は、左右一対のスライドレールSR,SRにより前後
(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能な2次転写ス
ライドフレームFsが、画像形成装置本体U2に対して
着脱可能に支持されている。前記2次転写スライドフレ
ームFsには2次転写ユニットUtの2次転写昇降フレー
ムFtがヒンジ軸Fta周りに上下に回動可能に支持さ
れている。2次転写ユニットUtは下方に回動した状態
では前記ベルトモジュールBMと摩擦接触することな
く、画像形成装置本体U2に対して出入可能である。前
記2次転写ユニットUtは、2次転写ロールT2bと、2
次転写ロールクリーナCLtと、ロール支持レバーLr
と、転写後シートガイドSG2と、シート搬送ベルトB
Hと、それらを支持する前記2次転写昇降フレームFt
と、を有している。
【0030】前記ロール支持レバーLrは、前記2次転
写ロールT2bおよび2次転写ロールクリーナCLtを支
持するレバーであり、図示しないモータによりヒンジ軸
La周りに回動され、前記2次転写ロールT2bを、前
記中間転写ベルトBに接触する2次転写領域および中間
転写ベルトBから離れた待機位置の間で移動させる。前
記2次転写ロールT2bおよび前記中間転写ベルトBの
接触領域により2次転写領域Q4が形成され、前記2次
転写ロールT2b、前記バックアップロールT2aおよび
コンタクトロールT2cにより2次転写器T2が構成さ
れている。前記中間転写ベルトBと、1次転写器T1
と、2次転写器T2とにより、前記感光体PR表面のト
ナー像を記録シートSに転写する転写装置(B+T1+
T2)が構成されている。
写ロールT2bおよび2次転写ロールクリーナCLtを支
持するレバーであり、図示しないモータによりヒンジ軸
La周りに回動され、前記2次転写ロールT2bを、前
記中間転写ベルトBに接触する2次転写領域および中間
転写ベルトBから離れた待機位置の間で移動させる。前
記2次転写ロールT2bおよび前記中間転写ベルトBの
接触領域により2次転写領域Q4が形成され、前記2次
転写ロールT2b、前記バックアップロールT2aおよび
コンタクトロールT2cにより2次転写器T2が構成さ
れている。前記中間転写ベルトBと、1次転写器T1
と、2次転写器T2とにより、前記感光体PR表面のト
ナー像を記録シートSに転写する転写装置(B+T1+
T2)が構成されている。
【0031】給紙トレイTR1に収容された記録シート
Sは、所定のタイミングでピックアップロールRpによ
り取り出され、さばきロールRsで1枚ずつ分離され
て、レジロールRrに搬送される。前記レジロールRr
に搬送された記録シートSは、前記1次転写された多重
トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に移動
するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドS
G1から2次転写領域Q4に搬送される。前記2次転写領
域Q4を記録シートSが通過する際、2次転写器T2の
コンタクトロールT2cには、コントローラCが制御す
る電源回路Eからトナーの帯電極性と同極性の2次転写
電圧が印加される。前記2次転写器T2は、前記中間転
写ベルトBに重ねて1次転写されたカラートナー像を前
記2次転写領域Q4において一括して記録シートSに2
次転写する。2次転写後の中間転写ベルトBはベルトク
リーナCLbにより残留トナーが除去される。また、前
記2次転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLt
により表面付着トナーが回収される。
Sは、所定のタイミングでピックアップロールRpによ
り取り出され、さばきロールRsで1枚ずつ分離され
て、レジロールRrに搬送される。前記レジロールRr
に搬送された記録シートSは、前記1次転写された多重
トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に移動
するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドS
G1から2次転写領域Q4に搬送される。前記2次転写領
域Q4を記録シートSが通過する際、2次転写器T2の
コンタクトロールT2cには、コントローラCが制御す
る電源回路Eからトナーの帯電極性と同極性の2次転写
電圧が印加される。前記2次転写器T2は、前記中間転
写ベルトBに重ねて1次転写されたカラートナー像を前
記2次転写領域Q4において一括して記録シートSに2
次転写する。2次転写後の中間転写ベルトBはベルトク
リーナCLbにより残留トナーが除去される。また、前
記2次転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLt
により表面付着トナーが回収される。
【0032】なお、前記2次転写ロールT2bおよびベ
ルトクリーナCLbは、中間転写ベルトBと離接(離隔
および接触)自在に配設されており、カラー画像が形成
される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベル
トBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔
している。なお、前記2次転写ロールクリーナCLt
は、前記2次転写ロールT2bと一緒に離接移動を行
う。トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転
写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより
定着領域Q5に搬送される。定着領域Q5は、加熱ロー
ル(定着用加熱回転部材、記録シート挟持回転部材)F
hおよび加圧ベルト(定着用加圧回転部材、記録シート
挟持回転部材)Fp(一対の記録シート挟持回転部材F
hおよびFp)の圧接領域(記録シート挟持部)により
形成される領域である。前記記録シートSは、定着領域
Q5を通過する際に前記加熱ロールFhおよび加圧ベル
トFpを有する定着装置Fにより加熱定着される。トナ
ー像が定着された記録シートSは、記録シート排出トレ
イTR2に排出される。前記符号Rp,Rs,Rr,S
G1,SG2,BHで示された要素によりシート搬送装置
SHが構成されている。
ルトクリーナCLbは、中間転写ベルトBと離接(離隔
および接触)自在に配設されており、カラー画像が形成
される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベル
トBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔
している。なお、前記2次転写ロールクリーナCLt
は、前記2次転写ロールT2bと一緒に離接移動を行
う。トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転
写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより
定着領域Q5に搬送される。定着領域Q5は、加熱ロー
ル(定着用加熱回転部材、記録シート挟持回転部材)F
hおよび加圧ベルト(定着用加圧回転部材、記録シート
挟持回転部材)Fp(一対の記録シート挟持回転部材F
hおよびFp)の圧接領域(記録シート挟持部)により
形成される領域である。前記記録シートSは、定着領域
Q5を通過する際に前記加熱ロールFhおよび加圧ベル
トFpを有する定着装置Fにより加熱定着される。トナ
ー像が定着された記録シートSは、記録シート排出トレ
イTR2に排出される。前記符号Rp,Rs,Rr,S
G1,SG2,BHで示された要素によりシート搬送装置
SHが構成されている。
【0033】(感光体PR)感光体は直径84mmの円
柱状のドラムであり、感光体の表面層がポリカーボネー
トをバインダーとする高分子樹脂とトリフェニルアミン
系の電荷輸送剤で構成された赤外線領域に感度を持つ有
機感光体を用いた。 (帯電ロールCR)帯電ロールCRは弾性ロールからな
る帯電ローラを用い、直流電圧−520Vに交流電圧
1.5kVp−p(周波数1.6kHz)を重畳した電圧を
印加し、感光体表面を−500Vに帯電させる。 (現像器GY,GM,GC,GK)各現像器GY,G
M,GC,GKはマイナスに帯電したトナーを使用して
いる。 (プロセススピード)プロセススピードは220mm/
secである。 (感光体クリーナCLp)感光体クリーナCLpは、ポ
リウレタンからなるブレードCLp1を有しており、ブ
レードCLp1は、設置角度22度、当接圧15g/m
mの低圧力で感光体に当接している。
柱状のドラムであり、感光体の表面層がポリカーボネー
トをバインダーとする高分子樹脂とトリフェニルアミン
系の電荷輸送剤で構成された赤外線領域に感度を持つ有
機感光体を用いた。 (帯電ロールCR)帯電ロールCRは弾性ロールからな
る帯電ローラを用い、直流電圧−520Vに交流電圧
1.5kVp−p(周波数1.6kHz)を重畳した電圧を
印加し、感光体表面を−500Vに帯電させる。 (現像器GY,GM,GC,GK)各現像器GY,G
M,GC,GKはマイナスに帯電したトナーを使用して
いる。 (プロセススピード)プロセススピードは220mm/
secである。 (感光体クリーナCLp)感光体クリーナCLpは、ポ
リウレタンからなるブレードCLp1を有しており、ブ
レードCLp1は、設置角度22度、当接圧15g/m
mの低圧力で感光体に当接している。
【0034】(ブラシ(放電生成物除去部材)JB)ま
ブラシ(放電生成物除去部材)JBとしては、ポリエス
テル製のファイバーからなる回転ブラシを用いた。ブラ
シJBの密度は10デニール、50000本/inch
2、ブラシの感光体への食い込み量は0.5mm、感光体
に対する当接圧力は3g/cmとし、ブラシは感光体と
同方向に同速度(周速比2.0)で回転させた。 (プレートJBa)ブラシJBに捕獲された放電生成物
のブラシJBの内への蓄積を防ぐためのスクレーパとし
て機能するプレートJBにはプラスチック樹脂を使用し
た。
ブラシ(放電生成物除去部材)JBとしては、ポリエス
テル製のファイバーからなる回転ブラシを用いた。ブラ
シJBの密度は10デニール、50000本/inch
2、ブラシの感光体への食い込み量は0.5mm、感光体
に対する当接圧力は3g/cmとし、ブラシは感光体と
同方向に同速度(周速比2.0)で回転させた。 (プレートJBa)ブラシJBに捕獲された放電生成物
のブラシJBの内への蓄積を防ぐためのスクレーパとし
て機能するプレートJBにはプラスチック樹脂を使用し
た。
【0035】(実験1)実験環境は28℃、85%RH
の高温高湿の放電ストレス下でおこなった。本発明によ
る効果を評価するため、前述した放電ストレス条件下で
A4紙で5k枚プリントさせ、一晩放置、翌朝感光体表
面の一部をエタノールで清掃し、ハーフトーン30%で
絵出しした。その絵だしサンプルから画像流れが起こっ
ているかいないかを判断した。放電生成物はエタノール
清掃で完全に除去できるので、もし清掃部分の画質濃度
が未清掃部分の画質濃度より上昇していれば、放電生成
物付着による画像流れが起こっていると判断できる。ま
た実験開始前後の感光体駆動トルクをトルクゲージにて
測定した。放電生成物が付着すると感光体表面の摩擦係
数が上昇するため、本実施例のような帯電ロールやクリ
ーニングブレードなど感光体と接触する部材のあるユニ
ットではその駆動トルクが上昇する。したがってこの値
をモニターすることで放電生成物の付着量の相対比較が
可能である。
の高温高湿の放電ストレス下でおこなった。本発明によ
る効果を評価するため、前述した放電ストレス条件下で
A4紙で5k枚プリントさせ、一晩放置、翌朝感光体表
面の一部をエタノールで清掃し、ハーフトーン30%で
絵出しした。その絵だしサンプルから画像流れが起こっ
ているかいないかを判断した。放電生成物はエタノール
清掃で完全に除去できるので、もし清掃部分の画質濃度
が未清掃部分の画質濃度より上昇していれば、放電生成
物付着による画像流れが起こっていると判断できる。ま
た実験開始前後の感光体駆動トルクをトルクゲージにて
測定した。放電生成物が付着すると感光体表面の摩擦係
数が上昇するため、本実施例のような帯電ロールやクリ
ーニングブレードなど感光体と接触する部材のあるユニ
ットではその駆動トルクが上昇する。したがってこの値
をモニターすることで放電生成物の付着量の相対比較が
可能である。
【0036】今回はプリントを5日繰り返し、10k枚
から50k枚までの各10k枚ごとの画像流れの発生確
認テストを行った。また比較のため同様のテストを放電
生成物除去部材を付けずに行い本実施例の効果を確認し
た。その結果、本実施例では50k枚のランニングテス
トにおいて、放電生物付着による画像流れ現象はまった
<見られなかったのに対し、放電生成物除去部材のない
ケースでは5k枚ですでにサンプル上画像流れが発生
し、10k枚ではほぼ感光体全面にわたる画像流れが発
生し、絵がほとんど出なくなってしまった。また感光体
駆動トルクも本実施例のケースではスタート時の値をほ
ぼ維持していたのに対し、放電生成物除去部材のないケ
ースでは50k枚プリント後のトルクはスタート時の3
倍にも上昇していた。
から50k枚までの各10k枚ごとの画像流れの発生確
認テストを行った。また比較のため同様のテストを放電
生成物除去部材を付けずに行い本実施例の効果を確認し
た。その結果、本実施例では50k枚のランニングテス
トにおいて、放電生物付着による画像流れ現象はまった
<見られなかったのに対し、放電生成物除去部材のない
ケースでは5k枚ですでにサンプル上画像流れが発生
し、10k枚ではほぼ感光体全面にわたる画像流れが発
生し、絵がほとんど出なくなってしまった。また感光体
駆動トルクも本実施例のケースではスタート時の値をほ
ぼ維持していたのに対し、放電生成物除去部材のないケ
ースでは50k枚プリント後のトルクはスタート時の3
倍にも上昇していた。
【0037】結果を表1にまとめた。
【表1】
【0038】(実験2)ブラシ(放電生成物除去部材)
JBの感光体電位に対する影響を確認するため、材質、
抵抗を変えてテストをおこなった。実験2実験条件は実
験1とまったく同様である。ブラシJBには実験1と同
様に同密度、同当接圧のブラシを用い、材料を数種類変
えて実施した。テストは100枚連続プリントによる放
電生成物除去部材通過後の感光体表面電位の変同値(最
大値)と画質で評価した。その結果、ブラシ部材自体が
接地していなければ、ブラシJBのファイバーの抵抗自
体はあまり感光体電位に影響を与えないことがわかっ
た。一方、ブラシファイバーの材質は大きく寄与し、テ
フロン(登録商標)、ポリアミド、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどは電位が変動して画質的に許容できなか
った。ポリエステル、ポリビニルアルコールの2種は電
位の変動が少なく、画質上まったく問題はなかった。図
3は前記ブラシJBの材質がテフロンの場合とポリエス
テルの場合におけるプリント枚数と感光体PRの表面電
位との関係を示すグラフである。感光体PR表面の帯電
電位の変動はブラシ(放電生成物除去部材)JBと感光
体の摩擦帯電が原因であり、今回用いた感光体の表面層
であるポリカーボネートと帯電系列の近いものはよく、
逆に離れた部材は悪いことが分かった。すなわち用いる
感光体の表面層の素材と帯電列の近い材質からなる放電
生成物除去部材を選択することが好ましい。
JBの感光体電位に対する影響を確認するため、材質、
抵抗を変えてテストをおこなった。実験2実験条件は実
験1とまったく同様である。ブラシJBには実験1と同
様に同密度、同当接圧のブラシを用い、材料を数種類変
えて実施した。テストは100枚連続プリントによる放
電生成物除去部材通過後の感光体表面電位の変同値(最
大値)と画質で評価した。その結果、ブラシ部材自体が
接地していなければ、ブラシJBのファイバーの抵抗自
体はあまり感光体電位に影響を与えないことがわかっ
た。一方、ブラシファイバーの材質は大きく寄与し、テ
フロン(登録商標)、ポリアミド、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどは電位が変動して画質的に許容できなか
った。ポリエステル、ポリビニルアルコールの2種は電
位の変動が少なく、画質上まったく問題はなかった。図
3は前記ブラシJBの材質がテフロンの場合とポリエス
テルの場合におけるプリント枚数と感光体PRの表面電
位との関係を示すグラフである。感光体PR表面の帯電
電位の変動はブラシ(放電生成物除去部材)JBと感光
体の摩擦帯電が原因であり、今回用いた感光体の表面層
であるポリカーボネートと帯電系列の近いものはよく、
逆に離れた部材は悪いことが分かった。すなわち用いる
感光体の表面層の素材と帯電列の近い材質からなる放電
生成物除去部材を選択することが好ましい。
【0039】実験2の結果を表2にまとめた。
【表2】
【0040】(実験3)次にブラシJBの設置位置の違
いによる効果をテストした。実験3の条件は実験1とま
ったく同様である。図4は本発明の画像形成装置の実施
例1の変更例1を示す図で、ブラシJBを帯電ロールC
Rに非接触で且つ露光位置Q1の上流側に配置した画像
形成装置を示す図である。図5は本発明の画像形成装置
の実施例1の変更例2を示す図で、ブラシJBを帯電ロ
ールCRに非接触で且つ露光位置Q1の下流側で且つ現
像領域Q2の上流側に配置した画像形成装置を示す図で
ある。前記図4、図5の画像形成装置の実施例1の変更
例1,2を使用して前記実験1と同様のテストを行いそ
の効果の違いをテストした。その結果、いずれの場合に
おいても画質上は画像流れは確認できなかったが、感光
体の駆動トルクは実験1の場合と比較し、微かに上昇が
確認された。また帯電部材からの位置が離れるにつれ、
その上昇率がわずかではあるが大きくなっている。この
結果からブラシ(放電生成物除去部材)JBは帯電ロー
ルCRの下流側になるべく近い位置に、好ましくはその
一部が帯電ロールCRと感光体PRの間に形成される楔
部分(ポストニップ部)に存在するように位置させるこ
とがよいことが分かった。結果を合せて表1にまとめ
た。
いによる効果をテストした。実験3の条件は実験1とま
ったく同様である。図4は本発明の画像形成装置の実施
例1の変更例1を示す図で、ブラシJBを帯電ロールC
Rに非接触で且つ露光位置Q1の上流側に配置した画像
形成装置を示す図である。図5は本発明の画像形成装置
の実施例1の変更例2を示す図で、ブラシJBを帯電ロ
ールCRに非接触で且つ露光位置Q1の下流側で且つ現
像領域Q2の上流側に配置した画像形成装置を示す図で
ある。前記図4、図5の画像形成装置の実施例1の変更
例1,2を使用して前記実験1と同様のテストを行いそ
の効果の違いをテストした。その結果、いずれの場合に
おいても画質上は画像流れは確認できなかったが、感光
体の駆動トルクは実験1の場合と比較し、微かに上昇が
確認された。また帯電部材からの位置が離れるにつれ、
その上昇率がわずかではあるが大きくなっている。この
結果からブラシ(放電生成物除去部材)JBは帯電ロー
ルCRの下流側になるべく近い位置に、好ましくはその
一部が帯電ロールCRと感光体PRの間に形成される楔
部分(ポストニップ部)に存在するように位置させるこ
とがよいことが分かった。結果を合せて表1にまとめ
た。
【0041】(実施例1の変更例3)図6は本発明の画
像形成装置の実施例1の変更例3の説明図である。図6
において、放電生成物除去部材として、前記図2に示す
実施例1の回転ブラシの代わりに、弾性ブレードJBが
使用されている。弾性ブレードJBは帯電ロールCRに
近接した位置に配置されているため、帯電ロールCRの
下流端部(感光体PR表面の回転方向下流端部)と感光
体PR表面との間に形成される楔状空間で発生した放電
により形成された放電生成物は、感光体PR表面に付着
した直後の付着力の弱い時に、前記弾性ブレード(放電
生成物除去部材)JBにより除去することができる。こ
のため、弾性ブレードJBを感光体PR表面に強く押付
けることなく、感光体PR表面の放電生成物を容易に除
去することができる。
像形成装置の実施例1の変更例3の説明図である。図6
において、放電生成物除去部材として、前記図2に示す
実施例1の回転ブラシの代わりに、弾性ブレードJBが
使用されている。弾性ブレードJBは帯電ロールCRに
近接した位置に配置されているため、帯電ロールCRの
下流端部(感光体PR表面の回転方向下流端部)と感光
体PR表面との間に形成される楔状空間で発生した放電
により形成された放電生成物は、感光体PR表面に付着
した直後の付着力の弱い時に、前記弾性ブレード(放電
生成物除去部材)JBにより除去することができる。こ
のため、弾性ブレードJBを感光体PR表面に強く押付
けることなく、感光体PR表面の放電生成物を容易に除
去することができる。
【0042】(実施例1の変更例4)図7は本発明の画
像形成装置の実施例1の変更例4の説明図である。図7
において、放電生成物除去部材として、前記図2に示す
実施例1の回転ブラシの代わりに、回転しないブラシJ
Bが使用されている。ブラシJBに放電生成物が溜まる
とブラシJBが交換される。この実施例1の変更例4も
前記変更例3と同様の作用を奏する。
像形成装置の実施例1の変更例4の説明図である。図7
において、放電生成物除去部材として、前記図2に示す
実施例1の回転ブラシの代わりに、回転しないブラシJ
Bが使用されている。ブラシJBに放電生成物が溜まる
とブラシJBが交換される。この実施例1の変更例4も
前記変更例3と同様の作用を奏する。
【0043】(実施例1の変更例5)図8は本発明の画
像形成装置の実施例1の変更例5の説明図である。図8
において、放電生成物除去部材として、前記図2に示す
実施例1の回転ブラシの代わりに、感光体PR表面に接
触するパッド(黒板消のようにふきとったものを保持す
る部材)JBが使用されている。パッドJBに放電生成
物が溜まるとパッドJBが交換される。この実施例1の
変更例5も前記変更例3と同様の作用を奏する。
像形成装置の実施例1の変更例5の説明図である。図8
において、放電生成物除去部材として、前記図2に示す
実施例1の回転ブラシの代わりに、感光体PR表面に接
触するパッド(黒板消のようにふきとったものを保持す
る部材)JBが使用されている。パッドJBに放電生成
物が溜まるとパッドJBが交換される。この実施例1の
変更例5も前記変更例3と同様の作用を奏する。
【0044】(実施例2)図9は本発明の実施例2の画
像形成装置の全体説明図で前記実施例1の図1に対応す
る図である。なお、この実施例2の説明において、前記
実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号
を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2
は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点
では前記実施例1と同様に構成されている。図9におい
て、前記実施例1の図1に示すブラシ(放電生成物除去
部材)JBおよび放電生成物除去ケースJKが省略され
ている。また、感光体PRの表面の周辺には湿度センサ
SNが配置されている。
像形成装置の全体説明図で前記実施例1の図1に対応す
る図である。なお、この実施例2の説明において、前記
実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号
を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2
は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点
では前記実施例1と同様に構成されている。図9におい
て、前記実施例1の図1に示すブラシ(放電生成物除去
部材)JBおよび放電生成物除去ケースJKが省略され
ている。また、感光体PRの表面の周辺には湿度センサ
SNが配置されている。
【0045】(バックアップロールT2a)バックアッ
プロールT2aは、絶縁性ロールを半導電性の薄層フィ
ルムで被覆して形成されている。この薄層フィルムは厚
さ10μm〜200μmに形成され、その表面抵抗率が
107〜1011Ω/□(□=単位面積)に調整されてい
る。 (2次転写ロールT2b)2次転写ロールT2bは接地
された導電性ロールであり、その表面電位を常に接地位
置と等電位に保つため、その体積抵抗率は107Ωcm
以下の低抵抗であることが望ましい。この2次転写ロー
ルT2bの周面にはポリウレタンゴム製のクリーニング
ブレードCLtaが常時当接しており、2次転写ロール
T2bに付着したトナーを除去している。
プロールT2aは、絶縁性ロールを半導電性の薄層フィ
ルムで被覆して形成されている。この薄層フィルムは厚
さ10μm〜200μmに形成され、その表面抵抗率が
107〜1011Ω/□(□=単位面積)に調整されてい
る。 (2次転写ロールT2b)2次転写ロールT2bは接地
された導電性ロールであり、その表面電位を常に接地位
置と等電位に保つため、その体積抵抗率は107Ωcm
以下の低抵抗であることが望ましい。この2次転写ロー
ルT2bの周面にはポリウレタンゴム製のクリーニング
ブレードCLtaが常時当接しており、2次転写ロール
T2bに付着したトナーを除去している。
【0046】(中間転写ベルトB)中間転写ベルトB
は、ポリイミド、ポリカーボネイト等の単層ベルトであ
り、例えば厚さ0.1mmに形成されている。
は、ポリイミド、ポリカーボネイト等の単層ベルトであ
り、例えば厚さ0.1mmに形成されている。
【0047】(トナー)本実施例2で用いたトナーは乳
化重合法により作成し、イエロー、マゼンタ、シアン、
およびブラックのトナ一粒子は体積平均粒径、粒度分布
がほぼ同じであり、コールターカウンタ−(コールタ一
社製)で測定した体積平均粒径が3〜7μmであること
が好ましく、粒度分布指標(GSD)は1.23であっ
た。トナーの形状は形状係数で表わし、光学顕微鏡(ミ
クロフォトFXA;ニコン社製)で得たトナーの拡大写
真を、イメージアナライザーLuzex3(NIREC
O社製)により画像解析を行って次式により算出した値
である。 形状係数=(トナー径の絶対最大値)2×(π/4)×
100/(トナーの投影面積) トナー形状係数は、トナーの投影面積と、それに外接す
る円の面積の比で表しており、真球の場合100とな
り、形状が崩れるにつれ増加する。形状係数は、トナ一
粒子複数個に対して計算され、その平均値を代表値とす
る。本発明では、形状係数125以下の球形トナーを用
いた。また、このトナーに、平均粒径10〜150nm
の、シリカおよびチタニア等の無機微粒子(外添剤)を
適宜量外添し、平均粒径35μmのフェライトビーズか
らなるキャリアと混合し現像剤とした。
化重合法により作成し、イエロー、マゼンタ、シアン、
およびブラックのトナ一粒子は体積平均粒径、粒度分布
がほぼ同じであり、コールターカウンタ−(コールタ一
社製)で測定した体積平均粒径が3〜7μmであること
が好ましく、粒度分布指標(GSD)は1.23であっ
た。トナーの形状は形状係数で表わし、光学顕微鏡(ミ
クロフォトFXA;ニコン社製)で得たトナーの拡大写
真を、イメージアナライザーLuzex3(NIREC
O社製)により画像解析を行って次式により算出した値
である。 形状係数=(トナー径の絶対最大値)2×(π/4)×
100/(トナーの投影面積) トナー形状係数は、トナーの投影面積と、それに外接す
る円の面積の比で表しており、真球の場合100とな
り、形状が崩れるにつれ増加する。形状係数は、トナ一
粒子複数個に対して計算され、その平均値を代表値とす
る。本発明では、形状係数125以下の球形トナーを用
いた。また、このトナーに、平均粒径10〜150nm
の、シリカおよびチタニア等の無機微粒子(外添剤)を
適宜量外添し、平均粒径35μmのフェライトビーズか
らなるキャリアと混合し現像剤とした。
【0048】湿度HtがHt0(=60%)以上の時に
は感光体PR表面に放電生成物が付着し易く帯電し難く
なるので、本実施例2では、Ht≧Ht0(=60%)
の時には所定のタイミングで感光体表面リフレッシュサ
イクルを作動させる。感光体表面リフレッンュサイクル
では、中間転写ベルトBを停止させた状態で、感光体P
R表面に感光体表面リフレッンュ用画像(ハーフトーン
画像)を形成しながら感光体PRを少なくとも1周分以
上回転させる。感光体表面リフレッンュ用画像を現像す
るのは、トナーが研磨剤としての役割をなし、より放電
生成物の除去効率が上がる為である。現像像は、高濃度
でも構わないし、1周分でなくとも、ある程度現像し、
感光体PRと中間転写ベルトBとの間にトナ一溜りを形
成できれば目的は達成することができる。なお、Ht<
Ht0(=60%)の時は感光体表面リフレッンュサイ
クルは行わない。
は感光体PR表面に放電生成物が付着し易く帯電し難く
なるので、本実施例2では、Ht≧Ht0(=60%)
の時には所定のタイミングで感光体表面リフレッシュサ
イクルを作動させる。感光体表面リフレッンュサイクル
では、中間転写ベルトBを停止させた状態で、感光体P
R表面に感光体表面リフレッンュ用画像(ハーフトーン
画像)を形成しながら感光体PRを少なくとも1周分以
上回転させる。感光体表面リフレッンュ用画像を現像す
るのは、トナーが研磨剤としての役割をなし、より放電
生成物の除去効率が上がる為である。現像像は、高濃度
でも構わないし、1周分でなくとも、ある程度現像し、
感光体PRと中間転写ベルトBとの間にトナ一溜りを形
成できれば目的は達成することができる。なお、Ht<
Ht0(=60%)の時は感光体表面リフレッンュサイ
クルは行わない。
【0049】ここで、リフレッンュサイクルを作動させ
ない時の湿度と白抜けの関係を表3に示す。
ない時の湿度と白抜けの関係を表3に示す。
【表3】 表3において、白紙を10枚連続プリントした後のハー
フト−ンプリント上の白抜け度合いを評価し、◎は未発
生、○は非常に軽微であり、目視では問題ないレベル、
×は発生を示している。
フト−ンプリント上の白抜け度合いを評価し、◎は未発
生、○は非常に軽微であり、目視では問題ないレベル、
×は発生を示している。
【0050】(感光体PR)前記リフレッシュサイクル
を有する画像形成装置に適応させるためには、感光体P
R表面の耐摩粍性が優れていることが望ましい。そこ
で、電荷輸送層と同村質のバインダーに少なくとも酸化
スズを含有し、酸化スズ量xが2≦x≦6wt%である
オーバーコート層を有し、オーバーコート層の厚さtは
0<t≦8μmであれば目的を達成できる。酸化スズ量
が2wt%よりも少ないと耐摩粍性が弱く、6wt%よ
りも多いとオーバーコート層の抵抗が低くなりその結果
像乱れが発生するまた、オーバーコート層の厚さが8μ
mよりも大きくなると感光体PRの感度が鈍くなってし
まう。
を有する画像形成装置に適応させるためには、感光体P
R表面の耐摩粍性が優れていることが望ましい。そこ
で、電荷輸送層と同村質のバインダーに少なくとも酸化
スズを含有し、酸化スズ量xが2≦x≦6wt%である
オーバーコート層を有し、オーバーコート層の厚さtは
0<t≦8μmであれば目的を達成できる。酸化スズ量
が2wt%よりも少ないと耐摩粍性が弱く、6wt%よ
りも多いとオーバーコート層の抵抗が低くなりその結果
像乱れが発生するまた、オーバーコート層の厚さが8μ
mよりも大きくなると感光体PRの感度が鈍くなってし
まう。
【0051】実施例2の画像形成装置においては、感光
体PRと中間転写ベルトBとの接触線圧は13g/mm
であり、感光体PRと感光体PRのクリーニングブレー
ドとの接触線圧は3.59/mmである。この場合、リ
フレッシュサイクルは感光体PRと中間転写ベルトBと
の接触線圧は13g/mmのままで行われる。感光体P
Rと感光体PRのクリーニングブレードとの接触線圧よ
りも感光体PRと中間転写ベルトBとの接触線圧の方が
小さく、白抜けが発生するシステムの場合は、クリーニ
ングブレードでは放電生成物の掻き取り性能が弱いとい
うことなので、感光体PRと中間転写ベルトBとの接触
線圧を感光体PRと感光体PRのクリーニングブレード
との接触線圧よりも大きく設定する圧力可変手段を設け
ておく。
体PRと中間転写ベルトBとの接触線圧は13g/mm
であり、感光体PRと感光体PRのクリーニングブレー
ドとの接触線圧は3.59/mmである。この場合、リ
フレッシュサイクルは感光体PRと中間転写ベルトBと
の接触線圧は13g/mmのままで行われる。感光体P
Rと感光体PRのクリーニングブレードとの接触線圧よ
りも感光体PRと中間転写ベルトBとの接触線圧の方が
小さく、白抜けが発生するシステムの場合は、クリーニ
ングブレードでは放電生成物の掻き取り性能が弱いとい
うことなので、感光体PRと中間転写ベルトBとの接触
線圧を感光体PRと感光体PRのクリーニングブレード
との接触線圧よりも大きく設定する圧力可変手段を設け
ておく。
【0052】(実施例2の制御部の説明)図10は本発
明の画像形成装置の実施例2の制御部のブロック線図で
ある。図10において、前記コントローラCは、外部と
の信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行う
I/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行う
ためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM
(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記
憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記
ROMに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCP
U(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を
有するコンピュータにより構成されており、前記ROM
に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機
能を実現することができる。
明の画像形成装置の実施例2の制御部のブロック線図で
ある。図10において、前記コントローラCは、外部と
の信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行う
I/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行う
ためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM
(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記
憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記
ROMに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCP
U(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を
有するコンピュータにより構成されており、前記ROM
に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機
能を実現することができる。
【0053】(前記コントローラCに接続された信号入
力要素)前記コントローラCには、次の信号出力要素の
出力信号が入力されている。 UI:ユーザインタフェース ユーザインタフェースUIは、コピースタートキーUI
1、テンキーUI2、コピー設定枚数入力キーUI3、表
示器UI4等を備えており、それらが入力されたことを
検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
力要素)前記コントローラCには、次の信号出力要素の
出力信号が入力されている。 UI:ユーザインタフェース ユーザインタフェースUIは、コピースタートキーUI
1、テンキーUI2、コピー設定枚数入力キーUI3、表
示器UI4等を備えており、それらが入力されたことを
検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
【0054】(コントローラCに接続された被制御要
素)コントローラCは、次の被制御要素の制御信号を出
力している。 D1:メインモータ駆動回路 メインモータ駆動回路D1はメインモータM1を駆動す
ることにより次の要素の駆動を行う。 (1)図示しないギヤを介して感光体ドラムPRを回転
駆動する。 (2)図示しないギヤおよび回転力伝達用クラッチKL
aを介して中間転写ベルトBを回転駆動する。 (3)図示しないギヤを介して、現像領域Q2に対向す
る現像器GY,GM,GC,GKの現像ロールGR等を
回転駆動する。
素)コントローラCは、次の被制御要素の制御信号を出
力している。 D1:メインモータ駆動回路 メインモータ駆動回路D1はメインモータM1を駆動す
ることにより次の要素の駆動を行う。 (1)図示しないギヤを介して感光体ドラムPRを回転
駆動する。 (2)図示しないギヤおよび回転力伝達用クラッチKL
aを介して中間転写ベルトBを回転駆動する。 (3)図示しないギヤを介して、現像領域Q2に対向す
る現像器GY,GM,GC,GKの現像ロールGR等を
回転駆動する。
【0055】D2:クラッチ駆動回路 クラッチ駆動回路D2は回転力伝達用常閉クラッチKL
aおよびベルト回転防止用常開クラッチKLbを作動さ
せる。 KLa:回転力伝達用常閉クラッチ 回転力伝達用常閉クラッチKLaは、メインモータM1
から中間転写ベルトBの駆動ロールRdに回転力を伝達
するギヤ列中に設けられており、通常時は閉状態であ
り、回転力の伝達が可能な状態になっている。クラッチ
駆動回路D2から電力が供給されると、回転力伝達用常
閉クラッチKLaは開(オフ)となり、メインモータM
1の回転力は駆動ロールRdに伝達されない。 KLb:ベルト回転防止用常開クラッチ ベルト回転防止用常開クラッチKLbは、ベルト駆動ロ
ールRdを回転可能に支持する支持軸とベルト駆動ロー
ルRdとの間に配置されており、通常時は支持軸上のベ
ルト駆動ロールRdの回転は自由であるが、クラッチ駆
動回路D2から電力が供給されると、ベルト回転防止用
常開クラッチKLbは閉(オン)となり、ベルト駆動ロ
ールRdを回転不能とする。
aおよびベルト回転防止用常開クラッチKLbを作動さ
せる。 KLa:回転力伝達用常閉クラッチ 回転力伝達用常閉クラッチKLaは、メインモータM1
から中間転写ベルトBの駆動ロールRdに回転力を伝達
するギヤ列中に設けられており、通常時は閉状態であ
り、回転力の伝達が可能な状態になっている。クラッチ
駆動回路D2から電力が供給されると、回転力伝達用常
閉クラッチKLaは開(オフ)となり、メインモータM
1の回転力は駆動ロールRdに伝達されない。 KLb:ベルト回転防止用常開クラッチ ベルト回転防止用常開クラッチKLbは、ベルト駆動ロ
ールRdを回転可能に支持する支持軸とベルト駆動ロー
ルRdとの間に配置されており、通常時は支持軸上のベ
ルト駆動ロールRdの回転は自由であるが、クラッチ駆
動回路D2から電力が供給されると、ベルト回転防止用
常開クラッチKLbは閉(オン)となり、ベルト駆動ロ
ールRdを回転不能とする。
【0056】E:電源回路 電源回路は、帯電器用電源回路E1、現像器用電源回路
E2等を有しており、各部材の作動に必要な電力を供給
する。 E1:帯電器用電源回路 前記帯電器用電源回路E1は帯電ロールCR(チャージ
ロール)に帯電電圧を印加する。 E2:現像器用電源回路 前記現像器用電源回路E2は、現像領域Q2に対向する
位置に移動した各現像器GY,GM,GC,GKの現像
ロールCR(チャージロール)に現像バイアスを印加す
る。
E2等を有しており、各部材の作動に必要な電力を供給
する。 E1:帯電器用電源回路 前記帯電器用電源回路E1は帯電ロールCR(チャージ
ロール)に帯電電圧を印加する。 E2:現像器用電源回路 前記現像器用電源回路E2は、現像領域Q2に対向する
位置に移動した各現像器GY,GM,GC,GKの現像
ロールCR(チャージロール)に現像バイアスを印加す
る。
【0057】(コントローラCの機能)コントローラC
は、前記信号出力要素の出力信号に応じて前記各被制御
要素の動作を制御するためのプログラムにより、次の機
能実現手段を有している。 C1:メインモータ回転制御手段 メインモータ回転制御手段C1は、メインモータ駆動回
路D1の作動を制御し、メインモータM1の駆動を制御
する。
は、前記信号出力要素の出力信号に応じて前記各被制御
要素の動作を制御するためのプログラムにより、次の機
能実現手段を有している。 C1:メインモータ回転制御手段 メインモータ回転制御手段C1は、メインモータ駆動回
路D1の作動を制御し、メインモータM1の駆動を制御
する。
【0058】C2:リフレッシュサイクル実行手段 リフレッシュサイクル実行手段C2は、リフレッシュサ
イクル実行時期検出手段C2a、画像記録枚数カウンタ
C2b、およびタイマTMを有しており、リフレッシュ
サイクル実行時期が検出されたときに、リフレッシュサ
イクルを実行する。 C2a:リフレッシュサイクル実行時期検出手段 リフレッシュサイクル実行時期検出手段C2a、湿度セ
ンサSNの検出湿度信号および画像記録枚数カウンタC
2bの出力に応じて、リフレッシュサイクル実行時期を
検出する。 C2b:画像記録枚数カウンタ 画像記録枚数カウンタC2bは、画像記録枚数をカウン
トする。 C2c:感光体リフレッシュ用画像形成手段 感光体リフレッシュ用画像形成手段C2cは、リフレッ
ンュサイクル時に感光体PR表面および中間転写ベルト
B表面の接触領域に研磨剤として機能するトナーを存在
させるために、感光体リフレッシュ用画像(ハーフトー
ン画像)を形成する。 TM:タイマ タイマTMはリフレッシュサイクルの実行開始時にリフ
レッシュサイクル実行時間TMaが設定される。リフレ
ッシュサイクルの実行はタイマTMがタイムアウトする
まで行われる。
イクル実行時期検出手段C2a、画像記録枚数カウンタ
C2b、およびタイマTMを有しており、リフレッシュ
サイクル実行時期が検出されたときに、リフレッシュサ
イクルを実行する。 C2a:リフレッシュサイクル実行時期検出手段 リフレッシュサイクル実行時期検出手段C2a、湿度セ
ンサSNの検出湿度信号および画像記録枚数カウンタC
2bの出力に応じて、リフレッシュサイクル実行時期を
検出する。 C2b:画像記録枚数カウンタ 画像記録枚数カウンタC2bは、画像記録枚数をカウン
トする。 C2c:感光体リフレッシュ用画像形成手段 感光体リフレッシュ用画像形成手段C2cは、リフレッ
ンュサイクル時に感光体PR表面および中間転写ベルト
B表面の接触領域に研磨剤として機能するトナーを存在
させるために、感光体リフレッシュ用画像(ハーフトー
ン画像)を形成する。 TM:タイマ タイマTMはリフレッシュサイクルの実行開始時にリフ
レッシュサイクル実行時間TMaが設定される。リフレ
ッシュサイクルの実行はタイマTMがタイムアウトする
まで行われる。
【0059】C3:中間転写ベルト回転制御用クラッチ
制御手段 中間転写ベルト回転制御用クラッチ制御手段C3は、通
常の画像記録動作時には、回転力伝達用常閉クラッチK
Laを閉(オン)にするとともに、ベルト回転防止用常
開クラッチKLbを開(オフ)として、メインモータM
1の回転をベルト駆動ロールRdに伝達可能とする。ま
た、中間転写ベルト回転制御用クラッチ制御手段C3
は、リフレッシュサイクル実行中は、回転力伝達用常閉
クラッチKLaを開(オフ)にするとともに、ベルト回
転防止用常開クラッチKLbを閉(オン)として、ベル
ト駆動ロールRdを回転不能とする。
制御手段 中間転写ベルト回転制御用クラッチ制御手段C3は、通
常の画像記録動作時には、回転力伝達用常閉クラッチK
Laを閉(オン)にするとともに、ベルト回転防止用常
開クラッチKLbを開(オフ)として、メインモータM
1の回転をベルト駆動ロールRdに伝達可能とする。ま
た、中間転写ベルト回転制御用クラッチ制御手段C3
は、リフレッシュサイクル実行中は、回転力伝達用常閉
クラッチKLaを開(オフ)にするとともに、ベルト回
転防止用常開クラッチKLbを閉(オン)として、ベル
ト駆動ロールRdを回転不能とする。
【0060】(実施例2の作用) (実施例2のフローチャートの説明)図11は実施例2
の画像形成装置の画像記録枚数カウント処理のフローチ
ャートである。図11のフローチャートの各ST(ステ
ップ)の処理は、前記コントローラCのROMに記憶さ
れたプログラムに従って行われる。また、この処理は画
像形成装置の他の各種処理と並行してマルチタスクで実
行される。図11に示す画像記録枚数カウント処理は電
源オンにより開始される。図11のST(ステップ)1
において、コピースタートキーがオンしたか否か判断す
る。ノー(N)の場合はST1を繰り返し実行する。イ
エス(Y)の場合は次のST2に移る。ST2におい
て、1枚の画像記録が終了したか否か判断する。ノー
(N)の場合はST2を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合は次のST3に移る。ST3において、画
像記録枚数nを、n=n+1とする。次にST4に移
る。ST4において、ジョブが終了したか否かを判断す
る。ノー(N)の場合はST8に移り、イエス(Y)の
場合は次のST5に移る。ST5において、画像記録枚
数nがリフレッシュ処理実行時期検出用パラメータmに
対してn≧200×mか否かを判断する。ノー(N)の
場合は前記ST1に戻り、イエス(Y)の場合はST6
に移る。ST6において、湿度Htが設定値Ht0(H
t0=60%)に対してHt≧Ht0か否かを判断する。
イエス(Y)の場合はST7に移り、ノー(N)の場合
は前記ST1に戻る。ST7において、感光体リフレッ
シュ処理を行う。この処理のサブルーチンは図12によ
り、後述する。
の画像形成装置の画像記録枚数カウント処理のフローチ
ャートである。図11のフローチャートの各ST(ステ
ップ)の処理は、前記コントローラCのROMに記憶さ
れたプログラムに従って行われる。また、この処理は画
像形成装置の他の各種処理と並行してマルチタスクで実
行される。図11に示す画像記録枚数カウント処理は電
源オンにより開始される。図11のST(ステップ)1
において、コピースタートキーがオンしたか否か判断す
る。ノー(N)の場合はST1を繰り返し実行する。イ
エス(Y)の場合は次のST2に移る。ST2におい
て、1枚の画像記録が終了したか否か判断する。ノー
(N)の場合はST2を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合は次のST3に移る。ST3において、画
像記録枚数nを、n=n+1とする。次にST4に移
る。ST4において、ジョブが終了したか否かを判断す
る。ノー(N)の場合はST8に移り、イエス(Y)の
場合は次のST5に移る。ST5において、画像記録枚
数nがリフレッシュ処理実行時期検出用パラメータmに
対してn≧200×mか否かを判断する。ノー(N)の
場合は前記ST1に戻り、イエス(Y)の場合はST6
に移る。ST6において、湿度Htが設定値Ht0(H
t0=60%)に対してHt≧Ht0か否かを判断する。
イエス(Y)の場合はST7に移り、ノー(N)の場合
は前記ST1に戻る。ST7において、感光体リフレッ
シュ処理を行う。この処理のサブルーチンは図12によ
り、後述する。
【0061】ST8において、画像記録枚数nがリフレ
ッシュ処理実行時期検出用パラメータmに対してn≧2
00×mか否かを判断する。ノー(N)の場合は前記S
T2に戻り、イエス(Y)の場合はST9に移る。ST
9において、湿度Htが設定値Ht0に対してHt≧H
t0か否かを判断する。ノー(N)の場合は前記ST2
に戻り、イエス(Y)の場合はST10に移る。ST1
0において、画像記録動作一時停止フラグFr=「1」
とする。このとき、画像記録動作(図示しない画像記録
動作制御用フローチャートの処理)は一時停止される。
次にST11において、感光体リフレッシュ処理を行
う。この処理のサブルーチンは図12により、後述す
る。次にST12において画像記録動作一時停止フラグ
Fr=「0」とする。次に前記ST2に戻る。
ッシュ処理実行時期検出用パラメータmに対してn≧2
00×mか否かを判断する。ノー(N)の場合は前記S
T2に戻り、イエス(Y)の場合はST9に移る。ST
9において、湿度Htが設定値Ht0に対してHt≧H
t0か否かを判断する。ノー(N)の場合は前記ST2
に戻り、イエス(Y)の場合はST10に移る。ST1
0において、画像記録動作一時停止フラグFr=「1」
とする。このとき、画像記録動作(図示しない画像記録
動作制御用フローチャートの処理)は一時停止される。
次にST11において、感光体リフレッシュ処理を行
う。この処理のサブルーチンは図12により、後述す
る。次にST12において画像記録動作一時停止フラグ
Fr=「0」とする。次に前記ST2に戻る。
【0062】図12は感光体リフレッシュ処理のフロー
チャートで、前記図11のST7およびST11のサブ
ルーチンのフローチャートである。図12のST(ステ
ップ)21において次の処理を実行する。 (1)中間転写ベルトBをその非画像部(前記ベルトマ
ークから中間転写ベルトBの搬送方向に所定距離離れた
部分であって画像を形成しない部分)が感光体PRと接
触する位置で停止させる。(ベルト回転力伝達用常閉ク
ラッチKLaを開(オフ)にして、メインモータM1の
回転力が中間転写ベルトBの駆動ロールRdに伝達され
ないようにすると同時に、ベルト駆動ロールRdとその
支持軸(固定軸)との間に設けたベルト回転防止用常開
クラッチKLbを閉(オン)にして、ベルト駆動ロール
Rdの回転を防止する。 (2)感光体リフレッンュ用画像(ハーフトーン画像)
形成動作開始。 (3)タイマTMにTMa(リフレッシュ処理実行時
間)を設定する。
チャートで、前記図11のST7およびST11のサブ
ルーチンのフローチャートである。図12のST(ステ
ップ)21において次の処理を実行する。 (1)中間転写ベルトBをその非画像部(前記ベルトマ
ークから中間転写ベルトBの搬送方向に所定距離離れた
部分であって画像を形成しない部分)が感光体PRと接
触する位置で停止させる。(ベルト回転力伝達用常閉ク
ラッチKLaを開(オフ)にして、メインモータM1の
回転力が中間転写ベルトBの駆動ロールRdに伝達され
ないようにすると同時に、ベルト駆動ロールRdとその
支持軸(固定軸)との間に設けたベルト回転防止用常開
クラッチKLbを閉(オン)にして、ベルト駆動ロール
Rdの回転を防止する。 (2)感光体リフレッンュ用画像(ハーフトーン画像)
形成動作開始。 (3)タイマTMにTMa(リフレッシュ処理実行時
間)を設定する。
【0063】次にST22において、前記タイマTMが
前記TMaに対してTM≧TMaか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合はST22を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合はST23に移る。ST23において次の
処理を実行する。 (1)感光体リフレッシュ用画像形成動作を停止する。 (2)ベルト回転力伝達用常閉クラッチKLaを閉(オ
ン)にして、メインモータM1の回転力が中間転写ベル
トBの駆動ロールRdに伝達されるようにすると同時
に、ベルト駆動ロールRdとその支持軸(固定軸)との
間に設けたベルト回転防止用常開クラッチKLbを開
(オフ)にして、ベルト駆動ロールRdを回転可能とす
る。 (3)感光体PRおよび中間転写ベルトBを回転させな
がらそれらの表面を、感光体クリーナCLpおよびベル
トクリーナCLbにより、クリーニング処理する。 (4)タイマTMにTMb(クリーニング処理実行時
間)を設定する。
前記TMaに対してTM≧TMaか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合はST22を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合はST23に移る。ST23において次の
処理を実行する。 (1)感光体リフレッシュ用画像形成動作を停止する。 (2)ベルト回転力伝達用常閉クラッチKLaを閉(オ
ン)にして、メインモータM1の回転力が中間転写ベル
トBの駆動ロールRdに伝達されるようにすると同時
に、ベルト駆動ロールRdとその支持軸(固定軸)との
間に設けたベルト回転防止用常開クラッチKLbを開
(オフ)にして、ベルト駆動ロールRdを回転可能とす
る。 (3)感光体PRおよび中間転写ベルトBを回転させな
がらそれらの表面を、感光体クリーナCLpおよびベル
トクリーナCLbにより、クリーニング処理する。 (4)タイマTMにTMb(クリーニング処理実行時
間)を設定する。
【0064】次にST24において、前記タイマTMが
前記TMbに対してTM≧TMbか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合はST24を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合はST25に移る。ST25において次の
処理を実行する。 (1)クリーニング処理を終了する。 (2)m=m+1とする。次に前記図11のメインルー
チンに戻る。
前記TMbに対してTM≧TMbか否かを判断する。ノ
ー(N)の場合はST24を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合はST25に移る。ST25において次の
処理を実行する。 (1)クリーニング処理を終了する。 (2)m=m+1とする。次に前記図11のメインルー
チンに戻る。
【0065】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記各実施例1,2の中間転写ベルトBの代わ
りにドラム状の中間転写体(B)を使用可能である。 (H02)前記実施例2のトナーとしては、懸濁重合法、
溶解懸濁法、乳化法、混練粉砕法等により形成されたも
のを使用可能である。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記各実施例1,2の中間転写ベルトBの代わ
りにドラム状の中間転写体(B)を使用可能である。 (H02)前記実施例2のトナーとしては、懸濁重合法、
溶解懸濁法、乳化法、混練粉砕法等により形成されたも
のを使用可能である。
【0066】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)帯電部材と感光体との間の放電により生成され
た放電放電生成物の感光体への付着を抑制することがで
きる。 (E02)感光体を摩耗させることなく、感光体表面に付
着した放電生成物を容易に除去することができる。 (E03)感光体表面に放電生成物が付着した場合に生じ
る、画像流れ、ブレード鳴きやブレード捲れ、感光体駆
動系のトルク上昇等を防止することにより、長期間に渡
って安定した画像を形成する画像形成装置を提供するこ
とができる。 (E04)新たな白抜け防止手段(放電生成物除去部材)
を設けずに放電生成物を除去することができる。このた
め、新たな放電生成物除去部材が不要となり、コストダ
ウン、小型化が可能となる。
効果を奏することができる。 (E01)帯電部材と感光体との間の放電により生成され
た放電放電生成物の感光体への付着を抑制することがで
きる。 (E02)感光体を摩耗させることなく、感光体表面に付
着した放電生成物を容易に除去することができる。 (E03)感光体表面に放電生成物が付着した場合に生じ
る、画像流れ、ブレード鳴きやブレード捲れ、感光体駆
動系のトルク上昇等を防止することにより、長期間に渡
って安定した画像を形成する画像形成装置を提供するこ
とができる。 (E04)新たな白抜け防止手段(放電生成物除去部材)
を設けずに放電生成物を除去することができる。このた
め、新たな放電生成物除去部材が不要となり、コストダ
ウン、小型化が可能となる。
【図1】 図1は本発明の画像形成装置の実施例1の全
体説明図である。
体説明図である。
【図2】 図2は前記図1の要部拡大図である。
【図3】 図3は前記ブラシJBの材質がテフロンの場
合とポリエステルの場合におけるプリント枚数と感光体
PRの表面電位との関係を示すグラフである。
合とポリエステルの場合におけるプリント枚数と感光体
PRの表面電位との関係を示すグラフである。
【図4】 図4は本発明の画像形成装置の実施例1の変
更例1を示す図で、ブラシJBを帯電ロールCRに非接
触で且つ露光位置Q1の上流側に配置した画像形成装置
を示す図である。
更例1を示す図で、ブラシJBを帯電ロールCRに非接
触で且つ露光位置Q1の上流側に配置した画像形成装置
を示す図である。
【図5】 図5は本発明の画像形成装置の実施例1の変
更例2を示す図で、ブラシJBを帯電ロールCRに非接
触で且つ露光位置Q1の下流側で且つ現像領域Q2の上
流側に配置した画像形成装置を示す図である。
更例2を示す図で、ブラシJBを帯電ロールCRに非接
触で且つ露光位置Q1の下流側で且つ現像領域Q2の上
流側に配置した画像形成装置を示す図である。
【図6】 図6は本発明の画像形成装置の実施例1の変
更例3の説明図である。
更例3の説明図である。
【図7】 図7は本発明の画像形成装置の実施例1の変
更例4の説明図である。
更例4の説明図である。
【図8】 図8は本発明の画像形成装置の実施例1の変
更例5の説明図である。
更例5の説明図である。
【図9】 図9は本発明の実施例2の画像形成装置の全
体説明図で前記実施例1の図1に対応する図である。
体説明図で前記実施例1の図1に対応する図である。
【図10】 図10は本発明の画像形成装置の実施例2
の制御部のブロック線図である。
の制御部のブロック線図である。
【図11】 図11は実施例2の画像形成装置の画像記
録枚数カウント処理のフローチャートである。
録枚数カウント処理のフローチャートである。
【図12】 図12は感光体リフレッシュ処理のフロー
チャートで、前記図11のST7およびST11のサブ
ルーチンのフローチャートである。
チャートで、前記図11のST7およびST11のサブ
ルーチンのフローチャートである。
B…現像装置、C2…リフレッシュサイクル実行手段、
CLp…感光体クリーナ、CR…帯電部材、F…定着装
置、G…現像装置、GY〜GK…現像器、JB…放電生
成物除去部材、PR…感光体、Q1…潜像形成位置、Q2
…現像領域、Q3…転写領域、Q4…シート転写領域、Q
5…定着領域、ROS…潜像形成装置、S…記録シー
ト、SH…シート搬送装置、T1…1次転写器、T2…
2次転写器、(B+T1+T2)…転写装置、(PR+
CR+ROS+G)…トナー像形成装置。
CLp…感光体クリーナ、CR…帯電部材、F…定着装
置、G…現像装置、GY〜GK…現像器、JB…放電生
成物除去部材、PR…感光体、Q1…潜像形成位置、Q2
…現像領域、Q3…転写領域、Q4…シート転写領域、Q
5…定着領域、ROS…潜像形成装置、S…記録シー
ト、SH…シート搬送装置、T1…1次転写器、T2…
2次転写器、(B+T1+T2)…転写装置、(PR+
CR+ROS+G)…トナー像形成装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正和 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小島 紀章 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 中野 良則 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA14 DE07 EA09 EC14 ED08 ED24 ED27 EF02 HB19 JA02 JC03 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 BA30 2H034 AA06 BA05 BD02 BD03 BD10
Claims (7)
- 【請求項1】 下記の構成要件(A01)〜(A06)を備
えたことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転する
表面が帯電領域、潜像形成位置、現像領域、転写領域お
よびクリーニング領域を順次通過する感光体、前記帯電
領域において前記感光体表面に接触して感光体表面を一
様に帯電させる帯電部材、前記潜像形成位置において前
記帯電された感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成
装置、および、前記現像領域において前記静電潜像をト
ナー像に現像する現像器、を備えたトナー像形成装置、
(A02)前記転写領域を通過する感光体表面のトナー像
を記録シートに転写する転写装置、(A03)前記トナー
像転写後の感光体表面の残留トナーを前記クリーニング
領域において回収する感光体クリーナ、(A04)前記記
録シートを、前記トナー像が転写されるシート転写領域
および定着領域に順次搬送するシート搬送装置、(A0
5)前記定着領域において前記記録シート上のトナー像
を定着する定着装置、(A06)前記帯電領域の下流側且
つ現像領域の上流側において前記感光体表面に接触して
配置されるとともに、前記帯電部材および感光体表面間
の放電により生成されて感光体表面に付着した放電生成
物を除去する放電生成物除去部材。 - 【請求項2】 下記の構成要件(A07)を備えた請求項
1記載の画像形成装置、(A07)ブラシにより構成され
た前記放電生成物除去部材。 - 【請求項3】 下記の構成要件(A08),(A09)を備
えた請求項1または2記載の画像形成装置、(A08)前
記感光体表面と前記帯電部材表面との接触部分の下流側
において前記感光体表面との間に楔状空間を形成するよ
うに構成された前記帯電部材、(A09)少なくとも一部
分が前記楔状空間に配置され且つ前記感光体表面および
帯電部材表面に接触する前記放電生成物除去部材。 - 【請求項4】 停止した中間転写体に接触する感光体を
回転駆動して、感光体表面に付着した放電生成物を中間
転写体表面との接触移動により除去する感光体表面リフ
レッシュサイクルを実行するリフレッシュサイクル実行
手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 リフレッシュサイクル時は、全面ハーフ
トーントナー像を現像することを特徴とする請求項4記
載の画像形成装置。 - 【請求項6】 湿度検知手段を備え、湿度が60%以上
の時にリフレッンュサイクルを実行することを特徴とす
る請求項4または請求項5記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 リフレッンュサイクル時には、中間転写
体の画像が形成されない非画像部に、感光体が接触する
ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284138A JP2002091259A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284138A JP2002091259A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002091259A true JP2002091259A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18768404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000284138A Pending JP2002091259A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002091259A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007219002A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009069665A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010145852A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2018502409A (ja) * | 2014-12-05 | 2018-01-25 | ジャムトゥーゴー、インク. | ネットワーク環境におけるコンテンツ評価サーバ及びこれを用いたコンテンツ評価方法 |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000284138A patent/JP2002091259A/ja active Pending
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JP2007219002A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009069665A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2010145852A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2018502409A (ja) * | 2014-12-05 | 2018-01-25 | ジャムトゥーゴー、インク. | ネットワーク環境におけるコンテンツ評価サーバ及びこれを用いたコンテンツ評価方法 |
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