JP2002090974A - ソートカード及びフイルムキャリア - Google Patents

ソートカード及びフイルムキャリア

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JP2002090974A
JP2002090974A JP2000275117A JP2000275117A JP2002090974A JP 2002090974 A JP2002090974 A JP 2002090974A JP 2000275117 A JP2000275117 A JP 2000275117A JP 2000275117 A JP2000275117 A JP 2000275117A JP 2002090974 A JP2002090974 A JP 2002090974A
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sort
slide mount
card
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JP2000275117A
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Junichi Tsuji
淳一 辻
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装填向きに関わらず確実に検出可能なソート
カードを提供する。 【解決手段】 ソートカード12の各辺の中点近くに識
別孔13を形成する。スライドマウント10及びソート
カード12の搬送路に第1センサ15、第2センサ17
を設ける。第1センサ15により、ソートカード12の
識別孔13の有無を検出する。第2センサ17により、
スライドマウント10の画像エリア10aの有無を検出
する。ソートカード12の各辺の近くで識別孔13を形
成するから、表裏や装填向きを反転させても、常に識別
孔13の検出が可能になる。ソートカード12の表裏や
装填向きを気にすることなく、ソートカード12を使用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソートカード及びフ
イルムキャリアに関し、特に、スライドマウントと異な
ることを検出し、スライドマウントを1まとまりに区切
ることができるようにしたソートカード及びフイルムキ
ャリアの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数のスライドマウントを各注文毎など
に分類する方法として、例えば特開昭60−11826
号公報に記載のように、各分類の区切り位置にダミース
ライドを用いることが提案されている。上記ダミースラ
イドを用いるものでは、画像の写っている写真フイルム
の代わりに、画像の写っていない写真フイルムを有する
ダミースライドを用いて、各注文件を区別している。ま
た、色や記号、文字を識別情報として用い、これらを写
真フイルムまたは写真フイルムを保持する枠体の表面に
記録することも行われている。
【0003】また、特開昭61−42638号公報で
は、ダミースライドの代わりに、オーダーを区別する記
号が設けられたソートカードを用いることが提案されて
いる。オーダー区別記号としては、例えばソートカード
にビットを穿設し、このビットの組み合わせによりオー
ダーを区別している。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかしながら、上記提案のダミースライド
やソートカードでは、これらの装填方向が異なる場合
に、これらを識別することができなくなり、誤判定して
しまうことがある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、ソートカードの装填方向に関わりなく、確実に検
出可能にしたソートカード及びこれを用いたフイルムキ
ャリアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のソートカードでは、矩形の枠体によ
り写真フイルムのコマ単位の画像を挟持してなるスライ
ドマウントに対し、各注文の区切りを示すためにセット
されるソートカードであって、前記スライドマウントと
ほぼ同形状で構成されており、前記スライドマウントと
ソートカードとを識別する識別マークを備え、前記ソー
トカードを表裏反転、または、90度反転させた状態で
常に同じ検出信号が得られる位置に前記識別マークを配
置している。
【0007】なお、前記識別マークを、互いに向かい合
う1対の各辺の中点をつなぐ線上で前記中点近くに配置
するように、各辺の近傍に設けた透過孔から構成するこ
とが好ましい。また、前記識別マークを、各辺の中点に
配置した切欠き、各角部に設けた透過孔、1対の対角で
ある角部に設けた透過孔から構成することが好ましい。
【0008】請求項6記載のフイルムキャリアでは、請
求項1ないし5いずれか1つ記載のソートカードを各ス
ライドマウントの注文件の区切りに挿入し、これらを収
納した供給カートリッジから、前記スライドマウント及
びソートカードを供給搬送部により画像利用位置へ送り
出し、画像利用位置から前記スライドマウント及びソー
トカードを回収搬送部により回収カートリッジへ回収す
るフイルムキャリアにおいて、前記供給搬送部に設けら
れ、前記識別マークを識別するためのマーク検出手段
と、このマーク検出手段からの検出信号に基づき、ソー
トカードとスライドマウントとを識別する識別手段とを
備えている。
【0009】なお、前記識別手段によりソートカードと
判定したときに、このソートカードを画像利用位置で通
過させることが好ましい。また、前記マーク検出手段に
より、前記スライドマウントの画像エリアの有無を判定
し、この画像エリアの有無判定信号によりスライドマウ
ントの装填向きを検出することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施したソートカ
ードをスライドマウントと比較して示す斜視図である。
スライドマウント10,11は、周知のように、1コマ
のリバーサルフイルム10a,11aを枠体10b,1
1bで挟むように構成されている。なお、(B)は13
5タイプのリバーサルフイルム10aを有するスライド
マウント10を示し、(C)はIX240タイプのリバ
ーサルフイルム11aを有するスライドマウント11を
示している。
【0011】図1(A)に示すように、ソートカード1
2は、スライドマウント10,11と同じように一辺が
50mmの正方形であり、遮光性を有するプラスチック製
板材から構成されている。このソートカード12には、
各辺の中点に接近した位置で識別孔13が形成されてい
る。識別孔13は、各辺の中点近くで各辺にそれぞれ形
成されるため、ソートカード12が表裏を逆、または向
きを90度回転させて、セットされる場合でも、識別孔
13は常に同じ位置とされる。
【0012】この識別孔13は、図2に示すように、第
1センサ15により検出される。第1センサ15はイン
タラプタ式のフォトセンサから構成されており、投光器
15a及び受光器15bを備えている。これら投光器1
5a及び受光器15bは、センサホルダ16に取り付け
られている。センサホルダ16は、スライドマウント1
0,11及びソートカード12が通過する搬送路を挟む
ように第1センサ15を配置するためのものであり、二
股状にされたセンサ取付部16a,16bを備えてい
る。第1センサ15は、スライドマウント10,11及
びソートカード12の一方の側縁から内側にL1だけ入
った位置に取り付けられる。L1は本実施形態では3.
8mmである。
【0013】センサホルダ16には第1センサ15の他
に、第2センサ17が配置されている。第2センサ17
も、第1センサ15と同様にインタラプタ式のフォトセ
ンサから構成されており、投光器17a,受光器17b
を備えている。第2センサ17は、スライドマウント1
0,11及びソートカード12の一方の側縁から内側に
L2だけ入った位置に取り付けられており、スライドマ
ウントが正規装填向きか否かを検出する。L2は本実施
形態では10.8mmである。これにより、135タイプ
のスライドマウント10の画像エリアの有無を検出する
ことができる。この画像エリアの有無によって、スライ
ドマウント10の装填向きが正規向きかこの正規向きか
ら90度回転した向きかを判別することができる。これ
ら第1センサ15及び第2センサ17の出力はコントロ
ーラ18に送られる。
【0014】図3は、スライドマウント10とソートカ
ード12とが第1及び第2センサ15,17を通過する
ときのセンサ出力の一例を示すもので、(A)は正規装
填向きのスライドマウント10とこのときのセンサ出力
とを、(B)は正規装填向きから90度回転した不良装
填向きのスライドマウント10とこのときのセンサ出力
とを、(C)はソートカード12とこのときのセンサ出
力とをそれぞれ示している。なお、二点鎖線SOL1は
第1センサ15の通過軌跡を示し、二点鎖線SOL2は
第2センサ17の通過軌跡を示している。また、SO1
は第1センサ15の出力を、SO2は第2センサの出力
を示している。
【0015】コントローラ18は、スライドマウント1
0及びソートカード12の送り方向の中央部が各センサ
15,17を通過するときの各センサ出力SO1,SO
2に基づき、スライドマウント10が正規装填向きか否
か、及びソートカード12であるか否かを判定する。す
なわち、第1センサ15の出力SO1及び第2センサ1
7の出力SO2がそれぞれ「0」のときには図3(A)
に示すように、正規装填向きのスライドマウント10で
あると判定する。また、SO1が「0」でSO2が
「1」のときには、不良装填向きのスライドマウント1
0であると判定する。また、SO1が「1」でSO2が
「0」のときには、ソートカード12であると判定す
る。
【0016】図4はフイルムキャリア20の外観を示す
斜視図である。フイルムキャリア20には、供給カート
リッジ装填口21と、回収カートリッジ装填口22とが
形成されている。また、各装填口21,22の間には読
取開口23が形成されており、この読取開口23を介し
て、例えばラインCCDスキャナによりスライドマウン
ト10の画像が読み取られる。
【0017】各カートリッジ装填口21,22で、供給
側には供給カートリッジ26がセットされ、回収側には
回収カートリッジ27がセットされる。図5に示すよう
に、各カートリッジ26,27は、溝型状のカートリッ
ジ本体28aと蓋28bとヒンジ28cとから構成され
ており、供給カートリッジ26のカートリッジ本体28
a内には、多数のスライドマウント10及びソートカー
ド12が積み重ねて収納されている。ソートカード12
は多数のスライドマウント10の各注文件毎に、これら
を区切る位置にセットされる。また、回収カートリッジ
27は空とされており、これに画像読み取り後のスライ
ドマウント10及びソートカード12が順次収納され
る。
【0018】図6はフイルムキャリア20とラインCC
Dスキャナ25との光学系の概略構成を示す正面図であ
り、フイルムキャリア20内には、送出台30、マウン
ト供給搬送部31、移動原稿台32、マウント回収搬送
部33、引き込みローラ34が設けられている。
【0019】送出台30は供給カートリッジ装填口21
内に設けられており、供給カートリッジ26の操作部材
挿入開口37から供給カートリッジ26内に入り込み、
最下層のスライドマウント10をマウント供給搬送部3
1に送り出す。このため、送出台30はスライドマウン
ト10の端部に係止する係止爪30aを備えており、カ
ム38により1往復動するように構成されている。カム
38は供給モータ39により回転され、1回転すると供
給モータ39の駆動伝達が断たれるように構成されてい
る。
【0020】マウント供給搬送部31は、送出台30か
ら送り出されたスライドマウント10または、ソートカ
ード12を両側から3組の搬送ローラ対41により挟持
して、移動原稿台32に送り込む。搬送ローラ対41は
前記供給モータ39により回転駆動される。このマウン
ト供給搬送部31には、前記センサホルダ16を介して
第1センサ15及び第2センサ17が配置される。
【0021】移動原稿台32は、搬送ローラ対43とス
ライドマウント挟持部44と原稿台移動機構45とから
構成されている。搬送ローラ対43は、マウント供給搬
送部31から送り込まれたスライドマウント10を移動
原稿台32の画像読取位置に送り込むとともに、画像読
取後のスライドマウント10をマウント回収搬送部33
に送り出す。スライドマウント挟持部44は、画像読取
位置にセットされたスライドマウント10を挟持固定す
る。原稿台移動機構45は、原稿台32を図中左右方向
に往復動させて、第1回の送りでプレスキャンを行い、
その戻し中に一時停止してファインスキャンのためのオ
ートフォーカスを行い、第2回の送りでファインスキャ
ンを行う。プレスキャン及びファインスキャンは、移動
原稿台32の送りに同期させてラインCCDスキャナ2
5を作動させることで行われる。
【0022】ラインCCDスキャナ25は、原稿台32
に固定されたスライドマウント10の画像を原稿台32
の送りに同期させて主走査方向に読み取り、画像データ
を得る。このため、原稿台32の下方には、光源47、
IRカットフイルタ48、光量調整絞り板49、バラン
スフイルタ50、光拡散ボックス51、拡散板52が順
に配置されている。また、原稿台32の上方には、結像
レンズユニット53及びラインCCDセンサ54が配置
されている。読み取った画像データは周知の画像処理を
施された後に、記録用データに変換され、例えばデジタ
ルプリンタにより画像がプリントされる。
【0023】画像が読み取られたスライドマウント10
は、マウント回収搬送部33に送られる。マウント回収
搬送部33も3組の搬送ローラ対56を備えており、移
動原稿台32からの原稿を回収用カートリッジ27に送
り込む。
【0024】回収カートリッジ装填口22には引き込み
ローラ34が設けられている。この引き込みローラ34
は図示しない回収モータにより一定時間回転され、マウ
ント回収搬送部33からのスライドマウント10を、回
収用カートリッジ27内に引き込む。引き込まれたスラ
イドマウント10は、回収されたスライドマウント10
の最下層に入れられる。
【0025】図2に示すように、コントローラ18は、
前記第1センサ15及び第2センサ17の出力SO1,
SO2に基づくソートカード判定、スライドマウントの
装填向きの判定を行う他に、各部を制御する。そして、
ソートカード12がマウント供給搬送部31を通過する
ときには、第1センサ15の出力SO1に基づきソート
カード12か否かが判定される。ソートカード12の場
合には、移動原稿台32では画像読み取りを行うことな
く、ソートカード12をそのまま通過させ、回収用カー
トリッジ27にソートカード12を送り出す。また、ソ
ートカード検出によるソート信号は、各注文を仕切る信
号として、画像処理装置へ送られる。
【0026】また、第2センサ17の出力SO2に基づ
き、スライドマウント10が図3(A)に示すように、
正規装填向きである場合には、画像が正規に読み取ら
れ、これが画像処理装置に送られる。また、スライドマ
ウント10が図3(B)に示すように、不良装填向きで
ある場合には、この不良装填向きに合わせた画像読み取
り範囲に広げられ、画像の読み取りが行われ、これが画
像処理装置に送られる。画像処理装置では、読み取った
画像データを90度の反転処理を行い、他の正規装填向
きと同じ画像フォーマットに変更する。なお、このよう
な画像判定処理を行うことなく、不良装填向きの場合に
は画像を読み取ることなくそのまま送り、後に装填向き
を正しくセットした状態で再度フイルムキャリアに装填
し、画像読み取りを行うようにしてもよい。
【0027】上記実施形態では、135タイプのスライ
ドマウント10とソートカード12とを用いた場合につ
いて説明したが、この他に、IX240タイプのスライ
ドマウント11を用いてもよい。この場合には、図1
(C)に示すように、画像エリアが135タイプのスラ
イドマウント10とは異なるため、これに合わせて、第
2センサ17の取り付け位置を変更し、画像の向きを検
出する。また、第2センサ17の位置を変更する代わり
に、IX240タイプのスライドマウントの装填向きを
検出する第3センサを別個に設けてもよい。この場合に
は、135タイプスライドマウント10とIX240タ
イプスライドマウント11とを混在させた状態で、これ
らスライドマウント10,11の装填向きの判定及び画
像読み取りが可能になる。
【0028】上記実施形態では、各辺の中点近くで識別
孔13をそれぞれ設けたソートカード12を用いたが、
ソートカード12を表裏反転、または、90度反転させ
た状態で常に同じ検出信号が得られる位置に、前記識別
孔13を配置したものであればよく、識別孔13の配置
位置は各辺の中点近くに限定されない。例えば、図7に
示すように、カード本体61aの各角部61bに識別孔
62を配置してソートカード61を構成してもよい。ま
た、図8に示すように、カード本体63aの1対の対角
63bのみに識別孔64を配置して、ソートカード63
を構成してもよい。この場合には、これら1対の識別孔
を検出するためのセンサを別個に設け、これらの出力を
用いて、ソートカードかスライドマウントかを判別す
る。
【0029】また、図3(C)に示すように、識別孔1
3に変えて、図9に示すように、切欠き65を用いたソ
ートカード66としてもよい。切欠き形状は、矩形に限
定されることなく、半円形、三角形、その他の形状を用
いてよい。また、識別孔13,62,64の形状も、図
1,図7,図8に示すような正方形のものに代えて、円
形、長方形、その他の形状を用いてもよい。更には、識
別孔13,62,64に代えて、周囲と反射率が異なる
識別マークを記録することで、ソートカードを形成して
もよい。この場合には反射タイプのフォトセンサを用い
て識別マークを検出する。
【0030】上記実施形態では、スライドマウント1
0,11とソートカード12とを同一寸法で構成した
が、フイルムキャリアでの搬送時、マウントカートリッ
ジでの収納時、ソートカードの識別時などにおいて、障
害とならなければ、適宜に寸法を変えてもよい。
【0031】上記実施形態では、識別孔13を検出する
センサとしてフォトインタラプタ式のセンサ15,17
を用いたが、この他に、反射光を検出することで、識別
孔13を検出する反射タイプのフォトセンサを用いても
よい。また、光学的なセンサに代えて、マイクロスイッ
チ等の機械式センサを用いてもよい。
【0032】上記実施形態では、遮光性のプラスチック
板材からソートカード12を構成したが、繰り返し使用
可能で且つ搬送可能な材質であればよく、例えば紙製、
金属製のソートカードとしてもよい。また、上記実施形
態では、スライドマウント10またはソートカード12
に対して、識別孔13の形成位置での各センサ15,1
7の出力信号に基づき、ソートカード12の判定、スラ
イドマウント10の装填向きの判定を行ったが、各セン
サ15,17の出力信号の変化の違いに応じて、識別孔
13や画像エリアを識別し、これに基づきソートカード
12の判定、スライドマウント10の装填向きの判定を
行ってもよい。また、識別孔13の形成位置でスライド
マウント10やソートカード12を停止させて、識別孔
13や画像エリア18aを検出することにより、ソート
カード12の判定、スライドマウントの装填向きの判定
を行ってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、スライドマウントとソ
ートカードとを識別する識別マークをソートカードに設
け、このソートカードを表裏反転、または、90度反転
させた状態で常に同じ検出信号が得られる位置に前記識
別マークを配置したから、ソートカードの装填向きに関
わりなく、常にソートカードを確実に検出することがで
きる。したがって、ソートカードを用いる場合に、この
装填向きを気にする必要なく、各注文件の間などにセッ
トすることができ、使い勝手が良くなる。
【0034】特に、識別マークを、互いに向かい合う1
対の各辺の中点をつなぐ線上で前記中点近くに配置する
ように、各辺の近傍に設けた透過孔から構成することに
より、ソートカードの外形状をスライドマウントと同じ
にすることができ、搬送適性が損なわれることがなくな
る。同様にして、ソートカードの各角部に設けた透過孔
や、ソートカードの1対の対角である角部に設けた透過
孔から識別マークを構成することにより、同様に搬送適
性を損なうことなく、確実にソートカードを検出するこ
とができる。また、搬送適性が低下するものの、各辺に
設けた切欠きから識別マークを構成することにより、同
様にしてソートカードを確実に識別することができる。
【0035】また、フイルムキャリアの供給搬送部にマ
ーク検出手段を設け、このマーク検出手段からの検出信
号に基づき、識別手段により、ソートカードとスライド
マウントとを識別するから、ソートカードを確実に識別
することができる。しかも、識別手段によりソートカー
ドと判定したときに、このソートカードを画像利用位置
で通過させることにより、効率のよい画像読取処理など
が可能になる。さらに、マーク検出手段により、スライ
ドマウントの画像エリアの有無を判定し、この画像エリ
アの有無判定信号によりスライドマウントの装填向きを
検出することにより、ソートカードの検出の他にスライ
ドマウントが正規装填向きか否かも判定することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したソートカード及びスライドマ
ウントの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明のソートカードとセンサとを示す断面図
である。
【図3】ソートカードの装填向きと、このときのセンサ
の出力を示す説明図である。
【図4】フイルムキャリアの外観を示す斜視図である。
【図5】フイルムキャリアの概略構成を示す断面図であ
る。
【図6】フイルムキャリアの要部を示す平面図である。
【図7】別の実施形態におけるソートカードの平面図で
ある。
【図8】別の実施形態におけるソートカードの平面図で
ある。
【図9】別の実施形態におけるソートカードの平面図で
ある。
【符号の説明】
10,11 スライドマウント 10a リバーサルフイルム 10b 枠体 12 ソートカード 13 識別孔 15 第1センサ 17 第2センサ 20 フイルムキャリア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の枠体により写真フイルムのコマ単
    位の画像を挟持してなるスライドマウントに対し、各注
    文の区切りを示すためにセットされるソートカードであ
    って、 前記スライドマウントとほぼ同形状で構成されており、 前記スライドマウントとソートカードとを識別する識別
    マークを備え、 前記ソートカードを表裏反転、または、90度反転させ
    た状態で常に同じ検出信号が得られる位置に前記識別マ
    ークを配置したことを特徴とするソートカード。
  2. 【請求項2】 前記識別マークを、互いに向かい合う1
    対の各辺の中点をつなぐ線上で前記中点近くに配置する
    ように、各辺の近傍に設けた透過孔から構成したことを
    特徴とする請求項1記載のソートカード。
  3. 【請求項3】 前記識別マークを、各辺の中点に配置し
    た切欠きから構成したことを特徴とする請求項1記載の
    ソートカード。
  4. 【請求項4】 前記識別マークを、各角部に設けた透過
    孔から構成したことを特徴とする請求項1記載のソート
    カード。
  5. 【請求項5】 前記識別マークを、1対の対角である角
    部に設けた透過孔から構成したことを特徴とする請求項
    1記載のソートカード。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか1つ記載のソ
    ートカードを各スライドマウントの注文件の区切りに挿
    入し、これらを収納した供給カートリッジから、前記ス
    ライドマウント及びソートカードを供給搬送部により画
    像利用位置へ送り出し、画像利用位置から前記スライド
    マウント及びソートカードを回収搬送部により回収カー
    トリッジへ回収するフイルムキャリアにおいて、 前記供給搬送部に設けられ、前記識別マークを識別する
    ためのマーク検出手段と、 このマーク検出手段からの検出信号に基づき、ソートカ
    ードとスライドマウントとを識別する識別手段とを備え
    たことを特徴とするフイルムキャリア。
  7. 【請求項7】 前記識別手段によりソートカードと判定
    したときに、このソートカードを画像利用位置で通過さ
    せることを特徴とする請求項6記載のフイルムキャリ
    ア。
  8. 【請求項8】 前記マーク検出手段により、前記スライ
    ドマウントの画像エリアの有無を判定し、この画像エリ
    アの有無判定信号によりスライドマウントの装填向きを
    検出することを特徴とする請求項6または7記載のフイ
    ルムキャリア。
JP2000275117A 2000-07-27 2000-09-11 ソートカード及びフイルムキャリア Pending JP2002090974A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1251393A3 (en) * 2001-04-17 2002-12-04 Noritsu Koki Co., Ltd. Slide mount carrier unit and film scanner
KR100726451B1 (ko) * 2005-11-28 2007-06-11 주식회사 태영알이씨 폐타이어, 우레탄 이피디엠, 컬러 고무칩을 이용한 투수성플렉스스텝 탄성 포장 시공방법

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