JP2002040577A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002040577A
JP2002040577A JP2000227718A JP2000227718A JP2002040577A JP 2002040577 A JP2002040577 A JP 2002040577A JP 2000227718 A JP2000227718 A JP 2000227718A JP 2000227718 A JP2000227718 A JP 2000227718A JP 2002040577 A JP2002040577 A JP 2002040577A
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JP2000227718A
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English (en)
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Yasunobu Sakaguchi
恭伸 阪口
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドマウントの装填向きを簡単に判別す
る。 【解決手段】 フイルム種別及びスライドマウントの装
填向きの違いに基づく画像領域のパターンを記憶してお
く。プレスキャン時にスライドマウントの画像領域を含
み且つ画像領域よりも大きい範囲を読み取る。読み取っ
たプレスキャンデータに基づき画像領域を抽出する。抽
出した画像領域と予め記憶した画像領域とを比較し、同
じパターンのものから、画像サイズ及び装填向きを判別
する。装填向きを判別するセンサ等を不要にして、画像
データからスライドマウントの装填向きや画像サイズを
簡単に判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドマウント
の画像読取装置に関し、特にスライドマウントの画像サ
イズ、装填向き及び表裏を判別するための画像読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムの画像情報をCCDで読み
取り、デジタル的に加工した後に印画紙等にプリントす
ることが行われている。この場合に、フイルム通路に設
けた光透過部から、光源の光を写真フイルムに照射し、
この写真フイルムの透過光をCCDで撮像することによ
り、画像情報の読み取りを行っている。
【0003】画像読取は、装填向き、表裏、フイルムサ
イズなどを誤って写真フイルムを画像読取装置へ装填し
てしまうと正しく行うことができない。このため、画像
読取を正しく行う方法や装置が、実開昭58−8823
6号、特開平2−30934号、特開平2−29623
2号、特開平8−82873号、特開平9−13055
7号、特開平9−197729号、特開平9−3314
41号、特開平11−112714号などの各公報で提
案されている。
【0004】ところで、スライドマウントは画像が記録
されたコマ単位の写真フイルムとこの写真フイルムの周
囲を挟みこんで保持する枠体とにより構成されている
が、前記枠体は正方形に形成されているため、画像読取
装置への装填向きを誤りやすい。また、スライドマウン
トには135タイプ及びIX240タイプなどがある
が、これらを一緒に装填してしまうと、フイルムキャリ
アが複数種類の画像サイズに適合していない場合、正し
く画像読取を行うことができない。これに対しては、例
えば、特開平11−112714号公報では、赤外線セ
ンサによりスライドマウントの画像領域を識別して、こ
のときの検出時間と搬送速度からスライドマウントの画
像領域の寸法を検出し、検出した画像領域の寸法と予め
記憶された正しい装填向きにおけるスライドマウントの
画像領域の寸法とを比較してスライドマウントの装填向
き及び画像サイズを判別する画像読取装置が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−112714号公報のものは、スライドマウント
の装填向き及び画像サイズの判別に専用の赤外線センサ
を用いているため、別個にセンサを設ける必要から画像
読取装置の製造コストが上昇してしまう。また、検出し
た寸法に基づき画像サイズや装填向きを判別するため、
判別処理が煩雑になる。
【0006】本発明は、スライドマウントの画像サイ
ズ、装填向き及び表裏を簡単な構成で判別することがで
きる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像読取装置は、画像が記録された
コマ単位の写真フイルムとこの写真フイルムの周囲を挟
みこんで保持する枠体とにより構成されたスライドマウ
ントから、前記画像を読み取る画像読取装置において、
前記スライドマウントの画像領域を含み且つ画像領域よ
りも広い範囲を読み取る画像読取手段と、この画像読取
手段により読み取った画像データからスライドマウント
の画像領域を抽出する画像領域抽出手段と、この画像領
域抽出手段で抽出された画像領域に基づきスライドマウ
ントの画像サイズまたはスライドマウントの装填向きを
判別する判別手段とを備えたものである。なお、前記画
像領域抽出手段は、前記画像領域と前記枠体との境界部
分を検出して前記画像領域を示すパターンを抽出し、前
記判別手段は、前記抽出した画像領域のパターンと、予
めスライドマウントの装填向き及び画像サイズ毎に記憶
した画像領域のパターンとを比較し、ほぼ同じ画像領域
のパターンのものの画像サイズ及びスライドマウントの
装填向きを判別結果として出力することが好ましい。
【0008】また、前記画像データに基づき画像を表示
する画像表示手段と、スライドマウントの画像サイズま
たはスライドマウントの装填向きを指示する指示入力手
段とを備えることが好ましい。また、前記スライドマウ
ントの装填向きは、スライドマウントの画像領域が横向
きまたは縦向きで装填されたか否かを示す画像向きであ
ることが好ましい。この場合、前記判別手段の判別結果
によりスライドマウントの画像向きが異なっている場合
に、前記画像の向きを90度回転させるように画像デー
タを変換するデータ変換手段を備えるとよい。
【0009】また、前記スライドマウントの装填向き
は、スライドマウントの画像領域が横向きまたは縦向き
で装填されたか否かを示す画像向きと、スライドマウン
トの表裏の向きを示す表裏向きとであってもよい。この
場合、前記指示入力手段の指示情報によりスライドマウ
ントの表裏向きが異なっている場合に、前記画像を反転
させるように画像データを変換する変換手段を備えると
よい。また、前記指示入力手段の指示情報によりスライ
ドマウントの画像向きが異なっている場合に、前記画像
の向きを90度回転させるように画像データを変換する
変換手段を備えることが好ましい。
【0010】請求項9記載の画像読取装置は、画像が記
録されたコマ単位の写真フイルムとこの写真フイルムの
周囲を挟みこんで保持する枠体とにより構成されたスラ
イドマウントから、前記画像を読み取る画像読取装置に
おいて、前記スライドマウントの画像領域を含み且つ画
像領域よりも広い範囲を読み取る画像読取手段と、この
画像読取手段からの画像データに基づき読み取った画像
を表示する画像表示手段と、この画像表示手段の表示画
像に基づき決定される画像サイズ情報またはスライドマ
ウントの装填向き情報を入力する情報入力手段をとを備
えたものである。
【0011】なお、前記スライドマウントの装填向き
は、スライドマウントの画像領域が横向きまたは縦向き
で装填されたか否かを示す画像向きと、スライドマウン
トの表裏の向きを示す表裏向きとであることが好まし
い。この場合、前記指示入力手段の指示情報によりスラ
イドマウントの表裏向きが異なっている場合に、前記画
像を反転させるように画像データを変換する変換手段を
備えるとよい。また、前記指示入力手段の指示情報によ
りスライドマウントの画像向きが異なっている場合に、
前記画像の向きを90度回転させるように画像データを
変換するデータ変換手段を備えることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には本実施形態に係るデジタ
ルラボシステム10の概略構成が示されている。デジタ
ルラボシステム10は、ラインCCDスキャナ11、画
像処理装置12、画像データ表示部13からなる入力装
置14と、レーザプリンタ部15及びプロセサ部16か
らなる出力装置17とを含んで構成されている。
【0013】ラインCCDスキャナ11はフイルムキャ
リア18を備えており、スライドマウント19は光軸L
と垂直になるように搬送されてその画像が読み取られ
る。フイルムキャリア18は、135タイプ及びIX2
40タイプ用に構成されており、各タイプのスライドマ
ウント19の画像を読み取ることができる。フイルムキ
ャリア18へのスライドマウント19の装填方向は、図
2(A),(C)に示すように画像領域FA1A,FA
2Aが横向きのときが正しい装填方向であり、図2
(B),(D)に示すように画像領域FA1B,FA2
Bが縦向きのときが誤った装填方向となる。図2
(A),(B)は135タイプのスライドマウント19
を示しており、図2(C),(D)はIX240タイプ
のスライドマウント19を示している。また、枠線FL
は画像読取範囲を示しており、矢印A1はスライドマウ
ント19の送り方向を示している。
【0014】図3にフイルムキャリア18の外観を示
す。フイルムキャリア18はキャリア本体18aと、こ
れにセットされる供給用マウントカートリッジ20(以
下単に供給カートリッジという)及び回収用マウントカ
ートリッジ21(以下単に回収カートリッジという)と
から構成されている。キャリア本体18aには、駆動カ
バー22が設けられ、駆動カバー22内にはモータやク
ラッチ機構等が収納されている。また、詳しくは図示し
ないが、キャリア本体18aには、操作パネルが設けら
れており、この操作パネル中の読取開始キーを操作する
ことにより、スライドマウント19の画像が読み取られ
る。スライドマウント19は周知のように、写真フイル
ム19aとこれを挟持固定する枠体19bとから構成さ
れており、枠体19bには写真フイルム19aに記録さ
れた画像を露呈する窓19cが形成されている。
【0015】供給カートリッジ20及び回収カートリッ
ジ21は、カートリッジ本体20a,21aと蓋20
b,21bとにより角筒状に構成されており、同一品と
されている。カートリッジ本体20a,21aは、透明
な合成樹脂により溝形に形成されており、この溝内に積
み重ねられたスライドマウント19及びソートカード2
3が収納される。蓋20b,21bは、ヒンジ部20
c,21cを介してカートリッジ本体20a,21aの
上部に取り付けられており、開放位置と閉じ位置との間
で変位する。開放位置では、カートリッジ本体20a,
21aの側部開口及び上部開口が開放され、スライドマ
ウント19の装填が行える。また、閉じ位置では、カー
トリッジ本体20a,21aと蓋20b,21bとによ
り角筒状となる。
【0016】したがって、一方をキャリア本体18aの
供給口にセットすることで供給カートリッジ20とな
り、他方をキャリア本体18aの回収口にセットするこ
とで回収カートリッジ21となる。この供給カートリッ
ジ20及び回収カートリッジ21内には、スライドマウ
ント19及びソートカード23が、その厚みによって異
なるが、50〜70枚程度積層して収納される。カート
リッジ20,21の底部には、スライドマウント19及
びソートカード23の出入り口と、後に説明する送出爪
32aや引き込みローラ58が入り込む開口が形成され
ている。
【0017】ソートカード23は、スライドマウント1
9を各注文毎に1まとまりとして区切るために用いられ
る。ソートカード23は、スライドマウント19と同じ
形状及びサイズで構成されており、スライドマウント1
9との識別が容易に可能なように、スライドマウント1
9とは異なる色で形成されている。そして、ソートカー
ド23とスライドマウント19とをセンサにより識別可
能なように、ソートカード23には矩形状の識別孔23
aが貫通して形成されている。この識別孔23aは、ソ
ートカード23の表裏や前後の向きに関係なく常にセン
サにより同一位置として検出が可能なように、各辺に近
接した位置で各辺の中央部に形成されている。
【0018】図4はフイルムキャリア18の内部構造を
示す概略正面図、図5は同じく概略平面図である。キャ
リア本体18a内には、供給装置24、移動原稿台2
5、回収装置26、コントローラ27が設けられてい
る。移動原稿台25は、ラインCCDスキャナ11の読
取光軸Lに直交する図中左右方向で移動自在に設けられ
ており、移動原稿台25が図中左右方向に往復動するこ
とで、ラインCCDスキャナ11によりスライドマウン
ト19の画像を読み取る。
【0019】供給装置24は、移動原稿台25へ供給カ
ートリッジ20から1枚ずつスライドマウント19を供
給するもので、供給カートリッジ装填部20d、マウン
ト分離送出部28、マウント供給搬送部29から構成さ
れている。回収装置26は、移動原稿台25から回収カ
ートリッジ21へスライドマウント19を回収するもの
で、回収カートリッジ装填部21d、マウント回収搬送
部30、マウント引き込み部31から構成されている。
【0020】マウント分離送出部28は、送出台32を
備えている。送出台32は、図5に示すように、クラッ
チ33を介して供給モータ34に接続されている。そし
て、クラッチ33が接続されたときに、供給モータ34
の回転により図示しないカムを1回転させることによ
り、送出台32が図中左右方向で1往復動する。この送
出台32には、2個の送出爪32aが設けられている。
この送出爪32aは送出台32からスライドマウント1
9の厚み程度突出して形成されており、スライドマウン
ト19の一端部に係止する。したがって、送出台32が
1往復動すると、送出爪32aがスライドマウント19
に係止して、これをマウント供給搬送部29へ送り出
す。クラッチ33及び供給モータ34はドライバ35を
介して、コントローラ27により制御される。
【0021】マウント供給搬送部29は、ベース36
と、このベース36に組み込まれた3組の搬送ローラ対
37から構成されている。搬送ローラ対37は、駆動ロ
ーラ37aと押さえローラ37bとから構成されてお
り、スライドマウント19の両側縁に接触して回転する
ように、回転軸が鉛直方向に配置されている。駆動ロー
ラ37aは図示しないタイミングベルトを介して供給モ
ータ34の回転が伝達されて図中時計方向に回転する。
押さえローラ37bはコイルバネ38により駆動ローラ
37a側に付勢される。これにより、スライドマウント
19はその送り方向とは直角な方向から両端が狭持され
て移動原稿台25に向かって送られる。また、ベース3
6のスライドマウント19の送り出し側端部には、連動
ギヤ39が回転軸が鉛直方向で配置されている。
【0022】マウント供給搬送部29には第一センサ4
0が設けられている。この第一センサ40は、マウント
分離送出部28から送られてきたスライドマウント19
の先端及びソートカード23の識別孔23aを検出する
ためのものであり、この第一センサ40の出力信号はコ
ントローラ27に送られる。
【0023】移動原稿台25は、原稿台本体25aと、
原稿台送り機構41と、マウント搬送部42と、マウン
ト位置決め部43とから構成されている。原稿台本体2
5aは、キャリア本体18a内で図中左右に移動自在に
取り付けられており、その一端部には原稿台送り機構4
1の送りネジ棒41aがナット部41bを介して回動自
在に取り付けられている。
【0024】原稿台送り機構41は、送りネジ棒41a
の回転運動を原稿台本体25aの平行移動に変換するも
のであり、送りネジ棒41aと、雌ねじを有するナット
部41bとから構成されている。送りネジ棒41aは、
スキャンモータ44により回転駆動される。スキャンモ
ータ44はドライバ45を介してコントローラ27によ
り回転制御される。これにより、原稿台本体25aは、
マウント供給搬送部29に近接しスライドマウント19
を受け取る受取位置と、マウント回収搬送部30に近接
しスライドマウント19を排出する排出位置との間で移
動する。
【0025】本実施形態では、原稿台本体25aが回収
用カートリッジ21に向けて移動する第1のA方向送り
で、スライドマウント19の画像をプレスキャンし、次
の第2のA方向送りでファインスキャンしている。ま
た、プレスキャンとファインスキャンとの間のB方向送
り中に、プレスキャンデータに基づき、ファインスキャ
ン時の読取条件等を演算し決定する。
【0026】原稿台本体25aには、マウント搬送部4
2とマウント位置決め部43とが配置されている。マウ
ント搬送部42は、2組の搬送ローラ対46から構成さ
れており、マウント供給搬送部29と同じように、原稿
台本体25aに鉛直方向で取り付けられた駆動ローラ4
6aと押さえローラ46bとから構成されている。押さ
えローラ46bは、コイルバネ47により駆動ローラ4
6aへ向けて付勢されており、駆動ローラ46aととも
にスライドマウント19を挟持して搬送する。駆動ロー
ラ46aは、原稿台本体25aの左右の端縁部に設けた
従動ギヤ48から駆動を受けるように構成されている。
マウント入り口側の従動ギヤ48は、原稿台本体25a
がスライドマウント19の受取位置にあるときに、前述
したマウント供給搬送部29の連動ギヤ39とかみ合っ
て、供給モータ34の駆動を駆動ローラ46aに伝達す
る。これにより、原稿台本体25aはマウント供給搬送
部29からスライドマウント19を受け取る。また、マ
ウント出口側の従動ギヤ48は、原稿台本体25aがス
ライドマウント19の排出位置にあるときに、後に説明
するマウント回収搬送部30の連動ギヤ49とかみ合っ
て回収モータ50の駆動を駆動ローラ46aに伝達す
る。これにより、原稿台本体25aはスライドマウント
19をマウント回収搬送部30へ排出する。
【0027】マウント位置決め部43は、原稿台本体2
5aへスライドマウント19を位置決めするためのもの
であり、位置決め突起52と保持突起53とから構成さ
れている。位置決め突起52及び保持突起53は原稿台
本体25aの上面からスライドマウント19の厚み寸法
程度突出する突出位置と原稿台本体25aの上面から退
避する退避位置との間で移動自在に設けられている。位
置決め突起52及び保持突起53は突出位置に向けてバ
ネ付勢されており、位置決め突起52は突出位置にある
ときにはスライドマウント19の移動を規制して、スラ
イドマウント19を原稿台本体25a上で位置決めす
る。また、保持突起53が突出位置にあるときには、位
置決め突起52とともにスライドマウント19を狭持す
る。これにより、スライドマウント19の原稿台本体2
5a上での位置ずれが防止される。
【0028】位置決め突起52は、後に説明するよう
に、原稿台本体25aがスライドマウント19の排出位
置に移動したときに、キャリア本体18a側の係合部材
に当接することで回転し、突出位置から退避位置にされ
る。これにより、原稿台本体25aのスライドマウント
19は、位置決め突起52による係止が解除され、移動
原稿台25から排出可能になる。
【0029】保持突起53は、原稿台本体25aへスラ
イドマウント19が受け渡されるときには、スライドマ
ウント19の挿入にしたがい下方に押されて退避位置に
される。また、スライドマウント19が移動原稿台25
に完全に乗り移り、位置決め突起52に係止すると、ス
ライドマウント19の押動が無くなるため、保持突起5
3は退避位置から突出位置にされる。これにより、スラ
イドマウント19は位置決め突起52と保持突起53と
により挟持固定される。
【0030】原稿台本体25a上には第二センサ54が
設けられている。第二センサ54はスライドマウント1
9の位置決め突起52による位置決め完了を検出する。
この検出信号はコントローラ27に送出され、コントロ
ーラ27は第二センサ54からの検出信号に基づいて、
供給モータ50及びスキャンモータ44を制御する。
【0031】マウント回収搬送部30は、マウント供給
搬送部29とほぼ同様に構成されており、ベース55
と、このベース55に組み込まれた3組の搬送ローラ対
51とから構成されている。搬送ローラ対51は、駆動
ローラ51aと押さえローラ51bとから構成されてお
り、スライドマウント19の両側縁に接触して回転する
ように、鉛直方向に配置されている。駆動ローラ51a
は回収モータ50により駆動され、スライドマウント1
9を引き込むように回転する。押さえローラ51bは、
コイルバネ56により駆動ローラ51aへ向けて付勢さ
れており、駆動ローラ51aとともにスライドマウント
19を挟持して搬送する。回収モータ50はドライバ5
7を介してコントローラ27により回転制御される。
【0032】マウント回収搬送部30からのスライドマ
ウント19は、回収カートリッジ装填部21dに送られ
る。回収カートリッジ装填部21dは、回収カートリッ
ジ21の下部が嵌まり込む形状で形成されている。ま
た、各カートリッジ装填部20d,21dには図示しな
いクリック係止機構が設けられている。クリック係止機
構は、各カートリッジ20,21がキャリア本体18a
から簡単に抜け出ることがないようにこれを係止する。
【0033】回収カートリッジ装填部21dにはマウン
ト引き込み部31が設けられている。マウント引き込み
部31は引き込みローラ58から構成されている。引き
込みローラ58は、回収モータ50により回転駆動さ
れ、マウント回収搬送部30から送られてきたスライド
マウント19の下面に接触して回転し、スライドマウン
ト19を回収カートリッジ21内に引き込む。
【0034】コントローラ27は、操作パネルからの各
種操作信号の入力や各種センサからの信号に基づき各部
を制御して、供給カートリッジ20内のスライドマウン
ト19またはソートカード23を1枚ずつ積み重ねた順
に引き出して、各スライドマウント19の画像を読み取
る。そして、読み取り終了後のスライドマウント19を
回収カートリッジ21内に収納する。
【0035】図6は、ラインCCDスキャナ11の光学
系の概略構成を示している。この光学系は、メタルハラ
イドランプやハロゲンランプ等からなる光源59を備え
ている。光源59はリフレクタ60にその焦点位置で配
置されている。リフレクタ60は赤外光(IR)を透過
する材料により構成されており、その反射面が放物面状
に形成されている。光源59からの光はリフレクタ60
により反射され、スライドマウント19に向けて照射さ
れる。なお、光源59としてはLED等を用いてもよ
い。
【0036】光源59の光射出側には、IRカットフィ
ルタ61、光量調整絞り板62、バランスフィルタ6
3、光拡散ボックス64、拡散板64aが光軸Lに沿っ
て順に配置されている。光量調整絞り板62は光軸Lへ
の挿入位置が可変とされており、これにより光量が調整
される。また、バランスフィルタ63は色温度調整のた
めに、ネガフイルム用フィルタ63aとリバーサルフイ
ルム用フィルタ63bとが設けられており、これらのひ
とつが選択的に光軸Lに挿入される。
【0037】結像レンズユニット65及びイメージセン
サ66は、スライドマウント19を挟んで光源59と反
対側に、光軸Lに沿って順に配置されている。結像レン
ズユニット65は、スライドマウント19の写真フイル
ム19aに記録された画像をイメージセンサ66の受光
面に結像させる。図6では結像レンズユニット65は単
一のレンズのみを示しているが、この結像レンズユニッ
ト65は複数枚のズームレンズなどであってもよい。ま
た、結像レンズユニット65はレンズモータ67により
光軸Lに沿って微動可能に構成されており、これにより
ピント調節が行われる。なお、レンズモータ67はドラ
イバ68を介して画像読取装置12のデータに基づき駆
動される。
【0038】イメージセンサ66は、R,G,BのCC
Dセル列をスライドマウント19の送り方向に並べて構
成されている。各CCDセル列は、CCDセルをスライ
ドマウント19の送り方向と直角な方向にライン状に並
べて構成されている。これにより、CCDセルの配列方
向にフイルム画像の読み取りの主走査がなされる。ま
た、スライドマウント19が送られることによりフイル
ム画像読み取りの副走査がなされる。なお、イメージセ
ンサ66には、3本のCCDセル列がスライドマウント
19の送り方向に沿って所定のピッチで順に配置されて
いるので、同一の画素におけるR,G,Bの各成分色の
検出タイミングには時間差が生じる。このため、本実施
形態では、各成分色毎に異なる遅延時間で測光信号の検
出タイミングを遅延しており、これにより同一の画素の
R,G,Bの測光信号がラインCCDから同時に出力さ
れる。ラインCCDからの出力信号は画像処理装置12
に送られる。なお、本実施形態では、イメージセンサ6
6を用いてスライドマウント19の撮像を行っている
が、スライドマウント19を間欠的に送って、エリアC
CDを用いてスライドマウントの撮像を行っても良い。
【0039】画像処理装置12は、読み取った画像デー
タに対して各種の補正等の画像処理を行い、記録用画像
データをレーザプリンタ部15に出力するとともに、表
示用画像データを画像データ表示部13に出力する。レ
ーザプリンタ部15は、記録用画像データに基づき印画
紙を走査露光する。露光済みの印画紙はプロセサ部16
で現像処理され、プリントが得られる。
【0040】画像データ表示部13は、プレスキャンし
た画像データに基づきプリント対象コマの仕上がりをシ
ミュレートした画像を表示する。この表示画像はスライ
ドマウント19の画像領域FA1A,FA1B,FA2
A,FA2Bを含み且つ画像領域FA1A,FA1B,
FA2A,FA2Bよりも1周り大きい範囲が表示され
る。また、画像データ表示部13にはプリント情報も表
示される。なお、本実施形態では、プリント情報として
スライドマウント19の装填方向の誤りを表示する。
【0041】また、画像読取装置12では、プレスキャ
ンした画像データに基づいてスライドマウント19の画
像領域FA1A,FA1B,FA2A,FA2Bの識
別、画像サイズ及び装填向きの判別が行われる。図7
は、画像読取装置12におけるスライドマウント19の
装填方向及び画像サイズの判別を行う処理を示すフロー
チャートである。図2に示すように枠線FLで区画され
る画像読取範囲内にはスライドマウント19の画像領域
FA1A,FA1B,FA2A,FA2Bと枠体19b
とが存在している。枠体19bは、装填向きが異なる各
画像サイズの画像領域FA1A,FA1B,FA2A,
FA2Bよりも濃度の高い画素の集合となっている。こ
のため、最大濃度を有する画素の集合を抽出すると、各
画像領域FA1A,FA1B,FA2A,FA2Bが矩
形枠のパターンとして抽出される。この抽出した矩形枠
パターンについて、予め記憶されている135タイプの
横向き画像領域FA1Aと、135タイプの縦向き画像
領域FA2Bと、240タイプの横向き画像領域FA2
Aと、240タイプの縦向き画像領域FA2Bとの各パ
ターンと比較する。そして両者のタイプが一致したとき
に、この一致したパターンのものの画像サイズ及び画像
向きを判別結果として採用する。これにより、画像サイ
ズ及びスライドマウント19の画像向きを簡単にしかも
確実に判別することができる。
【0042】この画像サイズ及びスライドマウント19
の画像向きの判別結果に基づき、プレスキャンデータの
画像領域を含む範囲が画像データ表示部13に表示され
る。その際に、画像の向きが正しいもの(横向きのも
の)はそのままの向きで表示される。また、画像の向き
が縦向きとなっておりスライドマウントの装填向きが9
0度回転したものでは、プレスキャンデータを電子変倍
処理して90度回転させて正規向きとした状態で表示さ
れる。また、装填向きが90度回転した誤装填のもので
ある旨のプリント情報も一緒に表示される。なお、この
表示は、画像向きを正規向きに直すことなく、プレスキ
ャンの画像向きをそのままにして表示してもよい。
【0043】ファインスキャンでは、プレスキャンで決
定された画像領域に対して高解像度でスキャンを行い、
ファインスキャンデータを得る。そして、画像の向きが
90度回転しているものについては、ファインスキャン
データの読取方向を変えることで、または電子変倍処理
を行うことで、ファインスキャンデータにおける画像の
向きを統一する。これにより、同一の印画紙に対して9
0度向きが異なる画像を同じようにプリントすることが
できる。また、画像サイズに応じて電子変倍処理や、結
像レンズユニット64の光学倍率の変更処理が行われる
ため、画像サイズが135タイプとIX240タイプと
で異なっていても、同じサイズのプリントを得ることが
できる。
【0044】上記実施形態では、画像が縦向きか横向き
かの装填向きと画像サイズとを自動的に判別したが、こ
れに代えて、画像表示部に表示されたプレスキャンデー
タによる画像をオペレータが観察することで、装填向き
や画像サイズを判別し、通常と逆の場合に、これらの状
態を指示する情報を入力してもよい。図8はこの処理を
示すフローチャートである。この場合には、オペレータ
は画像データ表示部13に表示された画像を観察し、画
像領域FA1A,FA1B,FA2A,FA2Bの向き
に基づきスライドマウント19の装填向きの判別を行
う。横向きの場合には正常装填であると判定する。ま
た、縦向きの場合には、キーボード13aを操作して、
向き変換情報を入力する。
【0045】また、表示画像を観察して、画像中の文字
などが反転している場合には、表裏を逆にした誤装填で
あると判定し、画像中に反転文字がない場合には表裏が
正常であると判定する。表裏誤装填の場合にはキーボー
ド13aを操作して、表裏反転情報を入力する。
【0046】ファインスキャンでは、上記実施形態と同
じように、画像の向きが90度回転しているものについ
ては、ファインスキャンデータの読取方向を変えること
で、または電子変倍処理を行うことで、ファインスキャ
ンデータにおける画像の向きを統一する。また、画像サ
イズに応じて電子変倍処理や、結像レンズユニット64
の光学倍率の変更処理を行い、画像サイズが135とI
X240タイプとで異なっていても、同じサイズのプリ
ントが得られるようにする。
【0047】なお、上記実施形態では表示画像中の文字
が反転している場合に表裏を誤装填していると判定した
が、これに代えて、枠体19bの窓19cに近接した位
置で一方の面、例えば表面に表裏判別マークを入れてお
き、この表裏判別マークの有無に基づき表裏を判別して
もよい。この場合に、表裏判別マークを目視により確認
してもよく、またはプレスキャンデータに基づきパター
ン認識処理を行い、画像領域FA1A,FA1B,FA
2A,FA2Bに近接しその外側位置に一定形状の表裏
判別マークを示すパターンが認識されるときに、表であ
ると判定してもよい。
【0048】また、表裏判別マークをスライドマウント
19の枠体19bに記録する他に、スライドマウント1
9に熱風を吹き付けて一時的に写真フイルム19aを撓
ませ、この撓み方向をセンサ等で検出することで、スラ
イドマウント19の表裏を自動的に判別してもよい。
【0049】上記実施形態では、プレスキャンデータに
基づき画像サイズ及びスライドマウント19の装填向き
を判別したが、これに代えて、ファインスキャンデータ
に基づきこれらを判別してもよい。
【0050】上記実施形態では、スライドマウント19
の装填向きの自動判別時に、装填向きが90度回転した
誤装填のものと判別された場合には、プリント情報とし
て画像データ表示部13に表示するとともに、プレスキ
ャンデータを電子変倍処理して90度回転させて正規向
きとしたが、このような処理を行わず、スライドマウン
ト19を単に通過させてプリント情報として例えば画像
データ表示部13への表示やプリンアウトなどによりス
ライドマウント19の誤装填により画像読取を行わなか
ったことをオペレータに知らせてもよい。この場合に
は、誤装填されたスライドマウント19を分別すること
により、再び画像読取装置に装填する際、誤装填された
スライドマウント19をまとめて装填できるので作業効
率が向上する。また、誤装填をアラーム等でオペレータ
に知らせるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、スライドマウントの画
像領域を含み且つ画像領域よりも広範囲を読み取り、こ
の読み取った画像データからスライドマウントの画像領
域を抽出し、この抽出して画像領域に基づきスライドマ
ウントの画像サイズまたはスライドマウントの装填向き
を判別したから、装填向きの判別センサ等を用いること
なく、スライドマウントの装填向きや画像サイズを簡単
に知ることができる。
【0052】特に、画像領域と枠体との境界部分に基づ
き画像領域を抽出し、この抽出した画像領域パターン
と、予めスライドマウントの装填向き及び画像サイズ毎
に記憶した画像領域のパターンとを比較し、画像サイズ
またはスライドマウントの装填向きを判別するから、精
度良くこれらを判別することができる。
【0053】また、画像データに基づき読み取った画像
を表示する画像表示手段と、スライドマウントの画像サ
イズまたはスライドマウントの装填向きを指示する指示
入力手段とを備えることにより、オペレータが画像を観
察し、この観察結果に基づき画像サイズや装填向きを指
示することができ、自動判別と併用することで、確実な
判別が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルラボシステムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】スライドマウントの読み取りエリアと、各画像
領域とを示す説明図である。
【図3】フイルムキャリアの外観を示す斜視図である。
【図4】フイルムキャリアの内部構造の概略を示す正面
図である。
【図5】フイルムキャリアの内部構造の概略を示す平面
図である。
【図6】スキャナの概略構成を示す斜視図である。
【図7】スライドマウントの装填方向を自動的に判別す
る処理を示すフローチャートである。
【図8】スライドマウントの装填方向及び表裏を目視で
判定する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
13 画像データ表示部 19 スライドマウント 19a 写真フイルム 19b 枠体 19c 窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 106 H04N 1/04 106A 5C076 1/387 1/387 Fターム(参考) 2H106 AB12 BA01 BA55 5B047 AA05 BA01 CA12 CA14 CB09 CB23 5B057 AA20 BA02 BA19 CA12 CC01 CD03 DA08 DB02 DB09 5C062 AB03 AB17 AC07 AC24 AC65 AC71 5C072 NA02 RA01 RA05 RA06 UA20 VA03 XA01 5C076 AA01 AA24 BA01 BA06 CA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が記録されたコマ単位の写真フイル
    ムとこの写真フイルムの周囲を挟みこんで保持する枠体
    とにより構成されたスライドマウントから、前記画像を
    読み取る画像読取装置において、 前記スライドマウントの画像領域を含み且つ画像領域よ
    りも広い範囲を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段により読み取った画像データからスラ
    イドマウントの画像領域を抽出する画像領域抽出手段
    と、 この画像領域抽出手段で抽出された画像領域に基づきス
    ライドマウントの画像サイズまたはスライドマウントの
    装填向きを判別する判別手段とを備えたことを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記画像領域抽出手段は、前記画像領域
    と前記枠体との境界部分を検出して前記画像領域を示す
    パターンを抽出し、前記判別手段は、前記抽出した画像
    領域のパターンと、予めスライドマウントの装填向き及
    び画像サイズ毎に記憶した画像領域のパターンとを比較
    し、ほぼ同じ画像領域のパターンのものの画像サイズ及
    びスライドマウントの装填向きを判別結果として出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データに基づき画像を表示する
    画像表示手段と、スライドマウントの画像サイズまたは
    スライドマウントの装填向きを指示する指示入力手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし2いずれか記
    載の画像読取装置
  4. 【請求項4】 前記スライドマウントの装填向きは、ス
    ライドマウントの画像領域が横向きまたは縦向きで装填
    されたか否かを示す画像向きであることを特徴とする請
    求項1ないし3いずれか1つ記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段の判別結果によりスライド
    マウントの画像向きが異なっている場合に、前記画像の
    向きを90度回転させるように画像データを変換するデ
    ータ変換手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の
    画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記スライドマウントの装填向きは、ス
    ライドマウントの画像領域が横向きまたは縦向きで装填
    されたか否かを示す画像向きと、スライドマウントの表
    裏の向きを示す表裏向きとであることを特徴とする請求
    項3記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記指示入力手段の指示情報によりスラ
    イドマウントの表裏向きが異なっている場合に、前記画
    像を反転させるように画像データを変換する変換手段を
    備えたことを特徴とする請求項6記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記指示入力手段の指示情報によりスラ
    イドマウントの画像向きが異なっている場合に、前記画
    像の向きを90度回転させるように画像データを変換す
    るデータ変換手段を備えたことを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 画像が記録されたコマ単位の写真フイル
    ムとこの写真フイルムの周囲を挟みこんで保持する枠体
    とにより構成されたスライドマウントから、前記画像を
    読み取る画像読取装置において、 前記スライドマウントの画像領域を含み且つ画像領域よ
    りも広い範囲を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段からの画像データに基づき読み取った
    画像を表示する画像表示手段と、 この画像表示手段の表示画像に基づき決定される画像サ
    イズ情報またはスライドマウントの装填向き情報を入力
    する情報入力手段をとを備えたことを特徴とする画像読
    取装置。
  10. 【請求項10】 前記スライドマウントの装填向きは、
    スライドマウントの画像領域が横向きまたは縦向きで装
    填されたか否かを示す画像向きと、スライドマウントの
    表裏の向きを示す表裏向きとであることを特徴とする請
    求項9記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記指示入力手段の指示情報によりス
    ライドマウントの表裏向きが異なっている場合に、前記
    画像を反転させるように画像データを変換する変換手段
    を備えたことを特徴とする請求項10記載の画像読取装
    置。
  12. 【請求項12】 前記指示入力手段の指示情報によりス
    ライドマウントの画像向きが異なっている場合に、前記
    画像の向きを90度回転させるように画像データを変換
    するデータ変換手段を備えたことを特徴とする請求項1
    0または11記載の画像読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7099053B2 (en) 2001-04-17 2006-08-29 Noritsu Koki Co., Ltd. Mount carrier unit and film scanner
JP2011035667A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Sharp Corp 画像形成装置、画像処理装置、画像形成方法、制御プログラム、および記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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