JP2002090194A - 空気流量測定装置 - Google Patents
空気流量測定装置Info
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- JP2002090194A JP2002090194A JP2001218928A JP2001218928A JP2002090194A JP 2002090194 A JP2002090194 A JP 2002090194A JP 2001218928 A JP2001218928 A JP 2001218928A JP 2001218928 A JP2001218928 A JP 2001218928A JP 2002090194 A JP2002090194 A JP 2002090194A
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- Japan
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- air flow
- air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】安全性の高い空気流量測定装置を提供できる効
果がある。 【構成】吸入空気を流す主通路を構成するボディの一部
に孔を設け、ボディ孔に発熱抵抗体，感温抵抗体，電子
回路及び副通路構成部材を一体化した回路モジュール部
を挿入した構造を有する空気流量測定装置で、回路モジ
ュール挿入孔に前記副通路構成部材の落下防止用ストッ
パを設置したことを特徴とする空気流量測定装置。
果がある。 【構成】吸入空気を流す主通路を構成するボディの一部
に孔を設け、ボディ孔に発熱抵抗体，感温抵抗体，電子
回路及び副通路構成部材を一体化した回路モジュール部
を挿入した構造を有する空気流量測定装置で、回路モジ
ュール挿入孔に前記副通路構成部材の落下防止用ストッ
パを設置したことを特徴とする空気流量測定装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気流量測定装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】本発明に関する公知例として、特公平2
−1518 号或いは特公平4−75385号公報に記載の空気流
量測定装置があるが、本発明に記載したような副通路構
成部材の落下防止構造がなされてなく、副通路構成部材
の接着不良あるいは溶着不良等の不具合が発生した場
合、副通路構成部材が主通路内部に落下する恐れがあ
り、安全性に問題がある。
−1518 号或いは特公平4−75385号公報に記載の空気流
量測定装置があるが、本発明に記載したような副通路構
成部材の落下防止構造がなされてなく、副通路構成部材
の接着不良あるいは溶着不良等の不具合が発生した場
合、副通路構成部材が主通路内部に落下する恐れがあ
り、安全性に問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自動車のエ
ンジン等に吸入される空気流量をより正確に測定するこ
と、及び空気流量測定装置の安全性向上を目的としてお
り、副通路構成部材の落下防止を完全に行い、万が一不
良品が発生した場合でも、主通路及びエンジン内に副通
路構成部材の落下を防止する。すなわち、副通路構成部
材の落下防止用構造をハード的に設定する。
ンジン等に吸入される空気流量をより正確に測定するこ
と、及び空気流量測定装置の安全性向上を目的としてお
り、副通路構成部材の落下防止を完全に行い、万が一不
良品が発生した場合でも、主通路及びエンジン内に副通
路構成部材の落下を防止する。すなわち、副通路構成部
材の落下防止用構造をハード的に設定する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、ボディ挿入孔の一部に副通路構成部材の落下防止用
ストッパを設置する。
に、ボディ挿入孔の一部に副通路構成部材の落下防止用
ストッパを設置する。
【０００５】
【作用】本発明の空気流量測定装置で、ボディの一部に
設置される回路モジュール挿入孔に副通路構成部材の落
下防止用ストッパを設置することにより、万一、副通路
構成部材と回路モジュール部との接着または溶着不良が
発生した場合でも、副通路構成部材の主通路内部への落
下を防ぎ、これにより、エンジン内への障害物の落下を
防ぐことができる。
設置される回路モジュール挿入孔に副通路構成部材の落
下防止用ストッパを設置することにより、万一、副通路
構成部材と回路モジュール部との接着または溶着不良が
発生した場合でも、副通路構成部材の主通路内部への落
下を防ぎ、これにより、エンジン内への障害物の落下を
防ぐことができる。
【０００６】落下防止用部材を副通路入口，出口部方向
に設置せず、副通路入口部方向に対してほぼ９０°，ほ
ぼ−９０°の位置に設置することにより、回路モジュー
ル挿入部が円形であった場合、副通路の空気流れ方向に
対する長さを長くし、空気流量測定装置の出力特性を安
定させ、出力ノイズを低減することができる。
に設置せず、副通路入口部方向に対してほぼ９０°，ほ
ぼ−９０°の位置に設置することにより、回路モジュー
ル挿入部が円形であった場合、副通路の空気流れ方向に
対する長さを長くし、空気流量測定装置の出力特性を安
定させ、出力ノイズを低減することができる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図１ないし図６によ
り説明する。
り説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示す空気流量測
定装置で、図２は図１の左側側面図を示したものであ
る。吸入空気はボディ１内に構成される主通路２及び副
通路３を通り、エンジンに供給される。副通路３内部に
は、空気流量測定用の発熱抵抗体４及び感温抵抗体５が
設置され、発熱抵抗体４及び感温抵抗体５は、支持ピン
６と電気的に接続され、リード線８を介して電子回路９
に接続される。電子回路９は、発熱抵抗体４及び感温抵
抗体５の出力信号を基に、空気流量に関係した信号を出
力するように構成されている。副通路を構成する部材７
は、電子回路を設置する回路モジュール部１８に接着或
いは溶着等により結合されて構成される。ボディに設け
られる、回路モジュール部１８の挿入孔１９は、副通路
構成部材７が挿入できる程度の大きさを確保するよう設
置される。
定装置で、図２は図１の左側側面図を示したものであ
る。吸入空気はボディ１内に構成される主通路２及び副
通路３を通り、エンジンに供給される。副通路３内部に
は、空気流量測定用の発熱抵抗体４及び感温抵抗体５が
設置され、発熱抵抗体４及び感温抵抗体５は、支持ピン
６と電気的に接続され、リード線８を介して電子回路９
に接続される。電子回路９は、発熱抵抗体４及び感温抵
抗体５の出力信号を基に、空気流量に関係した信号を出
力するように構成されている。副通路を構成する部材７
は、電子回路を設置する回路モジュール部１８に接着或
いは溶着等により結合されて構成される。ボディに設け
られる、回路モジュール部１８の挿入孔１９は、副通路
構成部材７が挿入できる程度の大きさを確保するよう設
置される。
【０００９】副通路構成部材７の回路モジュール部１８
との接触部分の空気流れ方向に平行に位置する面の大き
さは、副通路構成部材７の空気流れ方向に平行な面の一
番大きな部分より大きくなるように構成する。また、ボ
ディ１に設置される挿入孔１９の一部に、副通路構成部
材７を挿入する際には干渉せず、副通路構成部材７が落
下した場合、副通路構成部材７と回路モジュール部１８
の接触面が抜け落ちないような、副通路構成部材落下防
止用ストッパ１１を設置することにより、万が一、副通
路構成部材が外れた場合でも主通路内やエンジン内に副
通路構成部材７が落下しないようにすることができる。
落下防止用部材との接触部は、必ずしも副通路構成部材
と回路モジュール部１８の接触面にならなければいけな
いということはなく、副通路構成部材の一部に凸部或い
は凹部を設置し、落下防止用構造としても問題ない。図
３ないし図５に落下防止用部材の形状の一実施例を示す
が、落下防止用構造１２により、副通路構成部材の一部
１３をひっかける構造とし、落下防止用構造１２の形状
は特に規定する必要はない。実際に図３ないし図５に示
す構造のどれをとっても落下防止用構造は成立ち本発明
に記載した内容を満足することができる。また、副通路
入口部の方向が１４になっても、１５になっても更に１
６になっても本落下防止用構造は問題なく構成できる。
即ち、どの方向にでも良いから、最低１箇所、落下防止
用部材を設置すれば良いのである。
との接触部分の空気流れ方向に平行に位置する面の大き
さは、副通路構成部材７の空気流れ方向に平行な面の一
番大きな部分より大きくなるように構成する。また、ボ
ディ１に設置される挿入孔１９の一部に、副通路構成部
材７を挿入する際には干渉せず、副通路構成部材７が落
下した場合、副通路構成部材７と回路モジュール部１８
の接触面が抜け落ちないような、副通路構成部材落下防
止用ストッパ１１を設置することにより、万が一、副通
路構成部材が外れた場合でも主通路内やエンジン内に副
通路構成部材７が落下しないようにすることができる。
落下防止用部材との接触部は、必ずしも副通路構成部材
と回路モジュール部１８の接触面にならなければいけな
いということはなく、副通路構成部材の一部に凸部或い
は凹部を設置し、落下防止用構造としても問題ない。図
３ないし図５に落下防止用部材の形状の一実施例を示す
が、落下防止用構造１２により、副通路構成部材の一部
１３をひっかける構造とし、落下防止用構造１２の形状
は特に規定する必要はない。実際に図３ないし図５に示
す構造のどれをとっても落下防止用構造は成立ち本発明
に記載した内容を満足することができる。また、副通路
入口部の方向が１４になっても、１５になっても更に１
６になっても本落下防止用構造は問題なく構成できる。
即ち、どの方向にでも良いから、最低１箇所、落下防止
用部材を設置すれば良いのである。
【００１０】副通路入口部を１４の方向或いは１４と全
く反対方向に設けた場合、副通路の空気流れ方向に平行
な距離が長くなり、空気流量計の出力特性を安定させる
ことができる。更に副通路の長さが長くなることによ
り、出力ノイズを低減することができる。
く反対方向に設けた場合、副通路の空気流れ方向に平行
な距離が長くなり、空気流量計の出力特性を安定させる
ことができる。更に副通路の長さが長くなることによ
り、出力ノイズを低減することができる。
【００１１】図６に示すように、副通路構成部材７を回
路モジュール部１８に設置したモジュールを図に示すよ
うなボディの挿入した場合、図１と比較して副通路構成
部材７がエンジン内に落下する可能性が大きくなる。こ
のような管路，ボディに設置する場合は、特に副通路構
成部材落下防止用ストッパを設置する必要がある。
路モジュール部１８に設置したモジュールを図に示すよ
うなボディの挿入した場合、図１と比較して副通路構成
部材７がエンジン内に落下する可能性が大きくなる。こ
のような管路，ボディに設置する場合は、特に副通路構
成部材落下防止用ストッパを設置する必要がある。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、安全性を更に向上した
空気流量測定装置を提供できる。
空気流量測定装置を提供できる。
【図１】本発明の一実施例を示す空気流量測定装置の断
面図。
面図。
【図２】図１の左側側面図。
【図３】図１の一実施例のＡ−Ａ断面図。
【図４】図１の第二実施例のＡ−Ａ断面図。
【図５】図１の第三実施例のＡ−Ａ断面図。
【図６】本発明の一実施例を示す空気流量測定装置の断
面図。
面図。
１…ボディ、２…主通路、３…副通路、４…発熱抵抗
体、６…支持ピン、７…副通路構成部材、８…リード
線、９…電子回路、１１…ストッパ、１８…回路モジュ
ール部、１９…回路モジュール挿入孔。
体、６…支持ピン、７…副通路構成部材、８…リード
線、９…電子回路、１１…ストッパ、１８…回路モジュ
ール部、１９…回路モジュール挿入孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津曲 守 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 五十嵐 信弥 茨城県ひたちなか市大字高場字鹿島谷津 2477番地３日立オートモティブエンジニア リング株式会社内 (72)発明者 小林 千尋 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 Ｆターム(参考） 2F035 EA03 EA05
Claims (2)
- 【請求項１】空気流量測定用の発熱抵抗体，感温抵抗体
及び前記発熱抵抗体，前記感温抵抗体の出力信号を基
に、前記空気流量に関係した信号を出力する電子回路及
び前記電子回路を内装保護するハウジングを一体化した
回路モジュール部に、内燃機関に吸入される空気の一部
が流入し、内部に前記発熱抵抗体及び前記感温抵抗体を
備えた空気副通路を構成する部材を、前記回路モジュー
ル部に接着，溶着等により一体化し、前記空気副通路の
入口面が前記内燃機関の吸気通路を構成する主通路内に
位置するように前記ハウジング或いは前記空気副通路の
構成部材を前記主通路に取り付けてなる空気流量測定装
置において、 前記主通路を構成するボディの一部に設けられた前記空
気副通路の構成部材を有する回路モジュール挿入用孔の
一部に、前記空気副通路の構成部材の前記主通路の内部
への落下防止用ストッパを設置したことを特徴とする空
気流量測定装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記落下防止用ストッ
パを前記空気副通路の入口設置部に対して、前記回路モ
ジュール部の挿入孔面でほぼ９０°或いはほぼ−９０°
の位置に設置する空気流量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218928A JP2002090194A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 空気流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218928A JP2002090194A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 空気流量測定装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7133169A Division JPH08327423A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 空気流量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002090194A true JP2002090194A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=19053025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001218928A Withdrawn JP2002090194A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 空気流量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002090194A (ja) |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001218928A patent/JP2002090194A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040715 |