JP2002089873A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2002089873A JP2002089873A JP2000284679A JP2000284679A JP2002089873A JP 2002089873 A JP2002089873 A JP 2002089873A JP 2000284679 A JP2000284679 A JP 2000284679A JP 2000284679 A JP2000284679 A JP 2000284679A JP 2002089873 A JP2002089873 A JP 2002089873A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 除湿用キャピラリーチューブから発生する騒
音を軽減した空気調和機を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 前面上部に吸込口２を備え、前面下部に
吹出口３を備えた筐体１の、同吸込口と吹出口を結ぶ空
気通路４に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部５
ａと第２熱交換部５ｂとからなり同折曲部に遮風板１５
を設けた熱交換器５と、送風ファン６を配置し、前記第
１熱交換部と第２熱交換部との間に、除湿用の電磁弁と
キャピラリチューブ１１の並列回路を接続し、除湿運転
時に電磁弁を閉じて前記熱交換器の第１熱交換部を蒸発
器９及び第２熱交換部を再熱器１０としてなる空気調和
機において、前記遮風板に絞り機構としてのキャピラリ
ーチュブ１１を埋めこむようにしたので、キャピラリー
チュブから発生する騒音を遮風板で遮ることができ、騒
音を軽減した空気調和機を提供することができる。
音を軽減した空気調和機を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 前面上部に吸込口２を備え、前面下部に
吹出口３を備えた筐体１の、同吸込口と吹出口を結ぶ空
気通路４に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部５
ａと第２熱交換部５ｂとからなり同折曲部に遮風板１５
を設けた熱交換器５と、送風ファン６を配置し、前記第
１熱交換部と第２熱交換部との間に、除湿用の電磁弁と
キャピラリチューブ１１の並列回路を接続し、除湿運転
時に電磁弁を閉じて前記熱交換器の第１熱交換部を蒸発
器９及び第２熱交換部を再熱器１０としてなる空気調和
機において、前記遮風板に絞り機構としてのキャピラリ
ーチュブ１１を埋めこむようにしたので、キャピラリー
チュブから発生する騒音を遮風板で遮ることができ、騒
音を軽減した空気調和機を提供することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、特に室内機に蒸発器と再熱器を配置して除湿運転を
行うものに関する。
り、特に室内機に蒸発器と再熱器を配置して除湿運転を
行うものに関する。
【０００２】
【従来の技術】昨今の家庭用空気調和機には、春から夏
にかけ特に梅雨どきに湿度が高いため体感温度が高く不
快になるのを防ぐために除湿運転を行い、快適な室内環
境を提供するようにしているものが多く見られる。空気
調和機の室内機は、図５に示すように、前面上部或いは
前面上部と上面に吸込口２を、前面下部に吹出口３を備
えた筐体１の吸込口２と吹出口３を結ぶ空気通路４に、
前面側に直立部５ａと、その上の後方傾斜部５ｂからな
る熱交換器５、或いは、後方傾斜部５ｂの上端を背面側
に折り曲げて前方傾斜部５ｃを形成し、上部を逆Ｖ字状
とした熱交換器５を配置しており、同熱交換器５の直立
部５ａの後方には送風ファン６が配置されている。２ブ
ロック又は３ブロックで構成される熱交換器５は、図４
に示すように、それぞれフィン７の中央部にスリット８
を形成して断熱し、前後に二つの熱交換器を一体に形成
した形状となっている。除湿運転を行う時には、図６に
示すように、室内熱交換器５を分割して蒸発器９と再熱
器１０とし、蒸発器９と再熱器１０の間に除湿用のキャ
ピラリーチューブ１１と電磁弁１２を設け、室外機に設
けられた冷暖房用キャピラリーチューブ１３と電磁弁１
４との間の制御により冷凍サイクル方式の除湿を行って
いる。このとき、一体に構成した熱交換器５のそれぞれ
のブロックの吸込口２側を直列に連結し、除湿用のキャ
ピラリーチューブ１１と閉止した除湿用の電磁弁１２を
介して、反対側を直列に連結して吸込口２側を蒸発器９
に、裏側を再熱器１０として配置している。これによ
り、室内空気は吸込口２側の蒸発器９で冷却結露し、冷
やされた空気は裏側の再熱器１０で加熱され、空気通路
４内で送風ファン６により吹出口３から除湿された空気
を温度を変えずに室内に送り出している。しかしなが
ら、以上のように構成された熱交換器５は、フィン７の
中央部にスリット８を入れて断熱しているが、多くの連
結部を有している。この連結部から冷却される蒸発器９
と加熱される再熱器１０の間に多くの熱漏洩が発生する
ことにより蒸発器９の除湿能力を著しく低下することに
なる。また、前後にスリット８により断熱にために分割
し、前後に異なる熱交換器となる配管を要し組立工程を
複雑にする問題点を発生していた。そこで、特開平７−
１５８８８８に開示されているように、筐体内の前面及
び上面に形成した２ブロックまたは３ブロックで構成さ
れる熱交換器をそれぞれ独立して形成し、ブロック別に
除湿用のキャピラリーチューブと弁を介して蒸発器と再
熱器として接続することによって、吸い込んだ室内空気
を、別々に蒸発器で冷却除湿し、再熱器で加熱して送風
ファンで混合し室内に吹き出す。これによって、蒸発器
と再熱器の間の熱漏洩によるロスをなくし効率のよい熱
交換を行うことができる。さらに、熱交換器の加工を通
常の工程で可能にし容易に組立できるようになった。し
かし、この構成において、除湿運転した場合、冷媒が前
記除湿用のキャピラリーチューブを通過し、高圧から低
圧になる際、冷媒の状態変化や、流速の変化による騒音
が発生するという問題がある。前記除湿用のキャピラリ
ーチューブを室内機に配設するため、前記騒音に対する
防音対策が問題となっている。
にかけ特に梅雨どきに湿度が高いため体感温度が高く不
快になるのを防ぐために除湿運転を行い、快適な室内環
境を提供するようにしているものが多く見られる。空気
調和機の室内機は、図５に示すように、前面上部或いは
前面上部と上面に吸込口２を、前面下部に吹出口３を備
えた筐体１の吸込口２と吹出口３を結ぶ空気通路４に、
前面側に直立部５ａと、その上の後方傾斜部５ｂからな
る熱交換器５、或いは、後方傾斜部５ｂの上端を背面側
に折り曲げて前方傾斜部５ｃを形成し、上部を逆Ｖ字状
とした熱交換器５を配置しており、同熱交換器５の直立
部５ａの後方には送風ファン６が配置されている。２ブ
ロック又は３ブロックで構成される熱交換器５は、図４
に示すように、それぞれフィン７の中央部にスリット８
を形成して断熱し、前後に二つの熱交換器を一体に形成
した形状となっている。除湿運転を行う時には、図６に
示すように、室内熱交換器５を分割して蒸発器９と再熱
器１０とし、蒸発器９と再熱器１０の間に除湿用のキャ
ピラリーチューブ１１と電磁弁１２を設け、室外機に設
けられた冷暖房用キャピラリーチューブ１３と電磁弁１
４との間の制御により冷凍サイクル方式の除湿を行って
いる。このとき、一体に構成した熱交換器５のそれぞれ
のブロックの吸込口２側を直列に連結し、除湿用のキャ
ピラリーチューブ１１と閉止した除湿用の電磁弁１２を
介して、反対側を直列に連結して吸込口２側を蒸発器９
に、裏側を再熱器１０として配置している。これによ
り、室内空気は吸込口２側の蒸発器９で冷却結露し、冷
やされた空気は裏側の再熱器１０で加熱され、空気通路
４内で送風ファン６により吹出口３から除湿された空気
を温度を変えずに室内に送り出している。しかしなが
ら、以上のように構成された熱交換器５は、フィン７の
中央部にスリット８を入れて断熱しているが、多くの連
結部を有している。この連結部から冷却される蒸発器９
と加熱される再熱器１０の間に多くの熱漏洩が発生する
ことにより蒸発器９の除湿能力を著しく低下することに
なる。また、前後にスリット８により断熱にために分割
し、前後に異なる熱交換器となる配管を要し組立工程を
複雑にする問題点を発生していた。そこで、特開平７−
１５８８８８に開示されているように、筐体内の前面及
び上面に形成した２ブロックまたは３ブロックで構成さ
れる熱交換器をそれぞれ独立して形成し、ブロック別に
除湿用のキャピラリーチューブと弁を介して蒸発器と再
熱器として接続することによって、吸い込んだ室内空気
を、別々に蒸発器で冷却除湿し、再熱器で加熱して送風
ファンで混合し室内に吹き出す。これによって、蒸発器
と再熱器の間の熱漏洩によるロスをなくし効率のよい熱
交換を行うことができる。さらに、熱交換器の加工を通
常の工程で可能にし容易に組立できるようになった。し
かし、この構成において、除湿運転した場合、冷媒が前
記除湿用のキャピラリーチューブを通過し、高圧から低
圧になる際、冷媒の状態変化や、流速の変化による騒音
が発生するという問題がある。前記除湿用のキャピラリ
ーチューブを室内機に配設するため、前記騒音に対する
防音対策が問題となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、除湿用のキャピラリーチューブから発生
する騒音を軽減した空気調和機を提供することを目的と
している。
題点を解決し、除湿用のキャピラリーチューブから発生
する騒音を軽減した空気調和機を提供することを目的と
している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、前面上部に吸込口を備え、前面下部に吹出
口を備えた筐体の、同吸込口と吹出口を結ぶ空気通路
に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部と第２熱交
換部とからなり同折曲部に遮風板を設けた熱交換器と、
送風ファンを配置し、前記第１熱交換部と第２熱交換部
との間に、電磁弁とキャピラリチューブの並列回路を接
続し、除湿運転時に電磁弁を閉じて、前記熱交換器の第
１熱交換部を蒸発器、第２熱交換部を再熱器としてなる
空気調和機において、前記遮風板に絞り機構としてのキ
ャピラリーチュブを埋めこむようにした空気調和機とし
ている。
決するため、前面上部に吸込口を備え、前面下部に吹出
口を備えた筐体の、同吸込口と吹出口を結ぶ空気通路
に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部と第２熱交
換部とからなり同折曲部に遮風板を設けた熱交換器と、
送風ファンを配置し、前記第１熱交換部と第２熱交換部
との間に、電磁弁とキャピラリチューブの並列回路を接
続し、除湿運転時に電磁弁を閉じて、前記熱交換器の第
１熱交換部を蒸発器、第２熱交換部を再熱器としてなる
空気調和機において、前記遮風板に絞り機構としてのキ
ャピラリーチュブを埋めこむようにした空気調和機とし
ている。
【０００５】前記遮風板を前記折曲部に対応してくの字
状に形成し、同遮風板内に前記キャピラリーチュブを断
熱遮音材で包んで配設した空気調和機としている。
状に形成し、同遮風板内に前記キャピラリーチュブを断
熱遮音材で包んで配設した空気調和機としている。
【０００６】前記遮風板を前記折曲部に対応して略三角
形状に形成し、同遮風板内に前記キャピラリーチュブを
断熱遮音材で包んで配設した空気調和機としている。
形状に形成し、同遮風板内に前記キャピラリーチュブを
断熱遮音材で包んで配設した空気調和機としている。
【０００７】前記断熱遮音材をブチルゴムとした空気調
和機としている。
和機としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る空気調和機を詳細に説明する。図１は本発明による空
気調和機の一実施例を示す要部断面図、図２は本発明に
係わる空気調和機の熱交換器の配管の概要を示す要部断
面図、図３はその要部拡大図、図６は冷媒回路図であ
る。図に示すように、図１に示すように、前面上部に吸
込口２を、前面下部に吹出口３を備えた筐体１の、前記
吸込口２と吹出口３を結ぶ空気通路４に、熱交換器５を
配置しており、同熱交換器５の直立部５ａの後方には送
風ファン６が配置されている。前記熱交換器５は、その
前面をカットし後方に折り曲げて、直立部５ａとその上
の後方傾斜部５ｂを形成し、同直立部５ａと後方傾斜部
５ｂとの折曲部に吸い込み空気の干渉をなくすためにく
の字形に形成した遮風板１５を挟んでいる。そして、図
２に示すように、前記直立部５ａと後方傾斜部５ｂの間
に、除湿用のキャピラリーチューブ１１と電磁弁１２を
並列にして接続している。前記除湿用のキャピラリーチ
ューブ１１は、図３−（ａ）に示すように、ブチルゴム
でなる断熱遮音材で包まれ、前記遮風板１５内に接着配
置されている。また、図３−（ｂ）に示すように、前記
遮風板１５を略三角形状に形成し、その内部にブチルゴ
ムでなる断熱遮音材２１で包んだ前記除湿用のキャピラ
リーチューブ１１を配設するようにしてもよい。そし
て、図６に示すように、室外機に並列に配置された冷暖
房用キャピラリーチューブ１３と電磁弁１４からの配管
を後方傾斜部５ｂに接続し、他方直立部５ａからの配管
を室外機の四方弁に接続して、直立部５ａを蒸発器９
に、後方傾斜部５ｂを再熱器１０として構成している。
る空気調和機を詳細に説明する。図１は本発明による空
気調和機の一実施例を示す要部断面図、図２は本発明に
係わる空気調和機の熱交換器の配管の概要を示す要部断
面図、図３はその要部拡大図、図６は冷媒回路図であ
る。図に示すように、図１に示すように、前面上部に吸
込口２を、前面下部に吹出口３を備えた筐体１の、前記
吸込口２と吹出口３を結ぶ空気通路４に、熱交換器５を
配置しており、同熱交換器５の直立部５ａの後方には送
風ファン６が配置されている。前記熱交換器５は、その
前面をカットし後方に折り曲げて、直立部５ａとその上
の後方傾斜部５ｂを形成し、同直立部５ａと後方傾斜部
５ｂとの折曲部に吸い込み空気の干渉をなくすためにく
の字形に形成した遮風板１５を挟んでいる。そして、図
２に示すように、前記直立部５ａと後方傾斜部５ｂの間
に、除湿用のキャピラリーチューブ１１と電磁弁１２を
並列にして接続している。前記除湿用のキャピラリーチ
ューブ１１は、図３−（ａ）に示すように、ブチルゴム
でなる断熱遮音材で包まれ、前記遮風板１５内に接着配
置されている。また、図３−（ｂ）に示すように、前記
遮風板１５を略三角形状に形成し、その内部にブチルゴ
ムでなる断熱遮音材２１で包んだ前記除湿用のキャピラ
リーチューブ１１を配設するようにしてもよい。そし
て、図６に示すように、室外機に並列に配置された冷暖
房用キャピラリーチューブ１３と電磁弁１４からの配管
を後方傾斜部５ｂに接続し、他方直立部５ａからの配管
を室外機の四方弁に接続して、直立部５ａを蒸発器９
に、後方傾斜部５ｂを再熱器１０として構成している。
【０００９】以上の構成において、つぎに除湿運転時の
動作を説明する。除湿運転時は前記室外機の電磁弁１４
が開放され、電磁弁１２が閉じられる。圧縮された熱冷
媒は室外熱交換器により外気と熱交換した後、電磁弁１
４を通過することにより冷暖房用キャピラリーチューブ
１３をバイパスして後方傾斜部５ｂでなる再熱器１０に
供給され、吸込口２から吸込まれた室内空気を暖める。
この再熱器１０を通過した冷媒は前記除湿用のキャピラ
リーチューブ１１を通して前記直立部５ａからなる蒸発
器９で蒸発して吸込口２から吸込まれた室内空気を冷や
して除湿する。前記再熱器１０を通過した暖かい空気
と、蒸発器９を通過した除湿された冷たい空気は空気通
路４内で混合され、前記送風ファン６により送風され吹
出口３から室内に戻される。冷媒が前記除湿用のキャピ
ラリーチューブ１１を通過し、高圧から低圧になる際、
冷媒の状態変化や、流速の変化による騒音が発生する
が、上述したように、この除湿用のキャピラリーチュー
ブ１１はブチルゴムでなる断熱遮音材２１で包まれ前記
遮風板１５内に収容されているので、その騒音は断熱遮
音材２１と遮風板１５によって遮られ室内機から室内に
漏れることがない。
動作を説明する。除湿運転時は前記室外機の電磁弁１４
が開放され、電磁弁１２が閉じられる。圧縮された熱冷
媒は室外熱交換器により外気と熱交換した後、電磁弁１
４を通過することにより冷暖房用キャピラリーチューブ
１３をバイパスして後方傾斜部５ｂでなる再熱器１０に
供給され、吸込口２から吸込まれた室内空気を暖める。
この再熱器１０を通過した冷媒は前記除湿用のキャピラ
リーチューブ１１を通して前記直立部５ａからなる蒸発
器９で蒸発して吸込口２から吸込まれた室内空気を冷や
して除湿する。前記再熱器１０を通過した暖かい空気
と、蒸発器９を通過した除湿された冷たい空気は空気通
路４内で混合され、前記送風ファン６により送風され吹
出口３から室内に戻される。冷媒が前記除湿用のキャピ
ラリーチューブ１１を通過し、高圧から低圧になる際、
冷媒の状態変化や、流速の変化による騒音が発生する
が、上述したように、この除湿用のキャピラリーチュー
ブ１１はブチルゴムでなる断熱遮音材２１で包まれ前記
遮風板１５内に収容されているので、その騒音は断熱遮
音材２１と遮風板１５によって遮られ室内機から室内に
漏れることがない。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機によれば、前面上部に吸込口を備え、前面下部に
吹出口を備えた筐体の、同吸込口と吹出口を結ぶ空気通
路に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部と第２熱
交換部とからなり同折曲部に遮風板を設けた熱交換器
と、送風ファンを配置し、前記第１熱交換部と第２熱交
換部との間に、電磁弁とキャピラリチューブの並列回路
を接続し、除湿運転時に電磁弁を閉じて、前記熱交換器
の第１熱交換部を蒸発器、第２熱交換部を再熱器として
なる空気調和機において、前記遮風板に絞り機構として
のキャピラリーチュブを埋めこむようにしたので、キャ
ピラリーチュブから発生する騒音を遮風板で遮ることが
でき、騒音を軽減した空気調和機を提供することができ
る。
調和機によれば、前面上部に吸込口を備え、前面下部に
吹出口を備えた筐体の、同吸込口と吹出口を結ぶ空気通
路に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部と第２熱
交換部とからなり同折曲部に遮風板を設けた熱交換器
と、送風ファンを配置し、前記第１熱交換部と第２熱交
換部との間に、電磁弁とキャピラリチューブの並列回路
を接続し、除湿運転時に電磁弁を閉じて、前記熱交換器
の第１熱交換部を蒸発器、第２熱交換部を再熱器として
なる空気調和機において、前記遮風板に絞り機構として
のキャピラリーチュブを埋めこむようにしたので、キャ
ピラリーチュブから発生する騒音を遮風板で遮ることが
でき、騒音を軽減した空気調和機を提供することができ
る。
【図１】本発明による空気調和機の一実施例を示す要部
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明に係わる空気調和機の熱交換器の配管の
概要を示す要部断面図である。
概要を示す要部断面図である。
【図３】本発明による空気調和機の一実施例を示す要部
拡大図である。
拡大図である。
【図４】従来の空気調和機の熱交換器の配管の概要を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図５】従来の空気調和機の概要を示す要部断面図であ
る。
る。
【図６】従来または本発明に係わる空気調和機の冷媒回
路図である。
路図である。
１ 筐体 ２ 吸込口 ３ 吹出口 ４ 空気通路 ５ 熱交換器 ５ａ 直立部 ５ｂ 後方傾斜部 ６ 送風ファン ７ フィン ８ スリット ９ 蒸発器 １０ 再熱器 １１ 除湿用のキャピラリーチューブ １２ 除湿用の電磁弁 １３ 冷暖房用キャピラリーチューブ １４ 冷暖房用の電磁弁 １５ 遮風板 ２１ 断熱遮音材
Claims (4)
- 【請求項１】 前面上部に吸込口を備え、前面下部に吹
出口を備えた筐体の、同吸込口と吹出口を結ぶ空気通路
に、略中央で折曲して形成した第１熱交換部と第２熱交
換部とからなり同折曲部に遮風板を設けた熱交換器と、
送風ファンを配置し、前記第１熱交換部と第２熱交換部
との間に、電磁弁とキャピラリチューブの並列回路を接
続し、除湿運転時に電磁弁を閉じて、前記熱交換器の第
１熱交換部を蒸発器、第２熱交換部を再熱器としてなる
空気調和機において、前記遮風板に絞り機構としてのキ
ャピラリーチュブを埋めこむようにしたことを特徴とす
る空気調和機。 - 【請求項２】 前記遮風板を前記折曲部に対応してくの
字状に形成し、同遮風板内に前記キャピラリーチュブを
断熱遮音材で包んで配設したことを特徴とする請求項１
記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記遮風板を前記折曲部に対応して略三
角形状に形成し、同遮風板内に前記キャピラリーチュブ
を断熱遮音材で包んで配設したことを特徴とする請求項
１記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記断熱遮音材をブチルゴムとしたこと
を特徴とする請求項２または請求項３記載の空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284679A JP2002089873A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284679A JP2002089873A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002089873A true JP2002089873A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18768856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000284679A Pending JP2002089873A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002089873A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104864576A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-08-26 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器送风结构和空调器 |
| CN107401775A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-11-28 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 内导风板及具有其的壁挂式空调室内机 |
| CN110291334A (zh) * | 2017-02-14 | 2019-09-27 | 伸和控制工业股份有限公司 | 空调装置 |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000284679A patent/JP2002089873A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN107401775A (zh) * | 2017-07-28 | 2017-11-28 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 内导风板及具有其的壁挂式空调室内机 |
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