JP2002089871A - 天井吊下型空気調和機 - Google Patents

天井吊下型空気調和機

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JP2002089871A
JP2002089871A JP2000284694A JP2000284694A JP2002089871A JP 2002089871 A JP2002089871 A JP 2002089871A JP 2000284694 A JP2000284694 A JP 2000284694A JP 2000284694 A JP2000284694 A JP 2000284694A JP 2002089871 A JP2002089871 A JP 2002089871A
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JP
Japan
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heat exchanger
ceiling
air conditioner
main body
conditioner according
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JP2000284694A
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Inventor
Isao Kawasaki
功 川崎
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井吊下型空気調和機の本体を薄型に構成す
る。 【解決手段】 本体の上面前部の傾斜面に第一吸込口2
aと、第二吸込口2bとを設け、本体の下面に風向偏向
板3aを備えた吹出口3を設け、前記第一吸込口2a
と、第二吸込口2bと前記吹出口3とを結ぶ空気通路
に、僅かに後端が上方となるように傾斜した前方熱交換
器4aと、同前方熱交換器4aの後端を上方に折曲して
傾斜させた後方熱交換器4bとを設け、同後方熱交換器
4bの裏面に送風ファン5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井吊下型空気調
和機に係わり、より詳細には、本体上面に形成された傾
斜面に吸込口を設け、本体下面に吹出口を設けるととも
に、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前端
から後端にかけて僅かに上方に傾斜させた前方熱交換器
と、その後端を上方に折曲した後方熱交換器と、同後方
熱交換器の裏面に送風ファンとを設けて、本体の薄型化
をはかるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】天井面に据付けられる従来の空気調和機
は、例えば図4(A)及び図4(B)で示すような構成
となっている。図4(A)の外観斜視図で示す空気調和
機41は天井埋込型空気調和機と一般的に称され、本体
42の下面の吸込口に吸込グリル44を設け、その周囲
に複数の吹出口45を設けている。前記本体42内に
は、図4(B)の断面図で示すように、熱交換器46
と、ファンモータ47と、同ファンモータ47により駆
動される送風ファン48とが設けられており、前記吸込
グリル44から吸込まれた室内空気は前記熱交換器46
により熱交換され、前記吹出口45から室内に送出され
る。
【0003】前記空気調和機41は、天井面40に設け
られた据付孔から前記本体42が天井面40の内側に突
き出して据付けられることにより、前記吸込グリル44
が天井面40とほぼ面一となり、室内に突出している部
分がないことから使用者が圧迫感を感じることなく使用
することができる。
【0004】しかしながら、前記空気調和機41は、据
付の際には天井面に据付孔を設ける必要があり、住宅の
新築時以外には据付に困難な点がある。これに替わるも
のとして天井面から吊り下げる空気調和機は、据付孔を
設ける必要はないものの天井面から室内に突出している
ように感じられ、使用者に圧迫感を感じさせてしまう。
これらの点より、天井面に据付けても使用者に圧迫感を
感じさせないようにした天井吊下型空気調和機の出現が
望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、本体を薄形化することにより天井面に据付けた
際、使用者に圧迫感を極力感じさせることなく、また本
体を薄型化しても、熱交換性能が低下することのない天
井吊下型空気調和機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、本体の上面後部に天井面と平行な据付面を設
け、上面前部に、吸込口を備え前端が下方に傾斜する傾
斜面を設け、下面後部に吹出口を設け、前記吸込口と前
記吹出口とを結ぶ空気通路に、前端から後端にかけて僅
かに上方に傾斜させた前方熱交換器と、同前方熱交換器
の後端を上方に折曲させ且つ後方に傾斜させた後方熱交
換器とからなる熱交換器と、前記後方熱交換器の裏面に
対向させた送風ファンとを設け、前記熱交換器の底面に
露受皿を設けるとともに、同露受皿の一側に、前記本体
の背面側に延出する排水口を備えた排水路を設け、前記
排水路の上方にファンモータを設け、前記本体内に制御
部を収納した電装品箱を設けてなり、前記据付面を天井
面に密着させるようにして、室内に据付けられてなる構
成となっている。
【0007】また、前記吸込口が、前記傾斜面の前部に
設けられ、多数の縦桟を備えた第一吸込口と、前記傾斜
面の後部に設けられ、多数の横桟を備えた第二吸込口と
からなる構成となっている。
【0008】また、前記露受皿が、前端から後端にかけ
て下方に傾斜して設けられるとともに、一側に設けられ
た前記排水路に向かい傾斜して設けられている構成とな
っている。
【0009】また、前記露受皿が板金からなり、同露受
皿の一側を溝状に折曲することにより、前記排水路が、
前記露受皿に一体に形成されている構成となっている。
【0010】また、前記後方熱交換器が、前記熱交換器
の上面側に設けられた切欠部から折曲されている構成と
なっている。
【0011】また、前記電装品箱が、前記送風ファンの
背面に収納されている構成となっている。
【0012】更に、前記熱交換器に接続された冷媒配管
が、前記ファンモータの上面に沿って設けられた構成と
なっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。図1
(A)は本発明による天井吊下型空気調和機1を示す外
観斜視図であり、図1(B)は天井面に据付けた状態を
示す外観斜視図である。図2(A)は、前記天井吊下型
空気調和機1の断面図であり、図2(B)は、その内部
構成を示す外観斜視図である。また図3は、露受皿の構
成を示す断面図である。本発明による天井吊下型空気調
和機1は、図1(A)で示すように、本体の上面後部に
天井への据付面1aを設けるとともに、上面前部の前端
を下方に傾斜させて傾斜面とし、同傾斜面の後部に多数
の縦桟を備えた第一吸込口2aを設け、前部に多数の横
桟を備えた第二吸込口2bを設けている。前記本体の下
面後部には図1(B)で示すように、複数の風向偏向板
3aを備えた吹出口3が設けられており、同吹出口3か
ら熱交換された空気が下方に向かい室内に送出されるよ
うになっている。図1(B)で示すように、前記天井吊
下型空気調和機1は前記据付面1aを天井面40に密着
させボルト等の締結部材により据付けられる。
【0014】次に、前記天井吊下型空気調和機1の内部
構成について説明をする。図2(A)の断面図で示すよ
うに、前記第一吸込口2a及び前記第二吸込口2bと前
記吹出口3とを結ぶ空気通路には、平行に並べられた多
数のフィンと、両端をU字管により接続され前記フィン
に直交するように蛇行状に配設された伝熱管とからなる
熱交換器4と、同熱交換器4により熱交換された空気を
室内に送出する送風ファン5とが設けられている。前記
熱交換器4は、前記第一吸込口2a及び前記第二吸込口
2bに対向するように、前端から後端のかけて僅かに上
方に傾斜して設けられた前方熱交換器4aと、同前方熱
交換器4aの後端を上方に折曲して約45度以上の角度
に傾斜させた後方熱交換器4bとからなり、同後方熱交
換器4bの裏面に前記送風ファン5が設けられるととも
に、同送風ファン5を駆動するファンモータ7が、図2
(B)で示すように、前記本体を正面から見た際の右側
に設けられている。
【0015】また、前記熱交換器4の底面には、同熱交
換器4から滴下する凝縮水を受ける平皿状の露受皿6が
設けられている。同露受皿6は図2(A)の断面図で示
すように、前記熱交換器4aの前端から後端に向かい下
方に傾斜して設けられるとともに、前記本体を正面から
見た図3の要部断面図で示すように、左側から右側に向
かい下方に傾斜して設けられている。また、前記露受皿
6の右側には断面が溝状に形成された凝縮水の排水路6
aが後方に延出して設けられており、同排水路6aは前
記ファンモータ7の下方を通り、後端に排水口を設けて
いる。尚、前記後方熱交換器4bは、前記熱交換器4の
上面側に設けた切欠き部が内側となるようにして上方に
折曲して設けられており、これにより前記フィンの下面
側が前記前方熱交換器4aから前記後方熱交換器4bに
かけて連続して形成され、前記フィンの表面に凝縮した
凝縮水が前記露受皿6に滴下しやすいようになってい
る。
【0016】また、前記熱交換器4に接続された冷媒配
管8が、前記ファンモータ7の上面に沿って設けられて
いる。また、前記本体の上部後端には、前記ファンモー
タ7等の制御を行う電装品箱9が収納されている。これ
らにより前記本体の薄型化がはかられている。
【0017】次に、上記構成の効果について説明をす
る。前記天井吊下型空気調和機1は、上面に形成された
傾斜面に前記第一吸込口2aと前記第二吸込口2bとを
設け、図1(B)で示すように天井面に据付けられた
際、天井面との隙間から室内空気を吸込む構成となって
いるため吸込量が不足する懸念があるが、前記第一吸込
口2aには縦桟が設けられ、前記本体の左右両側方向か
らの空気を充分に吸込むようになっており、これにより
円滑に室内空気を吸込めるようになっている。
【0018】また、前記前方熱交換器4aが、僅かに後
端が上方となるように傾斜して設けられるとともに、そ
の後端を上方に折曲して前記後方熱交換器4bを設け、
同後方熱交換器4bの裏面に前記送風ファン5を設けた
ことにより前記本体を薄型にするとともに、同本体を天
井面に据付けた際、天井面から突出した印象を極力低減
して使用者に圧迫感を感じさせないようになっている。
【0019】また、前記露受皿6を前後方向と左右方向
とに傾斜して設け、その一側に凝縮水の排水路を設けた
構成により、前記熱交換器4から滴下する凝縮水の排出
を円滑に行えるようになっている。
【0020】上記した構成により、前記天井吊下型空気
調和機1は、天井面に据付孔を設けることなく天井面に
据付けることができ、既存の住宅でも容易に据付ができ
るとともに、本体を極力薄型に構成していることによ
り、天井面からの突出部を極力低減して、使用者に対し
自然な印象を与えることができるようになっている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
本体の上面の傾斜面に第一吸込口と、第二吸込口とを設
け、本体の下面に吹出口を設け、前記第一吸込口と、第
二吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、僅かに後端
が上方となるように傾斜した前方熱交換器と、同前方熱
交換器の後端を上方に折曲して傾斜させた後方熱交換器
と、同後方熱交換器の裏面に送風ファンとを設けること
により、前記本体を薄型に構成して天井面に据付けた
際、天井面からの突出部を極力低減して、使用者に対し
圧迫間を与えることのない天井吊下型空気調和機とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による天井吊下型空気調和機を
示す外観斜視図である。(B)は本発明による天井吊下
型空気調和機が天井面に据付けられた状態を示す外観斜
視図である。
【図2】(A)は本発明による天井吊下型空気調和機を
示す断面図である。(B)は本発明による天井吊下型空
気調和機の内部構成を示す外観斜視図である。
【図3】本発明による天井吊下型空気調和機の前面から
見た要部断面図である。
【図4】(A)は従来例による天井埋込型空気調和機を
示す外観斜視図である。(B)は従来例による天井埋込
型空気調和機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 天井吊下型空気調和機 2a 第一吸込口 2b 第二吸込口 3 吹出口 3a 風向偏向板 4 熱交換器 4a 前方熱交換器 4b 後方熱交換器 5 送風ファン 6 露受皿 6a 排水路 7 ファンモータ 8 冷媒配管 9 電装品箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 13/30 F24F 1/00 391B 391C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上面後部に天井面と平行な据付面
    を設け、上面前部に、吸込口を備え前端が下方に傾斜す
    る傾斜面を設け、下面後部に吹出口を設け、前記吸込口
    と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前端から後端にかけ
    て僅かに上方に傾斜させた前方熱交換器と、同前方熱交
    換器の後端を上方に折曲させ且つ後方に傾斜させた後方
    熱交換器とからなる熱交換器と、前記後方熱交換器の裏
    面に対向させた送風ファンとを設け、前記熱交換器の底
    面に露受皿を設けるとともに、同露受皿の一側に、前記
    本体の背面側に延出する排水口を備えた排水路を設け、
    前記排水路の上方にファンモータを設け、前記本体内に
    制御部を収納した電装品箱を設けてなり、前記据付面を
    天井面に密着させるようにして、室内に据付けられてな
    ることを特徴とする天井吊下型空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記吸込口が、前記傾斜面の前部に設け
    られ、多数の縦桟を備えた第一吸込口と、前記傾斜面の
    後部に設けられ、多数の横桟を備えた第二吸込口とから
    なることを特徴とする請求項1に記載の天井吊下型空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 前記露受皿が、前端から後端にかけて下
    方に傾斜して設けられるとともに、一側に設けられた前
    記排水路に向かい傾斜して設けられていることを特徴と
    する請求項1または請求項3に記載の天井吊下型空気調
    和機。
  4. 【請求項4】 前記露受皿が板金からなり、同露受皿の
    一側を溝状に折曲することにより、前記排水路が、前記
    露受皿に一体に形成されていることを特徴とする請求項
    1、請求項3または請求項4に記載の天井吊下型空気調
    和機。
  5. 【請求項5】 前記後方熱交換器が、前記熱交換器の上
    面側に設けられた切欠部から折曲されていることを特徴
    とする請求項1に記載の天井吊下型空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記電装品箱が、前記送風ファンの背面
    に収納されていることを特徴とする請求項1に記載の天
    井吊下型空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記熱交換器に接続された冷媒配管が、
    前記ファンモータの上面に沿って設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の天井吊下型空気調和機。
JP2000284694A 2000-09-20 2000-09-20 天井吊下型空気調和機 Pending JP2002089871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010127516A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Sharp Corp 空気調和機
CN106403040A (zh) * 2016-11-03 2017-02-15 珠海格力电器股份有限公司 空调出风结构和空调器

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JP2010127516A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Sharp Corp 空気調和機
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