JP2002089347A - 機械式過給機付き内燃機関の制御装置 - Google Patents

機械式過給機付き内燃機関の制御装置

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JP2002089347A JP2000286861A JP2000286861A JP2002089347A JP 2002089347 A JP2002089347 A JP 2002089347A JP 2000286861 A JP2000286861 A JP 2000286861A JP 2000286861 A JP2000286861 A JP 2000286861A JP 2002089347 A JP2002089347 A JP 2002089347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械式過給機付きエンジンにおいて、新たな
部品を設けなくても、過給機上流側の吸気圧を検出でき
るようにする。 【解決手段】 エアバイパスバルブ22の電磁三方弁2
9のオフ時は、過給機17下流側の吸気圧が判定圧力よ
りも低い領域(エアバイパスバルブ22が全開状態の領
域)では、過給機17下流側の吸気圧とエンジン回転速
度とに基づいて過給機17上流側の吸気圧を算出する。
また、過給機17下流側の吸気圧が判定圧力以上の領域
(エアバイパスバルブ22の閉じ始めから全閉状態の領
域)では、過給機17下流側の吸気圧と判定圧力との差
圧と、大気圧と、エンジン回転速度とに基づいて過給機
17上流側の吸気圧を算出する。一方、電磁三方弁29
のオン時には、過給機17下流側の吸気圧とエンジン回
転速度とに基づいて過給機17上流側の吸気圧を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸入空気を過給す
る機械式過給機を備えた機械式過給機付き内燃機関の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの高出力化等のために設けられ
る過給機は、排気圧力により駆動される排気タービン式
過給機(ターボチャージャ)と、エンジン動力で直接駆
動される機械式過給機(スーパーチャージャ)とに大別
され、機械式過給機は、排気タービン式過給機のような
ターボラグ(ターボの応答遅れ)がないため、加速応答
性や低速時の過給特性に優れるという利点がある。機械
式過給機は、スロットルバルブの下流側に設けられて、
スロットルバルブを通過した吸入空気を過給機で加圧し
てシリンダ内に充填するので、エンジン制御パラメータ
として用いる吸気圧としては、過給機下流側に設けた圧
力センサで、加圧後の吸気圧(過給圧)を検出するよう
にしている。
【0003】近年の自動車は、燃料タンクから蒸発する
燃料蒸発ガス(エバポガス)が大気中に放出されるのを
防止するために、燃料蒸発ガスをキャニスタ内に吸着し
て、エンジン運転状態に応じてキャニスタ内に吸気圧を
作用させてキャニスタ内の燃料蒸発ガスを吸気管内にパ
ージ(放出)するようにしているが、過給機付きエンジ
ンでは、過給動作中は、過給機下流側よりも過給機上流
側の方が吸気圧が低くなるため、燃料蒸発ガスのパージ
通路を過給機の上流側の吸気管に接続するようにしてい
る。
【0004】このような燃料蒸発ガスパージシステムで
は、燃料蒸発ガスパージ実行中に、吸気管内に吸入され
る燃料蒸発ガスパージ量が過給機上流側の吸気圧に応じ
て変化するため、パージガス中に含まれる燃料量を考慮
して空燃比を精度良く制御するためには、過給機上流側
の吸気圧を検出する必要がある。そのために、過給機下
流側の圧力センサの他に、過給機上流側にも圧力センサ
を設ける構成にすると、吸気系に2つの圧力センサを設
けることになり、コストアップとなる。
【0005】そこで、特開平4−28412号公報に示
すように、1つの圧力センサの圧力導入管を電磁切換弁
を介して2本の導入管に分岐して、各導入管をそれぞれ
過給機の上流側と下流側に接続し、圧力センサに導入す
る圧力を電磁切換弁で切り換えることで、過給機の上流
側の吸気圧と下流側の吸気圧を1つの圧力センサで選択
的に検出できるようにしたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の構
成では、圧力センサと過給機の上流側とを接続する圧力
導入管や電磁切換弁を追加する必要があるため、部品点
数が増加して構成が複雑化し、コストアップするという
事情は変わらない。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、構成簡単化、低コス
ト化の要求を満たしながら、過給機上流側の吸気圧を検
出することができる機械式過給機付き内燃機関の制御装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の機械式過給機付き内燃機関の制
御装置は、圧力センサで機械式過給機の下流側の吸気圧
(以下「過給機下流側吸気圧」という)を検出し、少な
くとも過給機下流側吸気圧と機関回転速度とに基づいて
スロットルバルブと機械式過給機との間の吸気圧(以下
「過給機上流側吸気圧」という)を過給機上流側吸気圧
推定手段によって推定するようにしたものである。
【0009】機械式過給機は、内燃機関の動力で直接駆
動されるため、機械式過給機の回転速度(過給状態)は
機関回転速度に応じて変化する。その結果、過給機上流
側吸気圧と機関回転速度(過給状態)と過給機下流側吸
気圧は、所定の相関関係を持って変化する。従って、予
め、過給機上流側吸気圧と機関回転速度と過給機下流側
吸気圧との関係を、実験、シミュレーション等で求めて
マップ化又は数式化しておけば、過給機下流側吸気圧と
機関回転速度から過給機上流側吸気圧を推定することが
できる。この構成では、過給機上流側吸気圧を検出する
ための新たな部品を必要としないため、従来よりも部品
点数を削減して構成を簡単化することができ、低コスト
化の要求を満たすことができる。
【0010】この場合、機械式過給機をバイパスするバ
イパス通路と、このバイパス通路を開閉するエアバイパ
スバルブとを設けたシステムでは、エアバイパスバルブ
の開閉状態によって機械式過給機を通過する過給空気量
とバイパス空気量との割合が変化するため、エアバイパ
スバルブの開閉状態によって過給機上流側吸気圧と機関
回転速度と過給機下流側吸気圧との関係が変化する。
【0011】そこで、請求項2のように、エアバイパス
バルブの開閉状態に応じて過給機上流側吸気圧の推定方
式を切り換えるようにすると良い。このようにすれば、
エアバイパスバルブの開閉状態によって過給機上流側吸
気圧と機関回転速度と過給機下流側吸気圧との関係が変
化するのに対応して過給機上流側吸気圧の推定方式を適
正な推定方式に切り換えることができる。
【0012】この場合、過給機下流側吸気圧を利用して
エアバイパスバルブを開閉制御するシステムでは、過給
機下流側吸気圧に応じてエアバイパスバルブの開閉状態
が自動的に切り換わるため、請求項3のように、過給機
下流側吸気圧に応じて過給機上流側吸気圧の推定方式を
切り換えるようにしても良い。このようにすれば、エア
バイパスバルブの開閉状態を直接検出しなくても、エア
バイパスバルブの開閉状態によって過給機上流側吸気圧
と機関回転速度と過給機下流側吸気圧との関係が変化す
るのに対応して過給機上流側吸気圧の推定方式を適正な
推定方式に切り換えることができる。
【0013】更に、過給機下流側吸気圧と大気圧の差圧
を利用してエアバイパスバルブを開閉制御するシステム
では、大気圧が変化すると、エアバイパスバルブの開閉
状態が切り換わるときの過給機下流側吸気圧、つまり、
過給機上流側吸気圧の推定方式を切り換える際の判定圧
力も変化する。
【0014】このような事情を考慮して、請求項4のよ
うに、エアバイパスバルブを過給機下流側吸気圧と大気
圧の差圧を利用して開閉制御するシステムでは、過給機
下流側吸気圧に応じて過給機上流側吸気圧の推定方式を
切り換える際の判定圧力を、大気圧に応じて設定すると
良い。このようにすれば、大気圧の変化に応じて判定圧
力を適正値に設定することができる。
【0015】ところで、本発明者の研究結果によれば、
過給機下流側吸気圧が判定圧力より低い領域では、図4
に示すように、過給機下流側吸気圧に対する過給機上流
側吸気圧の変化特性がほぼリニアになるが、過給機下流
側吸気圧が判定圧力以上の領域では、この過給機上流側
吸気圧の変化特性がリニアにならず、しかも、その変化
特性が大気圧によっても異なってくる。
【0016】従って、過給機下流側吸気圧が判定圧力以
上の領域では、過給機上流側吸気圧を推定するパラメー
タとして、過給機下流側吸気圧と機関回転速度の他に、
大気圧を追加しても良いが、請求項5のように、過給機
下流側吸気圧と判定圧力との差圧と、大気圧と、機関回
転速度とに基づいて過給機上流側吸気圧を推定するよう
にしても良い。本発明者の研究結果によれば、過給機下
流側吸気圧が判定圧力以上の領域では、過給機上流側吸
気圧を推定するパラメータとして、過給機下流側吸気圧
の代わりに、過給機下流側吸気圧と判定圧力との差圧を
用いた方が、大気圧によって変化する過給機上流側吸気
圧の変化特性をより精度良くマップや数式に表すことが
でき、過給機上流側吸気圧を精度良く推定することがで
きる。
【0017】前述したように、過給機下流側吸気圧(又
は過給機下流側吸気圧と大気圧との差圧)を利用してエ
アバイパスバルブを開閉制御するシステムでは、過給機
下流側吸気圧(又は差圧)に応じてエアバイパスバルブ
の開閉状態が切り換わるが、エアバイパスバルブの開閉
制御に用いる圧力を制御する電磁弁を設けたシステムで
は、過給機下流側吸気圧や大気圧とは関係なく、電磁弁
によってエアバイパスバルブを任意に開閉制御すること
が可能である。
【0018】従って、請求項6のように、エアバイパス
バルブの開閉制御に用いる圧力を制御する電磁弁を設け
たシステムでは、電磁弁の制御状態に応じて過給機上流
側吸気圧の推定方式を切り換えるようにしても良い。こ
のようにすれば、電磁弁の制御状態によってエアバイパ
スバルブの開閉状態が切り換わるのに対応して過給機上
流側吸気圧の推定方式を適正な推定方式に切り換えるこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図4に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略
構成を説明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管
12の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、こ
のエアクリーナ13の下流側には、スロットルバルブ1
4と、スロットル開度を検出するスロットル開度センサ
15と、スロットルバルブ14をバイパスする空気量を
制御するアイドルスピードコントロールバルブ16とが
設けられている。
【0020】更に、スロットルバルブ14の下流側に
は、吸入空気を過給する機械式過給機17(スーパーチ
ャージャ)が設けられている。この機械式過給機17
は、エンジン11の動力で直接駆動される。また、機械
式過給機17の下流側には、サージタンク18が設けら
れ、このサージタンク18に、機械式過給機17の下流
側の吸気圧(過給機下流側吸気圧)を検出する圧力セン
サ19と、吸気温を検出する吸気温センサ20とが設け
られている。
【0021】また、吸気管12には、機械式過給機17
をバイパスするバイパス通路21が設けられ、このバイ
パス通路21の途中に、バイパス通路21を開閉するエ
アバイパスバルブ22が設けられている。このエアバイ
パスバルブ22の内部は、ダイアフラム23によって上
側気圧室24と下側気圧室25とが仕切り形成されると
共に、バイパス空気通過ポート26を開閉する弁体27
がダイアフラム23に連結され、上側気圧室24内のコ
イルスプリング28によってダイアフラム23を介して
弁体27がバイパス空気通過ポート26を閉弁する方向
に付勢されている。上側気圧室24には、常時、過給機
17下流側の吸気圧が導入される。一方、下側気圧室2
5に導入される圧力は、電磁三方弁29(電磁弁)のオ
ン/オフによって切り換えられ、電磁三方弁29のオフ
時には、下側気圧室25に大気圧が導入され、電磁三方
弁29がオンに切り換えられると、下側気圧室25に過
給機17下流側の吸気圧が導入される。
【0022】サージタンク18には、エンジン11の各
気筒に空気を導入する吸気マニホールド30が設けら
れ、各気筒の吸気マニホールド30の吸気ポート近傍
に、燃料を噴射する燃料噴射弁31が取り付けられてい
る。燃料タンク32内から燃料ポンプ33で汲み上げら
れた燃料が、燃料配管34を介して燃料噴射弁31に供
給される。また、各気筒のシリンダヘッドに取り付けら
れた点火プラグ35には、点火タイミング毎に点火装置
36で発生した高電圧が印加される。また、エンジン1
1のシリンダブロックには、冷却水温を検出する水温セ
ンサ37、エンジン回転速度を検出するクランク角セン
サ38、ノッキングを検出するノックセンサ39等が取
り付けられている。
【0023】一方、エンジン11の排気管40の途中に
は、排出ガスを浄化する三元触媒等の触媒41が設けら
れ、この触媒41の上流側に、排出ガスの空燃比又はリ
ッチ/リーンを検出する空燃比センサ42(リニアA/
Fセンサ、酸素センサ等)が設けられている。
【0024】また、燃料タンク32には、燃料蒸発ガス
通路43を介してキャニスタ44が接続され、このキャ
ニスタ44に吸着された燃料蒸発ガスを吸気系にパージ
(放出)するためのパージ通路45が、スロットルバル
ブ14と機械式過給機17との間の吸気管12に接続さ
れている。このパージ通路45の途中には、パージ流量
を調整するパージ制御弁46が設けられている。
【0025】また、エンジン制御回路(以下「ECU」
と表記する)47の回路基板には、大気圧を検出する大
気圧センサ48が設けられている。これら各種センサの
出力信号は、ECU47に入力される。このECU47
は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵
されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン
制御プログラムを実行することで、エンジン11の運転
を制御する。
【0026】エンジン運転中は、エンジン動力で機械式
過給機17が駆動されると共に、後述するエアバイパス
バルブ22の開閉制御によって、バイパス通路21を流
れるバイパス空気量と、機械式過給機17を通過する過
給空気量との割合が制御されて、過給圧が制御される。
【0027】通常時は、ECU47によって電磁三方弁
29がオフ状態に維持されて、エアバイパスバルブ22
の下側気圧室25に大気圧PAが導入される。この場
合、上側気圧室24に導入される過給機17下流側の吸
気圧PMが、図3に示す判定圧力PMJGよりも小さい
領域(低負荷領域)では、ダイアフラム23が上方(開
側)に押されて弁体27が開弁状態に保持され、エアバ
イパスバルブ22が全開状態に保持されて、過給効果が
最も小さくなる。ここで、判定圧力PMJGは、エアバ
イパスバルブ22が全開状態から閉じ始める吸気圧PM
であり、エアバイパスバルブ22の下側気圧室25に導
入される大気圧PAから所定値(コイルスプリング28
等による閉弁方向の機械的なセット荷重)を差し引いた
圧力が判定圧力PMJGとなる。図3及び図4の吸気圧
変化特性図においては、変曲点の吸気圧PMが判定圧力
PMJGとなる。
【0028】一方、エアバイパスバルブ22の上側気圧
室24に導入される過給機17下流側の吸気圧PMが判
定圧力PMJG以上の領域(高負荷領域)では、過給機
17下流側の吸気圧PMが大きくなるに従って、ダイア
フラム23が下方(閉側)に押されて弁体27が閉弁方
向に徐々に移動し、エアバイパスバルブ22が全開状態
から徐々に閉じられて最終的に全閉状態となり、過給圧
が高められる。
【0029】また、低負荷領域でも過給圧が要求される
場合、又は、高負荷領域で過給圧を下げる必要がある場
合は、ECU47によって電磁三方弁29がオン状態に
切り換えられて、エアバイパスバルブ22の下側気圧室
25に過給機17下流側の吸気圧PMが導入される。こ
の場合、図3に示すように、過給機17下流側の吸気圧
PMが低い領域(低負荷領域)では、ダイアフラム23
が下方(閉側)に押されて弁体27が閉弁し、エアバイ
パスバルブ22が閉じられて過給圧が上げられる。一
方、過給機17下流側の吸気圧PMが高い領域(高負荷
領域)では、エアバイパスバルブ22の下側気圧室25
に過給機17下流側の吸気圧PMが導入されると、ダイ
アフラム20が上方(開側)に押されて弁体27が開弁
し、エアバイパスバルブ22が開かれて、過給圧が下げ
られる。
【0030】また、ECU47は、エンジン運転状態に
応じてパージ制御弁46の開度(デューティ比)を制御
して、キャニスタ44内の燃料蒸発ガスのパージ量を制
御する。この場合、過給機17の上流側の吸気圧PXに
応じて吸気管12内に導入される燃料蒸発ガスパージ量
が変化するため、パージガス中に含まれる燃料量を考慮
して空燃比を精度良く制御するためには、過給機17上
流側の吸気圧PXを検出する必要がある。
【0031】そこで、ECU47は、図2の過給機上流
側吸気圧推定プログラムを実行することで、過給機17
下流側の吸気圧PMと、過給機17の過給状態を反映す
るパラメータであるエンジン回転速度NE等に基づいて
過給機17上流側の吸気圧PXを推定する。その際、図
3に示すように、電磁三方弁29のオン時とオフ時と
で、過給機17下流側の吸気圧PMに対する過給機17
上流側の吸気圧PXの変化特性が異なるため、電磁三方
弁29のオン時とオフ時とで、過給機17上流側の吸気
圧PXの推定方式を切り換える。
【0032】更に、電磁三方弁29がオフされている時
は、過給機17下流側の吸気圧PMに対する過給機17
上流側の吸気圧PXの変化特性が、エアバイパスバルブ
22の開閉状態が切り換わる圧力(判定圧力PMJG)
を境にして大きく変化するため、過給機17下流側の吸
気圧PMが判定圧力PMJGよりも低い領域か否かによ
って、過給機17上流側の吸気圧PXの推定方式を切り
換える。
【0033】以下、図2の過給機上流側吸気圧推定プロ
グラムの具体的な処理内容を説明する。図2の過給機上
流側吸気圧推定プログラムは、所定時間毎又は所定クラ
ンク角毎に実行され、特許請求の範囲でいう過給機上流
側吸気圧推定手段に相当する役割を果たす。本プログラ
ムが起動されると、まず、ステップ101で、エンジン
運転状態(エンジン回転速度NE、過給機下流側吸気圧
PM、大気圧PA、冷却水温TW等)を検出し、次のス
テップ102で、電磁三方弁29がオフされているか否
かを判定する。
【0034】電磁三方弁29がオフされている場合は、
図3に示すように、過給機17下流側の吸気圧PMに対
する過給機17上流側の吸気圧PXの変化特性が、判定
圧力PMJGを境にして大きく変化すると共に、この判
定圧力PMJGが、図4に示すように、大気圧PAによ
って変化するため、まず、ステップ103で、判定圧力
PMJGを、大気圧PAから所定値(コイルスプリング
28等によって定まる値)を差し引いて求める。 PMJG=PA−所定値
【0035】この後、ステップ104に進み、現在の過
給機17下流側の吸気圧PMが判定圧力PMJGよりも
低いか否かを判定する。過給機17下流側の吸気圧PM
が判定圧力PMJGよりも低い領域(エアバイパスバル
ブ22が全開状態の領域)では、図3に示すように、過
給機17下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEに
応じて過給機17上流側の吸気圧PXが変化するため、
ステップ105に進み、第1の算出方法で、過給機17
下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEに基づいて
過給機17上流側の吸気圧PXを算出する。
【0036】この第1の算出方法は、予め、実験、シミ
ュレーション等によって、電磁三方弁29のオフ時に過
給機17下流側の吸気圧PMが判定圧力PMJGよりも
低い領域にある場合の過給機17下流側の吸気圧PMと
エンジン回転速度NEと過給機17上流側の吸気圧PX
との関係を求めて、過給機17上流側の吸気圧PXを算
出する二次元マップ又は数式を作成し、この二次元マッ
プ又は数式により、現在の過給機17下流側の吸気圧P
Mとエンジン回転速度NEに応じた過給機17上流側の
吸気圧PXを算出する。 PX=f1 (PM,NE)
【0037】これに対して、過給機17下流側の吸気圧
PMが判定圧力PMJG以上の領域(エアバイパスバル
ブ22が閉じ始めから全閉状態の領域)では、図4に示
すように、大気圧PAによって過給機17下流側の最大
吸気圧が変化すると共に、この最大吸気圧と判定圧力P
MJGの差圧も変化して、過給機17下流側の吸気圧P
Mと過給機17上流側の吸気圧PXとの関係が変化する
ため、過給機17上流側の吸気圧PXを推定するパラメ
ータとして、過給機17下流側の吸気圧PMと判定圧力
PMJGとの差圧と、大気圧PAと、エンジン回転速度
NEを用いることが望ましい。
【0038】そこで、現在の過給機17下流側の吸気圧
PMが判定圧力PMJG以上の場合は、ステップ106
に進み、大気圧PAに応じた大気圧換算係数KPAを算
出した後、次のステップ107で、過給機17下流側の
吸気圧PMと判定圧力PMJGの差圧(PM−PMJ
G)に大気圧換算係数KPAを乗算して、差圧(PM−
PMJG)を基準大気圧(例えば100kPa)の状態
下での基準差圧DPMに換算する。 DPM=KPA×(PM−PA)
【0039】この後、ステップ108に進み、第2の算
出方法で、過給機17上流側の吸気圧PXを算出する。
この第2の算出方法では、まず、基準差圧DPMとエン
ジン回転速度NEに基づいて、大気圧PAと過給機17
上流側の吸気圧PXとの差圧(PA−PX)を算出す
る。つまり、予め、実験、シミュレーション等によっ
て、電磁三方弁29のオフ時に過給機17下流側の吸気
圧PMが判定圧力PMJG以上の領域にある場合の基準
差圧DPMとエンジン回転速度NEと差圧(PA−P
X)との関係を求めて、差圧(PA−PX)を算出する
二次元マップ又は数式を作成し、このマップ又は数式に
より、現在の基準差圧DPMとエンジン回転速度NEに
応じた大気圧PAと過給機17上流側の吸気圧PXとの
差圧(PA−PX)を算出する。 PA−PX=f2 (DPM,NE)
【0040】この差圧(PA−PX)から次式により過
給機17上流側の吸気圧PXを求める。 PX=PA−f2 (DPM,NE)
【0041】一方、上記ステップ102で、電磁三方弁
29がオンと判定された場合は、図3に示すように、過
給機17下流側の吸気圧PMの全領域で、過給機17下
流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEに応じて過給
機17上流側の吸気圧PXが変化するため、ステップ1
09に進み、第3の算出方法で、過給機17下流側の吸
気圧PMとエンジン回転速度NEに基づいて過給機17
上流側の吸気圧PXを算出する。この第3の算出方法
は、予め、実験、シミュレーション等によって、電磁三
方弁29のオン時の過給機17下流側の吸気圧PMとエ
ンジン回転速度NEと過給機17上流側の吸気圧PXと
の関係を求めて、過給機17上流側の吸気圧PXを算出
する二次元マップ又は数式を作成し、このマップ又は数
式により、現在の過給機17下流側の吸気圧PMとエン
ジン回転速度NEに応じた過給機17上流側の吸気圧P
Xを算出する。 PX=f3 (PM,NE)
【0042】以上説明した本実施形態(1)によれば、
過給機17下流側の吸気圧PMと、機械式過給機17の
過給状態を反映するパラメータであるエンジン回転速度
NE等に基づいて過給機17上流側の吸気圧PXを推定
するようにしたので、新たに部品を追加することなく、
過給機17上流側の吸気圧PXを推定することができ
て、部品点数を削減することができ、構成簡単化及び低
コスト化を実現することができる。
【0043】また、本実施形態(1)では、電磁三方弁
29のオン時とオフ時とで、過給機17上流側の吸気圧
PXの推定方式を切り換えるようにしたので、電磁三方
弁29のオン時とオフ時とで、過給機17下流側の吸気
圧PMに対する過給機17上流側の吸気圧PXの変化特
性が変化するのに対応して過給機17上流側の吸気圧P
Xの推定方式を適正な推定方式に切り換えることができ
る。
【0044】しかも、電磁三方弁29がオフされている
時は、過給機17下流側の吸気圧PMが、判定圧力PM
JG(エアバイパスバルブ22の開閉状態が切り換わる
圧力)よりも低い領域か否かによって、過給機17上流
側の吸気圧PXの推定方式を切り換えるようにしたの
で、エアバイパスバルブ22の開閉状態を直接検出しな
くても、エアバイパスバルブ22の開閉状態によって過
給機17下流側の吸気圧PMに対する過給機17上流側
の吸気圧PXの変化特性が変化するのに対応して過給機
17上流側の吸気圧PXの推定方式を適正な推定方式に
切り換えることができる。
【0045】更に、本実施形態(1)では、大気圧PA
が変化すると、判定圧力PMJG(エアバイパスバルブ
22の開閉状態が切り換わる圧力)も変化する特性を考
慮して、判定圧力PMJGを大気圧PAに応じて設定す
るようにしたので、大気圧PAの変化に応じて判定圧力
PMJGを適正値に設定することができ、過給機17上
流側の吸気圧PXの推定精度を更に向上することができ
る。
【0046】尚、上記実施形態(1)では、エアバイパ
スバルブ22の下側気圧室25に導入する圧力を、電磁
三方弁29で切り換える構成としたが、電磁三方弁29
を省略して、エアバイパスバルブ22の下側気圧室25
に常時、大気圧を導入する構成としても良く、この場合
は、図2のステップ102,109を省略したプログラ
ムを実行すれば良い。
【0047】[実施形態(2)]上記実施形態(1)で
は、過給機17下流側の吸気圧を利用して開閉制御され
るダイアフラム式のエアバイパスバルブ22を用いた
が、本発明の実施形態(2)では、電子制御式のエアバ
イパスバルブ(電磁弁等)を用いて、吸気圧に関係なく
任意にエアバイパスバルブの開閉を制御できる構成とし
ている。その他のシステム構成は、上記実施形態(1)
と同じである。
【0048】本実施形態(2)では、図5の過給機上流
側吸気圧推定プログラムを実行する。本プログラムで
は、まず、ステップ201で、エンジン運転状態を検出
した後、ステップ202に進み、電子制御式のエアバイ
パスバルブが全開状態であるか否かを判定する。
【0049】エアバイパスバルブが全開状態の場合は、
ステップ203に進み、第4の算出方法で、過給機17
下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEと大気圧P
Aに基づいて過給機17上流側の吸気圧PXを算出す
る。この算出方法は、予め、実験、シミュレーション等
によって、エアバイパスバルブ全開時の過給機17下流
側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEと大気圧PAと
過給機17上流側の吸気圧PXとの関係を求めて、過給
機17上流側の吸気圧PXを算出する二次元マップ又は
数式を作成し、このマップ又は数式により、現在の過給
機17下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEと大
気圧PAに応じた過給機17上流側の吸気圧PXを算出
する。 PX=f4 (PM,NE,PA)
【0050】これに対して、エアバイパスバルブが全閉
状態の場合は、ステップ204に進み、第5の算出方法
で、過給機17下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度
NEと大気圧PAに基づいて過給機17上流側の吸気圧
PXを算出する。この算出方法は、予め、実験、シミュ
レーション等によって、エアバイパスバルブ全閉時の過
給機17下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEと
大気圧PAと過給機17上流側の吸気圧PXとの関係を
求めて、過給機17上流側の吸気圧PXを算出する二次
元マップ又は数式を作成し、このマップ又は数式によ
り、現在の過給機17下流側の吸気圧PMとエンジン回
転速度NEと大気圧PAに応じた過給機17上流側の吸
気圧PXを算出する。 PX=f5 (PM,NE,PA)
【0051】以上説明した本実施形態(2)によれば、
電磁制御式のエアバイパスバルブの開閉状態によって過
給機17下流側の吸気圧PMとエンジン回転速度NEと
大気圧PAと過給機17上流側の吸気圧PXとの関係が
変化するのに対応して過給機17上流側の吸気圧PXの
推定方式を適正な推定方式に切り換えることができ、過
給機17上流側の吸気圧PXを精度良く推定することが
できる。
【0052】[その他の実施形態]上記実施形態(1)
の構成において、電磁三方弁29をデューティ制御し
て、そのデューティ比に応じてエアバイパスバルブ22
の開度を複数段階に制御する場合や、上記実施形態
(2)の構成において、電子制御式のエアバイパスバル
ブの開度を複数段階に制御する場合は、予め、エアバイ
パスバルブの各開度毎の過給機17上流側の吸気圧PX
の変化特性を求めておき、これらの変化特性を補間する
ことによって過給機17上流側の吸気圧PXを算出する
ようにしても良い。
【0053】また、図1のシステム構成では、スロット
ルバルブ14と機械式過給機17との間の吸気管12に
パージ通路45を接続したが、ブレーキブースタの吸気
圧導入パイプを接続するようにしても良い。この場合
も、過給機17上流側の吸気圧PXを上記実施形態の方
法で推定すれば、ブレーキブースタに導入する吸気圧P
Xが適正範囲内であるか否かを判断することができ、も
し、ブレーキブースタの吸気圧導入時期に吸気圧PXが
適正範囲でなければ、吸気圧PXを適正範囲内に調整す
るようにエアバイパスバルブの開閉を制御することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示すエンジン制御シ
ステム全体の概略構成図
【図2】実施形態(1)の過給機上流側吸気圧推定プロ
グラムの処理の流れを示すフローチャート
【図3】電磁三方弁のオン時とオフ時の過給機上流側の
吸気圧変化特性を示す図
【図4】大気圧の変化に対する過給機上流側の吸気圧変
化特性を示す図
【図5】本発明の実施形態(2)の過給機上流側吸気圧
推定プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管(吸気通
路)、14…スロットルバルブ、17…機械式過給機、
19…圧力センサ、21…バイパス通路、22…エアバ
イパスバルブ、23…ダイアフラム、24…上側気圧
室、25…下側気圧室、29…電磁三方弁(電磁弁)、
44…キャニスタ、45…パージ通路、46…パージ制
御弁、47…ECU(過給機上流側吸気圧推定手段)、
48…大気圧センサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 39/04 F02B 39/04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブよりも下流側の吸気通
    路に、吸入空気を過給する機械式過給機と、この機械式
    過給機の下流側の吸気圧(以下「過給機下流側吸気圧」
    という)を検出する圧力センサとを設けた機械式過給機
    付き内燃機関の制御装置において、 少なくとも過給機下流側吸気圧と機関回転速度とに基づ
    いて前記スロットルバルブと前記機械式過給機との間の
    吸気圧(以下「過給機上流側吸気圧」という)を推定す
    る過給機上流側吸気圧推定手段を備えていることを特徴
    とする機械式過給機付き内燃機関の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記機械式過給機をバイパスするバイパ
    ス通路と、このバイパス通路を開閉するエアバイパスバ
    ルブとを備え、 前記過給機上流側吸気圧推定手段は、前記エアバイパス
    バルブの開閉状態に応じて過給機上流側吸気圧の推定方
    式を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の機械
    式過給機付き内燃機関の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記エアバイパスバルブは、過給機下流
    側吸気圧を利用して開閉制御され、 前記過給機上流側吸気圧推定手段は、過給機下流側吸気
    圧に応じて過給機上流側吸気圧の推定方式を切り換える
    ことを特徴とする請求項2に記載の機械式過給機付き内
    燃機関の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記エアバイパスバルブは、過給機下流
    側吸気圧と大気圧との差圧を利用して開閉制御され、 前記過給機上流側吸気圧推定手段は、過給機下流側吸気
    圧に応じて過給機上流側吸気圧の推定方式を切り換える
    際の判定圧力を、大気圧に応じて設定することを特徴と
    する請求項3に記載の機械式過給機付き内燃機関の制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記過給機上流側吸気圧推定手段は、過
    給機下流側吸気圧が前記判定圧力以上のときに、過給機
    下流側吸気圧と前記判定圧力との差圧と、大気圧と、機
    関回転速度とに基づいて過給機上流側吸気圧を推定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の機械式過給機付き内
    燃機関の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記エアバイパスバルブの開閉制御に用
    いる圧力を制御する電磁弁を備え、 前記過給機上流側吸気圧推定手段は、前記電磁弁の制御
    状態に応じて過給機上流側吸気圧の推定方式を切り換え
    ることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の
    機械式過給機付き内燃機関の制御装置。
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