JP2002088941A - 調湿性吸音材およびその製造方法 - Google Patents

調湿性吸音材およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002088941A
JP2002088941A JP2000275739A JP2000275739A JP2002088941A JP 2002088941 A JP2002088941 A JP 2002088941A JP 2000275739 A JP2000275739 A JP 2000275739A JP 2000275739 A JP2000275739 A JP 2000275739A JP 2002088941 A JP2002088941 A JP 2002088941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
weight
parts
board
absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000275739A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Kamimura
茂人 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Kaken Co Ltd
Original Assignee
SK Kaken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SK Kaken Co Ltd filed Critical SK Kaken Co Ltd
Priority to JP2000275739A priority Critical patent/JP2002088941A/ja
Publication of JP2002088941A publication Critical patent/JP2002088941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建築物内装材あるいは天井材に適用可能な調湿
性と優れた吸音性ならびに断熱性を有する調湿性吸音材
を得る。 【解決手段】(1)粒子径5.0mm以下の無機質粒状
物100重量部に対して、吸放湿性粉体を1〜100重
量部、結合剤を固形分換算で5〜30重量部含有する粒
子凝集型多孔体層、 (2)複数の貫通孔を有するボードを基本構成とし、粒
子凝集型多孔体層の片面または両面にボードを積層す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装材あ
るいは天井材に使用される調湿性と吸音性に優れる板材
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来から、建築物の内装材あるいは天井材
には、焼石膏に繊維などを混合し成形された石膏ボード
が、比較的吸湿性と吸音性を備えたボードとして知ら
れ、多くの建物に施工されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな石膏ボードは、吸湿性は見られるが放湿性に劣るた
め、近年の高気密性、高断熱性の建築物に施工された場
合、室内に発生した湿気はボード内に長期間留まるた
め、室内外での温度差により結露が生じ、その結果、身
体に有害なカビやダニなどの発生の原因ともなる。さら
に、ボード内の湿気の存在により吸音性も著しく低下し
てしまう。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、建築物内装材あるいは天井材に適用可能な調湿性
と優れた吸音性ならびに断熱性を有する調湿性吸音材を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】即ち、本発明は、以下に列挙される各手段
を含むものである。 1.(1)粒子径5.0mm以下の無機質粒状物100
重量部に対して、吸放湿性粉体を1〜100重量部、結
合剤を固形分換算で5〜30重量部含有する粒子凝集型
多孔体層、 (2)複数の貫通孔を有するボードを基本構成とし、粒
子凝集型多孔体層の片面または両面にボードが積層され
ていることを特徴とする調湿性吸音材。 2. 吸放湿性粉体が、竹炭及び/またはアロフェンであ
ることを特徴とする1記載の調湿性吸音材。 3.ボードが、石膏ボードであることを特徴とする1ま
たは2記載の調湿性吸音材。 4. 複数の貫通孔を有するボードの片面に、粒子径5.
0mm以下の無機質粒状物100重量部に対して、吸放
湿性粉体を1〜100重量部、結合剤を固形分換算で5
〜30重量部含有する組成物を塗付し、その後乾燥硬化
させることを特徴とする調湿性吸音材の製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態と
ともに詳細に説明する。
【0008】無機質粒状物は、本発明の調湿性吸音材の
吸音性能と強度との均衡を保持するための成分である。
無機質粒状物としては、各種天然石、珪砂、ガラス、各
種セラミックスの他に、黒曜石、真珠石、抗化石、シラ
ス等の天然石の発泡粒状物、ガラス、各種セラミックス
の発泡粒状物、軽石、中空バルーン等の軽量粒状物を使
用することができる。このうち特に、発泡粒状物が好ま
しく用いられる。無機質粒状物の粒子径は、5mm以下
であるが、好ましくは0.3mm〜1.2mmのものを
使用することができる。粒子径がこのような範囲の場合
に、特に低周波数部分での吸音率が向上する傾向とな
る。無機質粒状物のかさ比重は特に限定されるものでは
ないが、吸音材全体の軽量化を考慮すると0.05〜1
g/cmのものを使用することが好ましい。
【0009】吸放湿性粉体は、本発明調湿性吸音材の調
湿性の付与とともに吸音性能をより向上させる成分であ
る。このような吸放湿性粉体としては、例えば、木炭、
竹炭等の炭化物、アロフェン、ゼオライト、セピオライ
トなどの粘土鉱物あるいは珪藻土などの多孔質粉体、吸
放湿性を有する有機多孔質粉体があげられる。
【0010】吸放湿性粉体として、本発明では特に吸放
湿性の向上に比表面積が200〜300m/g程度の
多孔質体である竹炭粒状物、アロフェンを好ましく使用
することが出来る。さらにより吸音性の向上に竹炭粒状
物を好ましく使用することができる。竹炭は、モウソウ
チク、マダケ、ハチク、ネマガリダケ等の各品種の竹
を、通常300〜1000℃で炭化し、消火・冷却する
ことにより得られるものである。竹炭は、その孔が連通
状であること、孔の断面がハニカム管状であること、孔
の大きさがオングストロームオーダーからミクロンオー
ダーにわたり、様々な大きさの孔を有すること、という
ような特徴を有している。このような竹炭粒状物を使用
することにより、一段と優れた調湿性と吸音特性を得る
ことができ、調湿性吸音材の薄厚化にも極めて有効とな
る。
【0011】結合剤は、前記無機質粒状物及び吸放湿性
粉体を結合させるもので、有機系、無機系の各種結合剤
を使用することができる。有機系結合剤としては、例え
ば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂等があげら
れる。また、これらの有機系結合剤には、難燃性を付与
するために金属水和物、金属酸化物、りん系、ハロゲン
系などの公知の難燃助剤を使用できる。無機系結合剤と
しては、例えば、ポルトランドセメント、高炉セメン
ト、フライアッシュセメント、水ガラス等があげられ
る。本発明では、特に、加工性、接着性の点からアクリ
ル樹脂、エポキシ樹脂の使用が好ましい。
【0012】本発明の調湿性吸音材における上記各成分
の構成比率は、無機質粒状物100重量部に対して、吸
放湿性粉体を1〜100重量部、結合剤を固形分換算で
5〜30重量部である。吸放湿性粉体が1重量部より少
ない場合は、高い吸放湿性能を得ることができず、10
0重量部より多い場合は、粒子層の強度が十分得られな
い。結合剤が5重量部より少ない場合は、粒状物が脱離
するおそれがあり、30重量部より多い場合は、吸音性
が低下することとなる。
【0013】本発明に使用されるボードの種類は、特に
限定されるものではないが、石膏ボード、珪酸カルシウ
ム板、スレート板、押出成形板などの乾式ボード、ベニ
ア合板などの木質ボード、アルミニウム板、ステンレス
板などの金属ボード、等があげられる。板厚は、調湿性
吸音材全体の強度や衝撃による破損を考慮すると1〜3
0mm、好ましくは5〜15mmの範囲のものを使用す
ることが望ましい。特に30mm以上となるとボード自
体の重量が大きくなり、搬送が困難となり、また取り付
け施工時の作業性が低下する場合がある。また、ボード
に設ける貫通孔の孔径は、目安としては3〜20mm、
好ましくは3〜13mmの範囲とし、孔の開口する面積
は、ボード表面に対し、5〜70%、好ましくは10〜
30%の範囲になるように設けることが好ましい。孔径
が3mm以下および開口する面積が5%以下となると調
湿性と吸音性が低下し、孔径が20mm以上および開口
する面積が70%以上になるとボードの強度が低下し好
ましくない。
【0014】本発明の調湿性吸音材の製造方法は特に限
定されず、公知の製造方法を採用することができる。例
えば、複数の貫通孔を有するボードに無機質粒状物と吸
放湿性粉体及び結合剤を混合したものをスプレーガンな
どの塗装機を用いて塗付し、乾燥させることにより簡便
に製造することができる。または、無機質粒状物と吸放
湿性粉体及び結合剤を混合したものを加圧により粉体層
を作製し、それを複数の貫通孔を有するボードに前記結
合剤を接着剤として用いて接着することにより得ること
もできる。
【0015】調湿性吸音材の厚みは、所望の吸音特性が
得られるように粉体層とボードの厚みをそれぞれ適宜決
定することができるが、通常それらを積層させた厚みは
5〜50mmである。
【0016】本発明の調湿性吸音材には、効果を損なわ
ない範囲で粒子凝集型多孔体層に有機系、無機系の各種
繊維を混合することができる。有機系繊維としては、例
えば、ポリアミド系繊維、ポリビニルアルコール系繊
維、ポリエステル系繊維、ポリアクリロニトリル系繊
維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリプロピレン系繊維、ポ
リエチレン系繊維、ポリウレタン系繊維、ポリ塩化ビニ
リデン系繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、カーボン
系繊維、パルプ繊維、等があげられる。無機系繊維とし
ては、例えば、ガラス繊維、スラグ繊維、ロックウー
ル、シリカ−アルミナ繊維、アルミニウム繊維、ステン
レス繊維等があげられる。また、繊維の長さは、0.1
〜10mm、好ましくは0.5〜5mmの範囲のものが
使用できる。繊維の混合比率は、無機質粒状物100重
量部に対し、2〜50重量部混合することができる。こ
れにより吸音材の強度をより高めることができる。
【0017】本発明の調湿性吸音材には、シート状、マ
ット状、ネット状の繊維層、無機粒状物等を主成分とす
る補強層、あるいは金属線、鉄筋、等を積層することも
可能である。このような層を積層することにより吸音材
の強度をより高めることができる。
【0018】本発明の調湿性吸音材は、乾式ボード表面
に塗料を塗り付け、ボードの耐久性向上や意匠性付与を
行うこともできる。
【0019】本発明の調湿性吸音材を設置する際には、
複数の貫通孔を有する乾式ボード面を室内側となるよう
にコンクリート、木材等の剛体に直接密着する方法、剛
体との間に空気層を設けて設置する方法等で種々の方法
を採用することができる。特に本発明では、空気層を設
ける場合、吸放湿性粉体に多孔質炭化物を混合すること
により、従来の調湿性吸音材に比べ、背後空気層の厚み
が薄くても同等の吸音特性を得ることができる。
【0020】本発明の調湿性吸音材は、無機質粒状物と
吸放湿性粉体からなる粉体層を複数の貫通孔を有する乾
式ボードに積層させる点が大きな特徴であり、これによ
り優れた調湿性と安定で高い吸音特性を有する内装材あ
るいは天井材を簡便に得ることが可能となる。特に、吸
放湿性粉体として竹炭粒状物を用いた場合は、一段と優
れた性能を発揮することができる。これは竹炭の孔が連
通状であること、その孔の断面がハニカム管状であるこ
と、さらには孔の大きさがオングストロームオーダーか
らミクロンオーダーにわたり、様々な大きさの孔を有す
ること、というような特徴が、有利にはたらくものと推
測される。
【0021】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特
徴をより明確にする。
【0022】(実施例1)粒径0.3〜1.2mmの発
泡ガラス、平均粒径4μmのアロフェン、及びアクリル
樹脂(不揮発分50%、ガラス転移温度30℃、メタク
リル酸メチル/アクリル酸ブチル/スチレン共重合物)
を、それぞれ100重量部、60重量部、40重量部の
割合で混合したものを、孔径9mm、開口面積20%、
板厚5mmの石膏ボード上に5mmの厚さとなるように
積層し、80℃下で30分乾燥することによって調湿性
吸音材Aを作製した。
【0023】(実施例2)粒径0.3〜1.2mmの発
泡ガラス、平均粒径4μmのアロフェン、粒径0.1〜
3.0mmの竹炭粒状物、及びアクリル樹脂(不揮発分
50%、ガラス転移温度30℃、メタクリル酸メチル/
アクリル酸ブチル/スチレン共重合物)を、それぞれ1
00重量部、40重量部、20重量部、40重量部の割
合で混合したものを、孔径9mm、開口面積20%、板
厚5mmの石膏ボード上に5mmの厚さとなるように積
層し、80℃下で30分乾燥することによって調湿性吸
音材Bを作製した。
【0024】(実施例3)粒径0.3〜1.2mmの発
泡ガラス、粒径0.1〜3.0mmの竹炭粒状物、及び
アクリル樹脂(不揮発分50%、ガラス転移温度30
℃、メタクリル酸メチル/アクリル酸ブチル/スチレン
共重合物)を、それぞれ100重量部、15重量部、3
0重量部の割合で混合したものを、孔径9mm、開口面
積20%、板厚5mmの石膏ボード上に5mmの厚さと
なるように積層し、80℃下で30分乾燥することによ
って調湿性吸音材Cを作製した。
【0025】(実施例4)粒径0.3〜1.2mmの発
泡ガラス、粒径0.1〜3.0mmの竹炭粒状物、及び
アクリル樹脂(不揮発分50%、ガラス転移温度30
℃、メタクリル酸メチル/アクリル酸ブチル/スチレン
共重合物)を、それぞれ100重量部、60重量部、4
0重量部の割合で混合したものを、孔径9mm、開口面
積20%、板厚5mmの石膏ボード上に5mmの厚さと
なるように積層し、80℃下で30分乾燥することによ
って調湿吸音材Dを作製した。
【0026】(比較例1)石膏原料、粒径0.1〜3.
0mmの竹炭粒状物粒、及び平均粒径4μmのアロフェ
ンを、それぞれ100重量部、20重量部、20重量部
も割合で混合したものに適量の水を加えて石膏スラリー
を作製し、乾燥硬化させることにより板厚5mmの調湿
吸音材Eを作製した。
【0027】(比較例2)比較例1において作製した調
湿吸音材Eに孔径9mm、開口面積20%の貫通孔を設
け調湿吸音材Fを作製した。
【0028】(比較例3)粒径0.3〜1.2mmの発
泡ガラス粒子、及びアクリル樹脂(不揮発分50%、ガ
ラス転移温度30℃、メタクリル酸メチル/アクリル酸
ブチル/スチレン共重合物)を、それぞれ100重量
部、25重量部の割合で混合したものを板厚5mmの石
膏ボード上に5mmの厚さとなるように積層し、80℃
下で30分乾燥することによって調湿吸音材Gを作製し
た。
【0029】(比較例4)粒径0.3〜1.2mmの発
泡ガラス粒子、及びアクリル樹脂(不揮発分50%、ガ
ラス転移温度30℃、メタクリル酸メチル/アクリル酸
ブチル/スチレン共重合物)を、それぞれ100重量
部、25重量部の割合で混合したものを、孔径9mm、
開口面積20%、板厚5mmの石膏ボード上に5mmの
厚さとなるように積層し、80℃下で30分乾燥するこ
とによって調湿吸音材Hを作製した。
【0030】(試験方法)水蒸気吸放湿試験 作製した調湿性吸音材を温度25℃、相対湿度30%に調整
した恒温恒湿器の槽内に水蒸気吸着による重量増加が平
衡に達するまで放置し、次に、温度25℃、相対湿度40%
で同様の操作を行い、順次相対湿度を90%まで10%ずつ
上げ、それぞれの相対湿度での吸着量を求めた。その
後、同温度下で10%ずつ下げながら脱着量を求め、得ら
れた各相対湿度毎の重量変化の結果から吸着曲線、およ
び脱着曲線を作成した。 吸音率の測定 ASTM E1050の2マイクロホン法に準じ、10
0〜1600Hzの周波数範囲で垂直入射吸音率を測定
した。試験装置としては、2マイクロホンインピーダン
ス測定管4206型(ビュルエル・ケアー社製)を使用
した。それぞれの吸音材について背後空気層を40mm
設けた場合の吸音率を測定した。
【0031】(結果)図1〜8に水蒸気吸放湿試験の測
定結果を示す。複数の貫通孔を有した石膏ボード上に発
泡ガラスビーズと竹炭粒状物またはアロフェンを複合化
した本発明調湿吸音材A、B、C、及びDでは調湿吸音
材E、F、G、及びHに比べて優れた水蒸気吸放湿性能
を示した。図9〜16に垂直入射吸音率の測定結果を示
す。複数の貫通孔を有した石膏ボード上に発泡ガラスビ
ーズ、または発泡ガラスビーズと竹炭粒状物あるいはア
ロフェンを複合化した本発明調湿吸音材A、B、C、
D、及びHでは、優れた吸音性能を示し、特に竹炭粒状
物を複合化した本発明調湿吸音材C、Dでは低周波数領
域において高い吸音性能が得られた。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、水蒸気吸放湿性能が高
く室内の調湿性に優れ、また優れた吸音性能を示すた
め、結露防止、外部からの騒音の侵入など抑制し、環境
改善に大きな効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図2】本発明実施例2の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図3】本発明実施例3の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図4】本発明実施例4の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図5】本発明比較例1の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図6】本発明比較例2の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図7】本発明比較例3の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図8】本発明比較例4の水蒸気吸放湿試験の測定結果
を示すグラフである。
【図9】本発明実施例1の垂直入射吸音率の結果を示す
グラフである。
【図10】本発明実施例2の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
【図11】本発明実施例3の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
【図12】本発明実施例4の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
【図13】本発明比較例1の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
【図14】本発明比較例2の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
【図15】本発明比較例3の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
【図16】本発明比較例4の垂直入射吸音率の結果を示
すグラフである。
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DB03 DD01 DF04 FA06 FA14 GA03 GA06 GA12 GA27 GA28 GA29 GA42 GA81 HA02 HA03 HA21 HB03 HB04 HC01 HF04 JA06 JA11 JA21 JB07 JD04 2E002 FB05 FB07 FB08 MA06 MA15 2E162 CA02 CA16 CA21 CB07 CB08 CB14 CC01 EA05 EA11 EA17 FA05 FA09 FA10 FA11 FA12 FA13 FA14 FA16 FA17 FA18 FA19 FA20 FB07 FC05 FD06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)粒子径5.0mm以下の無機質粒状
    物100重量部に対して、吸放湿性粉体を1〜100重
    量部、結合剤を固形分換算で5〜30重量部含有する粒
    子凝集型多孔体層、 (2)複数の貫通孔を有するボード を基本構成とし、粒子凝集型多孔体層の片面または両面
    にボードが積層されていることを特徴とする調湿性吸音
    材。
  2. 【請求項2】吸放湿性粉体が、竹炭及び/またはアロフ
    ェンであることを特徴とする請求項1記載の調湿性吸音
    材。
  3. 【請求項3】ボードが、石膏ボードであることを特徴と
    する請求項1または2記載の調湿性吸音材。
  4. 【請求項4】複数の貫通孔を有するボードの片面に、粒
    子径5.0mm以下の無機質粒状物100重量部に対し
    て、吸放湿性粉体を1〜100重量部、結合剤を固形分
    換算で5〜30重量部含有する組成物を塗付し、その後
    乾燥硬化させることを特徴とする調湿性吸音材の製造方
    法。
JP2000275739A 2000-09-12 2000-09-12 調湿性吸音材およびその製造方法 Pending JP2002088941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275739A JP2002088941A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 調湿性吸音材およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275739A JP2002088941A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 調湿性吸音材およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002088941A true JP2002088941A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18761314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000275739A Pending JP2002088941A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 調湿性吸音材およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002088941A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113767A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 昭和電工株式会社 吸音材及びその製造方法
JP2016179672A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 エスケー化研株式会社 積層体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016113767A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 昭和電工株式会社 吸音材及びその製造方法
KR20170082618A (ko) * 2014-12-12 2017-07-14 쇼와 덴코 가부시키가이샤 구조체, 흡음재, 방음벽 재료, 및 구조체의 제조 방법
KR101963060B1 (ko) * 2014-12-12 2019-03-27 쇼와 덴코 가부시키가이샤 구조체, 흡음재, 방음벽 재료, 및 구조체의 제조 방법
US10789930B2 (en) 2014-12-12 2020-09-29 Showa Denko K.K. Structure body, sound absorbing material, sound insulating wall material, and manufacturing method of structure body
JP2016179672A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 エスケー化研株式会社 積層体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5392469B2 (ja) 複合ボード
WO2002038516A1 (fr) Composition pour materiau de construction et materiau de construction
MX2012006015A (es) Concreto aislante termico de peso ligero flexible, permeable al aire, resitente al agua, a prueba de fuego.
CN109138263A (zh) 一种耐高温型墙板及制备方法
CN102877564B (zh) 砂岩抹灰结构环保吸声墙
JP2002088941A (ja) 調湿性吸音材およびその製造方法
JPH10212772A (ja) 吸遮音パネル
JP4684241B2 (ja) 建材組成物
JP3651840B2 (ja) 吸音板およびその製造方法
JP3849981B2 (ja) 建物用吹付材
JP4070446B2 (ja) 建材
JP6912872B2 (ja) 調湿建材の製造方法
JP2001331181A (ja) 吸音板
JP7406353B2 (ja) 無機質板、天井仕上げ材、天井構造及び無機質板の製造方法
JP4416500B2 (ja) 断熱壁構造
JP2003155786A (ja) 吸放湿性防火建材
JP3848674B2 (ja) 吸遮音パネル
JP2006175832A (ja) 複合材
JP4413004B2 (ja) 断熱構造パネル
JPH10319969A (ja) 吸遮音吸放湿性板材
JP3989366B2 (ja) 建材組成物および建材
JP2004176357A (ja) 意匠建材
JP2655954B2 (ja) 無機建築板
JP4413007B2 (ja) 断熱構造パネル
JPH0752307A (ja) パネル材