JP2002088234A - ポリエステル組成物成形体およびポリエステル組成物積層成形体 - Google Patents

ポリエステル組成物成形体およびポリエステル組成物積層成形体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスバリヤー性、透明性に優れ、かつ脆性破壊
を起こし難いようなポリエステル組成物成形体およびポ
リエステル組成物積層成形体を提供すること。 【解決手段】ポリエステル組成物成形体は、(A)ポリ
エチレンテレフタレート70〜95重量部と、(B)イ
ソフタル酸単位を50〜100モル%、テレフタル酸単
位を50〜0モル%の割合で含むジカルボン酸成分単位
と、エチレングリコール単位を15〜100モル%、1,
3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン単位を85〜
0モル%の割合で含むジオール成分単位とを含む共重合
ポリエステル30〜5重量部とを、23℃で測定した延
性破壊率が80%以上となるように高混練してなるポリ
エステル組成物からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル組成
物成形体およびポリエステル組成物積層成形体に関し、
さらに詳しくは、ポリエチレンテレフタレートと特定の
共重合ポリエステルとからなるポリエステル組成物から
なる成形体および前記組成物からなる層を少なくとも1
層有する積層成形体に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】ポリエチレンテレフタレートなど
のポリエステルは、機械的強度、耐薬品性、耐油性、透
明性などの性質に優れているため、フィルム、シート、
トレイ、ボトル、カップ状容器などの成形体として広く
用いられている。これらの成形体は、用途によっては高
いガスバリヤー性が要求される場合があり、ポリエステ
ルに高いガスバリヤー性を付与する方法としては、例え
ば特定の共重合ポリエステルを用いて成形体を製造する
方法などがある。
【0003】ところで上記ガスバリヤー性の高い共重合
ポリエステルからなる成形体を落としたりぶつけたりし
て割れた場合には脆性破壊を起こすことが多い。このと
き成形体の脆性破壊を起こした部分や破片により怪我を
することがあり、危険であるため、このような容器は脆
性破壊を起こしにくいことが望まれる。本発明者らはこ
のような従来技術に鑑み、ガスバリヤー性に優れ、かつ
脆性破壊をおこしにくいようなポリエステルについて鋭
意検討した結果、ポリエチレンテレフタレートと特定の
共重合ポリエステルとを特定の条件で溶融混練して得ら
れたポリエステル組成物は上記のような要求を満たすこ
とを見出して本発明を完成するに至った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、ガスバリヤー性に優れ、かつ
脆性破壊を起こし難いようなポリエステル組成物成形体
およびポリエステル組成物積層成形体を提供することを
目的としている。
【0005】
【発明の概要】本発明に係るポリエステル組成物成形体
は、(A)ポリエチレンテレフタレート70〜95重量
部と、(B)イソフタル酸単位を50〜100モル%、
テレフタル酸単位を50〜0モル%の割合で含むジカル
ボン酸成分単位と、エチレングリコール単位を15〜1
00モル%、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼ
ン単位を85〜0モル%の割合で含むジオール成分単位
とを含む共重合ポリエステル30〜5重量部とを、23
℃で測定した延性破壊率が80%以上となるように高混
練してなるポリエステル組成物からなることを特徴とし
ている。
【0006】前記成形体としては、例えばシート、前記
シートが熱成形されてなる成形体、射出成形体などが挙
げられる。このような成形体の用途としては、例えば食
品用容器がある。本発明に係るポリエステル組成物積層
成形体は、(A)ポリエチレンテレフタレート70〜9
5重量部と、(B)イソフタル酸単位を50〜100モ
ル%、テレフタル酸単位を50〜0モル%の割合で含む
ジカルボン酸成分単位と、エチレングリコール単位を1
5〜99モル%、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼン単位を85〜1モル%の割合で含むジオール成分
単位とを含む共重合ポリエステル30〜5重量部とを、
23℃で測定した延性破壊率が80%以上となるように
高混練してなるポリエステル組成物からなる層(I)を
少なくとも1層と、熱可塑性樹脂(C)からなる層(I
I)を少なくとも1層有することを特徴としている。
【0007】前記積層成形体としては、例えば積層シー
ト、前記シートが熱成形されてなる積成形体、射出成形
体などが挙げられる。このような積層成形体の用途とし
ては、例えば食品用容器がある。本発明に係るポリエス
テル組成物成形体およびポリエステル組成物積層成形体
は、ガスバリヤー性に優れ、脆性破壊をすることが少な
い。
【0008】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るポリエステル
組成物成形体およびポリエステル組成物積層成形体につ
いて具体的に説明する。本発明に係るポリエステル組成
物成形体は、(A)ポリエチレンテレフタレートと
(B)共重合ポリエステルとからなる。まずこれらのポ
リエステルについて説明する。
【0009】(A)ポリエチレンテレフタレート 本発明で用いられるポリエチレンテレフタレート(A)
は、従来知られているものであり、ジカルボン酸成分と
してのテレフタル酸と、ジオール成分としてのエチレン
グリコールとを原料として、エステル化(またはエステ
ル交換反応)、液相重縮合反応、次いで、必要に応じて
固相重縮合反応させることによって製造される。
【0010】このポリエチレンテレフタレート(A)
は、そのジカルボン酸単位を100モル%とするとき、
テレフタル酸以外のジカルボン酸成分単位を20モル%
以下、好ましくは、10モル%以下、さらに好ましく
は、5モル%以下の割合で含有していてもよい。また、
ポリエチレンテレフタレート(A)は、ジオール成分単
位を100モル%とするとき、エチレングリコール以外
の他のジオール成分単位を20モル%以下、好ましくは
10モル%以下、さらに好ましくは5モル%以下の割合
で含有していてもよい。
【0011】テレフタル酸以外のジカルボン酸成分単位
としては、例えばフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシ
エタンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸;アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸
などの脂肪族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン
酸などの脂環族ジカルボン酸などから導かれる成分単位
が挙げられる。これらのなかでは、イソフタル酸が好ま
しい。
【0012】また、エチレングリコール以外のジオール
成分単位として、例えばジエチレングリコール、トリメ
チレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチ
レングリコール、ドデカメチレングリコールなどの脂肪
族グリコール;シクロヘキサンジメタノールなどの脂環
族グリコール;ビスフェノール類、ハイドロキノン、2,
2-ビス(4-β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン
などの芳香族ジヒドロキシ化合物などから導かれる成分
単位が挙げられる。これらのなかでは、ジエチレングリ
コールまたはシクロヘキサンジメタノールが好ましい。
【0013】このようなポリエチレンテレフタレート
(A)は、エチレンテレフタレート成分単位単独で、ま
たはエチレンテレフタレート成分単位とジオキシエチレ
ンテレフタレート成分単位がランダムに配列して、エス
テル結合を形成することによって、実質的に線状のポリ
エステルを形成している。ポリエチレンテレフタレート
が実質的に線状であることは、ポリエチレンテレフタレ
ートがo-クロロフェノールに完全に溶解することによっ
て確認される。
【0014】ポリエチレンテレフタレート(A)は、極
限粘度[η](o-クロロフェノール中、25℃で測定し
た値、以下同じ。)は、通常0.6〜1.5dl/g、
好ましくは、0.7〜1.2dl/gの範囲にある。ま
た、融点は、通常210〜265℃、好ましくは、22
0〜260℃の範囲にある。ガラス転移温度は、通常、
50〜120℃、好ましくは、60〜100℃の範囲に
ある。
【0015】(B)共重合ポリエステル 本発明で用いられる共重合ポリエステル(B)は、イソ
フタル酸を含むジカルボン酸成分と、エチレングリコー
ルを含むジオール成分とを原料として上述したポリエチ
レンテレフタレート(A)と同様にして製造される。共
重合ポリエステル(B)は、ジカルボン酸成分単位を1
00モル%とするとき、イソフタル酸単位を50〜10
0モル%、好ましくは70〜100モル%、より好まし
くは80〜100モル%の割合で含有し、テレフタル酸
単位を50〜0モル%、好ましくは30〜0モル%、よ
り好ましくは20〜0モル%の割合で含有していてもよ
い。
【0016】また共重合ポリエステル(B)は、ジオー
ル成分単位を100モル%とするとき、エチレングリコ
ール単位を15〜100モル%、好ましくは15〜99
モル%、より好ましくは25〜99モル%、特に好まし
くは35〜99モル%の割合で含有し、1,3-ビス(2-ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン単位を85〜0モル%、好
ましくは85〜1モル%、より好ましくは75〜1モル
%、特に好ましくは65〜1モル%の割合で含有してい
る。
【0017】共重合ポリエステル(B)は、本発明の目
的を損なわない範囲であれば、イソフタル酸単位、テレ
フタル酸単位以外のジカルボン酸成分単位を例えば5モ
ル%以下の量で含有していてもよく、イソフタル酸単
位、テレフタル酸単位以外のジカルボン酸成分単位とし
ては、例えばo-フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジ
フェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン
酸などの芳香族ジカルボン酸;アジピン酸、セバシン
酸、アゼライン酸、デカンジカルボン酸などの脂肪族ジ
カルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族
ジカルボン酸などから導かれる成分単位が挙げられる。
【0018】また共重合ポリエステル(B)は、本発明
の目的を損なわない範囲であれば、エチレングリコール
単位、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン単位
以外のジオール成分単位を例えば5モル%以下の量で含
有していてもよく、エチレングリコール単位、1,3-ビス
(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン単位以外のジオール
成分単位としては、例えばトリメチレングリコール、プ
ロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ネオ
ペンチルグリコール、ヘキサメチレングリコール、ドデ
カメチレングリコールなどの脂肪族グリコール;シクロ
ヘキサンジメタノールなどの脂環族グリコール;1,2-ビ
ス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、1,4-ビス(2-ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼンなどの芳香核を有するグリ
コール類;ビスフェノール類、ハイドロキノン、2,2-ビ
ス(4-β-ヒドロキシエトキシフェニル)プロパンなど
の芳香族ジヒドロキシ化合物などから導かれる成分単位
が挙げられる。
【0019】さらに共重合ポリエステル(B)は、本発
明の目的を損なわない範囲であれば、少なくとも3つの
ヒドロキシ基を有する多官能ヒドロキシ化合物または少
なくとも3つのカルボキシル基を有する多官能カルボン
酸を成分単位として有していてもよい。このような多官
能ヒドロキシ化合物単位または多官能カルボン酸単位
は、必要に応じて、ジカルボン酸100モル部に対し
て、0.05〜0.40モル部、好ましくは、0.1〜
0.35モル部、さらに好ましくは、0.20〜0.3
5モル部の範囲で用いられる。
【0020】上記多官能ヒドロキシ化合物としては、例
えばグリセリン、1,1,1-トリメチロ−ルプロパン、1,1,
1-トリメチロールエタンなどが挙げられるが、なかでも
1,1,1-トリメチロールプロパンが好ましい。他方、多官
能カルボン酸としては、例えば無水ピロメリット酸、ト
リメリット酸などが挙げられ。共重合ポリエステル
(B)は、極限粘度[η]が、通常0.5〜1.0dl
/g、好ましくは0.65〜0.95dl/gの範囲に
ある。また、ガラス転移温度は、通常50〜75℃、好
ましくは55〜70℃の範囲にある。
【0021】組成物 ポリエステル組成物は、上記ポリエチレンテレフタレー
ト(A)と上記共重合ポリエステル(B)とからなり、
ポリエチレンテレフタレート(A)を70〜95重量
部、好ましくは75〜95重量部、より好ましくは80
〜95重量部、共重合ポリエステル(B)を30〜5重
量部、好ましくは25〜5重量部、より好ましくは20
〜5重量部(但し、(A)と(B)との合計量は100
重量部である。)の量で溶融混練することにより製造す
ることができる。
【0022】ポリエチレンテレフタレート(A)と共重
合ポリエステル(B)との溶融混練は、23℃で測定し
た延性破壊率が80%以上、好ましくは85%以上、よ
り好ましくは90%以上となるように高混練する。なお
延性破壊率は、厚さ0.5mmのシートについて後述す
る方法で測定する。23℃で測定した延性破壊率が80
%以上となるように高混練する方法として具体的には、
例えば樹脂に推進流が得られないような部位および/ま
たは樹脂に逆向きの推進流が発生するような部位を有す
るスクリューを有する押出機、シリンダとスクリューと
の間隙が不均一な押出機、ニディングスクリューを多く
有する押出機、あるいはこれらのスクリューを適宜組み
合わせた押出機を用い、混練温度270〜315℃、好
ましくは280〜310℃、混練時間60〜600秒、
好ましくは70〜400秒の条件で溶融混練する方法が
挙げられる。
【0023】混練度の大体の目安は、リードスクリュー
の混練度を1とした場合、ニーディングスクリュー広巾
は約2倍、ニーディングスクリュー正リードは約3倍、
ニーディングスクリュー逆リードは約8倍の混練度とな
る。混練度が高くなる程、延性破壊率も高くなる傾向が
ある。よって前記目安を参考にしてスクリューアレンジ
メントを適宜工夫して延性破壊率を高めることが可能で
ある。
【0024】23℃で測定した延性破壊率が80%以上
となるように高混練しうる押出機の一例を図1に示す。
図中(A)は、23℃で測定した延性破壊率が80%以
上となるように高混練しうる押出機のスクリューアレン
ジメントの一例を示す概略図であり、(B)は従来の押
出機のスクリューアレンジメントの一例を示す概略図で
ある。なお、図中1はホッパー、2はシリンダー、3な
いし5および8はリードスクリュー、6はニーディング
スクリュー広巾、7はニーディングスクリュー正リー
ド、9はニーディングスクリュー逆リード、10はシー
ルリングを示す。
【0025】図1(A)に示すスクリューアレンジメン
トにおいて推進流が得られないような部位は6のニーデ
ィングスクリュー広巾の部位であり、また樹脂に逆向き
の推進流が発生するような部位は9のニーディングスク
リュー逆リードの部位および10のシールリングの部位
である。シート ポリエステル組成物シートは、上記ポリエステル組成物
を用い従来公知の方法で製造することができ、例えば単
軸スクリュー押出機、混練押出機、ラム押出機、ギヤ押
出機などを用いて、溶融したポリエステル組成物をTダ
イなどから押し出すことにより成形することができる。
【0026】このようにして得られたポリエステル組成
物シートの厚さは、通常0.05〜2mm、好ましくは
0.1〜1.0mmの範囲にある。本発明に係るポリエ
ステル組成物シートは、脆性破壊を起こし難いため、破
損した場合に、破損した部分や破片により怪我をするこ
とが少ない。積層シート 次に、本発明に係るポリエステル組成物積層シートにつ
いて説明する。
【0027】本発明に係るポリエステル組成物積層シー
トは、上記ポリエステル組成物からなる層(I)と、後
述するような熱可塑性樹脂(C)からなる層(II)とか
ら構成されている。なお層(I)および層(II)は複数
有していてもよい。(C)熱可塑性樹脂 ポリエステル組成物積層シートを形成する熱可塑性樹脂
は、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル(上記
ポリエステル組成物を除く。)、ポリアセタール、ポリ
ビニルクロライド、ポリスチレン、アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリカーボ
ネートから選ばれる少なくとも1種の樹脂であることが
好ましく、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリアミドであることがより好ましい。ポリエ
ステルとしては、ポリエチレンテレフタレートが好まし
い。
【0028】ポリオレフィンとしては、エチレン(共)
重合体、アイソタクティックプロピレン(共)重合体が
好ましく、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体鹸化物がさらに好ましい。このうち
エチレン・酢酸ビニル共重合は、エチレン単位含量が1
5〜60モル%、好ましくは25〜50モル%であるこ
とが望ましく、また190℃で測定されるメルトフロー
レートが0.1〜500g/10分、好ましくは0.1〜
400g/10分、さらに好ましくは1〜300g/10分
の範囲にあることが望ましい。
【0029】エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物は、
エチレン単位含量が15〜60モル%、好ましくは25
〜50モル%であるエチレン・酢酸ビニル共重合体を、
その鹸化度が50%以上、好ましくは90%以上になる
ように鹸化したものが望ましい。エチレン単位含量が上
記のような範囲内にあると、熱分解しにくく、溶融成形
が容易で、延伸性、耐水性に優れるとともに、耐ガス透
過性に優れるため望ましい。また、鹸化度が50%以上
であると、耐ガス透過性に優れるため望ましい。
【0030】ポリエステル組成物積層シートでは、熱可
塑性樹脂(C)からなる層(II)とポリエステル組成物
からなる層(I)は、直接積層されていてもよく、各層
の間に例えば無水マレイン酸をグラフト共重合したエチ
レン(共)重合体やプロピレン(共)重合体などの接着
性樹脂からなる接着層を介在させてもよい。本発明に係
るポリエステル組成物積層シートを製造するには、ポリ
エステル組成物および熱可塑性樹脂を、それぞれ別個の
押出機で溶融した後、二層構造のダイに供給し共押し成
形する共押出し成形法、または予め、熱可塑性樹脂から
なるシート、およびポリエステル組成物からなるシート
を成形し、これらのシート間に接着性樹脂を溶融押出し
するサンドイッチラミネート法などが採用できる。これ
らのうちでは、共押出し成形法が層間接着力に優れるた
め好ましい。
【0031】接着層を有するポリエステル組成物積層シ
ートを製造するには、ポリエステル組成物、接着性樹脂
および熱可塑性樹脂を、それぞれ別個の押出機で溶融
後、三層構造のダイに供給し、接着性樹脂が中間層とな
るように共押し成形する共押出し成形法、予め、ポリエ
ステル組成物シートおよび熱可塑性樹脂シートを成形
し、これらの両シート間に接着性樹脂を溶融押出しする
サンドイッチラミネート法などが採用できる。
【0032】共押出し成形法としてはフラット・ダイを
用いるT−ダイ法とサーキュラー・ダイを用いるインフ
レーション法とがある。フラット・ダイはブラック・ボ
ックスを使用したシングル・マニフォールド形式あるい
はマルチ・マニフォールド形式のいずれを用いても良
い。インフレーション法に用いるダイについてもいずれ
も公知のダイを用いることができる。
【0033】このようなポリエステル組成物積層シート
は、厚さが通常0.05〜2mm、好ましくは0.1〜
1.0mmの範囲にある。また各層の厚さは、用途に応
じて適宜決定され得るが、ポリエステル組成物からなる
層(I)は0.005〜1.5mm、好ましくは0.0
1〜1mm程度、熱可塑性樹脂からなる層(II)は0.
005〜1.5mm、好ましくは0.01〜1mm程度
であることが好ましい。
【0034】接着層を設ける場合は、接着層の厚さは、
通常0.005〜1.5mm、好ましくは0.01〜1
mm程度である。本発明に係るポリエステル組成物積層
シートは、上記のような延性破壊率の高いポリエステル
組成物シートを含んでいるので脆性破壊を起こし難い。熱成形体 本発明に係る熱成形体は、上記ポリエステル組成物シー
トまたはポリエステル組成物積層シートを真空成形、圧
空成形などの公知の方法で熱成形することにより製造す
ることができる。成形時の成形条件については、公知の
成形条件を採用することができる。このようにして得ら
れた成形体において、熱成形によりほとんど延伸されて
いない部分は、熱成形前のポリエステル組成物シートと
同様の延性破壊率を有している。
【0035】このような成形体としては、トレイ、カッ
プ状容器などの食品用容器が挙げられる。射出成形体 本発明に係る射出成形体は、前記溶融混練方法により得
られた組成物を用いて、射出成形することにより得られ
る。多層の射出成形の場合は、前記溶融混練方法により
得られた組成物と、前記熱可塑性樹脂(C)を用いて、
射出成形することにより得られる。射出成形の条件とし
ては、従来公知の成形条件を採用することができる。例
えば溶融成形の際の成形温度は、単層の場合260〜3
10℃、好ましくは280〜300℃、多層の場合は2
10〜310℃、好ましくは240〜280℃が好まし
い。
【0036】射出成形体が単層である場合、厚さが通常
0.05〜2mm、好ましくは0.1〜1.0mmの範
囲にある。射出成形体が多層である場合、厚さが通常
0.05〜2mm、好ましくは0.1〜1.0mmの範
囲にある。各層の厚さは、用途に応じて適宜決定される
が、ポリエステル組成物からなる層(I)は、0.00
5〜1.5mm、好ましくは0.01〜1mm程度、熱
可塑性樹脂(C)からなる層(II)は、0.005〜
1.5mm、好ましくは0.01〜1mm程度であるこ
とが好ましい。なお層(I)および層(II)は複数有し
ていてもよい。
【0037】本発明に係る射出成形体は、前記のような
延性破壊率の高いポリエステル組成物層を含んでいるの
で脆性破壊を起こしにくい。このような成形体として
は、トレイ、カップ状容器などの食品容器が挙げられ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明のポリエステル組成物成形体およ
びポリエステル組成物積層成形体は、透明性、ガスバリ
ヤー性に優れている。また脆性破壊を起こし難いので安
全性に優れている。
【0039】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。なお極限粘度[IV]および酸素バリヤー性
は以下のようにして測定した。 IV:135℃の混合溶液(フェノール/テトラクロロエ
タン)中に30分間溶解し、25℃まで冷却後同雰囲気
下温度で測定した。
【0040】酸素バリヤー性:JIS K7126のB
法(透圧法)に準拠して測定した。
【0041】
【実施例1】ポリエチレンテレフタレート(IV=1.3
dl/g、以下「PET-1」という。)と、イソフタル酸
90モル%と、テレフタル酸10モル%からなるジカル
ボン酸成分と、エチレングリコール85モル%と、1,3-
ビス(2-ヒドロキシエトキシ)ベンゼン15モル%とか
らなるジオール成分とから得られたポリエステル(以下
「PEI」という。)とを重量比(PET-1/PEI)で
90/10の割合で配合した原料を池貝社製PCM45
二軸押出機(同方向回転、L/D=30)を用いて、シ
リンダー温度300℃、混練時間300秒で造粒した。
このときスクリューは23℃で測定した衝撃試験の延性
破壊率が80%以上となるような高混練タイプを用い
た。具体的には、図1(A)に示すようなフィードゾー
ン以降の樹脂に推進流が得られないような部位および樹
脂に逆向きの推進流が発生するような部位を有するスク
リューを用いた。
【0042】造粒後の原料を乾燥、冷却し、ステアリン
酸マグネシウムを150ppm添加し、日立造船社製の
単軸押出機(L/D=29)を用いて、成形温度310
℃、ワイヤーピンニング方式で厚さ0.5mmのシート
を形成した。このシートを用いて以下のようにして延性
破壊率を求めた。得られたシートを50mm×50mm
の四角形の板状に切削し、23℃に制御された試験室に
デュポン衝撃試験機と、前記四角形に切削した測定用試
料30枚を2時間放置した。その後、先端に一定の丸み
を持つ撃ち型と、これに対応する形状の受台の間に測定
用試料を1枚置き、0.5kgの試験荷重を1mの高さ
から撃ち型の上に自由落下させ衝撃を与えた。試料が割
れると10cm低い90cmの高さから新たな測定用試
料を受け台の間に置き、試験荷重は0.5kgのままで
自由落下させた。割れなければまた10cm高い1mの
高さから新たな測定用試料を受け台の間に置き、試験荷
重は0.5kgのままで自由落下させた。こうして、1
0cm間隔のアップ・ダウン法により50%破壊に要す
るエネルギーを求めた。その後、割れた試料全破壊枚数
と延性破壊した枚数から下記式により延性破壊率を求め
た。結果を表1に示す。
【0043】延性破壊率(%)=(延性破壊した枚数/
全破壊枚数)×100 なお、シートが破壊した枚数とは、荷重一定で、10c
m間隔のアップ・ダウン法により荷重を撃ち型の上に落
下させ衝撃を与えたとき、その測定用試料が割れたり、
ひび割れが入ったり、または光にかざしたときに光りが
見える状態のものを意味し、延性破壊とは、シートがガ
ラス状態またはひび割れ状態以外の破壊をしたことを意
味する。
【0044】
【実施例2】ポリエチレンテレフタレート(IV=0.8
5dl/g、以下「PET-2」という。)と、PEIとを
重量比(PET-2/PEI)で90/10の割合で配合し
た原料を用い、成形温度を290℃としたこと以外は実
施例1と同様にして厚さ0.5mmのシートを成形し、
実施例1と同様にして延性破壊率を求めた。結果を表1
に示す。
【0045】
【比較例1】ポリエチレンテレフタレート(IV=0.8
2dl/g、以下「PET-3」という。)を、乾燥、冷却
し、ステアリン酸マグネシウムを150ppm添加し、
日立造船社製の単軸押出機(L/D=29)を用いて、
成形温度280℃、ワイヤーピンニング方式で厚さ0.
5mmのシートを形成した。
【0046】得られたシートを用い実施例1と同様にし
て延性破壊率を求めた。結果を表1に示す。
【0047】
【比較例2】スクリューを標準混練タイプとし、成形温
度を300℃としたこと以外は実施例1と同様にして厚
さ0.5mmのシートを成形した。具体的には、スクリ
ューを図1(B)に示すような、フィードゾーン以降の
樹脂は、比較的抵抗もなく推進流が得られるフルフライ
トを有するスクリューを用いた。
【0048】得られたシートを用い実施例1と同様にし
て延性破壊率を求めた。結果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明で用いられる二軸押出機のスク
リューアレンジメントの一例を示す概略図であり、
(B)は従来の二軸押出機のスクリューアレンジメント
の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 …ホッパー 2 …シリンダー 3〜5、8…リードスクリュー 6 …ニーディングスクリュー広巾 7 …ニーディングスクリュー正リード 9 …ニーディングスクリュー逆リード 10…シールリング
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 3/20 CFD C08J 3/20 CFDZ 4F208 5/18 CFD 5/18 CFD 4J002 // B29K 67:00 B29K 67:00 B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 4F070 AA47 AB09 AB11 AB21 FA03 FB06 FC06 4F071 AA43X AA45 AF08 AF13 AF23 AH05 BA01 BB05 BB06 BB13 BC01 BC12 4F100 AK01B AK03B AK03G AK41A AK42A AK46B AL01A AL05A AL07G BA02 CB00 GB16 JB16B JD02 JK10 JN01 4F206 AA24 AA24E AG03 AH58 AR20 JA02 JB22 4F207 AA24 AA24E AG03 AH58 AR20 KA01 KB26 KK84 4F208 AA24 AA24E AG03 AH58 AR20 MA01 MA02 MB01 MB22 MG04 MG22 MG23 4J002 CF04X CF061 GG01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリエチレンテレフタレート70〜
    95重量部と、(B)イソフタル酸単位を50〜100
    モル%、テレフタル酸単位を50〜0モル%の割合で含
    むジカルボン酸成分単位と、エチレングリコール単位を
    15〜100モル%、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキ
    シ)ベンゼン単位を85〜0モル%の割合で含むジオー
    ル成分単位とを含む共重合ポリエステル30〜5重量部
    とを、 23℃で測定した延性破壊率が80%以上となるように
    高混練してなるポリエステル組成物からなることを特徴
    とするポリエステル組成物成形体。
  2. 【請求項2】前記成形体は、厚さが0.05〜2mmの
    範囲にあるシートである請求項1に記載のポリエステル
    組成物成形体。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のポリエステル組成物が熱
    成形されてなることを特徴とするポリエステル組成物成
    形体。
  4. 【請求項4】前記成形体は、射出成形体である請求項1
    に記載のポリエステル組成物成形体。
  5. 【請求項5】食品用容器である請求項1に記載のポリエ
    ステル組成物成形体。
  6. 【請求項6】(A)ポリエチレンテレフタレート70〜
    95重量部と、(B)イソフタル酸単位を50〜100
    モル%、テレフタル酸単位を50〜0モル%の割合で含
    むジカルボン酸成分単位と、エチレングリコール単位を
    15〜99モル%、1,3-ビス(2-ヒドロキシエトキシ)
    ベンゼン単位を85〜1モル%の割合で含むジオール成
    分単位とを含む共重合ポリエステル30〜5重量部と
    が、 23℃で測定した延性破壊率が80%以上となるように
    高混練してなるポリエステル組成物からなる層(I)を
    少なくとも1層と、 熱可塑性樹脂(C)からなる層(II)を少なくとも1層
    有することを特徴とするポリエステル組成物積層成形
    体。
  7. 【請求項7】前記成形体が、積層シートである請求項6
    に記載のリエステル組成物積層成形体。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の積層シートが熱成形され
    てなることを特徴とするポリエステル組成物積層成形
    体。
  9. 【請求項9】前記成形体は、射出成形体である請求項6
    に記載のポリエステル組成物積層成形体。
  10. 【請求項10】食品用容器である請求項6に記載のポリ
    エステル組成物積層成形体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225220A (ja) * 2004-01-16 2005-08-25 Goyo Paper Working Co Ltd 建築用複合シート及びその製造方法
JP2012114254A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Shin Etsu Handotai Co Ltd 半導体ウェーハの評価装置及び評価方法

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