JP2002088157A - スチリル基を置換基として含むラダー型シルセスキオキサン化合物およびその製造方法 - Google Patents
スチリル基を置換基として含むラダー型シルセスキオキサン化合物およびその製造方法Info
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Abstract
素化合物である、スチリル基を置換基として含むシルセ
スキオキサン化合物、及び、その製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 組成式がRSiO1.5(Rは、複数の
1価の有機基を表し、そのうちの1種類がスチリル基を
表す)で示されるシルセスキオキサン化合物。CH2=
CH−C6H4−SiX3(Xは、同一又は異なって、
加水分解性基を表す)と、R′SiX′3(R′は、ス
チリル基以外の1価の有機基を表す。X′は、同一又は
異なって、加水分解性基を表す)とを共加水分解する、
スチリル基を置換基として含むシルセスキオキサン化合
物の製造方法。
Description
基として含むシルセスキオキサン化合物及びその製造方
法に関する。本明細書で「シルセスキオキサン」という
語は、ケイ素原子数に対する酸素原子数の比が1.5で
あるシロキサンを意味する。また、「スチリル基」と
は、4−ビニルフェニル基のことをいう。
ニル基及び(メタ)アクリロキシアルキル基を置換基と
して有するシルセスキオキサンについて記載されてい
る。反応性の二重結合を含む置換基をケイ素原子上に有
するシルセスキオキサン化合物は、シラノール縮合反応
と併せ、ヒドロシリル化反応を用いて硬化可能な硬化性
組成物を提供できる化合物として有用であるが、従来、
反応性の高いスチリル基を有する化合物は合成されてい
ない。
鑑み、力学特性向上に有用な新規なケイ素化合物であ
る、スチリル基を置換基として含むシルセスキオキサン
化合物、及び、その製造方法を提供することを目的とす
るものである。
式がRSiO1.5(式中、Rは、複数の1価の有機基
を表し、そのうちの1種類がスチリル基を表す。)で示
されるシルセスキオキサン化合物である。
4−SiX3(式中、Xは、同一又は異なって、加水分
解性基を表す。)で表されるスチリル基含有加水分解性
シラン化合物と、式:R′SiX′3(式中、R′は、
スチリル基以外の1価の有機基を表す。X′は、同一又
は異なって、加水分解性基を表す。)で表される加水分
解性シラン化合物とを共加水分解する、スチリル基を置
換基として含むシルセスキオキサン化合物の製造方法で
もある。以下に本発明を詳述する。
成式がRSiO1.5で示される化合物である。この組
成式において、Rは、複数種類の1価の有機基を表し、
そのうちの1種類がスチリル基を表す。従って本発明の
シルセスキオキサン化合物は、ケイ素原子上の置換基と
してスチリル基を有するシルセスキオキサン化合物であ
る。
基としては特に限定されないが、好ましくは置換又は無
置換の1価の炭化水素基である。その炭素数は1〜20
が好ましい。炭化水素基が置換基を有する場合、当該置
換基としては、例えば、ハロゲン原子、水酸基、アルコ
キシ基、アミノ基、ケト基などが挙げられる。上記炭化
水素基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、i−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、イソアミ
ル、n−オクチル、n−ノニルなどのアルキル基;フェ
ニル、トリル、メシチル、ナフチルなどのアリール基;
ベンジル、フェネチルなどのアラルキル基が挙げられ
る。このうち、置換又は無置換の、炭素数1〜10のア
ルキル基、炭素数6〜10のアリール基及び炭素数7〜
10のアラルキル基がより好ましい。特に、メチル基と
フェニル基が好ましく、この場合、スチリル基以外の1
価の有機基全てがメチル基であってもよいし、全てがフ
ェニル基であってもよいが、メチル基とフェニル基の両
方が含まれる態様がさらに好ましい。
としては特に限定されないが、該化合物を硬化性組成物
の成分として用いた場合の硬化性を考慮すると、スチリ
ル基がモル比で1%〜50%を占め、残りを置換又は無
置換の、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10
のアリール基及び炭素数7〜10のアラルキル基が占め
ることが好ましい。さらには、スチリル基がモル比で5
%〜25%を占め、残りを置換又は無置換の、炭素数1
〜10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基及び
炭素数7〜10のアラルキル基が占めることがより好ま
しい。原料の入手容易さなども考慮すると、スチリル基
がモル比で1%〜50%を占め、残りをメチル基及びフ
ェニル基が占める場合がさらに好ましい。なかでも、ス
チリル基がモル比で5%〜25%を占め、残りをメチル
基及びフェニル基が占める場合が特に好ましい。
基がモル比で5%〜25%を占め、メチル基がモル比で
10%〜60%を占め、かつフェニル基がモル比で15
%〜85%を占めることで、これら3種の基の合計量が
100%となる態様である。
量としては特に限定されないが、通常、ポリスチレンを
標準物質としたゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー分析による数平均分子量で500以上のものである。
しかしながら硬化性組成物の成分として用いる場合を考
慮すると、500〜20000のものが好ましく、より
好ましくは700〜5000のものである。
ルセスキオキサン化合物は、式:CH 2=CH−C6H
4−SiX3(式中、Xは、同一又は異なって、加水分
解性基を表す。)で表されるスチリル基含有加水分解性
シラン化合物と、式:R′SiX′3(式中、R′は、
スチリル基以外の1価の有機基を表す。X′は、同一又
は異なって、加水分解性基を表す。)で表される加水分
解性シラン化合物とを共加水分解することにより得るこ
とができる。ここで、CH2=CH−C6H4−SiX
3又はR′SiX′3は1種類のみを用いてもよいし、
複数種類を用いてもよい。
表す。ここで加水分解性基とは、加水分解及びシラノー
ル縮合によりシロキサン結合を形成しうる基のことをい
う。具体的には、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル
オキシ基などが挙げられる。好ましくは、塩素原子又は
炭素数1〜4のアルコキシ基である。複数存在するX及
びX′は、同一であってもよいし、異なっていてもよ
い。しかし合成反応の制御の容易さから、X及びX′の
全てが炭素数1〜4のアルコキシ基であることが好まし
い。同様に、X及びX′の全てが塩素原子であることも
好ましい。
1価の有機基を表し、1種類の有機基を表してもよい
し、複数種類の有機基を表してもよい。このような有機
基としては特に限定されないが、好ましくは置換又は無
置換の1価の炭化水素基である。その炭素数は1〜20
が好ましい。具体的には、上述したRが表す、スチリル
基以外の、1価の有機基と同様である。
合触媒の存在下、水及び必要により有機溶媒中で上記シ
ラン化合物をシラノール縮合させ、反応中又は反応後
に、溶媒及び/又は副生物などの揮発分(XやX′がア
ルコキシ基である場合、アルコールが副生する)を留去
することにより行う。このような反応の際には、攪拌
機、温度計、還流冷却器、滴下漏斗を備えた反応器の使
用が好ましい。
温度までの範囲から選ぶことができる。シラン化合物と
してクロロシラン類を用いた場合、反応温度はゲル化を
抑制するため10℃以下が好ましい。水は、シラン化合
物の合計1モルに対して1〜10モル量程度用いること
ができる。
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル
系溶媒;メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチル
イソブチルケトンなどのケトン系溶媒;ベンゼン、トル
エン、キシレンなどの芳香族系溶媒;メタノール、エタ
ノールなどのアルコール系溶媒;クロロホルム、塩化メ
チレン、四塩化炭素などのハロゲン系溶媒などが挙げら
られる。有機溶媒の使用量は、シラン化合物の合計1容
量部に対して約0.5〜20容量部と広い範囲から選ぶ
ことができる。
されないが、酸触媒として、例えば、塩酸、硫酸、硝
酸、酢酸、リン酸、リン酸エステル、活性白土、塩化
鉄、ホウ酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンス
ルフォン酸、p−トルエンスルフォン酸などが挙げられ
る。アルカリ触媒として、例えば、アルカリ金属又はア
ルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ
土類金属のアルコキシド、テトラアルキルアンモニウム
ヒドロキシド、テトラアルキルフォスフォニウムヒドロ
キシド、アミン化合物などが挙げられる。
ジン、ピコリン、ルチジン、ピラジン、ピペリドン、ピ
ペリジン、ピペラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリ
ミジン、ピロリジン、ブチルアミン、オクチルアミン、
ラウリルアミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミ
ン、トリエチレンテトラミン、オレイルアミン、シクロ
ヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロ
ピルアミン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミ
ン、グアニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6−
トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリ
ン、N−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウ
ンデセン−7(DBU)、又は、これらアミン系化合物
のカルボン酸などとの塩、過剰のポリアミンと多塩基酸
とから得られる低分子量ポリアミド樹脂、過剰のポリア
ミンとエポキシ化合物との反応生成物、γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)ア
ミノプロピルメチルジメトキシシランなどのアミノ基を
有するシランカップリング剤などが挙げられる。
イド、フッ化カリウム、フッ化ナトリウムなどのフッ素
系化合物なども上記シラノール縮合触媒として用いるこ
とができる。
ルセスキオキサン化合物と水素化ケイ素化合物とのヒド
ロシリル化を利用した硬化物の力学特性は非常に優れて
おり、このような硬化物は、塗料・保護コーティング材
料として用いることができる。また、粘着剤、接着剤及
びコンタクト接着剤として用いることができる。また、
種々の熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂の改質剤として用
いることができる。さらに、電子・電気材料として用い
ることができる。具体的には、半導体実装用のリジッド
配線板、フレキシブルプリント配線板、半導体実装用装
着材料、フレキシブルプリント配線板用接着剤、半導体
用封止樹脂、電気・電子部品周りの封止材、半導体用絶
縁膜、フレキシブルプリント回路保護用カバーレイフィ
ルム、樹脂の改質剤、配線被覆用コーティング剤等に用
いることができる。また、該硬化物は土木・建築材料と
して用いることができる。具体的には、シーリング剤、
制振・防震材料、塗料、接着剤、コーティング剤吹付
剤、防水剤、構造用部材等である。また、自動車・航空
機材料として用いることができる。具体的には、密封
剤、摺動部材、コーティング剤、構造用部材、接着剤、
型取り用材料等である。光学材料としては光ファイバー
用コア材及びクラッド材、プラスチックレンズの耐摩耗
性コーティング剤である。医療材料としては、人工骨等
に用いることができる。
ルセスキオキサン化合物の利用分野、用途は上述した分
野に限られるものではない。
するが、本発明の内容はこれに限定されるものではな
い。 実施例1 スチリル基を置換基として含むシルセスキオキサン化合
物の合成(フェニル基/メチル基/スチリル基=3/4
/1) 100mLフラスコにフェニルトリエトキシシラン18
g(75mmol)、トリエトキシスチリルシラン6.
7g(25mmol)、メチルトリエトキシシラン18
g(100mmol)、純水8.6g(480mmo
l)、1N塩酸45mg及びハイドロキノン140mg
(1.3mmol)を秤量し、空気中90℃で加熱攪拌
を行なった。反応開始時点では不均一系であったが、加
熱から5分後には無色透明となった。また加熱から10
分後にはエタノールが留去しはじめた。2時間加熱後に
エタノールが理論量の85%(24g)留去した時点で
反応を終了した。反応混合物中のエタノールを除去する
ために、減圧(1Torr)にて2時間乾燥させたとこ
ろ、白色粉末状固体23gを得た。得られた固体はポリ
スチレンを標準物質としたゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー分析により数平均分子量Mn=1680、
重量平均分子量Mw=6930であることが明らかとな
った。また、ジブロモエタンを内部標準として用いたビ
ニル基の定量により、スチリル基量は0.88mmol
/gであることが明らかとなった。・核磁気共鳴スペク
トル(NMR)δ(ppm)0.17(bs,15
H),5.30(bs,1H),5.79(bs,1
H),6.71(bs,1H),6.90−7.75
(bs,25H).
Me/Styryl)置換シルセスキオキサンオリゴマ
ー4.5gをTHF4.0gに充分溶解させ、そこにシ
ラノール縮合触媒であるジイソプロポキシビス(アセチ
ルアセトン)チタン135mg、水171mgを加え振
ることにより混合した。次に20mlのサンプル管に、
1,4−ビス(ジメチルシリル)ベンゼン380mg
(2.0mmol)、白金−ビニルシロキサン錯体
(1.54×10-4 mmol/mg)4.0×10-4
mmol、貯蔵安定剤であるジメチルマレエートを4.
0×10- 4 mmol及びTHF1.0gを加え軽く振
って混合した。上記の手順で調整した2種の溶液を充分
に混合し、そのものを、予め用意した厚さ25μmのポ
リイミドフィルムを敷いたφ6.7cmの軟膏缶に静か
に流し込んだ。この軟膏缶を熱風乾燥器中に水平となる
ように置いた後ふたをして静置した。その後、50℃/
19時間、80℃/5時間、100℃/19時間、12
0℃/8時間、150℃/24時間かけて加熱硬化さ
せ、硬化物を得た。ゲル分率:98%。ゲル分率は以下
の式により算出した。 ゲル分率(%)=(抽出後の全体重量−網の重量)/
(抽出前の全体重量−網の重量)×100.
て長さ約40mm、幅約5mmの曲げ試験用サンプルを
切り出した。得られた硬化物の曲げ特性を下記方法によ
り測定したところ、弾性率:2.0GPa、強度:66
MPa、最大歪み:5.2%であった。
JIS規格(K7203)に示される「小型試験片によ
る曲げ試験方法」に準じて行った(スパン:15mm,
圧子:5R,支点:2R,テストスピード:0.5mm
/min)。
ゼンを760mg(4.0mmol)とした以外は全て
同様に実施し、硬化物を得た。ゲル分率:95%。得ら
れた硬化物の曲げ特性は、弾性率:1.5GPa、強
度:51MPa、最大歪み:4.5%であった。
ゼンの代わりに2,6−ビス(ジメチルシリル)ナフタ
レン490mg(2.0mmol)を使用した以外は全
て同様に実施し、硬化物を得た。ゲル分率:97%。得
られた硬化物の曲げ特性は、弾性率:1.9GPa、強
度:58MPa、最大歪み:3.3%であった。
キオキサンオリゴマー3g(Ph/Me=1/2)を用
い応用例1と同様の条件で硬化物を作製した。得られた
硬化物は脆く、曲げ試験用の試験片を切り出すことが不
可能であり、ゲル分率も65%と低いものであった。
発明のスチリル基を置換基として含むシルセスキオキサ
ン化合物を硬化性組成物の成分とした場合に、力学特性
の向上に有用であり、コーティング材料、構造材料、光
学材料をはじめ多くの用途に応用できる。
Claims (10)
- 【請求項1】 組成式がRSiO1.5(式中、R
は、複数の1価の有機基を表し、そのうちの1種類がス
チリル基を表す。)で示されることを特徴とするシルセ
スキオキサン化合物。 - 【請求項2】 Rは、置換又は無置換の、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基及び炭素
数7〜10のアラルキル基からなる群より選択される少
なくとも1つの基、並びに、スチリル基である請求項1
記載のシルセスキオキサン化合物。 - 【請求項3】 Rは、メチル基及び/又はフェニル基、
並びに、スチリル基である請求項2記載のシルセスキオ
キサン化合物。 - 【請求項4】 Rのうち、スチリル基がモル比で1%〜
50%を占め、残りを置換又は無置換の、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基及び炭素
数7〜10のアラルキル基が占める請求項2記載のシル
セスキオキサン化合物。 - 【請求項5】 Rのうち、スチリル基がモル比で1%〜
50%を占め、残りをメチル基及びフェニル基が占める
請求項4記載のシルセスキオキサン化合物。 - 【請求項6】 Rのうち、スチリル基がモル比で5%〜
25%を占め、残りを置換又は無置換の、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基及び炭素
数7〜10のアラルキル基が占める請求項4記載のシル
セスキオキサン化合物。 - 【請求項7】 Rのうち、スチリル基がモル比で5%〜
25%を占め、残りをメチル基及びフェニル基が占める
請求項6記載のシルセスキオキサン化合物。 - 【請求項8】 Rのうち、スチリル基がモル比で5%〜
25%を占め、メチル基がモル比で10%〜60%を占
め、かつフェニル基がモル比で15%〜85%を占める
ことで、これら3種の基の合計量が100%となる請求
項7記載のシルセスキオキサン化合物。 - 【請求項9】 式:CH2=CH−C6H4−SiX3
(式中、Xは、同一又は異なって、加水分解性基を表
す。)で表されるスチリル基含有加水分解性シラン化合
物と、式:R′SiX′3(式中、R′は、スチリル基
以外の1価の有機基を表す。X′は、同一又は異なっ
て、加水分解性基を表す。)で表される加水分解性シラ
ン化合物とを共加水分解することを特徴とする、スチリ
ル基を置換基として含むシルセスキオキサン化合物の製
造方法。 - 【請求項10】 X及びX′は、塩素原子又は炭素数1
〜4のアルコキシ基である請求項9記載の製造方法。
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