JP2002087185A - 車両状態把握システム及び車両操作システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両側にユーザとのインターフェイス機能を持
たせなくともよい車両状態把握システムを提供するこ
と。 【解決手段】ユーザ携帯電話機１７によって車両Ｃの状
態を把握する場合には、同電話機１７をインターネット
３５を介してサーバ１８（主催者ホームページ）に接続
する。サーバ１８は、サーバ側電話機１９を介して該当
車両Ｃの車両側電話機１６へ車両状態情報の送信を要求
する。同要求を車両側電話機１６を介して受信した車載
のメインコンピュータ１５は、把握している車両状態情
報を車両側電話機１６及びサーバ側電話機１９を介して
サーバ１８へ送信する。同サーバ１８は受け取った車両
状態情報を、状態表示用ページに付してインターネット
３５を介してユーザ携帯電話機１７に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、車両の状態を遠隔
地にて把握可能な車両状態把握システム、及び車両を遠
隔地にて操作可能な車両操作システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】この種のシステムとしては、例えばユー
ザが携帯電話機や家庭電話機等の車外電話機から車載電
話機に直接電話をかけ、同車載電話機が接続された車載
コンピュータから車両状態（例えばドアロック）情報を
音声等により受け取ること、及び同コンピュータに対し
て車両操作（例えばエンジン始動）を音声等により指令
することが提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記システ
ムにおいては、ユーザとのインターフェイス機能（音声
によるユーザへの情報提供機能及びユーザからの音声指
令を認識する機能）を車載コンピュータに持たせてお
り、同コンピュータの演算負荷及び記憶負荷が大きい問
題があった。

【０００４】本発明の目的は、車両側にユーザとのイン
ターフェイス機能を持たせなくともよい車両状態把握シ
ステム及び車両操作システムを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１の発明は、車両には、同車両の状態を把握可
能な車両状態把握手段及び同車両状態把握手段に接続さ
れた車両側送受信機が備えられ、ユーザ端末にインター
ネットを介して接続されるサーバには、車両側送受信機
と通信可能なサーバ側送受信機が接続されており、前記
ユーザ端末によって、予めサーバに登録しておいた車両
の状態を把握する場合には、その状態把握要求をインタ
ーネットを介してサーバに送信し、同要求を受信したサ
ーバは、サーバ側送受信機を介して該当車両の車両側送
受信機へ車両状態情報の送信を要求し、同要求を車両側
送受信機を介して受信した車両状態把握手段は、把握し
ている車両状態情報を車両側送受信機及びサーバ側送受
信機を介してサーバへ送信し、同サーバは受け取った車
両状態情報を状態表示用ページに付してインターネット
を介してユーザ端末に送信することを特徴とする車両状
態把握システムである。

【０００６】この構成においては、サーバが、車両状態
把握手段から送信された車両状態情報を、状態表示用ペ
ージに付してインターネットを介してユーザ端末に送信
する。つまり、サーバ及びユーザ端末が、ユーザと車両
状態把握手段との間のインターフェイス機能（車両状態
情報をユーザが理解できる態様つまり状態表示用ページ
に加工し同ページを表示する機能）を有しており、車両
状態把握手段（車両側のコンピュータ）の負担を軽減す
ることができる。

【０００７】請求項２の発明は請求項１において、前記
車両状態情報はドアロック状態情報を含むことを特徴と
している。この構成においては、車両のドアロックが施
錠状態にあるのか又は解錠状態にあるのかを、遠隔地に
おいて把握することができる。

【０００８】請求項３の発明は、車両には、同車両の操
作要素を操作可能な車両操作手段及び同車両操作手段に
接続された車両側受信機が備えられ、ユーザ端末にイン
ターネットを介して接続されるサーバには、車両側受信
機と通信可能なサーバ側送信機が接続されており、前記
ユーザ端末から、予めサーバに登録しておいた車両を操
作する場合には、その操作要求をインターネットを介し
てサーバに送信し、同要求を受信したサーバは、操作用
ページをインターネットを介して操作要求を発したユー
ザ端末に送信し、同操作用ページを受信したユーザ端末
からは、操作用ページ入力された操作指令がインターネ
ットを介してサーバに送信され、この操作指令を受信し
たサーバは同操作指令情報をサーバ側送信機を介して該
当車両の車両側受信機へ送信し、同操作指令情報を車両
側受信機を介して受信した車両操作手段は、操作指令情
報に応じて車両の操作要素を操作することを特徴とする
車両操作システムである。

【０００９】この構成においては、サーバがインターネ
ットを介して操作用ページをユーザ端末に送信し、ユー
ザはこの操作用ページに操作指令を入力してサーバに送
信すれば、後は同サーバが操作指令情報を車両操作手段
に送信する。つまり、サーバ及びユーザ端末が、ユーザ
と車両操作手段との間のインターフェイス機能を有して
おり、車両操作手段（車両側のコンピュータ）の負担を
軽減することができる。

【００１０】請求項４の発明は請求項３において、前記
車両の操作要素はエンジンを含むことを特徴としてい
る。この構成においては、エンジンを遠隔地から操作す
ることができる。

【００１１】請求項５の発明は請求項３又は４におい
て、前記車両の操作要素は空調装置を含むことを特徴と
している。この構成においては、空調装置を遠隔地から
操作することができる。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の車両状態把握シス
テム及び車両操作システムを車両総合管理システムにお
いて具体化した一実施形態について説明する。

【００１３】図１は、車両Ｃの状態を遠隔地にて把握可
能でかつ同車両Ｃを遠隔地にて操作可能な車両総合管理
システムを示す模式図である。同図に示すように、車両
Ｃには、エンジン用コントローラ１１、空調用コントロ
ーラ１２、ドアロック用コントローラ１３及びセキュリ
ティ用コントローラ１４が搭載されている。各コントロ
ーラ１１〜１４は、車両総合管理システムの車両側の制
御を司るメインコンピュータ１５に接続されている。

【００１４】前記エンジン用コントローラ１１は、エン
ジン（内燃機関）１０１が起動状態にあるか又は停止状
態にあるかのエンジン状態情報を、空調用コントローラ
１２は、空調装置１０２が起動状態にあるか又は停止状
態にあるか或いは起動状態にあるなら設定温度が何度か
の空調状態情報を、ドアロック用コントローラ１３は、
ドアロック装置１０３が施錠状態にあるか又は解錠状態
にあるかのドアロック状態情報を、セキュリティ用コン
トローラ１４は、車両Ｃの盗難を防止するためのセキュ
リティ装置１０４が作動状態にあるか又は解除状態にあ
るかのセキュリティ状態情報を、それぞれメインコンピ
ュータ１５の求めに応じて検知しこの検知情報を同コン
ピュータ１５に提供する。これら、コントローラ１１〜
１４及びメインコンピュータ１５が、車両の各種状態を
把握可能な車両状態把握手段をなしている。

【００１５】また、前記エンジン用コントローラ１１は
エンジン１０１の起動及び停止を、空調用コントローラ
１２は空調装置１０２の起動及び停止並びに空調目標温
度設定を、ドアロック用コントローラ１３はドアロック
装置１０３の施錠及び解錠を、セキュリティ用コントロ
ーラ１４はセキュリティ装置１０４の作動及び解除を、
それぞれメインコンピュータ１５の指令に基づいて行
う。これら、コントローラ１１〜１４及びメインコンピ
ュータ１５が車両操作手段をなし、エンジン１０１、空
調装置１０２、ドアロック装置１０３及びセキュリティ
装置１０４が車両操作要素をなしている。

【００１６】なお、前記空調装置１０２の冷凍回路を構
成する冷媒圧縮機はエンジン１０１を外部駆動源として
おり、また同空調装置１０２の暖房機能はエンジン１０
１の発熱を利用している。従って、同エンジン１０１が
起動しなければ、空調装置１０２は車室の空調を行い得
ない。

【００１７】前記車両Ｃには、車両側送受信機（車両側
受信機）としての車両側電話機１６が搭載され、同車両
側電話機１６はメインコンピュータ１５に接続されてい
る。メインコンピュータ１５は、車両側電話機１６の着
信を制御可能な電話コントローラとしての機能を有して
いる。

【００１８】ユーザ端末としてのユーザ携帯電話機１７
は、通話機能の他にインターネット接続機能（ホームペ
ージ表示機能）を有し、中継局３３Ａ及びプロバイダ３
１Ａを介してインターネット３５に接続可能である。本
システムの主催者のサーバ１８もプロバイダ３１Ｂを介
してインターネット３５に接続されている。同サーバ１
８にはサーバ側送受信機（サーバ側送信機）としてのサ
ーバ側電話機１９が接続されており、同サーバ側電話機
１９と中継局３３Ｂとは商用の電話回線を介して、同中
継局３３Ｂと前記車両側電話機１６とは電波を介してそ
れぞれ接続可能となっている。ユーザは、予め車両側電
話機１６の電話番号や車両Ｃの各種情報等をサーバ１８
に登録しており、この登録の際等に、本人認証に利用す
る識別番号（ＩＤ）及びパスワードを主催者から発行し
てもらっている。

【００１９】さて、前記ユーザ携帯電話機１７を介して
車両Ｃの状態を把握する場合には、同携帯電話機１７を
インターネット３５に接続するとともに、サーバ１８上
に開催された主催者ホームページに接続する。この主催
者ホームページに対する接続が、車両Ｃの状態把握要求
をユーザがサーバ１８に送信することを意味する。

【００２０】図２（ａ）に示すように、前記サーバ１８
は、ユーザ携帯電話機１７が主催者ホームページに接続
されると認証ページを同携帯電話機１７に送信し、ディ
スプレイ１７ｂを介してユーザに対しＩＤ及びパスワー
ドの入力を促す。ユーザは、ユーザ携帯電話機１７の電
話番号等を入力するためのキー１７ａによって認証ペー
ジにＩＤ及びパスワードを入力した後、ディスプレイ１
７ｂ上の「送信」ボタンを操作することで、ＩＤ及びパ
スワードをサーバ１８にインターネット３５を介して送
信する。サーバ１８は、受信したＩＤ及びパスワードに
より認証確認を行い、本人であることを確認すると、サ
ーバ側電話機１９の送信を制御して、ユーザＩＤに対応
する車両Ｃの車両側電話機１６と接続する。なお、上述
したように、車両側電話機１６の着信は、メインコンピ
ュータ１５によって制御される。

【００２１】前記サーバ１８は、サーバ側電話機１９が
車両側電話機１６に接続されると、車載のメインコンピ
ュータ１５に対して車両Ｃの状態把握及び把握した車両
状態情報の送信を要求する。同要求を受けたメインコン
ピュータ１５は、各コントローラ１１〜１４に車両状態
情報の提供を要求し、この集めた車両状態情報を車両側
電話機１６及びサーバ側電話機１９を介してサーバ１８
へ送信する。

【００２２】図２（ｂ）に示すように、前記サーバ１８
は、受け取った車両状態情報を状態表示用ページに付し
て、インターネット３５を介してユーザ携帯電話機１７
に送信する。従って、例えば同図においてユーザは、携
帯電話機１７のディスプレイ１７ｂにて該当車両Ｃの現
在の状態、つまり「エンジン…停止」、「ドアロック…
施錠」、「セキュリティ…作動」を、遠隔地においても
確認することができる。なお、エンジン１０１が起動状
態の時には、空調装置１０２の「起動」又は「停止」の
情報、及び同空調装置１０２が起動状態にあるなら設定
温度が何度かの設定温度情報もディスプレイ１７ｂに表
示されることとなる。

【００２３】図２（ｃ）に示すように、前記サーバ１８
において状態表示用ページからは操作用ページへジャン
プすることが可能となっている。ユーザが操作用ページ
にジャンプする操作を行うこと（図２（ｂ）に示すディ
スプレイ１７ｂ上の「操作」ボタンを操作すること）
が、車両Ｃの操作要求をユーザがサーバ１８に送信する
ことを意味する。ユーザが操作用ページにジャンプし
て、同操作用ページがサーバ１８からユーザ携帯電話機
１７に送信されると、同操作用ページにおいては、エン
ジン１０１の「起動」又は「停止」の選択、同エンジン
１０１の「起動」が選択されていることを条件とした空
調装置１０２の「起動」又は「停止」の選択、同空調装
置１０２の「起動」が選択されていることを条件とした
設定温度の入力、ドアロック装置１０３の「施錠」又は
「解錠」の選択、セキュリティ装置１０４の「作動」又
は「解除」の選択がそれぞれ促される。ユーザはこの操
作用ページにおいて各項目を選択した後、ディスプレイ
１７ｂ上の「送信」ボタンを操作することで、これら操
作指令情報をインターネット３５を介してサーバ１８に
送信する。なお、図２（ｃ）において二点鎖線で囲まれ
た領域は、現在表示している画面を下方にスクロールし
て表れる次のページである。

【００２４】前記サーバ１８は、受信した操作指令情報
をサーバ側電話機１９及び車両側電話機１６を介して
（両者１６，１９は車両状態確認の時にすでに接続され
ている）、メインコンピュータ１５に送信する。同指令
を受け取ったメインコンピュータ１５は、車両Ｃがユー
ザの操作指令通りの状態となるように各コントローラ１
１〜１４を介して各操作要素１０１〜１０４を操作す
る。従って、図２（ｃ）の操作指令がユーザから発せら
れたなら、エンジン用コントローラ１１によってエンジ
ン１０１が「起動」され、空調用コントローラ１２によ
って空調装置１０２が「起動」されるとともに空調目標
温度が「２２℃」に設定され、ドアロック用コントロー
ラ１３によってドアロック装置１０３が「解錠」され、
セキュリティ用コントローラ１４によってセキュリティ
装置１０４が「解除」される。

【００２５】以上詳述したように本実施形態において
は、ユーザ携帯電話機１７と車両Ｃのメインコンピュー
タ１５と間での情報（車両状態情報及び車両操作指令情
報）のやり取りは、インターネット３５及びサーバ１８
（主催者ホームページ）を介して行われる。従って、メ
インコンピュータ１５は、ユーザとの間のインターフェ
イス機能（例えば把握した車両状態情報をユーザが理解
できる態様つまり状態表示用ページに加工し表示する機
能）を有しなくともよく、同コンピュータ１５の演算負
荷及び記憶負荷を軽減することができる。

【００２６】本発明は以下の態様でも実施可能である。
・サーバ１８と車両Ｃのメインコンピュータ１５とが、
衛星回線を介して接続されるように構成すること。

【００２７】・電気モータを走行用駆動源とする電気自
動車において具体化すること。この場合、空調装置１０
２の圧縮機は、圧縮機専用の電気モータによって駆動さ
れる。また、暖房用のヒータが専用に備えられる。従っ
て、空調用コントローラ１２つまりユーザは、走行用駆
動源の状態とは無関係に空調装置１０２を遠隔操作する
ことができる。

【００２８】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載する。 （１）前記車両状態情報はセキュリティ状態情報を含む
請求項１又は２に記載の車両状態把握システム。

【００２９】（２）前記車両の操作要素はドアロック装
置を含む請求項３〜５のいずれかに記載の車両操作シス
テム。 （３）前記車両の操作要素はセキュリティ装置を含む請
求項３〜５のいずれか又は前記（２）に記載の車両操作
システム。

【００３０】（４）前記車両側送受信機は車両側電話機
であり、サーバ側送受信機はサーバ側電話機であり、両
電話機は中継局を介して接続される請求項１又は２或い
は前記（１）のいずれかに記載の車両状態把握システ
ム。

【００３１】（５）前記車両側受信機は車両側電話機で
あり、サーバ側送信機はサーバ側電話機であり、両電話
機は中継局を介して接続される請求項３〜５のいずれ
か、前記（２）又は（３）に記載の車両操作システム。

【００３２】（６）請求項１又は２或いは前記（１）又
は（４）に記載の車両状態把握システムを、車両状態把
握方法として捉えること。 （７）請求項３〜５のいずれか、前記（２）又は（３）
或いは（５）に記載の車両操作システムを、車両操作方
法として捉えること。

【００３３】（８）請求項１又は２或いは前記（１）又
は（４）に記載の車両状態把握システムと、請求項３〜
５のいずれか、前記（２）又は（３）或いは（５）に記
載の車両操作システムを備えた車両総合管理システム。

【００３４】

【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、車
両側にユーザとのインターフェイス機能を持たせなくと
もよく、車両状態把握手段及び車両操作手段（車両側の
コンピュータ）の負荷を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】車両総合管理システムを示す模式図。

【図２】（ａ）は認証用ページ、（ｂ）は状態表示用ペ
ージ、（ｃ）は操作用ページ。

【符号の説明】

１１…車両状態把握手段及び車両操作手段を構成するエ
ンジン用コントローラ、１２…同じく空調用コントロー
ラ、１３…同じくドアロック用コントローラ、１４…同
じくセキュリティ用コントローラ、１５…同じくメイン
コンピュータ、１６…車両側送受信機（車両側受信機）
としての車両側電話機、１７…ユーザ端末としてのユー
ザ携帯電話機、１８…サーバ、１９…サーバ側送受信機
（サーバ側送信機）としてのサーバ側電話機、３５…イ
ンターネット、１０１…車両の操作要素としてのエンジ
ン、１０２…同じく空調装置、１０３…同じくドアロッ
ク装置、１０４…同じくセキュリティ装置、Ｃ…車両。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水藤 健 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Ｆターム(参考） 5K033 BA06 BA08 CB01 CB02 DA01 DA06 DA19 DB20 EA03 EA07 5K048 AA04 BA13 BA42 BA53 DB01 DC01 EB02 EB03 EB07 EB12 5K101 KK11 KK13 LL00 LL12 MM07 NN01 NN18 SS07

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 車両には、同車両の状態を把握可能な車
   両状態把握手段及び同車両状態把握手段に接続された車
   両側送受信機が備えられ、 ユーザ端末にインターネットを介して接続されるサーバ
   には、車両側送受信機と通信可能なサーバ側送受信機が
   接続されており、 前記ユーザ端末によって、予めサーバに登録しておいた
   車両の状態を把握する場合には、その状態把握要求をイ
   ンターネットを介してサーバに送信し、同要求を受信し
   たサーバは、サーバ側送受信機を介して該当車両の車両
   側送受信機へ車両状態情報の送信を要求し、同要求を車
   両側送受信機を介して受信した車両状態把握手段は、把
   握している車両状態情報を車両側送受信機及びサーバ側
   送受信機を介してサーバへ送信し、同サーバは受け取っ
   た車両状態情報を状態表示用ページに付してインターネ
   ットを介してユーザ端末に送信することを特徴とする車
   両状態把握システム。
2. 【請求項２】 前記車両状態情報はドアロック状態情報
   を含む請求項１に記載の車両状態把握システム。
3. 【請求項３】 車両には、同車両の操作要素を操作可能
   な車両操作手段及び同車両操作手段に接続された車両側
   受信機が備えられ、 ユーザ端末にインターネットを介して接続されるサーバ
   には、車両側受信機と通信可能なサーバ側送信機が接続
   されており、 前記ユーザ端末から、予めサーバに登録しておいた車両
   を操作する場合には、その操作要求をインターネットを
   介してサーバに送信し、同要求を受信したサーバは、操
   作用ページをインターネットを介して操作要求を発した
   ユーザ端末に送信し、同操作用ページを受信したユーザ
   端末からは、操作用ページに入力された操作指令がイン
   ターネットを介してサーバに送信され、この操作指令を
   受信したサーバは同操作指令情報をサーバ側送信機を介
   して該当車両の車両側受信機へ送信し、同操作指令情報
   を車両側受信機を介して受信した車両操作手段は、操作
   指令情報に応じて車両の操作要素を操作することを特徴
   とする車両操作システム。
4. 【請求項４】 前記車両の操作要素はエンジンを含む請
   求項３に記載の車両操作システム。
5. 【請求項５】 前記車両の操作要素は空調装置を含む請
   求項３又は４に記載の車両操作システム。